し shia-shimo
THE ICEMAN 氷の処刑人
THE ICEMAN (12・米)
 
(監・脚)アリエル・ヴロメン (脚)モーガン・ランド (原作)アンソニー・ブルーノ
(主)マイケル・シャノン レイ・リオッタ クリス・エヴァンス ウィノナ・ライダー ジェームズ・フランコ スティーヴン・ドーフ デヴィッド・シュワイマー 
    ロバート・ダウィ ダニー・A・アベケイザー  ジョン・ヴェンティミリア ライアン・オナン マッケイリー・ミラー 
恋する女性に結婚を申し込み無事夫婦となったククリンスキー。
子宝にも恵まれ幸せな生活が始まったかの様に見えたが、実は彼は家族に内緒で血生臭い仕事を請け負っていた。
仕事と家庭はベツモノなんです!公私混同しないタイプなんです僕ちゃんは!(またこの言い回しか〜爆)
・・のククリンスキーって実際に居た殺し屋だったんだね〜。アイスマンって呼び方も、単に冷酷さを表してるからかと思ってたら
ホントにアイス・・だったんだね〜。ところで何で夏のアイスショーは「ザ・アイス」?(今は関係なし;;)
家族によく20年も内緒に出来てたね〜・・と言うか、気付けよ家族!
・・とも思うけど、普段は妻をアイす!(冷える〜)な優しいマイホームパパだったし、
見た目で「何も聞くなよ」オーラを放ってたから、まあ妻にも言い分はありそう?(^^;
ただ、こう言うの見るとどうしても、そんなシゴトしてて普通の幸せ求めるなよ・・なんて思ってしまう。どっちかにしたら?
物語は、意外と淡々としていたけど、時折スリリングなククリンスキー。家族にバレやしないか?なヒヤヒヤ感がスリリング。(そこ?)
悪がイタについたリオッタはもうどこを切っても悪なんだけど(笑)ククリンスキーはシャノンが演じてたせいか、
強面でもどこかマヌケな優しさもあって、それが物語を淡々飄々と感じさせてしまったのかもしれないなぁ?
ただ、そうじゃなきゃマイホームパパもやってられない訳で、実際のククリンスキーもこんな人だったのかな?とはすんなり思えた。
それはそうと、あんな役であのお方が!・・な所があってビックリ。
・・って、別に隠し事でもないだろうから書くけど(ブログではクイズにしておきながら・・笑)
誰でもよさそうな殺され役なのにえらくハンサムなお兄ちゃんだな〜と思ってよく見ると、フランコ君でビックリ!
それと、ムショの凶暴な弟も、なんか見た事あるような〜?と思ったら、後でドーフだと知りビックリ!( ̄∇ ̄;ありゃ〜・・
なんかドーフ、顔変わった?役作り?フランコ君は友情出演なんだろうか?弟でもよくね?(コラコラ)
ついでにエヴァンスも以前のイメージとは全然違ってて驚いた。色んな俳優にとって、いつもと違う挑戦だったのかな?リオッタ以外・・(笑)
妻役のウィノナもなかなか良かった。この映像の雰囲気にもシャノンのお相手としても合ってた気がする。(笑)  【KBCシネマ】

しあわせ色のルビ
A PRICE ABOVE RUBIES (98・米)
(監・脚)ボアズ・イェーキン
(主)レニー・ゼルウィガー クリストファー・エクルストン グレン・フィッツジェラルド
タイトルと主演がレニー、それとジャケットの雰囲気からてっきりラブコメだろうと思ってたら全然違って、地味で厳しい内容のお話でした。
主人公のソニアが義兄と不倫するのは何だかなぁ〜だけど;;その他はかなり彼女に共感して見てしまった。ここ迄厳しい宗教下で生活してなくても
自分の中で正直に生まれる感情を殺して生きて行くなんてやっぱり辛いし、そんな場所に居る事は既に地獄と同じ苦しさだと思うしね。
彼女と(もしかしたら)似通った未来を夢見る芸術家との触れ合い、それと、なんてヤツだ!と思ってた夫の最後の優しさにホロリとしてしまった。
今やコメディー!な印象のレニーだけど、こう言う役もいいと思う。地味だけど。(笑) 【DVD】

しあわせな孤独
OPEN HEARTS (02・デンマーク)
(監)スザンネ・ビエール (脚)アナス・トーマス・イェンセン
(主)ソニア・リクター マッツ・ミケルセン ニコライ・リー・カース パプリカ・スティーン スティーネ・ビェルレガート
大抵の人は、今ある生活が当り前だと思っている。自分の生活に含まれる家族や友達との関係も。
「ツイてなかっただけ」と言うヨアヒム、「こうなる運命だった」と言うニルス。
この先セシリは、ヨアヒムとどの様に接して行くのだろう、ニルスとの恋愛関係は続くのだろうか、でもセシリにとって、
彼らは2人で1人でもあるんじゃないのかな、とも思ったり・・色々気になってしまったけれど、その結果を決め付ける事が
どんなに無駄である事か!とも思う。進んで行くセシリを、誰も責められないと思う。ヨアヒムやニルスも、逃げ続けていたマリーも、
みんなささやかな幸せを逃したくないだけだったろうに。むしろ進める気力がある事を喜ぶべきなのかも?
人は生きている。生きていると言う事は、今と先が決して同じではないと言う事。
世の中はいつも、孤独とは正反対な顔で自分を笑っていたりもする。 現実は現実のまま、ただ流れるだけ。
でも、そこで孤立していても幸せは死んではいない・・と思いたい。
(どうでもいいけど、ひどいコンディションの時、「ああ、今生きてるのだなぁ」と実感するしねぇ;)
最後・・ヨアヒムが看護師の言葉を受け入れる所では、涙が溢れてしかたなかったよ・・。 【KBCシネマ】

幸せなひとりぼっち
EN MAN SOM HETER OVE / A MAN CALLED OVE (15・スウェーデン)
 
 
(監・脚)ハンネス・ホルム (原作)フレドリック・バックマン
(主)ロルフ・ラッスゴード イーダ・エングヴォル バハール・パルス
 
ずっと連れ添って来た最愛の妻ソーニャを病気で亡くし仕事もリストラされたオーヴェ。
絶望した彼は自殺を図ろうとするが、丁度その時、向いに慌ただしく引っ越して来た一家が目にとまり・・

たまたまTVで寺田心君使って(?)宣伝してたので気になって観て来ました。
予想外の展開がある様な物語ではないんだけど、この偏屈オヤヂに意外と感情移入出来てしまって(←似た物同士?)
始終ウルウル・・もう全然泣く様なシーンじゃなくてもウルウルが止まらなくて困った。
こんな風に幸せだった過去を美しく見せるのって反則だよ〜とツッコミながらも
ラストシーンにトドメさされたりしてウルウルがドバーッって感じ・・ヤレヤレ・・。
いやぁ、これホントに心くん観たの?内容理解出来てんのかな?怪しいなぁ(笑)
まあ司会者にがっつりツッコミ入れてスッキリさせてくれたあざと可愛い心くんだから許すけど・・
と言うか、心くんの中身は何歳のオッサンですか?心くんゆるキャラ疑惑・・。(笑)
それはともかく!
なんであんなに偏屈になっちゃったのかも、過去を見てなんとなく解るオーヴェだったけど、
ソーニャと出会ってからの二人がとってもキラキラ輝いてて素敵でさ、
ただ不器用なだけで人間的には純粋で嘘のない彼の良さを、ソーニャがサンキャッチャーの如くきらめかせてくれてた様にも見えた。
そりゃ素敵なソーニャが生きているうちにオーヴェが(彼女に精神的に頼ってばかりでなく)
もっと自分を解放出来てたら言う事なかったかもしれないけど、人間って何もかもがそんなうまくはいかないしね。特に感情が伴うと。
あの元々は仲良しだった人に対して今オーヴェはどんな気持ちだろ?とか、
一見何でもなく見える他の人達でも、其々の心情を想像すると胸つまされたりも。
若い頃の車のこだわりや見栄の張り合いには笑ったけどね。( ̄∇ ̄;
そんな笑える時間もやがては過去となり・・人は誰もがひとりぼっちでこの世とオサラバするんだよね。
どんなに大勢の家族に囲まれていたとしても、そこは誰もが同じな訳で・・。
でも彼を見てると、ひとりぼっちになったからこそ巡り合えた幸せもあった訳で(と言うか重大な出会いってどれもひとりぼっちの時だよね・・)
そんな事思うと、ひとりぼっちですが何か?みたいな強い気持ちにもなってくるわ。
辛い人生に最後のどんでん返しを望むなら・・やっぱり自分次第でしかありえないのかも。
そして心に残った「デブの保温力」!!!( ̄□ ̄; 地味に癒された・・(笑)     【KBCシネマ】 

 (05・日本)
(監・脚)内田英治
(主)田波涼子 岩堀せり 岡元夕紀子 鈴木一真 深水元基 細田よしひこ 犬山イヌコ 前田亜季 カンニング
マンションをシェアしているミユキ、ノリコ、チエ は長年の親友。30歳になった彼女らそれぞれの恋や仕事のゆくえは・・?
シェアしてるマンションはカワイかったけど、それだけ。あ、ノリコがちょっと魅力的だったかな。それだけ。
特に目新しい事もなく(いや、ラストなんて使い古し過ぎで苦笑)だらだらと展開するTVドラマレベル。面白くなかったです。【BS】

幸せになるためのイタリア語講座
ITALIENSK FOR BEGYNDERE/ITALIAN FOR BEGINNERS (00・デンマーク=スウェーデン)
(監・脚)ロネ・シェルフィグ
(主)アンダース・W・ベアテルセン アネッテ・ストゥーベルベック ピーター・ガンツェラー アン・エレオノーラ・ヨーゲンセン
   ラース・コールンド サラ・インドリオ・イェンセン
葬式ばっかでどうなる事やら・・と思ったけど( ̄∇ ̄;)あんな風になってくれてホッとしました。(笑)
【ネタバレあり!】
登場人物それぞれがとても個性的で魅力的。恋する様も良かったけど、私が一番印象的だったのは、お互いを思いあう姉妹。
時間や距離があっても、姉妹だとこんな風に打ち解けられるのかな?それに、お互いを苦しめてきた親だったけど、親は子に、子は親に
甘えをぶつけていたんだよね・・そんな甘えられる人の存在はやっぱり大きいよ。憎らしくてもそれ以上に愛情もあったんだろうね?
親と言う物を知らないハルに、自分の母を侮辱された時のカーレンの怒りが印象的だった。それとどうしようもない自己嫌悪に陥って
思わずアンドレアスの所に行ってしまったオリンピア。こんな時に心から頼れる人、そんな人がいるのって一番幸せな事かもしれないなー・・。
最初この2人の女優見た時「似てる〜」って思ってたので、生き別れの姉妹だと言う展開にも妙に納得。
家族の死に直面する事は、たぶん誰にでも起こる事だと思う。それは、亡くなった人と家族の一員である自分の一つの歴史の終わりでもある。
大切な人の死の悲しみは大きく、すぐに心癒される事はないと思う。けれど、その大きさ・重みは、自己再生への最大のチャンスでもあると思う。
時間がかかっても、少しずつ、生きてる実感を噛みしめ、幸せを見つけられればいいなあ・・と思う。
ヨーゲンに気に入られようと一生懸命老けようとする(?)ジュリアも可愛いかった。(笑) 【KBCシネマ】

幸せになるための27のドレス
27 DRESSES (08・米)
 
 
(監)アン・フレッチャー (脚)アライン・ブロッシュ・マッケンナ
(主)キャサリン・ハイグル ジェームズ・マースデン マリン・アッカーマン ジュディ・グリア エドワード・バーンズ ブライアン・カーウィン
 
幼い頃に花嫁の窮地を救って以来、結婚に憧れる様になったジェーン・・は、いまや花嫁付添人のスペシャリストとなっていた。
女の子がドレスを着てポーズとってる大きなポスターを映画館で目にした時
これ誰だ??・・海系ラブコメ(それこそ何だ?えーっとブルークラッシュ??)の女の子?
・・と思ったくらい知らない方面だったけど、BSでやってたのでポスター懐かしさで見てみました。
あ〜やっぱり主人公の女の子=ハイグル・・見たことないかも??でもポスターより大人っぽくて上品でいい感じ。
その後、マースデンが登場!うっ・・!お相手は彼だったのかあ〜。いやぁ・・濃いなぁ・・顔がキツキツだなぁ・・(笑)
でも、見ているうちに段々慣れてきて、気絶したジェーン(ハイグル)が気づいた時にドアップで見てしまった彼の顔は・・
わざとらしいけど、ちょっと可愛いかったわ。(爆)
逆に、憧れの上司役のバーンズは・・昔好きだったのに・・・・・もう過去ね。(オイオイ)
ジェーンが今までに花嫁付添人として着用した27着のドレスはすごかったな〜。
普通の結婚式でも、仮装パーティみたいにテーマを決めたりとかあるんだね。
いやぁ・・その場では盛り上がっただろうなぁ〜こりゃめでたい思い出ハンパないね。(笑)
でも、それが詰め込まれたクローゼットって・・扉閉まらんし・・
これ、こんまり先生に見つかったらどうするよ?即、「全捨てです」って言われるかもよー?
それはそうと物語;;
私はどちらかと言うと結婚に関しての気持ちはケビン(マースデン)側だけど、
憧れを持って友達のお世話を楽しく積極的にこなすジェーンの姿にはとても好感が持てたわ。
自分が今はまだ感じられない何か素敵なモノが、もしかしたらそこにはあるのかもしれない?
・・なーんて、気持ちにもなれたのは、彼女の優しく献身的な性格に触れたからだろうね。
あれっ?私、側どころか、まんまケビンと同じ気持ち?ジェーンじゃなく、濃いマースデンに同化・・。(爆)
・・なので、妹の晴れの席でジェーンがあんな事を・・は何だか悲しかったわ。
勿論、ジェーンのした事よりもまずは、「彼女の事を解ってくれてる人はいないの?」
・・って、悲しさより(いつも通りに)頭に来た方が先だったけど(抑えて抑えて)
それでも、その時は、そんな人達とは違う次元の人間でいて欲しかったと言うのもあって。
でも、それって一番、彼女の事を解ってない人間のタワゴトなんだろうな、と今は思う。
だって、彼女だって生身の、お年頃の女の子だものね。本心でぶつかるのが、やっぱり一番なのかもしれないね。
たとえ、妹がいきなり怪獣に変身して口から炎を噴いたとしても・・さ!
その後は、なんだか、予定調和も早っ・・って感じがしたけど、とりあえずは、みんな気持ちをリセット〜再出発出来て良かったし、
ラストでの27の・・・・・には、素直に感激しちゃったよ。
27着ものドレス・・最後にちゃんとそれの持つ一番大切なモノが心に刻まれて・・
こんまり先生もさぞお喜びでしょう。(←新春スペシャルゲスト・・笑)
追記:キャサリン・ハイグルの出演作品を調べてみたけど、見事に私は1本も観た物がありませんでした。
    「チャッキーの花嫁」くらいは見ようかな〜。  【BS】
 

幸せの1ページ
NIM'S ISLAND (08・米)
 
(監・脚)マーク・レヴィン ジェニファー・フラット (脚)ポーラ・メイザー ジョセフ・クォン (原作)ウェンディー・オルー
(主)アビゲイル・ブレスリン ジョディ・フォスター ジェラルド・バトラー アンソニー・シムコー クリストファー・ベイカー マイケル・カーマン
ベストセラー児童文学「秘密の島のニム」の映画化とのこと。
物語の主人公と、原作者がシンクロするのは面白いね。思っていたよりも楽しかったです。
しかし・・神経症的な役って、ジョディにはハマりすぎて恐い感じも。(爆)
ジェラルドは自然が似合うね〜。アビゲイルちゃんも元気いっぱいで可愛いかった。
ブリスベンからの男の子を現実と知るのが、後にアレックスを受け入れるのに良いクッションになったかも? 【TV】

幸せのジンクス
SOMETHING BORROWED (11・米)
 
 
(監)ルーク・グリーンフィールド (脚)ジェニー・スナイダー・アーマン (原作)エミリー・ギフィン 
(製作)ヒラリー・スワンク モリー・スミス ブロデリック・ジョンソン アンドリュー・A・コソーヴ
(主)ジニファー・グッドウィン ケイト・ハドソン コリン・エッグレスフィールド ジョン・クラシンスキー スティーヴ・ハウイー アシュレイ・ウィリアムズ
親友ダーシーの婚約者デックスと一夜を共にしてしまったレイチェル。
実は彼女は学生時代からずっと彼に秘めた想いを持っていたのだが・・

う〜ん・・解るよ〜解る解る〜・・その言えない気持ち・・[美人]T-T)
でも・・なんかめんどくさい〜;; ・・なーんて、思ってしまった私って・・( ̄∇ ̄;
若いと、先があるから悩むんだろうね?(笑) もう、結構その「先」まで来ちゃったら、そんなん悩んでる時間が勿体ない。(爆)
解る・・けど、いつまでもそれでウダウダしてるのは、周りにだけじゃなく、自分にも迷惑でしかないと思うし・・
そんなどっちつかずな話なので、イライラがちょっとたまった。(笑)
で、ようやく話が転がりだす場面・・土砂降りの中、決心したレイチェルはデックスに愛を告白。
でも、お互いの気持ちはもうわかってるはずよね?
問題は、それをダーシーや周囲にちゃんと知らせてケジメつけましょう、って事じゃないの?
なのに、また似たような気持ち告白タイムって・・たいして意味ない様な。(汗)
とか思ってたら・・思いがけない彼の返事。ええ〜っ・・信じられない〜。まだソコだったの?;;
しかもずぶ濡れの彼女ほったらかし・・ひぇー。
そんな感じだったんで、物語が終わる頃には、2人には興味も共感もなくなり残念。
レイチェル役の女優さんにもピンと来なかったしなぁ〜。デックス役の俳優さんも、イケメンなのに印象は薄かった。
ちょいと軽めで我儘でも、ウジウジしてないダーシーのが見ていて気持ちはいいわ。(笑)
それに、終盤、ダーシーがあんな事になったのも、何だか主人公2人の立場の正当化の為に
無理やり変に悪人っぽくさせられたみたいで嫌なカンジ。
それにイーサンだって・・散々、微妙な気持ちを告白させておいて・・
それもホッタラカシかよ!(爆) ・・あれ?最後に出てきたけど?・・フォロー?(謎)
鑑賞後に作品情報を調べたら、タイトルは「Something Borrowed/幸せのジンクス」となっていました。
原題は「SOMETHING BORROWED」。
日本語でぱっと言えない原題タイトルをわざわざつけて・・
物語もめんどくさい内容だったけど、タイトルもめんどくさい。(笑)
・・けど、それを付けた気持ちは鑑賞した後なら解る気がしたし、
原題の方が内容をよく表してるな〜って、ちょっとニヤニヤしたよ。
正直、邦題だけの時は、何がジンクスなのか全然解っていなかった・・(T▽T)ノ彡☆ 【CS・スターチャンネル】
 

幸せのちから
THE PURSUIT OF HAPPYNESS (06・米)
(監)ガブリエレ・ムッチーノ (製作)ウィル・スミス他 (脚)スティーヴン・コンラッド
(主)ウィル・スミス ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス タンディ・ニュートン ブライアン・ホウ ジェームズ・カレン
81年、不況下のサンフランシスコ。仕事がうまく行かず、家賃滞納で自宅の立ち退きを命じられてしまったクリスは
息子と安モーテルに引っ越すが、やがてはそこにも泊まれなくなり、ホームレスとなってしまう。

さほどいい評判はなかったので、ま〜ったく期待せずに見たのが良かったのか、
思っていたよりも楽しめました。(少しくらい期待しろよ、と?笑)
まずは、人並みな生活からいきなりお金に苦労する所が、誰にでもありそうでとってもリアル。と言うか、ヒトゴトでなかったからかなぁ〜・・(汗)
主人公のクリス・・妻には口先ばっかり。あれじゃ妻は不安になって当たり前。
いよいよお金がなくて、周囲に乱暴に振舞う姿にも、嫌なヤツだなぁ〜ムカッ。
でも、本当にお金に困ると、こんな風に荒んで来るよねぇ・・って、ちょっと悲しくもなって。
家をなくして仕方なく閉じこもった”洞窟”のドアがドンドン叩かれるのをぐっと我慢して過ごす姿・・あの一筋の涙はたまらなかったなぁ・・。
叩いてる方の人は、もしや我慢出来ずに一筋の****をほにゃららしたかもしれんけど・・(何)
個人的には、この物語の持って行きようは非常に男性目線な気がしたんだけど、どうでしょう?(主人公が男性だからと言う意味でなく。)
社会においては孤独な戦士、誰かを守る為に闘うぞー・・みたいな、男性気質(?)とでも言うか、
そう言う昔ながらの男性の一直線な厳しさや辛さが、良くも悪くもとても現れていた様に感じたんだけど。
子供を大事に思って必死に頑張る姿には(しかも実際の話だそうなので)そのバイタリティーはすごいな〜って、素直に思ってしまった。
まあ、子供が居なきゃ、どーでもいいヤツかもしれんけど。(笑)
面白かった所は、いわばギャンブルと言っても過言ではない研修をどうするか、の決断。
普通なら踏み出せずに、もっと着実な普通な選択をするんじゃないかと思うけど、そこで普通を選ばず、
これまたギャンブルな仕事(注:ギャンブルではない・笑)を選んだ彼の一か八かにはちょっと驚いた。
そして、それを本当に単なるギャンブルに終わらせない(注:ギャンブルではない・爆)と言う強い姿勢、行動力には、
見習うべき所があるなぁ、とかちょっと思ったわ。
”後には引けない所に自分を追い込む勇気”と言う、私の殆ど寝言の座右の銘を実践された様な気も。
それと、「自分の大事な物は自分で守れ!」・・の精神にも大きく肯けた。
色々とないないずくしになると、もう信じられるのは自分しかないもの。
でも彼の場合、それは子供でもあって、同時に、彼にとっての救い〜ちから、だったんだろうね。
では、(この作品で描かれていた)その後の彼はどうなったのかな?(また時代は不況だけど)
お金に困ってた時の事を、どんな風に振り返ってるのかな?妻の事とか、迷惑をかけた周囲の人達の事とか、どんな風に思ってるのかな?
彼の心には、何か変化があったのかな?・・それが一番重要な部分かもしれない、とも思ったんだけど。
面接での彼のユーモラスな切り替えし(ズボンの事)や、会社での最後の(シャツの事)なんかも気が利いてて良かったし、
ウィル・スミスの実子らしい子役も、おデコちゃんで可愛いかったです。 【TV】

しあわせのパン
 (11・日本)
 
 
(監・脚)三島有紀子
(主)原田知世 大泉洋 平岡祐太 森カンナ 光石研 八木優希 中村嘉葎雄 渡辺美佐子 中村靖日 
   池谷のぶえ 本田力 霧島れいか あがた森魚 余貴美子 
(声)大橋のぞみ
 
東京から洞爺湖のほとりに移住しパンカフェを営む夫婦。ある日そこへ、カレシから沖縄旅行をドタキャンされたと言う女性がやってくる。
なんとなく(一時期流行ったみたいないわゆる)癒し狙い映画?とか思って、天邪鬼としては構えて鑑賞。(笑)
で、最初の方はまんまそんな印象しかなかったんだけど、3つのエピソードが終わる頃にじわじわ心にしみてきて、
不覚にも涙してしまった・・不覚にも!( ̄∇ ̄;
その3つのエピソードも、物語としてはめっちゃ平凡だし(ハッキリ言う笑) とりたてて面白いって訳でもないのよ。(追い打ち笑)
けど、それを目の当たりにする主人公りえさんの心の内こそが本題で、そこに共感出来る何かがあって。
何か、・・とは何か? しみいる感覚や感情をなかなか言葉では説明出来なくて情けないけど、それこそ、それがしあわせのパンなのかな?と。
りえさん、あんなにメルヘンで・・早くから独りきりで・・だからこそなのか、もやもやする現実を心の底にずっとため込んでたよね?
でも、お客さんの問題に関わりながら、少しずつそれを解き放つ事が出来て良かった。
きっと他人の問題でも自分の事の様に親身になって考えていったからだよね?
若い頃は良くも悪くも自分中心で世の中見ちゃうし、でも本当は相手の思いやりや優しさがあってこそ。
そこで初めて自分も自分でいられるんだろうな、と思う。清々しい気持ちで明日を迎えられるのって、素晴らしいし一番幸せな事なんだろうなあ。
エピソード自体にさほど面白味がないのも、逆にそれが面白味のない現実を実感させてくれるには充分だったかな。
そこから幸せに気付ければこんなに良い事もないし?
ただ、2つ目のエピソードには何かと引っかかりはあった。 はたしてカボチャスープを彼らが出す必要があったのか?
うまくいったから良かったものの、もしかしたら、みくちゃん、もっと意地を張ったかも?それがキッカケでグレ道まっしぐらになったかも?( ̄∇ ̄;
それに、旦那さんの「みくちゃんなら大丈夫」。なんであ〜たに解る?
みくちゃんとりえさんが重なってただけに、それを旦那さんが言うのはともすれば傲慢な気もして、
あそこでは何も言わなかった方が良かったんじゃ?と思ったり。
でも、相手を信じるからこその言葉だったのかなぁ?普通の感覚ならOKなのかなぁ?
絵本の物語(これも随分ジコチューなお月さんやなぁ、人を呪わば穴二つやで、と思ったり・・ちと違うか笑)から始まって、
絵本の挿絵の様な画で進む物語を見ながら、 夏にしたって気持ちの良い晴れた日ばかりではないでしょうよ?
台風だって来るでしょうよ?虫だってたかって来るでしょうよ? で、なんで旦那の事をくん付けで呼ぶ?(爆)
・・とかめっちゃリアルに(イケズに)ツッコんでた自分だったけど、 終わってみれば、
そんな素敵な日々の裏にある様々な大変な事は、見ている自分が想像し思いやり昇華(消化?パンだけに)していけばいいんだ、
素敵な場面や季節(人生)を見せてくれて癒されたよ、くん付けも一気にパパ呼びになっちゃったりしてね〜?なんとも有難いねぇ
・・とか、やたら感謝する気持ちばかりわいてたりしてね。( ̄∇ ̄;
ブレンディ(じゃない)知世ちゃんと、大泉(呼び捨てか〜い笑)は意外と合ってた。 大泉ってシリアス〜メルヘンもいいね、意外と。(笑)  【BS】
 

しあわせの法則
LAUREL CANYON (02・米)
(監・脚)リサ・チョロデンコ
(主)フランシス・マクドーマンド クリスチャン・ベール ケイト・ベッキンセール ナターシャ・マケルホーン アレッサンドロ・ニヴォラ
世間の認める範囲で順調に歩んできた若いカップルの転機を、奔放な母親との関わりの中描いている・・
様に見えるけど、彼ら以上に、この母親の生き方を(生き様を)描いている作品でした。
誰でもとかく自分には甘くなりがち・・な日々、どこかで歯止めとなる物(人)がいるから、なんとかやって行けてるのかもしれないな。
結局は、誰か一番大切な人に恥ずかしくない姿でいたいと願う・・逆に言えば、もしどんなに常識にハズれた自分であっても、
愛する人が認めてくれればそれで幸せ。(笑)そんな、アンチ一般ハッピ〜をヴェールに隠しているのが見えるので、とりあえずは常識的に反省し、
真面目な気持ちで明日をスタートさせるとしても、それが決して幸せを約束してる訳ではないと示唆する終わり方はとても良かったと思った。
これで単純なハッピーエンドだったらずっこけてたよ。(笑) 【シネテリエ天神】

幸せのポートレート
THE FAMILY STONE (05・米)
 
 
(監・脚)トーマス・ベズーチャ
(主)サラ・ジェシカ・パーカー ダーモット・マローニー ダイアン・キートン クレア・デインズ クレイグ・T・ネルソン 
   レイチェル・アクアダムス ルーク・ウィルソン
キャリアウーマンのメレディスはクリスマス休暇を恋人の実家で過ごす事に。
しかし彼の家族とは感覚が合わず全く馴染めない。困った彼女は・・

そこに自分の妹を呼び寄せる。    ・・ってトコからして、早くもこの女には理解不能。
なんで、自分だって初めてお邪魔した彼氏の実家に、もっと面識のない妹を呼んだりするのか、その発想〜感覚がワカラン。
この主人公、本当にキャリアウーマンなの?シゴト出来るの?自意識過剰だし、空気読めなさすぎ。
うーん・・アメリカ版、干物女?元祖・干物女のホタルちゃんはとっても可愛いけど、可愛くなくてコレじゃあねえ〜
天下の大安・キートンでなくてもムカつくって。ホタルちゃんじゃなくて、バッタちゃんとでもお呼びしましょうか。(汗)
で、大安ですが・・彼女の病気って・・いらない気も?(また汗)
物語にすんなり馴染んでいれば、そんな事感じる暇もないと思うけど、それ自体が浮いてたなぁ。
親が子の幸せを願うのは当たり前。そして、ずっと家族が仲良くつながっていけます様に・・と願うのは素直な気持ちなんだろうし
(特にクリスマスなんかでは。)指輪の奇跡(?)も起こったし、そうやって収まるところに収まったと言えば聞こえはいいけど、
実際、弟とか最初からなーんか目の色おかしくなかったぁ〜?バッタちゃんからクレアに目移りしちゃう方は解らんでもないけど(笑)
・・あの弟・・なんなん・・?(-_-;)キリギリス?(爆)などと、今回も殆ど叫んでますが(笑)
あの、めちゃくちゃ空気読めなかったディナーの席での主人公の考え方の根本的な部分が、
物語全体の展開の大きな皮肉になってる部分は興味深かったです。理屈だけでは幸せなんてわからないよね。
どこにでもいそうな小姑のレイチェル好演。最初のカードもクリスマス休暇の習慣をとっても感じるし、可愛いくて良かった♪  【BS】 

幸せのレシピ
NO RESERVATIONS (07・米)
 
(監)スコット・ヒックス (脚)キャロル・フックス (オリジナル脚本)サンドラ・ネットルベック
(主)キャサリン・ゼダ=ジョーンズ アーロン・エッカート アビゲイル・ブレスリン パトリシア・クラークソン ボブ・バラバン 
   ブライアン・F・オバーン ジェニー・ウェイド セリア・ウェストン ジョン・マクマーティン マシュー・ローチ リリー・レーブ
 
高級レストランの完璧主義な女性シェフが事故で亡くなった姉の娘を引き取る事になり・・
01年のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のハリウッド・リメイク版。

「マーサの幸せレシピ」が好きだったので、なんで今頃リメイク?とか思って、公開時には観に行かなかったけど、
アアロン♪が出てるんで、ちょっと気になってた作品。
毎回言うけど、アーロンじゃなくてアアロンね。(笑)そして、ネッ友Mさんの「ケツアゴ・ダーリン」・・(≧∇≦)
んんーー・・でも、オリジナルと比べてどうこう・・って、見てる時にはあんまり言いたいとは思わなかったな。
ま、アアロンのせいで目を細めてたから、ってのもあるけど、オリジナルどうだったけな?・・とか、細部は忘れちゃってたもんで;;
でも、オリジナルでも一番印象的だった、姪っ子が初めて食べ物を口にするシーンはやっぱりあの画でなきゃ、ね。
それと、3人でする室内ピクニック♪・・は、ちょっと雰囲気変わってたけど、やっぱり楽しくて好きなシーン。
あ、でも、見終わってから思ったのは・・オリジナル観た時のが、子供の気持ちに私はすごく近づいていたし、
料理とは何なのか、美味しいとはどんな事なのか、と言うのも、心にぐっと響いた・・事実そうだと痛感していたので・・って気はするなあ。
さっき、オリジナル観た時の自分の感想を見て来たら、相当、言いたい事、感じた事をオブラートに包んでたわ。と言うか、殆ど書いてない。
多分これ、一回延々書きなぐったモノを消した・・と思われる。(書いてたファイルをゴミ箱に捨てた訳じゃなく・笑)
で、物語よりも映画の作り方がどーだこーだとかどうでも良さそうな事を書いてたわ。思いがけない辛い共感を得た時の自己防衛?(汗)
このリメイクも好感が持てたけど、先にオリジナルを観ていたので、最初のその時に味わった感動の方が、
やはり自分の映画ライフ・・ハ〜トに深く残るのは仕方がないのかもしれないね。最後、幸せのレシピをみんなに振る舞う光景は楽しかった。
お隣さんと二人の息子も、いい人達で良かった♪(←結構、こう言うの気になるもんで) 【TV】

幸せパズル
ROMPECABEZAS / THE PUZZLE (10・アルゼンチン=仏)
 
 
(監・脚・製作)ナタリア・スミルノフ (製作)ガブリエル・パストーレ カロリーヌ・ダイノー ルイス・サルトル
(主)マリア・オネット ガブリエル・ゴイティ アルトゥーロ・ゴッツ エニー・トライレス フェルペ・ビリャヌエバ フリアン・ドレヘル 
   ノラ・ジンスキー マルセラ・ゲルティ メルセデス・フライレ
夫と息子達に囲まれ毎日忙しく暮らす50歳の専業主婦マリア。
しかしそんな日々に一抹の物足りなさを感じていた彼女は、たまたま誕生日にプレゼントされたジグソーパズルにハマってしまう。

ジグソーパズルが人生とシンクロ。
どんな画なのかを先に見るのは禁止! ・・人生も先はワカランしね。
ジグソーなんて時間のムダ! ・・ムダこそが人生の醍醐味なのよ!??
完成させた時の満足感〜でもすぐに次!難しいのに挑戦だ! ・・現状維持は退化と同じ!byまっちー(笑)
ハマる気持ちわかる。(^^; 自分も時々ネットでやってます。(^^ゞ
それはともかく!  冒頭から、彼女についてのアレコレがすごくよくわかる。
この誕生パーティ、最初、誰か他の人のかと思ったよ;;そして、彼女のこれからへの暗示が〜。
他の場面でも、語らずとも、さりげない仕草や出来事で、彼女のおかれてる状況やこれまでの歩みなどが
なんとなくわかって親近感覚えたので、それこそ、知らない彼女について一つずつ埋めていって
全体像を作るかの如く見入ってしまった。
・・けど、本当に、あまり語る事のない主人公だったので、途中からは、
もっと何か言ってみたら?・・とか、見てる方がやたら気を遣いだしたりして。
女優さんも、横顔きれいで良い感じではあったけど、内側からの魅力を期待ほどには感じられず勿体ない感じ。
最後まで、大きな変化、例えばとびきりの笑顔!なんかが見られなかったのはちょっと残念だったし
ラストやエンドロールもあんまりすっきりしなかった。自由であって自由でない様な・・(ーΩー )ウゥーン
主婦のキモチの揺れが解るだけに?すっきりさっぱりを求める自分がここにいる。(現実逃避?)
でも、再見したらきっと気付いてなかった事がまた色々出てきそうな、好きなタイプの作品でした。  【BS】

幸せはパリで
THE APRIL FOOLS (69・米)
(監)スチュアート・ローゼンバーグ (脚)ハル・ドレスナー
(主)ジャック・レモン カトリーヌ・ドヌーヴ シャルル・ボワイエ マーナ・ロイ
やっぱりおフランス映画よね?「愛」が全てだもの〜♪・・なーんて思ってたら、これアメリカが舞台のアメリカ映画でした。(T▽T)ノ彡☆
でも、いくらラブ・コメと言っても、お互いの現在を崩してまで「馬鹿でもいいの、愛さえあれば」と潔く言ってくれる作品にはあまりお目にかかった
ことがないかも?(笑)美女ドヌーヴに、お笑い系レモンが不思議に似合っていたし、今まで王子になり損ねてたカエルのお話が恥ずかしいくらい
微笑ましい。( ̄∇ ̄;)後ろ指さされても「愛情志向」バンザイ!と言いたくなるね。【BS】

G.Iジェーン
G.I.JANE (97・米)
(ーー;)
(監・製作)リドリー・スコット (脚)デヴィッド・トゥーイ ダニエル・アレキサンドラ
(主)デミ・ムーア ヴィゴ・モーテンセン アン・バンクロフト スコット・ウィルソン
女性上院議員が関連している所は面白かったけど、肝心の主人公があまりにもデキ過ぎていて魅力に欠けるし、
彼女を取り巻く男達との関係にあまり掘り下げた物がなかったので、差別問題の上辺だけを撫でたような印象が残った。【TV】

Gガール 破壊的な彼女
MY SUPER EX-GIRLFRIEND (06・米)
 
 
(監)アイヴァン・ライトマン (脚)ドン・ペイン
(主)ユマ・サーマン ルーク・ウィルソン アンナ・ファリス レイン・ウィルソン エディ・イザード ワンダ・サイクス マーク・コンスエロス
 
今日もスーパーパワーでNYの平和を守る、正体不明の”Gガール”。
そんな折、冴えない男マットが偶然親しくなったイケてる女性ジェニー・・彼女こそがGガールだった。

ヒーロー(ヒロイン)は実は孤独・・なのかもしれないけど、Gガール=ジェニーって・・単に男に飢えてるだけみたいで、なんかイタかったなあ。
”破壊的”でも、もうちょっとやり方が可愛いかったらまだ感情移入も出来たのに。金魚ちゃんまで巻き添えにして・・ヒドいよ。
だいたい、下ネタが多すぎて、ヒーロー(ヒロイン)モノだけど、一体、どんな人に向けてアピールしたい作品なのやら?・・とか思ったよ。
しかもこれ、NHKでやってたのよ・・NHKも変わったなぁ。(爆)
そんなGガールより、社内のいつも一緒のハンナのが、なんとなくマットに惹かれてるのが自然にわかってずっと気になったわ。
なので、彼女の結末は面白かったけど、ジェニーと幼馴染に関しては、その心情が殆ど描かれていなかったので、
見てる方には、幼馴染の彼女への気持ちはわかっても、ジェニー本人は、絶対、「は??」・・て感じじゃないかと思うんだけどね?
まあ、最初から、超能力をゲットしてイケたとたんに、彼との付き合いをやめたくだりからしてイヤな感じだったけど。
で、自分は正義の味方で、相手は悪の帝王ですか?でも、そろそろ普通の女の子でいたくなったから、事件なんて知らん知らん?
・・て、自分カワイイにもほどがあるやろ。いや、それも物語展開上なのでジェニー本人は、「は??」なのかもしれんけど、
見てる方にはそんな風に映ったもんだから、彼女のラブの顛末には、本人さん達と、私の視点〜感覚に相当なズレがあって、
すんなりハッピーにはなれなかったよ。フラれた時に丁度幼馴染がいたから、自分を好きみたいだし、もう彼でいっか!・・みたいな。
エンドロールの、顔だけ本物のアニメはとっても可愛いかったけどね。
あ、一番興味惹かれたのは・・・・・”尻にチェーンソー”・・。(笑)  【BS−NHK】

CQ
CQ (01・米)
(監・脚)ローマン・コッポラ (音楽)MELLOW
(主)ジェレミー・ディヴィス アンジェラ・リンドヴァル エロディ・ブシェーズ ジェラール・ドパルデュー ジャンカルロ・ジャンニーニ ビリー・ゼーン
なんともキッチュでお洒落な映画♪映像的にはとってもキュートで魅力的!取り合えずこのテの物がお好きな方には涙モンでしょう〜!
私も結構好きでした♪音楽も好き♪ んで、肝心のお話の方もseek youなテーマが一応(笑)ある訳で、それなりに”解るわぁ〜”と肯ける展開。
ただ気になったのは、”自分探し”には欠かせない一種の飢餓(”ハングリー精神”?或いは”押し”?)が感じられない事。
色々悩みがある割には妙に淡々とソツなく進む。・・これは映画を愛する監督さんの思い入れが作品に溢れてるだけに、逆にその恵まれた才能(環境)
からは生まれ難い物であるのかもしれない。次回作がどうなるかは分らないけど・・(勝手な憶測ですm(__)m)
しかしそのソツのなさは、勿論いい風にも生かされている。例えば主人公が同棲してた彼女を失い涙するシーン、私なんかは
「そりゃないだろ!何を今さら」と思ったんだけど、そこで観客の安っぽい涙を搾り取る様な事はせず、すぐに主人公の自惚れぶりを突っ込む展開となる。
その巧みな一人突っ込みぶりは他でも多々見られる。(笑)
又キャスティングにしてもオオッと唸ってしまう面々。第一に、なんだコノヤロと思ってしまいそうな主人公にジェレミー・ディヴィス!
彼は私の中の絶滅寸前の母性本能とやらをどうにか留めてくれる数少ない男優の一人。なのでつい、いつもの悪魔な我を忘れ聖母マリアの如く、
自己中なオタク男を暖かく見守ってしまう羽目に。( ̄∇ ̄;)
モデル出身のアンジェラは化粧バリバリよりもナチュラルな場面のが美しく、ちょっとミラちゃま♪似。
彼女の抜けた睫毛に「願いごとしたらいいよ」って教えてやるジェレミー・・んん〜いい雰囲気〜♪(* ̄∇ ̄*)
エロディの出演も知らなかっただけに嬉しかったし、その他の俳優も過ぎた60年代映画をたどる役割となっているらしい。
新年にふさわしい?ライトでキッチュなボケ?&突っ込みのある興味深い映画でした♪
(今年はなるべく感想を短く!と思っていたのに、最初から長くなってしまった・・;;) 【シネテリエ天神】

シークレット・アイズ
SECRET IN THEIR EYES (15・米)
 
 
(監・脚)ビリー・レイ (オリジナル脚本)フアン・ホセ・カンパネラ
(主)キウェテル・イジョフォー ニコール・キッドマン ジュリア・ロバーツ アルフレッド・モリーナ マイケル・ケリー ジョー・コール 
 
「瞳の奥の秘密」のハリウッド・リメイク版。確かオリジナルではサッカーがここではアメリカらしく野球。
良作にはちょっとした所に粋なセリフがあったりするね。
最後は・・そうなるのね・・そうするつもりなのね?ジェスにも終身刑?・・が耐えられないと言う事かな。でもこんな友情は羨ましくもある。
キウェテルいい感じ。いつもいい感じ。ロバーツは役作りのせいなんだろうけど、やたらその辺のおばさんみたいだった。
過去と交錯する時に、キウェテルとロバーツがあんまり変化ないので、ニコールで区別するくらいなのがちょっとしんどかった。(^^; 【スターチャンネル】 

シークレット・ウィンドウ
SECRET WINDOW (04・米)
(監・脚)デヴィッド・コープ (原作)スティーヴン・キング
(主)ジョニー・デップ ジョン・タトゥーロ マリア・ベロ ティモシー・ハットン チャールズ・S・ダットン
10年前ならともかくも、今更こう言う内容で攻められても・・;;と思ってしまうお話(オチ)ではあったけど
とにかくジョニー・デップが、これでもか!と、出ずっぱりだし、彼のファンなら必見!な作品だと思います。
別荘の雰囲気もとても良かったし、個人的にはデップのぼさぼさ頭がかなりツボ。可愛いかった!(笑)
本編が終わってもすぐに席を立たない様に・・エンドロール最後に、ファンには嬉しい何かが・・。^m^)
【以下ネタバレあり!
一言で言うと、デップの、デップによる、デップの為の、どこを切ってもデップ飴・・な映画。←完全ネタバレ・・?( ̄∇ ̄;)
実は一番最初にカメラがぐぐーっと鏡に入っていった所で、「あ、もしかしたら」って、オチの予想がついてしまったので、
そんなハズないよね?絶対違うオチが待ってるよね?って、祈るような気持ちで観てたのが正直なところ。( ̄∇ ̄;)
まあ、その祈りは虚しく散ったけど(笑)でも、全体的には決して嫌いな作品じゃないし、むしろ好き。(笑) 何やらよ〜ワカラン終わり方、
とうもろこしのカリリも良かったし・・(笑)もしかして、小汚い格好のデップが食べてたチップスは、とうもろこしチップスだったのかな?
後で思うと、謎解きの為のさりげないヒントを、どうでもいい様な所に散りばめたセンスも結構好きだし(笑)
クライマックスのデップには目を見張ったよ!私ゃ、レザーフェイスが乗り移ったのかと・・!_(T▽T)ノ彡☆
こんなデップが観れたのも収穫でした。ああ、時代が現代じゃなければ・・驚愕の結末!だったのに・・ねえ。
【追記】映画と原作とではラストが違うらしいので、そちらも気になります。・・けど、そのあたりも、
「ラストが気に入らない、書き直せ!」と迫るタトゥーロにひっかけてるみたいで面白いね。 【ユナイテッド・シネマ】

シークレット・ヴォイス
QUIEN TE CANTARA (18・スペイン=仏)
 
(監・脚)カルロス・ベルムト
(主)ナイワ・ニムリ エバ・ジョラチ カルメ・エリアス ナタリア・デ・モリーナ フリアン・ビラグラン
 
人気絶頂の中、突然表舞台から姿を消してしまった歌手リラ・カッセン。
10年後、リラの復帰ツアーが発表されるが、彼女は原因不明の発作を起こし記憶を失ってしまう。

女同士のどろどろサスペンスかと想像してたら、女同士の信頼、そして母と娘の物語・・でした。
スペイン映画のこういった切り口の物語って良い物が多い気がする。
記憶をなくしたかつての歌姫と、カラオケ店で働くシングルマザー、真反対の人生に見えて、その実どちらがどちらなのか
その間にある歌だけが真実とも思えてしまう描写がなんとも切なく心に迫って来た。
リラは世間が作り上げたイメージに苦しんだからイマの自分を歌い上げたいだけなのかと最初は思っていたけど、
それよりももっと根深い理由があったのね。
ビオレタはなぜそんなにも娘に対して弱気なのかちょっとイライラもしたけど、
相手に対しての大き過ぎる愛情がかえって自信を失わせる事もあるのは解る。
母に対してひどい態度で反抗する娘が友達に喧嘩売ってまで自分を痛めつける姿、そのどうにも出来ない感情がとても苦しい。
母を抱きしめた瞬間は嬉しかった・・はずなのに、すぐに闇に突き落とされるし・・。(固まった・・)
で、リタはどの程度記憶を失ってたの?・・って思ってはいたけど、終盤にはそんなのもうどうでもよくなってたわ。
記憶に縛られて生きなきゃならないとか、選んだ道にいちいち理由付けするのとかもう無意味にも思えて。
海に佇むヴィオレッタの姿がなんとも言えなかった・・。
めっちゃ懐かしいナイワ・ニムリ、良かったな。外見の謎っぽさにも磨きかかってた。(笑)
ビオレタ役の女優さんも外見以上の素晴らしさ。(微妙に失礼すんません笑) もう一人懐かしい最近どっかで見た方も。(誰)
カラオケや折り紙が出て来ると思ったら、「マジカル・ガール」の監督さんだと後で知った。やっぱり親日家なのね?(^^
静かに感情を揺り動かす、好みの作品でした。   【DVD】
 

シークレット・オブ・モンスター
THE CHILDHOOD OF A LEADER (15・英=ハンガリー=仏)
 
( ̄m ̄ 
(監)ブラディ・コーベット (撮影)ロル・クロウリー
(主)ベレニス・ベジョ リーアム・カニンガム ステイシー・マーティン ロバート・パティンソン トム・スウィート
 
第一次世界大戦末期にフランスに送り込まれたアメリカ政府高官一家。
そこには少女の様に美しい一人息子がいたが、度重なる不可解な彼の言動に両親は頭を悩ませていた。

たまたま見かけたポスターがいい雰囲気だったので急きょ鑑賞。それまで全く知らなかった。
最近しっかり下調べする時間がないせいか、こんな風に急きょってのが多い。
のっけから爆音とも言える音楽の強引さであっと言う間に歴史の中に放り込まれる。
その後は静かに淡々と・・時代の波の中、成長していく少年・・とその家族。
と言っても、少年と両親は一緒に過ごしてても誰もがどこか気持ちが一方通行(一方的)で、少年が懐く相手も両親ではなくなり・・。
ポスターから得た情報で「なぜ独裁者ってモン(スター)が生まれるハメになったのか?」と言う物語だとは知っていたので、
何かコレと解る様な強烈なキッカケがあるのかな?と思ったけれど、そう言うものは特になく、
でも日常の些細な(と親は思っている)出来事が子供に重大な影響を与えてるのかも?
それにあんな両親の接し方じゃあ、そらどんな子でも少なからず荒れるわな、とは思った。
特に結婚〜出産に後悔する母親にはこちらも嫌悪感。結婚はどうであれ子供産んだのはお前だろ!
ってイラッともしたけど、最後に・・あっ、もしや・・と思った事もあって。(これはネタバレにて)
と言うか、それはそれで別の意味でヒドい母親だなぁとは思ったけれど。(爆)
この親にしてこの子有り・・とも取れるけど、資質(気質)と言うより環境のせいと思いたい自分もいて、
でもそれをどう修正出来るかと言われると・・もうそれはやっぱり誰かの愛情やぬくもり?
・・なんて、月並みな答えしか出せない自分だけど、これって本当はとても難しい事だとは思うよ・・。
また、環境と言えば、元々こんな風に政治に近い場であれば案外易々と権力を手中に出来るのかも?
家庭で少しずつ学んだ”権力&支配でなんぼ”の実践の場が社会か?とかも思っちゃって(汗)恐ろしいね。
エリート母を演じるベレニス適役だし好演。なんかこう言う、頭いいけどイヤな女〜な感じ合うね。(笑)
少年は正統派美少年でとても印象的。彼の風貌だけで時代が過去に遡る説得力。
そして何より素敵なのが一瞬「オーメン」をも連想させるホラー感溢れるその雰囲気。(思わず666を探しそうに・・笑)
攻めまくる音楽(音響)と対照的な暗く沈んだ静かな佇まいの映像もとても魅力的だった。
そんな感じで、なんか好きな要素いっぱいあったんだけどね、これで少年のあれこれがもっと面白ければね(え)
正直、少年の物語としてはさほどぐっと来るものはなくてひたすら音響と映像の雰囲気の良さで見ていた感じ。
あ〜これはやっぱり前情報の弊害かもなぁ?ポスターのあの一言さえいらん情報だったかも。
だって、何も知らずに淡々と少年の生活見た結果にあのラストだったら、絶対もっとええ〜っ・・ってなったと思うし。( ̄∇ ̄;
で、他の所でオドロキだったのが、監督がコーベットだった事!え?コーベットって・・あのコーベット?
って、半信半疑で調べたらやっぱりあのコーベットだった!
その昔、ピット君と一緒にタマゴ借りに来たあのコーベット君!ええ〜っ?ヾ( ̄∇ ̄;
これが長編デビュー作で、尊敬するのがハネケ師匠やラースちゃま♪って・・
あ、わかる!本作絶対影響受けてるわ!イケズ臭も似てる!・・って思わず頷いたよ。(笑)
これからどんな作品作っていくのか非常に楽しみ。 もしかしたら凄く好きな監督さんになるかもしれないし。
本作も、初見はこんなノリだったけど(爆)後々ハートマークつくくらい好きになる可能性も???
【以下、ネタバレかも?ラストに触れています。未見の方は読まないでね】
最後に、あっ、もしや・・って思ったのは、少年の父親は、本当はあの父の友人だったのでは?と。
チャプター・タイトルでもにおわせてたしね。実は、最初に彼らが出て来た時、自分は友人の方を彼女の夫だと勘違いしててさ、
まあほんの数分の勘違いだったけど、このラストの読みはビンゴ?(爆)でもさ、もしそうなら尚更少年をかばったり愛してあげれば良かったのに。
丸い天井を仰ぐ過去と現在・・切り離せない人生、連鎖する時代・・。   【TOHOシネマズ・ソラリア館】

シークレット・サンシャイン
secret sunshine (07・韓国)
(監・脚・製作)イ・チャンドン (原作)イ・チョンジュン (音楽)クリスチャン・バッソ
(主)チョン・ドヨン ソン・ガンホ チョ・ヨンジン キム・ヨンジェ ソン・ジョンヨプ ソン・ミリム キム・ミヒャン イ・ユンヒ 
待ちに待ったイ・チャンドン監督の最新作。
しかし、かみしめるが如く(?)涙した「ペパーミント・・」や、
号泣しながらも安らかな余韻が残った「オアシス」とは又違う・・
実は、観ている間は(ちょっと主人公に押されてしまって悲しさにストップがかかってたのか)さほど涙も出なかったんだけど、
ちょっと時間が経ってから・・・・・キター!
・・と言うか、この重さはハンパじゃない・・。
いや、重いなんて言葉しか思いつかない貧ボキャな自分が恨めしいし、同時に、いっそその月並みな言葉の陰に、
受けたダメージを隠して安心してしまえば楽だわ・・などとチラリと思うズルイ自分に冷汗が出る。
順をたどれば、観終わって、ロッテ○アで初めての絶品チー○バーガーを食べてる間につい作品を振り返ってみて・・
そしたらあーた、これがもう苦しくて苦しくて悲しくて悲しくて・・バーガーほおばりながら、涙涙・・。
「えっ、絶品チー○バーガーって涙流すほど美味しいの?!」って周囲に思われたかもしれないけど、決してそう言う訳ではなく(オイオイ)
「絶品なのにたいした事ないじゃん〜それに高過ぎやろ、ポテトも美味しいけど高過ぎやろ、アイスコーヒーも美味しいけど高すぎやろ」
と(さりげなくお客様のご意見言ってみました)毎回普通のチーズバーガー・ポテト・アイスコーヒーのセットを、クーポン使用の300円でしか食べないのに、
たまたまちょっと絶品〜を食べてみたくなったが為に、
たかが昼食に600円以上も払うハメになってしまってクヤシ〜〜と言う後悔の涙・・でもなく(長い)
ドヨンでドヨ〜ンと(寒)した後に、少しドヨンを離れるといきなり襲ってきたと言う訳です〜説明し難い感情が。
相変わらずどーでもいい前置きに数行使ってしまいましたが(笑)
また違った形のハートの在り方、人の生き方・・息の仕方・・を
チャンドン監督に見せて貰い、とある厳しい問いかけが自分自身を直撃もして、多分、ソレはヒトゴトにしてしまえば楽なんだろうけど(便利な言葉でね)
そんな、自分の弱さを見ないふりして逃げてる図なんてのも、きっと神様仏様チャンドン様はお見通しなんだろうね・・とか思っちゃったわ。
以下、神様なんて言葉使うと妙に特定の宗教信じてるみたいに誤解されると困るので、
全てオテント様と言い換えます。子供の頃に親からの戒めの際によく言われた言葉です。(笑)
・・・・・オテント様が見てるから、だから主人公シネは見せ付けた。わざと許されない行為を。親に見捨てられた子供の様に。
誰にもどこにもより所がない彼女にとって、それは最終手段だったのかもしれないね?
そう言うコンタクトしか出来ない彼女に自分を映し、でもまだ自分は自分をコントロール出来ている、
だって私にとってのオテント様は、結局は自分の中にあるものだから・・なんて信念ももしかしたら逆に危うい。
夫を許していると言い切った時から、シネは自分は他の俗な人間とは違うとでも言いたかったのか?
しかし本当の許しとは何なのか?それはプライドの裏打ちでも、自分の存在証明でもないはず。
宗教に癒しを求める事を否定はしないけど、もしそれが例の贋物の賞状みたいなプライドでしか自分を支えられない事であるとしたなら、
やっぱりそんな世界には安らぎどころかなーんもないんじゃないかと思う・・なーんもね・・空白だよ、それこそ。
韓国の伝統的な風習・・面倒なチェサへの気持ちや、派手に泣き喚いて感情を訴える光景・・等が描かれているのも興味深く、
キリスト教信者が多い韓国で(でもあんな風にやたら勧誘するキリスト教はちょっと違う感じもするんだけど・・どうなの?)
こんな風に宗教を斬ったのには、さすがだと思う反面、頭の固い人には誤解されるかも?って心配も。
でも、民族でなく単に人としての色んな心配や疑問がわく度に、社長さん(ガンホ・笑)が天然ボケ技(?)でそれを代弁してくれたりして、
それがかなり心地良く、とても安心感があった・・と言うか、自分にとって彼は大きな救いだったわ。
彼の行動は、もしかしたら、してもしなくても、いや彼自身、
シネにとっては特別居ても居なくてもなんて事ないしどうでもいいのかもしれないけどさ、
けど、そんなどうでもいい誰にも気付かれない思いやりがあるから、人って生きていけるんじゃないだろうか?以上でも以下でもない、単に人として。
特別キレイでもない普通の町の、手入れが行き届いてもいない雑然とした庭の片隅に差し込む陽光。
どうでもいい、気が付かない、気が利かない、何もアピールしないし何の役にもたたない腹の足しにもならない(笑)
けれど何も求めず、ただ柔らかく差し込んでくれる一筋の陽光に、だから私は涙せずにはいられなかった・・。

そして、何かと問題ある毎にオテント様に向かって悪態ついてる割には都合よく何かをおねだりしてみたりもする最悪な
魂の私より
今本当に救いを求めてる人達に、そんな陽光が差し込む事を心から願わずにいられない。
ついでに、某絶品チー○バーガーがもっと安くなる事もねぇ〜(←結局気に入ってるんかいっ) 【シネテリエ天神】

シーズンチケット
PURELY BELTER (00・英)
(監・脚)マーク・ハーマン (原)ジョナサン・タロック
(主)クリス・ベアッティ グレッグ・マクレーン チャーリー・ハードウィック トレーシー・ウィットウェル
家庭の問題などの重い現実を背負った二人、結構悪い事をやってる筈だけど、一つの夢に向かって頑張る姿を見ていると、全然憎めず
いじらしく感じてしまった。理由はともあれ、素直に学校行ったり、子守りしちゃったりしてさ。(笑)父親との思い出話を語るジェリー・・
なんかフツーだよね、なんて、それこそ何気なく聞いていたけど、これが実は!そして更に実は!・・って所では胸が苦しくなってしまった〜(T_T)
一足先に、自分だけの夢を掴んだと言うスーエルの話を聞くジェリーの脳裏には何が浮かんだんだろう・・
この作品、最初は取り立てて何て事ない展開なんだよね。でも、見てるうちにどんどん色んな面が露出して来て、どことなく中途半端に見えてた
エピソードがどんどん深くなっていく・・シーズンチケットの意味する物がとても輝いて見えて来る。やっぱりこの二人の少年は好きだなぁ。
大事な物は見失ってないよね?実は「ひかりのまち」の音楽が使われていると聞いたので借りて来たけど(いつもいい加減な動機^_^;)思いがけず
とっても面白くて3回も見てしまった。まさかこんなにハマるとは・・自分でも意外。( ̄∇ ̄;)
原作ではこんな終わり方はしないらしいけど、ずっとさり気ない温かさをたたえた展開で、映画として、とても良かったと思う。
しかしあのジェリーの父親のカラオケ・・こりゃ正真正銘のロクデナシだよねー( ̄∇ ̄;) 【ビデオ】

シー・デビル
SHE-DEVIL (89・米)
(監)スーザン・シーデルマン (脚)バリー・ストルガッツ マーク・R・バーンズ (原作)フェイ・ウェルドン
(主)ロザンヌ・バー メリル・ストリープ エド・ベグリーJr. リンダ・ハント シルヴィア・マイルズ エリザベス・ピータース
ブスでデブな冴えない主婦が、美人の流行作家に夫を奪われ、復讐に燃える!! ・・と言うブラック・コメディ。
夫がつい口走った「自分の大事なもの」をリストアップした妻が、それを1個ずつツブして行く作戦が見物!・・コワっ(笑)
家事においてやってはいけない事(危険な事)をめいっぱいやる復讐プロローグはド派手!(≧▽≦)
でも後は、相手に一般常識を目の当たりにさせてやる!みたいな結構地道なやり方なので、こんなヤな事やっててもこのヒロイン(=妻)は
ネは真面目なのよ・・って言ってるみたいだった。そして、ヒロインは復讐を1個終えるごとにどんどん生き生きとキレイになっていくのと対照的に、
美人作家はどんどん所帯じみてきて・・そのあたりも見所だけど、こんな状態ってリアル過ぎて苦笑。( ̄∇ ̄;)
でも、ヒロイン・・あんまり同情する様なタイプでもなかったなぁ〜( ̄∇ ̄;)なんか達観してるみたいな雰囲気あって。ふてぶてしいと言うか。
それに、敵の美人作家もそんな悪くも見えないんだよね〜。メリルだからかなぁ?ラストも可愛らしく見えちゃって。憎めないキャラだったけどな。
ヒロインの片腕になった方・・「危険な年」のリンダ・ハントだった!こんなに小柄な方だったっけ?それともヒロインがデカ過ぎるの?ゞ( ̄∇ ̄;)
小柄なのにこのすごい存在感は何なんでしょうね〜!気になる方です。 【ビデオ】

ジーパーズ・クリーパーズ
(監)ヴィクター・サルヴァ
(主)ジーナ・フィリップス ジャスティン・ロング アイリーン・ブレナン
舗装はされていても、殆ど誰も通らない完全な田舎道のロングショットが不気味でいい雰囲気。性格の違う姉弟のガチャガチャしたやり取りも、
ちょっとうるさかったけどホンマモンの姉弟っぽくて面白かったし、穴の中が気になって気になって・・けど、これって・・もしかしてコメディ?ゞ( ̄∇ ̄;)
って、思ってしまう雰囲気にどんどん突入。(笑)と言うか、もしかしたら正統派なホラーなのかもしれないけど、ホラーとコメディって紙一重と言うか・・
ホラーとして見ると、後半のあの予言オババの存在がイマイチで薄っぺらい。あれだけ騒いでおきながら、自分からヒクなよ〜、って。
音楽の謎とかもイマイチわからないし。あの犯人(?)があんな物体(?)だったのには驚いたけど(普通の殺人鬼とばかり思っていたので)
カレはカレで、なかなかいい味出してたかな。だって、ラストに一人で部屋にこもってやってる事って・・まるで内職じゃん〜!_(T▽T)ノ彡☆
まさか、どっかのパッチワーク教室にでも通ってるとか?意外と乙女チックなヤツかもしれない!?【DVD】

シービスケット
SEABISCUIT (03・米)
(監・脚色)ゲイリー・ロス (製作総指揮)トビー・マグワイア ゲイリー・バーバー ロジャー・バーンバウム他 (原作)ローラ・ヒレンブランド 
(主)トビー・マグワイア ジェフ・ブリッジズ クリス・クーパー ウィリアム・H・メイシー エリザベス・バンクス ゲイリー・スティーヴンス
競走馬には特に興味はないけど・・でもトビーが出てるし一応観ておこう・・程度で鑑賞したんだけど、いやぁ、良かったです〜。
こんなに気持ちのいいお話だったとは。なんだか嬉しさでいっぱい〜!
大まかには、いわゆるスポ根な感じだけど、この作品にはハ〜ト♪がいっぱいつまってたわ〜。
こんな消費社会において、「一つの命」を大切にする事の素晴らしさ、逆境に立ち向かう勇気、そしてそれが、自分だけの力でなく、
お互いに与え合い支え合ってると言う事・・そんな、大事だけど忘れがちな事をしっかり思い出させて貰ったと思う・・な〜んて、
あまのじゃくな私が素直に思えたのも”規格ハズレの粗悪品”な自分にも、温かい手を差し伸べてもらった感じがしたからかな。(爆)
ハリウッド感動モノにありがちな、大仰な説教臭さや押し付けがなかったのも良かったし、登場人物の性格や気持ちの動きを、
さり気ないシーン(食事など)で表してたのも良かった。
俳優陣もみんなステキで、おまけにシービスケットのキャラまで面白くて、(サイン会には爆笑!)競走馬に興味がないどころか、
後半ではもうしっかり身内気分になっていたゲンキンな私・・( ̄∇ ̄;)
レッド(トビー)とシービスケットが、ただ向かい合ってるだけでもウルウルしたりして・・ゞ( ̄∇ ̄;)
ラストも、分かっちゃいるけど、とてもいい終わり方でした。 隣の人は拍手してたわ〜♪
後ろに座ってたオバ様方は、ウィリアム・H・メイシーが出る度にゲラゲラ笑ってたなぁ。( ̄m ̄〃)
所どころ駆け足な展開など、ちょっと気になる所もあったけど、これだけ楽しませて貰ったら、もうそんなのはどーでもイイよ。ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
「映画」にしても、「完璧」だけを求める物ではないと思うから。どれだけ心打つか、の方がはるかに大事だと思うから。(少なくとも私には。)
なにはともあれ、この作品の温かさと前向き精神に乾杯!です。突っ走る!ってイイもんだ〜。 【ユナイテッド・シネマ】

ジェイコブズ・ラダー
JACOB'S LADDER (90・米)
(監)エイドリアン・ライン (脚)ブルース・ジョエル・ルービン
(主)ティム・ロビンス エリザベス・ペーニャ ダニー・アイエロ マット・クレイヴン プルート・テイラー・ヴィンス マコーレー・カルキン
これは夢か現実か・・?な世界に翻弄されるベトナム帰還兵を、不条理俳優(!笑)ティム・ロビンスが好演。
物語としては、ある程度は先が見えるんだけど、たとえば子供が3人いるうち、事故で亡くなった末っ子の事だけ気にする父親
・・ってトコからして何か少しおかしいな・・って思うよね・・あ、この子はまだキモくない時代のカルキンでした。(^^;
でも、ティムの個性や愛人(ヒロイン?爆)の美しさ、そして背景のグロさで(笑)結構引っ張ってくれました。
特に彼が病院のベッドに乗せられて、院内?ぐるぐる引っ張りまわされる所は凄かったな〜・・もっとよく見たかった・・ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ
しかし、こんなコト(ベッドぐるぐる・・じゃなくて軍の秘密実験ね)もしあってもわかんないしヒドイよね。戦場ではコマでしかない人間だけど
皆其々に溢れる程の尊い人生を持ってるんだから・・逆に、どうせならそんな彼らにより良い感覚を与えてやる位の計らいが欲しいもんだ!【DVD】

Jの悲劇
ENDURING LOVE (04・英)
(監)ロジャー・ミッチェル (脚)ジョー・ペンホール (原作)イアン・マキューアン
(主)ダニエル・グレイグ リス・エヴァンス サマンサ・モートン ビル・ナイ スーザン・リンチ ヘレン・マクロリー
青い空に突如現れた真っ赤な気球を追いかける男達・・中には子供が・・!・・な冒頭にクギヅケ!それから先も、
サスペンス部分には目を見張る物がありました。・・が、気球とは直接には関係ない展開なので、ちょっと面食らう所も。
人間についてあくまでも理性(機械?)的に捉える主人公と、神の存在を信じ、ただ愛の為に会いに行く男(シャレかい)は、
いわば対極に居るんじゃないかと思うんだけど、そのあたりの掘り下げがもうちょっと深ければ、もっと展開を楽しめたかもしれない。
表面的に見ると、どうしてもただのしつこいストーカー話に片付けられそうだけど、主人公の
イニシャルがJ、そして付きまとう男もJ・・彼らの間で
賛否される神もまたJ・・だよね?・・なので私には、彼らの不思議な三角関係にも思えてしまって。カノジョの存在は置いといて。なんかこう言う場合、
女ってジャマ。(えっ)しかし、謎の男役のリスって・・そこに立ってるだけで不気味オーラ全開!もう笑ってしまって・・タマラン!(≧▽≦)
ただ野獣なだけのキモさは以前から(役として)あったけど(笑)今回はもう完璧イっちゃってるもん〜( ̄∇ ̄;)
いやはや・・その純粋にヌ〜ボ〜とした佇まいがかなり強烈で気に入っちゃったよ!_(T▽T)ノ彡☆
この
強烈なリスのお陰で、ややおとなしめに映ったダニエルだったけど、彼もまたクライマックスでは凄かったし、
サマンサも出過ぎない演技で役をこなしていて好感が持てました。彼らの友達夫婦もいい感じ。
物語が終わってもすぐに席を立ったり(DVDなら)消したりしない様に・・。そして○○の微笑みに包まれて下さい。(≧▽≦)
【追記】それにしても・・やっぱり人間って、強烈な体験や経験から人生変わって行くものね。頭デッカチはダメね。 【シネサロン・パヴェリア】

シェイプ・オブ・ウォーター
THE SHAPE OF WATER (17・米)
 
 
(監・脚・製・原案)ギレルモ・デル・トロ (脚)ヴァネッサ・テイラー (製作)J・マイルズ・デイル
(主)サリー・ホーキンス マイケル・シャノン リチャード・ジェンキンス ダグ・ジョーンズ マイケル・スタールバーグ オクタヴィア・スペンサー 
   デヴィッド・ヒューレット ニック・サーシー ナイジェル・ベネット ローレン・リー・スミス
 
米ソ冷戦時代。アメリカのある研究所で掃除婦として働くイライザ。口の利けない彼女はある日政府に捕獲された不思議な生き物に心奪われ・・
ギレルモ、アカデミー賞受賞おめでとう〜。 それはとってもおめでたかった〜♪・・んだけど、
本作はあんまり自分の好みではなかったかな。( ̄∇ ̄;え
映画友lさんの所で話題になってた、あの一線越えについても「ない方が良かった」派。
浴室水槽化〜溢れまくる愛が止められないっ!ついでに賠償金も止められないっ!?
は面白かったけど、それこそ気持ちで解りあえてるのかも不明なのに、カラダで解りあえる?って何?みたいな。
どちらが素晴らしいとか言う意味じゃなくて、何なのかよく判らない生命体(バッサリ)なのに全く危機感もなく
ソコだけ人間と同じ様な態なのが都合良すぎと言うか(笑)
まあそれはココロの在り方&繋がり方だって同じ様なもんかもしれないけど、
そこは日常で接する人間以外の生き物を想像すれば理解も出来るんだけど、
んで、そう思うと、やっぱりそこで一線越えるってのはね〜
固い頭でマジに捉え過ぎな古い感覚だと言われても、違和感覚えるのが正直な所。
もっと柔らか頭でファンタジ〜に見られないの〜?と言われそうだけど、
だったら生々しくしなくていいじゃん〜とも思うし。(大人のファンタジーなのよ、とも言われそうだけど・・大人になれなくてスミマセン・・汗)
そもそも、イライザと半魚人?との間に殆どロマも感じなかったしね。どちらかと言うとイライザの一方的な思い込みみたいな。(爆)
(後で映画友Mさんとこで自覚したけど、ファンタジーどうこうと言うより、ここが一番の問題点だったかも。ここでノレないとツライ)
やっぱり心が動かないと身体も動かない人間なんですよ〜私は〜(若干投げやり・・)
半魚人?は別に嫌いではなかったけど(AIじゃないしね笑)特に何かやるでもなかったから魅力も解らなかったし、
なのにスタイルだけはミョ〜に良かったのにもイラッとしたかな。(笑)
ソコだけ女性ウケを反映した態なのが都合良すぎと言うか(さっきと同じか?笑)
いっそスタイルだって思いっきり人間とかけ離れてたりしたら逆に私はハマれたかもしれん・・(どんだけ天邪鬼)
んで、時代が時代で・・孤独感の、当事者と周囲の捉え方の差なんかはとても感じたけど、
人種問題に関してはイマは周知で、だからこんな描き方が出来たのかもしれないにしても、
なんだろ・・異種問題?のベースにそれを敷き詰めたのにもモヤモヤ。
アカデミー賞会員が大好きそうな・・そこも食傷気味と言うか。(またも投げやり・・と言うか天邪鬼が引っ込みませんがどうしたら)
と、まあ、普通じゃない所に生まれる愛を否定する気は全くないけど、正直、イマイチ、ノレない展開だったかな。
レトロな雰囲気(劇場の上に住んでるって素敵!)に馴染んでたヒロインに(勝手に庶民代表認定してる)ホーキンスはとても合ってたし、
同性愛者である友人の画家もいい味出てたし、バリバリの差別主義者兼パワハラ野郎の「本日のわるいひと」のシャノンもハマってた・・
で、もし、万一、 シャノンと同類だー偏見だーしゃべつだー半魚人?にも人権をーとか言われたら、
「猫を忘れないで」って言う事にします・・( ̄∇ ̄;      【ユナイテッドシネマ・キャナルシティ】

SHAME -シェイム-
SHAME (11・英)
 
 
(監・脚)スティーヴ・マックィーン (脚)アビ・モーガン
(主)マイケル・ファスベンダー キャリー・マリガン ジェームズ・バッジデール ルーシー・ウォルターズ ニコール・ベハーリー
 
NYの高級マンションに暮らすブランドンはエリートでハンサムな独身男性。しかし彼には誰にも言えない秘密があった。
なんかねー・・やりたい放題な事にすぐ”依存症”と病名がつくのって、どうなの?
(この主人公の事に限らず一般的にね。依存症に限らず他の色んな症状に関してもすぐ病名をつけたがる風潮ってない?
・・んで、つけたらそれで安心してしまう様な・・○○症と言う病気だから仕方ありません・・みたいな・・あくまでも否定じゃなく疑問、ね)
・・って、個人的には思う部分もあるせいか、それをやめられない苦悩に対しては、かなりクールな視線で見ていたかも。
でも、だから、一体何がしたいが為にこの人はこんな風に、言わばどーでも良さそうな事に固執してるのか?・・と言う疑問と興味も。
それは○への愛?絶対に一線越えてはいけない愛・・故に?だから、愛と似たくくりにある、そう言う行為にとらわれてしまうの?
(彼の家庭で一体何があったのか?色々想像しちゃうね;;)
デリケートな心の支配から逃げだし、魂亡くした身体だけが虚勢だけで一人歩きしてるみたい。
例えば、肉食いちぎらずに、****だけ求めてさまようゾンビ・・!(例えがいつもホラーですみません)
****には一体何が入るのか?単に性行為だけでなく、誰にでも思い当たる何かがあるかもしれないよね?
めいっぱいヌードや、やりたい放題エ○放題な現場シーンがあったので、視覚的には絶対にお茶の間では見られないけれど(爆)
どこかとっても寒々とした無機質な感覚が妙に文学的。(笑) カメラワークも好きなタイプだったので、
この監督さんの次回作も観てみたいな、って思ってしまったのは自分でも意外だったわ〜。
ファスベンダー、いいね。ハマり役でした。この内容にハマり役と言うのもなんだかなーだけど(笑)
元からなんとなく品を感じる俳優さんだから良かったのかも。下品な俳優だとキモいだけだろうな。( ̄∇ ̄;
電車内での彼・・いいね〜・・普通だったらマジでドキドキ♪よね?
でも、人って、何考えてるんだか中身が見えないのは恐い、ともかなり思った。(汗)
ブランドンからすると、女性の服がジャマで中身が見えない方が問題なんでしょうが?
マリガンも、奔放でいて弱い女の子を好演。しかし、いきなりスッポンポンで・・ビックリした〜。ボカシなしだし。
ボカシと言えば、ファスベンダーの所も、しっかりボカシなし!
・・かと思えば、違うシーンではボカシてあったり、マリガンよりもたいした事なさそうな女性のをご丁寧にボカシてあったり、
一体、ボカシの基準は何なのか?・・も、謎な作品だったわ。(笑)  【KBCシネマ】

ジェヴォーダンの獣
LE PACTE DES LOUPS (01・仏)
(監)クリストフ・ガンズ
(主)サミュエル・ル・ビアン ヴァンサン・カッセル モニカ・ベルッチ エミリエ・デュケンヌ ジェレミー・レニエ
フランス版つちのこ伝説?(笑)謎の獣の正体は!?
スローモーションや独特なショットで魅せ場も多いが獣の正体についてはアレでOKなの?
永遠にもっと謎なままの方がロマンチックかと。獣にロマンを求めるなと? カッセルが良いぞ!【ユナイテッド・シネマ】

ジェームズ・ディーン物語
JAMES DEAN (01・米)
(監)マーク・ライデル (脚)イスラエル・ホロヴィッツ
(主)ジェームズ・フランコ マイケル・モリアーティ ヴァレンティナ・チェルヴィ エンリコ・コラントーニ エドワード・ハーマン
アメリカのTV映画らしく、DVDでは「DEAN/ディーン」と言うタイトルになっているそうです。
「エデンの東」のシーンから始まるなんて・・最初から涙腺ゆるんでしまいましたよ。(^^;なにしろこれ、私の唯2の1つの号泣映画だったもんで。
彼の父親への想いと主演作が非常にうまくシンクロしていて、J・フランコも、やり場のない感情の機微を上手く表現していて良かったです。
やんちゃかと思えば、ふっ・・と淋しそうな空気漂わせて・・特に一人ぼっちでいる時の雰囲気はすごく本人に似ていて驚きました。
(フランコも名前がジェームズでしたね。今頃気付きました・笑)
彼の主演作の撮影の様子などもしっかりあるので、ファンでなくとも映画好きには楽しめるんじゃないかとも思う。
1つ残念だったのは、ピア・アンジェリ役の女優さんに魅力感じなかった事くらいかな。彼らのロマンスは有名だっただけに・・ね。
【以下、ネタバレあり!】
どこで終わるか・・と言うのは、誰にでも想像はつくとしても;;父親の心情も理解し、お互い和解出来た後だっただけに
(ここ、またまた涙〜)辛かったなあ。一応、事実と推測を混ぜて描いています・・とはあったけど・・。【BS−NHK】

ジェーン・ドウの解剖
THE AUTOPSY OF JANE DOE (16・米)
 
 
(監)アンドレ・ウーヴレダル (脚)イアン・ゴールドバーグ リチャード・ナイン
(主)エミール・ハーシュ ブライアン・コックス オフィリア・ラヴィボンド マイケル・マケルハットン オルウェン・ケリー
 
検視官のトミーと見習いの息子オースティンの元に身元不明女性の死体が運ばれてくる。
それは不可解な猟奇殺人事件の現場から発見されたものだった。

ジェーン・ドウってのは、身元不明で名前が判らないご遺体につけられる名前で、男性だとジョン・ドウになるとの事。
そんな大切な事(!)今まで知らなかったわ。 知ってたのはせいぜいアラン・スミシーくらいよ。(関係ないか)
それはともかく!
ほぼ、父親と息子、と、ご遺体だけで進む物語。(息子のカノジョもいるとは言え)
新米の息子は父親を見て勉強しつつ、一方で歳をとった彼を支えなきゃと言う気持ちもあって、親子関係がとても微笑ましかった。
んで、ジェーン・ドウが運ばれて来る前に、ご遺体の扱いについてのあれこれがあるんだけど、足につけてる鈴がなんとも・・。
そう言うのつけてるってだけで色々想像しちゃって、ぞわぞわと忍び寄るJホラーっぽい恐怖を感じてしまった。
そもそも、派手な悪魔とかなんかより、こうやってただ静かに横たわったご遺体なんて方が恐くて。同じ人間なのにねえ・・すんませんねえ・・。
とか思ってたら! なんと、話はちょっとずつそっち方面(悪魔)に。
なので、以降はまあ普通に悪魔と対決〜と予想してたら、過去に魔女として虐殺された人達が絡んでて
そうだったのね〜!とやたら納得したりで、かと言って解剖屋親子(言い方)には関係ないし、と、
親子の無事とジェーンの成仏願ってひたすらナンマンダー!な状況に。
最後はねぇ・・ やっぱそう言う訳にはいかないのね・・ そう簡単には許してやらないわ!・・ってか?
あれだけメス入れられたりなんだかんだされたのに、皆が来た時にはもうキレ〜イに元通りになってるジェーンがやたらと不気味で美しい。
これこそが正真正銘の「美魔女」ですやん!全国のエセ美魔女、もしくは自称美魔女はひれ伏すがよい!
で、あの鈴の音が静かに・・あぅぅ・・(恐)
やはり怨念系Jホラーの趣・・。怨念系Janeホラーの連鎖はこれからも続くのね・・?
灰色の眼を見開いて横たわってるだけのジェーン・ドウ・・は思いのほかインパクトがあって・・これだけ恐いとは。(私もひれ伏す)
【追記】えっ・・・主演はエミール・ハーシュだったのね!ぜんっぜん気付いてなかった・・!なんで気付かなかったんだろう・・・( ̄∇ ̄;
最近こう言うの多すぎだよ・・身元に気づいてなかった俳優は、これから〇〇〇〇・ドウとでも呼ぼうかしら・・( ̄∇ ̄;  【Amazon】

ジェシー・ジェームズの暗殺
THE ASSASSINATION OF JESSE JAMES BY THE COWARD ROBERT FORD (07・米)
(監・脚)アンドリュー・ドミニク
(主・製作)ブラッド・ピット (主)ケイシー・アフレック サム・ロックウェル ポール・シュナイダー ジェレミー・レナー メアリー=ルイーズ・パーカー
   サム・シェパード ズーイー・デシャネル ギャレット・ディラハント アリソン・エリオット
ブラピがヴェネチア国際映画祭で男優賞を受賞した作品・・と言っても、ジェシー・ジェームズ?誰?西部劇の人?ほほ〜ん?ヽ(。_゜)ノ
・・な〜んて言う人(誰)には今ひとつピンと来なくて、なのに「どうもコレは心理ドラマらしいよ?」って噂をキャッチ、だったら・・と、段々と気持ちが動いて
公開してる劇場探したら、上映時間の少ない事!えーっ?ブラピ主演なのになんで?もしやデップ理髪師にぜーんぶ持って行かれちゃってるとか?(笑)
・・てな調子でほぼ鑑賞を諦めていたんだけど、一日1回きりの上映の終了2日前に、なんとか滑り込み鑑賞出来ました。
なるほど〜こんなんだったのね・・いやぁ〜面白かったです!ジェシーの事なんてなーんも知らんけど(笑)それでも、長い上映時間、全く飽きる事なく
しっかり堪能出来ました。・・と言うか、こんな面白い作品、なんで一日1回しかしないの?信じられない〜勿体ない〜〜〜もう一回観たい〜!
で、私がてんで知らなかったジェシーですが(爆)彼はアメリカではとても有名!なアウトローだそうで・・今までも色んな形で物語が作られているそうです。
初めて彼を知った私には私なりの印象があったけど、それまでずっと彼を知ってた人(もしや崇拝してたりして)には、今回の彼、一体どう映ったのかしらん?
そして、彼を取り巻く仲間達・・。特にボブ・・。史上最大の藤木君・・いやいや、卑怯者・・とか言われてるらしいけど、私には、しばらくの間、ちょっと可哀相な
気もしててね・・若気のいたりと言うか、身の程知らずと言うか、誰もが手中におさめたいと思っている事、でも決してそうしてはいけない事・・の意味、
判断、区別がわからず、何も考えずにやってしまう・・それがどう言う内容のモノであったとしても、もし頂点に立ったとしても、真実は元からそこに
存在していた訳ではない・・なーんて気付いた時には後のまつり・・なんてね。悲しいよね・・愚かな卑怯者の烙印以上に、一生まとわりつくその虚しさ
なので、そりゃあもう当時充分言われて身にしみただろうし、もう歴史に残す位にまで伝え続けなくてもいいじゃん・・って、観終わった直後は思ったりして。
でも、今こうして振り返りながら書いていて感じたんだけど、ボブがなんだかんだ言われていても、このジェシー伝説って、結局彼が居なければ、
こんなに強烈に存在し得ないよねぇ・・とも思っちゃって。ああ、もしかしたらみんなは案外、あの卑怯者も、ジェシーと同じ位認めてるんじゃないのかな?
殆どの人間って彼と似たり寄ったりなトコあるだろうし、そんな弱さを誰も否定出来ないだろうしねぇ・・見たくないモノでも本当は見ずにはいられないみたいな
そもそもジェシーを義賊に祭り上げる感覚からしても、元々似たり寄ったり、要するに彼らをひっくるめて、愛を感じてるんじゃないかと・・(笑)
一応ジェシーが中心ではあるけど、本当の主人公はケイシー演じたロバートであった気もするし、ジェシーを取り巻く仲間も1人1人みんな興味深かったです。
そー言えば、久々にサム・ロックウェルが出ててねぇ〜!でもさ、あの卑怯顔が、なんとなんと、今回はいつもとチト違う!
いや、彼の顔は別に変わってないと思うけど、今回は彼の笑顔が一味違う!超気まずい場をちょっとでも和ませようとする笑顔がねぇ・・
殆どひきつり笑い、オバカ笑顔だったかもしれませんが、もう、見てる私には一抹の救いでね。全く、彼の顔にこんなに頼ってしまうなんて
想像だにしなかったわ。・・今まで、卑怯顔と言い続けた私を許してロックウェル!
・・と、そんな卑怯顔のロックウェル(まだ言っとるやないかい)に救いを求めてしまった程、場はピリピリと緊張してまして・・(汗)
いやもう、ジェシーがねぇ〜つかみドコロのないキャラでね〜
食事シーンとか、訪問シーンとか・・彼がそこに居るだけで、背筋にチカラ入りますから〜。こんなんに平気なのはきっとアンジーだけですから〜(関係なし)
あの、超有名らしいけど私は全然知らなかった(爆)クライマックスシーンなんてもう思わず、お*ら*してしまいそうなくらいの緊張感で・・(謎)
カメラワークの素晴らしさとか映像的なモノもあるけど、あのシーンだけで、ジェシーやボブの内面の葛藤など色々な解釈が出来ると思うし、
(イメージが一人歩きしてしまってるジェシーに関しても感じる事がいっぱいあったんだよね・・どんな時でもコレが自分だ!と不安なく言えるだろうか?)
いやぁ・・これは本当に語り継がれるだけあるよねぇ・・って、改めて思ったよ。
演じてるブラピ、もうすっごく良かったです!今までブラピと言えば「ファイト・クラブ」でしかシビれた(死語)事もないんだけど、今回は「ファイト・・」に
勝るとも劣らない堂々かつ繊細な演技で、トシいった分、重厚さもサル度も増して、素晴らしく謎なカリスマ野郎!!を作り上げていました。
案外彼は、ハリウッド・アクション系よりも、こんな繊細な役の方がしっくりくるんじゃないかとすら思ってしまう程のハマり役。素晴らしかったです。
(考えてみれば、「ファイト・・」も今回のも、カリスマ野郎<偶像>と言う意味では似たものがあるよね?彼の私生活もオーバーラップしたりして?)
そして、卑屈な勘違い野郎を演じたケイシー・アフレックも好演。ブラピ・オーラのエジキになる事なく大変良かったです。
その他の役者もとても良かったし、彼らの不安定な心情を包みこんでいるのか無視しているのか、常にただ移り変わるだけ・・の季節もとても美しく、
悲しかったなあ。映像と言えば、重苦しい雲や、前半、カラになった部屋の中を次々に写していくショットが特に印象的でした。 【ユナイテッド・シネマ】

シエスタ
SIESTA (87・米)
(監)メアリー・ランバート (脚)パトリシア・ルイジアナ・ナップ
(主)エレン・バーキン ガブリエル・バーン ジョディ・フォスター マーティン・シーン イザベラ・ロッセリーニ ジュリアン・サンズ
赤いドレスがすごく印象的!過去の彼女が黒い服なのと対照的で(他の人も無地の黒っぽい服だよね)その赤いドレスの(時に破れた)
裾をひらひらさせながら、たいていどこかに向かって駆けてるんだよね・・その危ういシチュエーションと浮遊感がとても良いです。
彼女がああ言う仕事をしているのも、物語の重要なポイントで面白かった。ラスト・・こう言うのって今ではそれ程新しい物ではないんでしょうが
それにしても「ああ!」って思わず声を出してしまった。(^^;なんかね、すごい叫びがあったの・・すごく胸をしめつけられたわ・・(T_T)
・・人間の心とか想いって・・何なんだろう?とか色々・・。似た様なラストの他の(有名な)作品では、こんな事は全然なかったのにね。
「あ、そう」程度で。(笑)それ迄の展開が、たまに突飛な事があるのを除けば、割と淡々と描かれていたので、クライマックスからの急なスピードが
すごく効いていたと思う。実はこの作品は、昔から(多分公開時)ずっと気になりつつも、エレン・バーキンの艶かしい表情が印象的過ぎて、
自分には大人過ぎる映画かな?(どう言う意味?)とか思ってるうちに年月が経ってしまった作品で。(笑)当時は劇場に行けなかった、と言うのも
あったんですが。でも、某Mさんから大好きな作品だと聞いて、過去が蘇り(笑)今頃やっと鑑賞した次第。^_^;
時間がなかったので一回しか見れなかったけど、又いつかもう一回見てみたいですね。どこからどこ迄がどうなのかな?とか(意味わからんね?・笑)
考えながら見るのも面白そうなので。なんか、ずっと心に残る作品ですね。いや、残ると言うより、ひっかかる、って感じかな。
この「感覚」に捕まった、って感じ。 理屈じゃない部分に染み入る作品〜。
赤いドレスのデザインがシンプルで素敵で、彼女の金髪に似合ってたけど、ヘアカットしたあの髪型は昔風?今どきには見ないよね?(笑)
ジョディは思ってたよりも(当り前だけど)大人っぽく、マーティンは懐かしくて・・そうそう、こんな声、こんな喋り方だよねーって可笑しかった。【ビデオ】

ジェニファーズ・ボディ
JENNIFER'S BODY (09・米)
 
 
(監)カリン・クサマ (脚・製作総指揮)ディアブロ・コディ (製作)メイソン・ノヴィック ダニエル・ダビツキ ジェイソン・ライトマン
(主)アマンダ・セイフライド ミーガン・フォックス ジョニー・シモンズ J・K・シモンズ エイミー・セダリス アダム・ブロディ
美人で派手好きなジェニファーと地味で内気なニーディは幼馴染の親友同士。
ある日地元のライヴ会場で火事に巻き込まれた二人だったが、
バンドのイケメンに誘われたジェニファーはそのまま彼らについて行ってしまい・・

学園ホラーと言うので一応予告画像はチェックしていたんだけど、これの印象が強かったせいか(ジェニファーの舌の画像)
彼女しか記憶になかった・・ら、アマンダが出てた〜。・・と言うか、アマンダが主役でした。
男好きしそうな美人のジェニファーとは正反対の、アマンダ扮する真面目で地味なニーディがいかにも定番少女漫画風で可愛いかった。
まず最初に、某所でのああ言う行動を見せて貰ったのもあって。
まあ、こんな二人が親友と言うのも、昔からありがちでわかり易すぎるけど(笑)
後に描写されるキケンな香り?とか見ると、女の友情(なの?)って恋愛より難しそうだな〜とかもなんとなく。
ジェニファーの人間離れした変化を怪しく感じるニーディ・・。なんか、とっても困ってる表情(←可愛い)なんだけど
何が起きてるのかわからなさすぎて(そりゃそうだ・笑)たいして何もしなかったりして。(オイオイ)
特に最初に目の当たりにしたジェニファーの嘔吐・・!ひゃ〜・・あれすごいね・・(^^;
一体何が出てきたのかよくわからんけど、とにかく量がすごい。
1年分の便秘が解消したくらいの・・いや、便秘は上からは解消したくはないけど。(失礼しました)
で、ニーディちゃん・・いくらなんでもあれは異常やろ・・どう見ても、様子をみる範囲越えとるって。(笑)
そんなこんなで人間離れしたジェニファーに振り回され(恒例、ざっくり粗筋)
少しずつ、女性の魅力(?!)を増していったニーディちゃん。その魅力が冒頭の某所でも・・(笑)
・・でもそれで終わらず、その後があって・・それこそが集大成?!そのエンディングの映像〜雰囲気はとっても好みでした。
それまでの映像〜雰囲気よりずっとホラー。 最初のライヴよりもライヴ感があったわ。 【BS】

シェフと素顔と、おいしい時間
DECALAGE HORAIRE (02・仏)
(監・脚)ダニエル・トンプソン (脚)クリストファー・トンプソン
(主)ジュリエット・ビノシュ ジャン・レノ セルジ・ロペス
殆どが、主人公二人のカケアイ。舞台も限られてる。一応ラブコメみたいだけど、たいしたアクション(?)もない、
こんなのツマンナ〜イと言う方もきっといるはず?(笑)でも私には面白かったワ〜♪
ビノシュ演じるローズにすごく好感が持てたからかな?ちょっと優柔不断だけど、優しく可愛い人だと思った。
頑張って手に入れた『今の自分』を、心から認め一緒に喜んでくれる人がいないって、淋し過ぎるよね・・。
足止めをくらった時間に、彼女は散々な過去を捨て、彼は今まで見ない振りをして来た大事な過去を拾う・・。
彼女が彼に言い放った「あなたの人生は**と**だけで終わるのね」(注:字数関係なし)など、ちょっとしたセリフにピリリと痛いものを感じたりも。
フランス語が分かれば、もっとクルんだろうな?突っ走るのもいいけど、たまには一息入れるのもいいのかもね。自分を客観的に見る事、忘れてるしね。
彼の作る仔牛肉のソテーの美味しそうだったこと!ああ、この美味しい肉・・いや幸せな時間を奪わないで〜!
性格も仕事も現在も過去も、何もかも反対な二人なのに・・悪態つきながらも惹かれあう不思議。
そして、映画が終わった頃には、私までなんだかホンワカ・・幸せな気分になれた不思議。
ローズの彼氏、「ハリー、見知らぬ友人」のハリーでした。こんな所に!(゜◇゜)~やっぱアブナイ性格でした。(笑) 【KBCシネマ】 

シェラ・デ・コブレの幽霊
THE GHOST OF SIERRA DE COBRE (64・米)
 
 
(監・脚)ジョセフ・ステファノ
(主)ダイアン・ベイカー マーティン・ランドー ジュディス・アンダーソン レナード・ストーン
 
建築家兼心霊調査員のオライオンは盲目の資産家マンドールから「死んだはずの母親から電話がかかって来るので調べて欲しい」と依頼される。
TV(探偵ナイトスクープ?)で、世界一恐い伝説のホラー!って紹介されたらしい? ・・と友達から聞いてずっと気になってた作品が
な、なんとアマプラにあったとは!ホイホイ飛びつきましたよ。(笑)
しかし思ってたよりも昔の作品ではなかったな。伝説のホラーなんて言うから、もっともっと昔かと。(^^ゞ
で、シンプルに驚かすだけのいわゆるお化け屋敷系かと思ってたけど、ちゃんとストーリーもあって(当たり前か?失礼しました)楽しめました。
ただ、字幕が次に移るのが速すぎて(全部読む前に替わる)読みづらかった所が多々。その度に少し戻して読み直し・・(@_@)
そんな事もあったせいか、会話がイマイチ何言ってるのかよく解からない所もあったかな。(理解力がなかっただけ?汗)
冒頭、一瞬、墓場?と思ったら街の風景・・そしてそれらを飲み込む海・・の不穏さ・・ 
や、霊を祀る場所や家の中の様子など、どことなく静かに不安を煽る映像が印象的。
でも一番恐かったのはやっぱり女性の声かな・・。時々顔を現す幽霊は割とフツーの顔なので(笑)
と言うか、貞子級じゃないので全然平気だし、思わずニッコリと余裕かましたくなったくらい。(笑)
物語の方は・・ 昔は何かと古き良き時代とか思ってしまうけど、病んでる所は病んでたのね。(汗)
なんだか奥さんが一番気の毒だったわ。 色々と最初はあまり恐がる様子もなかったけど、
冒頭、新しいお手伝いさんを見た時の様子が変だったのはそう言う訳だったのね・・とんでもないな母親・・!(汗)
てか、あの人「レベッカ」のダンヴァース夫人じゃ? って思ったら、やっぱりそうだったわ。
ジュディス・アンダーソンって女優さんなのね。個性的でいいね。当時活躍されてたのかな?
世界一恐い!ってのはやっぱりその時の売り文句だったのか、それともめったに見られない作品だったので大袈裟になったのか、
それとも当時リアルタイムで見てしまった人達の素直な感想だったのか、
自分も昔リアルタイムで見た「世にも奇妙な物語」の「噂のマキオ」ってのがめっちゃ恐くて、恐すぎ〜〜と騒いだくせに、
去年くらいにたまたま再放送があって見たら、それほどでもなくてさ・・(笑)なんかそう言うのってあるよね?
その時にめちゃ恐かった、ってのは本当なんだけど。 何にしても、見る事が出来て良かった。ありがとう、アマプラ。   【Amazon】
 

GERRY ジェリー
GERRY (02・米)
(監・脚・編集)ガス・ヴァン・サント (脚・編集)マット・デイモン ケイシー・アフレック
(主)マット・デイモン ケイシー・アフレック
退屈と噂には聞いていたけど、ヴァン・サントだし、なんかイイかも〜?マットも出てるし〜とか思ってレンタル。
うわぁ〜・・最初から〜・・同じシーンが・・長い・・し、そう言うのが何度も・・。
1週間の疲れが出る金曜日の夜に鑑賞したもので、途中、2度ほど一瞬意識を失ってしまった;;
でも、はっと目覚めても、場面変わってないし。_(T▽T)ノ彡☆
それにしても、一体彼らは何故何の為にああ言う”ハイキング”を?
見てたらさ、なんかちょっと「2001年宇宙の旅」を連想したよ。何故だろう?
2人の行き先も理由も不明でさ、でも2人を見ていると、ああ、人ってみんなこうやって何かを探して、何かを望んで、
でも度々失敗しながら、そして何かを期待しながら、生きていってるんだよね・・とか、な〜んとなく思ってさ、
でも2人がそのまま自然に吸い込まれて行く様にも見えて、そこから「2001年宇宙の旅」思考にまっしぐらさ〜脳みそ半分レムまっしぐら?(汗)
まあ、お話はともかく(笑)映像は詩的でとても美しかったです。半開きの眼でも、その美しさは堪能しましたよ〜。
ついでに、ケイシー・アフレックがアイカタとは知らず・・あれっ?彼って意外とイケメンじゃん!
とか思ってしまいましたとさ。(笑) ではおやすみなさ〜い。 【DVD】

ジェリーフィッシュ
MEDUZOT / JELLYFISH (07・イスラエル=仏)
 
(監)エトガー・ケレット シーラ・ゲフェン (脚)シーラ・ゲフェン
(主)サラ・アドラー ニコール・レイドマン ゲラ・サンドラー ノア・クノラー マネニータ・デ・ラトーレ ザハリラ・ハリファイ
行方知れずな老人たちの話をしながら・・の調査票の紙の船にはちょっと驚いた・・すごい感性。
それと、バディアの幼い頃の記憶の海・・が、まるで自分の幼い日の映像の様に(注:親の言い争いなどはないよ)とても胸に響いた・・
・・そうよ・・こんな感じじゃなかった?とか。浮き輪を取らないで!とばかりに、叫びと手で拒絶する少女のしぐさが可愛い。
で、あの詩を書いていたのは・・どっちの女性?;; 【BS】

ジェレミー
JEREMY (73・米)
(監・脚)アーサー・バロン
(主)ロビー・ベンソン グリニス・オコナー レン・バリー
何の事はない青春ラブストーリーだが、あの部屋のシーンがすごく印象的で・・外は雨・・・雨ですよ〜・・・(*/∇\*)キャゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ【TV】

潮騒
LE HASARD ET LA VIOLENCE (74・仏)
(監・原)フィリップ・ラブロ
(主)イヴ・モンタン キャサリン・ロス リカルド・クッチョーラ
犯罪心理学者の主人公がある女医に恋をした事から巻き込まれる暴力事件・・海の中でのラブシーンだけ異常に印象的で。(笑)【映画の会・上映会】

シカゴ
CHICAGO (02・米)
(監)ロブ・マーシャル (脚)ビル・コンドン (音楽)ジョン・カンダー ダニー・エルフマン
(主)レニー・ゼルウィガー キャサリン・ゼダ=ジョーンズ リチャード・ギア ジョン・C・ライリー クイーン・ラティファ
私は、特にミュージカルが好きと言う訳ではないのですが、舞台関係の映画には何故か惹かれてしまいます。
これもボブ・フォッシーの舞台の映画化と言う事で、肌に合わないハズがない、って感じ。(笑) あの大好きな「オール・ザット・ジャズ」を、
更にゴージャスに、皮肉と開き直りてんこ盛りで展開する歌と踊りの素晴らしさ!
特にお気に入りは、監獄での女囚達、ここでのキャサリンは絶品でした。今まであまり魅力を感じてなかった女優だったけど、さすがに舞台育ち、
水を得た魚と言う感じで素晴らしかったです。(ヘアスタイルも良い。)それと、ギアとレニーちゃんの腹話術の所も面白かった♪ホントにお人形さんみたい。
ドラマの部分も面白かったけど(レニーちゃん、いつもより可愛いかったね。メイクのせい?やっぱ女優〜・笑)やったもん勝ちのシカゴの
恐さ&魅力が分かるエピソードがもう1個くらいあっても良かったかな。いや、あのロキシーの旦那に関してはチト気の毒ではあったけど、所詮は生きる方向、
求める幸せが違ったんだし・・汗。 何はともあれ、歌と踊り!高揚感バリバリになる、何度でも観たくなる魅力的な作品でした! 【ユナイテッド・シネマ】

四月怪談
(監)小中和哉
(主)中嶋朋子 柳葉敏郎 角田英介 山口果林
大好きな大島弓子漫画の映画化。ちょっと漫画以上に漫画チックな所もあったけど;でも、主役二人には大満足!だし良かったです。
クライマックスではやっぱり涙。自分には何が必要なのだろう?何だったら自分を引き戻す力となってくれるだろう?  【TV】【ビデオ】【DVD】

四月の魚
 (86・日本)
 
 
(監・脚・編集・企画)大林宣彦 (脚)内藤忠司 (脚・原作)ジェームス三木 (音楽監督)高橋幸宏
(主)高橋幸宏 今日かの子 赤座美代子 入江若葉 泉谷しげる 丹波哲郎 四禮正明 三宅裕司 峰岸徹 ジェームス三木
 
有名女優を妻に持つスランプ中の映画監督・根本は今は自宅でフランス料理ばかり作っていた。
そんなある日、昔CM撮影で訪れた海外の島の酋長から4月1日に自宅を訪ねたいとの手紙が届き・・

たまたまラジオで昔の曲をやってて、高橋ユキヒロの「ポワソン・ダヴリル」がかかって、
「フランスではエイプリルフールに魚の形のチョコを贈るそうで、これは映画"四月の魚"の主題歌でもあります」って言ってて、
あ、そう言えば録画しとるわ!・・と思い出し、丁度今四月だし、と慌てて鑑賞。
高橋ユキヒロ主演ってだけで録画してた私は隠れファン?(^^ゞ
そして今、その音楽が脳内をぐるぐるしてて・・止まらなくて・・
"ウナギ風呂の美女"の気持ちが少し理解出来つつあります。(←四月の魚まみれと言いたかったらしい)
でもさ、ユキヒロさん昔こう言うのに出てたんだね。なんかフシギ〜。
・・て、コレ大林監督じゃん・・。ええ〜・・フシギ〜〜(色んな意味で・・笑) 自分は全然知らなかったけど一般的にはどうだったの?
それと、ユキヒロさんと幸宏さんの使い分けはどうなん?(追記:1980年前半まではカタカナ名だったらしい)
それはともかく!ユキヒロと幸宏はおいといて!(笑)
まず目を引いたのが、なつかしの80年代ファッションのインゲボルグとピンクハウス・・!それぞれ、女優の奥さんと女優の卵の女の子が着てて、
当時のファッションは主張がハッキリしてて面白いな〜・・でもあの髪形はなぁ〜・・あのもっさりやめたらイマドキでもOKでは?
とか、つい、イマに合わせて色々想像してしまったわ。
後で知ったけど、幸宏さんがデザイナーをつとめるBricks-MONOってブランドのもあったらしい。それは知らなかったな・・なんかごめん( ̄∇ ̄;
それから、お家〜インテリアがとっても素敵♪ フレンチカントリー風で現代だと割と見るタイプかもだけど、
それでもイマでも充分通用するし参考にしたくなるレベル。 80年代でコレって相当オシャレだったんじゃ?
で、物語は・・ドタバタラブコメ。
女優の卵の女の子の成りきり妻っぷりにみんなが引っ張られる(振り回される?)・・みたいな・・昔こう言う系ってよくあった様な・・むず痒さ。( ̄∇ ̄;
女の子が性について羞恥心無くあっけらかんと語ったり、男性の前で平気で全裸になって着替えたり(理由付けはしてたけど)
わあ〜80年代っぽい〜〜しかも負の遺産部分〜〜!?・・って思ったし(爆)
(↑当時、最先端でイケてる女性は性に関してもオープン!ってマスコミやドラマ等でやたらと煽っててキモかったし)
海外の島の風習で自分の奥さんを相手に提供する、なんてのも、それって笑えるネタなの?てんで面白くないんだけど?・・って思ったし(爆)
ラストも・・え?何?結局そっち?嘘から出た実?タイトルからしてそこが落としドコロ?
でもアンタ(幸宏さんでなく根本に対してアンタ呼ばわりね!)妻が大事でそんな計画立てたんじゃ?え?結局嫉妬してただけ?
自分のプライドが一番大事・・とか? ・・な〜んて、どっちつかずな気持ちになってモヤモヤ。
後で知ったけどコレ、製作後すぐには公開されず、二年後?にやっと公開されたとか?何があった?!
原作(脚本も)がジェームス三木・・(ちょい出演も)・・へぇ〜・・だからそう言う雰囲気の物語?・・と勝手に納得しつつ、
そう言えば昔なにやらやらかしたよね?公開が遅れたのはその影響?(知らんけど)と気になったり。(^^;
それから、大林監督や幸宏さんのお兄さん、そして細野晴臣もちょい出してるらしい?・・それはすごいな。三木以外は全然気づかなかったよ。( ̄∇ ̄;
で、主演の幸宏さんですが・・ まあ、頑張っておられたのでは・・( ̄∇ ̄;笑  結構長まわしもあったし、その意味ではね。
料理のシーンが一番多かった様に思うけど、ご本人も料理が好きなのかな?それか、あの年代の女性から男性への要望の形とか?
妻役は赤座美代子・・さすがに演技は良かったけど、幸宏さんとの雰囲気が合わなさ過ぎて・・逆にレアかも?(笑)
女優の卵の女の子は出演者名の所に「新人」と書かれてた。昔の映画ではそう言うのわざわざ書かれてたよね、なんでやろ?
これから売り込むから頼みまっせ!・・て感じ?(テキトー) けど、この女優さんは全然知らなかったなぁ。
で、あの年代に沢山いたアイドルっぽい容貌だったけど男ゴコロをくすぐりそうな小悪魔っぽくもあったし、
何より堂々と役をこなしてて期待大な感じだったのに、これしか映画に出てないとか?
何があった?!そっちのが気になり出した・・あの髪形のせい?(違)
三宅裕司は・・なんなん・・(ついて行けず笑) 丹波哲郎も出てたわ。懐かしいなぁ・・嫌いじゃない。(笑)
そして泉谷しげるが・・若い・・若すぎて何か物足りん・・(≧▽≦)  【CS】
 

四月の雪
APRIL SNOW (05・韓国)
(ーー;)
(監・脚)ホ・ジノ (脚)シン・ジュンホン
(主)ペ・ヨンジュン ソン・イェジン イム・サンヒョ キム・クァンイル チョン・グックァン リュ・スンス
退屈でした。はぁ〜・・どうしちゃったの〜ジノ監督・・。こんなぶりっこドラマ、○流ドラマだけで充分じゃ?( ̄∇ ̄;)
いかにも、純愛みたいに語ってるけど、優柔不断な男女がプライドと淋しさで
相手の中の自分を慰めてるだけにしか見えん。
誰が言ったかフランス映画みたい〜・・って・・どこが!不倫なら、長シーンなら、言葉少なければフランス映画ですかぁ〜?
ダラダラウダウダ・・フランス映画だったら、最初からバッサリ!だよ。こんなウジウジで2時間もつぶさないって。( ̄∇ ̄;)
誰が言ったかオトナの映画、誰が言ったか映画好きの為の映画・・(〜_ーメ) みんなまとめて斬ってやるぅ〜_(T▽T)ノ彡☆
LOVEシーンもなんだかなぁ〜・・手首からヒジまでが異様に太い4って・・全く繊細さに欠け愚鈍な雰囲気しかない。せいぜい綺麗だったのは、
イェジンちゃんのブラからのぞいてた清潔なお色気くらいだったわ・・。(私はオヤヂか!)
すっかりその気なペ・4ジュン!が、私には全然ダメでした・・予想はしてたけど・・でももっと演技に幅があるかと少しは期待してたんだよ・・いやホント。
なのに、何かと言うと暗ぁ〜く座り込んで手元見つめて・・はあ・・またそのポーズ?じゃなければ、ジトォーーーっ(──__──;)って
イェジンちゃんをなめるように見つめてるだけ・・。で、たまに「はぁ〜ん」と例のあのため息・・ まいったな〜・・( ̄∇ ̄;)
その繰り返しでアナタの心の機微を察知しろと?( ̄-  ̄ )ふ
理性では止められない不倫の恋におちていく様々な葛藤・・自己発見や相手への思い、そして妻に対する感情の変化・・
ココロの中の叫びがどれも希薄で底が浅い。頑張って演じていたのはせいぜい最初の方のやり場ない怒りくらいじゃ?
これは演出のせいなのか?4の力不足のせいなのか?それとも単に彼の演技が私の感受性とは相性が悪いだけなのか?
見ようによっちゃ「冬ソナ」みたいに爆笑もん!なんだけど、そこで笑うのもさすがにジノ監督に失礼かと思い(汗)一生懸命主人公2人の気持ちを
理解しようとつとめたけど・・うう〜・・そうね、一箇所だけソヨン(イェジン)が大声で泣く所があるの、そこだけはね、ちょっとウルッ・・と来たのよ。だって
ずっと1人で悩んでいたソヨンだったからね・・そうよ・・泣きなさい・・思い切り泣いて全てを吐き出さないといつか芯から壊れちゃうよ・・ってちょっとジンワリ・・
ところが・・背後からインス(4)の影が〜。_(T▽T)ノ彡☆あんた、いいから来なくて。呼んでないから。誰も出番待ってないから。_(T▽T)ノ彡☆
だいたいあんた、妻の不倫発覚するかしないかのうちに、もう彼女をストーキングしてなかったぁ〜?(¬¬)見てたわよ!
黙〜ってのそ〜っとイェジンちゃんの横に座る所とか、まじキモ・・!
てか、なに?!(ーー;)
酔った勢いとはいえ、彼女の部屋にずーずーしく上がりこむ所とか、正直ヒイたよ。・・
てか、なに?!(ーー;)
そんなワケワカメなイッちゃってる主人公インスには何も共感する物もなく・・と言うか、
マジでこいつヤバくないか?
100歩譲って、結ばれる事のない男女の悲哀を意識しても・・って、ちゃっかり簡単に肉体は結ばれてましたけどーー!(オイオイ)
ま・・まあ何にしても、
最初っから妻にはたいして愛もなさそうだったインスの自己愛〜女好き〜他力本願ぶりをダラダラ見せられただけと言う印象だし
そこまでして
「いい人ぶりっこ」したい彼には不信感しか残らなかった。登場人物が殆ど主人公のみ・周囲との絡みもないに等しいこんな作品では
やはり主人公に魅力がないとかなり苦しい。・・トドメはキス・シーンのアップ!!
どひゃ・・( ̄∇ ̄;) スクリーンって迫力あるなぁ〜・・ゞ( ̄∇ ̄;)
予告編ではとてもいい雰囲気だった音楽(だから期待もしたのよね・・)も、効果的に使われていたとは思えない。
最後・・歌詞がついてるんだよ〜・・運命だの純愛だの・・( ̄∇ ̄;) はっはっはっ・・・・( ̄-  ̄ )ふ
【以下ネタバレ・・と言っても、ネタは配偶者の生死くらいかな。他は予告編以上のモノはない様な・・(汗)】
なんか悔しいから、ネタを搾り出して書きます。_(T▽T)ノ彡☆
ラスト・・あの同乗者はソヨンなんですかね?声がイマイチ判らなかったけど、言葉遣い(字幕)が丁寧だったので妻ではない・・よね?と言う事は、
ウダウダウダウダウダウダウダウダしてた挙句に、インスはソヨンと一緒になったのかしら?
まあどうでもいいですが・・だって、あの夫にあの妻あり・あの妻にあの夫あり・・程度にしか見えなかったし。
四月の雪は積もっても、私の心には何の感動も積もりませんでした。<( ̄∇ ̄)ゞゴメリンコ〜♪ ジノ監督、次回作に期待。【ユナイテッド・シネマ】

私家版
TIRE A PART (96・仏)
(監・脚)ベルナール・ラップ (原)ジャン・ジャック・フィシュテル
(主)テレンス・スタンプ ダニエル・メズギッシュ マリア・デ・メディロス ジャン・クロード・ドレフュス
割と短めで淡々と進んで行く作品だけど、展開に無駄がなく私好み。主人公のテレンス・スタンプ・・やっぱり良いね〜!
この品位と風格は何なんだ?(* ̄∇ ̄*)左利きでペンを持つ様は、上品過ぎてちょっとカマっぽくもあったけど。(゜_。)☆\(--;)
うちに秘めた燃えるような復讐心を、静かに、何事もない様に進めて行く主人公・・クールこの上ない。ラスト、破られた写真、電話・・
すぐにエンドロールになるけど、余韻の残る作品でした。「デリカテッセン」の肉屋のオヤジも出てたわ〜。(いい加減名前覚えろ)
最近はやたら説明的だったり、暴力とかエ*とか、そんなのが溢れてるサスペンスが多いので、こう言う作品を見ると嬉しくなります。【ビデオ】

自虐の詩
 (07・日本)
 
 
(監)堤幸彦 (脚)関えり香 里中静流 (原作)業田良家
(主)中谷美紀 阿部寛 遠藤憲一 西田敏行 カルーセル麻紀 ミスターちん 金児憲史 蛭子能収 島田洋八 松尾スズキ 
   竜雷太 名取裕子 斉木しげる 佐田真由美 Mr.オクレ アジャ・コング 業田良家
 
大阪のひなびたアパートに暮らす元ヤクザのイサオと内縁の妻の幸江。
周囲は、乱暴者のイサオに振り回される幸江を見かねて別れる様にすすめるが・・

最初の方はひたすら幸江が頑張るだけでイマイチ面白くなかったんだけど、後半の回想で涙・・。
なんかこう言う展開は反則だなぁ〜・・と思いつつも。
そうよ、早いうちから気づいてたよ、幸江が色んな人に愛されてるのは。
何かを手放して何かをつかむ・・。某五輪二連覇金メダリストを思い出すわ。はっきり言えばゆづだけど。(またかい)
でも、涙しておいて言うのもナンだけど、イサオがなんで働かなくなって、なんでちょっとの事ですぐキレてちゃぶ台返しして、
幸江の気持ちとせっかく作ってくれたご飯まで台無しにするのか(文字通り?)その辺は全然解らなかったな〜。
最初、あんなに愛情示してたくせにね〜。釣った魚には餌はやらないみたいな、ただの卑怯な戦略男にしか見えなくない?
言わせて貰えば、最初だってストーカーやし。(爆)
まあでも幸江は救われたって思ってるからねぇ、事実、まともに人生歩み直せてたしねぇ、幸せいろいろ・・やしねぇ。
それはそうと、似たような不幸を背負ってた熊本さんはワイルドでインパクトあったわ。
一生懸命作ったお弁当や、五円玉をたくさん繋いだお守りとか、回想で涙したのはこの辺りだったし、やっぱイサオあんまり関係なかったかも。(笑)
熊本さんが、ワールドワイルド・・じゃなくて、ワールドワイドな感じに変身してたのは良かったな。
田舎の狭い範囲の価値観なんて取るに足らない、所変われば価値観も変わるっしょ、・・を体現してハッピ〜♪はアッパレ。
監督は堤幸彦。・・にしてはいつもよりギャグは抑えめで、この物語にはちょうどいい塩梅だったかな。
主演の中谷美紀は嫌われ松子とカブりそうだったけど、それも見越しての配役?どっちが先?でも今回の地味さのがキレイに感じたわ。
西田敏行も自分が見たかった西田敏行だった。(どういう意味・・笑) 西田のお相手が名取裕子なのもなんか時代感じたなあ。
そして遠藤憲一がきゃわたん♪(笑)      【Amazon】
 

ジグソウ:ソウ・レガシー
JIGSAW (17・米)
 
 
(監)マイケル・スピエリッグ ピーター・スピエリッグ (脚)ジョシュ・ストールバーグ ピーター・ゴールドフィンガー 
(製作総指揮)リー・ワネル ジェームズ・ワン 
(主)マット・パスモア ローラ・ヴァンダーヴォート カラム・キース・レニー クレ・ベネット ハンナ・エミリー・アンダーソン 
   マンデラ・ヴァン・ピーブルズ ポール・ブラウンシュタイン ブリタニー・アレン ジョサイア・ブラック トビン・ベル
 
伝説の猟奇殺人犯”ジグソウ”を思い起こさせる死体が発見された。しかしジグソウことジョン・クレイマーは10年前に死んだはずなのだが・・
SAWシリーズ・・ 数年前にやっと終わってホッと一息、平穏な日々を過ごしていたのに・・
レガシーとな?もう一花咲かせたいと?( ̄□ ̄;   咲きました・・(´-∀-`;)確かに・・ラスト・・(ネタバレか?笑)
ああ、そっか・・そう言う事か・・・・・騙されたわ・・(爆)
・・って、前と似た様な手口じゃん〜・・なのにまた騙されるなんて〜〜バカバカ〜自分のバカ〜!
あ〜悔しい〜〜まるでオレオレ詐欺に何度もひっかかってるみたいやん〜( ̄∇ ̄;
まあ、すっかり騙された自分のマヌケっぷりは置いといて(笑)それなりに楽しめたけど、物語としてのインパクトは今一つだったかな。
全体的にどことなく何かが生ぬるいと言うか(←騙されたくせに言うか〜笑)
いや、色々言っても、やっぱりSAWにはとりあえず期待してしまうしさ;;(←パブロフの犬、ビョーキ、操り人形・・)
拷問器具も最後の♪開け開けチューリップ♪(やっぱネタバレ?笑)以外にもなんか目新しいモノがあったら良かったのにな。
でも久々のSAWシリーズは、何だか昔の友達にでも会ったかの様で、
(今回のキャストも女性検視官?はちょっとアマンダ似、男性の方はゴードンやホフマンに見えたりして。)
たまにはいっか、と言うか、もうここまで来たら、次何があっても覚悟は出来てると言うか。( ̄∇ ̄;
パンフに、1秒でわかる!と言う以前のソウの説明があって、ホントに一秒でネタバラシしてて爆笑したわ。(≧∇≦)
【以下もガッツリ、2秒くらいでネタバレしてます!未見の方は読まないでね】
前にも似た様なやり口の展開あったと思うんだけど、
てっきり普通に話が進行してるとばかり思ってたら、ジグソウが出てる所だけは過去の話だった・・と言う・・ね。
でもさ、発覚してない事件があるかもって言ってたのが、まさしくあの終わりの方の二人の事だったとして、
ジョウゴみたいな器具を、あやつが「それは使われてない」って言ったけど、黒人男性がそれで殺されたよね?
その人は見つかってたよね?あれ?どこか勘違いしてる?
あ、単に現場が発覚してなかったからその器具も見つかってなかった、ってだけの話?
それも混乱させる為の会話だったのかな?混乱してるの私だけ?(←完璧に混乱しとるやないかい)
男性監察医?(検視官?どう違うのか?汗)の背中の傷は絶対戦争じゃなくて拷問の跡だと思って、
それはビンゴだったけど、そこで安心して思考が止まってしまい、犯人だ!とまでは大声で言えなかったのが痛恨のミス。
何はともあれ・・編集さんお疲れ様です・・( ̄∇ ̄;     【ユナイテッドシネマ・キャナル】 
 

JIGSAWシリーズ(リリース順)
JIGSAW ジグソー
OCCHI DI CRISTALLO (04・伊=スペイン=英)
(監)エロス・パグリエリ (脚)フランコ・フェリーニ エロス・パグリエリ ガブリエラ・ブラッシ (原作)ルカ・ディ・ファルビオ
(主) ルイジ・ロ・カーショ デシスラヴァ・テネケディエヴァ サイモン・アンドリュー カルメロ・ゴメス ルシア・チメネ ユウセビオ・ポンセラ
ちょっと「セブン」を思い起こさせる猟奇殺人・・最初の音楽ではゴブリンも思い出さされ、結構グロい描写にイタリアを感じる。(笑)
モチーフとしては島田荘司の某小説なんかも連想。過去の孤児院などはそそられる物もあったけど、映像がグロい割には物語は何故かさらりと薄味。
それもこれも、どこか昭和の爽やか系俳優だった広岡瞬似の主人公のせいか?しかし私には、彼の顔立ちはちょっとお笑い系に見えて・・(^^;
犯人の意図はよくワカラんかったし(目的以外にも色々と回りくどい事してるよね〜笑)カノジョのストーカーのエピソードは宙ぶらりんに感じた。
主人公の仕事熱心過ぎる所には変にカンシン・・ビョーキでもなんでも、こんなに真面目に仕事するイタリア人て感動モノ?(笑)
同僚のオッサン刑事も真面目だった〜。しかし主人公、勤務中にカノジョとアレはいかんでしょ、アレは。オッサン刑事の「尻バラ」にはウケたけど!( ̄∇ ̄;
・・で、なんで「ジグソー」??(¬¬)・・  今回の教訓:野外ほにゃららはキケンです。 【DVD】

JIGSAW ゲーム・オブ・デス
ARE YOU SCARED (06・米)
(監)アンディ・ハースト (脚)エリス・ウォーカー
(主)アリシア・カッチャー エリン・コンサルビ カーリー・アバース カリーム・マーブリー ソーレン・ボウィ ジェニファー・コッツァ
一応シリーズみたいなので順番に見ていこう思って選んだ本作ですが、前のとは全く何のつながりもなかった!
でもコレのがいかにも「SAW」のパクリっぽいので、タイトルの「JIGSAW」も納得・・・・・できるかいっ。(`□´) コラ
目覚めると知らない所に監禁され、自分の恐れるモノを克服する為のゲームが始まる・・って言う着眼点は面白いと思ったけど、
仕掛け人が誰で何の為に?ってのも早い段階でわかってしまうので、全く関係ない人達をあれだけのトラップ仕掛けて陥れる意味が理解不能だし、
キミたち、これが初めてじゃなかったんかいっ?生命力強過ぎ!(笑)とか、根本に説得力がないので、
単に快楽殺人実況中継なだけみたいであまり好きになれない。せっかくアイディアはいいのにねぇ。原題も邦題よりいいのにねぇ。
ローラ、胸のボタン、ちゃんと留めなさい!・・「ポセイドン」のエミー・ロッサムの父親より。 【DVD】

JIGSAW デッド・オア・アライブ
BROKEN (06・英)
(監・脚)サイモン・ボーイズ アダム・メイソン
(主)ナジャ・ブランド エリック・コルヴィン アテッシュ・サリー アビー・スターリング
はじまりがイイ!かなり好み!うう〜ん、この感じ、久々骨のあるホラーかも?・・と期待!
物語も、意外と心理戦だったので面白かったです・・主人公が若い娘じゃなかったから余計に感情移入〜(爆)
・・が、あのラストはちょっと・・あのオチは好きになれないなぁ〜。いくら極悪非道な話でも、子供がらみでアレはちょっとねぇ。
ワルモノ(笑)、自分だって擬似家族みたいなん作ってるくせにねぇ〜。カントリーライフでさあ!!
それから、しっつもーん!が2つ。 その1=舌をあんなしても生きてられるの?よく「舌噛んで死ぬ」とか言うじゃない?
だから、それだけ出血止めようがないものとばかり思ってたけど・・彼女、あんまりそんな風でもなかったよね?どうなの?
その2=ワルモノの正体がワカラんのだけど、あれはもしや最初のデートの相手?じゃないよね?彼はもっと若かったよね?
全然なんも関係ない人だったのかなぁ?まぁ、何の目的あってあんな事するのかもワカランし、誰であっても関係ないのかもしれんけど。
それにしても、これ見た後、拉致も怖いけど、なかなかお腹に戻らない○のヌメヌメ感や、押し込んでも押し込んでも、ぷにっ、ぷにっ、
って戻ってきちゃう感じとかが脳裏にへばりついちゃって、妙な気分だったわ。ああ言うのは、一たん出しちゃったら、よほど整理整頓の上手な人、
例えば、旅行カバンにちゃんと無駄なくきっちり荷物を詰められる人、じゃないときちんと元に戻すのは難しいよね〜。
私だったらどうするかなぁ〜・・首にでも巻いとくかなぁ〜とりあえず。巻き巻きは今年のハヤリみたいだし。 【DVD】

JIGSAW ルール・オブ・デス
BREATHING ROOM (06・米)
(-_-;
(監・脚)ジョン・スーツ (脚)ガブリエル・コーワン
(主)エイルサ・マーシャル マイケル・マクラファーティ デヴィッド・ヒグレン ブラッド・カルヴァー キム・エステス
閉じ込められた部屋にいちいち書かれているルール・・それに従わなければ命はない・・? 
・・らしいけど、このルール、ほとんど何の役割も果たしてない!
そんなん、「いつもトイレをきれいに使ってくれて有難うございます」の張り紙のがよっぽどドキッとするし、役に立ってるんじゃ!? 
誰がみんなを殺しているのかも、かなり早い段階で察しがつくし、暗闇になると殺される・・ってのも、暗すぎてなんも見えんし。
気付くと人が死んでるだけだし。ルールもへったくれもないし。一言で言えば、面白くないホラーでした。( ̄∇ ̄;)
これまで見た、このジグソー・シリーズの中で、内容的には一番ダメダメ。唯一良かったのは、主人公らしき女性が可愛いかった事くらい。
他の役者も良さそうな人居たから、ちょっとお気の毒。ナンマイダ- L(-_-)_/☆Ω チーン 【DVD】 

JIGSAW タワー・オブ・デス
STEEL TRAP (07・独)
(監)ルイス・カマラ・シルバ (脚)ルイス・カマラ・シルバ
(主)ジョージア・マッケンジー マーク・ウィルソン パスカル・ラングデイル ジュリア・バラード  ジョアンナ・ボビン アダム・レイナー フランク・マイアー
パーティの途中に受信した1通のメール・・「他の階でVIPパーティやるからおいでませや!」
・・なーんて、特別扱いなお誘い受けたら、やっぱりみんな足が向いてしまうよねぇ?
そんなハメられた人達のキャラが割と作りこまれてて、会話もそれなりに面白くて引っ張ってくれたけど
犯人が誰なのかは早くから予想がつくし、殺人の仕方もあんまり面白くない。
それに、殺人の動機(理由)が・・これは予測出来なかったんだけど・・ちょっとシケてない?( ̄∇ ̄;)
こんなんで人殺してちゃっちゃ〜、私だって相当数、ヤっちゃわなきゃいけなくなるわよ〜?
まあ、それについては【ネタバレ】で語るとして(笑)。でも、理由はシケてたけど、
ラストはキッチリとシメられてて、変にモヤモヤ感が残らなかったのは良かったです。
この、お互いに何の関連もないシリーズものもコレでお終いかと思ったら、どうやらまだ1本あるみたい??いや、まだまだ続く?
・・と言う事は、私もまだまだ見続けるのね?ゞ( ̄∇ ̄;
【以下、ネタバレあり!未見の方は絶対に読まないでね】
犯人・・もし私だったら、彼らを使ってスペシァ〜ルなお料理作ったけどなあ〜!・・って思ったんだけどさ(笑)
でもそれならあんな大掛かりな殺人ゲームは必要ないか。料理する直前までは生きてる方が新鮮だしね〜・・って、違うか。 【DVD】

シグナル100
 (19・日本)
 
 
(監)竹葉リサ (脚)渡辺雄介 (原作)宮月新 近藤しぐれ
(主)橋本環奈 小関裕太 中村獅童 瀬戸利樹 甲斐翔真 中尾暢樹 福山翔大 中田圭祐 山田愛奈 若槻祐美 栗原類 恒松祐里
 
担任に集められ不気味な映像での自殺催眠にかけられてしまった3年C組の生徒達。
彼らは、自分達には秘密にされた100種類の日常的な行動によってそれが発動してしまうと聞かされる。

「発動」してしまうと自分の意思とは全く関係なく、ただただその場で可能な方法で自殺へと突き進んでいくんだよね。(@_@)
色んな自殺方法があって見入ってしまうけど(汗)それよりもまず、何が、どんな行動が、それを「発動」させるか、が恐くてハラハラ。
泣く事も「発動」なんだけど、あんな凄惨な現場で泣かずに我慢出来る訳がないわ・・いや、酷すぎるとかえって涙が止まってしまうかな・・?
「発動」させる為にわざと女子の自分への好意を利用したヤツは最低やんね。
高校生のくせに濃厚なキ〇シーンとか、キモいエ〇男やん。自分のタイプじゃなかったから余計ムカついたわ。(私情・・笑)
スケバンみたいな子は初めはウザかったけど、最期は潔く相手に向かって行ってインパクトあったわ。
最後に生き残った人ひとりだけ催眠が解けるってんで、昨日までの友達がある意味敵になってしまうのも、
もし生き残ったとしても精神的にどうかなりそう。
とは言え、ずっと友達を信じようとするヒロインには、どこかお花畑味も感じてしまってあまり共感も出来なかったけれど。
一番優しい男の子の薬の件とか、その子とあのエ〇男との昔の関係とか、やたら唐突だったな〜。
いや、そんなん聞いてないし?知らんわ・・みたいな。
その辺、ちゃんと描かれてたら面白くなったと思うのに、ホントに一ミリも描かれてなくてポカーンよ。
それに、絶対催眠にかかってない人もいると思ったんだけどな。 と言うか、それがあの優しい子(この子が手をケガしてたんだよね?)で、
そこが突破口になるかと予測してたんだけどな。はい、ヘボ推理でした〜。
で、最後にヒロインと担任とが向かい合ってる所もさ、これ絶対、
ひとり生き残った生徒は彼の手下となってまた新たに催眠を企てる側になる、までが催眠!(お家に帰るまでが遠足!・・みたいに)
・・と思ってもいたんだけどな、それも違ってさ、はい、ヘボ推理〜〜・・だったけど、
どう見てもこの最後のシーンって意味ワカランし面白くもないし、完全なる蛇足なんじゃ?
私の遠足っぽいストーリーのがまだ面白くない?( ̄‥ ̄)←見苦しい自画自賛系抵抗。   【Amazon】

死刑台のエレベーター
ASCENSEUR POUR L'ECHAFAUD (57・仏)
(監・脚)ルイ・マル (脚)ロジェ・ニミエ (原)ノエル・カレフ
(主)モーリス・ロネ ジャンヌ・モロー リノ・ヴァンチュラ
ノエル・カレフの原作を、当時25歳のルイ・マル監督が映画化。サスペンスの一言でくくれない何かが心に残っている作品。【TV】

シザーハンズ
EDWARD SCISSORHANDS (90・米)
(監・原案)ティム・バートン (脚・原案)キャロライン・トンプソン
(主)ジョニー・デップ ウィノナ・ライダー ダイアン・ウィースト アンソニー・マイケル・ホール
人造人間のエドワード君、サイコー!可愛い〜!うちにも遊びにきておくれよぉ〜!それにしてもこんな素敵なエドをあんな目にあわせるなんて・・!
愛する彼女を抱き締める事も出来ないエド・・私が抱き締めてあげたかった・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 【ビデオ】【TV】【DVD】

自殺サークル
(監)園子温
(主)石橋凌 永瀬正敏 ROLLY 嘉門洋子 宝生舞
前半、なかなかグロくて・・これ、血のダメな方は絶対見ない方がいいですよ。
でも、自分が一番「どっひゃ〜!」と思った所は、お母さんが大根切ってる所〜!なんだかスゴイよ。(ご想像にお任せします・笑)
グロい話はともかく(笑)これ、テーマ的にはちょっと哲学っぽくて、結局「自己を確立しないと生きてる意味ないジャ〜ン、他人がこの世から
消えちゃったくらいで消滅する自己なんか、最初から集団でいなくなっちゃえばぁ〜?みたいな〜」(←女子高生言葉)とでも言ってる様な感じ。
最初はアイドルグループの背後にいるサイコなヤツの催眠かと思ったんだよね〜・・全然違ったよ。^_^;いきなりお馬鹿ネット殺人鬼が登場した時は
「ただの捜査(観客)撹乱だよ、こりゃ〜」と見抜けたけどさ・・だってROLLYなんだもん、誰だって分かるだろー!(≧▽≦)
そう言う意味ではこの作品、どっかで見た(読んだ?)様な思わせぶりなエピソードで固まってる感じも。潜んでいるテーマにはとても興味を持ったけど
アイドルグループや子供達に操られる感覚には、グロシーンよりも不快感がありました。正直言って、意味不明な所、沢山です。だいたいあの
人間の皮のピースワークは何?←これ多分重要な事なんだろうけど、じぇんじぇんわっかりましぇーん。
もしかして「ジーパーズ・クリーパーズ」の犯人と同じ趣味だとか?隠れタイトルは「パッチワーク・サークル」だったりして。Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネン
予告編ではファックスのめちゃグロいシーンがあった様な気がしたけど・・?本編であったかなぁ?あれぇ〜?【ビデオ】

自殺への契約書
MARIE OCTOBRE (59・仏)
(監・脚)ジュリアン・デュヴィヴィエ (脚・原作)ジャック・ロベール
(主)ダニエル・ダリュー ポール・ムーリス リノ・ヴァンチュラ セルジュ・レジアニ ベルナール・ブリエ ポール・フランクール
過去に自分達レジスタンス仲間を裏切り、リーダーを殺した犯人がこの中にいる・・?・・と、15年ぶりに集まった皆での真相解明が始まる。
同窓会の如く和気あいあいと集まった大広間で、過去を思い出しながらお互いに少しずつ真相を掴もうとする緊張感・・が、
時折挟まれるTVの格闘技の試合や、接待してくれるばあやの存在で和らぐ。ラストもちょっと思いがけなかったりする所が、
愛を大事にするフランス映画なのだわ〜・・と言う感じも。若い頃のダニエル・ダリューははじめて見たわ。 【ビデオ】

思秋期
TYRANNOSAUR (10・英)
 
 
(監・脚)パディ・コンシダイン
(主)ピーター・ミュラン オリヴィア・コールマン エディ・マーサン
 
妻に先立たれたジョセフは酒に浸っては暴れ、いつも問題を起こしていた。
そんなある日、ふとした事からチャリティショップで働く女性ハンナと出会う。

このタイトル、最初は、年寄臭いな〜とか思っていたけど(笑)作品を見て納得・・じんわりと心にしみて、いいタイトルだと思った。
だって、原題は「ティラノサウルス」だよ(^^;これって、主人公がそう妻を呼んでた所からつけたのかもしれないけど、
観た後でも、部分的な印象で違和感あったので、邦題のが全体的な雰囲気に合うなあ、と。
でも、この恐竜の意味するモノは、「エレファント」が意味する物と似た様な所もあるのかな?
ハンナの境遇を思うと、ふとそんな気もした。断片的には、或いは傍目からではわからない、その人の人生・・。
それとか、実は、妻よりも象よりも手の付けられない恐竜級の迷惑おやぢはお前だ!・・的な。(笑)
ちなみに、東京国際映画祭公開時のタイトルは原題のまま「ティラノサウルス」だったらしい。
あれ?そんな風に想像すると、原題も少しずつ馴染んで来たぞ。(笑)
それはそうと、物語・・は、単に我儘なミュランおやぢが暴れる話かと思っていたけど、
単純に暴れてる人間よりも、静かに生きている人のがもっと深刻な悩みがあった、と言う・・
そこんとこがとてもよく共感・・と言うか、理解出来る物語でした。
思春期には、派手にグレて暴れて他人に迷惑かけて・・で、更生したらさもえらい事の様に褒められて(?)
いや、クソガキが良い子になれば、そりゃ良かったねぇとは思うけど、
でも、モトからグレない様に必死で自分と闘いながら頑張る子のが絶対大変なのにさ;;
どうして世の中はそんな子を褒めてやらないの?気遣いもせずにそれが当たり前みたいに終わらせるの?
外に怒りを発散させられるのはまだ可愛いもんじゃ?それが出来ずにため込む子のが心配じゃないの?
・・なーんて思う事もよくあるからさ。
しかし、思春期のワルガキをそのまま年長者に置き換えたみたいな思秋期は、
本人さん達の自分なりのプライドある人生観が作られている分、もっとやっかいだよね。
しかも、気力体力ないから(オイオイ)もう自分の事で精一杯な事のが多くて。(爆)
人との付き合いも、深く知れば、見なくて済む良くない事まで見えてしまうのも知っているから
もうそんな付き合いも面倒になってしまったりしてね。なんか、ヒトゴトじゃないなあ・・(汗)
ジョセフの自己中具合はともかくも、色々誤魔化しながら生きてるハンナと自分が重なると辛いわ。
ハンナは、最初はやたら宗教寄りでちょっと自分としては警戒するタイプの人間ではあったけど・・。(ここは日本人とは感覚の違い?)
ところで、ミュランは相変わらずいい味出してるね〜。もう安心の暴走ぶり。(笑)
対するハンナ役の女優さんも、生活感出まくり;;で良かったです。
けど、この顛末はやっぱりキツいね・・。身内でなくても支え合える人が居る事の有難さが泣ける・・。
他者の面倒な事も普通に自分の生活の一部に出来る位の人間関係を築けてやっと一人前なのかな。
まだまだ自分も人生学校通学中だわ・・グレない様に生きなくては・・(爆) 
ワンちゃん可哀想だった・・子供とうさちゃんにも良い未来を!
【以下、ネタバレあり!未見の方は読まないでね】
しかし・・あの死体を見た時ね、私は、彼女が殺ったってピンと来なかったのよね。
私のトロさとは別に(爆)単に、彼女と殺人とが結びつかなくて・・彼は勝手に自殺したのかと。
自分を責めて自分なりのオトシマエをつけたのかな、と。・・なんて、彼も本当はいい人なんだ、って部分を信じたかったのかも。
そんな私はおめでた過ぎる人間なのかもしれないけれど。(汗)  【KBCシネマ】
 

屍人荘の殺人
 (19・日本)
 
 
(監)木村ひさし (脚)蒔田光治 (原作)今村昌弘
(主)神木隆之介 浜辺美波 中村倫也 葉山奨之 古川雄輝 柄本時生 矢本悠馬 佐久間由衣 
   山田杏奈 大関れいか 福本莉子 塚地武雅 ふせえり 池田鉄洋
 
自称ホームズの明智と万年助手の葉村は、同じ大学の有能探偵・剣崎比留子からロックフェス研究会の合宿に誘われる。
それは前年に女子部員が一人行方不明になったと言う合宿だった。

え〜と、これ最初に言ったらネタバレになるのかなぁ? なる? ならないよね?
早々からそうなるから、ならないよね? 言わないと始まらないし? 言いますよ、 では・・
はい、 まさかのゾンビものでした・・(≧▽≦)
いや〜・・全く予備知識なかったのでビックリ。 で、こりゃどうなるの?まさかのトンデモ映画?(あの「先生を消す方程式」の事もあって笑)
って心配したけど、この斬新発想は悪くなかった。人間が犯す殺人とゾンビ絡みの殺人がミックスされてるので、どこでどう見分けるか判断するか、
でも人であれゾンビであれ殺人は殺人なんだよなぁ・・とも今更思ったり。(ゾンビのせいなら無罪?←どっかで聞いた様な←死霊館の最新作のコピー?)
謎解きとしても、EVのトリックとか、なるほど〜と思う所もあって、割と楽しめた。
犯人が追い詰められた所で、ヒルコが葉村君の優しさを指摘した所はちょっとぐっと来た。
確かにそうだよねえ。神木君いつも優しいもん。(←葉村です)
でも、そんな優しい葉村君が慕う明智の存在(立ち位置)は全然ピンと来なくてさ、
これ、散々二人が活躍したシリーズの終わりの方とかだったら解るんだけど、
そうじゃなきゃ(二人の関係は最初に高速紹介?されてるだけなので)どれほどのものかてんで実感わかないし。
なので、あの終わり方はなんか好きじゃなかった。それに、明智には渡さないって言うヒルコの強い思いって・・
それこそ”優しい葉村君”の心情やいかに?だし、なんだか後味悪いわ。
それからちょっと思ったのは、ケイタイって普通みんなロックしてるよね? ヒルコだってそんなに写真見られるの嫌なら、ロックしてて当然じゃ?
そうじゃなくても一応探偵なんだし。(あの写真ってロック画面じゃなかったよね?)
ところで、中村倫也はこないだTVで明智をやってたけどまた?(これのが先?)だったし、他のドラマでも
似たようなタイプの役が多い様に感じるけどどうなの? 美波チャンもそんな感じなので、もっと違う役を見たいな。
神木君は神木君ならではな役に余裕すら感じたけど。(ベテラン・・笑)
古川君は童顔でちょっと濱田龍臣君に似てるのに(と言うのもなんだが)最近悪役ちっくな役が多い気も・・チャレンジャー?
あと、誰もが「絶対アイツはゾンビになるぞ!」・・と思ったであろう柄本君はその期待を裏切らず。(≧▽≦)   【Amazon】
 

静かなる叫び
POLYTECHNIQUE (09・加)
 
 
(監・脚)ドゥニ・ヴィルヌーヴ (脚)ジャック・ダヴィッツ
(主)マキシム・ゴーデッド セバスティアン・ユベルドー カリーヌ・ヴァナッス エヴリーヌ・ブロシュ 
   ジョアンヌ=マリー・トランブレ ピエール=イヴ・カルディナル
 
89年12月。モントリオールの理工科大学に通う女子学生ヴァレリーは就職活動にも頑張っていた。
そんな時、構内にライフル銃を持った男子学生が現れ、女子学生を標的に次々と発砲し始める。
ヴィルヌーヴの過去作と言う事で鑑賞。
ビデオスルー作品かと思ったら、一応<未体験ゾーンの映画たち2017>で上映はされたらしい。
89年にモントリオール理工科大学で実際にあった乱射事件が元で、犠牲者を追悼する為に作られた作品の様。
昔のフランス映画の影響を受けてそうな映像センス。
降りしきる雪の静けさや構内の恐ろしいパニック状態などのメリハリやふとしたモノの示唆等にも目が離せずとても良かった。
実際の悲惨な事件の作品なので、良かったなんて言葉を使うのはかなり気が引けるけれど、
犠牲者の方々を忘れず事件を風化させない、知らなかった人達(自分の様に)にも知って貰うと言う意味でも
そう思えたし、モノクロなのも記憶と記録の両方を尊重している様にも感じられた。
確かに・・こんな時代だったよね? 女と言うだけで見下され、可能性も潰される様な。
けど、女が社会に進出し出したからって自分のダメさをそのせいにして襲撃って・・ただの頭おかしい人なだけですが。
あの心優しい青年は何故自殺を・・と思ったけど、実際に事件がトラウマになって自殺した学生もいたとか。
もしかしたら自分を責めてしまう所もあったのかも・・あんな勇敢な行動なかなか出来るもんじゃないのに・・可哀想でならない。
自己中の殺人者も、心優しき青年もどちらも同じ男・・どちらも母と言う女性から生まれ、これまで育まれて来ただろうにね。
ヒロインが願う、男には優しさを、女には羽ばたきを、みたいなの、解る気がする。
と言うか、あの時代の自分ならものすごく賛同してただろうし、イマ(令和)に至っては当たり前の様にも思う。
ただイマは・・現実にはどうだろう? 本作とは逆に、過激なフェミニストが全く違う方向に暴走・・
多様性を隠れ蓑にした見えない暴力〜破壊が蔓延ってはないか?・・と言う皮肉も。
なぜそんな事になってしまったのか、本作は、本来の純粋な希望や理想を今一度思い出すきっかけにもなるかも?   【Amazon】

沈みゆく女
SUSPICIOUS RIVER (00・カナダ)
(監・脚)リン・ストップケウィッチ (原)ローラ・カシシュケ
(主)モリー・パーカー カルム・キース・レニー ディアンナ・ミリガン
苦しい作品でした・・あまりうまくコメント出来ないけど・・怒りや嫌悪もこみ上げて来るけど、一筋くらいは光もある様な・・
あのラストは良かったし映画としても好きかな。( ̄∇ ̄;) 某氏お薦めだったので**覚悟で見ましたが(笑)そんな映画ではなかったです。
痛々しかった。何か書けば、ネタバレになりそうだし・・いや、ネタバレしても映画の本質は変りはしないけど。うーん・・凍りついたを通り越して、
熱い様な冷たい様なドライアイスみたいな映画かな。主演のモリー・パーカー、好き。ピッタシでした。【ビデオ】

視線のエロス
LA FEMME DEFENDUE (97・仏)
(監・脚)フィリップ・アレル (脚)エリック・アスー
(主)フィリップ・アレル イザベル・カレ
妻子あるフランソワは、若いミュリエルに出会い、不倫の関係を始める。←粗筋、それだけかいっ・・ って言う位、よくある話かもしれないが、
常にフランソワの視点から捉えたカメラが新鮮で、それに応えるミュリエルの表情が、とても生き生きと可愛らしい♪
始めは、罪悪感に捕らわれていた彼女の、彼を愛していると自覚し始める様子や戸惑い、奥さんへの嫉妬や開き直り等が、きめ細かに
表情や行動に表れてて、思わず笑ったり涙してしまったり・・フランソワの煮え切らない態度は、男性総代と言う感じで(失礼)頭に来る所も・・^_^;
タイトルが怪しげで、フランソワの会話がややエ*オヤヂ的ではあるが、こびたラブシーンや暴力描写は意識的にポンと削除されていて、
ミュリエルのキラキラした明るさだけが印象に残る。フランソワの視点なので、当然彼自身は殆ど画面に写らず、常にミュリエルを見ている形なので
男性にとってはさも自分が彼女と話している様な錯覚に陥るかもしれないし、逆に、声だけのフランソワによって女性は彼と話してる錯覚に陥るかも?
(似たような手法では、最近「トマ@トマ」があったな。)”恋愛ライブ版”とでも言えそうな不思議なリアル感がありました。だからラストが切なくて・・【TV】

屍体
UNREST (06・米)
(監・脚)ジェイソン・トッド・イプソン (脚)クリス・ビレット
(主)コリー・イングリッシュ スコット・デイヴィス ジョシュア・アルバ ジェイ・ジャブロンスキー デリック・オコナー マリサ・ペトロロ
人体解剖実習の授業で割り当てられた女性の遺体にただならぬ気配を感じたアリソンは、遺体の死に秘められた真相を探り出そうとするが・・。
現実的な解剖実習に惹かれて見たけど、そう言う描写は期待した程にはなく、
霊とか呪いの方向に行ってしまったので、
西洋系呪い(?)にはあまり恐さを感じない自分としてはちょっと物足りない感じ。
クライマックスは何がどうなったのか、スピード感はあったけどよく見えん・・(^^; 
しかし、解剖実習とは言え、遺体を扱う・・のはなんだかんだ言ってもあまり気分のいいもんじゃないだろうね。
しかも、中には本当の遺体もあったとか・・?
・・と言うか、ホンモノは使わないでよ・・。スタッフ、呪われたかもしれんよ?アステカの呪いはパイレーツだけじゃない様だし・・
・・じゃなくて・・どんな人でもご遺体は丁重に埋葬〜供養してあげてください。(やっぱり火葬がいいのかなぁ;;)
主人公・アリソンは中野○奈子アナみたいで可愛くて、加えて行動的だったのが好印象。
中野アナみたいに、突発的オオボケはありませんでしたがね〜・・ププッ ( ̄m ̄*) 【DVD】

十戒
THE TEN COMMANDMENTS (56・米)
(監)セシル・B・デミル (脚)アエネアス・マッケンジー ジェシー・ラスキーJr. ジャック・ガリス フレデリック・F・フランク
(主)チャールトン・ヘストン ユル・ブリンナー アン・バクスター エドワード・G・ロビンソン
大昔、何度かTVで見た事があったけど、ただ河を流れるカゴ(赤ちゃん)だの、蛇に変わる杖だの、割れる海だの、そんな所ばかり強く印象に
残っていたりして・・; 一部、「天地創造」と記憶がだぶってる所もあったけど、今回見直してみてちゃんと区別できて良かった。( ̄∇ ̄;)
内容はタイトルの通りのシンプルな物だけど、さすがに語り継がれる物だけあって見応えあり。と言うか、この(作品が作られた)時代では
これ以上ない、って程の特殊効果技術が使われてるんだろうな・・で、モブシーンなんて(CGとかじゃなく)全部本物の人なんだろうな・・とか
作り手の意気込みや熱気もむんむんに感じさせられ、見ていてとても好感の持てる作品だった。
と思っていたら、なんでも近いうちにリメイクされる、とか?!(なんてタイムリー!)でも今度はCGバリバリだろうけどね?【TV】【ビデオ】

シックス・センス
THE SIXTH SENSE (99・米)
(監・脚)M.ナイト・シャマラン
(主)ブルース・ウィリス ハーレイ・ジョエル・オスメント トニ・コレット M・ナイト・シャマラン
アイディアは面白いと思うけど、それだけ。肉付けに愛情が感じられない・・と言うか芸がないのか?特に、多分感動シーンとして用意されたであろう
車の中での親子の会話・・最悪・・ 表面だけの安っぽい展開(セリフ等)はやめて欲しい。数個のエピも中途半端で煮え切らず、スッキリしない。
・・最初のウィリスのメッセージ・・サインまでして当たり前の事言うなよーウラ〜〜!作品の質云々と言う前に、このアザトサがイヤ。
トドメ:子役のオスメント・・可愛くない・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 【ユナイテッド・シネマ】
----*----*散々な感想を述べた私も、でもちょっとはイイとこあるかもなぁ?と、丁度TVでやってたのでまた見た。
時が経ったせいか、オスメントが少し可愛く見えた。「A.I」のオスメントを見たせいか?(゜_。)☆\(--;)同じ、子を持つ立場としてトニに感情移入
してしまった。内容的に細かい点では肯けない所もあったり、車の所はやっぱりイマイチだったけど、子を愛し、心配して悩むトニの気持ちには
ホロリとさせられた。と言う訳で、★一個追加しておこう・・ しかしシャマラン・・やっぱ目立ちすぎじゃあ〜?_(T▽T)ノ彡☆ 【TV】

6デイズ/7ナイツ
SIX DAYS.SEVEN NIGHTS (98・米)
(監)アイヴァン・ライトマン (脚)マイケル・ブラウニング
(主)ハリソン・フォード アン・ヘッシュ デヴィッド・シュワイマー
ハリソンさんの作品にしては、アクションと言うよりラブコメって感じのノリ。ヒロインのアン・ヘッシュにはあまり魅力を感じなかった。
【追記】・・へえ、この時アンには魅力感じてなかったんだ〜・・と、数年後にここ読み返してみて思った。
今は、結構好きな女優さんなんだけどね。たまに昔の感想読み返してみると変わった事もあって面白い。 【ビデオ】【TV】

6ixtynin9 (シックスティナイン)
69 (99・タイ)
(監・脚)ペンエーグ・ラッタナルアーン
(主)ラリター・パンヨーパート タッサナーワライ・オンアーティットティシャイ
リストラされた女性の目の前に現れた大金・・そしてヤクザ二人組が・・一昔前の雰囲気とテンポの良さの妙な面白さ。【ビデオ】

実験室KR-13
THE KILLING ROOM (08・米)
 
 
(監)ジョナサン・リーベスマン (脚)アン・ピーコック ガス・クリーガー
(主)ニック・キャノン クレア・デュヴァル ティモシー・ハットン クロエ・セヴィニー ピーター・ストーメア シェー・ウィガム
 
高額報酬を約束に、詳細は知らされないままある心理実験の被験者となった男女4人。
小さな部屋に集められた彼らは博士から簡単な説明を受けるが・・

最近よくある密室殺人ゲームもの、みたいな感じだけど、何故こんな実験をしているのか?
・・が判ると・・イッキに現実と重なって、恐いよ〜。こんな実験って、昔、極秘で実際に行われていたとか?
コレ→ MKウルトラ計画(Project MK-ULTRA、MKウルトラ作戦とも)
アメリカ中央情報局(CIA)科学技術本部が極秘裏に実施していた洗脳実験のコードネーム。
米加両国の国民を被験者として、1950年代初頭から少なくとも1960年代末まで行われていたとされる。<wikiより>
そんな、逃げ場のない密室でのサバイバル(ゲーム)にはとても緊張感があって・・・・・でも、あまり面白くはない。
恐さの面白さ、みたいなのが、何故か伝わって来ない。
なんと言うか、質問自体も、何それ?・・みたいな、面白くもなんともない、それ聞いてどーするよ?な質問だし
でもま、生死に切羽詰まると、どんな質問でも重いんだろうけど、
一緒に考えてみる、とかも必要なさそうなのでちょっと退屈だったわ。
被験者達のキャラも、特に魅力的でもなかったし。(一番、注目してたキャラは早々に消されるし・汗)
それより、彼らの様子をモニターで見守る新人博士(?)のクロエの行動の方が興味深かった。
最初、実は本当に試されてるのは彼女なんじゃないか、って思ってた所もあって。
彼女が最後にどんな選択をするのかを知りたい限りは、とりあえず密室の彼らからも目は離せません、て感じかな。
あ、最後まで生き残る人、予測してた人と全然違ってた〜。・・と思ったら・・そう言う事なのね・・なるほど。
恐さの面白さ、を伝えるエンタメ色の殆どない、まんま、現実に引き込む為のスリラーでした。
密室の男達よりも、クロエが良いぞ。(笑) 【DVD】

失踪
THE VANISHING (93・米)
 
 
(監)ジョルジュ・シュルイツァー (脚)トッド・グラフ (原作)ティム・クラッベ
(主)キーファー・サザーランド ジェフ・ブリッジス ナンシー・トラヴィス サンドラ・ブロック リサ・アイクホーン
 
何度も警察に届け出られそうな場面あったのに、いつも自力で解決しようとする主人公・・。憑りつかれてるのか?
ダイナーで出会った彼女がウザい。結局彼女のお陰でめでたしになったから一生尻に敷かれそう。
ダイアンの事が割とほったらかしに感じたのは私だけ?悲しい事件なだけにもうちょっと彼女に寄り添った終わり方して欲しかった。
ダイアン役のS・ブロックがまだカワイコちゃん系で不思議なほっこり感。ダイナーの彼女より数倍良いだろ。(爆) 【TV】
 

シッピング・ニュース
THE SHIPPING NEWS (01・米)
(監)ラッセ・ハルストレム (脚)ロバート・ネルスン・ジェイコブズ (原)E・アニー・プルー
(主)ケヴィン・スペイシー ジュリアン・ムーア ケイト・ブランシェット ジュディ・デンチ ピート・ポスルスウェイト スコット・グレン
色んな人に色んな傷がある・・でもそんな厳しい現実を普通に生きてる人たちが皆いとおしく見える。
何があってもきちんと生きてれば、突然の奇跡だって起こり得ると思う。・・素直にそう思える。
そして更に新しく生き続ける事が出来るかもしれない。涙でエンドロールが短く感じた。 【ユナイテッド・シネマ】

疾風ロンド
 (16・日本)
 
 
(監・脚)吉田照幸 (脚)ハセベバクシンオー (原作)東野圭吾
(主)阿部寛 大倉忠義 大島優子 ムロツヨシ 柄本明 麻生祐未 堀部圭亮 生瀬勝久 戸次重幸 でんでん 田中要次 
   野間口徹 菅原大吉 濱田龍臣 久保田紗友 中村靖日 望月歩 前田旺志郎 志尊淳 鼓太郎
 
医科学研究所から新型生物兵器が盗まれ雪山に隠されるが犯人は事故死。主任研究員の栗林はそれを秘密裏に回収する様に命じられる。
イマ世の中こんな状態(新型ウィルス蔓延)なんで、これヤバいでしょ、どうやって回収するの?政府どう絡む?
・・とかマジに考えてたら、めっちゃ軽いノリのコメディでした。( ̄∇ ̄;
まあ、主演アベちゃんだしね、安倍ちゃんじゃなくて阿部ちゃんね、わかってるとは思うけど!(安倍ちゃんはお疲れ様でした・・ちゃん付け・・)
なので、そのノリについていくには、気持ち的に若干のズレが。
あ、生物兵器落っことしちゃった〜〜大変だ〜(内心テヘペロ)みたいにやられても・・。
見る時期が違ってたらまだ少しはノレたかなぁ?インフル関係の家族の話のが重かったような・・なんかちぐはぐ。
スノボ(スキーヤー?)にカメラつけての撮影は疾走感があって面白かった。
こんなのスノボやら出来ん人(自分)にはなかなか見られないもんね。もしかしてココが本作の一番の見所かも!?
震災を経験したアスリートとして何か出来ることはあるのか?・・と葛藤する選手にはちょっとゆづが重なったわ。
(ゆづにしても)彼女にしても、気持ちが前向きになれたのは良かったよ本当に。
そして大島優子がとても良い表情をしていて、失礼ながら、初めて素敵に見えた。
アベちゃんの息子役の子は子役時代から可愛いのに、あのもっさりした髪形なんとかならんの?
アベちゃんは良くも悪くもいつものアベちゃん。(笑)      【Amazon】 

シティ・オブ・エンジェル
CITY OF ANGELS (98・米)
(監)ブラッド・シルバーリング (脚)デイナ・スティーヴンス
(主)ニコラス・ケイジ メグ・ライアン アンドレ・ブラウワー
「ベルリン・天使の詩」のリメイクだそうですが、全然雰囲気も違って、別の映画と言う感覚で楽しめた。
海辺や高い所のシーン、キレイでしたね。メグちゃんも相変わらず爽やかで。
【以下ネタバレ!】
人間になってからの、あのセカラシさ!もどかしさ!ラストは、突然愛する人が死んじゃって、どうしてぇええ〜って悲しいけど、あれが
この映画の一番言いたかった事なんじゃないかなーとも思う。自転車で暴走はいけませんよ!(笑)【ビデオ】

シティ・オブ・ゴッド
CIDADE DE DEUS (02・ブラジル)
(監)フェルナンド・メイレレス (脚)ブラウリオ・マントヴァーニ (原作)パウロ・リンス
(主)アレシャンドレ・ロドリゲス レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ セウ・ジョルジ フィリピ・ハーゲンセン ジョナタン・ハーゲンセン
肉切り包丁を砥ぐ音・・逃げ場のない鶏の表情・・そして一瞬の隙をついて走る走る・・!す、すごい!
オープニングから、もう画面に釘付け。このまんまで行くと、エライ事になるんじゃあ?と心配したけど、舞台が60年代になって語りが入ると、
ちょっと大人しい雰囲気に。でもそこが全ての根っこになっていたなんて・・。
そして、私が想像していた以上にエライ事も次々と起きてしまって・・特に、ガキ軍団に銃を向けるシーン・・!
軍団とは言え、まだほんの子供の泣き叫ぶ姿はたまりませんでした。本当にこんな事が現実にも・・?!
(『大人になるとは、盗みや殺人が出来る様になる事』と何の疑問も持たずに口にする子供達・・(>_<))
幼なじみの少年達の悪事の様や、そこからどんどんはびこって行く犯罪・・
昨日まで真面目に未来を夢見ていた若者でさえも呑み込んで行く恐ろしさ。犯罪が、しなやかに時間を飛び越え時代に君臨する
しかし、語り部であるブスカぺの、どこかのんびりした穏やかさと、恋するベネの存在が、
このハードな内容のクッションになっていた所もとても良かった。甘酸っぱい青春模様には、クスッと笑わされる所も。
衝撃的な内容だけど、ドラマ性豊かで「もう一度観たい!」と思ってしまう・・不思議な魔力を持った作品でした。【シネテリエ天神】
----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*----*
★2003年・つるデミー賞作品賞受賞!(笑)★
実は最初、予告編の残酷さに鑑賞を躊躇した作品。
でも、観て良かったです!恐ろしい程リアルでドラマティック・・なのに、しっかり笑いもある所がスゴイ!
昨年の「アモーレス・ペロス」同様、いきなり思いがけない所から、素晴らしい作品が飛び出してくるのは嬉しい事です。

シティ・オブ・ゴッド<TVシリーズ>
CITY OF MEN / LA CITE' DES HOMMES (03・ブラジル)
(監・脚)フェルナンド・メイレレス (共同監督)カチア・ルンジ パウロ・リンス パウロ・モレッリ セザール・シャローン ヘジーナ・カセー (原作)パウロ・リンス
(主)ダグラス・シルヴァ ダーラン・カンナー ジョナサン・ハーゲンセン フェリップ・ハーゲンセン
映画「シティ・オブ・ゴッド」撮影後に連続ドラマとしてTV放映された作品。本当のタイトルは「シティ・オブ・メン」。
劇場短編「ゴールデン・ゲート」の主演の二人組、アセロラ&ラランジーニャが主人公。(しかし、二人共成長してた〜!)
彼らの目を通して、ギャングだけではない、ファヴェーラのイマの日常が描かれていてとても興味深く面白かったです。特に第四話は好み。
  【第一話】
ナポレオンの侵略戦争等になぞってファヴェーラの仕組みや現在の様子、そしてそこで生きる子供達の現状が浮き彫りに。
普通のカメラで追ってる部分はきっと実際の様子なんだろうけど、TVでのインタヴューに答える彼らの体験も又本当の事なんだろうなと思うと
工夫された演出の面白さにうなると同時に、あまりの悲惨さに胸がつまる思い。裕福でなくてもプライドを捨てない彼らの強さが印象的。
  【第二話】
ギャングと付き合いだした姉を最初は心配していたアセロラ・・だが、その権力を目の当たりにし、それに酔ってしまうハメに・・。
ちょっとした事からこんな権力主義になっていくのね〜。面白かった・・;;調子に乗りすぎなアセロラを冷静に見つめるラランジーニャは
なんだかんだ言ってもいい友達。それに、あの”ステーキ”がこんなハンサムに成長したとは・・驚き。デコ役の”リトル・ゼ”は貫禄ついたな。(笑)
靴が電線に引っかかってるのは実際よく見られる光景らしいので、こんな意味があるのね、と改めて思う方もいるのでは?
  【第三話】
ちゃんとした地名(住所)がなく、郵便物がマトモに届かないので、たまたまそこに居合わせたアセロラが配達人にさせられて・・起こる騒動。
ここでも、ファヴェーラの現実を実感。誰かがやらなきゃ仕方ないだろうけど・・貧しい人達にはそこまでの余裕がないってのもリアル。
  【第四話】
いやぁ〜・・好きだわ〜この話。境遇の違う二人、ウォレス(実はラランジーニャ・笑)とジョアン・ヴィクトルを同時に追っていて、
それがスクランブルするシーン(笑)が最高に面白い!・・って、実際には笑ってる場合じゃなく恐いコトなんだろうけど、そのカンジを
ユーモアいっぱいに描いているので、かえってすごくリアルに伝わって来る。そこから急激に二人の感じ易い思春期の心の揺れが
重なり合うラストはお見事!靴を欲しがってるジョアン・ヴィクトルが、父親には逆の事を言う姿がすごく印象的だった・・共感!
何度見ても素晴らしい短編だと思う。ちなみに、ジョアン・ヴィクトルは”ガキ軍団”の一員の子だったけど、やはり成長してた〜!
何て名なんだろう?正統派ハンサムで好感度も高いけど、笑うとちょっぴりハガ・ケンジに似てしまうところが・・ザンネンっ!(≧▽≦)
ちなみのちなみに、ジョアン・ヴィクトルのお母さんは”新聞記者のマリーナ”でしたが、今回のお母さん役のが似合ってたわ。
あ、それと、靴屋の店員には”二枚目マネのカノジョ”。可愛いからすぐ判ったよ・・と言うか、「シティ・・」よりも出番が多い。(笑)
  【第五話】
週末のダンスホールにて、ダンスそっちのけでナンパに精を出すラランジーニャの顛末・・から、リオの若者の様子が伺える。
こう言う所でも、ギャングは必要悪として受け入れられてるのね?ブラジルでも髪は女の命でした・・(^^;
鏡を見てカッコイイ!とナルるラランジーニャや、アセロラのギラギラのダンス衣裳が笑えた!ダンス仲間の一員は”ブスカペ”だった!(笑)
  【第六話】
GFのお爺ちゃんが服役期間を過ぎても未だ刑務所から出してもらえない為、幼い頃彼の知り合いだったと言うブラジル大統領へ
釈放願いの手紙を渡しに行くハメになったアセロラと(付き添いの・・あるいは、ビデオ係の・・笑)ラランジーニャ。

単なる面会でココまでやるか?みたいな厳重警戒や(多分実際の?)残された家族の悲痛な思いの中に、お爺ちゃんと大統領の・・
(正確には、らしき)子供時代の話が挿入されていて、とても社会的であり、映画的、な一編。あれから少しでも何か改善されたんだろうか?
  【弟七話】
お気楽ビーチでの若者のナンパ、時々サーフィンな話。だけど、ファヴェーラ入り口閉鎖や、階級での争い等、やはり問題は多い。
ここで、また、ラランジーニャと並んでジョアン・ヴィクトル登場〜。益々ハガ・ケンジに磨きかかってました。(≧▽≦)
それにしても、○○、○○・・って、そんなに四六時中気にしなくても・・(^^; まぁ、成長すればドーッテコトない行為に成り下がるだけに
そうやって崇めてる(?笑)うちが青春なのかな?(笑) アミアミな衣裳のおねいさんは貫禄あったな〜・・アミアミはどーかと思うが。
盗んだ(借りた?)ケータイを、ちゃんと持ち主に謝って返すラランジーニャがなんだか爽やかで可愛いかったわ。
  【第八話】
またしてもビーチにて・・。ここには、あちこちから色んな人が集まるから刺激的でもあるんだろうな。・・で、ひょんな事から日系の男の子2人と
仲良くなったアセロラとラランジーニャ・・と、なぜか、たまたま居合わせて行動を共にする事になったジョアン・ヴィクトル!(≧▽≦)
ほんの出来心からの事件・・でも、やはり人種や階級で世間の眼や罰も違って来るという現実は嫌になるけど、そんな事にもヘコまずに
みんなで仲良く乗り切っていく姿が微笑ましいし嬉しい。タクシーの運ちゃんのひょうひょうとした雰囲気、好きだわ・・(笑)
  【第九話】
ラランジーニャのイトコのエスペトがギャングから足を洗いたいと言い出した。せっかく何年もかけて築いた地位なのに・・とフト思う
ラランジーニャだったが・・。
やはりギャングの話になると少々ハード。でも普通の生活を地道にきちんとしていくにも色々問題があって
そう言う所、どうにかならないかと真剣に思う。これは国を越えた問題よね。少しの希望を残すラストだけど、重い気持ちが残ってしまった。
エスペト役は”ベネ”。ギャングの新ボス:マドゥルガドは”カベレイラ”、メンバーには”マヘク”、愛人?には”ベレニス”。
   特典映像でのメイレレス監督の話によれば、これは全19話あるらしいね?是非続きが見たいです。監督のお気に入りの最終話まできっちりね。
   早く、DVD化してください〜。それから、映画の「シティ・・」のその後みたいな作品も出来ているらしい。公開が待たれます。 【DVD】

シティ・オブ・メン
CIDADE DOS HOMENS / CITY OF MEN (07・ブラジル)
(監・製作・原案)パウロ・モレッリ (脚・原案)エレナ・ソアレス (製作)フェルナンド・メイレレス アルドレア・バラタ・ヒベイロ ベル・ベルリンク
(音楽)アントニア・ピント
(主)ダルラン・クーニャ ドグラス・シルヴァ ジョナタン・ハーゲンセン ロドリゴ・ドス・サントス カミラ・モンテイロ ナイマ・シルヴァ エドワルドBR 
まるで、映画「シティ・オブ・ゴッド」の続編かのごとき予告編だったけど、
映画の「・・ゴッド」ではなく、TVシリーズの「・・ゴッド」の続編。紛らわしい!
だいたいTVシリーズの原題はちゃんと「・・メン」なんだから素直に邦題もそうつければ良かったのに、
付け焼刃宣伝でつけるからこう言う事になるのよ。映画会社の方々、ちょっと反省して下さい。
ついでに、ダルラン・クーニャ、前の表記と違うよ。多分今回のがより発音近いんだと思うけど、
こう言うのも出来たら最初からちゃんと調べて決めて欲しいなー。
私の頭の中では、とっくにダーラン・カンナーでインプットされてるしー(; ̄ー ̄A
前置きはその位で(↑文句でなく前置き)・・
今回は、ファヴェーラでも(TV版同様)デッドエンド・ヒルと言う所が舞台。ココは海を見下ろせる高台で、
こんな場所がファヴェーラだなんて、なんか、お金なくても絶景はオレのもんだいっ!って
気分だけはリッチになってしまう様な不思議に魅力的な場所。
そして、久々見たアセロラ&ラランジーニャ・コンビ!にはビックリ!\(◎o◎)/うわ〜2人共も成長したぁ〜!(≧▽≦)
それに、えっ?アセロラに子供が?・・いつの間に?!
こないだまで自分がガキンチョやったやーん〜・・まだ○○とか言ってたくせに〜(爆)・・って、感激〜。
でも、その、いつの間に?って所がまた、今回はとっても重要な問題だったりして。
前からずっと捜し求めていた父親と言う物の存在を、今回2人は其々違った意味で実感する事になり、
お互いの友情にまでその影響が及んで来てさ、父親不在の世界の悪循環に2人が飲み込まれはしないかとヒヤヒヤ・・。
でも、アセロラの、拒絶しながらも我が子を抱き思わず涙してしまう姿にはグッとさせられて・・
うん、まだ自覚はなくても彼はきっと大丈夫・・なんて思ったし、ラランジーニャにしても、父親の事が彼の一生を台無しにしなきゃいいけど
・・って心配だったけど、そこで2人の友情の重みが実感出来て・・ダテにガキんちょ時代からつるんでないね〜とか思っちゃった。(笑)
たった一発でなんでもオシマイにしてしまえる銃が蔓延る世界・・でも、そんなモノだって敵わない絆だってちゃんと存在してる事の嬉しさ。
と言う訳で、本作は、鳥肌立つほどクールで骨太な「・・ゴッド」みたいな衝撃はないものの、
ファヴェーラで元気にしっかり生きてる彼らの逞しさに、思わず目を細めてしまう様な、希望と温かさのある作品でした。
ホント、この世界はなんか好き;;目が離せない!彼らのその後もまた見てみたいな。
でも・・ラランジーニャの婆ちゃんがちょっと心配〜〜誰か助けてあげたの〜?薬だって必要でしょう〜?気になる〜。
それと、マドゥルカドはしっかり登場したけど、ブラジルのハガケンジことジョアン・ヴィクトルのその後も知りたかったなぁ〜(≧▽≦)
ちなみに、今年は日本のブラジル移住100周年だそうで、各地で友好記念行事が行われている模様。
これからもブラジルとは良い関係でいて欲しいです。劇場では、ガラナ貰っちゃった〜ブラジルに、或いは全てのめげない根性に乾杯! 【KBCシネマ】

シティ・スリッカーズ2/黄金伝説を追え
CITY SLICKERS II: THE LEGEND OF CURLY'S GOLD (94・米)
(監)ポール・ウェイランド (脚・製)ビリー・クリスタル (脚)ローウェル・ガンツ ババルー・マンデル
(主) ビリー・クリスタル ダニエル・スターン ジョー・ロヴィッツ ジャック・パランス パトリシア・ウェティグ 
    プルイット・テイラー・ヴィンス ジェニファー・クリスタル
「2」だって。「2」を見ちゃったよ。
A型の私としては、「1」を見てない限り、そーゆー事はしちゃいけないんだけど!
A型は、A型らしく、きちんと1から順番に鑑賞しないといけないんだけど!
・・まぁ、いいか・・見ちゃったし。私、A型と言っても、AA型じゃないし・・AO型だし。
で、「1」を知らなくても、楽しかったです。何も考えずに、キラ〜クに見られる娯楽作。
宝探しと兄弟愛が好きでちょいとお疲れ気味な方・・の気分転換には最適?
だからって、じゃあ「1」も見なくちゃ!・・とまではいかなかった薄情なAO型の私です。すみません。【TV】

シド・アンド・ナンシー
SID AND NANCY (86・英)
(監・脚)アレックス・コックス (脚)アビ・ウール
(主)ゲイリー・オールドマン クロエ・ウェブ ドリュー・スコフィールド トニー・ロンドン ペリー・ベンソン
伝説のパンク・ロック・グループ”セックス・ピストルズ”のベーシスト、シド・ヴィシャスと、彼の恋人ナンシー・スパンゲンとの
破滅的な恋愛ストーリー・・実話が元らしいです。
・・が、例によってこの世界にはとってもウトいので、シドがどうしてそんなカリスマ的人気があったのか今ひとつピンと来ないし、
特に劇的な何かがあって人生堕ちてった風にも見えないし・・なーんか、”自家中毒”的な話に感じてしまった。ファンの方は納得や共感出来たのかな?
でも、ナンシーには少し解る部分があったり・・ただの女が生きて行く厳しさ淋しさみたいな物をズキンと感じる部分はあった。
はっと目を奪われるいいシーンもあったし(2人のシルエットみたいなラブシーンは良かった)
生まれて初めて”マイ・ウェイ”ってイイ歌じゃん〜って思ったし_(T▽T)ノ彡☆ 小さな顔のゲイリーとデカい顔(に見えた)クロエはいいコンビでした。
しかしパンクの皆さんのファッションって・・1人でやってるとカッコイイけど、みんな一緒に似た様なの着てるとまるで制服みたいね。(汗)【ビデオ】

死ぬまでにしたい10のこと
MY LIFE WITHOUT ME (02・スペイン=カナダ)
(監・脚)イザベル・コヘット
(主)サラ・ポーリー マーク・ラファロ スコット・スピードマン デボラ・ハリー アマンダ・プラマー レオノール・ワトリング ジュリアン・リチングス
これ、かなり身にしみましたよ〜。もう、感情移入しまくり。( ̄∇ ̄;)
しかも、一番しみたのはリーとの関係。ここが一番泣けて泣けて・・。これって、かなりヒンシュク物?( ̄∇ ̄;)
この辺は、真面目な一般常識のある人には理解の及ばない所かもしれない。優しい夫と可愛い子供がいるのにあんな行為は許されないのかも
しれない・・ただの不倫ジャンって、お叱りを受けても仕方ないかもしれない。けれど、彼女の生い立ちや立場を考えると、どうしても、そんな風には
取れない、思えない、自分がいるのよね。自分の知らなかった世界を沢山知っている彼。・・頼られるでなく、お荷物になるでもない、違う自分、
今、生きてる自分」をただ受け止めてくれる彼の存在は彼女には誰とも比較出来ない唯一の物だったと思う。
勿論、愛するファミリーは大事でしょう。彼女の生活そのものだし、そこに彼女が存在しているのは事実。
けれど、人生の根本となるのはファミリーと言う「人間社会の団体」ではない、それはやっぱり「自分」と言う「個」。
そのあたりが、よくあるファミリー愛映画とは違う方向付けをしてる様に見えて、私にはスンナリ受け入れられた。
なので、タイトルは、原題の”MY life without me”の方が、はるかに内容を的確に表していると思ったし、幸いに死を宣告されていなくても、
”自分なしの自分の人生”しか歩んでなくはないか?と自問自答も。あんまり言うと、また自己中全開になりそうだけど^_^; 何にしても、
自分に嘘だけはつきたくない・・かな。^_^; 早くから苦労をしてる主人公は自分を抑える術を知ってはいたけど、でもたまにどうしようもなく
荒れてしまうのがチラリと見えるのがたまらなかったな・・ ラストなんて悲し過ぎる様な、安心感がある様な、すごく複雑な心境。
自分の心にケリをつける為にそれまで彼女が行って来た事が、ドーンと一気に表れるラスト・・忘れられないよ。
それにしても、自分の事を周囲に告白してたらどうなってただろうね?気持ちは安らかになっただろうか?
それとも、自分では受け止めきれない愛情に、ただ溺れ、もがいてしまうだけだったろうか?
周りとしては言って欲しいかもしれないけど、人の悩みを背負って行く覚悟はどの程度あるのかな?とも思う。
主人公以外の、生きているが故の小さな悩みを抱えるみんなはとても愛しく見えたけどね。
全部の出来事が、この世界に別れを告げるアンの最後の理想の世界だったのかも?とも少し思った。【ユナイテッド・シネマ】

死の接吻
A KISS BEFORE DYING (91・米)
(監・脚)ジェームズ・ディアデン (原)アイラ・レヴィン
(主)マット・ディロン ショーン・ヤング マックス・フォン・シドー
冒頭の殺害シーンにびっくり・・( ̄∇ ̄;) 思わずウワッ!と声をあげてしまった。いきなり・・こわ〜マット・ディロン、こう言う知能犯と言うか
陰で小細工する役、よく似合ってた。(笑)ショーン・ヤングって?あれ?「ブレード・ランナー」に出た女優さん?印象薄いなぁ?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイ
自分で優しさを強調する男は要注意?花束につられちゃダメ?(笑)【TV】

縛り首の木
THE HANGING TREE (59・米)
(監)デルマー・ディヴィス (脚)ウェンデル・メイズ ハルステッド・ウェルズ
(主)ゲイリー・クーパー マリア・シェル カール・マンデン ベン・ピアッザ ジョージ・C・スコット
金鉱地にて、青年と女性が1人の医師によって命を救われる・・が、身の上を明かさない医師に、二人は不信感を抱き・・
と言う、ちょっと異色なウェスタン。 あんな場所で金見つけても、きっと争いが起こる・・って思うし、そう言う点では先が見えてたけど、
前半は割と面白かった。けど、主人公であるその医師が、どーも最後までイマイチ自己中で好感持てなくてね〜・・。
だってさ、正当防衛な某シーン・・そこでやめときゃいいのに・・なんでとことんあんなコトするかなー?コイツ、やっぱ性格悪いよ・・(汗)
助けられた女性の方は割合出番もあったけど、青年の方は一体何だったんだ?医師よりイケメンだったからたいした扱いされなかったのかな?(爆)
そして、縛り首の木・・って言うとっても血なまぐさいシーンで、いきなりラストあんな風になるんだもん〜( ̄∇ ̄;) あの〜・・ちょっと、ちょとちょとちょと。
別に、無理にラブストーリーっぽく甘く(?)しなくても、男臭い展開のままでいいのに・・って私は思うんだけどねえ。 【BS−NHK】

死びとの恋わずらい
 (00・日本)
(監)渋谷和行 (脚)友松直之 (原作)伊藤潤二
(主)後藤理沙 松田龍平 秋吉久美子 三輪明日美 高橋慎二 三輪ひとみ 猪俣ユキ 斉藤洋介 本田博太郎
ホラー色はあまり濃くなく、ファンタジックな余韻が残った。いや、血しぶき飛ぶ所はあるけどね。(笑)
辻占=通りがかりの人に占いをしてもらう・・なんての、初めて知りました。でも、あんなヒドい占い結果が出たら、
あの少女でなくても自殺しちゃいたくもなるわなぁ〜・・こんなとことん残酷な言葉も久々聞いたような。( ̄∇ ̄;)
好きな男子にお弁当を作ってやる優等生が一番ブキミで良かったな。( ̄∇ ̄;) お弁当の卵焼きは勿論だが、教室での告白シーンがなんとも!
【以下ネタバレあり!】
主人公のおっとりぶりはまるで小倉優○だし、お母さんの秋吉久美子は早いうちからヘンになっちゃうので(笑)
これ、どう繋がってるのかな?って思ってたら、ある種の夢オチだよね;;でも、私にしては文句言う気持ちは起こらない、割合好きな話でした。(笑)
でも、秋吉お母さん・・1人だけ浮かばれてない感じもするなぁ・・ダンナが浮気した相手、恐すぎやん。_(T▽T)ノ彡☆
そうそう、三輪明日美ってよく聞くけど、あの一番良かった優等生だったのね?でも今回も、良かった・・と言ってる割には、
いまいち、顔をよく思い出せないんだよね。覚えにくい顔なんかな;;上手かったけどね。【ビデオ】

至福のとき
幸福時光 (02・中国)
(ーー;)
(監)チャン・イーモウ (脚)グイ・ズ (原)モー・イエン
(主)チャオ・ベンシャン ドン・ジエ フー・ビアオ
お話自体の広がりをあまり感じなかったけど、孤独な二人の心の繋がりが出来る所にはちょっとウルウル。あの、顔を触るシーンとか。
最初は、何しても結婚の為でしょ、って思ったけど・・主人公、人が良すぎよね。と言うか、いくら結婚したいからって、あの女はナイでしょー・・
なんて思ったのは私だけだろうか;; いや、それ程人生に寂しさを感じてたんだろうけど・・ワラをも掴む気持ち、とか。^_^;
全く関係のない二人に生まれた信頼・・自分の事だけでなく相手の為に必死になる気持ち・・きれいだよね。色んな意味で厳しいラストでしたが、
希望の二文字が見える様でした。・・しかし、あの娘の下着姿は不憫と言うか何と言うか・・。せめて長めのシャツを着せてあげて欲しかった;
(追加感想) 彼女の行く末を考えると恐くなったり(世の中、んな善意のある人ばかりじゃないぞ〜!日本に売られたらどーする!とかゞ( ̄∇ ̄;))
彼の今後はあるのか?とか、かなり頭をかすめましたが・・でもこの作品で、あまりそう言う突っ込みは「アイ・アム・サム」みたいにヤボなのかな?;;
一人ぼっちの魂を救ってくれるのは、やっぱり同じ寂しさを解ってる人なのかな、とか思いました・・
>下着について
あれは私も、パジャマを与えられなかったんだと推測しました。あの継母が殆ど下着状態であればなお更、(年頃の娘と言うものに対しての)
配慮の出来ない継母であったのでは?でももしあれが普通のやり方(習慣)であったとしても(小学生くらいと言えど)男の子も同居してる訳だし、
もう少しデリカシー持てよ、と言いたい。誰がいるか分からないから、部屋を出る時は何か羽織って出てきなさい、とか教えてやれよー!と。
私だけの感覚かもしれませんが・・^_^;ただのサービスカットだとは思いませんが(もしそうだったら、監督の神経疑うよ〜)単純に、年頃の娘が
(本人は気付いてないのに)さらし者にされてる感じがして、ちょっと腹立たしいシーンでした。【DVD】

シベールの日曜日
CYBELE OU LES DIMANCHES DE VILLE D'AVRAY (62・仏)
(監・脚)セルジュ・ブールギニョン (脚)アントワーヌ・チュダル (原作)ベルナール・エシャスリオー
(主)パトリシア・ゴッジ ハーディ・クリューガー ニコール・クールセン
モノクロだけど、どこもキラキラと瑞々しい輝きを感じる映像。主人公の少女のみならず、印象的に残るショットが多かったわ〜。
【以下ネタばれあり】
「君と一緒にいると何も考えなくてすむ」
・・最初、ピエールがフランソワーズを気にするのは、戦争で少女を殺してしまった自責の念からだけかと思っていたけど、
彼はきっとフランソワーズと同じ”子供”になっていたんだよね?他の男に嫉妬するあたりには、ちょっとロリコンぽさを感じたんだけど(笑)
見ているうちに、これはまだほんの少年が少女に抱く感情かも?なんて思えてきた所は、看護婦のカノジョと同じ気持ちだったかも。
複雑だけど、でも思わず微笑んでしまうような・・。ただお互いに大好きなだけ・・そんな気持ちがしみじみと伝わって来たから。
フランソワーズが、ピエールに本当の自分の名前を教える所は胸にぐっときたわ〜。幼い字で、でもしっかりと書いてるのよね「シベール」って。
親に捨てられて無くしてしまうのは、自分の体の居場所ではなく、心の居場所なんだと思う。
そんなシベールにとって、ピエールは親であり友達であり兄弟であり恋人であり・・心の居場所だったんだろうね。
ピエールとの年齢差を一つずつ数えたり、精一杯しっかりした大人の女性ぶってたシベールがとてもいじらしく感じた。
こんな2人を見たら誰でも怪しいと疑うとは思うけど(私も最初は思ったけど^_^;)ただ性欲の対象として少女を見る変態とは全然違うよね。
ラストもすごく印象的でした。(涙)
この先シベールは、自分の”本当の名前”を教えられる人に出会えるかな。誰でも一生のうち1人でもそんな人に出会えるのかな。
いや、大人になってしまった今、それはもう色あせ消えかけてるのかもしれないけど・・。
〈余談〉ピエールが、たまに左とん平に見えたのは私だけか?ゞ( ̄∇ ̄;)  【BS−NHK】

ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して
JIMMY P. / JIMMY P. PSYCHOTHERAPY OF A PLAINS INDIAN (13・仏)
 
(監・脚)アルノー・デプレシャン (脚)ケント・ジョーンズ ジュリー・ペール (原作)ジョルジュ・ドゥヴルー
(主)ベニチオ・デル・トロ マチュー・アマルリック ジーナ・マッキー ラリー・パイン ジョセフ・クロス エリヤ・バスキン
 
48年アメリカ。第二次世界大戦の帰還後、体調不良に悩まされる様になったインディアンのジミー。
軍病院で検査を受けるも原因がわからず、フランス人精神分析医のジョルジュに診て貰う事になる。

以下、ブログと同じです。
ちょっと付け加えるなら(記憶がある所では;;)ジミーの女性に対する感覚がやたら気になってた。
そう言うのは、彼がインディアンである事とどんな風に関わってたのかなぁ?
それにしても・・ 実は、鑑賞直前からちょっと眠かったしアブナイかも?とは思ってたのよね〜(^^;
でも、その日しか観に行けなかったし、トロ&マチュ〜だし、物語に引き込まれたら大丈夫だろう、と・・。
で、進み方が予想以上に淡々としてたせいか、眠気スイッチを連打されてしまいましたわ〜(汗)
《懺悔の部屋》
ワタクシ 自称今季はつるリスティーヌは トロ&マチュ〜 そして英版まちゃみ と言う 名優の競演であり 
インディアンの精神治療記録 と言う 興味深い内容について 知る機会を与えられた にも関わらず
己の不摂生によって その貴重な機会を ゆ〜め〜の中〜に〜 あっさりと葬り去ってしまった 事を
ここに深く反省し 懺悔いたします。 (*_*)    【KBCシネマ】

シメール
CHIMERE (88・仏)
(監)クレア・デバー (脚)アルレット・ラングマン
(主)ベアトリス・ダル ワデック・スタンザック ジュリー・バタイユ
どうしてカノジョがこう言う状況になったら男は逃げ腰になるんだろうね。それだけの事やってるんなら、当然な結果とも言えるんじゃ?^_^;
別にそうなったから結婚しろとは言わないけど、あまりにも先を考えてないひどい態度にはうんざりしてしまう。
妹のミミの存在は、アリス自身の、まだ恋や結婚に夢見る姿の象徴だったのかな?このままでいたい、でも脱皮しなくては前に進めない・・
誰でも経験するそんな時期を見せられた感じがする。海で戯れるシーンは私まで溺れそうで苦しくなったよ;; 【ビデオ】

シモーヌ
SIMONE (02・米)
(監・脚・製作)アンドリュー・ニコル
(主)アル・パチーノ レイチェル・ロバーツ キャサリン・キーナー エヴァン・レイチェル プルイット・テイラー・ヴィンス ウィノナ・ライダー
一見オシャレなだけのお気楽映画だけど、世の中へのブラック・ユーモアを織り込んでて面白かった。
本物と偽物の境界線ってどこだろう?その価値とは、一体誰がどこで決めるんだろう?
実体を知りもせず情報だけを信じ翻弄される人間のが、バーチャルな女優よりも中身がカラッポに見えたりも。
人がまっすぐ人と向き合わず、何かを介さないと交流出来ないとか・・こんな世界、もう来てる気もする。
シモーヌ・・動かないマネキン状態では全く魅力を感じなかったけど、お喋りし出すと結構いい感じ♪
実は私は、CGで描く人物が嫌い・・ あのヌメッとした肌質感が気持ち悪いし、似たり寄ったりの容姿が、製作者の好みなのか、
世の中のウケ狙いなのか(理想とも言う?)没個性で、何の魅力も感じなくて。(ごめん)
だけど、映画の背景やモブ・シーン、特殊キャラなんかはもうCGに頼ってるしね、俳優も時間の問題?(笑)
おちぶれ監督のアル(いい味!)が右往左往する様が面白かったけど、クライマックスへの動機には疑問が。
いったんは、同じ事を思い止まってたハズだけど?展開がちょっと不明。これって字幕のせいなのかな?
彼らをかぎまわるマスコミの男が笑えた。あの歯ブラシを口に入れてくれればもっと良かったけどな〜。(笑)
エンディングを最後迄きちんと見るともっと笑えます!ではそーゆー事で・・( ̄人 ̄)( ̄人:.;:…( ̄...:.;:..;:: .:.;:サラサラ...:.;::スッ彡 【ユナイテッド・シネマ】

下妻物語
 (04・日本)
(監・脚)中島哲也 (原作)嶽本野ばら
(主)深田恭子 土屋アンナ 宮迫博之 篠原涼子 阿部サダヲ 岡田義徳 小池栄子 樹木希林 矢沢心 荒川良々 生瀬勝久
結構映像に凝ってましたね〜。
ちょっと生い立ち部分が長かったけど、それなしではモモコのあのシレッとした性質の説得力がなくなったかもしれないし、
対照的に見えるイチゴとの接点も見えなかったかもしれないね。もっとハチャメチャなのかと思ってたら、割合淡々としてて・・でも面白かったです。
あのロリータファッションだけはどうにも好きになれない(だってヨーチなんだもん〜;;たまに可愛いのもあるけど、人形が着るならまだしも、
生身のしかも東洋人には似合わないと思うよ。ゴスロリのがまだイイ;;)けど深田恭子はうまく着こなしてたし、彼女の信念?に
共感する部分もあって好感持てました。イチゴのファッションも凄かったねえ・・イマドキまだあんなのあるの?(笑)
あの誤字には笑っちゃったけど(と言うか辞書ひけよ)何しろアンナちゃん美人だからさ〜それだけでヨシとしましょう?!
小池栄子はレディースと言うよりも極道の妻予備軍みたいだったな。(爆)まちゃまちゃ(摩邪)もあの緑の髪でレディースの一員やってました。
違和感なかったです。(≧▽≦)もし「2」があるなら、スケバン恐子に出て欲しい。(意味不明) 【DVD】


      

inserted by FC2 system