SWEET SIXTEEN [スイート・シクスティーン]
SWEET SIXTEEN (02・英=独=スペイン)
(監)ケン・ローチ (脚)ポール・ラヴァティ
(主)マーティン・コムストン ウィリアム・ルアン アンマリー・フルトン ミッシェル・アバークロンビー ゲイリー・マコーマック
たった一つの小さな幸せを求めてるだけなのに、そこから少しずつ思いがけない方向に流されてしまう主人公・・。
16歳で終わりではない、もっと成長すればもっとうまくやれる、しかし彼の純真な気持ちのよりどころはどこに?
子供から大人へと、変わりつつあるその時期の精一杯の生き方は、全て報われる筈もない。大丈夫大丈夫、となんだか抱き締めてやりたくなる
気持ちな反面、そこまで一途に突っ走った彼に羨ましさをも感じていた。皆其々に何かを背負っていて、彼らの生きてる様がとてもクリアに見え、
だからこそ縛ったり責めたりしたくない、けど、溢れる気持ちを受け止めてくれる人がいなくては、一体何の為に頑張って行ってるんだろう・・などと・・。
鑑賞直後には辛い気持ちもあったが、時間が経ってみると、不思議な事に温かさを感じた部分ばかりが蘇って来た。それは主人公を想う姉の存在であり、
又、友達を想う主人公自身であり・・シビアで温かな作品でした。
ローチ監督作はまだ少ししか知りませんが硬い社会派でありながらもハートがあるよね・・すごい・・。
・・すごいと言えば、あの子供(カルム)・・あのシーンはカットなしでしたよね?未来の大物か?( ̄∇ ̄;) 【シネ・リーブル博多駅】

酔画仙
STROKES OF FIRE / PAINTED FIRE / DRUNKON WOMEN AND POETRY / CHIHWASEON (02・韓)
(監・脚)イム・グォンテク (脚)キム・ヨンオク (原案)ミン・ビョンサム
(主)チェ・ミンシク アン・ソンギ ユ・ホジョン キム・ヨジン ソン・イェジン
19世紀の朝鮮時代に生きた伝説の画家チャン・スンオプの奔放で波乱に満ちた画家人生を、私が勝手に「おっさん」と呼んでいるチェ・ミンシクが
ダイナミックにかつ繊細に演じていて見応えのある作品だった。特に、
クリエイティブな何かを追究している方には必見です
きっと、彼の絵への情熱や迷い、そして師の教えや色んなインスピレーションに、そうだ!そうよ!うんうん!と肯き過ぎて、首が痛くなる事でしょう。(笑)
波乱に満ちた人生・・とは言え、タッチはどちらかと言うと淡々としていて、社会背景もしっかり描かれているので、
彼のたどった道が変に誇張されず実際にその通りであった様に溶け込んでいて良かったんだけど、逆にそう言うバランスが良すぎて個性に欠け、
胸に迫り来る様な大きな感動が呼び起こされなかった事がちょっと残念だった。
それと、酔った勢いで描いた絵は結局どうだったの?って気にかかったのと、戸外でのメヒャンとのラブシーンだけは妙に生々しくて気に入らなかった。
スンオプとキム(アン・ソンギ)との再会にはジ〜ンと涙してしまったんだけどね。それとラストシーンも良かった・・。そうだよね〜・・そうなんだよね〜・・
うんうん・・ああ、最後で又首が疲れた!(笑)生み出された物、創り出された物は、世間によって形を変える・・でもその根本にある物は、
創り手のもくろみさえも超えている。それはただ生まれた物・・なぜなら創り手でさえ生み出された物に過ぎないから・・な〜んて思ったりも。
「おっさん」が若者時代を演じてる姿は、なんとも言えずいじらしかったなぁ〜。(≧▽≦) 【シネサロン・パヴェリア】

スイス・アーミー・マン
SWISS ARMY MAN (16・スウェーデン=米)
 
 
(監・脚)ダニエル・シャイナート (脚)ダニエル・クワン
(主)ポール・ダノ ダニエル・ラドクリフ メアリー・エリザベス・ウィンステッド
 
孤島にダノ君、視界に水死体のラドクリフ・・ってだけでそそるよね〜(笑)
オナ〇だけで水上ばく進したり、いつの間にか下半身から生き返ってる?風なラドクリフ、本作だけでハリポタのイメージ粉々ね。(笑)
(一応)独りで奮闘するダノ君も健気で可愛いし、と言うか、こんな内気な人、嫌いじゃないけどね、何を引け目に感じてるのやら?
死んでたら何も喜びなどないよ?閉じこもって、決めつけて、後ろ向きになって、それでいいの?
生きてるうちに何でも謳歌しなくちゃ!・・とでも言われてる様なキブンになったわ。
下品な所は多々あれど(多々・・笑)嫌いになれない物語だった。
映像も好きだったし、威勢のいい音楽も好み。何より良かったのはやっぱキャスティング。(笑)  【Amazon】
 

推定無罪
PRESUMED INNOCENT (90・米)
(監・脚)アラン・J・パクラ (脚)フランク・ピアスン (原作)スコット・トゥロー
(主)ハリソン・フォード ブライアン・デネヒー ラウル・ジュリア ボニー・ベデリア グレタ・スカッキ ジョゼフ・マゼロ
美人女性検事補が殺害され、その担当となった腕利き検事。しかし、彼は彼女と不倫関係にあった事から容疑者にされてしまう。
・・そう言うモノだよね〜・・誰でもそうなっちゃうんだろうね〜?・・って皮肉たっぷりな肯けるラストではあったけど、正直ミエミエ。(笑)
そもそも、なんで、指紋ついたグラス発見時点で、○に疑いかからないのか不思議!シロウトでもたどれるセンだよ・・(^^;
捜査の基本、なってないやん〜そんなヘボ揃いで裁判したってねぇ〜(オイオイ) でも、ラウルが見れたのは懐かしくて嬉しかった!(^^ゞ 【TV】

スイミング・プール
SWIMMING POOL (03・仏)
(監・脚)フランソワ・オゾン (脚)エマニュエル・ベルンエイム
(主)シャーロット・ランプリング リュディヴィーヌ・サニエ チャールズ・ダンス マルク・ファヨール
うわぁ〜、騙されたぁ〜。久々だよ〜、こんなにスコーーーーンて騙されたのは〜。( ̄∇ ̄;)
でもね、これ、騙されても全然悔しくないの。それどころか、感激しちゃって涙出そうだった。( ̄∇ ̄;)
やっぱりオゾンだね〜!ただの推理物なんかじゃなかった。このあたりは、普通の殺人事件&犯人当てをメインの楽しみにしてたら
きっと肩透かしなんだろうね?でも、同じ女性として(同じババアとして?^_^;)サラの感性&行動には目からコンタクトなシンパシー感じまくって、
あのオーラに尊敬のマナザシしきり。もう、トリュフでも何でもど〜ぞ好きなだけお召し上がり下さい〜って感じ。(やや意味不明トリップ状態)
【以下ちょっとネタバレかも】
結局、もしここで誰かが殺されたのだとしたら、それはまず、サラ自身だったんだろうね。
彼女は別荘に来た時点では、もうある意味死にかけてたよね。(何度もババアて言われるし←こだわる)でも、そこからこんなに鮮やかに蘇るとは!
本当の娘がどの程度サラに関わっていたのか、周囲の状況は其々何を意味していたのか等、ハッキリとは断定出来ない部分もあるんだけど、
サラは自分と”彼女”を行き来しながら、抱え込んでた様々なジレンマを”自分の方法で”見事に脱ぎ捨てた・・!
海と違って、そのままにしておくとどんどん澱んでいくばかりのスイミング・プール・・それを自力で見事に泳ぎきった・・な、なんて素晴らしい女性なのぉ!
そしてラスト、晴れやかに手を振る姿・・何もかもふっきり生まれ変わった清清しさでいっぱいのその笑顔には身震いさえしちゃったよ。
サラを演じたランプリングはやっぱりとても良かったです。テラスでの、ちょっと「哀しみのトリスターナ」を思い出させるポーズから全裸に続くのは、
予想はしててもホントにそうだと少し驚いてしまったけど。惜しげもなく裸体を曝しまくるサニエのお相手が、どれもこれもキモい男だと言う衝撃以上にね;;
それにしてもオゾン監督、30代・男・・で、よくこんなに繊細な女性心理を、しかもこんな成熟した手法で(下品にならずに)描けるなぁ〜・・ってつくづく感心。
オゾン毒、もう全部飲んじゃいたい心境。(笑)いやあ、目いっぱい(裸いっぱい?^_^;)堪能致しました。音楽も好きなのでサントラも購入決定です。
ホワイトキルトならぬ、レッドキルトなベッドカバーがあった。赤いのってフランスではポピュラーなのかな? 【ユナイテッド・シネマ】

水曜日が消えた
 (20・日本)
 
 
(監・脚)吉野耕平
(主)中村倫也 石橋奈津美 中島歩 休日課長 深川麻衣 きたろう 指出瑞貴 佐藤五郎 
 
幼い頃の事故が原因で曜日ごとに人格が入れ替わってしまう青年。
その中でも火曜日の彼は7人の中で一番地味で退屈な日常を送っていた。そんなある朝、彼は周りの様子がいつもと違う事に気付く。

以前、某映画(※)を見た時に、多重人格者の統合は本人にとって幸せなのか?たとえ医師でもそれを強制する権利はあるのか?
・・って思いを抱いた事があるんだけど、それのアンサームービーみたいだったわ。
おまけに、最近、中村倫也って似た様な役ばかりじゃ?いいのかそれで?・・ってののアンサームービーだったりもして?( ̄∇ ̄;
と言っても、7人全員がフルに出て来る訳じゃないので、そこはまあこれからに期待、って印象ではあるけど、
ファンの人達からしたらこんな風に色んな姿(しかも出ずっぱり)が見られるのは嬉しいだろうね?
↑以上二点、アンサームービーだったことが一番印象的だった。
あと、一ノ瀬がそこに居た理由に、そこまで昔の友達の事が気になる?・・ってちょっと思ったけど、
自分自身の過去を振り返ってみたら、確かに忘れられない友達っているし、
もしその子が彼の様になったら絶対もっと気になるだろうな、・・って簡単に共感出来ちゃったわ。(^^ゞ
で、図書館の子より彼女のが実は彼に精神的にも近い存在であったのが嬉しかった。
事故の映像が何度もあってだいぶウザったいんだけど、
少しずつヒント(割れたミラーに映る鳥など)があったのは良かった。血生臭くなくてファンタジックだったのも。
エンドロールの7人それぞれの付箋はちょっとした一言にそれぞれが想像出来て、最後まで楽しく見られた。(^O^)
※ちなみに・・某映画とは「迷宮の女」です。     【Amazon】
 

水曜日のエミリア
LOVE AND OTHER IMPOSSIBLE PURSUITS / THE OTHER WOMAN (09・米)
 
(監・脚)ドン・ルース (原作)アイアレット・ウォルドマン (製作)マーク・プラット キャロル・カディ 
(製作総指揮)ナタリー・ポートマン アビー・ウルフ=ワイス レナ・ロンソン カシアン・エルウィズ
(主)ナタリー・ポートマン スコット・コーエン チャーリー・ターハン ローレン・アンブローズ リサ・クドロー エリザベス・マーヴェル アンソニー・ラップ
妻子ある上司ジャックと恋に落ち妊娠したエミリアは、彼の離婚により正式に妻となり幸せを手に入れた・・
・・のもつかの間、生まれた我が子がわずか3日で突然死してしまう。

ちょっと前に見た「・・そのクソガキ」の、反対バージョンみたいな感じだけど、しっかりシリアス。重大な問題もあって・・。
エミリアさん・・気持ちが落ち込んだり混乱してる時は、マスクしてるといいよ〜・・失言防止に。出来たら、×の書いてあるやつね。
でも、その気持ちも解るわ〜。さほど悪気はないとしても、ガキの一言一言にはイラっとしたもの。
実母絡みだとなおさら。ついムキになっちゃうのも仕方ないよね。
でも、終盤、イザベルの死因について、夫の元妻が正当に扱ってくれた事は救いに思えた。結果と言うより、彼女の対応が。
気持ちがほぐれたら、マスクはずして、深呼吸したいね。人との関係って色んな面があるもんだ。
ポートマンのファッション、可愛い〜。コートの色合い、いいな〜こんなの探してるんだけどなかなかないのよ。
でも、モトが可愛いから何着ても可愛く見えるのかしら? スケーティングも見れたよ。 ( ̄m ̄*  【CS・スターチャンネル】

ZOO
 (04・日本)
(監)「カザリとヨーコ」金田龍 「SEVEN ROOMS」安達正軌 「SO-far そ・ふぁー」小宮雅哲 「陽だまりの詩」水崎淳平 「ZOO」安藤尋
(脚)東多江子 奥寺佐渡子 古屋兎丸 山田耕大 及川章太郎 (原作)乙一 
(主)「カザリとヨーコ」小林涼子 松田美由紀 吉行和子 「SEVEN ROOMS」市川由衣 須賀健太
   「SO-far そ・ふぁー」神木隆之介 杉本哲太 鈴木杏樹 「陽だまりの詩」(声)鈴木かすみ  龍坐 「ZOO」村上淳 浜崎茜
おカポちゃん祭りと一緒にいつの間にか密かに行われていた乙一祭りの一環で、大好きな小説「ZOO」の映画も見ました。
★カザリとヨーコ
原作では、酷い虐待を受けているにも関わらず、何だか飄々として前向き(何も感じていない?笑)なヨーコが
陰湿な物語とはかけ離れた印象を与えていて、そこがとても奇妙&新鮮で面白い所でしたが、
映画では、明るく生きなくては・・って言うケナゲさが見える普通の少女っぽかったのが少々勿体無かったな。
とは言え、ショッキングなシーンもしっかり画になっていて、思っていたよりも面白く見られました。
主演の小林涼子は好きなタイプではないが、異様にハッキリした目鼻立ち(目口立ち)がこの役にピッタリ!
吉行和子も見るからに品が良く、一緒にいると元気になれそう・・で素敵でした。いつ岸田今日子や富士真奈美が遊びに来るかと思いましたが・・(笑)
折檻鬼母役の松田美由紀はそこに居るだけで(たとえニッコリ微笑んでお茶菓子出してくれたとしても)コワイっつーの!_(T▽T)ノ彡☆
【以下、ネタバレあり!未見の方は読まないでね】
うまい具合にカザリが死んで(殺されて)しまったけど、誰でもどこかにうっぷんぶつけて生活してるんだろうから、
あんな母親だったら、はけ口を今度はカザリになったヨーコに向けないとも限らないんじゃあ?・・ああ、コワイ。
★SEVEN ROOMS
原作は、ワタクシ大絶賛!!ホラー・ファンなら読まずに死ねない!!の一本!
・・だけど、映画は・・申し訳ない・・全くダメでした。これじゃ、全然恐くないじゃん・・( ̄∇ ̄;)
照明に頼っただけじゃ恐さなんて出ないし、特に悠長なラストがダメダメ。ここでは感動の波が押し寄せて来るハズなのに〜!
しかも、そこに手書き文字風に出演者の名前入れてるし・・恐くないし!ほのぼのしてるし!(爆)サエコのあの声もなんとかしろ〜ゞ( ̄∇ ̄;)
でも、弟役の須賀健太君は(さすがにウジまみれにはなってないとは思うが)まぁよく頑張っていたと思う。
イメージも近いし。(勝手ながら、この物語には楳図先生の作品の姉弟のイメージ持ってます・笑)
★SO-far そ・ふぁー
原作では、かなり病んでます・・そこが好きなんですが(笑)映画では、割合(これでも)明るく進んでいましたね。
息子が****なる所は、演技的に少々やり過ぎな気がしたけど、
哲太さん&杏樹さん夫婦の、聞こえない口喧嘩シーンなんて面白かったです。思わず読んじゃったもん。
原作と同じ位の胸を締め付けられる様な悲しさは感じなかったけど、良かったです。
【以下、ネタに触れています。未見の方はご注意下さい】
本当に、子供のココロって柔らかくて繊細・・それに物事を疑いなくダイレクトに受け止めてしまう物なんだなぁ・・と改めて思った。
自己防衛の為だけでないこんな壊れ方をしてしまった事が、もう可哀相で仕方なかったんだけど、
じゃあ親である自分はどーなんだ・・子供に安心や安らぎを与えられてるのか?なんて、と色々考え込んでしまったよ。
★陽だまりの詩
これはアニメーションなんですよね〜。これも、原作ではとても好きな作品♪なので、予告編でアニメ化だと知った時は少々ショック〜!
しかも又こんなどこにでもある様な絵か〜・・とか思って。ゞ( ̄∇ ̄;)
ところが、いい意味でそれを裏切られました!・・良かったです。思わずもう一回見たくなりました。(笑)
勿論、原作ほど深く心揺さぶるまではいかなかったけど、要所要所をちゃんと押えた演出で平凡に見えた絵も悪くなかったです。
画と画の間が良かったのと、(これは後で思ったんだけど)この話を、実写でなく、絵に命を吹き込むアニメと言う形にする事が、
物語のテーマと少し重なりもして感慨深かったりも。
特典映像によると、声担当の鈴木かすみさんの動きを元にアニメを作るやり方をしてましたが
彼女の素直な動きや一所懸命なアフレコにも好感が持てました。声優なのか女優なのか知らないけど、これからも頑張っていって下さいねー。
★ZOO
原作では一番つかみドコロのない印象があったけど、映画でもそうでした。
どうしてこれが表題作になったんだろ?単に「乙一」と「乙ゼロゼロ」のヒッカケくらいにしか見えないんだけど・・_(T▽T)ノ彡☆
そんな方が(シロウト目には)かえって好きに映像に出来そうで楽しそうな感じはするけどね?
でも、ちょっとキドり過ぎって言うか・・なんかけだるい大人なムードで煙にまかれたけど、結局は単にオタクの話だしぃ〜(爆)
パラパラ写真は面白かったですがぁ〜(笑)カッコつけてても、行列の出来るラーメン屋にはこっそり並びそうな男と、
夕食には必ず赤ワインがつきそうな女のカップルも見るからにその場しのぎだ。(たまに「ぶす田きも子」を連想させる所が痛い・爆)
そもそもこの女って・・人間かぁー?(≧▽≦)原作とも内容変わってるし・・ねぇ・・うん、やっぱ人間じゃないってコトにしとこう。(笑) 【DVD】

スウィーティー
SWEETIE (89・豪)
(監・脚)ジェーン・カンピオン (脚)ジェラルド・リー
(主)ジェネヴィープ・レモン カルン・コルストン トム・コリス ドロシー・バリー ジョン・ダーリング
ビデオには「悪魔のような姉」と言うタイトルもついてるので、どんな邪悪な姉なのかと思ったら、うーん・・ただ精神的に大人になれずに
ずっと幼い子の様に我儘でやりたい放題と言う姉でした。これは病気なのかなぁ?まあ、何にしても家族は大変だよね。娘を溺愛する父親だって、
彼1人じゃどうにもならない。結局、人間は幼いままでも、本能のままでも充分にOKであり、素敵な生き物だと言いたいのかな?(親にとってはもちろん・・。)
妹が「木」を嫌う理由は、小さい頃姉に占領された云々以外にも、木って成長の象徴なので無意識に嫌ってたのかな?とかも思った。
でも、そんな姉妹を含み、登場人物にあまり入り込めなかったです。最初、妹が友達の彼氏を奪うきっかけからしてイマイチ不明・・と言うか
「何それ?」って感じ。^_^; その後はなんとなく肯ける部分はあったけど、カンピオン作品って、たまにそう言う稚拙な印象のエピソードもある様な気がする。
カンピオンは見た目や体裁より、人間の自然にわき上がる感情(摂理とか)を大切にしてる感じも。
そして、人とのつながりには、”運命”と言うより”因縁”に近い物を感じてしまう。【ビデオ】

スウィート・エンジェル
SWEET VENGEANCE / SWEETWATER (13・米)
 
 
(監・脚・製)ローガン・ミラー (脚・製)ノア・ミラー (製作)ジェイソン・ネッター (製作総指揮)エド・ハリス他
(主)エド・ハリス ジャニュアリー・ジョーンズ ジェイソン・アイザックス エドゥアルド・ノリエガ ジェイソン・アルディーン 
   スティーヴン・ルート ルース・レインズ ディラン・ケニン
 
開拓時代のアメリカ。新しい命の誕生を待つミゲルとサラの若い夫婦。
貧しいながらも幸せな日々を送っていた二人だったが、大地主であり教祖のジョサイアから目を付けられ・・

ジョサイア最悪〜(`ロ´) 何から何まで最低やん〜。こう言う極悪生臭エセ教祖っていつの時代にも必ずいるよね〜気持ち悪い。
サラ、ゴーよ!復讐いつでもOKよ!
・・てな感じのシンプルな復讐物語だけど、そこにもうお一方、怪しげな白髪の人物が。
おおっ〜内○裕也かと思ったらエド様じゃないですか。
卑劣な男どもに立ち向かうサラに華を添え・・じゃなくて、ダシを加えて良いお味に。
酷い保安官に跳び蹴りくらわした所にはふいた(≧∇≦)それとジョサイアのテーブル地図にも。(笑)
しかし〜・・ そんなイイ感じのエド様だったのに〜
卑怯なジョサイア軍団からあんな仕打ちされて(沢山の大きな白い十字架は印象的だったけど)
そこからの巻き返しに期待が膨らんでたので、最後はあんな風な感じじゃなくて、
カッコ良く終わって欲しかったな〜。いいキャラの無駄遣いっぽくてちょっぴり残念。
それにしても、こんな時代のこんな所で、残された女性が一人だけで生きて行くって、想像しただけでもしんどいものがあるわ。
今の時代よりも、精神的に何かにすがりたくなるってあるかもしれない。何かしっかりした目的を持たないと生きていけないと言うか。
その一番は普通に家庭なのかも?とも感じて、サラには自然と共感していたわ。覗き趣味店主の某所への一発も共感。ヾ( ̄∇ ̄;
サラ役は久々のジャニュアリーだったけど、実はFスケ・アイスダンスのケイトリン(ハワイじゃない方)を見る時いつも
以前どっかで見た様な?って思ってたんだけど、そうだジャニュアリーだ!って、この時わかった(^^ゞ
普通はそれ程でもないけど、何かの拍子の口元がね。
んで、ミゲルはノリエガだったんだけど、クレジット見るまでノリエガってわかってなかった;;
あっれ〜なんか普通になっちゃった感じ〜;;役が役だったからかなぁ・・
彼にはもっと個性の強い役をあげて欲しいなあ。ランビ先生もずっと頑張ってる事だし。(←これも久々・・笑)  【CS・フォックスムービー】
 

スウィート・ナッシング
SWEET NOTHING (96・ )
(製・監)ゲイリー・ウィニック (脚)リー・ドリスデール
(主)マイケル・インペリオリ ミラ・ソルビーノ ポール・カルデロン
幸せな結婚生活を送っているはずな若い夫・・だが、つい儲け話に乗って麻薬売買をするうちに自分も薬漬けに・・
と言う、実在の手記(日記)を元に作っているらしいが、リアリティあると言うよりも、ただ主観的な感情が表だつ印象で
全然共感や同情などがわかないドコロか、こんな言い訳がましい横柄な男なんてほっとけよ・・とか思う始末。ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
ミラ妻は素敵だったけど、夫を止められないのは若い故?金のからむ友達にも要注意。
しかし実際はこの後どうなったんだろう・・?←ほっとけよ・・と思う割りに気にしている。_(T▽T)ノ彡☆ 【ビデオ】

スウィート・ヒアアフター
THE SWEET HEREAFTER (97・カナダ)
(監・脚)アトム・エゴヤン (原)ラッセル・バンクス
(主)イアン・ホルム サラ・ポーリー ブルース・グリーンウッド トム・マッカムス
事故のその後の町の人々の心の内を、静かにきめ細かに綴っていて、不思議な感覚に陥る作品だった。
彼らの考えや態度に、どうして?と疑問に思う所もあったので2回見てしまった。2回見ると事件の背景や人々の心の動きが最初よりは
解った・・つもりだけど、他の人はこの作品を見てどう感じたのかなぁ?”愛の変質”・・(この言葉は弁護士が娘の話をする所に出て来るが)
愛と言う名を借りて蠢く人間のエゴ、正義と言う名の元で変質する愛、信じていたものが変わる事への恐れ、など、単純に”善と悪”では括れない
人の感情と言う物が、ヒシヒシと伝わって来た。そして、残された者は何があっても生きていかなくてはいけないと言う事。
心とは深い物だと思う。感情とはひとつの言葉では表せない物だと思う。ハーメルンの笛吹きのお話がとても効果的に使われていて、
引き込まれる展開だった。イアン・ホルムは脇でしか見たことがなかった気がするけど・・とても良かったです。ポーリーも。【ビデオ】

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
SWEENEY TODD THE DEMON BARBER OF FLEET STREET (07・米)
(監)ティム・バートン (脚)ジョン・ローガン (作詞・作曲)スティーヴン・ソンドハイム (原作戯曲)クリストファー・ボンド
(主)ジョニー・デップ ヘレナ・ボナム=カーター アラン・リックマン ティモシー・スポール サシャ・バロン・コーエン エド・サンダース
   ジェイミー・キャンベル・バウアー ジェイン・ワイズナー ローラ・ミシェル・ケリー
イギリスの有名な伝説で、これまで何度も舞台やったり映画化もされた事があるそうですが、私は初めて観ました。
なので、噂には聞いていたけど、血シブキどばぁ〜〜!をここまでやるとは・・ねぇ・・私は平気だけど、一緒に観た子はちょっとヒイてました・・(爆)
最初、なんでわざわざミュージカル?とも思ってたけど、歌でもなけりゃマジ・ホラー。そんなん、シネコられないよねぇ・・とも。(苦しい造語)
とは言え、全編を覆うそのダークさ加減はとっても好み♪シンプルな話でしたが、作りこんだその世界観はサスガ!で、充分浸れました。
楽曲に関しては、一曲一曲は特別印象的ではなかったんだけど、デップ&ヘレナのカケアイコーラス(笑)はとっても良かったし、アラン・リックマン
(アラン・リラッ熊とうちでは呼んでます)の歌声聴けたのも、オトクっちゃ〜オトクだった気がする。スポールの独唱があったらなお良かった?Σ\(^^;
物語の方は・・復讐に燃える主人公トッドにはさほど共感出来なかったんだけど、その代わりなのかどうか、ラベット夫人にかなり共感・・(笑)
あの見た目と脳天気さがすっごいツボ!(笑)パイ焼いてる姿とか、将来を夢見てる姿とか、可愛いかった〜〜〜!
あ、彼女の妄想の中で、勝手にシマシマの服(水着?)着せられてるデップには思わず吹き出した!もしもーし!(≧▽≦)
可笑しさとドギツさと可愛さと切なさが同居したラベット夫人、サイコーでした。ププッ ( ̄m ̄*)
・・なのに、トッドったら・・復讐にばかり燃えてないで、ちゃんと予習もしなさい!(謎)
それにしても、リラッ熊以外の関係ない人達まで悪とみなして殺害するトッドって・・もう自分の目的が何だったかさえも判らなくなってたんだろうねぇ?
人を呪わば穴二つ・・とか言うけど、そんな気持ちは、結局は自分のココロすら自分で殺してしまうって事なのかしらねえ・・。
どーでもいい話だけど、孤児の少年は、カツラ取ったら野久保直○ソックリだったわ・・。
【以下、ラストに触れています。未見の方はご注意下さい】
目の周り真っ黒な二人(誰)ばかり印象に残ってて、すっかり忘れてたけど、あの船乗りの青年はどーなったん?_(T▽T)ノ彡☆
トッドの娘を救って駆け落ちするとか言ってたけど・・あれっ?どこ〜?どこどこ〜?ショーン・ビーンさまぁ〜!(←関係なし)
でもさ、「駆け落ちする!!」って張り切ってたのは彼の方だけでさ、娘はあんまり乗り気じゃなかったよねぇ??(爆笑!)
それから、血がドバア!は特にどうと言う事もなかったんだけど(いや、あそこまで見せる事もないのに・・とは思ったけれど)
実は、私は、”狭い所で焼かれる”・・と言うシチュエーションが苦手・・らしい・・と言う事が今回よくわかりました。
と言うのも、大好きなラベット夫人が、あんな事になったじゃないですか〜!焼却炉が出てきた時にイヤな予感はしてたけど、
何もラベット夫人を放り込なくても〜(TT▽TT)ダァー ここのシーンは、一番ショックでした・・。(涙)
そう言えば「SAW」シリーズでも、2の”焼くトラップ”が一番嫌いだし・・。
何でかわかんないけど・・火葬場思い出すからかな?トラウマか? 【ユナイテッド・シネマ】

スウィング・ガールズ
SWING GIRLS (04・日本)
(監・脚)矢口史靖 (脚)矢口純子
(主)上野樹里 平岡佑太 貫地谷しほり 本仮屋ユイカ 豊島由佳梨 竹中直人 白石美帆 渡辺えり子 小日向文世 谷啓
化粧と男とブランド品以外には、何に対しても「やる気ねえ〜」・・って感じのイマドキの女子高生の雰囲気がよく出てた。
でも本当は、「何かにハマっちゃえばチョー頑張れるっぽい〜みたいな〜」。(笑)
ただ、目立つギャグはテンポがイマイチ。これには、殆ど漫画のコマ割テンポに近い物を感じたので、次はこう来るだろうなって予測出来るギャグには、
せめて映画ならではの新鮮な間やヒネリが欲しかった。例えば、そんな意識して大写しするギャグよりも、友子(樹里ちゃん)がウィンドウの
サックス見つけて思わず乗り出したらデコをゴツンとぶつけてしまったり・・と言う、スピード感(?)があり、なおかつ0,1秒テンポがズレる様な
天然ボケなギャグの方が、映画の流れとしては自然で面白い。
まあその辺のツボは人其々なんだろうけど、狙ったギャグがあんまり力ずくだとノレないんだよね。
でも、未練たらしい兄弟デュオの、見た目と実際のギャップがある様などは分かっていても笑えたかな。そもそもジャズにハマる女子高生ってのも、
見た目とのギャップがあるから興味がわいたのかも・・。そしてそんな風に、構えずに「ジャズやるべ!」って楽しくチャレンジする姿はとっても良かった。
信号の音楽に耳を傾けたり、周囲の人達も自然とジャズに浸っていく・・みたいな流れも素敵。
樹里ちゃんは山形弁で、ズボラそ〜な、ちょ〜し良さそ〜な・・でもそれが生活感溢れる可愛さで、○。んで、可愛い女子高生沢山いる中でも目立つ。
少し女優オーラ出てきた?それと、全然気にも留めてなかった白石美帆がいい味出してて驚き。エンタだけではないのねー。【天神東宝】

スウェプト・アウェイ
SWEPT AWAY (02・米)
(監・脚)ガイ・リッチー (オリジナル脚本)リナ・ウェルトミューラー
(主)マドンナ アドリアーノ・ジャンニーニ ジーン・トリプルホーン ブルース・グリーンウッド デヴィッド・ソーントン ヨルゴ・ヴォヤギス
傲慢な金持ちマダムと、クルーズ船での世話係の青年。2人はお互いに嫌いあっていたが、
思いがけないボート事故に遭い、2人きりで無人島に流されてしまう・・。

マドンナ演じるヒロインが、嫌な女過ぎて全然共感出来ず。
自分が本当は幸せじゃなかったからって、それと、ワガママやり放題で周囲を見下し、嫌な思いをさせるのって全然別問題でしょう。
ぺぺの変わり様にもガッカリ・・。
・・とは言え、冒頭はテンポあってすぐ世界に入り込めたし、結末への流れも興味深く鑑賞出来ました。海も美しかったしね。
でもまぁ、結局は、単純な海の男が、Sだと思ってた女が実はMだった!・・と言う大発見をしたが、
その発見の喜びもつかの間、ついには自己中女の波に飲み込まれ、海のモクズに・・って感じですかね。
永遠なのは、ロマンスではなく青い海・・パーマネントブルーよ・・。 【BS】

スーサイド・ショップ
LE MAGASIN DES SUICIDES / THE SUICIDE SHOP (12・仏=ベルギー=加)
 
 
(監・脚)パトリス・ルコント (原作)ジャン・トゥーレ (音楽)エティエンヌ・ペルション
(声)ベルナール・アラヌ イザベル・スパッド ケイシー・モッテ・クライン イザベル・ジアニ ロラン・ジャンドロン
 
不景気で自殺者が後を絶たないどんよりとした街。そこで唯一繁盛しているのは老舗の自殺用品専門店だった。
久々のルコント〜・・・アニメだけど。(^^ゞ ジャン・トゥーレの『ようこそ、自殺用品専門店へ』と言うのが原作で、ルコント初のアニメ挑戦!との事。
物語はシンプル、絵柄は画用紙に描いた様な感じ、ミュージカルアニメとも言えそうなくらい歌もたくさん、冒頭の鳩(!)からすぐに引き込まれた。
ただ、全体的な絵柄と音楽(歌)は良かったんだけど、肝心の主人公アランがちょっと見た目もキャラも他より魅力に欠けた印象。
せっかく一番重要な明るいキャラなのに、他の暗キャのがいい出来とは。( ̄∇ ̄;
実は、アランが生まれる直前に自殺した人の魂がアランにのりうつって第二の人生始めるのかな?・・って思ったけど、恒例のヘボ推理だったわ。
いや、でもそうとも言い切れない、第二の人生だからこそ最初から明るさをモットーに?・・と思ってもみたけどね・・(悪あがきか・・笑)
お店は、普通に利益だけ求めた店かと思ってたけど、営む方も実は葛藤があったのね。
奥さんは三度も出産してるし、やっぱり実感として生への肯定感?は否定出来ないよね?
ご主人は代々のシゴトの責任感も強いだろうし、そこはもっと葛藤があったかもしれない?
具合が悪くなったのも、孤独な老人の件がきっかけみたいではあったけど、
アランに煙草を勧めてしまった事も、心の隅っこで暴れ出したのかもしれないし?
姉がスカーフを纏いながら裸で踊る所は、弟たちがのぞき見するのってどうよ?とは思ったけど、
ああ言う気だるげなお色気をサラッと混ぜ込むのっていかにもおフランス的な感じがした。(個人的な印象です・・と言うかルコント的なだけ?笑)
同様に、最後の、くすねた縄での首つりに失敗した男にちゃんと死ねる毒入りクレープを渡したのも。
あれ、アメリカ映画だったら、あの男は明るいクレープ屋で生きる意欲を貰ったんじゃ?ヘタするとソロで踊り出したかも?( ̄∇ ̄;
けど、そんな、全てを美化せずに厳しい現実の中での個人の決心を尊重する所も、おフランス的な気がして。(しつこいけど個人的印象です笑)
そんな風に考えると、死んで、生まれ変わって・・って言うさっきの予想はそれ自体が究極の悪あがきかも。( ̄∇ ̄;
♪運命は予期出来ない回り道・・ ほんとそうだよねぇ・・。そして人生は一度きり・・。
姉が店でシャボン玉吹いてる所は一番好きな場面だった。吹きながら何を考えていたんだろ?
彼女の秘めたり芽生えたりする想いが一つ一つシャボン玉にのって・・周りの世界を変える予兆の様でもあった。
ご主人の名前、ミシマって・・すぐ三島由紀夫を連想して、その流れでヴィンセントはゴッホ、マリリンはモンロー?
アランはポー?って思ったけど、奥様の名前の人は? みんな一応自殺とされてる人達(不明もあると思うけど)よね?
あと、フランスの映画人(監督とか)っぽいお客も居た様に思うけど、似た様な雰囲気なだけだったのかな?
なにしろ、ヴィンセントが有吉にドそっくり!だったもんで(笑) 他にも似てる人つい探しちゃうモードになってたかも。(^^ゞ    【Amazon】
 

SUPER 8/スーパーエイト
SUPER 8 (11・米)
 
(監・脚・製作)J・J・エイブラムス (製作)スティーヴン・スピルバーグ ブライアン・バーク
(主)ジョエル・コートニー エル・ファニング カイル・チャンドラー ライリー・グリフィス ライアン・リー ガブリエル・バッソ ザック・ミルズ 
  ロン・エルタード ノア・エメリッヒ ジェシカ・タック ジョエル・マッキノン・ミラー アマンダ・フォアマン デヴィッド・ギャラガー ブレッド・ライス 
79年の夏のある夜。少年ジョーは親に内緒で仲間と一緒に8ミリ撮影をしに駅舎まで出向く。が、そこで突然、列車の脱線事故に遭遇。
混乱の中、横倒しになった8ミリカメラは不思議なモノを映し出していた。

予告編でちらっと見てた列車事故の迫力は、予告編以上だった。
で、てっきり、少年達の映画機材(火薬とか)が原因かと思ってたもんで
ちょっと違う展開・・その後も全く予想外の展開(笑)だったのが驚きでした。
懐かしさ漂う時代の、少年少女&親達がいいね。
太っちょリーダー少年や火薬好き少年とか、普通ならテキトーなポジションで終わりそうだけど、
映画やゾンビに入れ込む姿勢に負けず、危険な場でもしっかり主人公から離れず(^^;根性見せてくれたりして頼もしかった。
エル・ファニングが大きくなってて、しかもちょっと大人ぶっててびっくり。
ふふふ〜この間まで、大物俳優に抱っこされて映画出てたくせに(笑)
・・とか思うと、ホントにもう年月の経つのは早過ぎて気持ちも体もついてこん;;
とっくにいい大人だけど、心は子供の夢抱えたままでもしょうがないじゃん!(誰)
で、エルちゃん、とても良かったね。お姉ちゃんとはまた違った味で・・今後も期待大。
他の子供達も、主人公も、優しい雰囲気で可愛いかった♪
キューブの正体はよくワカランけど、色んな金属を吸い上げて作られた宇宙船?みたいなのは、
いかにも列車のミニチュアで新しい世界を作り出したりする少年の様なわくわくした気持ちが投影されてる感じもした。
エンドロールで、ちゃんと少年達の撮った映画を上映したのがGJ!コレ楽しい〜!ゾンビの子、可愛い〜!(≧∇≦)  【CSスターチャンネル】

スーパーサイズ・ミー
SUPER SIZE ME (04・米)
(監・脚)モーガン・スパーロック
(主)モーガン・スパーロック
監督自らが実験台となり、1日3食1ヶ月、マックを食べ続ける・・お店でスーパーサイズを薦められたら必ず食べなくてはならない・・。
マックにしろ何にしろ、同じ物を食べ続けると体に良くないのは当たり前だし、この実験で(死にはせずとも)マジで体壊して
取り返しつかない事になったらどうするの〜・・と、本筋実験にはさほど興味は湧かず。
でも、そこから考えていくアメリカの食生活や、物事の考え方には驚いたり呆れたり考えさせられたわ〜。
特に眉しかめちゃったのは学食。こんなんじゃ私の弁当のがまだマシかも?・・いやいや冷凍品使ってちゃ大差ないか。(汗)
何か問題が起こると、絶対(自分の事は棚に上げ)周囲を訴えまくるアメリカ人の神経ってどうなってんの?
自分自身を恥じたり反省すると言う感覚はないのかしらん?この作品を作った監督さんみたいに、マトモな神経のあり様を示す為には
ここまでクレージーな実験でもしなくちゃアメリカ人は解らないのかしらん?な〜んて・・監督さん、お疲れ様でした。(^^;
ところでマック・・たまに利用します。
子育てを終えて気軽にマックに行ってる母親達を、いいな〜と横目で見ながら育児に髪振り乱してた時代・・自分も同じ様に子供の手が離れた時、
一番にマックに行き、1人で自由きままにお昼食べられるその開放感に浸りました!その時の事は忘れません。
・・でも3回くらい行ったら飽きたわ・・!_(T▽T)ノ彡☆ マックって・・自分にとってはたまに欲しい”娯楽”みたいなもんかもしれないです。
気をつけよう、企業と某氏の甘い言葉。肥満は堕落、金満はゼ○・ジョーンズ、平○満は近頃見ない。
狭い日本そんなに太ってどこに住む。・・アメリカもどんどん狭くなってるよねー? 【DVD】

ズーランダー
ZOOLANDER (01・米)
_(T▽T)ノ彡☆
(監・脚・製作)ベン・スティラー (脚)ジョン・ハンバーグ ドレイク・サザー
(主)ベン・スティラー オーウェン・ウィルソン ウィル・フェレル クリスティーン・テイラー ミラ・ジョヴォヴィッチ ジェリー・スティラー ジョン・ヴォイト 
   デヴィッド・ドゥカヴニー ウィノナ・ライダー ナタリー・ポートマン スティーヴン・ドーフ クリスチャン・スレーター デヴィッド・ボウイ 他色々
オバカな男を利用して色々な国の要人暗殺を企む某組織。今回、白羽の矢が立ったのは、人気ファッションモデルのズーランダーだった。
あのベン・スティラーが、男性スーパーモデル・・と言う設定からして、既にオバカ映画全開!(笑)
一番ウケたのは、彼と、彼のライバル・ハンセンの授賞式用のPV。これは笑った〜!_(T▽T)ノ彡☆
「気をつけてる事は自己陶酔しない事」なーんて、天使の羽つけて語ってるし〜( ̄∇ ̄;)
それと、PCの扱いを知らないズーランダーとハンセンが、アップルPCを前にして取る行動が「2001年宇宙の旅」の猿のパロディで・・
いやあ、こう言う予感はしてたけどねえ・・予測出来ても、これ似合い過ぎ〜!(笑)そもそもこの2人、アホ全開でマトモにお話出来ない人達・・
いちいち説明して貰う必要のないしょーもないギャグをわざと流すと、逆に説明されたりして、マジで付き合うとブチギレするかもしれない様な奴ら。
でもここまで来ると、かえって嫌う理由もないかな、って感じ。だって、ほんっっとにオバカなんだもん〜!( ̄∇ ̄;)
特典映像のズーランダーとスティラーのミニ対談で、ズーランダーが自分の役を「ウィル・スミスに演って欲しかった」って言ったのも可笑しかった。
でも、ズーランダーってキャラは中身ないので(笑)外見勝負。モデルなのできらびやかな衣装をまとって、オリジナルの表情でキメるんだよね;;
でも、ベンと言えばやっぱり猿・・もとい、自然体で大口開けた素朴な感じが私は好きなので、ズーランダー自体にはあんまり魅力は感じなかったの。
でも、それにハンセンが加わると、オバカパワーが増して、勢いで引っ張られてしまうぅ〜〜って感じでした。ププッ ( ̄m ̄*)
カメオ出演で、沢山の有名人が出てたので、それを見つけるのも楽しいかも。でも、ドーフがどこにいたのか気付かず残念!o(TωT )( TωT)o
悪役の厚化粧美女、ミラちゃま♪に似てるな〜と思ったら、やっぱり彼女でした。豪快ですごい顔だったわ〜!気に入った!(笑) 【DVD】

スカーレットレター
THE SCARLET LETTER (04・韓国)
(監・脚)ピョン・ヒョク
(主)ハン・ソッキュ イ・ウンジュ ソン・ヒョナ オム・ジウォン キム・ジングン ピョン・ヒョク
韓国の方。一時期話題になって有名そうなので粗筋省略。
壮絶な内容との噂でしたが・・なるほど〜。多分あのクライマックスの事ね?確かに壮絶!
・・でも見方によってはめちゃマヌケで自業自得な感じも。( ̄∇ ̄;)
いつもとはガラリとイメージの違う(らしい)島○紳助しゃんことハン・ソッキュ(今回は小田和○にも見えた;)演じる
二股男(ギフンなんて名前があるが二股男で充分だ)と妻、愛人カヒとの三角関係・・○由美子みたいなイ・ウンジュには最初魅力感じなかったけど
物語が展開するにつれてどんどんいい味が出てきて、むしろ紳助しゃんよりも自然かつ強い演技で印象に残り、そのあたりは思ってたよりも面白かったです。
だってラスト、アホ〜と思いながらも、ちょっとウルウルしたもの・・ゞ( ̄∇ ̄;)
ただ、あの妻の○○は、取ってつけたみたいに物語に馴染んでない気がしたし、壮絶シーンでの血もイマイチ・・いや、イマサン!(←血にはうるさい)
それに、写真館での殺人事件って・・冒頭はエエ感じでワクワクしたのに・・何ともシケた展開で・・うーん・・結局何だったの?
別にこんなんだったらいらないんじゃ?( ̄∇ ̄;)女はコワイ!って事だけだったら怒るよ。
でも実は最初数分、カヒと写真館の妻の見分けがついてなかった私です〜( ̄∇ ̄;)はは
イ・ウンジュさんの自殺はこの作品が原因では?との噂もあったけど、そんな事はない気もするんだけど・・。
作品の完成度は置いておいても、ここでの彼女はとても良かったと思うので。今頃ですが、ご冥福をお祈りします。m(__)m 【DVD】

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW (04・米=英)
 
 
(監・脚)ケリー・コンラン (製作)ジョン・アヴネット サディ・フロスト ジュード・ロウ マーシャオグレズビー
(主)ジュード・ロウ グウィネス・パルトロウ アンジェリーナ・ジョリー ジョヴァンニ・リビシ マイケル・ガンボン 
   バイ・リン オミッド・ジャリリ ローレンス・オリヴィエ(記録映像)
 
ハイテクだけど時代やカメラはどっぷり昔‥なのが、いかにもパノラマワールドっぽくていいね。
カメラの顛末は全部想定内だったけど、安心出来るラブコメの王道チックで悪くはなかった。
パルトロウのウザったさも、それ風で良かったし。(笑)久々見たリビーシはちょいオッサンになってたなぁ。 【BS】
 

スカイライン-征服-
SKYLINE (10・米)
 
 
(監・製作)コリン・ストラウス グレッグ・ストラウス (脚)ジョシュア・コーズ (脚・製作)リアム・オドネル 
(製作)クリスチャン・ジェームズ・アンドリーセン
(主)エリック・バルフォー スコッティー・トンプソン ブリタニー・ダニエル デヴィッド・ザヤス ドナルド・フェイソン クリスタル・リード
ある日突然窓の外から降り注いだ青い光。上空には無数の謎の飛行物体が現れ、人々は次々と光に吸い込まれていった・・。
予告編見た時、面白そう〜って思ってたけど未見で、その間の巷での評判は散々だった模様?
で、期待値をちょっと下げて見たのが良かったか、それほどガッカリはしないで楽しめました〜(^^ゞ
一番印象的だったのは、宇宙船の様な宇宙人?が長い手足を駆使して、隅っこに隠れてる人達にまで迫ってくる所。
やる事が細かいな〜この宇宙人。味噌汁に浮かんだアサツキを、もしくは、皿に残ったドレッシングのゴマを、
ひとつ残らず全部箸でつまみ取って食ってやる!・・みたいな意気込みが凄かったわ。ちょっと他の映画にも似てたけど。
あと、広く見渡す場面は、状況に関係なく広々してて気持ち良くて。(え)
街一帯、相当やられてるハズなんだけど・・狙われて逃げ惑うビルの合間などは飛び切り頑丈だった様で。
そんな感じで、パニックな部分は面白かったんだけど、主人公カップルに関しては、
お互いの気持ちの深い所までがあまり描かれてないうちから世界侵略(←ロサンゼルス決戦?)が始まったりして、
戦ってる間も、特に2人に共感する所もなかったので、クライマックスにいきなりコテコテの愛の劇場を持って来られても
全く心には響かなかったわ・・( ̄∇ ̄;・・と言うか、なんか無理やりでチープな印象。いらんやん、これ。(笑)
マンションの管理人?が途中えらく存在感を増して主人公を食ってたな。
最終的には宇宙人に喰われてしまったけど、存分に自分アピール出来たので、悔いはなし、と見た。 【CS・スターチャンネル】

スキージャンプ・ペア 〜Road to TORINO 2006〜
 (06・日本)
 
 
(監)小林正樹 (総監督・原案・CG監督)真島理一郎 (ナレーション)政宗一成
(主)谷原章介 船木和喜 荻原次晴 八木弘和 アントニオ猪木 ガッツ石松
コピー・・『競技誕生からトリノ・オリンピッグ決勝に到るまでの激闘と感動の歴史!』
・・って!(≧∇≦)  録画予約ページの解説にも”感動のドキュメンタリー”‥とか書いてあったけど、
それをマトモに信じて見た人はショックかも〜?_(T▽T)ノ彡☆
完全ノリ切れた訳でもないけど;;途中の、いかにもドキュメンタリー特別番組です的な作りには笑った。
色々とご苦労もあったみたいだし〜・・猪木・・ビンタせんならいいやん〜(笑)
カウリスマキ兄弟・・パン屋の息子・・ベルリン天使の詩・・(爆)
エンドロール済むまでちゃんと見たら、気になってた事が解決して安心した。( ̄m ̄〃)ぷ 【BS】

好きと言えなくて
THE TRUTH ABOUT CATS & DOGS (96・米)
(監)マイケル・レーマン (脚)オードリー・ウェルズ
(主)ジャニーン・ガロファロー ユマ・サーマン ベン・チャップリン ジェイミー・フォックス ジェームズ・マキャフリー リチャード・コッカ
カメラマンのブライアンは、ラジオパーソナリティのアビーに好意を寄せながらも、
その友人であるブロンド美人・ノエルをアビーだと勘違いしてしまい・・

これってさ・・だいぶ昔に、深津ちゃん&稲森いずみがやってたドラマに似てない?
と言うか、あれって、もしやこの作品のパクリだったの?
あんまりTVドラマ見ない私だけど、あれは割りと好きで見てただけに、ちょっとショック。
でも、私がTVドラマをあんまり見なくなったのも、とあるドラマが、とある映画の演出を、まんまマネしてたのを見て、
「あぁ、TVドラマってそうなのね・・」・・って思ったのが一番の理由だったし、(根性なくて、毎週続けて見るのがダルい・・てのもあるけど;;)
気をつけて見てれば、最近のドラマだって、流行った映画のモチーフを当然の様に利用してるモノもあるし、
これもおんなじ、って言えば、それまでなんだけど。なんだか安直。
で、本作・・。ショック受けながらも、結構楽しめました。(笑)
ユマ・サーマンって、いつもクールなイメージだったけど、今回は、中身は普通の女の子っぽくて可愛らしく見えたわ。
女の友情に関しては、恋がからむと、そんなにあっさり結論出せない様な気もするけど、
それはそれで、仲良しなままのがいいし、良かったんだけど、男の気持ちの方はどうなんだろう?
そりゃ、気が合う、話してて楽しい相手が一番だろうけど、男ってやっぱり外見みるじゃないの・・
・・って、いつまでも思ってしまう私は、アビーより重症かも。 【BS】

好きと言えるまでの恋愛猶予
LA BANDE DU DRUGSTORE-DANDY (02・仏)
(ーー;)
(監・脚・原作)フランソワ・アルマネ (原作)ジャン・エルペール
(主)マチュー・シモネ セシル・カッセル オレリアン・ウィイク アリス・タグリオーニ
互いに好意を持ってるのに「好き」と言えず、どーでもいい奴とばかり付き合ってしまう思春期の気持ちは、きっと誰でもちょっとは
解るんじゃないかなぁ?後で両思いになるかどうかは置いといても。( ̄∇ ̄;)
主人公の男の子のもどかしい気持ちなんかは割合共感して好感持てたけど、彼が一目ぼれするヒロイン(なんでもヴァンサン・カッセルの妹だそうな)
が、まだまだ・・と言った印象。ただそこに居るだけ、って感じで、彼女が出てくると、まるでアイドル映画みたいな雰囲気。
まあ、そう言うキャラではあるんだけど、なんだか見栄えもしないし、好みではなかった。もうちょっと大人になると雰囲気出る感じはするけどね。
遊び人の友達役で、「女はみんな生きている」のドラ息子が出てた。この人は逆にどこか憎めない。(笑)
ただし、俳優はアイドル並でタイトルも純愛っぽいけど、エピソードはかなりアダルト。^_^;
なんだかね、やっぱり結局は自分に正直でなければ前に進めはしない気がするね。今さらとか思っても、ある程度の自信
(虚栄心ではない)がなければ、誰かに素直に優しく接する事にも臆病になってしまう。
舞台は60年代で、さり気なく当時の様子を映し出してはいるけど、この物語には何故か全く「懐かしさ」みたいな臭いが感じられず、意識しないと、
つい現代の若者の青春物語だと思ってしまう。昔の音楽や映画等を取り入れる方法だけではなく、人間関係に当時ならではの気質みたいな物を
もっと感じさせて欲しかった。いつの時代でも、やってる事はたいして変わらんって言えばそれまでだけど。【シネ・リーブル博多駅】

好きにならずにいられない
FUSI / VIRGIN MOUNTAIN (15・アイスランド=デンマーク)
 
 
(監・脚)ダーグル・カウリ
(主)グンナル・ヨンソン リムル・クリスチャンスドウティル シグリオン・キャルタンソン
 
40代独身で巨漢のフーシは浮いた話もなく日々単調に過ごすだけ。
そんなフーシを見かねた母親とその恋人は彼にダンススクールのクーポンをプレゼントする。

冴えない主人公が恋をして明るく幸せになる話?・・と単純な予想をしての鑑賞。
主人公フーシはもうそこそこの年齢みたいだけど、最初はただ日々に流されてるだけな雰囲気。
食事や身だしなみにも無頓着で、だから太り過ぎだし不潔感漂ってるんだよ(爆) とか最初は思ったし( ̄∇ ̄;
アパートの幼女との交流だって、フーシはオタクとは言え変なシュミがある訳ではないからほのぼのな交流になっていいハズなんだけど、
どうも最初から危なっかしくてさ、と言うか、親切過ぎてかえって疑われると言う、なんだか気の毒なキャラでもあって、ちょっともどかしくもあったわ。
運命の出会い?のカノジョからも、「殺されそうだから何か喋って」とか、「変態なの?」とか言われるし。
そっちから頼んできてその言い方はないだろ〜・・・・・いや、めっちゃウケたけど!(T▽T)笑
で、彼女との出会いはまさに旅立つ前の空港、ここからがフーシの第二の人生の始まりね? ・・って普通に思ってたのに、あんな風になるとは・・。
いや、あんた(カノジョ)が一緒に暮らしたいって言ったやん、そっちから言ってきてそのドタキャンはないだろ〜
いやこれもうドタキャンのレベル越してない?いくら精神的に不安定でもなんか酷いなぁ〜・・
・・ってこれまた普通に思ったけど・・・でもそこで止まらなかったね、彼の想いは。
と言うか、出会って間もなくにちょっとお話しただけで、勝手に旅行決めたり、職場訪ねたり、
音信不通だからってドア(ガラス)破壊して家に侵入したり(ヘタすりゃまた警察沙汰)行動は最初からかなり(アブナイ)気合い入ってたよね。
ある意味、やっぱ変態かもしれん。 結果オーライな為、とりあえずいい意味の方でヨロシク! マイナス×マイナス=プラス!・・みたいな感じで!
あんだけメンヘラのカノジョの存在は、母親の言う通りだったかもしれないけど、彼自身がそれをそれだけのものにはせず、
そこからちゃんと自分の一歩を探し出してさ、それはカノジョの為であり、自分の為でもあって・・。
ネガティブで弱そうに見えた主人公は、本当は誰よりも強い人だったのかも?・・って気持ちにもさせられた。
そう言えば、職場の酷いヤツが助けを求めた時だってちゃんと手を貸してあげてたよね。そんな人こそが、強い人、なのかもしれない。
と言う訳で、後は、食事と身だしなみにさえ気を配れば、先は明るいと信じたい。ダンスの時は結構イイ感じだったしね(^_-)-☆   【Amazon】
 

スキャナーズ
SCANNERS (81・加)
 
 
(監・脚)デヴィッド・クローネンバーグ
(主)スティーヴン・ラック ジェニファー・オニール マイケル・アイアンサンド パトリック・マクグーハン ローレンス・デイン
   ロバート・シルヴァーマン チャック・シャマタ アダム・ルドウィッグ メイヴァー・ムーア
超能力者の対決!・・のハシリみたいな作品だったのかな? 頭爆発にはビックリしたけど、「フューリー」を思い出したりも。
悪役の、ジャック・ニコルソン(似)の人がいいぞ。( ̄∇ ̄; 2もあるみたいなんで見てみたいな。
超能力者をスキャナーズと言う呼び方は普及(?)して欲しかった気も。   【Amazon】
 

スキャナー・ダークリー
A SCANNER DARKLY (06・米)
 
 
(監・脚)リチャード・リンクレイター (原作)フィリップ・K・ディック
(主)キアヌ・リーヴス ロバート・ダウニー・Jr ウディ・ハレルソン ウィノナ・ライダー ロリー・コクレイン
 
冒頭の虫・・がインパクトあったせいか、その後からは結構退屈だった。
そもそも、全部がアニメだなんて知らなくてびっくり。ああ、これは「ウェイキング・ライフ」作ったノリで長篇作った、って感じなのね?
正体不明な主人公にするには丁度良い手法だったけど、実写をわざわざアニメに塗りなおす(?)のもご苦労な事でしたなあ。(^^;
製作総指揮に狂兄とかソダーバーグとかも名を連ねてるね。 【DVD】 

スキャンダル 愛の罠
LA GABBIA / THE TRAP / LO SCANDALO / COLLECTOR'S ITEM / DEAD FRIGHT (85・伊=スペイン)
 
 
(監)ジュゼッペ・パトローニ・グリッフィ (脚)アルベルト・シルヴェストリ コンチャ・オンブリア ルチオ・フルチ (原案)フランチェスコ・バリッリ
(主)ラウラ・アントネッリ トニー・ムサンテ フロリンダ・ボルカン クリスティナ・マルシラック ブランカ・マルシラック ラウラ・トロッシェル
 
いや、EVでいきなり吸うなよ。( ̄∇ ̄;(何を?)
昔のヒロインはたいそう魅力的。今の娘も。 しかし、始終そこに愛はあったんか?な感じ。
今忙しいのよ〜(〇〇で〜)な返事に笑った( ̄∇ ̄;   【CS】 

スクープ・悪意の不在
ABSENCE OF MALICE (81・米)
(監・製作)シドニー・ポラック (脚)カート・リュードック デヴィッド・レイフィール
(主)ポール・ニューマン サリー・フィールド ボブ・バラバン メリンダ・ディロン ルーサー・アドラー ウィルフォード・ブリムリー ジョセフ・ソマー
マイアミの港町で起こった労働組合長失踪事件。解決の糸口がみつからず焦ったFBI捜査官は港で働くマイケルを犯人に仕立て上げるが・・
本当の事を世間に伝えたいと言う至ってマトモな気持ちも、ねじれた報道がああ言うルートで世間に出てしまうと軌道修正が更にねじれてしまい・・
水面下で何が起こってるのか判らないだけに、そのジレンマも大きいよね・・。訴える物は感じたけど、ちょっと平板で地味な印象なのが残念。
ニューマン演じるマイケルには一番迷惑な話だったんでしょうが、その本心もどこか掴み所がなく、あまり共感出来なかったし、
フィールド演じる女性記者も、その奮闘ぶりには同情しちゃうけど、元々この女優さんに全然魅力を感じない私には、
彼女の聖子ちゃんカットのが、ああ80年代なんだ〜・・とやけに印象に残ったりして。(汗)
何はともあれ、ニューマン・・天国で安らかに・・。 【ビデオ】

スクール・オブ・ロック
THE SCHOOL OF ROCK (03・米)
 
 
(監)リチャード・リンクレイター (脚)マイク・ホワイト
(主)ジャック・ブラック ジョーン・キューザック マイク・ホワイト サラ・シルヴァーマン ジョーイ・ゲイドス・Jr ミランダ・コスグローヴ 
   ケヴィン・クラーク レベッカ・ブラウン ロバート・ツァイ マリアム・ハッサン ケイトリン・ヘイル アレイシャ・アレン アダム・パスカル
 
命懸けてるロックバンドをクビになったギタリストのデューイ。
お金欲しさから教師の友達に成りすました彼は、名門私立小学校の臨時教員として雇われるが・・

えーと、私は音楽にウトいので、専門的な感想はナシで。ド素人の感想で。
デューイの無謀ぶりが炸裂してた最初は笑ったけど、学校でのあれこれは、もっと無謀とは言え結構淡々としててフツ〜な感触・・
だったので、さほどの面白みは感じなかった。きっとロックに明るいファンには、色々とツボを刺激される部分があるんだろうな?
・・とは思ったけど、ド素人な私にはポツリポツリしかニヤリとする部分もなくて。
結局は、あんたがロックやりたいだけかよ!
・・とかも思ったけど、いい子ちゃん達がロック開眼する様子は小気味は良いね。
ラストのステージは・・良かった〜!楽しかった!スクール・オブ・ロックの曲、サイコー!音楽ウトい私でも血が騒いだ〜〜!!
でもジャック・ブラック重そう〜受け止めたくない〜(≧∇≦)
ロックを諦めていた気弱な友人が楽しそうに見ていたのもジーンときたよ。
それに続くエンドロールも良かった〜。中盤で見るのやめなくて良かった〜。(オイオイ) 【BS-NHK】
 

<スクリーム・シリーズ>
スクリーム
SCREAM (96・米) 
 
(監)ウェス・クレイヴン (脚)ケヴィン・ウィリアムソン
(主)ネーヴ・キャンベル スキート・ウールリッチ ローズ・マッコーワン コートニー・コックス ドリュー・バリモア 
   デヴィッド・アークエット ジェイミー・ケネディ マシュー・リラード 
あれえ?BS放映されてたので再見したけど、初めて見た時の感想書いてなかったね。
前は、ドリューの顛末にびっくりしたくらいで・・あと、あの面がインパクトあっていいな〜とか。
で、ネーヴを知ったのもこれが最初だったかもしれない?
定番の、おバカな若者が次々に殺られるタイプだけど、そんな↑インパクトもあって楽しめました。
しかし、マジ、バカ男もいるもんだ〜。「人生は映画、でもどんな映画かは選べない・・」は良かったけど、
「君が好きだった・・」には爆笑!!イイカゲンにせえ〜。(笑) 【ビデオ】【BS】 

スクリーム3
SCREAM 3 (00・米)
 
(監)ウェス・クレイヴン (脚)アーレン・クルーガー (オリジナルキャラクター)ケヴィン・ウィリアムソン
(主)ネーヴ・キャンベル デヴィッド・アークエット コートニー・コックス・アークエット リーヴ・シュレイバー 
   パトリック・デンプシー エミリー・モーティマー ランス・ヘンリクセン スコット・フォーリー
 
シリーズの「2」も見てるはずだけど、感想書いてないね。しかも全然覚えてない・・(^^;で「3」の感想が先に。
このシリーズって、なんだかんだ言っても、つい見てしまう。(笑)映画ネタが絡んでるのが楽しいよね。
で、今回は脇役でエミリー・モーティマーが出てた(ノ゜O゜)ノ彼女のイメージとホラーとが結びつかない〜(笑)
しかし、今回の真の主役はデューイだった!?なんてね!(笑) 【BS】

スケア・キャンペーン
SCARE CAMPAIGN (16・豪)
 
 
(監・脚)コリン・ケアンズ キャメロン・ケアンズ
(主)ミーガン・ワーナー イアン・メドウズ オリヴィア・デヨング ジョシュ・クォン・タート パトリック・ハーヴィー カサンドラ・マグラス シグリッド・ソーントン
 
どっきり番組にしては最初からやり過ぎ感。それでTV出れたてニコニコ出来るのってなんだかな〜。
TV「モニタリング」の心霊ドッキリくらいなら面白いけど。(笑)
一体どこからどこまでが本当なのかを見極めないといけなくて、
ヘタしたら、何でも「うそでした〜」でシラけるけど(ドラマの「コンフィデンスマンjp」?みたいに)その辺の加減が良くて、思ってたよりも面白かった。
エマが殺した男のマスク取ったら若い子だったので、それまで、どうかな?と思ってたアビィが仲間だと判ったけど、
相手が誰であれ、箱に閉じ込められるってのはそれだけで見るのも恐い。
最後エマが気づいたのか、いや、仕事辞めるって言ってたからマスク集団に転職?そこまでイケズじゃないとは思うけど。(汗)
意外とTV局のボスが親玉だったりして?(謎)      【Amazon】

スケアリーストーリーズ 怖い本
SCARY STORIES TO TELL IN THE DARK (19・米)
(監)アンドレ・ウーヴレダル (脚)ダン・ヘイグマン ケヴィン・ヘイグマン (原案)ギレルモ・デル・トロ パトリック・メルトン マーカス・ダンスタン
(主)ゾーイ・コレッティ マイケル・ガーザ ゲイブリエル・ラッシュ オースティン・エイブラムズ ディーン・ノリス ギル・ベローズ
 
ハロウィンの夜、友達とある屋敷に忍び込んだステラは地下室で見つけた本をついそのまま持ち帰ってしまう。
すると翌日から彼女の周りで次々と子供たちが行方不明になり・・

あのクリーチャーだけで大成功・・!   ←久々の、目標の一行感想!(≧▽≦)  いやホント、あれだけで見て良かった、みたいな。(笑)
あ、あのクリーチャーとは・・・廊下の向こうからじりじりと迫って来る青白い肥満体の・・・なんか鏡に映る自分・・みたいな・・?Σ( ̄ロ ̄lll  【CS】

スケルトン・キー
THE SKELETON KEY (05・米)
(監)イアン・ソフトリー
(主)ケイト・ハドソン ジーナ・ローランズ ジョン・ハート ピーター・サースガード
人の死を軽く扱う病院に嫌気が差した看護師のキャロラインは、自宅看護の職を新聞広告で見つけ、片田舎のお屋敷に赴く。
その屋敷には、脳卒中で手足が不自由になり余命少ない夫ベンと、彼を介護する妻ヴァイオレットがいた。

日本劇場未公開のオカルト・ホラー・・と言うので軽く見ていたら・・うわ〜・・やられちゃった〜!まさかそう来るとは・・油断してたわ〜( ̄∇ ̄;)
思わず再見したら、最初の方から、さり気ない会話の中にも、もう伏線バリバリはられてるじゃないの!それに気付かないなんて・・不覚!
・・と言うか、はり方が上手い!どう見たって怪しいのはアイツだ!と思う方向にばかりとらわれて、一応オカルトホラーって言っても
ど〜せ欲に目が眩んだソイツのドタバタ劇で最後は銃とか(爆)でオシマイじゃないの〜?・・な〜んて、ヘボ推理してた自分って一体・・。( ̄∇ ̄;)
実は、このオチは、自分の中の怖い話ベスト5の中に入ってるある物語と同じなので、さほどな恐さはなかったんだけど、
とにかく全然そう言うオチまで予測出来てなかったもんだから、そっちに参った!って感じ。
連休ボケでした・・なんて言い訳は出来ないわ・・と言うか、しっかり騙されてかえって頭がスッキリしたわ。(≧▽≦)
殆どラブコメでしかお目にかかってなかったケイト・ハドソンの初ホラーだそうだけど、なかなかどうして・・彼女は笑顔が可愛いけど、
怯えながらも強気に頑張る姿はすごく良かったです。だってあのローランズと・・(メ-_-) ・・☆・・(-_-メ;)バチバチッ!なのよ・・それだけでコワっ!
女性二人にジョン・ハートとP・サースガードも加えて、俳優陣も見応えアリ・・の(久々の)良質ホラーでした♪
ついでに・・ ケイトが赤い車で田舎に向かうシーンでは、お母さんのゴールディが黄色い車を飛ばす「ファール・プレイ」を思い出したわ。
田舎のお屋敷の出だしの雰囲気は「悪魔のいけにえ」かな?(^^; 「マンダレイ」の英雄?もチョイ役で・・。(^^;
余韻が残る(次の展開が想像出来る)○○○な終わり方でした。イアン・ソフトリー・・いいね〜! 【DVD】

スコア
THE SCORE (01・米)
(監)フランク・オズ
(主)ロバート・デ・ニーロ エドワード・ノートン マーロン・ブランド アンジェラ・バセット
主役二人には満足するものの、さてこれから!って思ったとたんに終わってしまった・・・??
どんでん返しは?なに?あれだけ?おいおい!デ・ニーロ!ノートンく〜ん!(@_@) 【ユナイテッド・シネマ】

スコーピオン・キング
THE SCORPION KING (02・米)
(監)チャック・ラッセル
(主)ザ・ロック マイケル・クラーク・ダンカン スティーヴン・ブランド
「ハムナプトラ2」のスコーピオン・キングが帰って来た!・・らしい・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ  
主役のザ・ロックはWWFのNo.1レスラー!・・らしい・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
だいたい、WWFって何よ?( −_−)ノ ビシ*)゜O゜) アゥ
冒険活劇娯楽映画?日頃お疲れの方にはストレス解消に、マッチョのお好きなあなたも是非!?【ユナイテッド・シネマ】

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD (10・米=英=カナダ)
 
(監・脚・製作)エドガー・ライト (脚)マイケル・バコール (原作)ブライアン・リー・オマリー (製作)マーク・プラット エリック・ギター ニラ・パーク
(主)マイケル・セラ メアリー・エリザベス・ウィンステッド キーラン・カルキン クリス・エヴァンス アナ・ケンドリック アリソン・ピル 
   ジェイソン・シュワルツマン オーブリー・ブラザ ジョニー・シモンズ マーク・ウェバー エレン・ウォン 斉藤慶太 斉藤祥太
年下の女子高生カノジョが出来たスコット。だがすぐにミステリアスな女の子ラモーナに出会い一目惚れ。
しかし彼女と付き合うには思いがけない試練が・・?!

あっれ〜・・期待が大きすぎたかな。思ってた程には面白くなかったなぁ(^^;
なんかこう、もっとぶっ飛んだ感があるかと思ってた。
いや、色々と派手なアクションはあるんだけど、どこか限界枠が決まってる感があって、あまり入り込めなかった・・と言うか。
それって、全体がゲーム感覚だから、って事なのかな?ゲーム世代じゃないから、この世界観に浸れなかったのかな?
相手をやっつけたらコインをゲット・・なんてのは面白かったけどさ。
そうそう、第一に、主人公のオタクっぽい青年に全然魅力を感じなかったんだよなぁ。
マイケル・セラって、アメリカでは、ナード系俳優として結構人気があるみたいだけど。
同じオタク系でも、ジェシーみたいなギーク系のが自分には好みと言うか・・。
どう違うのよ、って言われても説明は難しいですが。(笑)
まあ、俳優の好みは措いておいても、役柄としても、このスコットには全く惹かれなくて。だっていつも同じ顔しかしてないし、
あの格闘も、きっと脳内でしか起こってない事なんだろうな、だって、理由もなくあんた強すぎだし!(笑)
・・とか思うと・・ノレない・・ヒトゴト・・ああ・・(汗)
自身の弱さと恋に打ち勝っていく為の、自分なりな格闘だったにしても
デジタルな一本調子なんで、感情移入する場所がないと言うか。
アナログな抜け感が必要なのよ、昭和のオバ・・おねいさんには!
”スコット・ピルグリム”と言うのは、もろ主人公の名前だったのね。
てっきり”殉教者のスコット”かと・・とか思ってたら、途中、殉教者さん、とか皮肉られてる場面があったので
一応、それなりにつけられた名前ではあったのね。どこぞの、ナポレオン・ダイナマイトには負けるけど。(謎)
中華な彼女は、最初、可愛い系かと思ったら、どんどん、アブない方向に変身していって・・
中盤からは、見た目も雰囲気も、殆ど、い○うあさこだったわ。
女って、メイクや仕草で変わるものね・・。え?愛でこそ変わる・・んですと?(*^-^)ニコ
メイクと言えば・・ラモーナの印象は、彼女自身と言うより外見の派手さだけ・・だったなあ。
せっかく悪くない女優さんだったので、もっと彼女の素のステキさがわかる場面があったら良かったのに。
ドラムスのキムは・・「ミッドナイト・イン・パリ」にも出てた子よね?ちょっとアリソン・ローマンちゃんが所帯じみた風貌;;。
登場人物では、ゲイの子が良かったわ。どこがよ、って言われても説明は難しいですが。(笑)
彼ってマコーレーの弟だよね?兄より全然いいじゃん。あ、単なる個人的シュミね。(笑)
それから、双子の斉藤兄弟が出てると言うので待ち構えてたのに、敵の中では一番出番もアクションも少なかった!
なんてこったい〜・・彼ら目当てで見たって言うのに〜・・(え)  【CS・スターチャンネル】

スコルピオンの恋まじない
THE CURSE OF THE JADE SCORPION (01・米)
(監・脚)ウディ・アレン
(主)ウディ・アレン ヘレン・ハント ダン・エイクロイド シャーリズ・セロン
なんともくたびれたアレンがいい味出してましたワ〜。( ̄m ̄〃)ぷぷ くたびれてても何だか粋?!(笑)
と言うか、いつだってカケアイが面白いよね、アレン自身が出るアレン作品はね。うるさいんだけどさ。( ̄∇ ̄;)
次から次に飛び交う言葉・・よくここまで気のきいたセリフがポンポン飛び出して来るな〜って。(笑)
催眠は、”かける”物でなく、本人の”その気”を誘導する物なんだそう。
お互い惹かれ合ってても、違う方向に向いたアシにブレーキをかけるのは仲々大変な事だよね。
小さなちょっとしたキッカケを、誰もが望んでいるとしたら・・騙されたふりして飛び込みましょうか!(どこに?) 【KBCシネマ】

スター・ウォーズ/エピソード2 クローンの攻撃
STAR WARS EPISODEU ATTACK OF THE CLONES (02・米)
(監・脚)ジョージ・ルーカス
(主)ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン ヘイデン・クリステンセン フランク・オズ サミュエル・L・ジャクソン
相変わらず話し合いの場面は退屈だが(笑)今回も戦闘場面やその他のアクションシーンは面白かった。
特に工場!パドメとアナキンのロマンスはもちろん、彼の、若さゆえの傲慢さ、悪の芽ばえも見所のひとつ。
ヘイデンの眼差し・・ピッタリ・・。最初のシリーズに繋がる(だよね?)E3は必見ですね。【ユナイテッド・シネマ】

スター・ウォーズ/エピソード3 シスの復讐
STAR WARS EPISODEV REVENGE OF THE SITH (05・米)
(監・脚・製作総指揮)ジョージ・ルーカス (音楽)ジョン・ウィリアムズ
(主)ユアン・マクレガー ヘイデン・クリステンセン ナタリー・ポートマン イアン・マクダーミド サミュエル・L・ジャクソン
   ジミー・スミッツ アンソニー・ダニエルズ ケニー・ベイカー フランク・オズ[ヨーダ]
繋がりましたね〜。遠い昔はるか彼方**年前、自分がまだ**歳の乙女だった頃に劇場鑑賞した、あのエピソード4と・・!
なんかこれだけでも感慨深いもんがありましたよ。何しろ、気付いてみればこのシリーズ、全部劇場鑑賞してたしね。
これ終わって、エピソード4〜6を見直してみたいな、って思えたし、さほどなSWファンって訳でもない私でさえこんな風だったので、
ファンの方々には感涙モノだったんじゃ?
実を言うと、E1から又始まった時には、それこそ、ゆあん♪が出るから・・と、ただそれだけしか興味がなくてゞ( ̄∇ ̄;)実際、E1はたいして
面白くもなかったので;;もういいんじゃない?それになんでゆあん♪がオビ・ワン?とか思ってもいたんだけど(思っとったんかいっ)ごめん・・ゆあん♪
良かったわ〜。いつの間にか、ちゃんとオヤヂ・・じゃなくてオビ・ワンになってて、きちんと最後まで私を引っ張っていってくれたもの〜(*/∇\*)キャ
それに、ヘイデン君の変貌ぶりもなかなか凄まじくて素敵でした・・って日本語ヘン?( ̄∇ ̄;) これもやっぱりE1ではどうなることやらだったけど、
いや・・良かったです。あの一途に?苦悩する姿・・爽やか青春系キャラ路線でも全くOKな、そこはかとなくウィリアム王子似なヘイデン君が・・
あんなにも邪悪な目つき
発揮出来るなんて見直したわ〜。・・って益々日本語ヘンですか?日本語じゃなくて感覚がヘン?
フォースでもどうもこうもならんのが人の命・・。生まれたばかりの赤ちゃんを見てると、幸せもまるで星の瞬きの様ね・・としんみりしながらも、
イケメン両親の娘が何故キャリー・フィッシャー?!と、突如流れ星の様に駆け巡った素朴な疑問・・!
でも実は、いつもキレイなナタリーも、今回のパドメに限って、どーもブサ○クに見えたんだよね。なんで?撮影のせい?
でもまあ最後のシーンでは、眠れる森の美女の様に美しかったから良かったけど、ファンとしては気になったよ。
(その参列の中に、「クジラの島の少女」のケイシャちゃんみたいな顔があったけど・・違う?次期王女だと思うけど似てたわ)
それから、今回はヨーダが強い!・・と言う噂通り、彼の人間離れした活躍も見応えがありました・・人間じゃないか!ゞ( ̄∇ ̄;)
そう言えば、この世界って誰が人間なのか何なのか区切りなくて安心出来るなぁ〜ゞ( ̄∇ ̄;) チューバッカも癒し系だし。
・・と、俳優やキャラの話ばかりで、
内容についてはてんで触れてない感想で幕を閉じたいと思いますが(いつもか!)
最後に、とっても気になったのが、あのイグアナみたいな乗り物〜。可愛い〜♪(* ̄∇ ̄*)あれに乗ってダ○エー行きたい!
【追記】その後のダース・ベイダーさん・・
     シリーズ終わって暇が出来たのか、福岡の新地下鉄の一日駅長さんになっておられました。_(T▽T)ノ彡☆ 【ユナイテッド・シネマ】
【最終回記念:画像特別掲載】
    朝ですよ〜

スター・ウォーズ/フォースの覚醒
STAR WARS:THE FORCE AWAKENS (15・米)
 
 
(監・脚)J・J・エイブラムス (脚)ローレンス・カスダン マイケル・アーント
(主)ハリソン・フォード デイジー・リドリー アダム・ドライバー ジョン・ボイエガ オスカー・アイザック ルピタ・ニョンゴ キャリー・フィッシャー 
   アンディ・サーキス ドーナル・グリーソン グウェンドリン・クリスティー アンソニー・ダニエルズ ケニー・ベイカー ピーター・メイヒュー 
   マーク・ハミル マックス・フォン・シドー サイモン・ペッグ ダニエル・クレイグ
 
砂漠の惑星で家族の帰りを待つレイ。廃品回収をしながら暮らす彼女は、
ある日突然現れたドロイドBB-8を通じて帝国軍の残党ファースト・オーダーの脱走兵フィンと出会う。
ずっと体調イマイチなのを騙し騙し過ごしてたら、
大みそかにがめ煮(煮しめ)作った後にとうとう起きてられなくなってそのまま寝込んでしまった;;
まあ、風邪なんだけど、ずっとくすぶってた分、ドッと来たみたい。そんな訳で初詣にも初売りにも行けず・・
しかし!3日に予定してたこのSWだけは娘がネット予約してくれてたので行かない訳にはいかない!
座席指定だし、しかも初4D!なので気合い入れて風邪を吹き飛ばし、当日はなんとか行って来ました。
と言うか、去年6月に顔面に富士山作っても映画には行った前科(?)があるし・・
熱も下がってたし多少ぼんやりする程度なら全然OK。
4Dの揺れる椅子と首筋に直撃する風の勢いで目も覚めたしね。これぞ、フォースの覚醒と4Dの目覚ましがシンクロした瞬間!
(新年1本目からの意味不明で長過ぎる前置きは元気な証拠!)
で、SW・・なんだか最初(EP4)のノリに戻った感じで、まあ楽しめました。
元々それほどガチなファンでもないけど、それなりにSW世代だしね。(↑前の感想見たら、なんだかんだで毎回楽しんでる・・笑)
EP1〜3みたいに政治の説明とか長々となくてシンプルなSFアクションだったのも良かった。
毎回見どころになる追撃シーンはやっぱりすごいね。身体が動くし。あ、椅子が動いてたのか。Σ\( ̄ー ̄;
BB-8可愛いかったね〜。ペットに欲しい・・掃除してくれたらなおいい。
ヒロインも、最初ポスターで見た時は、
あんまり可愛くない〜大丈夫か?でもSWは一作目もヒロインは(以下自粛)だったからまあ同じ路線でOKなのかな?
・・とか思ってたけど、実際見てみたら、笑うとナイトレイに似てて可愛いし、
スタイルも動き自体も全然良くって、こりゃ失礼しました〜;;って心の中で平謝り。
その分、カイロなんちゃらがビミョ〜でさ(笑)見るからに「弱っ」な印象。レイとの戦いも、見た目で勝負ついとる。(≧∇≦)
これ、また三部作?これからレイや彼のあれこれが明らかになっていくのかな?
ところでペッグとクレイグも出てたらしい。全くわからなかった( ̄□ ̄;どこ〜?どこにいたの〜?
初4Dは、風とか雪?水しぶきは良くて爆発の臭いはイマイチだったけど楽しかった。
★余談・・・ 今までSWには特に興味示さず、今回も実はSWより4D体験の方に興味持ってた娘は、
今回のSWは予想してたより随分面白かったみたいで、やっと以前のSWにも興味がわいて、
たまたまTV録画してた前の(EP6)も見た・・んだけど、それは思ってたのとは違ったみたい。
「何これ〜こんなのSWじゃない〜シルバニア・ファミリーやん〜」とのこと。
まあ確かに今見ると、前のはノンビリ感じるかな?でもシルバニアって・・(笑)熊のせいか・・?熊違うし・・( ̄∇ ̄;
【以下、微妙にネタバレあるかも。未見の方はご注意下さい】
でもさ、前はルークのお父ちゃんがあれで・・今回はハン・ソロの息子があんなとは・・
そして、眩暈がする程広い宇宙にあってさえ、重要ポジションに就いてるのは身内と言う・・
子育ての難しさやDNAの絆を宇宙規模で教えてくれるSW・・(笑)
やっぱファミリーで安心して見られる作品ね・・と改めて実感。(≧∇≦)
ただ、いつまで経っても平和が訪れない世界なので、ちょっと悲しくはなったかな。
トドメはハン・ソロ・・嫌だぁ〜I'll be back.って言ってよ〜この際パクリ台詞でも何でもいいから〜(泣)
自分は実はチューバッカが一番好きで・・と言う事は、ハン・ソロとのコンビが一番好き♪だったもんで、
もうチューイの心情を思うと悲しくて悲しくて〜・・ん?レイアのが可哀想?そう言う見方もあるか。Σ\( ̄ー ̄; 【ユナイテッドシネマ・キャナル】
 

スターシップ・トゥルーパーズ
STARSHIP TROOPERS (97・米)
(監)ポール・ヴァーホーヴェン (原)ロバート・A・ハインライン
(主)キャスパー・ヴァン・ディーン ディナ・メイヤー デニス・リチャーズ ジェイク・ビジー
ぼ〜っと見ようと思ってたけど、結構クギヅケに。(笑)テキの攻撃も、やられ方も原始的で(笑)ストレートだなぁ、と。
でも、いい人が殺されて・・可哀想・・そこだけはフマン。【ビデオ】

スタン・ザ・フラッシャー 露出狂とロリータ
STAN THE FLASHER (89・仏)
( ̄∇ ̄;)
(監)セルジュ・ゲンズブール
(主)クロード・ベリ オーロール・クレマン リシャール・ボーランジェ エロディ・ブシェーズ ダニエル・デュヴァル セルジュ・ゲンズブール
こんな風になったオヤヂを、ただのロリコン・エ*オヤヂと言ってしまうのもちと可哀想な気もするが、でも一言で言えば、
やっぱただのエ*オヤヂ・・の他の何者でもなかったりして。ゞ( ̄∇ ̄;)どっちやねん  
いや、ちょっと寂しい気もしたのよ・・年取ったら「夢」ってこんなんしかないん?とか。大好きなエロディのデビュー作でもあったし(可愛い!)
雰囲気や音楽は結構好みだったが、こんなタイトルのビデオをレンタルするのには勇気がいった。( ̄∇ ̄;) 【ビデオ】

スタンドアップ
NORTH COUNTRY (05・米)
(監)ニキ・カーロ (脚)マイケル・サイツマン
(主)シャーリズ・セロン フランシス・マクドーマンド ショーン・ビーン リチャード・ジェンキンズ シシー・スペイセク ウディ・ハレルソン ジェレミー・レナー
夫のDVから逃れ、子供の為生活の為、鉱山で働く事にしたジョージーに襲い掛かる、様々な嫌がらせやセクハラ・・。
しっかしこれヒド過ぎるよね・・鉱山の男どものやってる事なんて低俗過ぎるし犯罪の域。町の人達もあんまりだ〜ついでにお父ちゃんもあんまりだ〜
・・とか怒り狂ってたら、後半はあれよあれよと急ほにゃらら展開!・・もしもーし!
いやそりゃそれで嬉しいんだけどさ、なんかハショって無理矢理時間内に収めたみたいなこの特急クライマックスってどうなのよ。
裁判所の外でマキ入れられてるみたいじゃん〜(^^;前半、とってもじっくり骨太に進んでいただけに
に、なんか残念。
この内容だったら、もう少し長くても絶対飽きずに観れたと思うし、描かれるべき物をもっと観たかった。
ジョージー(セロン)と父親、友達夫婦、友達の夫とジョージーの息子・・などなど・・其々に皆、心の内に色んな物を抱えてる姿が、時に温かく、時に悲しく・・
じんわりとハ〜トに沁みて来てとても愛おしかった。ジョージーの友達役のマクドーマンド、良いね!シ
ョーン・ビーン様(笑)も素敵過ぎて、
辛いながらも羨ましかったり・・複雑な心境。理不尽な扱いに対して、1人ででも立ち上がろうとするジョージーの実直さも好きだったけど、
その実直さが誤解を生む原因になる事も無きにしも非ず・・な現実も、セクハラ被害経験有の自分にも痛い程よく解った。
それに彼女に賛成出来ない人達の行動も、これまた生活かかった立場であれば理解出来るから難しいよね。
でもさ、男ども、もうちょっと強くなってよ・・強いってのは体力腕力の事じゃないんだよ・・。
お母ちゃんにペケペケされてやっと目覚めたお父ちゃん見てるとさ、やっぱり女のが急激な変化や逆境に強いのかも?な〜んて思っちゃったしさ。
でもお父ちゃん大好きな娘は幸せだと言うし、夫を尊敬し頼る妻もきっと幸せなはず。
人として人を大切に出来るって本当に幸せな事だもの。・・誰だってみんな幸せでいたいはずなんだけどねぇ・・。
・・話ソレたか?( ̄∇ ̄;) ついでに、「人」と言う字は支え合ってますが「入」と言う字も・・もうエエて?ゞ( ̄∇ ̄;) 【ユナイテッド・シネマ】

スタンド・バイ・ミー
STAND BY ME (86・米)
(監)ロブ・ライナー (脚・製作)レイナルド・ギデオン ブルース・A・エヴァンス (原作)スティーヴン・キング
(主)ウィル・ウィートン リヴァー・フェニックス コリー・フェルドマン ジェリー・オコネル キーファー・サザーランド 
   ジョン・キューザック リチャード・ドレイファス
なかなか縁がない(見てても途中で用事が出来て見られなくなるとか)映画の1つだったんだけど、この前TV放送していたので
今回こそは!と気合い入れて、やっと見られました。未来ある子供時代・・でも死を意識した子供時代・・の1ページが瑞々しく描かれていました。
誰でもこんな時ってあったよね〜・・しかし、いつも思うんだけど、どうして子供時代には子豚みたいだったリヴァーが
あんなにカッコよくなるんだ?!(笑)若いキーファーもなんだか懐かしかった。 【TV】

スチームボーイ
 (04・日本)
(監・脚・原案)大友克洋 (脚)村井さだゆき
(声)鈴木杏 小西真奈美 津嘉山正種 中村嘉津雄 児玉清 斉藤暁 寺島進 沢村一樹
気が付くと、ディズニー以外のアニメを劇場で観る事なんてほとんどない今日この頃・・だったんだけど、たまたまTVで見た
大友監督のインタビューがとても興味深かったので、子連れで観て来ました。監督は、CGは最小限にとのポリシーだそうだけど、背景なんて
手描きかCGか素人にはよくワカラン位凝ってて、又それ以上にメカが緻密。なかなかこんな細部まで描かないよフツー。(笑)愛があるのね〜。
でも、だから余計に、しっかり手描きな(?)人物がちょっとカンタン過ぎて物足りない印象。せめてスカーレットのドレスのフリルにレース穴くらいは
描いて欲しかった・・え?ただのスカラップですと?(笑)キャラの性格や内容については、声優さんはとても頑張ってて割合好感が持てたけど
(特に小西真奈美・・あんな声出すのね。アニメ向いてるんじゃ?杏ちゃんも少年っぽさが違和感なくすんなり溶け込めた♪)
シンプルで良いお話なのに、感情変化や展開が一本調子でメリハリに欠けた印象が残って勿体無かった。例えば、もうちょっとギャグで繋ぐとかさぁ〜
・・って、こんな要求は私だけか?ゞ( ̄∇ ̄;)スチームボールはだるまストーブみたいだったので、私としては、某Cさん仰る所の「W3」に似た車輪型の
自転車(?)に乗ってみたいなぁ〜。でも自分が乗ってエライ事になってる姿が簡単に想像出来る・・(汗)
一部、「デイ・アフター・田口トモロゥー」なトコがあった。(猛暑でも脳みそだけはいつまでもくどく氷点下) 【天神東宝】

スチュアート・リトル
STUART LITTLE (99・米)
(監)ロブ・ミンコフ (脚)M・ナイト・シャマラン グレッグ・ブルッカー (原)E・B・ホワイト
(主)ジーナ・ディヴィス ヒュー・ローリー ジョナサン・リップニッキー (声)マイケル・J・フォックス
生き生きとしたねずみのスチュアート。子供にはとっても面白かった様です。(´▽`) 猫ちゃん達もすごかったわぁ〜(笑)【ユナイテッド・シネマ】

ずっとあなたを愛してる
IL Y A LONGTEMPS QUE JE T'AIME / I'VE LOVED YOU SO LONG (08・仏)
(監・脚)フィリップ・クローデル
(主)クリスティン・スコット・トーマス エルザ・ジルベルスタイン セルジュ・アザナヴィシウス ロラン・グレヴィル フレデリック・ピエロ
   リズ・セギュール ジャン=クロード・アルノー ムス・ズエリ
フランスの人気小説家フィリップ・クローデルの初監督作。
息子を手にかけ15年の刑に服していたジュリエット。出所した彼女を迎えてくれたのは年の離れた妹レアだった・・。

悩みがある時、誰かに相談してみるだけで、
解決はしないにしても、少しはモノゴトいい方に向かうかもしれない・・
解決はしないにしても、最悪な事態まではいかずに済むかもしれない・・
殆ど人に相談などしない自分は漠然とそんな風に思ったりしたよ。
それに、世の中、紙一重なのってホントだよね。誰でも危うい人生を送ってるよね。
保護観察官は、最初からどこか不自然だなぁ・・って思ったので、
あの顛末には余計に悲しい・・と言うより、
悔しい気持ちがしてならなかった。
ジュリエットの、人の事を考える(感じる)余裕がない事も気の毒でならなかった。
ただ、自分は(服役した事がないせいか?)姉(ジュリエット)の苦悩より、妹の苦悩の方に感情移入してしまった様な気もする。
姉への愛情をずっと抑えて来た妹は不憫だったし、
それ以上に、それを失わずに今まで耐えた来て素晴らしい人だなぁって思ったり。
姉も、子供への愛情を、似たようにずっと隠してきてたけれど・・
最初は、もしかして本当に殺したのは夫だったの?とかも思ったけど(またヘボ推理を・・)
夫登場しないし、じゃあもしかして・・と思ったら、二番目に思った通りだった。
その真相自体には、特別意外性はなかったものの(まぁ、そういう言い方もどうかとは思うけど)
それを先に私達に知らせないところに、ジュリエット仕方なかったかも・・などと言う同情を受けたりしたくないし、
自分はそれを言い訳には絶対したくない・・と言う彼女の決意の様なものと子供への本当の愛情が感じられて余計に胸がつまった。
でもさ、いきなり感情を爆発させるのって、ちょっと恐くない?;;日本人には少ないと思うから。
それに、いきなり怒鳴られたプチ・リスが、その後すんなりジュリエットになつくのかな?
とも思ったし、たまに画面(状況)が唐突に変わるのにも違和感があったな。
ちょっと面白かったのは、出所したての姉が行きずりの男性とその場だけの関係を持った事に対して、妹がサラリと受け止めたこと。
いくらフランス人だからって、やはり少しはひっかかるよねぇ?(笑)
普通の状況だったら、なんてふしだらではしたない(死語か?笑)とかも思うのかもしれないけど
ずっと普通の生活を送ってなかった姉に対する慈しみもあったんだろう、
そう言うことすら人生の楽しみの1つである様なとらえ方が、逆に微笑ましく映ったわ。 【シネ・リーブル博多駅】

ステイ
STAY (05・米)
(監)マーク・フォスター (脚)デイヴィッド・ベニオフ
(主)ユアン・マクレガー ナオミ・ワッツ ライアン・ゴズリング ボブ・ホスキンズ エリザベス・リーサー ジャニーン・ガロファロー
最近、俄然注目を浴び出したマーク・フォスター監督最新作。・・と言っても、過去作品からして、自分とはあんまり相性がよろしくない・・(汗)
・・んだけど、大好きなゆあん♪とナオミ共演!・・
てので、一抹の不安抱えながらも劇場へ。
過去作品とはガラリと違うミステリー物で、ゆあん♪もナオミも、ライアンやホスキンズもなかなかいいムード。
「ライアン、またこんな役かいっ・・」な〜んてちょっと頭をカスめはしたけど。ゞ( ̄∇ ̄;)
様々な不可解なキーで構築された、普通に見えて普通じゃない”その世界”は、閑散とした邸宅や眩しい螺旋階段、蜘蛛の巣の様なライト・・など
映像は良くて、不思議さがまったりと絡みつき、始終「謎」を意識せずにはいられなかった。
・・が、残念ながら、その「謎」は充分推測の域で全然驚く様なシロモノではなく、そこに辿り着くまでの”その世界”が散々思わせぶりに展開し、
観客(私)の感覚をフルに刺激していたにも関わらず、正直、お話自体にはたいして面白味がなかったので(爆)ラストには、
感動よりも疲労感のが残ってしまった。こんだけのネタで、こんなにも時間取るなぁ〜( ̄∇ ̄;) TV「世にも奇妙な物語」くらいの時間だったら
まだ納得出来たと思うし、楽しめたんじゃないかと思うんだけどね・・。ムードだけじゃダメだよ・・。
結局一番心に残ったのは、
本屋の兄ちゃんがムダにイケメンだった!って事かも・・!( ̄‥ ̄)
【以下、ネタバレあり!未見の方は絶対に読まないでね!】
そりゃあ、その「謎」が結局どう言う事だったのか、ってのは完璧には説明出来ません。(笑)
でも、ヘンリー(ライアン)の後悔や懺悔が作り上げたもう1つの世界であるのは間違いないよね?
”その世界”では、サム(ゆあん♪)の視点で進んでいるから、普通に考えると混乱するけど、魂の浮遊してる世界だと思えば解る気もするし。
でも”その世界”は、例えば「TA○○SHIS'」或いは「le○○」にも似た所がある世界・・単純に言ってしまえば、いわゆる”夢オチ”の一種
(”異世界オチ”と言った方がいい?)であると思うし、それはどんな風にも造れてしまう、どんなに理屈が合わなくても、ひっちゃかめっちゃかでも
全てが許される・・と言った世界。なので、こう言うタイプの作品に「やられた!」感を貰うってのは、はっきり言って相当すごいオチ、或いは巧みなワザが
必要だと思うし、それはもの凄く難しい事だとも思うんだよね。例えば、そう言うのの成功例、オ○ンの「ス○○○○・○○ル」とか、
リ○チの「マ○○○○○・○○○ブ」みたいな芸当(笑)が今回のこの作品にあったか?・・と言えば、残念ながらとてもそこ迄は到達してなかった・・し、
オチを知った時点で、それ迄の自分の感覚(信念?)が覆されたりぶっ壊れてしまう様な何かや、再度その「謎」に興味が戻るかどうか・・と言う事が
こう言う作品には非常に重要だと思うのに、これにはそこまでの深さや魅力はなかった・・んだよね。
せいぜい、現実世界と”その世界”の違いを一個一個確認してみる程度の事だし、でもそれをしてみた所で自分の感覚が再びどうこうなる事はない。
あ〜、そう言う所はR・ギア主演の「プ○○○○ー」とも通じるモノがあるかもね・・”もう別にどうでもいいよ感”とでも言うか。(;^_^A
愛する者を失った・・と言うか、愛する者の人生を奪った事に対して許しを乞うヘンリーの姿は可哀想だったし、その為に”その世界”を作り上げ、
しかし居座る事も許されず自ら出て行かねばならない姿は悲しかったけれど、そんな、ココロのドラマ性が作品にあまり表れていなかったと思う。
ただそのせいで、今回はミステリーに集中〜没頭出来、以前のフォスター作品の様な、登場人物の妙なあざとさをあまり感じるヒマがなかった・・
なんて言う皮肉なオチは付いてきたんだけどね。(笑)でもこれだけ散々思わせぶりに振り回されたら、似た様なモノかな・・やっぱり相性イマイチかも?
【追記】友達の感想:
「途中寝てしまった!(笑)普通は、起きると内容がどの程度進んだのかだいたい判るもんだけど、この作品は内容が内容なだけに、
それが全然判らなかった・・!」(*≧┏∇┓≦*) なるほど!
あっ、ゆあん♪のズボン丈には、私もちゃんと気付きましたよ!だってゆあん♪だもの〜上から下まで見つめます!(笑) 【シネ・リーブル博多駅】

スティール
RIDERS / STEAL (02・仏=英=カナダ)
 
(監・脚)ジェラール・ピレス (脚)マーク・エズラ
(主)スティーヴン・ドーフ ナターシャ・ヘンストリッジ ブルース・ペイン スティーヴン・バーコフ カレン・クリシェ クレ・ベネット スティーヴン・マッカーシー
 
現金輸送車を襲いまんまと逃げきった4人組の強盗団。しかし、大金の中に無記名債権があった事から予定外の事態に巻き込まれてしまう。
最初のローラースケートでの逃走はク〜ル!疾走感が、とってもドーフらしくってナイスぅ〜♪
カーチェイスも、トラックの片輪走行などは、あーっ・・おおおお・・と思わず見入ってしまったりして。
・・けど、物語にはさほど惹かれるものがなかったのは、なんでかなあ?
スリム(ドーフ)と女刑事とのラブは意味不明。スリムの首の刺青バレなんて・・衿のない服着てりゃ済みそうなもんだし
あれ、言い方が変?逆??えーっと・・ 衿のない服着てりゃすぐバレる様な刺青を見つける為のラブシーンなどわざわざいらん。
ドーフに無駄なラブシーンはいらん。←要するにこれが言いたかった。(笑)
あ、この女刑事が気に入らんかったからお話に入り込めなかったのかな?だって、仲間の某のが好きだったし・・なのになのに・・・・・。
どうせなら、全編スケートで逃走して欲しかったなあ。スケートを身体の一部にして欲しかった。
海の中でもスケート。壁登りでもサウナでもスケート。(-.-)ふ 【TV】
 

スティル・クレイジー
STILL CRAZY (98・英)
(監)ブライアン・ギブソン (脚)ディック・クレメント イアン・ラ・フレネ (音楽)クライヴ・ランガー
(主)スティーヴン・レイ ビル・ナイ ジミー・ネイル ティモシー・スポール ビリー・コノリー ジュリエット・オーブリー
      ブルース・ロビンソン ハンス・マシソン ヘレナ・ベルイストルム
人気絶頂のロック・バンド”ストレンジ・フルーツ”!・・が解散してはや20年。キーボード担当だったトニーも今やしがないセールスマン。
が、彼はバンドの再結成を決意し、かつての仲間を探し始める・・。

過去に人気のあったバンドの再結成って、どうなの?やっぱりファンは嬉しいものなのかな?
自分がファンだったバンドの場合どうだろう・・・・とか考えても、へぇ・・・・・・・くらいしか思わないもんだから(^^;
逆に、別に再結成しなくても、活躍した時代はずっと自分の中で生きてるからいいのに・・とか思っちゃう方だったりして。
あんまり、過去に浸るタイプでもないからかな?いや、結局の所、自分で思ってた程にはのめり込んでいなかった、って事なのかな?
他の人達はどうなんだろう?
 ・・ってちょっと思った。
とは言え、若い頃のエネルギー再び!・・と、少々おちぶれちゃった感ある人達が奮闘するのは結構好き。
過去にとらわれすぎてる心が、イマの瞬間に解放された時の清清しさよ!
あれっ?主役(バンド)からちょっと離れた視点になると、なんだか素直に応援出来ちゃってますね〜?
と言う事は、私の場合、自分が思ってた以上にのめり込んでいたから、今更それを同じテンションでこじ開けたくない・・
同じテンションになるのは心身共に無理・・って所なのかな?(一番だめじゃん!)
俳優達が、みんな味があって良かったです♪ビル・ナイ、面白い〜。あのひょうひょうとした雰囲気、いいわ〜。
スティーヴン・レイの切なさもしみるわ〜また、つい「よろしく哀愁」とか言っちゃいそうよ〜。(歌謡曲ですが何か)
マネージャーのカレンは大竹し○ぶみたいだったなぁ。「オペラ座の怪人じゃないんだから」には苦笑。
ちょっとした受け答えにもユーモアがあって楽しかったです。(≧▽≦)
・・と言う訳で、単にバンド、って言うだけじゃなくて、友情だね、絆だね。( ̄o ̄*(_ _*( ̄o ̄*(_ _* ) ウンウン(ひとりうなずきん)
いくつになっても、愛するモノを忘れず、クレイジーになれる魂、そして、仲間・・に乾杯〜!(^^)v 【TV】

スティング
THE STING (73・米)
 
 
(監)ジョージ・ロイ・ヒル (脚)デヴィッド・S・ウォード
(主)ロバート・レッドフォード ポール・ニューマン ロバート・ショウ チャールズ・ダーニング アイリーン・ブレナン レイ・ウォルストン 
   サリー・カークランド チャールズ・ディアコップ ダナ・エルカー ディミトラ・アーリス
 
わくわくする出だし。チャプターに区切ってるイラストもオシャレ。
なんか、余裕あるイキな大人が人生楽しみながらやってる作品って感じで良かったです。レッドフォード追ってる刑事との絡みも面白かった。
でもニューマン・・ ポーカーの時、わざとらし過ぎ。見るからに怪しいやん。(笑)それに比べて、あの人・・ヒットマンだったなんて・・気が付かなかった;;
あの役にしては老けてるなぁ・・と思った時点で気づくべきだった・・( ̄∇ ̄; 【BS-NHK】
 

ステキな金縛り
 (10・日本)
 
 
(監・脚)三谷幸喜
(主)深津絵里 西田敏行 阿部寛 中井貴一 小日向文世 市村正親 竹内結子 浅野忠信 草g剛 小林隆 KAN 木下隆行 
   山本亘 山本耕史 戸田恵子 浅野和之 生瀬勝久 梶原善 阿南健治 近藤芳正 相島一之 西原亜希 中村靖日 
   大泉洋 佐藤浩市 深田恭子 篠原涼子 唐沢寿明  
前に見た有頂天ホテルがそこそこだったので、これもあんまり期待しないで見たけど、奇想天外な設定で面白かった。
相変わらずの小ネタ散りばめも、有名俳優がチョット出なのも楽しい。と言うか俳優陣は贅沢ね。
中井貴一とのバトルのあたりが一番面白かったかな。木下隆行との所は馴染んでなかったな。いらないんじゃ?写真はアベちゃんと撮ればいいし。
最初の、落ちて亡くなった女性は黄色い服だったのでお屋敷の女性よね?なのに訪問した女性のが死んだ事になってない?
どちらも竹内結子だけど(笑)あれれ???・・とか思ってたら、最後らへんにやっとそっちに話が行って、解決したのでほっとした。
「スミス都へ行く」も最初写真の横にチラッと見えたので絶対何かあると思った。未見だけど。( ̄∇ ̄;
それにしても、間違った認識で捉えてる歴史や人物って多いんだろうなあ。本当に魂と話が出来たら世の中全てひっくり返るかも?(笑)
ドジ過ぎる女は嫌いだけど、深津ちゃんはほどよくチャーミングで可愛いかった。アベちゃんは・・はかな過ぎ・・(≧∇≦)  【TV】

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店
DE SURPRISE / THE SURPRISE (15・オランダ)
 
 
(監・脚・原案・製)マイク・ファン・ディム (原案)カレン・ファン・ホルスト・ペレカーン (原作)ベルカンポ
(製作)エルス・ファンデヴォルスト ハンス・デ・ヴィールス
(主)イェロン・ファン・コーニンスブルッヘ ジョルジナ・フェルバーン ヤン・デクレール ヘンリー・グッドマン
 
母親を亡くし天涯孤独となった大富豪のヤーコブはかねてからの願いだった自殺を試みるがなかなかうまくいかない。
そんな折、ブリュッセルに怪しい代理店がある事を知り・・

何も感じずに暮らせたらどんなに楽だろう・・と思い、ついHPに一言そう書いてしまった事がある。
でもそんなだったら人生つまらないでしょ?・・なんて随分年下の人に言われた時には苦笑い。
確かにそうだろう・・でも、そんな事を一瞬でも思ってしまう時って長く生きてたら(?)誰にでも一度はあるんじゃないかと思うし、
そんなやり場のない気持ちをちょっとだけでも解って貰えたらと思っただけで、
心の底からそれを願っている訳じゃない、むしろその逆なのよ、裏返しなのよ、と言う事を
その人には解って貰えなかったみたい・・・・・と言う苦笑いの思い出。
以来、そう言う一種の弱音はなるべく書かない様にして来たつもり・・
と言うか、今思い返してみたら、弱音どころか独りよがりでめっちゃ恥ずかしいわ。誰だよ、そんなんつぶやいたの。( ̄∇ ̄;(爆)
でまぁ、いつの間にか、好きな言葉が「平穏」になってしまってた・・と言う・・ね。(笑)
そんな事を思い出したりしながら・・コメディタッチな本作も楽しめました。
まあ、傍から見てると、ヤーコブ、そんな大金持ちのくせに甘えてんな〜世の中もっと見渡せよ、世界は君の脳みそよりもっと広いぞ?
・・な〜んて思わなくもなかったけど( ̄∇ ̄; 幼い頃のショックをずっと引きずって、ずっとその世界でしか生きて来られなかった
筋金入りの不感症(?)ヤーコブに共感出来る部分もあって(汗) 始終、アンネと少しでも一緒にいて笑顔が戻るといいなあと願ってたわ。
その気持ちを後押ししたのが、使用人のムラー。 
こんなに親身になってくれるいい人が身近にいたのにどうしてその気持ちも解らないのよ〜この富豪ボケが!
・・とも思わなくもなかったけど( ̄∇ ̄; それさえ気づかない程の重症だったんだろうね。
でも、長年身近かでお世話になってる人の存在が空気みたいで当たり前に思われるのってチガウよね。
それに気づける心の成長も止まってたんだろうけど、心を開けるカギとなったのがアンネ=女性の存在とは・・
うーん・・男女って・・・・恋って・・・・フシギね!(←LOVE関係はテキトーに丸投げ・・爆)
でも、ヤーコブとアンネの二度めの出会いには違和感あったな〜。なんで連絡先知ってるの?教えてないでしょ?・・と。
のちに理由は解るけど、その時にヤーコブ本人がその不自然さに疑問を持たない所が引っかかってしまって、
危機管理能力以前に状況判断出来なさ過ぎだろ〜・・この富豪ボケが!
こんなんわざわざ代理店に頼まなくても簡単に身ぐるみ剥されてとっくに運河に棄てられとるわ!
・・ともちょっと思ったけど( ̄∇ ̄; 物騒ですんません(汗)
いや、もう自殺に一生懸命で、そう言うのどうでもいい気持ち、思考外だったんだろうと言うのは解る;;
違和感と言うのは、それが観客に先にアンネは怪しいと思わせる手段だったとしても描き方がイマイチだったって意味。
な〜んて、キツくダメダシしてるけど、さっきも言った様に、全体としてはとても好感が持てて楽しめたのよ〜。ホントホント!(笑)
なので、 あの坂の上から車が猛突進して来る所なんて、車に気付いてからが長げ〜よ!どんだけ遠視なんだよ!
・・とか、感覚演出へのツッコミも、一応愛情の裏返しと言う名のもとにやっておくわ〜(≧∇≦)
ヒロインのアンネ、そこそこな年齢でのあの性格(笑)がとてもチャーミングで良かった♪
んで、その兄弟たちも可愛くてちょっとツボ。彼らの成り立ち?に興味津々。
ここだけで終わらせるの勿体ないなぁ。続編ないの〜?スピンオフとか。(≧∇≦)
そう言えば、本作、「キャラクター/孤独な人の肖像」の監督さんの二作目だって!ビックリ!
だってあれから相当年月経ってるよ?しかもテイスト全然違う。その間何があった?!( ̄□ ̄ビックリ!(結構サプライズ・・笑) 【Tジョイ・博多】
 

ステップファーザー 殺人鬼の棲む家
THE STEPFATHER (09・米)
 
 
(監)ネルソン・マコーミック (脚)J・S・カーダン (オリジナル脚本)ドナルド・E・ウェストレイク
(主)ディラン・ウォルシュ セーラー・ウォード ベン・バッジリー アンバー・ハード ジョン・テニー 
   シェリー・ストリングフィールド ペイジ・ターコー ナンシー・リネハン・チャールズ
 
久しぶりに実家に戻り母や年の離れた弟達と再会したマイケル。しかしそこには母の新しい恋人デヴィッドも同居していた。
1987年製作の「W/ダブル」のリメイクとか。オリジナルがあったのね。知らなかった。
しかしこの男(デヴィッド)見るからに怪しいけどな〜。怪しさが服着て歩いてるとしか・・。
だいたい優し気に近寄って来る男なんか、何か企んでるに決まってるって。(被害妄想・・笑)
それにしても、彼はなんでこんな事繰り返してるんだろね?自分の思い通りになる「理想の家族」が欲しいのかな?
もし「理想の家族」が成功してたら(誰からも疑われず過ごしていけたら)・・あれっ?それって、見た目は「普通の家族」って事か。
傍からは判らないのが恐いな。個人の心の隙間だけじゃなく、家庭の隙間にまで入られると、家族にまで危害が及ぶし・・。
現実でも、妻の連れ子を同居の男が虐待・・とか、痛ましいニュースをたまに聞いたりもするし・・。
慎重にならないといけないんだろうけど、人の本性なんてなかなか判らないし難しいね。
息子のマイケルがバッジリーだったわ。もうしっかり覚えてしまったけど、今回はまとわりつくカノジョ込みな印象。
義父でなくても、イチャつき過ぎを注意したくなるレベル。(笑)しかもケイタイがショボ過ぎる。(ガラクタ〜?)
今気付いたけど、今回、前のUP>センター・オブ・ジ・・の義父とは真反対やね。
ところで・・ 巷の「ベスト・ファーザー賞」って誰が決めてるの? |д゚)      【CS・フォックスムービー】

ステップフォード・ワイフ
THE STEPFORD WIVES (04・米)
(監)フランク・オズ (原作)アイラ・レヴィン (脚)ポール・ラドニック
(主)ニコール・キッドマン マシュー・ブロデリック ペット・ミドラー グレン・クローズ クリストファー・ウォーケン フェイス・ヒル ロジャー・バート
敏腕TVプロデューサーとして活躍していたジョアンナ。しかしあまりに突っ走りすぎた俗悪番組の責任を取らされクビに。
失意の妻の再起を願い、一家はコネチカットの町、ステップフォードに越して来た。
彼らを歓迎する紳士たち、そして明るく美しく親切で貞淑なその妻たち・・・・・。

『ローズマリーの赤ちゃん』などで知られる作家アイラ・レヴィンの『ステップフォードの妻たち』を、
キャサリン・ロス主演の75年版に続いて再映画化したサスペンス・コメディ。
黒髪のニコールがキレイ!カワイイ!金髪のニコールが変!不気味!(≧▽≦)
他、役者が面白いです。ビビッドな昔風ファッションなども興味深い。着たくないけど。(笑)
男性の願望も女性の願望も解らんでもない。寝言は寝て言え!と思うけど。あ、寝てたら危ないか?(笑)
イケメンと付き合ったからって、自分も美人!と言う訳ではありません。最初からそれに気付きましょう。
そうすれば、街でいちゃつくバカップルも減る事でしょう。もし自分しか可愛くなくても、とりあえずは相手を尊重し、
良いエキスだけ吸い取りましょう。そうすれば全て円満、すべて順調、美人になれます。(胡散臭っ)
しかしこの作品で一番気になった事は・・ヴィゴです!Tシャツで微笑むモーテンセン!
ヴィゴって・・もしかしてそう言うキャラなの?( ̄∇ ̄;) 私は気付かなかったけど、オーリィの写真もあったそうな・・?(笑) 【DVD】

ステューピッド・イン・ニューヨーク
KICKED IN THE HEAD (97・米)
(▼O▼メ)
(監・脚)マシュー・ハリソン (脚)ケヴィン・コーリガン (製作)マーティン・スコセッシ
(主)ケヴィン・コーリガン リンダ・フィオレンティーノ リリ・テイラー マイケル・ラパポート ジェームズ・ウッズ バート・ヤング
はっきり言って、何が言いたいのかワカラン。てか、色々やってるの見てもドタドタしてるだけでてんで面白くない。
家を失って精神世界を追求してる割には、自分を愛してくれてる恋人には冷たく、お高いスッチーに熱上げたりして、
あんたホントに精神世界極めようと思ってるの?なんて言いたくなる主人公・・笑うと出川○朗に見えるのもイタイ。( ̄∇ ̄;)
取り立てて斬新で生きのいいNYを描いてる風にも見えないし、小手先ばかりの演出が鼻につく。【BS】

ステルス
STEALTH (05・米)
 
 
(監)ロブ・コーエン (脚)W・D・リクター
(主)ジョシュ・ルーカス ジェシカ・ビール ジェイミー・フォックス サム・シェパード ジョー・モートン リチャード・ロクスバーグ
 
息の合った3人のパイロットに新たに仲間が加えられた。が、それは最新の人口知能を持った無人ステルス機だった。
元々空とか飛行機とか見るの好きなんで(乗るのは恐い)空中戦は迫力あって面白かったよ。スクリーンで観たらもっと迫力あっただろうね。
やっぱ地上と違って空中だと他の被害が最低限になりそうだし見てても安心。・・て、全部落下してるか・・(汗)
おまけに、某が北○○に落下て・・それでもう一巻の終わり、って気もするが・・
そして、そこでの戦闘こそ、シビアにメインになりそうな気もしたが・・(大汗)
なんとも・・ステルスがストレスになるお話でございました。 で、結局、コンピュータも、過ぎたるは及ばざるがごとし、ってトコ?
益々マッチョな男前になった感のあるジェシカ・ビール・・でもアップになったお顔は案外優しい雰囲気で可愛らしかったわ。(笑) 【TV】 

ストーカー
STALKER / СТАЛКЕР (79・ソ連)
 
 
(監)アンドレイ・タルコフスキー (脚・原作)アルカージー・ストルガツキー ボリス・ストルガツキー 
(撮影)アレクサンドル・クニャジンスキー (音楽)エドゥアルド・アルテミエフ
(主)アレクサンドル・カイダノフスキー アナトリー・ソロニーツィン アリーサ・フレインドリフ
 
突然地上に現れた謎の地域。そこは”ゾーン”と呼ばれ立ち入り禁止区域となっていた。
が、そこへ行くと望みが叶うと言う噂もあり、ストーカー(案内人)は作家と学者を連れてその地へと向かう。

一応SF・・って事になってるけど、ゾーンの実体はかなり不明・・で、私には心理ドラマとして楽しめました。
ゾーンを求めて、文句垂れつつ延々と歩き続ける3人の様子は、心理ロード・ムービー・・かも?
それにしても、本当に延々。作家はもろに作家として、物理学者はまんま物理学者としての自分を
無駄に・・いや、自身を精一杯正当化・・いや、アピールしながら、未知の世界を求めて進んで行きます。
結局の所、ゾーンとは何だったのか。それは人によって色々な捉え方があるんだろうな。
最初は単に別主義の国なのかとも思ったし(関係ないけどちょっと「アルファヴィル」を思い出す)
進んで行くうちに、これまた単純に天国とも地獄とも取れる・・けど、言葉でそうくくっているだけで、
その意味は、訪れる目的の異なる登場人物それぞれによっても違うんじゃないか、とも思ったり。
事実、彼ら3人のゾーンに対する存在の意味も全く違っていたものね・・だったらゾーンから受けるモノも違うよね。
そう言えば、自分の望みが本当にそうであるのかも、ゾーンでは御見通し・・なんて事も言ってたなあ。
無意識のうちに自分が何を望んでいるのか・・それを知らされるのはある意味かなり恐い・・。
2人はそれぞれに悩みを抱えてはいても、実際には、案内人であるストーカー自身が一番人生に苦しんでいた様にも見えた。
後に彼らが戻った時、ストーカーの足の悪い娘が鮮やかな色彩を纏う・・のは、
彼女の内にもゾーンに通じる何かが〜もしかしたら希望?・・と思いたい〜が存在していたのかな。
物語はシンプルで、たまに眠くなる(笑)のに、その眠気ですら不思議な刺激として肌に浸透していき・・
現実が、泥の様な色彩であるのに対しての(でもコントラストが美しくて好み)
その後の娘のグラスのシーンがやたらと鮮やかで印象的、そしてここで不思議感がマックスに。
私はまだタルコフスキー作品は3〜4本目?くらいだけど、ボーッとなりつつ神経は張りつめて・・今回も魅了されたわ〜。
眠いのに面白い!・・なんて、アンゲロプロスと同じかも?(≧∇≦) (ちなみに、シャオシェンだったら爆睡一直線?・汗)
眠気が残ってても、見終わった後には、「また見たい」なんて思わされるし。
この不思議な映像世界は・・自分が見る夢の世界とちょっと似てる所があるかも?もう夢なんだか現実なんだか。(←寝てた?)
【追記】ゾーンって、色んな捉え方があるみたいだけど、被爆跡地だとか子宮の中だとかってのもあるらしい。
なるほど!ホントだね!特に後者はぴったりハマる気がする。そんな気持ちで再見すると又新たな感覚を呼び起こされそう。 【DVD】

ストーカー
ONE HOUR PHOTO (02・米)
(監・脚)マーク・ロマネク
(主)ロビン・ウィリアムズ コニー・ニールセン ミシェル・ヴァルタン エリック・ラ・サール
こんなタイトルをつけてしまうのがちょっと気の毒な内容。
でも、たとえどんな理由があっても、やった事の結果が同じなら世間は容赦はしないのでしょう。そんな事を含め、
一般社会の人の繋がりのキマリみたいな物の盲点となる部分にあえてスポットをあてた切り口には色々と共感したり考えされられ、
ストーリー自体は単純だけれど、私にはとても好感の持てる作品だった。『ストーカー』に『好感』なんて言葉もどうかとは思うけど、
やっぱり表面には現れない気持ちを少しでも理解する事が出来たら、くめることが出来たら、って思ってしまう事は悪い事とは思わないので。
映像もシンプルなのにポイントの色使いには凝ってる印象で好きなタイプだった。コニー・ニールセンも上品で○。【DVD】

ストーカー 異常性愛
STALKING LAURA (93・米)
(監)マイケル・スウィツァー (脚)フランク・アバトマルコ
(主)ブルック・シールズ リチャード・トーマス ヴィヴェカ・デイヴィス
ブルッキーの名前につられて、久々だなぁ〜とかただの懐かしさだけで見ていたけど、結構恐い話でした。
何でもこれはストーカーが社会問題化するきっかけとなった実話を元に作られてるそうな。どうりでそんな気味悪さ。
同じ会社のストーカーって、それが上司である場合は自分が会社を辞める等、こちらがひかないとどうしようもない所もあった時代だと思うし、
逆に相手が社会的措置を取らされてしまった場合には、相手の自分への愛情が簡単に憎悪に変わってしまうんだろうし・・うーん・・。
どこまでその人が正常?であるかなんて、最初はわかんないもんね。紙一重な感情の変化は恐い。どこかにヒントはないものか。【TV】

ストックホルム・ケース
STOCKHOLM (18・加=スウェーデン)
 
 
(監・脚)ロバート・バドロー (原作)ダニエル・ラング
(主)イーサン・ホーク ノオミ・ラパス マーク・ストロング クリストファー・ハイアーダール ベア・サントス マーク・レンドール イアン・マシューズ
 
73年のストックホルム。 人生投げやりになり銀行に押し入ったラース。
行員3人を人質に立てこもった彼は、犯罪仲間の刑務所からの釈放を求めるが・・

"ストックホルム症候群"・・と言う言葉が生まれた実際の事件が元だそうで。
犯人のラースにしてもその仲間にしても、心の中は悪オンリーって訳でもなくて、
これまでに理不尽な事もあっての現在ってのが、ほんの少し同情はする所でさ、
強がってる側が弱い面を見せてくれるのが、そんな心理にさせられる一番の要因なのかな?
一時的でもそう言う人を悪人だとは思えなくもなるかも?だし、ビアンカの場合は旦那への不満もあったかも?だし。
とは言え、最初は誰だって身の安全の為に相手を理解するフリはすると思うし、
最終的にそう言う心理に陥るのは、自分の一番守りたいモノ、人、多くは家族とか ・・の安全が保障されてる場合だけな気もする。
今"ストックホルム症候群"をちょい調べてみたら、基本、単に、犯人と心理的繋がりを持つ、と言う意味だけで、
必ずしも、好意的な心理的繋がりを持つ(被害者側が加害者に)・・って訳でもないのね。
だったらスンナリ解かるわ。 一般的にどうも後者の意味で使われてる気がしてたので、本作で感じたのとはどことなく違和感(疑問)があって。
確かに好意は持ったかもだけど、それは公にどの程度事実として知られたのか?とかさ。
で、実際に襲われたり人質にされたりしたら絶対すごく恐いと思うんだけど、本作では何故か緊迫感をそれほど感じなくてさ。
時代が時代だし?とも思ったんだけど、だとしたらそれって、
犯罪はどんどんやり方がエスカレートしてるのに自分はそれに慣れてしまってるって事?(>_<)
イーサンは面白い俳優になったよね。あ、イーサンだから無意識に安心感があったのかなあ?それって、いいのか悪いのか。( ̄∇ ̄;
犯罪仲間もマーク・ストロングだったしなぁ。( ̄∇ ̄; そだ、イーサン単独だったらまだ独走で狂気感じたかもだけど、
相方によって醸し出される雰囲気がなぁ〜 良くも悪くもマーク・ストロングだしなぁ〜(既に「犯罪仲間」が「相方」になっとるし・笑)
と言うか「記憶探偵・・」の印象引きずり過ぎじゃね?自分?( ̄∇ ̄;
ノオミは落ち着きが出て来たね。あの時代を感じるメガネのせいもあるかもだけど(違和感ゼロ・・笑)
何にしてももうすっかりベテランなんじゃ?・・あの龍のイレズミの女の子がねぇ・・。(←こっちも引きずり過ぎ)  【Amazon】

ストレンジ・アフェア
STRANGE BUT TRUE (19・加)
 
 
(監)ローワン・アタリー (脚)エリック・ガルシア (原作)ジョン・サールズ
(主)エイミー・ライアン ニック・ロビンソン マーガレット・クアリー ブライス・ダナー コナー・ジェサップ ブライアン・コックス グレッグ・キニア
 
5年前に事故で兄ロニーを亡くしたフィリップの前に突然現れた兄の元恋人メリッサ。彼女は妊娠しており、子供の父親はロニーだと言い出す。
「ラ・ラ・ランド」のプロデューサーが関わってるスリラーとの事で興味がわいて鑑賞したけど、
2020年5月にWOWOWにて初放映後、2020年6月に未体験の「延長戦」でも上映されたらしい。
あ〜、また延長戦〜〜!皆の未体験につぎ込む愛をひしひしと感じてしまうぅ〜!(笑)
しかし本作・・ 赤ちゃんは誰の子?科学的な事して授かった?それかオカルト的な何か? とか思ってたら、事態は全然違う方向へ・・
主人公っぽい弟君は途中までイマイチ動かず・・松葉杖ですしね?・・ってそう言う意味じゃなく(笑)
いやこれは苦悩する母親のがメインかも?とか思ってたら弟君が最後にやっと頑張ったりで・・全体的にどこかピントがぼけた印象だったなあ。
いや、とにもかくにも・・あのオッサン・・なんなん・・最低最悪やん・・よくもまあしゃあしゃあと・・
彼女は勿論、奥さんも気の毒過ぎる。でも奥さん、あの薬だけでよくあそこまでピンと来たよね?すごい推理力と言うか。( ̄∇ ̄;
でさ、事実知ってる人ってもう居ないって事?弟はどこまで知ったっけ?
でももし誰かが知ってたとしても、彼女には言わないよね?誰も幸せにならないし・・。
でも将来それこそ科学的な方法で恋人の子ではないと知ってしまったら?
オカルト頭になってる彼女は揺るがなくても、子供の方がさあ・・。
う〜ん・・嫌な話。ラストはモヤるし、子供を巻き込む罪な話なので余計に嫌。
見て良かったのは、久々のブライス・ダナーがお元気で何より、くらいかなあ。    【Amazon】
 

ストレンジャー
NEVER TALK TO STRANGERS (96・米)
(監)ピーター・ホール (脚)ルイス・グリーン ジョーダン・ラッシュ (製作総指揮)レベッカ・デモーネイ
(主)レベッカ・デモーネイ アントニオ・バンデラス デニス・ミラー レン・キャリオー ハリー・ディーン・スタントン ユージン・リピンスキ
犯罪心理学者のサラが出会った男・トニー・・その性的魅力の虜になるにつれ、彼女の周りでは不審な出来事が起こり始める。
レベッカ・デモーネイと言う女優についてはあまり知らなくて、最初は、主人公のサラ、キム・ベイシンガーかと・・
・・若い頃はおとなしめの顔だなぁ・・とか思っちゃって・・←勘違いも甚だしい私(^^;
カウンセリングとは言えいきなり性的会話から始まったり、二人の濃厚シーンがえらく長かったりしたので
一応そう言う所が売りなエロティック・ドラマだったのかな〜?確かに、色々と工夫してあったし(笑)重要っちゃー重要でもあるんだろうけど、
そこんとこは、長さだけでもほどほどで良かった様な。・・と言うのも、(オチはイマの時代となってはすぐに分かったりもするんだけど)
主人公が興味深く描かれていたし、展開も意外と面白くて最後まで楽しめたので。

あれっ?ハリー・ディーン、最初の方だけだった〜?(爆) 【TV】

ストレンジャー・コール
WHEN A STRANGER CALLS (06・米)
 
(-_-;)
(監)サイモン・ウェスト (脚)ジェイク・ウェイド・ウォール (オリジナル脚本)スティーヴ・フェケ フレッド・ウォルトン
(主)カミーラ・ベル トミー・フラナガン ケイティ・キャシディ テッサ・トンプソン ブライアン・ジェラティ クラーク・グレッグ デレク・リント
(声)ランス・ヘンリクセン
 
郊外の一軒家にベビーシッターとしてやって来た女子高生ジル。
子供達は眠りについていてお気楽な留守番かと思いきや、突然不気味な電話がかかって来る。

79年の「夕暮れにベルが鳴る」のリメイクらしいよ。聞き覚えがあったので本棚探してみたら・・
パンフあった。懐かしいな。ヒロインの大きな瞳くらいしか記憶にないけど。
今見ると、このヒロイン、どちらかと言うとベビーシッター頼む側みたいだわ。( ̄m ̄〃
で、本作だけど・・・・退屈だった・・(;´Д`)
半分以上、いや、全体の2/3は思わせぶり&こけおどしだけ・・(-_-;)
ベビーシッターに来たなら、形だけでもまず子供確認してください。
殺人鬼に「子供たちを見てみろ」みたいに言われて初めて見に行く主人公・・( ̄∇ ̄;
その後、子供達と一緒に逃げるけど、そこでやっと物語が動き出した感じ。
けど・・それまでが長すぎた・・。日本庭園で頑張ってたけど、既にダレ過ぎちゃってハラハラ感も無し。
ラスト・・フツー。 風船使いなんかは、時を超えて、不穏さ表すにはOKだとは思うけどさ、
こう言う終わり方は一時期散々使われたので、リメイクだと解っててもかなりの今更感。
ヒロインのカミーラ・ベルちゃんも普通の女子高生だとフツー・・。「紀元前・・」のが断然魅力的だったなあ。
せっかく大昔のパンフまで引っ張り出して来たけど、これ、久々の「るつボツ」行き・・。( ノД`)   【TV】
 

ストレンジャー・ザン・パラダイス
STRANGER THAN PARADISE (84・米=西独)
 
 
(監・脚)ジム・ジャームッシュ (音楽)ジョン・ルーリー
(主)ジョン・ルーリー エスター・バリント リチャード・エドソン セシリア・スターク
 
モノクロ映像のコントラストが心地良く、まったり進行も私にはちょうどいい速さ。
ちょっとしたやり取りに、ふっと笑いがこぼれたりも。でもエヴァ、貰ったドレスを捨てるのはちょっと・・。
エヴァがいなくなった時のウィリーが・・この上なく暗っ・・どんより・・;;エディが良いバランスをとっていたな。
せっかく会えたのに、自分勝手な夢を追ったばかりにみんなバラバラになってしまったラストには、なんとも言えない気持ちに。
寂しさ・・?いや、当たり前の日常?そんな事の繰り返しさ、人生は?? 【DVD】 

ストレンジ・ワールド
(監)リドリー・スコット(『少年と自転車』)他
(主)ジュード・ロウ他
日本未公開の短編を4本収録したビデオ。
『空の誘惑』主演:ジュード・ロウ・・・ポップな映像。ジュードが若い。(笑)
『置き去られた空間』主演:ロバート・カーライル・・・一番好きかな。カーライル、いつ見てもイイ♪
『未来の始まり』主演:サマンサ・モートン・・・可笑しかった。いい加減だなぁ、と。(笑)
『少年と自転車』主演:トニー・スコット・・・モノクロ。この人、リドリーの弟?いい雰囲気。【ビデオ】

ストロベリーナイト
 (13・日本)
 
(監)佐藤祐市 (脚)龍居由佳里 林誠人 (原作)誉田哲也
(主)竹内結子 西島秀俊 大沢たかお 小出恵介 宇梶剛士 丸山隆平 田中要次 津川雅彦 渡辺いっけい 遠藤憲一 高嶋政宏 
   生瀬勝久 武田鉄矢 染谷将太 金子ノブアキ 柴俊夫 今井雅之 伊吹吾郎 金子賢 鶴見辰吾 石橋蓮司 田中哲司 三浦友和
(声)手塚理美
 
TVドラマが結構好きだったので期待してたけど・・ドラマのが面白かったかな。
それにしても、何とも気持ちの悪い事件だこと。大沢たかお、良かった。生瀬さんも良かった( ̄∇ ̄;
感想短い・・スタッフ&出演者の欄のが長い・・(笑)  【TV】

素直な悪女
...ET DIEU CREA LA FEMME / AND GOD CREATED WOMAN (56・仏)
(監・脚)ロジェ・ヴァディム (脚)ラウール・レヴィ
(主)ブリジット・バルドー クルト・ユルゲンス ジャン=ルイ・トランティニャン クリスチャン・マルカン ジョルジュ・プージュリー マリー・グローリー
18歳の孤児ジュリエットの小悪魔的魅力に翻弄される兄弟・・。
ロジェ・ヴァデムの監督デビュー作。しかも、主演のバルドーは当時22歳で彼の愛妻。・・だったそうだけど、そんな事は全く知らず鑑賞。
タイトルそのまんまなバルドー。22歳でも18歳でも、どっちにしても、このお色気は何〜。
悪気は全くなく、自分に正直に行動してるだけなので、ヤな女!って感じは全然しない。
イマドキはTVつけたら、30過ぎても頭に大っきなリボンつけてこびてるタレントとか目にするけど女としての魅力のレベルが違うわ。(笑)
彼女、帰るところがないと言うのが大きなポイント。強がりと弱さとが同居した所にも、周囲の男性は惹かれるんだろうね。
一時期流行ったツンデレとも次元が違うわ。(笑)まあ、そんなこんなで、男性関係にはゴタゴタが絶えませんが
そんだけモテたら、文句もないやろ!(笑) 【BS−NHK】

スナッチ
SNATCH (00・米)
(監・脚)ガイ・リッチー
(主)ブラッド・ピット ベニチオ・デル・トロ ビニー・ジョーンズ デニス・ファリーナ アラン・フォード 犬、他
スピード感があって、ノリのいい犯罪映画。「I Love(はあと)N.Y」のカップが印象的。_(T▽T)ノ彡☆
この時のブラピも、汚くてカッコ良かったわぁー!(笑) 【ユナイテッド・シネマ】
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
8年後にTVで再見。あぁ〜こんな話だったっけ・・忘れとった・・( ̄∇ ̄;) トロ出てたし・・
確か前のこの感想で、出演「犬」って書いてたのを、誰かにツッコまれたよなぁ・・と懐かしい気持ちに。(笑)
このドタバタぶりのテンポの良さはやっぱり好き・・なので、イイカゲン「ロックストック・・」も見ないとなぁ〜。 【TV】

スナッパー
THE SNAPPER (93・英)
(監)スティーヴン・フリアーズ (原・脚)ロディ・ドイル
(主)ティナ・ケラハー コルム・ミーニー ルース・マッケイブ
驚き、怒り、戸惑いながらも、娘に対して一生懸命になる父親が主役みたいね?お産に関しても、両親いるんだったら普通は母親が
一生懸命になるモンかな?と思ってたけど?自分の妻の出産の時にはいい加減だったのに、娘の場合は至れりつくせりで。(笑)
生まれてくる子供の父親となるべき人がいないと言う事が、余計に彼を一生懸命にさせたんでしょうね。
どこも父親ってあんなの?(笑)独身で妊娠する娘をふしだらだと噂する町の人たち・・確かにアレじゃそう言われても仕方ないけど^_^;
でも、それを酒の肴にして、身近な女の子を欲望の対象として見るオヤヂ連中にはゾッとした。どんな女の子でも、誰かの(大切な)娘であり、
時に誰かの姉であり妹である・・当り前だけどそうは考えない男は多い?;でも、認めたくない事実を、チャカして笑って誤魔化す彼女達には
痛々しさを感じる反面、一体どこ迄真剣でどこまでふざけてるの?とも。何かにつけて聖書に誓う彼ら・・
不意の妊娠でも、彼女にも『産む事』は当り前の事なんだろうな?・・でもそれならどうしてあんな・・などと、多少の疑問はあるけれど、
何はともあれ生まれ来る子供には幸せがありますように・・と、結局はそう思うしかないって事か?【TV】

砂と霧の家
HOUSE OF SAND AND FOG (03・米)
(監)ヴァディム・パールマン (原作)アンドレ・デビュース三世
(主)ジェニファー・コネリー ベン・キングスレー ショーレ・アグダシュルー ロン・エルダード フランシス・フィッシャー キム・ディケンズ
設定にヒトゴトでない部分があったせいか、かなり冷静に鑑賞。なので、号泣まではしなかったけど、それでもジェニファーやベンの
真正面正統派演技には、2度ほど、ついもらい泣きしそうに・・。ただ最初から、ベンについては「おっちゃん、家族元気ならそれでいいじゃん、
欲出したらいかんよ」ってずっと思ってたし(だって4倍の値で転売なんてあんまり・・それまで苦労してきたのは解るけど・・)
【以下ネタバレ】
初めからどーもあの息子が気になってたので、あの展開も、ああ、やっぱり・・って可哀想と言うよりも、もう最初から運命決まってた様な
錯覚に陥ってね。これも泣けなかったよ・・ただ苦しいだけでね。
結局、皆、一番望んでいた物、大切な物を永遠にその手に戻らない物にしてしまって・・やりきれないよね。
しがみついていた「家」が、本当は”愛する誰か”の単なる象徴であったのは、皆解っていたはずなのに。
ただ、実はクライマックスの展開がどうもイマイチ的確に把握出来なくって・・あれは”和解”ではなく、単に、言葉や態度による意思の疎通が
うまくいってなかった”誤解”だったって事なの?うーむ。すぐに権力や暴力に頼るアメリカと、人としてのプライドを頑なに守る(イラン)移民・・
両者を通して、見かけだけの平和にしがみつく病んだ国家や現代人の姿も見えた気がしたよ。 
しかし、噂に聞いていたジェニファーの胸に気付かなかったのは謎だ。( ̄∇ ̄;) なんで?
今回のジェニファーはいつにも増して美しいわぁ〜・・って、ずっと顔に見とれてたからかしらん? 【ユナイテッド・シネマ】

スネーク・フライト
SNAKES ON A PLANE (06・米)
(監)デヴィッド・R・エリス (脚)ジョン・ヘファーナン セバスチャン・グチエレス
(主)サミュエル・L・ジャクソン ジュリアナ・マーグリーズ ネイサン・フィリップス ボビー・カンナバル フレックス・アレクサンダー トッド・ルイーソ
オッサンの頭に蛇が食らいついて離れない・・!うああ〜蛇のニット帽みたいになっちゃって〜それからどうなるの〜気になる〜・・な予告編に捕まり、
上映時間的にムリだろうと思ってたら、普段あまり行かない劇場で朝からやってて、最終日に滑り込みで観る事が出来ました。
まさしくB級のパニック映画ですが、監督が『セルラー』の方で、冒頭は、やっぱり・・なノン・ストップ展開!
あっ!(▼Д▼;)三( ;▼Д▼)と思ったら、もう事件に巻き込まれてやんの!はやっ!_(T▽T)ノ彡☆
その後は、機内に放たれた蛇によってひたすらパニくる話ですが、まずエコノミークラスからってのがリアル!(爆)
後は、お決まりの様に、誰が生き残るかがポイント。(笑) 陰険なオッサンとか、始終フェロモン放出中の美女とか、
(蛇が襲ってきたのはアンタのフェロモンも関係してるんじゃないの〜?)どこでもほにゃらら!なアホ・カップルとか
(と言うか、こんなヤツらが出るからB級になっちゃうんだよね〜。オヤヂ連中は嬉しいのでしょうが?)その他・ワケアリな乗客&乗務員、等
・・の協力で頑張る姿に、手に汗握っちゃいます。蛇も握っちゃいます。いや、巻きつかれます。入られます。
・・で、うわあ〜オッサンがあ〜〜!_(T▽T)ノ彡☆・・いやいや、ちょっと!そこでカットしちゃイカンだろーー!そこで!
パニック映画として、又、蛇好き(誰?)にはきっと楽しめる本作・・とは思いましたが、このオッサンの顛末にだけは不満&未練が〜!
ダメじゃん、もっと見せてくれなきゃ〜〜!その為に滑り込んで来たんだからさぁ!!( ̄△ ̄#) ウラー
後でパンフも買いましたが( ̄∇ ̄;)こんなに沢山の種類の蛇が出てたんですね〜。殆ど同じに見えましたが・・ゞ( ̄∇ ̄;)
・・オッサンを飲み込んだのはどの蛇だったんだろう・・まだ気になってます・・( ̄∇ ̄;)  【ユナイテッド・シネマ】

スノーホワイト
THE GRIMM BROTHERS' SNOW WHITE / SNOW WHITE: A TALE OF TERROR (97・米)
(監)マイケル・コーン (脚)トム・スゾロッシ デボラ・セラ (原作)ヤコブ・L・C・グリム ウィルヘルム・C・グリム
(主)シガーニー・ウィーヴァー サム・ニール モニカ・キーナ ギル・ベローズ デヴィッド・コンラッド ジョアンナ・ロス タリン・デイヴィス
グリム兄弟の「白雪姫」を忠実に映画化しているらしい?・・ので、本当は恐いグリム童話、と言った所に期待して・・
相当前にビデオで鑑賞したんだけど、その時は(期待が大き過ぎたのか)あんまり面白くなくて。
モチーフとか、好みなハズなんだけど、どうして面白くなかったんだろう?
・・って我ながら不思議だったので、今回TV放映されたのをもう一度見てみました。
結果〜・・前よりはそれなりに楽しめたけど、やっぱりちょっと力強さが足りない作品でした。
見るからに色んな意味で恐そうな継母のシガーニーだけはとっても迫力があって良かったけど、
リリー(白雪姫)には、最初から最後までイラついたなぁー!
・・あっ!リリーが嫌いだったのが、この作品が自分にとってイマイチだった最大の原因かも!?_(T▽T)ノ彡☆
だって、この話の流れからすると、どうしてもクラウディア(継母)のカタを持っちゃうでしょう〜?えっ?そんな事はない?そう〜??( ̄∇ ̄;)
だって、クラウディア、別に最初から悪い訳じゃないじゃん〜?
鏡の意味がイマイチよく解らなかったけど、もしあれが彼女の邪悪な部分の象徴だとしたら、
初めての子の死産・・までは、自分なりに努力して封印してたんじゃないの?まあ、その後は邪悪街道まっしぐら!だったけど(笑)
それまで、リリーの我儘にどんだけ傷つき、苦労して来た事か・・とか想像したら、情状酌量の余地あるんじゃ?(ないですか・笑)
それとも、気付いてなかったけど、最初の事故って、クラウディアのせいだったの?まぁ、それだったら話はまた違って来るけどさぁ・・。
一方のリリー・・幼い時からアイドル顔。ずっと継母にだけ反抗的で生意気、貰うもんだけ貰って知らん顔。
何人もの命を死に至らしめた原因が自分にある事にも気付かない鈍感さ。優男と言う恋人がいながら、ワイルドな男にコロリと心変わりし
(初めて本当の愛を知ったですと?単なるストックホルム症候群でしょが!←言い放つ)
一番ムカついたのが、それでも彼女が一番の美人&正義の様に描かれている事。アイドルなんて嫌いだーー!(そこかい)
でも、リリーって、タフだよね〜。成長したら絶対継母よりもコンジョウモンになると思うよ。ああ恐い・・。
面白かったのは、魔法の映像。もうちょっと、色々と仕掛けても良かったのにな。
あの憎たらしいリリーをこらしめる為に・・!・・あ〜いやいや、そうじゃなくて〜・・(どんどん継母と同化する私・・汗)
落ち着いた色彩や静かな雰囲気が好みだったからよ、もちろん!(^ー^*)ニコ
ところで、これ、劇場公開時には、「グリム・ブラザーズ/スノーホワイト」ってタイトルだったらしい??
「スノーホワイト」でいいのにね。やたらと長かったり、「/」とかつけるタイトルはせからしくて嫌いです。副題も大チライ。(笑) 【ビデオ】【TV】

スノーマン 雪闇の殺人鬼
THE SNOWMAN (16・米=英=スウェーデン)
 
 
(監)トーマス・アルフレッドソン (脚)ピーター・ストローハン ホセイン・アミニ セーアン・スヴァイストロプ (原作)ジョー・ネスボ
(主) マイケル・ファスベンダー レベッカ・ファーガソン シャルロット・ゲンズブール クロエ・セヴィニー トビー・ジョーンズ ヴァル・キルマー J・K・シモンズ 
 
自分にしては珍しく原作を読んでたもんで、かなり期待してたけどイマイチだった。
一番良かったのは、積雪の存在感!Σ( ̄ロ ̄lll) と、雰囲気が良かっただけにホント残念。
そもそも、父?の身体的特徴の描写が無くて、んん〜?な感じで。(笑)
地元の有力者とかあんまり絡んでこないし、女性警官も指まで失ったのにその後なんも描写無し。
ハリー・ホーレ役のファスベンダーが全然アル中に見えないし(笑)これはミスキャストかもなぁ。
被害者の一人にめっちゃ久々のクロエ・セヴィニーが居たわ。    【Amazon】

スパイキッズ
SPY KIDS (01・米)
(監・脚)ロバート・ロドリゲス
(主)アントニオ・バンデラス カーラ・グギノ アレクサ・ヴェガ ダリル・サバラ アラン・カミング
一つ一つの画がそのまんまコミック調で、テンポが速い割にはさほどな派手な盛り上がりがなく、ややクールなノリなので、
入り込むのに少し時間がかかってしまった。とは言え、地味ギャグ(?)が結構キイていて、思わず笑ってしまう所も。
あのラストの誰かさんにもびっくり。可笑しかった〜!(ヒント;カッコつけた濃い方です。(゜_。)☆\(--;) )
思ってたよりも映像もポップで可愛らしく(『サム・サム』面白い〜。)色んな所に、子供の頃に想像した事がある様な”遊び”があって楽しかった。
ちゃーんとキレイに治まった内容だったので、遊んだ後のオモチャをキチンと片付け、安心して眠りにつけるようなおリコウさん感覚にも
陥ったりして。でもま、このあたりは私には全然自分には似合わないトコだけどね。「アニバーサリーの夜に」では、とってもイヤだった
アラン・カミングがこれではすごく良かった。(笑)ドロドロした愛憎人間世界よりも「X−メン」とか、こう言うトンじゃった世界のが似合うね。
最近、バンデラスよく見るなぁ〜・・改めて見ると結構ハンサムだったのねー。今まで気付かなかったよ。ただのマッチョだと・・ゞ( ̄∇ ̄;)
結婚式から逃亡する二人のパラシュートが、真っ赤なハートだったのが忘れられない。( ̄m ̄* ) 【DVD】

スパイキッズ2・失われた夢の島
SPY KIDS 2:THE ISLAND OF LOST DREAMS (02・米)
(監・脚)ロバート・ロドリゲス
(主)アレクサ・ヴェガ ダリル・サバラ アントニオ・バンデラス カーラ・グギノ スティーヴ・ブシェミ
最初からぐるぐる〜な展開で( ̄∇ ̄;)こう言うの好きな私は、今回はすぐにハマれたワ〜(笑)やっぱり色んな所に、子供心をくすぐるアクションや
グッズが散りばめられていて面白かった。グッズ作り博士のあの叔父さん、地味だけど一番役に立ってるよね〜?
「1」で、すっかり”自信”を持てたジュニが(間抜けは治ってないけど)今回はかなり良い!このまんまのセンでオトナになったらどうよ?と、
将来が楽しみなキャラでした。(笑)ミニ動物や合体動物など、人間以外の物も可愛いくて面白くて・・
最初の昆虫型偵察機(?)が可哀相だったけど、ちゃんとフォローもあって(?)細やかな作品作りに好感が持てた。思いがけないブシェミも嬉しかったが、
もっと「ヘンな顔」でも良かったかも。(笑)もっともっと遊びたい〜ってカンジがあるのか、エンドロールもこれでもか〜!の勢い止まらず。( ̄∇ ̄;)
・・「しいたけ野郎」って、ケナシ言葉なの?ゞ( ̄∇ ̄;)【DVD】

スパイ・ゲーム
SPY GAME (01・米)
(監)トニー・スコット
(主)ロバート・レッドフォード ブラッド・ピット キャサリーン・マコーマック
テンポの良い頭脳ゲーム!気持ちのよいカメラワークや展開で飽きさせない。
まるで兄弟の様な主演ふたり。(笑)レッドフォードはもちろん、ラストのブラピの心情も胸にせまる。【ユナイテッド・シネマ】

スパイシー・ラブスープ
愛情麻辣/SPICEY LOVE SOUP (98・中国)
(ーー;)
(監・脚)チャン・ヤン (脚)リウ・フェントゥ ティアオ・イーナン ツァイ・シャンチュン
(出)ワン・シュエピン リウ・チエ シュイ・ファン シュイ・チンレイ
これから結婚しようとしてるカップルを軸に、彼らの周りで起きている愛の物語をオムニバスで描いている。
1『声』 ほろ苦い若い恋。男の子って自信家でないとやってけないのかな?(笑)
2『マージャン』 大人になってから他人と手を繋いだ事があっただろうか・・?優しく楽しい1シーン。しかし、男女の縁とは、努力とは無関係なの?
3『おもちゃ』 悪くないし、力入ってる話だと思ったけど、かなりヒイてしまった。苦手な世界かな・・^_^;
4『十三香』 夫婦の関係にはシラけてしまったが(オイオイ)子供の一途さには身につまされる物があった。
5『写真』 速い展開でアレヨアレヨと進んで行って・・あのラスト・・結局「愛は迷う」でチャンチャンとか?^_^;
オーソドックスな愛の世界を、割合今風な画で描いていたと思うので一般受けしそうな感じ。でも正直な話、私は一話一話にさほど魅力を感じなかった。
それどころか私の感覚とはかなりかけ離れた物を感じる所が多く、ちょっと困ってしまった。・・私の感覚がどっかヘンなのかもしれないけど・・?(>_<)
軸となってるカップルの彼の方がどう見てもお笑い芸人風なのがせめてもの救いか? 【TV】

スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする
SPIDER (02・仏=カナダ=英)
(監・製作)デヴィッド・クローネンバーグ (脚・原作)パトリック・マグラア
(主)レイフ・ファインズ ミランダ・リチャードソン ガブリエル・バーン ブラッドリー・ホール ジョン・ネビル リン・レッドグレーヴ
始終ぶつぶつ言ってる主人公・・最初から「あ、シャツ4〜5枚も重ね着して変なヤツ・・( ̄∇ ̄;)」と思う位で、映像は好みだけど、
お話はイマイチ退屈と思っていたら、ラストシーンが終わるや否や信じられない事が・・なんと私はポロポロ涙してしまったのです・・!
それがなかなか止まらなくて・・いやぁ〜困った困った・・それからずーっと、余韻に浸りまくり。
こんなに観てる時と観た後の”感触”が違う作品も珍しい。驚きです。
結局、なんとか言いつつ、私はこの世界にすっかりのめり込んでしまっていた事に気がつきました。^_^;
べったりと脳裏に張り付いている、少年の過去の記憶・・暗く歪んだ、ひとりぼっちの闇・・。
記憶を辿る旅とは果てしない・・そしてそれが常に、行くべき安全な方向や真実へ向かっているとも限らない・・。
奇妙で、恐くて、そして哀しい作品でした。過去への旅は、所によっては私なんかでも頭痛を伴う恐い旅。^_^;
全編に、まるで蜘蛛の糸の様にはりめぐらされた伏線等も、(例えばロールシャッハ様なシミなど)
取りようによっては、何にでも姿を変え、どこへでも自分を連れ去ってしまう物ではないかと思う。
ファインズ、最初から最後まで、とてつもなく病んでおりました・・良かったです。(笑)【ユナイテッド・シネマ】

スパイダー・パニック!
EIGHT LEGGED FREAKS (02・米)
(監・脚)エロリー・エルカイェム (脚)ジェシー・アレクサンダー
(主)デイビッド・アークエット カーリー・ワーラー スコット・テラ スカーレット・ヨハンソン
化学薬品により巨大化したクモが町を襲う、モンスター・パニック映画。←粗筋、どこぞよりコピぺ( ̄m ̄〃)ぷ
普通のパニック映画っちゃーそうなんだけど、色んな種類のクモがピョンピョンビュンビュン追っかけてくる所が、こう言うの好きな私には面白かった。
特にバイク青年達を追っかけてくる所はスピード感溢れてて一番良かった!ショッピングセンターの所はイマイチだったけど・・動きがないと面白さ減。
クライマックスから、かなりコメディ・タッチになってきたけど、どうせなら、最初からもっとブラック・ユーモアハジけさせても良かったんじゃ?
母&娘役の女優がとっても似てて(娘はスカーレット・ヨハンソン)言われなくても一秒で親子って分かるキャスティングでした。(笑) 【ビデオ】

【スパイダーマン・シリーズ】
スパイダーマン
SPIDER-MAN (02・米)
(監)サム・ライミ (脚)デヴィッド・コープ
(主)トビー・マグワイア キルステン・ダンスト ウィレム・デフォー ジェームズ・フランコ
気弱な男ピーターが、新種のクモに噛まれてヘンシーン!って、そんな危険なクモほたってていいんかぃ?んじゃ、街中
スパイダーマンだらけにならんのかぃ?ヾ(ーー )ォィ などと突っ込みをいれてはいけません。 これはこれで純粋に楽しみましょう〜!
実は私は、**マンと言う類の映画はイマイチ興味なかったんですが、ライミ監督と出演者にツラれて観に行きました。面白かったです。
主役3人が好みだったのも大きいかな?主人公達が普通の人で、それぞれに悩みを抱えてるし、
人間関係が複雑な所も意外で良かった。【ユナイテッド・シネマ】

スパイダーマン2
SPIDER-MAN2 (04・米)
(監)サム・ライミ (脚)アルヴィン・サージェント (原作)スタン・リー スティーヴ・ディッコ
(主)トビー・マグワイア キルスティン・ダンスト アルフレッド・モリーナ ジェームズ・フランコ ローズマリー・ハリス ドナ・マーフィー
今回もピーターの苦悩ヒシヒシな内容でしたね。でも楽しかったわ〜。(オイオイ)
「1」よりもっと親近感わいて、もうピーターと親戚みたいな感覚に。(前はシービスケットと、だったなぁ・笑)
予告編では、衣装をゴミ箱に捨てちゃって、どうなる事やら・・って思ったし、正体バレてしまうのかな?ってかなり心配もしたんだけどね。
でも、復活してくれて良かったわ〜。なんか今回は、おばあさんとのシーンにウルウルしたり、他の所でも結構涙目だったりして、
あれ?そういう映画だったっけ?とか。でも、こんなにココロ大切にしてくれる丁寧な作りも、この作品が好きな理由でもあるんだろうな。
トビーの顔面爆発しちゃうんじゃ?!って程の活躍ぶりには、もう拍手してあげたいくらいだったワ。
ところであのコスチューム、洗濯で色落ちするのね〜。縮むのは中村獅童の失敗談で知ってたけど。ププッ ( ̄m ̄*) 【ユナイテッド・シネマ】

スパイダーマン3
SPIDER-MAN3 (07・米)
(監)サム・ライミ (脚)サム・ライミ&アイヴァン・ライミ アルヴィン・サージェント
(主)トビー・マグワイア キルスティン・ダンスト ジェームズ・フランコ トーマス・ヘイデン・チャーチ トファー・グレイス
   ブライス・ダラス・ハワード ローズマリー・ハリス ジェームズ・クロムウェル J・K・シモンズ
「1」と「2」が好きなので、何の迷いもなく当然の様に「3」も劇場鑑賞。
相変わらずのびゅんびゅんと目を見張る映像・・いやぁ〜・・もうこんだけびゅんびゅんされちゃあ、高層ビルとか、
一体どんだけの高さがあるのかどんだけの強度なのか全然分かりません!
重力と一緒に思考力奪われます
で、当の蜘蛛男も飛び過ぎて思考力を奪われたのか(笑)今回はかなり悪い奴・・と言うかイヤミなヤツに変身〜!
見てる分には、あのカッコつけて腰をふるピーターってかなり笑えたんだけど(^^;我にかえってからも、たいして
反省の色が見えなかったのがイタい所。
ぁんた、確実に今回でファン2割は減ったと思うよ・・どうすんの?って感じ。
敵も、今回は最後だからか(なのかな?知らんけど←無責任)黒いビヨビヨした得体の知れない物体(言い替えれば
ブラック・スパイダーマンのモト)と、ひょんな事から砂男と化してしまった某犯人(あの変身は面白かった)
そして、ピーターの親友のハリー・・と
てんこ盛りな博多どんたく状態で、一体誰が最強のメインの敵なのかしらん?
とか、別に最強ランキングをメモってる訳でもないけど、そこんとこはっきりしてよ・・と、ちょっと気分が散漫に。
自分としては、コンタクト目にはやっぱ砂男が最強よねとか思うけど・・で、結局誰だったのぉ〜?
主人公のピーターが今ひとつ(注:トビーは良かったですよ〜いつの間にかテングになって調子こいてる様子がウマい・笑)
だったので、カノジョのMJに今回は結構感情移入してしまったわ。レストランのシーンなんか特に・・(^^;
それにMJ、今回の髪色は良かったよ〜3でやっと赤毛は似合わないって気付いたのか?(2で気付いてたっけ?爆)
初登場のブライス・ダラスなんかには負けられまへんで!・・みたいな、女の意地がちょい見えしたのも良かったし、それを
別世界のモノみたいにテンデ相手にしないブライス・ダラスのマネキンみたいな存在感もなかなか面白かったです。
と、まあ、そんなこんなで、それなりに楽しめはしたんだけど、実はラストが・・ラストがぁ〜・・以下は【ネタバレ】よぉ〜!
でも、一言だけここで叫ばせて〜〜!・・・・・「○○○よ、んなコトは、
早く言え!!!」(←まるで「パフューム」コラボCM!)
【以下、ラストに触れています。未見の方は絶対に読まないでね!】
ラストがねぇ・・なんでそーなるの〜?そんな風にならなくてもいいじゃん〜〜!
・・って、もうハリーだけが可哀相可哀相で仕方なかったわ・・(泣)だからね、ハリーんちの執事(?)のジイ様、
あんた、そう言う事ははよ言えよ!あんなに身も心もボロボロのズタズタになってから、しれっと言うんだもの〜(T_T)
もう・・あのハリーの可哀相な焼け爛れたお顔を包み込んですりすりしてあげたい気持ちでいっぱいだったわ・・(痛いか?)
でも、フランコ君って・・どうしてこう、悲劇のヒーローな役が似合うんでしょうねえ・・(←同情してる割にはあっさり納得)
それに砂男・・彼が身を引かなかったら、あの世界、一体どうなっていたことやら?! 【ユナイテッド・シネマ】

スパイの妻<劇場版>
WIFE OF A SPY (20・日本)
 
 
(監・脚)黒沢清 (脚)濱口竜介 野原位 
(主)蒼井優 高橋一生 東出昌大 坂東龍汰 恒松祐里 みのすけ 笹野高史 玄理
 
1940年の神戸。貿易会社を営む福原優作の妻・聡子は何不自由ない生活を送っていたが、
仕事で満州から戻った夫が現地で知った恐ろしい国家機密を世界に公表しようとしている事を知り・・

舞台が第二次大戦直前ってののせいか、言い回しがその時代っぽい(実際の昔の映画っぽい)な〜とか思いながら見てたけど、
途中からどんどん舞台劇みたいになっちゃってたわ。あれ?もしかして元は舞台劇?
(元はBS・8K用ドラマだったらしい?舞台関係なかったんか〜い・・・で、なんであんな言い回し?笑)
あの時代って確かに色んな所で生体実験があったらしいし、それがどんだけ非道で許されない事かは解かるし、彼の思う正義も理解は出来る・・
けど、あの時点でそれを訴えるのが果たしてどうなのか、自国側だと非常に難しい問題よね。
妻があの映画フィルムのしてやられた感で戦意喪失(?)したけど、それは彼なりの愛だったのかな?
密告だって彼がやったのは明らかだし。先に彼女がバラしたのも先を見据えて(そこで疑いが終わる様に)なのかな?とも思ったし、
2人が騙し合ったと言うよりも彼らなりの愛だったのかな?といい風に捉えたがる自分が途中までは居て。
どっちにしても、夫婦で似た様な事やってんな、似た物夫婦ね〜とは思ったけども。
でも、正義や大義云々よりも個人的な彼との愛、そこに重きをおいてるように見えるヒロインだけに、
狂ってない事がこの国では狂人扱い、みたいな言葉にはめっちゃ違和感・・。いや彼がそう言うならまだしも、あんたがそれ言う?みたいな。
(夫が留守中に東大出(東出)を家に招いたのにも違和感あったけども・笑)
でも、もしかしたら彼はモトからスパイだったかもしれんし、だったら正義も
どこまでが本心でどこまでが単なる利用価値あるモノであったのかもわからんよね。
偽造の死亡証明書でアメリカで彼女と再会しアメリカの為に尽力・・とも書いてた様な気がするし。(記憶ちょい曖昧だけど)
あ、もしかしてコレ、夫による妻のスパイ養成特訓だったとか?!だったら、騙し合いとか愛とかもうどうでもええやん!?( ̄∇ ̄;
所で、あの甥っ子の「小説家になります!」宣言は、昔の海老名家の誰やらを思い出したわ。(笑)  【BS-NHK】

スパイラル:ソウ オールリセット
SPIRAL: FROM THE BOOK OF SAW (21・米)
 
 
(監)ダーレン・リン・バウズマン (脚)ジョシュ・ストールバーグ ピーター・ゴールドフィンガー
(主)クリス・ロック マックス・ミンゲラ マリソル・ニコルズ サミュエル・L・ジャクソン
 
なんか最初から痛い〜・・って感じ。
ソウなんだからそうなんだろうけど、ジグソウは写真だけでの登場で、ある意味単なる模倣犯の様な感じ。
そもそも捕まって難題クリアしても逃げようが無いと言うか、身体のダメージ大き過ぎて結局死んでしまうしかなさそうな点でちょっとね。
毎回色んな器具を作ってるのはもう宿題っぽくていいんだけど(笑)犯人のインパクトはちょっと薄かったかな。(サミュエルLが濃過ぎ?笑)
主人公はあのアカデミー賞でウィル・スミスの妻を侮辱して殴られたクリスなんとかって俳優(コメディアン?)だったのね。
なんでも彼はソウの大ファンで自分から出演依頼したとかなんとか?へえ・・。
(好きなシリーズの割りにはこのテンションの低さ・・いや、本作も嫌いじゃないけどもね、いつまで続くんかい・・みたいな・・笑)  【Amazon】
 

スパニッシュ・アパートメント
L' AUBERGE ESPAGNOLE (03・仏=スペイン)
(監・脚)セドリック・クラピッシュ
(主)ロマン・デュリス ジュディット・ゴドレーシュ オドレィ・トトゥ セシル・ド・フランス ケリー・ライリー クリスティナ・ブロンド
留学手続きって大変なのね〜。でもそんなメンドい事してでも、やっぱり行く価値は充分あるよね。
色んな国籍の人達と暮らす日々・・それまで他人の事なんて踏み込んで考えたこともなかったであろう主人公グザヴィエ(デュリス)の、
都合よく整理整頓されてた脳内に革命が起こる様は面白かったです。でも、自分達だって国籍以外にも、例えば血液型とか占いとかで
人を型にはめてしまうトコあるよね〜;未知なる他人を解ろうとするキッカケだけならいいけど、そこで止まってしまってはダメなんだろね。
自分だってワクにはめられたくはないし、性質からハジキ出される可能性以外の物もあると思いたい。
イザベル(セシル)がグザヴィエにほにゃららを伝授するシーンは可笑しかったし、すごく良かった。それがまんま成功したからって、
ホントの女心が掴めたと勘違いしてしまう彼のアホさを一喝するイザベルは素敵だった。ああ・・男でこう言うバシッ!とした奴っていないんかなぁ?
・・なーんて、つまりは、ステレオタイプに頼ってしまうのって出会いの経験不足から来る物なのかもしれないね?
でもイザベルは(皆の中では)一番自分を持っててカッコいいって思ったよ。(注:私は**ではない)
それに引き換え、撫で付けたヘアスタイルのグザヴィエ・・心身ともにダサかったなぁ。( ̄∇ ̄;)
でもデュリスは、ダサくて猿顔なくせに他人をバカにしてる自己中男(機内で泣いてやんの!)を上手く演じててとても良かったです。
実は「パリの確率」以来のファンなのだ。←寝たけど。ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイ
彼の観光地歩き・・あんな気持ちになる事ってあるよね・・まあ、所詮は一人だしね・・って・・そんなん思わせない様な、もうちょっと心に沁みる
エピソードも欲しかったけどね。軽い恋愛だけじゃなく。しかし若い頃に経験する事って、現在の糧になってるだろうし・・って、殆どなってない?;;
そうそう、観光地でいきなり写真撮った人って・・まさか日本人?まんまステレオタイプじゃん!(笑)
それから、パブ(?)でウロウロしてた従業員(?)、「猫が行方不明」のカレだったね!
本人はさりげなく登場してるつもりかもしれないけど、存在濃いから目立ってたよ〜。_(T▽T)ノ彡☆ 【KBCシネマ】

スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと
SPANGLISH (04・米)
(監・脚)ジェームズ・L・ブルックス
(主)アダム・サンドラー ティア・レオーニ パス・ヴェガ シェルビー・ブルース クロリス・リーチマン サラ・スティール イアン・ハイランド
離婚し一人娘を抱えたフローラは、思い切ってメキシコから国境を越えアメリカでの新生活を始めるのだが・・
と言う、細腕繁盛記モノ(古っ)一辺倒かと思ったら、なかなかどうして・・色んなくい違いはあっても、世代を越えて親から子へ受け継がせたい事、
国境を越えて解り合いたい事・・他、素直に沢山の事を考えさせられるお話でした。裕福なアメリカ家庭・・いつの間にか、完璧である事だけが素晴らしい!
なんて勘違いしてしまって・・でもこう言うのイマの日本でも似た様な物かもしれない。
完璧でなくっても、大事な物、素晴らしい物はあるんだよ・・。
ラスト(の解決法?)には、正直少々の戸惑いはあったんだけどね・・でも全ての人においてOKなコトなんて存在しないものね。
どこかで誰かが涙をのむ事になるけど・・それがいい方向に進んで行く事を願うしかないのかも。
そんな切なさも溢れる色んなシーンで、いつもの魔女的お色気(笑)だけじゃない姿を見せてくれたパス・ヴェガはとっても素敵でした。
彼女はちょっとウィノナやサルマ、表情によってはペネロペにさえ見える事もあって、そのへん女優としては非常にソンしてると思うんだけど、
自分にとっては↑の誰よりも素敵に見える女優さんです。これももしかしたら、完璧に固まり過ぎない
自然体な魅力を出せる女優さんと言う事なのかも?
・・変幻自在なキャラ姐さんと言うか・・ (._+ )☆\(-.-メ) 友近かいっ
対するアメリカ人セレブ妻役のティアも、今まで割合清楚なイメージがあったもんだから、今回のぶっとび!役は、
ある意味”怪演”?!(≧▽≦)
イメージ一新・・その潔さもとても好感が持てて良かったです。他の面々も、其々にでしゃばり過ぎず好演。特に、お婆ちゃんのキャラは印象的でした。
ヴェガの娘役のシェルビーは、まだ子供なのにめちゃ美形だし先が楽しみ・・って、しまった・・!私もティアと同類?(^^;
それにしても、
アメリカのヒスパニック率は年々増加してるそうで、数年後にはスペイン語も共用語になるんじゃないか?なんて言われてるものね。
ちょっとタイムリーなお話だったかもしれないな。 【ユナイテッド・シネマ】

スピーシーズ/種の起源
SPECIES (95・米)
 
(監)ロジャー・ドナルドソン (脚・製作)デニス・フェルドマン (製作)フランク・マンキューソ・Jr
(主)ベン・キングズレー マイケル・マドセン アルフレッド・モリーナ フォレスト・ウィテカー マージ・ヘルゲンバーガー 
   ミシェル・ウィリアムズ ナターシャ・ヘンストリッジ 
20年前に宇宙に送ったメッセージの返信として何者かからDNA配列情報が届いた。
科学者達はそれを人類のDNAと結合させ1人の少女が誕生するが・・

誕生した新しい生命体・・の少女シルは、赤ん坊ではなく、もうだいぶ大きくて、
既に、色々とやっかいな気配が?・・って所から始まったわ。
「スプライス」みたいに、ランドセル買ってあげたくなる情がわくヒマもなかった。(笑)
そして、後は、逃げたシルをひたすら追いかけていく・・。
シルはやっかい事を起こしながらひたすら逃げる・・と言うか、ある目的を果たす為に進んで行く。
進みながら、成長して、目的の為に男性を誘惑・・・・するんだけど、まあね、美女で良かったよねーーーシル。(-.-)
これがその真逆だったら、話にならんかったかも。ただの、奇妙な宇宙人が人類を襲いまくる・・話で終わったかも?
美女ありき、の物語。
でも、余りにも美女にばかりフォーカスしてて、追跡劇の周囲の描写は殆どなく、
コトは宇宙絡みでと〜〜っても大きいはずなんだけど、なんだか世界がやたらと小さい・・(^^;
追っかける科学者達のグループもイマイチ冴えなくて・・大学の弱小サークルな雰囲気。(笑)
仲間の1人は霊能力者・・とか聞いただけで胡散臭いし。
で、彼なんて、それまで結構全てお見通しっぽかったくせに、肝心な所では一件落着っぽく寛いでるし。
それに、隊員の1人がああなるとは・・気を抜いて寛ぎ過ぎ!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
そのマヌケな人は・・モリーナだったけど、まだ若くてポテトヘッドじゃなかったのが可笑しかった。
グループの紅一点は何だか70年代女性風な外見だったので、思わず、製作年度を確認しなおしたりして。
幼女の頃のシルは、ミシェル・ウィリアムズ!鼻の形でわかったけど、昔から賢そうで可愛いかったのね。
これ、日本語吹き替え版だったけど・・セリフの言いまわしに、所々ちょっと違和感。
元のセリフが意味をもたない戯言なのか、それとも訳し方のセンスの問題なのか・・わかりません〜。
物語の雰囲気からして、前者な気はするけど。   【TV】
 

スプライス
SPLICE (08・カナダ=仏)
 
(監・脚・原案)ヴィンチェンゾ・ナタリ (脚・原案)アントワネット・テリー・ブライアント (脚)ダグ・テイラー
(主)エイドリアン・ブロディ サラ・ポーリー デルフィーヌ・シャネアック ブランドン・マクギボン シモーナ・メカネスキュ デヴィッド・ヒューレット
 
新種の生命体を創り出す実験に没頭するクライヴとエルサは、
実験の中断を迫られるも極秘で続行、やがて1つの生命の誕生を迎える。

新種生物は彼等の子供みたいだったね。
その都度思う事は、その都度2人のどちらかが相手に言い放ってたので、あまり言う事もないけど(笑)
新種生物のドレンがどんどん、それなりなべっぴんさんに成長して来た時は、これはもしや某と・・と思ったけど、
やっぱりそのもしやでしたね〜。なんだかな〜・・(汗)・・で、次のもしやも想像通りで;;
色々と悲惨な思いもしたはずなのに、それでもやめられない未知なる研究。そこまでエルサを突き動かすものは何なんだろ?
触れてはいけない領域なら、触れるんじゃなくて丸ごと飛び込んでやろうじゃないか・・って潔さもあるけど、
彼女だけで終わらない所が不気味であり恐い・・なんて事だって、もうしっかり解ってるはずだし。
彼女の中には、自分が普通の人間である事への何か嫌悪や引け目があるのかな?
研究発表の場で、二匹が攻撃し合ったのは凄かったな。・・と言うか、あんな血しぶき浴びたくない・・(笑)
人間の血とは成分違うだろうから気持ち悪いよ。豚の血浴びる方がまだマシ。(←キャリーかよ)
いや、もっと前にも・・新種生物の黄色いドロドロのついたナイフを、平気で口にくわえるエイドリアンの気がしれない。
危機管理能力が足りん!( ̄□ ̄ 強力な酸かもしれんのに!(←エイリアンかよ)
・・あ、そんな酸ならナイフが溶けてる?;;ん〜意外といいお味だったりして?
そう言えば、新種生物も、最初のうちは、クリスマスの丸焼きチキンがトコトコ歩いてるみたいだったしなぁ。 ̄ρ ̄)ハゥゥゥ
しかし、そろそろランドセル買ってやらんと・・とか思ってたら、あっと言う間に大きくなって・・
それなりに、なかなかのべっぴんさんに・・  ・・以下、感想の初めの方につづく・・。   【CS・スターチャンネル】
 

スプリット
SPLIT (17・米)
 
 
(監・脚・製)M・ナイト・シャマラン (製作)ジェイソン・ブラム マーク・ビエンストック
(主)ジェームズ・マカヴォイ アニヤ・テイラー=ジョイ ベティ・バックリー ジェシカ・スーラ ヘイリー・ルー・リチャードソン ブルース・ウィリス
 
見知らぬ男に拉致された3人の女子高生。しかしその男は監禁された彼女達の前に現れる度に違う人物に変わっていた・・?
ちょっと魔が差してシャマラン観て来ました。
・・と言うのは冗談だけど(笑)いつの間にかシャマランはそんな位置づけになっちゃってて
でも本作観て、あ、私ホントはシャマラン嫌いじゃないんだ・・と思った。(爆笑)
次はどんなスピリチュアル来る?どんな一人舞台になる?とか、どちらかと言うとやや荒唐無稽なツッコミドコロを楽しむ系とは言え、
根底には彼の”人のココロ”への洞察(と優しさ)を感じるし、
彼ならではの視点(ツッコミドコロも含め)で描いているその個性&切口にはやはり目が離せない所があると思う。
今回はマカ坊ことマカヴォイの多重人格ぶりがまず興味深かったけど、23〜24?の人格あるって割には5つくらいしか出てなかった様な?
途中、シャマラン(だよね?)が出てたのでそれで誤魔化された様な気も?(ーΩー )?(笑)
でも出てた人格は、特に変わる瞬間のマカ坊はとても見応えあって良かったし・・コレをあと20近くやってと言うのも酷な気がせんでもない?(爆)
そもそも24も必要?とも思ったけど、あの動物園とリンクさせてるせいなのかな?
最終的に一番ツオイヤツ(強い奴)はアメコミヒーロー?っぽくて、
もしやバットマンもスパイダーマンも心の病気で変化を?( ̄□ ̄;とかね。あ、バットマンは着替えるだけだっけ?(笑)
そこに行きつくまでは何故かさほど緊迫感もなくて、行きついたら行きついたでちょっと違和感もあったけど、
多重人格が進化系と位置付けるその優しさに違う意味でドキドキした。( ̄∇ ̄; 虐待で心に傷を負ってる人達への新たな救いかも?
でも次はケイシーに新しい人格(いい意味と悪い意味で)が生まれないとも限らない?
と匂わせるあのラストで、コトはそう簡単には解決出来ない事がよくわかったし、
見えてない部分(隠れた性格含め)についての興味もまた増したかな。
スペシャ〜ルゲストなあのお方の登場にはびっくり。(クレジットされてないらしいけど、ここのキャストには書いちゃった)
アレからもう15年?も経ったのね?と懐かしさに浸るよりも、そっか、アレと繋がる話だったのか、って、アレもうあんまり覚えてないし・・
復習しないとダメ?みたいな圧に駆られてちょっとイヤだった。(笑)あ、でもアレは結構好きだったよ!うろ覚えで言うのもナンだけど!(≧∇≦)
多重文字の凝ったエンドロールは余韻に浸れて良かった。
【追記】後の情報によると、続編あるらしい。そもそも本作、アレのみならず、色んな過去作と微妙にリンクしているらしい。気付かんかった〜(爆)
と言うか、シャマラン・・余韻に浸れたどころか、この先また強引にどっぷり浸からせるつもりやな?(;¬_¬)(笑)  【ユナイテッドシネマ・キャナル】
 

スペイン一家監禁事件
SECUESTRADOS / KIDNAPPED (10・スペイン)
 
(監・脚)ミゲル・アンヘル・ビバス (脚)ハビエル・ガルシア ペドロ・J・マルケス
(主)フェルナンド・カヨ アナ・ワヘネル マヌエラ・ベイェス ギレルモ・バリエントス ドリタン・ビーバ
郊外の新居に引っ越してきたばかりのハイメと妻マルタ、年頃の娘イサ。
その夜、家族でくつろごうと思った矢先、突然覆面の男達が押し入り3人を監禁してしまう。

う〜わ・・・・・ あぁ・・スペイン版「ファニーゲーム」? なんの関係も落ち度もない一家なのに・・。
引っ越してきたばかりの風景は、本当にどこででもよくある普通の家族の風景。そこから一転・・・・・
おびえるイサ・・ なんかもう、過換気になりそうなくらい;;
画面が分割されて、片方に父親が映ってたけど、イサの凄まじいおびえぶりの方から目が離せなかったわ。
怨霊も恐いけど、暴力振るう強盗も恐い〜。怨霊には精神力いるけど、強盗には体力いるよね〜。
ああ〜どっちも最初から勝つ気がしない〜。 (注:本作には怨霊は出ません(^^;)
警備員が来た時には、ジョディの出た某部屋映画みたいに、事態を察して、出直してきてくれる事を願ってたわ。
なのに・・ああ〜・・ このリアルさ、まるでドキュメンタリーみたい・・(泣) あの血だまりのヌルヌルな滑り具合もなんとも〜。
再び、おびえるイサ・・ 女性への性暴行なんてもう極刑モンだと思うので、イサの反撃はあれでもまだ足りんとか思ったよ!
あの不用品の出番はやっぱりあったね。でも、もっと早く出てほしかった〜。
しかししかし・・ こ、これは・・・ 彼女、生き残っても、きっとトラウマが・・・・・もしかしてまともに生活していけないかも・・・・
・・なんて思うや否や・・・・ああああああ・・ あぁ〜〜〜・・・
・・そして・・ ・・そこで終わりとは〜〜〜! ほんっと、もうどうしようもなくファニってるわ!悲惨としか言いようがない・・・(T▽T)ダァー
ところで、冒頭の逃げてた親父さんは、この一家とは別の所の人だったのね? それほどあちらでは押し入り強盗が多いらしいよ。
日本と言えど気を付けないと・・って、ものすご〜〜〜く思わされる作品でした。豪邸に住んでなくても。(^^; 【DVD】

劇場版 SPEC〜天〜 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿
 (12・日本)
 
 
(監)堤幸彦 (脚)西荻弓絵
(主)戸田恵梨香 加瀬亮 竜雷太 神木隆之介 椎名桔平 栗山千明 浅野ゆう子 伊藤淳史 福田沙紀 でんでん 
   岡田浩暉 松澤一之 載寧龍二 有村架純 三浦貴大
クルーザーから発見された多数のミイラ化死体。スペックホルダーの仕業だと疑い調査に乗り出す瀬文と当麻だったが・・。
かなり昔のドラマの映画版。 ドラマ版を今ごろ見て面白かったのでその勢いでこれも鑑賞。
ドラマ版の柿の種、なーんか憶えある?神木くんも…だったので、ドラマ版はスペシャル放送のを見た事があったのかもしれん?
が、のちに、これケイゾクと少し繋がってると知り、あの柿の種はケイゾクの時の記憶だったのかも?とも。ケイゾク面白かったなぁドラマの方は。
で本作。
先に見たスペシャルドラマの「SPEC〜翔」と同じくらいの満足度。
そこそこ面白かったけど、映画版としてはだいぶ物足りない、わざわざ映画版である必要なくね?な感じ。
エンドロールの説明みたいなのも、なんか安っぽいアニメみたいで好みじゃない。
SPEC自体は好きだけどね、物語を大きくするのは規模を広げりゃいいってもんじゃない。
ただ、SPECホルダーと普通の人間の立ち位置や、それに伴うそれぞれの葛藤は、回を追うごとにはっきりしてくるし、
当麻と瀬文の絆も固くなるのは見ていて嬉しい。
普通の人にある「思い」を、何らかのSPECに溺れる人間には今一度思い出して欲しい、
雑魚キャラだって劣ってるのではなく、彼らにしか出来ない事があり、その協力は無くてはならないものであるように。・・from 雑魚キャラ凡人つる。
ニノマエ攻撃が彼の時間より速いものを使う方法なのは、さすが物理オタクの当麻ならではなのね。
でも1番良かったのはドラマ版での雪だったな。あれはロマンチック要素もあってサイコーだった。
SPECと聞いて真っ先に思い出すシーンだし、ドラマ版を凝縮させて映画版作って欲しいと思ったくらい好きなシーンだった。
主演2人は相変わらず。 戸田恵梨香はこれまで見たどの映画やドラマよりも、このSPECの当麻役が美人に見える私。(なぜ)
加瀬君演じる瀬文は(当麻言う所の)筋肉バカと言うより、硬派なので暴力硬派バカとでも言った所かな。(バカはそのままかい)
ある意味生真面目なのに寒いギャグにちゃんと乗れる所は素晴らしい。(笑)
浅野ゆう子はピッタリな役。セーラームーンにでも出て来そうな。(セーラー戦士とは言ってない)
伊藤淳史は本人の役で、フジテレビ云々〜には笑った。(これTBS系なので)
でもさすがに激しく変身し過ぎだろ〜ちびノリダーに変身してた過去は何だったのか。(軽いウォーミングアップ?)
で、あの女の子はあんな所に居たから、結局母親の元には戻れなかったんだよね? 当麻達は約束を果たせなくて終わりでいいの?
いや、つづく、なんだろうけど、奪還を約束する!と言い切ったんなら最後にその辺の描写があっても良かった気がしたので。
【追記】  
劇場版〜結(前後編)は【感想リスト】直行。スペシャルドラマの零は面白かったのになぁ。ニノマエが活躍する回が好きなのかも?(^^ゞ       【Amazon】

劇場版 SPEC〜結(クローズ)〜 漸(ゼン)ノ篇
 (13・日本)
 
(-_-; 
(監)堤幸彦 (脚)西荻弓絵
(主)戸田恵梨香 加瀬亮 竜雷太 向井理 大島優子 遠藤憲一 北村一輝 栗山千明 香椎由宇 有村架純 
   神木隆之介 城田優 田中哲司 安田顕 福田沙紀 真野恵里菜 浅野ゆう子 三浦貴大
 
結の前編。 
えっと・・ これまで見て来た中で一番退屈・・・・・・これマジで劇場公開したの?なレベル。
TVのスペシャル(零とか)はそれなりに面白かったのに。
と言うか、野々村係長がぁ〜・・・(泣) さて、後編で立て直す事が出来るのかどうか?・・と一応期待はしておくけど・・。   【Amazon】
 

劇場版 SPEC〜結(クローズ)〜 爻(コウ)ノ篇
 (13・日本)
 
(-_-; 
(監)堤幸彦 (脚)西荻弓絵
(主)戸田恵梨香 加瀬亮 竜雷太 向井理 大島優子 遠藤憲一 北村一輝 栗山千明 香椎由宇 有村架純 
   神木隆之介 城田優 田中哲司 安田顕 福田沙紀 真野恵里菜 浅野ゆう子 三浦貴大 ダンディ坂野 渡辺いっけい
 
結の後編。
前後編合わせてもスカスカでガッカリ。
これまでは、リアルな刑事ものと不思議な世界(ギャグ込み)の融合が面白かったのに、どんどん変な方向に暴走。最後らへん、ただのオカルトやん。
クライマックスは思い出の登場人物勢揃い。そして思い出の振り返りが長すぎ。
白服やしつこいシャックリからしてイラッと来るタイプの二人組もクライマックスで話長すぎ。
説教なのか暴言なのか、もっともらしい事言っててもイライラくるばかり。(笑)
最強のSPEC保持者は神ポジションとでもしつこく言いたそうな・・ちょっと度を超えてるよ。(しつこさが・笑)
神は神でも、神木くんまでは面白かったのに。(←やはりニノマエのファンか・・笑)
最後、時空超えて色んな思い出のシーンに当麻が浮遊してるのは面白かったけど、またしても長すぎ。
お前の手は温かいよ、って言う瀬文のシーンは好きだったけど、結局良かったのは最初のドラマ版がほとんどだとも痛感。
言いたいことも本当はそこらへんで全てだった気もする。 マジで白服の二人要らんし、この「結」も要る?(爆)
コレさえなければ、もしかしたら野々村係長もまだ・・(涙)      【Amazon】  

すべては愛のために
BEYOND BORDERS (03・米)
(監)マーティン・キャンベル (脚)キャスピアン・トレッドウェルーオーウェン サイラス・ナウレステ ジェレミー・ブロック
(主)アンジェリーナ・ジョリー クライヴ・オーウェン テリー・ポロ ライナス・ローチ
このめちゃくちゃベタなタイトルにヒキつつも、好みなオーウェンの久々の出演に惹かれて鑑賞。
だけど、こんなに重い背景を持ってたとは・・前半、なんだか辛くなったり、自己嫌悪に陥ったりで仕方なかった。それが、後半になると、
だいぶラブ・ストーリー色が強くなって来て、本来なら「ベタなラブラブは勘弁してよ〜」とむくれる所だけど、正直言って少々ほっとした様な・・
そんな恥ずかしい自分を発見した作品でありました。なので、裕福なマダム・ジョリーの行動にも(文句どころか)ただただ感心するのみで・・。
もしそれが、一時の思いつきであったとしても、行動する事はスゴイよ、やっぱり。してみないと現状も先の事も分からないもん。
難民救済の難しさも、ああ言う場合もあるのかと(フィクションでも)かなりショックな部分も。ジョリーの子供の件にもビックリだよ。(オイオイ)
”すべてを愛のために”捧げたジョリー・・現実の厳しさがズーンと圧し掛かかって、全く甘くないラストでした。
凝った見せ場もあったんだけど、最初から重い気分だったので、なんだか”楽しむ”事すら不謹慎に思えて、せいぜい、
「蹴りでララ・クロフト復活か?!」くらいしか突っ込む事も出来ず、ややくすぶり感が残った。←何しに映画に行ってんだか。【ユナイテッド・シネマ】

すべてはその朝始まった
DERAILED (05・米)
 
(監)ミカエル・ハフストローム (脚)スチュアート・ビーティ
(主)クライヴ・オーエン ヴァンサン・カッセル ジェニファー・アニストン メリッサ・ジョージ アディソン・ティムリン ジャンカルロ・エスポジート
   デヴィッド・モリッシー ジョージナ・チャップマン デニス・オヘア トム・コンティ RZA レイチェル・ブレイク
真面目に働き、家族と平凡ながら幸せな日々を送っていたチャールズ。
しかしある日、偶然知り合った美女ルシンダと親しくなり、ついに2人は一夜を共にしようとする。が・・!

カッセル似合ってんな〜!(≧∇≦)
久々のクライヴ目当てで見たけど、これはカッセル!でしたね〜・・ Σ\( ̄ー ̄;何が
ビジネスマンのクライヴも、なんやかんや理由つけて美女と仲良くなりたがる姿が
なんともフツ〜の小市民的で面白かったり、そんなフツ〜の人が頑張る姿はオーエン(汗)したけど、
カッセルの印象が強すぎて〜 だってカッセル・・とっても生き生きオシゴトしてるんだも〜ん(笑)
そんなカッセルが教えてくれた事・・
フツ〜の小市民は浮気なんかしちゃダメよ、したくなったら、まず自分の全財産がいくらあるのか、それを確認してからね!
何でも、オイシイ思いをしようとしたら、それ相応の見返りがある事をお忘れなく!
カッセルさん、素晴らしい教訓をありがとう! 全国の妻的立場の皆様、ちゃんとメモした〜?
ちゃんと丁寧な文字でメモって、冷蔵庫の扉にでも貼っておくといいかもよ〜?
え? 身体をはって教えてくれたのはクライヴ、ですと? 冷蔵庫の扉に貼ったら運気が落ちるからやらん、ですと?(-.-)
・・それはともかく!
えーと、【以下、ネタバレしてます。】
一応、旧作の感想はいつもネタバレ潜伏有りですので〜ご注意くださいね〜。
で、美女と悪党のカッセル(←もはや役名など不要だ)ですが・・
二人がグルだな、ってのは速攻わかったよ〜。なので、それには全然驚きはなかったんだけど、
最後のあの刑務所では、てっきりチャールズは暴走した挙句に投獄されたんだろうな?って思ってたし、
カッセルとのご対面だって、まさかチャールズの方が仕掛け人だったなんて;;
せっかく、今回は全てまるっとお見通し!だと思ってたのに、結局、いつも通りに先が読めないヘボ推理で終わったわ・・!
まあいいわ・・完璧な推理は次回にまわすとして(笑)
今回はクライヴとカッセル、正反対の個性をいっぺんに堪能出来たのでヨシとしよう。(^m^  【DVD】

スペル
DRAG ME TO HELL (09・米)
(監・脚)サム・ライミ (脚)アイヴァン・ライミ
(主)アリソン・ローマン ジャスティン・ロング ローナ・レイヴァー ディリープ・ラオ デヴィッド・ペイマー アドリアナ・バラーザ 
   チェルシー・ロス レジー・リー ケヴィン・フォスター モリー・チーク 
ホラーと言っても、コミカルな要素が多い系ホラー。
サム・ライミらしい遊び心が存分に盛り込まれていて、結構おかしくて・・思わず、プッ・・と吹き出したり。 ( ̄m ̄*)
あの宣伝は、サム・ライミ知らないと、絶対、マジで恐い映画かと勘違いしてしまうよね?
まぁ、実際自分があの様な目にあったら、相当恐いだろうけどさ。
それに、「スペル」なんて、スッキリしたタイトル、この作品には似合わないなぁ〜。もっとこう、オドロマガマガしてくれなくっちゃ〜。
なので、ちょっとタイトルを考えてみました。
スペルの意味から「JUMON」・・「JUON」のパクリですか?
「ばばあのはらわた」・・いや、はらわたじゃなくて、入れ歯か!
「呪いの入れ歯ばあ」・・いやいや、ばばあなんて言っちゃいけません。
じゃあ「逆ギレ老婆」!もしくは、「スッポン老婆」!
いっそ、「呪われた美人銀行員」・・怪しいビデオですかいっ。
「ラ♪ミ♪ア♪マーダーズ」・・XYZのノリで楽しげに。
「骨折り損の悪霊儲け」、「早く言え!先に言え!」(爆)
・・なんかどれもイマイチですね〜;;
原題の「地獄へ引きずり込んで」をうまく日本語フィーリングに出来ればいいんだけど。
・・その結果が「スペル」ですか、はい、そうですか、すみません。(爆)
久々のアリソンちゃん・・最後に会った(?)のは、「秘密のかけら」だったかしら?
あれはちょっと背伸びしすぎ感があったけれど、今回は、逆ギレばばあ相手に・・いやいや、逆恨み老婆と悪霊相手に大奮闘!
銀行で働くキャリアウーマンにしては、ファッションがえらく可愛らしく(好み♪)とってもキュート!
おかえりなさいサム・ライミ、と同じく、おかえりなさいアリソンちゃん・・と言った感じでファンには嬉しかったわ。
(注:決してホラーやコメディ畑の女優と言う訳ではない・笑)映像自体もポップで良かったです。ホラーなのに妙にシラジラ明るいと言う・・(笑)
それにしても、ばあさん、パワーありすぎ!あの超人的パワーは一体どこから?コウジュンかニンニク卵黄のんでるよ、きっと!
・・と言うか、ばあさんスゴ過ぎて、ほんまもんの悪霊、全然影薄いし・・ばあさんの出番がなくなると、ちょっと淋しくて退屈になったし・・
「スパイダーマン」みたいに、「早く言え」感もあったし・・(爆)
おまけに、クリスの恋人・・なんか間延びしたお顔立ちで・・絶対、ヤギが乗り移ってると思っとったし・・ゞ( ̄∇ ̄;)
この作品を観た翌日、私の周りに一匹ハエがやってきて2度も手に止まった!きゃーいやだぁーー婆さんの呪いがかかるぅ〜〜 ( > < ;)//
・・って本気で思って、薬用石鹸でゴシゴシ手を洗いました。いつでもどこでもヒロイン気分!(*^ー^)ニコ 【ユナイテッド・シネマ】

スポットライト 世紀のスクープ
SPOTLIGHT (15・米)
 
 
(監・脚)トム・マッカーシー (脚)ジョシュ・シンガー
(主)マーク・ラファロ マイケル・キートン レイチェル・マクアダムス リーヴ・シュレイバー ジョン・スラッテリー ビリー・クラダップ
   ブライアン・ダーシー・ジェームズ スタンリー・トゥッチ ジェイミー・シェリダン モーリーン・キーラー 
(声)リチャード・ジェンキンス
 
01年。ボストンの地元新聞社に編集局長としてやってきたバロンは神父による性的虐待事件を調査しようとするが・・
この作品の事はアカデミー賞で話題になるまで全然知らなかったんだけど、作品賞をとった&ラファロが出てる〜ので興味がわいて鑑賞。
周囲の不当な圧力に屈せず、自分達の信じる正義を貫こうとする新聞記者の物語で、
エンタメ色の殆どない、ドキュメンタリーの様な真面目な社会派ドラマと言う印象。
実話との事だけど、恥ずかしながら全然知らなかったし(汗)加えて、カトリック教会を相手にすると言う事の大変さとかも
あんまりピンと来なかったので、記者達の奮闘ぶりは凄いと思いつつも、特別な感動みたいなモノはなかったかな。
記者達の仕事に対する真摯な姿勢〜責任感など、または被害者への配慮〜優しさなども素晴らしいなと思いつつ、
ただ、それって本来、当たり前っちゃー当たり前な事だよねえ?;;って思ってしまう部分もあって。
無責任だったり意図的だったりなバラエティ報道(爆)が蔓延る毎日にイライラしてる身なもんで・・ついそう感じちゃったのかも。
ピンと来ないカトリック教会を、何に置き換えれば理解しやすいか?と想像してみたら少しは「おおっ」って思ったけど、同時に虚しくなった。(汗)
なので、アカデミー賞の受賞理由も、普通に物語としてと言うより、
報道のあり方を世の中に改めて問う作品として、その役割を担わせる為の受賞だった様にも思えた。
過去の受賞を見ても(作品も俳優も)それだけの出来じゃなく、世の中の流れを見越しての授与ってのも結構あるアカデミー賞なので、
まあそれはそれで意味のある受賞だとは思うけれど、反面、その背景に潜む何らかの思惑なんてのも(天邪鬼らしく)気になったりもする。
シレッと偏向報道タッグを組んでるメディアにウンザリしてるからか、この天邪鬼はまだまだ治りそうもなくて〜廉潔な皆さますみません。(爆)
ラファロ良かったな〜。レイチェルとかキートンとか他もみんな自然でいいカンジだった。   【TOHOシネマズ・ソラリア館】 

SMILE/スマイル
SMILE (22・米)
 
 
(監・脚)パーカー・フィン
(主)ソシー・ベーコン ジェシー・T・アッシャー カイル・ガナー ロビン・ワイガード ケイトリン・ステイシー カル・ペン ロブ・モーガン
 
最初の女子大生のスマイルのインパクト凄い。確かポスターにもなってた様な?
後は、呪いのビデオっぽい巻き込まれの連鎖型で、もうどうしようもないっちゃ〜どうしようもないんだけど、
そこをどうにか逃れて欲しかったなぁ。どうしようもないっちゃ〜どうしようもないんだけどさ。(汗)   【Netflix】 

スマイルコレクター
LA CHAMBRE DES MORTS / MELODY'S SMILE / CHAMBER OF DEATH / ROOM OF DEATH (07・仏)
(監・脚)アルフレッド・ロット (原作)フランク・ティリエ
(主)メラニー・ロラン エリック・カラヴァカ ジル・ルルーシュ ジョナサン・ザッカイ セリーヌ・サレット ナタリー・リシャール 
   ステファーヌ・ジョベール アントワーヌ・オッペンハイム
冒頭から、後に引けない始まり(?)で引き込まれたけど、スマイルコレクター事件よりも、
お金を横取りした人達の事情のが、なんだか身につまされて・・興味深かったです。
次に、事件を追う刑事達の事情。スマイルコレクター事件の方は、犯人を追ってるまでは良かったけど、
犯人の心情が私にはよく解らなくて・・いや、そんなもの解る必要もないのかもしれないけど、
解って欲しい的な描写(笑)があっただけに、ラストでは逆に達成感〜スッキリ感がなかったと言うか・・。
でも、メラニー・ロランはいい感じ。明るいロマンス物が似合いそうな美貌だけど、
案外こう言う、内に何かを抱えた役柄のが似合ってる様に思う。 【DVD】

スマホを落としただけなのに
 (18・日本)
 
 
(監)中田秀夫 (脚)大石哲也 (原作)志駕晃
(主)北川景子 田中圭 千葉雄大 バカリズム 要潤 成田凌 原田泰造 筧美知子 高橋メアリージュン 酒井健太
恋人の富田に電話した麻美は知らない男からの返事に戸惑う。どうやら富田はタクシーにスマホを置き忘れてしまったらしく・・
女性が落としたスマホを拾ったアブナイ系の男がストーカーでもするのかと思ったら、
落としたのは、はるたん(男性)だったわ。(ちょい違うか・・さすがにここでの春ちゃんぶっこみは無し・・と言いつつぶっこんでいる・・
ちなみに最近、武蔵のファイルをゲットした・・ゆづファイルと一緒にファイルのファイルに入れて大事にしたいと思います・・?!)
話それた!話戻って・・ でも落としたのが男でも女でも、そこから繋がってる人にも被害が及んでいくのは恐いね。
実際に時々耳にする被害の中でもあのカウントダウンは特に嫌だな〜。絶対慌てるわ・・。
勿論クレカの悪用なんかももっての外だけど。あ、でも恥ずかしい写真の拡散も嫌よね〜。(←あるのか?)
普通は、他人のスマホなんて盗み見して何が面白いのやら?とは思うけど、アブナイ系さんにはそう言う域なんてないんだろね?
アブナイ事の為に機材とか部屋とかにも頑張ってる(?)みたいだけど、そもそもなんでそう言う知識を身に着けたんだ?って話。
それだって一生懸命勉強したんだろうにさあ・・最初からそんな目的があった訳でもあるま・・・・・あるの?(爆)
イマドキはもう何でもスマホだしね、命の次に大事なモノと言っても過言ではないかも?
・・なんて、途中までは興味深く見られたけど、あの最後に明かされる麻美の過去って・・ちょっと取ってつけたみたいな違和感。
だいたいその選択に何のメリットが?他の手段で全然普通に生きていけたんじゃないの?
スマホ被害がとても現実的だっただけに、最後でいきなり絵空事っぽくなっちゃって安っぽい感じが。
リアル成りすましですが何か?と言えばそれまでだけど、結局、色々被害あったけど人生修正してくれたラクダ男に感謝!
・・てなるじゃん?(誰)
あ、雄大デカはきっと大丈夫だと思うよ〜。捜査に全力なうちは・・多分?!全力は正しい方向に向けたいよね!
バカリズム♪はあんな役が何故かフツーに見えてしまって。(笑) 彼だと黒髪フェチもフツーで貞子と共演してもフツーかも!?   【Amazon】
 

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
 (19・日本)
 
 
(監)中田秀夫 (脚)大石哲也 (原作)志駕晃
(主)千葉雄大 成田凌 井浦新 白石麻衣 鈴木拡樹 音尾琢真 江口のりこ 奈緒 飯尾和樹 
   高橋ユウ 今田美桜 田中哲司 北川景子 田中圭 原田泰造
 
もうスマホと言うよりネットの危険性を再認識するって感じ。フリーWi-Fiとか、タダより高いモノはないのかもね。
途中までは井浦新が怪しい雰囲気をいかにも〜〜と醸し出してたけど(笑)加賀(千葉雄大)の友達は最初からちょっと怪しかったよね。
でもいい所(?)はやっぱりラクダちゃんが持って行きますよ、と。(誰・・笑) ラクダちゃん監視してる人はほぼ犯罪者でドン引き。
ヒロインは見た目が朝日奈央かと思ったわ。  あ、雄大デカは大丈夫でしたよ〜・・それだけでもめでたしめでたし。   【Amazon】

スモーク
SMOKE (95・日=英)
(監)ウェイン・ワン (脚)ポール・オースター
(主)ハーヴェイ・カイテル ウィリアム・ハート ストッカード・チャニング ハロルド・ペリノー フォレスト・ウィテカー アシュレイ・ジャド
毎日同じ場所で同じ時間に写真を撮る、って言うのがすごく印象的だった。同じに見えて、確実に違う毎日に生きている人たちが、とても曖昧な
ものに思えて・・完璧に振舞ったり過ごしたりしてるつもりな人々のモロさを、補ったり癒したりしてくれる何か温かい空気を感じた。【ビデオ】【DVD】

スモールタウン マーダー ソングズ
SMALL TOWN MURDER SONGS (10・カナダ)
 
(監・脚・製作・編集)エド・ガス=ドネリー (製作)リー・キム
(主)ピーター・ストーメア アーロン・プール マーサ・プリンプトン ジル・ヘネシー
カナダの田舎町。心に何か問題を抱えながらも警察官として働くウォルター。そんなある時、湖のほとりで若い女性の死体が発見される。
・・と聞くと、この警察官とその被害者に何かあるな? ・・とか、つい思ってしまったけど、そんな方向の物語ではなかったです。
以前観た「湖のほとりで」をふと思い出す様な始まり。(↑1行冒頭粗筋にも・・笑)だけど、こちらは1刑事の内面の様子にフォーカス。
過去のあやまちに懺悔しながらも、なかなか自分の感情をコントロール出来ない ・・みたいなウォルター。
小さな田舎町だし、何かまずい事やっちゃった時って、なかなかリセット出来ない雰囲気もあるのかも?
そんな時に、まずい事じゃ済まないレベルの殺人事件が〜。けど、そんな事件の発端に自分だって成り得る?・・みたいなウォルター。
物語は聖書の言葉?の題のついた章に分かれていて、それを思いながら見るといいんだろうけど、
見終わった時に一番気になったのは冒頭にあった言葉。たとえいかなる理不尽な目にあっても、その裁きは天(神)に任せよ、
人として越えてはならない所をわきまえよ、・・みたいに言われてる気がした。
ゴスペルの様なロックの様な音楽がすごく印象的。音楽に疎いので正しいジャンルが判らないけど。
お茶をすすめ、手作りのあみぐるみを嬉しそうに見せに来るお婆ちゃんがいいお味。
それと、プリンプトンに似てるな〜と思った妻役が、やっぱりご本人で・・いつぞやのピチピチギャル(死語)
の彼女を思い出し、イッキに現実が身にしみたわ。(^^;  【DVD】

スライディング・ドア
SLIDING DOORS (97・米=英)
(監・脚)ピーター・ホーウィット (製)シドニー・ポラック
(主)グウィネス・パルトロウ ジョン・ハンナ ジョン・リンチ ジーン・トリプルホーン
主人公が電車に乗れた場合と、乗リ遅れた場合とで、ストーリィが違う展開に。昔TVであったタモリの「if・もしも」みたいに、異なったお話が
同時進行していきます。どちらの人生が、より幸せだったのか・・?好きなG・パルトロウが、二人の?主人公を嫌味なく演じ分け、興味深かったです。
イキな会話も面白かった。「明日何してる?」「自殺してるかも。」「じゃ、それ済んだら電話して。」だって!(笑)【ビデオ】【TV】

スラムドッグ$ミリオネア
SLUMDOG MILLIONAIRE (08・英=米)
(監)ダニー・ボイル (共同監)ラヴリーン・タンダン (脚)サイモン・ボーフォイ (原作)ヴィカス・スワラップ
(主)デヴ・パテル マドゥル・ミッタル フリーダ・ピント アニル・カプール イルファン・カーン アーユッシュ・マヘーシュ・ケーデカール
   アズルディン・モハメド・イスマイル ルビーナ・アリ
躍動感溢れる出だし!うわ、こう言うの好み〜!・・でも、私にとっての神映画(笑)「シティ・オブ・ゴッド」のパクリっぽかったら嫌だなぁ・・
とかちょっと思いつつ・・(^^; でも最初の数分でそんな心配も消え、後は独自の世界に浸ることが出来ました。
「こう都合よく、経験した事がクイズに出るんかい?」ってツッコミはナシで。(笑)と言うか、本末転倒かも〜。経験がチャンスを掴む・・
人生と言う物語に伏線がある事に気付ければ、本当の幸せを掴むチャンスを得ることが出来るかも!?・・なんて素直に思ってしまったり。
と言うのも、実際今まで生きて来て、「それって出来すぎだろー?てか、そう言う筋書きとは!?」・・ってくらいの、
事実は小説より奇なり的不思議経験をした実績(?)がいくつかあるもんで。
(世の中の奇跡とか不思議な事とか、全てはサインがあるよね〜・・って、お前はシャマランですかぃ・爆)
ちびジャマールが○○○まみれになってアミターブのサインを求めに行く所はサイコーでした!(≧▽≦)
ボイル監督、△△△ネタ、スキやね〜!・・って、それにウケてる私もスキかも・・(汗)
でもね、このシーンって、この作品の全てを表してるみたいな気がしたのよ。
世の中の○○○まみれになっても、目的に向かって一直線!!みたいな!いいねぇ〜!(ひとりうなずきん)
ところで、あちらのミリオネアのライフラインの電話は、日本のとは違って、個人にかけるのね?
あの場面は感動的だったわ〜。もう勝ち負けなんて関係ない!すぐにでも○○○○の所に行きたい!って感じよねえ。
少年ジャマール時代の、アメリカの観光客がとったアメリカらしい行動・・には、可笑しくて思わず吹き出した!
でも、お兄ちゃん・・何だかジャマールとは正反対で、ずっと気にかかって仕方なかったわ。
お兄ちゃんにはお兄ちゃんの責任感とか気負いとかあったと思うし・・もしかして、兄弟に割って入ったラティカへの嫉妬からあんな風に?
それと、ママンに酷い目にあわされた少年との再会はたまらなかったな。あれからどうなったんだろう?
ジャマール達の生い立ちから、過去にインドに何が起こったか、スラムがどんな状況なのかが浮かび上がっては来たものの、
背景は思っていたよりもアッサリとした描写だったので、その辺りには少々物足りなさが無きにしも非ず。
でも、とにかく人物が疾走していくってのが「トレスポ」のボイル監督の持ち味と言えば持ち味なのかもね。
それに、最後の***、自分にはこれはなくても良かった気もするけど(笑)
これがボイル監督のインド映画への敬意の気持ちだとしたら、ちょっと素敵だなぁ〜って思ったし、
見終わった後には、ラティカ!・・って名前が頭の中をこだまして・・それと、アミターブ・バッチャン!!(≧▽≦)・・好感の持てる作品でした。
勝手に、社会派ドラマ?って思ってたけど、フタを開けてみたら、王道な純愛ドラマだったかなあ。
と言うところで・・日本のミリオネアの司会者であるみの氏の感想も聞いてみたいもんです。(笑) 【KBCシネマ】

スリ
PICKPOCKET (60・仏)
(監・脚)ロベール・ブレッソン
(主)マルタン・ラサール マリカ・グリーン ピエール・レマイリー
貧しい学生のミシェルはその器用さからプロのスリとなるが、彼の母親の面倒を見ていたジャンヌはそんな彼を密かに想い、心配していた・・。
ソレしかない為にやめられない、そのスリルの誘惑に負けやめられないミシェルの心情は割合淡々としている為、よりリアルなはがゆさが増した。
スリの手口は鮮やかで、犯罪と言うよりも、まるで優雅なマジックを見ている様だった。(^^; 【ビデオ】

THREE/臨死
三更 THREE (02・韓国=タイ=香港)
第一話『memories』(監)キム・ジウン  (主)キム・ヘス ジャン・ボソ
第二話『the wheel』(監)ノンスィー・ミニブット  (主)スウィニット・パンジャマワット サヴィカ・カンチャナマス
第三話『going home』(監)ピーター・チャン  (主)レオン・ライ エリック・ツァン ユージニア・ユアン 
第一話(韓国編)・・・★★☆
不思議空間で物語が進んでいく。その不安をあおるカメラワークや冷えた画は魅力的で好きだけど、
かなりの部分が、同監督の別ホラー『箪笥』とカブる。彼が一番恐怖を感じる物って、こう言うのなのね・・ってつい思ってしまう。
お話も、最初の数分で簡単に予想がつく程度の物なので1つのお話としては物足りない。雰囲気で引っ張り、彼の恐怖のカケラを
いくつか披露してもらっただけ・・と言う印象。これだけの画が作れるのに、なんか勿体無いなぁ〜。もっともっと練りこんだお話が見たいな。
第二話(タイ編)・・・★☆
おお〜・・あの「ジャンダラ」の兄ちゃんが出てる〜(笑)相変わらず、ソツのない美青年ぶり。ププッ ( ̄m ̄*)
タイの伝統ホラーとしては勉強になったけど(?)あまりにオーソドックス過ぎて、新鮮味も意外性もなくて残念。
第三話(香港編)・・・★★★
1つのお話として、一番見応えがあった。ホラーでありながら、愛の話。
最初は、ただ頭のおかしい男かと思いきや・・実は・・な展開には、時の流れに従うしかない人間の悲しさや淋しさも感じた。
最初の男の子と女の子の様子は、雰囲気あって好きだけど、本筋からはちょっとはずれるので、あんなに長くなくても良かったと思う。
うらぶれた感じの刑事もいい感じ(笑)だったが、ワケアリな点など、もうちょっと彼についても知りたかったし、
子供が行方不明なのに、割合おとなしく捕まってたなぁ・・とか思っちゃった。( ̄∇ ̄;)
残酷なシーンがクライマックスにあるけど、これもわざわざ2回も見せる必要ないと思う。1回で充分効果的。
監督のP・チャンって知らないなぁ・・他に何作ってるんだろう?って思って調べてみたら、ありゃりゃ、1本だけ見てました。>「Love Letter」。
これもなかなか感じのいい作品で好きだったわ。結構、相性いいかもしれない。他の作品も見てみよう〜。【DVD】

388
388 ARLETTA AVENUE (11・カナダ)
 
(監・脚)ランドール・コール (製作総指揮)ヴィンチェンゾ・ナタリ
(主)ニック・スタール ミア・カーシュナー デヴォン・サワ アーロン・エイブラムス シャーロット・サリヴァン クリスタ・ブリッジズ
トロントのアレッタ通り388番地に暮らすジェームズとエイミー夫婦。
ある日、車の中に身に覚えのないCDを見つけた2人はそれが元で喧嘩になり、翌朝エイミーは置き手紙を残し姿を消してしまう。

ヴィンチェンゾ・ナタリ製作総指揮!・・につられて鑑賞。
早々から、盗み見モード。 んで、覗き見られモード。
普通の、どこにでもある様な家庭が、何者かのせいで少しずつ崩れていってしまう・・
一体誰が?何のために?
・・で、引っ張られるけれど、そんなモードだから、ずっと薄気味悪いし、最後まで見ても、すっきりはしない物語だった;;
ヒド過ぎる・・・・としか言いようがない展開。作り方じゃなくて、物語の内容が。
最近、こんなタイプの作品=とことん理不尽系って増えた気がするなあ。
自分の家(部屋も)が常に何者かに監視されてる?とか想像すると、本当に不気味・・神経まいりそう〜。
なので、ジェームズは気の毒だった〜・・けど、なにも自分から自分の弱点を提供?してパニくらなくても。
しっかりしてよ〜同級生もいい迷惑だよ〜;;
でも、こんな風に、何が原因か解らない仕打ち受けると、嫌でも過去を振り返ってみるしかないか・・。
で、それで解決するかと思っただけに、なんとも・・・・・。
そして、「388」は、次はアナタのおうちのナンバーに・・な連鎖も、理不尽系にはつきものね。イヤね〜。
主演は、すんごい久々に見るスタール君。見るからに、器あんまり大きくなさそうな夫ジェームズを好演。
自分としては、スタールと言うより「ブリー」のあの子、なんだけどね。
確か、「ターミネーター」の3だかに抜擢されたけど、世間からミスキャストとか何とか、散々の言われようだったあの子。
そんなにダメだった?( ̄∇ ̄; 確かに、メジャー大作には地味過ぎたのかもしれんけど;;
と言うか、美形ファーロング君と決して比べてはいけない!(爆)
・・私は結構応援してたんだけどな。「卒朝」組ほどではないにしても、「ブリ」組も気にかけてたので。
そんなスタール君も、もうしっかり夫の役な年齢なのね。で、相変わらずの地味顔が微笑ましかったよ。(笑)
その個性を大切にして、これからも頑張って欲しいわ。ファンは常に見てると思うし!(←今この応援だけはNG?)
ところで、タイトル、また数字;; 今回は「スリー・エイト・エイト」でいいんだよね?
「スリーハンドレッド・アンド・エイティーエイト」? もう「さん・はち・はち」でいい様な気もするけど。(^^ゞ   【DVD】

スリーパーズ
SLEEPERS (96・米)
(監・脚)バリー・レヴィンソン
(主)ジェイソン・パトリック ブラッド・ピット ロバート・デ・ニーロ ダスティン・ホフマン
一応、ノンフィクションらしいけど・・?実話ではないと言い張る向きもあるらしいけど?どうなんだろう?でも、少年を更正させるべき場所で、本当に
こんな事が起こっていたら・・とんでもない事だよね。復讐を応援するのもなんだかなぁとは思うけど、何も知らない子供時代に傷つけられた心は
少々の事では癒されないだろうね。子供にしろ女性にしろ、弱い者を力ずくでどうこうするヤツと言うのは人間と思いたくもない気持ちもあるけどね・・
しかしベーコン、ハマってるなぁ・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ【劇場】【TV】

スリーピー・ホロウ
SLEEPY HOLLOW (99・米)
(監)ティム・バートン (脚)アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー (原)ワシントン・アーヴィング
(主)ジョニー・デップ クリスティーナ・リッチ ミランダ・リチャードソン マイケル・ガンボン クリストファー・リー クリストファー・ウォーケン
科学的に事件を解明して行くお話と思いきや・・・ でも、その不思議なムードと騎士の迫力がすごい!
デップのおとぼけキャラもいい感じ♪【天神東宝】
----*----*DVDにて再見しました。
いやぁ〜、面白かったです。元々、この闇と光の映像が大好きなんだけど、改めて「美しいなぁ・・」と感動。
劇場では、首なし騎士がスクリーンいっぱいにすごい勢いで迫ってきてめちゃ恐かった覚えがあったので、DVD(TV画面)ではどうかな?って心配
してたけど、それなりに迫力があって良かったです。撮り方や効果音がイイのかな。騎士が振り回す剣が、シャキーンシャキンと音を立てる所最高〜!
それに印象的なシーンが多いのよね。子供が母と一緒に、回り灯篭(って言う?提灯みたいなの)を見るシーン・・ハロウィンの模様が壁をぐるぐる回って
すごく幻想的で美しい。そして、地下に隠れた子供がふと上を見ると母の*が・・ってトコもめちゃ恐くてイイ!
(上に何かがある・・って言うシチュエーションは恐怖を掻き立てるよね。例えば、恐い人に追いかけられてトイレに逃げ込んで安心して、ふと上を見ると・・
みたいなね。)・・この後の残酷さは悲しいですが・・(T_T)少女がパチンと木切れを折る所や、教会や風車の所もイイし、燃える風車を見つめながらの
イカボット達の会話も笑える。→「首なし騎士は死んだの?」「びみょ〜だ。もともと死んでいる。」・・なんて、真剣な表情で言う所がたまらん!(笑)
最初の検死シーンでも、イカボットのトンマな会話が続くし、襲われた後の怯えようもめちゃオカシイ・・いや、誰でもあんなになるだろうけどねー。^_^;
【以下、ネタバレ!見てない方は読まないで!】
そう言えば、劇場で観た時は気にとめてなかったけど、後妻の役は、ミランダ・リチャードソンでしたね。クローネンバーグの「スパイダー」を観た後だったら
すぐに「怪しい」って思ったかもしれないけど(笑)この時は、恥ずかしながら私も「カトリーナが怪しい」と・・( ̄∇ ̄;) ←イカボットと変わらないヘボ推理。
と言う訳で、すっかり以前よりもハマってしまい、字幕&パッチしながらの吹き替え、と3回見てしまった。やっぱりティム・バートン、いいんじゃん!【DVD】

スリー・ビルボード
THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI (17・米)
 
(監・脚・製)マーティン・マクドナー (製)グレアム・ブロードベント ピート・チャーニン
(主)フランシス・マクドーマンド サム・ロックウェル ウディ・ハレルソン ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ アビー・コーニッシュ 
   ジョン・ホークス ピーター・ディンクレイジ ルーカス・ヘッジズ ケリー・コンドン
 
何者かに娘を殺されたミルドレッド。しかし捜査は一向に進展しない。業を煮やした彼女は警察署長に抗議する3枚の看板広告を掲げ・・
これ今年(2018年)初の劇場鑑賞。 UPし損ねてるうちにアカデミー賞も発表されちゃったけど、
鑑賞直後に一番に書いてた感想がこれ→ ロックウェルがとてもイイ!
いの一番にロックウェル褒めとるし(笑) しかしアカデミー賞までとるとはね・・( ̄□ ̄(≧∇≦)
ちなみに他の方々も其々に良かったけど、とにかく何しろあのロックウェルがこんなにハートにしみるとは・・
だったのでね、あのロックウェルが・・あの元祖卑怯キャラのロックウェルが・・ねぇ・・(絶賛してます)
物語の運びには、ちょっと唐突だったり、出来過ぎで判りやす過ぎる部分もあったんだけど、
それでも、仕事や世間への苛立ちや問題点を、立ったキャラで描いているのは、いい意味でも解りやすかったのかな?とも思った。
粗筋読んだだけだと、何だかか弱くて健気な母親が清く正しく育てた娘を失って途方に暮れて・・
みたいな印象だけど、実際は、あえて言わせてもらえば見た目それとは逆で、
でもそんな母娘でも、誰とも同じ深い愛情がある事が伺えるのも良かった所。
まあ、相当ヤバい母親でもあるんだけどさ。(あえての割にハッキリ言う笑)
でも、捜査をあきらめないってのは普通の母親でも絶対同じだろうし、自分を許せない気持ちもあったのかも。
あんな母親でも可愛い面もあったし、旦那の事は、怒りと共に自分への情けなさとか、
甘い顔をすると逆に自滅してしまいそうで恐かったのかもしれない。 とても不器用・・なだけで悪い人間ではない気もしたし。
そんな風に、主要人物は、その時は多少嫌なヤツであったとしても、じっくりと見ていくと決して腹の底から悪い奴じゃない、
それどころか、みんな其々に世の中のジレンマと闘いながら精一杯生きてる一人の小さな人間に見えて・・仲間みたいな気持ちにもなったわ。
署長も、色々な状況に対して真摯な人だったね。私生活でのあの決断はショックだったけど、それでも彼なりの精一杯さは感じたかな。
最初、ディクソン(ロックウェル)がやたら署長リスペクトだったから疑ったけど;;全然そんな事はなかったし、
逆に、ちゃんと人を敬えるディクソンも元々別に悪い奴じゃないんだろうな、と。 キレ芸なら他に専売特許のヤツ知ってるし。(誰やねん笑)
彼は腕力だけが自慢みたいで、ちょっとした事で善にも悪にも転びそうな人間なのが興味深かった。
署の人達は結構テキトーにあしらってるみたいな雰囲気で;; でもあの署長の手紙から、
きっと(自分の母以外で)唯一信用してくれる人が署長で、だからこそ彼も心から慕っていた様に思えた。
広告店のレッドをあんな目に合わせたのはやり過ぎだし、何故お前がタイ〜ホされない?とも思ったけど(汗)
自分が火傷を負って入院した時のレッドとのやり取りにはウルウル・・ただのストローさしたオレンジジュースに涙涙よ・・。
てか、あの母親の火炎瓶も相当・・だよね・・。もっとやり過ぎだろ・・。何故タイ〜ホされない?(爆)
でも、それを知ってた彼と母親のやり取りにもウルル・・。
ロックウェルに二度もウルウルさせられたのは不覚。(笑) いや、正確には一度目はレッドに、だけどさ。(抵抗・・笑)
たまたまスタンプたまってたので観に行ったこの劇場、昔からのロビーや座席を維持してる方の館で上映されて暫し懐かしさも満喫。
ところで、ど〜でもいい話だけど、つい「スリー・ビルボーズ」って言ってしまう私。
邦題は英語タイトルそのまんまのはずなのにそのまんまじゃないなんて、複数形のある言葉って面倒だねぇ〜とか、
いや、英語だとsをつけるだけだけど、日本語だと文字自体が変わるからそっちのが面倒なのか?とか、チケット買うまでずっと思ってたわ(^^;
【追記】 レッド役のケイレブ最近観るな〜、でもな〜んか昔も観た事あるような?
って思ってたら、なんと「アンチヴァイラル」の主演のあの人だったんだ!
あぁ〜・・そうやん・・確かに・・でもなんであの時カッコ良かったのに最近落ちぶれ感が?(←役的に)って暫く考えたわ。( ̄∇ ̄;  【中洲大洋】
 

スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜
MIENTRAS DUERMES / SLEEP TIGHT (11・スペイン)
 
 
(監)ジャウマ・バラゲロ (脚・製作総指揮)アルベルト・マリーニ (製・製作総指揮)フリオ・フェルナンデス カルロス・フェルナンデス
(主)ルイス・トサル マルタ・エトゥラ アルベルト・サン・フアン ペトラ・マルティネス カルロス・ラサルテ
 
マンションの管理人セサル。毎日真面目に仕事をする彼だったが、実は毎晩、魅力的な住人クララの部屋に忍び込んでいた。
うわぁ・・めっちゃヒドい・・。なんなんだ、こいつ・・(>_<)
幸せになれない 幸せを感じられない どんな病気の人間よりも そんな人間が一番の障害者である、と。
・・う〜・・確かに・・ある意味そうかも。と、そんな誘導?もあったせいか、
一人ぼっちで悩むセサルを見て、ちょっと可哀想・・キモくても彼なりの愛だってあるんだろう?
彼女の為ならそのうち命だって捧げるかもしれない? とかも思ったんだけどね。
けど! 物語が進むにつれて、そんな気持ちはどんどん薄れて・・
と言うか、セサル、**よ・・。とっとと*****!(あまりの罵声の為ピー音)なキブンに〜!
なんかイヤな予感はしてたわ〜。でもギリギリそこまではないだろうと、勝手に良い方に捉えてただけだったわ。
あの結末・・たまらんね。人の真っ当な愛情や優しさを逆手にとって・・ヒドすぎる。
命を捧げる、ってそう言う意味じゃないし。(汗)あ〜もうホント最悪やんこの男〜!
明るくて感じのいいクララがあんなのの人生のターゲットになったのが気の毒過ぎてたまらん。
ストーカーの影を感じたら早目早目に対策を!ベッドの下にも注意しないとね!むしろオバケ発見した方がマシ?;;
ここで再び叫ぼう、以前マニアックなやつの時に叫んだ言葉を。
やっぱおかしいヤツはおかしいんだよ!
同情の余地なし。寂しい男ぶりっこに騙されてはいけない。負のパワーを寄せ付けてはいけない。
これでも少しは学習してるわ。いくら優しい私でも!(←ドサクサに紛れて虚言吐きました)
あと、独り暮らしのおばちゃんに、あれこれとヒドい言い草なのにもビックリ。
まあ、それ全部が自分自身に返って来るような言葉だし、それ無意識に解ってるのかもしれんけど、
言葉の暴力ってのもキツいもんね。おばちゃん、殴っていいのよ殴りなさい!(←言葉の暴力?)
サブタイトル、あんまり内容と合ってないね。(サブタイトルが絶滅する日はいつなのか・・)
いや、確かにヒロインの夜は異常だったけど、白肌の美女って感じじゃなくて、健康的で感じのいい娘って印象だったし、
それにどちらかと言うと、浅黒肌の変態男の異常な夜では?ついでに頭薄いのに眉濃すぎだろ。(そこは許してやって?笑)
監督さん、「ダークネス」の方だったのね。変態加減で、アルモドヴァルを思い出したけど、彼の変態さには愛があるものね(?笑)
あと、誰それと過ごした何日間(←アンナだっけ)の主人公も思い出したけど彼だって愛あったしねえ。
と言うか、こんなやつ見ちゃったら、アンナと過ごした彼なんか全然可愛いもんやね。
なんやかんや思うがままに叫んじゃったけど・・  面白かった!(`ロ´) Σ\( ̄ー ̄;ナンヤネン   【CS・フォックスムービー】
 

スリーピング ビューティー/禁断の悦び
SLEEPING BEAUTY (11・豪)
 
 
(監・脚)ジュリア・リー
(主)エミリー・ブラウニング レイチェル・ブレイク ユエン・レスリー ピーター・キャロル 
   クリス・ヘイウッド ヒュー・キース=バーン ミラー・フォークス セーラ・スヌーク
 
なんかカンピオンの全面協力を受けて監督デビューした人の作品らしいよ。 しかも川端康成の原作がベースとか?ホント?
ミルキー顔のエミリー・ブラウニングちゃんが、ますます透明感増したシュールな雰囲気で、
あんなことこんなことされそうでされないようで、されてるようでされてないような感じで頑張ってます。
死を待つばかりの男たちがしがみつきたいものって何なんだろうね?
女性が求めるものとはまた違うものなのか、そんなの関係のなく誰もが求めるものなのか。
眠れるサラの身の上にいったい何が?知らない時間に起きている事とは?知らないままに生きてていいの?
しかし、それまでがそれまでなだけに、最後の絶叫にはあまり心動かされなかったかな・・。  【CS・ムービープラス】

スリー・リバーズ
STRIKING DISTANCE (93・米)
 
(監・脚)ローディ・ヘリントン (脚)マーティン・カプラン
(主)ブルース・ウィリス サラ・ジェシカ・パーカー デニス・ファリナ トム・サイズモア ブライオン・ジェームズ ロバート・パストレッリ
連続殺人事件の真犯人を、一人だけで追いつつ・・の展開はよくあるので、
そこにどんなトリックやどんでん返しがあるのかな?が、楽しみだったけど・・・・・平凡でした。
主人公達が犯人に捕まってから、犯人が勝ち誇った様にあれこれウダウダのたまうシーンが長過ぎる。
ウィリス演じる主人公もあんまりキャラ立ちしてないし、
まだ若い(!)サラ・ジェシカは今ほどアクが強くないのはいいけど、やっぱり平凡だし・・
理由があって彼の元に来たのはいいけど、なんだか見た目よりも、もろい女・・って感じ。
・・と、アクション作品なのに、アクションについて語らない、いつもの感想・・。(笑) 【TV】

スリザー
SLITHER (06・米)
 
 
(監・脚)ジェームズ・ガン
(主)ネイサン・フィリオン エリザベス・バンクス マイケル・ルーカー グレッグ・ヘンリー ブレンダ・ジェームズ 
   タニア・ソルニア ジェナ・フィッシャー ロイド・カウフマン ロレーナ・ゲイル
(声)ロブ・ゾンビ
 
些細な事で愛妻スターラと気まずくなり夜の町に遊びに出たグラント。
女友達ブレンダと意気投合した彼は彼女と一緒に森へ出かけ・・そこで不気味な物体を発見する。

みんな大好きスターラさん♪ いつも大好きスターラさん♪ これぞ一途なスターラ・クラスタ♪
大昔の「スクワーム」面白かったな〜そんな感じかな?・・と思って鑑賞。
最初はそんな感じじゃなかったね。でも後で・・・・量は似てたので満足。結局、あの量が魅力的だったのか?>自分・・( ̄∇ ̄;
いや;;気持ち悪かったよ〜;;足のないやつはめちゃくちゃ苦手。なので、全くの恐い物見たさなだけで・・( ̄∇ ̄;
長いのもイヤだけどこんなぼってりしたのもイヤだ〜;;そんなのに身体を支配されるって・・しかも口から・・たまらんわ〜。
あの娘、ネイルしてて良かったね。意外と実生活でも自衛に役立ったりして?妹すごい。気合い入っとる。ちょと可愛い。(笑)
畑でいきなり!は凄かったな〜。そんなグロい所もあったけど、スターラ大好き関係とか、手榴弾の所とか、
ちょこちょこトボけた感じもあってどこか懐かしい香りも。 一番ウケたのはブレンダ・・(≧∇≦)
そう言えば、何を勘違いしてたか(いつもの事だけど)アシュレイ・ジャド出ないな〜?
とか思ってたらヒロイン・スターラはバンクスだったわ。
いつもの姉御な雰囲気のない優しい良妻が意外と似合ってて良かったけど、
じょじょに気合いが入るあたりが可笑しくて、思わず私もクラスタ入りしそうになったわ。
そんなスターラを愛するグラントは・・ちょっと切なかったね・・。ハッ!これもしかして愛の物語だったのかしら?!( ̄□ ̄
続編あるのかな?おしえて猫ちゃん〜。      【CS・フォックスムービー】 

スルース
SLEUTH (07・米)
 
 
(監・製作)ケネス・ブラナー (脚)ハロルド・ピンター (原作戯曲)アンソニー・シェイファー 
(製作)ジュード・ロウ サイモン・ハーフォン トム・スターンバーグ マリオン・ピロウスキー サイモン・モーズリー
(主)マイケル・ケイン ジュード・ロウ
 
過去にローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインで映画化されていた戯曲・・だったのね。
マイケルは、過去の相手役を今回は演じた訳だ〜。まるで、P・デュークの「奇跡の人」みたい。
物語は隙なく展開・・そのカケアイはスリリングで良かったけど、後に登場する某・・どう見たって****だったので;;
そう言うの観客にバレバレな場合、登場人物はこれでいいの?いや、バレバレなのは承知ならば・・余計こっちはどうしたらいいの?
・・みたいな、変な気をつかってしまい(爆)ちょっと冷めた。でも、冷めたと言えば・・冷めた映像・・はかなり好みだった♪ 【TV】

S.W.A.T.
S.W.A.T. (03・米)
(監)クラーク・ジョンソン (脚)デヴィッド・アヤー デヴィッド・マッケナ
(主)サミュエル・L・ジャクソン コリン・ファレル ミシェル・ロドリゲス LL・クール・J ジェレミー・レナー
「オレを逃がしてくれたら1億ドルやるぞ!」の予告編とは、多少・・大筋がズレてた感じ?
いや、勿論それがメインな事件だし、それによって色々ある訳だけど、要は事件のクローズ・アップではなく、
スワット部隊とはどーゆーもんか、その活動紹介みたいな作品だった。信頼こそが命綱!みたいな
お目当てのロドリゲスは、汗臭い野郎どもの中にいたせいか、みょ〜に可愛いく女らしかった。(笑)
今、人気急上昇のコリン・ファレル・・どうも私はこう言うモンチッチ顔が苦手なんだけど(ごめん)それでも斜め後ろ(45度)からだと意外とハンサム
ではあったかな。困った顔は少年隊のカッちゃんによく似ていた。S.W.A.T(Special Weapons And Tactics)とは、エリート警官の中の戦術のプロ。
いわゆる特殊部隊のこと。なんだけど、BBSで私、間違えてSWAPなんて書いちゃって。なんのこっちゃ^_^;
(SWAP=交換の意;キルト・サークルでは、生地やパターンを交換しあって作る物。SWAP QUILTS。)
そう言えば、あの1億ドル宣言した犯罪者なんて、どこか草なぎ君に似てたなぁ・・もうSMAPでもいいじゃん。(*o☆)ヾ( ̄皿 ̄メ) ォィォィ!!【ユナイテッド・シネマ】

Swallow/スワロウ
SWALLOW (19・米)
 
 
(監・脚)カーロ・ミラベラ=デイヴィス 
(製作総指揮)ヘイリー・ベネット サム・ビスビー コンスタンティン・ブリースト ヨアン・コント ピエール・マザルス エリック・タヴィティアン ジョー・ライト
(主)ヘイリー・ベネット オースティン・ストウェル エリザベス・マーヴェル デヴィッド・ラッシュ デニス・オヘア
 
資産家の家に嫁ぎ、何一つ不自由のない生活を送るハンター。だがその裏で、誰にもまともに相手にされない孤独をつのらせていた。
ふんわりした色彩が美しく、彼女1人だけの時の静かな空間は素敵だったし、
なんならこれからインスタ撮影はじめますよ〜な、余裕〜な奥様タイムであっても全然驚きもなかったと思うけど、
そう言った恵まれた見た目だけでは判らない問題がそこに・・。
「スワロウ」って言うのでツバメ?って思ったら、飲み込むと言う意味だったわ。
最初は氷・・・そしてビー玉・・・はまだ解らんでもないけど、画鋲はないわ〜〜・・見てるだけで痛そう・・内臓穴あくわ〜〜(>_<)
出たやつを丁寧に洗ってコレクションしてるのにはちょっと笑ったけど、いや、笑いごとじゃないね、コレ。
電話での母親の態度は酷かったなあ。ハンターが可哀想でたまらんかった・・。
夫達の上辺だけの優しさなんて何にもならない所か、更に孤独感が増していくだけ・・なのもよく解る。
彼らにとっては、従順な妻と言うのだけが必要な都合のいい女でしかないみたいで。
誰1人として、間違った命、いらない命なんてないはず。
手伝いのシリア人男性とはそう言った部分で何かしら解り合えそうにも見えたので、だからなおさら、最後の決断には驚いた。
なんか最終手段な気もして・・。 某男に会いに行く程の気持ちの強さが生まれたなら、もっと他の選択もあったんじゃ?とも思ったけど、
でも彼女が彼女である為には仕方なかったのかな?
例えば自分の意思で(飲み込んだモノで?)なければ、後に大事には出来ないと思ったとか?
精神的に吐き出すものは吐き出したし、後、自分を縛っているものは・・と考えた時、
未来の自分が母の様に、子が自分の様に ならないとも限らないと思ったのかな?
自分が自分である為に全てを出し切った姿には、ある種の清々しさも感じたけれど。(複雑・・)
ヘイリー・ベネットは少しふっくらして清楚な感じで、いつもとは全然違うタイプの役だったけど、神秘的な雰囲気は変わらなくてとても良かった。
これからも見ていきたい女優さんの1人。(^^    【Amazon】

スワンソング
SWAN SONG (21・米)
 
 
(監・脚・製)トッド・スティーヴンズ (製作)エリック・アイゼンブリー ティム・カルテネッカー レット・トファム スティーヴン・イスラエル
(主)ウド・キア ジェニファー・クーリッジ アイラ・ホーキンス ステファニー・マクヴェイ マイケル・ユーリー リンダ・エヴァンス
 
ヘアメイクドレッサーとして活躍していたミスター・パットは今は現役引退し老人ホームで静かに暮らしていた。
そんな時、かつての友人であり町一番の有名人でもあるリタの訃報とその遺言を知らされ・・

アク抜きウド・キアが見られると聞いて。(≧▽≦)
確かに〜。老人ホームではフツ〜に暮らしてて、いや、フツ〜と言ってもへそ曲がりっぽいジジイでしたけど(笑)
それでもとりあえず他の入居者と共にフツ〜に過ごしてて。フツ〜にちょっと寂しげに過ごしてて・・。
けど、そこはウドちゃん、そこから一歩踏み出したらもうフツ〜ではいられない。
懐かしい場所を目指して一歩一歩進むごとに、自分らしい自分に戻っていく姿が危なっかしくもあり、嬉しくもあり。
一度だけパットにヘアメイクをしてもらったと言うあの洋服屋の女性とのシーンは素敵だった。
取っておいたらしい一張羅を見せられた時には、そのセンスは一体・・?!(≧▽≦)と思ったけど、
あら不思議、パットが着るとなんかイイ〜〜♪これが、着こなす、って事なのね・・と妙に納得。と同時に抜けてたアクも取り戻して。(笑)
ある意味敵だったとも言える因縁の人達にも再会するけど、その人達の対応がみんな少し予想外で不思議な気持ちになったわ。
弟子のディーディーだって、あんな風でも心の底では絶対彼に感謝し尊敬し続けてると思ったし、
そんな、今も生き続けている人達との再会によって、パット自身も心がときほぐされていってる様に見えたわ。
今はもういない人達の出現や言葉は・・エイズに関してなども・・
それは時を重ね人生を重ねたからこそやっと見えた、彼の心・・やっと聞こえた、彼自身の心の声だったんじゃ?
人生真っ盛り中に何を成して来たかも大事だし尊いけど、人生あとどのくらい?で、日々をどう生きるか、
笑っても泣いても、愛しても憎んでも、自分が他人にどう理解されようとされまいと、
自分だって他人をちゃんと理解していたかも曖昧だし、もうそんなんよくない?・・とも思っちゃって。
人を許すことは自分が赦されることでもあるだろうし、パットもなんとなくそんな境地だったのかも?
でないと、もし天職のプライドが騒ぎ出したり高額報酬が気になったとしても、自分からあんな風にあちこち出向くとも思えなくて。
いや、許す赦される云々以前に、関わって来た人達と共に生きて来た(生きて行く)この人生を、ただシンプルに愛していたかったのかもしれないなあ・・。
これ、実在の方の物語だったのね〜。 
ちょい前の時代のヘアメイクアーティストでゲイで、とか、日本人でイメージすると・・・IKKOさんあたり?とかちょっと思ったりもしたけど。( ̄∇ ̄;
そう言えば、ホームで紙ナプキンを折りまくってたのは、ヘア用の紙とかホイル?の代わりだったのかな?
現役離れても身について離れない日課みたいな?(ハテ?)    【Amazon】
 


      

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