saa-sato
サーティーン あの頃欲しかった愛のこと
THIRTEEN (03・米=英)
(監・脚)キャサリン・ハードウィック (脚)ニッキー・リード
(主)エヴァン・レイチェル・ウッド ニッキー・リード ホリー・ハンター ジェレミー・シスト ブラディ・コーベット デボラ・カーラ・アンガー 
   キップ・パルデュー サラ・クラーク
何が原因でこんな風になってしまったんだろう?・・って、本当に、ハッキリとした原因が解らない思春期の暴走。
日々の小さな事へのいらだち・・淋しさであったり、悲しさであったり、虚しさであったり・・
心から信頼出来る人がいないと、自分の存在も信じられなくなるのかな。
うーん、それはきっと紫色の壁紙のせいよ!?思春期に神経刺激する紫はいかんでしょ〜(笑)
ステイシー・・キレイだね〜。イーヴィー・・どこにでも居そう・・とか思ったら、この作品の脚本書いてたのね。
もし自伝のつもりだとしたら、主人公じゃない方演じてると言うのも興味深いね。
でもこの2人の友情って・・何だったんだろ?やっぱり上辺だけの友情だったのかな?
いや、ステイシーも上辺だけの彼女を崇拝してた訳だし、当然と言えば当然の結果だったのかも?
結局、最後に守ってくれるのは家族?一番繋がってるはずの存在だものね・・?
しかし・・例えばピアスとか、そう言う外見的な事や行動〜小さな事言えばお行儀とかも、この家族の場合、
一体、どこからどこまでが許される範囲なのか、なんかズレた部分もあって、ちょっと謎。アメリカ人と日本人のズレなのかな?
苦悩する母親だって、あんたそれいかんやろ、って所結構あったし、
そんな母親にあれこれ注意される筋合いないから、って思われても仕方ない場面も。
ホリー・ハンターは、見た目はあまり好きではない女優なんだけど、いつもいいシゴトしてるね。 【DVD】

13ゴースト
13 GHOSTS (01・米)
(ーー;)
(監)スティーヴ・ベック
(主)トニー・シャロープ エンベス・デイビッツ マシュー・リラード F・マーレー・エイブラハム
こう言うカラクリ屋敷って興味津々〜!一体どこがどう動いて、何が出て来るんだろう?とワクワク!・・が、うーーん・・どうしてここ迄凝った作り
してるのにこれだけ?(ー_ー#)しかもゴースト全然恐くないし・・多用し過ぎなフラッシュは、過ぎたるは及ばざるが如し、だし、同じ様なショットばかりで
迫り来る恐怖みたいなのが全く感じられないし・・キャラの動きも中途半端でさぁ〜。行方不明になった子供と一緒にいた家政婦、めちゃ恐がる娘と比べて
脳天気過ぎ。いや、これって狙ったキャラかもしれないけど、自分と一緒にいた子供が行方不明になっても謝りもしない神経からして気にいらん。(-_-)
で、あのラスト・・はあ〜?って言うしかない。( ̄∇ ̄;)一応ホラーだと思うので(?)ストーリーにあんまりケチもつけたくはないし、豪邸の装置や個性的な
ゴーストが見所な作品と言えればいいんだろうけど、正直言ってそれすら消化不良で・・ガックリ。私が、密室物に思い入れが有り過ぎるからかなぁ?(@_@)
・・でも、大富豪さん達、あんな特殊なゴースト、どうやって集めたんだろうね?根性はあるよねー。
久しぶりに「サリエリ」に会えたのは嬉しかった。ヾ(ーー ) チガウ 【DVD】

30デイズ・ナイト
30 DAYS OF NIGHT (07・米)
 
 
(監)デヴィッド・スレイド (脚・原作)スティーヴ・ナイルズ (脚)スチュアート・ビーティ ブライアン・ネルソン
(製作)サム・ライミ ロブ・タパート
(主)ジョシュ・ハートネット メリッサ・ジョージ ダニー・ヒューストン ベン・フォスター マーク・ブーン・ジュニア マーク・レンドール 
   アンバー・セインスベリー マヌー・ベネット ミーガン・フラニック 
雪に覆われた土地の、暗く隔離された雰囲気がとてもいい。
でも、30日間お日様が出ないって言ってたけど、全然30日間の戦いに見えないのは何故だ?
人間ドラマも一応はあるんだけど、主人公元カップル含め、さほど重きは置かれてない様に感じた。
結構バサバサ殺っちゃうので(子供も)しんみり浸る間もなく、でも実際追われてたらそんなヒマないし、そこはリアルと言えばリアルなのかも。
ただ、一番残念だったのは、ゾンビだか吸血鬼だかのボスの顔。てんで迫力なくて恐くなくて気が抜けた。ミスキャストじゃ?
ラストシーンは割と印象的で良かった。ステラもあっちの世界の人?になるのかと思ったけどそんな事はないか・・。 【BS・スターチャンネル】 

<13 thirteen 〜マスターズ・オブ・ホラー2>シリーズ (あいうえお順)
災厄の街
THE DAMNED THING / MASTERS OF HORROR: THE DAMNED THING (06・米)
 
(監)トビー・フーパー (脚)リチャード・クリスチャン・マシスン (原作)アンブローズ・ビアス
(主)ショーン・パトリック・フラナリー マリサ・カフラン テッド・ライミ ブレンダン・フレッチャー アレクサンドラ・カーター
 
なんで男の子が成長するまでヤツはおとなしかったん?あ、そういう周期だったから?
最初はいいムードだったけど、後はテキトーでイマイチ。神父さんなんて、最初から見るからに悪人だね。;; 【DVD】
 

ノイズ
SOUNDS LIKE / MASTERS OF HORROR: SOUNDS LIKE (06・米)
 
 
(監・脚)ブラッド・アンダーソン (原作)マイク・オドリスコル
(主)クリス・バウアー ローラ・マーゴリス
 
あるきっかけから周囲の音が気になりだしてたまらない男・・。物語はそれだけで進んでいくのに、これがもう目が離せなくて。
妻との食事シーンなんかも、なぜか不穏な雰囲気ばりばりで。
何かを気にしだすと、ずっとそれに囚われてしまうのは勿論、ある種の超自然な能力・・第六感とか・・が発達するのかな?
B・アンダーソン監督らしい、ちょっとした優しさもあって、好感のもてる作品でした。 【DVD】

最愛の夏
黒暗之光/DARKNESS AND LIGHT (99・台湾)
(ーー;)
(監・脚)チャン・ツォーチ
(主)リー・カンイ ファン・チィウェイ ツァイ・ミンショウ ホー・ホァンジ
主人公の女の子の元気な可愛いらしさや、知的障害の弟とのやり取りなど、シーンによってはとても和んだり、音楽や背景に美しさを感じる所も
あったんだけど、どうも話の流れがよくつかめず、面白さを感じなかった;はっきり言って眠かったです。この邦題は好きなんだけどな。 【TV】

ザ・イースト
THE EAST (13・米)
(監・脚)ザル・バトマングリッジ (脚・製作)ブリット・マーリング 
(製作)リドリー・スコット マイケル・コスティガン ジョスリン・ヘイズ=シンプソン (製作総指揮)トニー・スコット
(主)ブリット・マーリング アレキサンダー・スカルスガルド エレン・ペイジ パトリシア・クラークソン トビー・ケベル 
   シャイロー・フェルナンデス オルディス・ホッジ ジェイソン・リッター ジュリア・オーモンド ビリー・マグヌッセン
環境破壊を行う大企業への報復を目的とするテロ集団”イースト”。元FBIのジェーンは名前をサラと偽り、一人で潜入捜査へと向かう。
マーリングちゃん目当てでホイホイ観に行ったけど、とても興味深く色々と考えさせられて・・面白かったです。
こう言う作品は、好き嫌いとか関係なしに、観ておいた方がいい作品じゃないかと思う。
何にでも主義や主張はあるし、善と悪は常に表裏一体だし、
実際にこう言う事は(知らないだけで)日々起こってる事(起こしてる事)なんだなと思うと
何とも苦しく嫌な気分にもさせられるけれど、知ってしまえば、
もう知らないで(知ろうとしないで)生きる事のが辛く、安心出来なくなったりもする。
イーストの思想は殆どが共感出来る物ではあっても、あの暴走には疑問もあるし、
例えば、サラが食卓で試される所はまるで極楽浄土のお話のパクリで
なんだか愛と正義をふりかざすだけのエセ宗教集団みたいにも見えたんだけど、
もしかしたら、彼らの正義の中に潜むいかがわしさをそこで表していたのかな?
なんて思うと、なかなか皮肉の効いたシーンだったのかも。
知っていながら某と親密になるってのも・・なんだかなぁ〜ちょい定番だし〜・・
・・と思いつつも、同志の持つ信頼関係の危うさが見て取れたしね。
イースト側と反イースト側の両方が孕む危険性にどう一般庶民は向かっていったらいいんだろうと
真剣に考えさせられているわ。これは日々の生活でも気に留めておきたい事ね。
マーリングちゃん・・ちゃん付けするのも何だか合わないくらいの才女ぶりだけど、親しみ込めて、あえて。(^^ 今回もとても良かったです。
共演のエレンも、うんうん、ああ言うタイプも解る〜・・とか思ったり・・印象的でした。
ステラン息子が出とった!でも、まだまだオヤジのが好みかな〜。(←そろそろ爺専?)
サラがキルトを羽織ってたわ。何のパターンだったか、物語に一生懸命だったのですっかり忘れてしまったけど
割とシンプルでオーソドックスなキルトだった・・様な気がする・・。誰か教えて〜;;
・・で、なんで「ザ・イースト」?なんで「ジ・イースト」じゃないの〜?
日本語だとその方が語感がいいから?ついでに、なんで「ザ・アイス」?誰も教えてくれん〜(笑)
ちなみに、「THE ICEMAN 氷の処刑人」の感想は「ジ」の所に並べています。(^^ゞ 【天神TOHOシネマズ】

再会の街で
REIGN OVER ME (07・米)
(監・脚)マイク・バインダー
(主)アダム・サンドラー ドン・チードル ジェイダ・ピンケット=スミス リヴ・タイラー サフロン・バロウズ ドナルド・サザーランド メリンダ・ディロン
ある日突然愛する家族を失ってしまった男チャーリー・・そして偶然彼を見かけ、声をかけてしまったかつての同級生アラン・・。
人の余りにも深い心の傷を癒す事はそう簡単ではない。アランに対してブシツケな態度をとってしまうチャーリー・・でも次の日には何故か彼を頼ってしまう
そんな今にも崩れてしまいそうな微妙な心情にはとても共感する所があり、つい涙してしまったり・・。誰だってヒドい傷を興味本位でつつかれたくはないし
出来れば傷ついた事などなかった事として笑って生きていたいもの・・でもさ、そんな風に傷をほったらかしにしてたら、もしかしたらそのうち膿んでしまって
取り返しつかない事態になるのかもしれないね?苦しいなあ・・。普通に生きていても、人生しんどい事沢山あるのにね。
でもいつも思うのは、世の中に誰か1人でも信頼出来る人との出会いがあれば、しんどさも軽くなるし自力で傷を癒す事も出来るんじゃないかって事。
誰でもそうだから、みんなお互い様でさ。誰でも声をかけたり、かけられたりしてさ。
アダム・サンドラーは、今までに見た事もない彼で、別人?とも思えるほど。いや、もちろん顔はいっしょだけどさ、特殊メイクとかしてないあの猿顔だけどさ、
ボサボサの髪で、なんだかタイプだったなぁ〜ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 「パンチドランク・ラブ」の時に”まだ彼の魅力はわからん”って言ったけど、気が付けば、
作品見る度に株が上がってると言うか、自分にとってはジワジワと良さを見せてくれるイイ俳優さんだわ・・って印象が強くなったわ。芸達者だし。
で、芸達者と言えば、アイカタのドン・チードル。働き者で優しくて、適度なユーモアもある独得のマイペース感がいい味。彼みたいな人、
チャーリーじゃなくても友達になりたいな〜って思ってしまうよ。まあ、妻のKABA.ちゃんの尻に敷かれてはいましたが・・(誰)
色々と考えさせられる内容だったけど、ただ1つ文句(出た・笑)を言わせて貰うとしたら、アランに迫るあのガイコツみたいな美女!
迫られてアタフタするアランはと〜っても可愛くて笑えたんだけど、あの迫り方はナイだろー・・彼女がコワれかけてるのはわかるけど、それにしても
単純で品がなさ過ぎると言うか、最近のアメリカ映画ってどうしてああ言うロコツな表現ばっかするんだろ?って思う。
それが時代?時代と言えば、この物語、実は911をベースにしていたんだけど、それは限定しない方が良かったんじゃないのかな。
この映画を作るにあたっては、きっと遺族の方々のお話とか聞いて了解得て、とかやったと思うけど、彼らはこの作品を見てどう感じたのか・・
それはやはり人によって全く違うと思うし、その時OKしても後で辛くなったり色々だと思うんだよね・・。
なので、この作品は、出来云々よりも、これを観て、そう言う方々が1人でも不快な気分にならず、心癒され、いい方向に気持ちを持っていければいいな・・
って願うのみ。・・だから(さっきの文句に戻るけど・笑)ああ言うロコツ過ぎる表現はして欲しくなかったなって思ったの〜。
そう言えば、リブ・タイラーも出てたけど、久々見てちょっと驚いた・・(どう言う意味)穏やかな喋りは良かったけどね〜自分にない喋りには憧れるわ。
それから、誰もが注目したであろうアレ、乗ってみたい!原付ローラースルーゴーゴー!(違いますか?) 【劇場】

サイキックゾーン
LE DEMON DANS L'ILE (82・仏)
 
 
(監・脚)フランシス・ルロワ (脚)オラエン・ロズマン
(主)アニー・デュプレー ジャン=クロード・ブリアリ ピエール・サンティニ
 
フランスのある島に赴任して来た女医ガブリエル。しかし島には長く務める医師マーシャルが既に居り、居心地の悪さを感じる。
そんな折、不可解な家電事故が次々と起こり始め・・

最初のオッサンの髭剃りの様子から・・あれっ?なんで?そんなにヘタクソ?出血し過ぎやん〜( ̄∇ ̄;
・・てな不思議な印象。でもそれが全ての始まりだったのね・・と後で分かる。
前にも書いたけど(ジェシーの「ライトニング」の時・・笑)家電がいきなり爆発したり、家にある何でもない道具が凶器になるのって恐いよね。
ここでも、そんな道具がいつどうかなるか・・が最大の見所!・・で、そこが一番面白かった。
普通に使ってるだけだけど・・でも色んな所で複数の道具・器具を同時に使ってたりもして、
いつ、どれが、どんな風に凶器に変わるのか、もうハラハラ。
何でもない道具がどれもみんな怪しく見えて、次はコレだな?・・とか用心してても、それがまた意外とハズれたりして、
ちょっとした当てっこゲームみたいでもあったわ。
そんな道具の暴走(?)と、どこか信用出来なさそうな医師マーシャルとが一体どう繋がるのかにも期待したけど、
そちらはちょっと意外・・と言うか、あまりスンナリ繋がらなかったな。
たまにチラッ・・と出てくる誰かの目・・の正体がわかっても、それがどうして家電を?・・と、その辺が曖昧でスッキリしない。
実は、某が現れた時、遠目のその姿が「ルパン三世」のマモーに見えちゃって。(^^;
なので、どうも、それから先の真剣な展開にも気持ちがついていけなかったと言うか。
もう〜〜マモー〜〜あんたの個性が強すぎるからいけないんだよ〜!(責任転嫁・・笑)
最後の、医師の↓↓↓(矢印で表現してネタバレ回避?)も、なんだか急に漫画チックに見えて変な感じだった。
それ見たガブリエル達も謎。えっ?なんで?なんでそんなリアクション?
普通、ビックらこくやろ、あんなん見たら!助けようとかも(一応は)するんじゃないの?
なのに、2人とも・・そのリアクション・・・・・フツ〜過ぎる!( ̄□ ̄;
不可解な物体の動きに散々振り回された人間は、もう大抵の事にはいちいち驚いたりはしませんよ・・と言うのがよく解ったわ。
でもせめて、男の方は驚いてうろたえる姿見せてくれても良かったのに。
ガブリエルを疑ってかかってた男だったし、彼が驚いて腰抜かす姿くらいは見たかったわ。(笑) 【ビデオ】

最強のふたり
INTOUCHABLES / UNTOUCHABLE (11・仏)
 
(監・脚)エリック・トレダノ オリヴィエ・ナカシュ
(主)フランソワ・クリュゼ オマール・シー アンヌ・ル・ニ オドレイ・フルーロ クロティルド・モレ アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ 
   トマ・ソリヴェレ シリル・マンディ ドロテ・ブリエール・メリット 
スラムで暮らす黒人青年ドリスは、ひょんな事から、首から下の麻痺を抱えた大富豪フィリップの介護人として雇われる事になるが・・
レディスデー・・にしてもシネコンでのこの混雑ぶり、パンフもしっかり売り切れてたし・・何?って感じ。
やっぱりフランスで大ヒット!の宣伝効果なんですかね?それとも介護関係に皆さん興味が?
私はと言えば、たまたま鑑賞、って感じかな。確かに、大ヒット!には、へえそうなの〜?程度に関心は引かれたけど
予告編を見た限りでは、正直、さほど興味をそそられてもなかったんで。でも、大ヒットするのもワカランでもない、悪くない物語だった。
正反対の2人の出会いが、其々に与えた新鮮な人生観、辛い事も捉えようで前向きになれる、
最弱のふたりが、最強のふたりに生まれ変わる・・そんな、イマを大事にする気合いが感じられたわ。
これは実話である、と言う前提を最大限に活かした描き方も・・巧妙。(良くも悪くも・・これに関しては最後でも触れます)
だって、これだけ、介護の♪全然オッケー楽勝よ〜♪な部分だけを抽出しちゃっちゃ〜、
もし実話でないなら、単なる美味しいトコ取りの綺麗事絵空事になっちゃうもんね。
実話が前提と知れば、描かれていない辛くハードな部分を、見る側としては自分達なりに納得していけるし。
ただ、ちょっと気になったのは、2人が別れた後の、特にフィリップの描写。
この流れだと、ああ2人は気が合ってたからうまくいったのね?だいたい、そんな上手い出会いなんてなかなかないよね?
・・みたいに、この2人の関係が、たまたまの相性の良さの結果・・と単純に思われてしまいそうで。
自分としては、これはちょっと違うんじゃないか、いや、確かに全ての人間関係は相性だ、とは私も思うけど、
2人とも心身に非常にハンデを負って生きている中、単なる相性だけでここまでうまく支え合って生きて行けるモノでもない、んじゃないか、
やっぱり、2人の努力・・好き邦題やってる様に見えてその実、常にお互いを尊重し合う姿勢とか
そう言うものの方が絶対に、相性よりも勝っていたと思うんだよね。
簡単に言えば、2人共が其々に人間的に素晴らしいチカラを持っている、と言うか、
なので、もし自分なら・・と想像してみた時、相性と言う他力本願なモノよりも、自身のチカラの可能性をもっと信じられれば、と言うか・・
私の好きな言葉の、天は自ら助くる者を助く、にも通じる、まずは自分をふるいたたせるチカラ・・とでも言うか。
まあ、それをうまく引き出せたのも、相性って相互作用の結果と言われればそれまでだけど(爆)まあ、気持ちの持っていきようかな。
なので、2人がお互いに向きあってない場面でのエピソードに何かもう少し心の描写があれば
もっと広く深く、彼等のキャラや物語に入り込めたかもしれないな、と思って。
でも、あのお屋敷前の駐禁を気にするドリスは良かったね。そう言うコトだと思うんだよね・・結局は。
あ、それと、彼の笑顔もすこぶる好印象!画像で見ただけの顔にはさほど魅力は感じてなかったけど、
パッと笑顔を見せてくれた途端に、あステキ!って惹きつけられたよ。そんな所も、フィリップが採用した理由かもしれない?(笑)
いや、でもホントに、気分がヒドい時は、邪気のない笑顔は最高の薬だと思う・・赤ちゃんの様な笑顔・・ね。
ドリス=赤ちゃん。(笑)だから赤ちゃんの前では素直になれるし、赤ちゃんのタワゴトなんて涼しい顔でスルー出来る。
で、ドリスにとってはその逆であり・・だからお互いに無理なくお互いを必要として、一緒に更に微笑んで居られる・・。
なんか、そんな風にもちょっと思ってしまったよ。( ̄m ̄〃
で、良くも悪くも巧妙・・の件ですが、良い方は↑での通り、悪い方は・・最後に実際のお2人が出て来た時に私の中で渦巻いた感情・・が
それまでの物語を、ちょっとばかり吹き飛ばしてしまった・・って事。これは自分でも意外だったんだけど・・なんでだろ?
・・それだけ介護に関して自分は無意識に厳しい感覚を持ってるって事なのか?彼らの今後・・イマよりアスを気にし過ぎる心配性も重篤?;;
ついでに・・介護の先輩女性はやけにおフランス香発散、みょ〜な魅力が。顔は室井滋でしたが。(笑) 【天神TOHOシネマズ】

最強ロマンス
THE PERFECT COUPLE / BEST ROMANCE (07・韓国)
(ーー;)
(監)キム・ジョンウ (脚)イ・ジョンソプ
(主)イ・ドンウク ヒョン・ヨン イ・ジョンホン チョン・スギョン チョン・ジェジン チャン・ヒョンソン イ・ジョンス
先端恐怖症の刑事と熱血女性記者とのドタバタ・ロマンス?
うわぁ〜・・久々の大ハズれ!もう、全然面白くなかったです。思わず、★1個!・・とか叫びそうになったもん。
意味不明なドタバタの繰り返しで、半分くらいから、もう苦痛でたまらなかった・・(ーー;
物語も面白くないけど、キャラにも全く魅力なし。★1個だってそうとう甘目かも。
先端恐怖症の刑事は中身なくて薄っぺらいし、熱血女性記者はギャーギャーうるさい上にドジ。目もあてられん。
可愛らしい顔(誰かに似てるんだよなぁ・・昔の井○美幸?いや、他の誰かに??)なのに、あれじゃあなぁ〜・・。
大袈裟な表情も、ラブコメには不可欠なのかもしれないけど、この女優さん、もしかして、いつもこんな演技(表情)しか
やってないんじゃないの?だって、そのテの芸能人(あえて女優とは呼ばない)って、日本にもいるでしょう?
・・昼ドラでのイジメ役で有名になった人とか。なんか、そう言う部類でしたね。
作品自体にも(効果音の使い方とか)安っぽさがにじみ出てたわ。
ヒロインの上司の女性も、「私はサイコって呼ばれてるけど・・(実は真面目よ?)」とか、いかにも個性的キャラを匂わせてるけど、
サイコと言うより単なるパワハラ変態女。これまた、やってる事がいちいち意味不明で全然面白くない。
日本で言えば、ちょっと戸○恵子っぽい役どころなのかもしれないけど、
そう言っちゃ、戸○さんにとっても失礼な気持ちもするし、正直、いらんキャラでした。_(T▽T)ノ彡☆
で、やっと待望のエンドロール(笑)・・なのに、そこでもまだドタバタと、二人のその後・・とかやってんのよ!
もう、いいって・・全然興味ないから・・(ーー;) 【BS】

サイコ
PSYCHO (60・米)
 
(監・製作)アルフレッド・ヒッチコック (脚)ジョセフ・ステファノ (原作)ロバート・ブロック
(主)アンソニー・パーキンス ジャネット・リー ジョン・ギャヴィン ヴェラ・マイルズ マーティン・バルサム 
   サイモン・オークランド ジョン・マッキンタイア ジョン・アンダーソン パトリシア・ヒッチコック
NHKでやってたので鑑賞。懐かしいなぁ〜。昔見たけど(TVでね;;)あの時はただ不気味だった印象が。
有名なカーテンごしのは、わざとハッキリ女(母)だと分からない演出なんかな? 【BS-NHK】

サイコ
PSYCHO (98・米)
 
(監・製作)ガス・ヴァン・サント (脚)ジョセフ・ステファノ (原作)ロバート・ブロック (製作)ブライアン・グレイザー
(主)ヴィンス・ヴォーン アン・ヘッシュ ジュリアン・ムーア ヴィゴ・モーテンセン ウィリアム・H・メイシー ロバート・フォスター リタ・ウィルソン
会社の大金を横領し町を離れたマリオン。やがて彼女は人里離れたモーテルにたどり着くが・・
言わずと知れたヒッチコック作品のリメイクですが・・
アン・ヘッシュがやたら可愛いんですけどー。 なんか、それに尽きる。(笑)
物語は、イマドキはもうね・・って感じだったけど、可愛いアン(笑)の他では、オリジナルにない色彩に注目。
鮮やかなカラー作品になると、例のシャワーシーンがすごく生々しくて、
排水溝に流れる真っ赤な血の色から刃物の切れ味再確認。{{(>_<)}}
あ、血の色だけじゃなくてね、まずは、マリオン(アン)のおしゃれなオレンジ系ファッションとかもね。
流行り?のカッティングのワンピにバンブーハンドルのバッグとか、蛇の目傘もとってもキュート。
ベリーショートのブロンド&色白な面立ちに映えるオレンジ色が
ヴィヴィッドなのに白くとんで(霞んで)シャーベットの様に見えたのも印象的で。これは強い光のせい?
シャーベットどころか、その数時間後には本人が凍り付きますが。
姉(アン)から妹(どうしても妹に見えないジュリアン・ムーア・笑)へバトンタッチした後半は、色彩もファッションも対照的。
時代の移り変わりなどあまり関係なさそうなラフなファッションが今度は黄昏色に染まっていたわ。
これもまた強い光のせい?どちらもどこか夢の中の風景みたいで良い雰囲気でした。
あの階段屋敷(怪談屋敷?)にも馴染んでいたわ。
ところで・・主人公のベイツは平凡な風貌だったなあ。 オリジナルの彼は見るからに神経質そうだったけど、
こんな、一見ふつ〜に見える人でも気をつけな、って教訓かしら。
ヴィゴ・・も、普通だった。(笑) でも、普通でもカッコイイって・・(* ̄∇ ̄*)
・・どうすりゃいいの? 400万ドルよりヴィゴさらって家出でしょう!
ところで、なんで今更ほぼ同じリメイクしたんだろう?・・とか最初は思ってたけど、
ガス監督は純粋にヒッチコック愛を形にして残しておきたかったのかな?・・って、エンドロールで感じたわ。
生々しい血の色と共に、鮮やかに残ったヒッチコック愛・・。
個人的には、アンの可愛さを残してくれてありがとう。(笑) 彼女にはこれからもホラーに出て欲しいわ。  【BS】

最後に恋に勝つルール
A LOT LIKE LOVE (05・米)
 
(監)ナイジェル・コール (脚)コリン・パトリック・リンチ
(主)アシュトン・カッチャー アマンダ・ピート タリン・マニング エイミー・ガルシア リー・ガーリントン アリ・ラーター 
   ムーン・ブラッドグッド ジェレミー・シスト カル・ペン キャスリン・ハーン タイロン・ジョルダーノ
空港でエキセントリックな女性エミリーに目を引かれたオリバー。すると機内で彼女の方から接近、すっかり彼は虜になってしまう。
個人的にツボにはまった大好き作品は「つるツボ」に入れてますが、それとは逆の新しいカテゴリも作りました。
参考までに・・「るつボツ」。(笑) 
ちょっと好みに合わないくらいでは入れるつもりはないので、入る作品は少ないとは思うけど、
好き、嫌い、と言うより、生理的に受け付けがたい(-_-;)生理的に無理で怒り(殺意?笑)を感じた_(T▽T)ノ彡☆・・が基準かな。
↑って言うと、それでも入れてる作品って・・( ̄∇ ̄;
・・って思ってしまうけど、まあ、単に個人的なものだとご理解ください。
あ、いつぞやの、UP後に気味悪い状況になったために削除した、例の韓流映画も、気持ち的にはそこにぶち込んどきます。(爆)
・・で、本作。
こんな前置きしたから、言う迄もないかもしれないけど・・全然面白くなかったです・・_(T▽T)ノ彡☆
2人の数年間が、最初から最後までずっとダラダラなのは、それはそれでリアルなのかもしれないけど、
見てる方としては、退屈極まりなかった。
奇をてらっただけな、あり得ない接近ぶりもそうだけど、デートでの2人の様子もありえねーくらいお粗末。
見ていてこっちが恥ずかしい・・(;^_^A
会話もつまらないので、デートそのものにトキメキもない。バカになるって・・ただのバカとは違うだろ。(汗)
「将来の計画を立ててるから6年後に電話してくれ!」・・なんて聞いた時には、ちょっと面白くなりそうだったんだけどな。
オリバーの仕事や家庭の様子も表面的だし、エミリーなんてもっとどうでもいい感じ。
2人が、再会、再々会まで、其々の時間をどんな風に、何を考え、何を感じながら生きて来たのか
会うたびに、何が変わって、何が変わらなかったのか、などなど・・なんか、そう言うのが何も伝わってこなかった。
ただ、○年経ちました〜と、時間経過を知らされてるだけの印象。切なさとも無縁。(←致命傷?)
気になりつつも、お互いに彼氏彼女になかなかなれない2人・・
なんとなくタイミングがズレちゃって・・このまま、別々の人生歩んじゃっていいの?
・・みたいなのって、結構、世の中に多いんじゃないかと思うので、
何か目からウロコみたいなモノ(何?笑)を期待しすぎてしまったかな。
これ、もし劇場で観てたら荒れただろうな〜(笑)
・・とか思ったら、日本劇場未公開でした。最近、こう言うのも放映するのね、NHK。NHK・・やっぱり変わったね・・。
【追記】さっき、ちょっと予告編見てみたら、めいっぱいストーリーを流しっぱなしな編集で笑った。
     これ見たら、もう本編見なくていいじゃん〜。ラストも予想通りなので。(-.-)    【BS−NHK】

サイコ リバース
PEACOCK (10・米)
 
キリ〜♪ 
(監・脚)マイケル・ランダー (脚)ライアン・O・ロイ
(主)キリアン・マーフィ エレン・ペイジ スーザン・サランドン ビル・プルマン キース・キャラダイン ジョシュ・ルーカス グレアム・ベッケル
 
田舎町ピーコックに暮らす銀行員ジョン。彼は1年前に母親を亡くして以来、人を避け孤独に暮らしていた。
そんなある日、線路沿いの彼の家の庭に脱線した貨物列車が突っ込んでしまい・・

おおっ・・この麗しきご婦人は?! ・・と思ったら・・な、なんと・・またまたキリアンが女性に?!
さてはキリアン、「プルート・・」でクセになったな?(笑)
でも今回は、「プルート・・」とは違う意味の・・の女性でしたね。
水色の眼も封印(?)した彼女エマは・・普通に洗濯物干してる姿だけでも
とても女性らしく優しげな物腰で・・な所が、みょ〜にミステリアス。
いや、でもキリアンはずっとそんな女性って訳でもなく・・ 本当は、とても地味で神経質な1人の男ジョン。
そんな、奇妙なんだけど、一応彼の感覚では普通に静かに暮らしていて・・でも、その周囲がやたら賑やかになったのを機に、
2人の間で少しずつ、その感覚のバランスが狂っていく・・。
母親が亡くなった時・・その呪縛から解放される事なく彼が陥ってしまった深い闇・・それが母代りの・・エマと言う世界なんだろうね。
でも、この世で一番憎くて、でも彼女がいないと生きていけない、自分でもどうしようもない迷宮に翻弄されている彼をよそに、
どんどんとその存在を大きくしていく彼女。
2人は仲良しなの?それとも憎み合ってるの?それに、どこまでお互い、自覚があるの?
2人の行動・・一体何を目論んでるの?・・に目が離せない。
でもさ・・何だか、ジョンが可哀想だったなぁ。最初は、エマのが絶対いい人だと思って、気持ちは彼女に傾いてたもの。
なんかジョンに悪かった気がする〜;;ごめんね〜ジョン。でも、ジョン・・あなたはどこに?2人はどうなってしまうの?
それにしても、いやぁ〜・・キリアン・・凄いね〜巧いわ〜。
彼らの生活を乱す周囲のエピソードにはあまり興味がわかなかったけど(笑)
ただ彼を見てるだけでも損がない、いや、彼を見る為の作品に思えたわ。ご馳走様でした。とっても味わい深いキリアンでございました。
・・でもさ、みんな、エマをあんなに近くで見ても何も気付かないのって・・先入観がないとやっぱそんなモンなのかな?
ほらほら、よーく見てよ、その鼻の下の長さを!どっかで見たでしょ?
んで、そのアゴのあたりのうっすら青ヒゲもさぁ〜見たことあるでしょ?(ピノッキオ?)
・・と言っても、やっぱメイク映えするキリアンが麗しかったのは確か。
ん〜〜・・やっぱ気付かないかな?エレガント過ぎるもんね、何もかも。
ところで、最近、劇場で「TIME」と言う新作映画の予告編をやってまして、
ありゃ〜・・ティンバーレイク、ハズみつけてまんまとハリウッドに乗かったな?
おりょ〜・・あの腕の時間、まるで「ドニー・・」のパクリじゃんかぁ〜!
・・とか、ボ〜ッとしながらも相変わらずの姿勢で見ていましたが・・
いきなり、みょ〜なお顔が出てきてさ、あ、キリアンだ!キリアンみっけ!・・と、姿勢を正したわ。
今度は、麗しい美女じゃなくて、みょ〜な地顔のちゃんとした男役みたいです。(宝塚?)
でも最近のキリアンって、男の時は大抵悪役な気が・・?気のせい?
ま、どっちでもいいけどね、麗しい女性でもみょ〜な男でも悪人でもゾンビでもキリアンならば。
これ、絶対観に行こ〜っと!楽しみ〜♪ああ、キリアンって・・クセになるなあ〜!(笑)  【DVD】
 

最高の人生の見つけ方
THE BUCKET LIST (07・米)
 
 
(監・製作)ロブ・ライナー (脚)ジャスティン・ザッカム (製作)クレイグ・ゼイダン ニール・メロン アラン・グライスマン
(主)ジャック・ニコルソン モーガン・フリーマン ジョーン・ヘイズ ビヴァリー・トッド ロブ・モロー
 
想像の範囲内の物語だけど、2人のそれぞれの持ち味がいいね。まあ、これも想像の範囲内の持ち味だけれど。(爆)
お金にモノ言わせて世界旅行するのも一興ではあるけど、人とのつながりを最後まで大切に出来る事のが一番じゃ? 【TV】

最高のルームメイト
ROOMMATES (94・米)
(監)ピーター・イエーツ
(主)ピーター・フォーク D・B・スウィーニー ジュリアン・ムーア エレン・バースティン
幼い頃両親を失ったマイケルは、バイタリティ溢れるパン職人の祖父、ロッキーに育てられる。
頑固者のロッキーは、マイケルが大人になってもあれこれと口出しをしてくるのだが・・
 
ガンコジジイだけど、孫やひ孫を大切に思うロッキーがとってもいいね。子は離したら戻るのは難しい・・?
僕は不運だ、と言うマイケルだけど、こんなに素敵な身内が一人でもいる事に感謝しなくちゃぁ・・(T_T)
コロンボの面影のないP・フォークにびっくり。若いムーア、お色気路線じゃなくても素敵だった。 【TV】

最後通告
VOLLMOND (98・スイス)
(監・脚)フレディ・M・ムーラー 
(主)ハンスペーター・ミュラー リロ・バウアー ベネディクト・フライターク マリーベレ・クーン
しばらく考えさせられたと言うかボーッとしてしまったと言うか。サスペンス調だけどファンタジーの色あいが濃い。だけど現実的でダーク・・
と言った不思議な感触。ここで示している環境問題は、いなくなった子供達からそのまま未来の喪失へと繋がっているのだろう?・・自然とは
人間そのものをも示していると思うから。残された女の子(エミ)が動物園の動物を憂える所で、この作品のアウトラインが見える様にも思えた。
急激な展開があるようなサスペンス作品ではないので好き嫌いが分かれそうだけど、同監督の前作でも感じた両極端な世界観がこの作品世界にも
感じられ、興味深く鑑賞出来た。どっかで見た顔の人がいるなぁ?と思ったら、「アメリ」に出てた女優さん!ヨランダ・モロー。【ビデオ】

最後の恋のはじめ方
HITCH (05・米)
 
(監)アンディ・テナント (脚)ケヴィン・ビッシュ
(主)ウィル・スミス エヴァ・メンデス ケヴィン・ジェームズ アンバー・ヴァレッタ ジュリー・アン・エメリー マイケル・ラパポート 
   アダム・アーキン ケヴィン・サスマン ジェフリー・ドノヴァン ポーラ・パットン
デート・コンサルタントのヒッチは今日も顧客の男達への恋愛指導に忙しい。そんな彼もある日魅力的な女性記者に出会い・・
主人公ヒッチ役は、お馴染みクールなウィル・スミス。なんだけど、自分には、冴えない顧客のアルバートのが印象的だった。
ヒッチって・・昔はダサくてフラれた感じだけど・・昔の姿のが素朴で可愛いのに〜 ・・とか思った時点で、アウトなんだろうか>自分
でもさ、モトがイケてる素材だから、見た目カッコ良く変身出来るんだしさあ、それ、本人わかってるよね?
・・とか思うと、なんかイラッとも来るんだけど〜(笑)なので、正真正銘のダサいアルバートに好感が。(オイオイ)
・・と言うか、計算ずくの構えたカッコ良さよりも、ダサくても、素直な気持ちで付き合える人のが自分は好きだなぁ〜って思うので。
結構カッコ良くコトを進めて来たヒッチが、実は一番臆病なのは自分だった事に気付いて良かった。
ただ、気付いた途端に、ウダウダし過ぎ。(笑)気付いたなら、もう薀蓄はいらんから。
でも、そんな彼の気持ちには、突飛行動の時点で、サラは気づいててもいいんじゃ?;;
エヴァ・メンデスは、あまり知らないんだけど、美人だしきっと魅力のある女優さんなんだろうな
・・とは思うけど、このサラって女性の魅力は全然伝わらなかったなあ。 妹の話って必要だったの?
最後に、恒例の苦言ですが;;
これ(BSで見たんだけど)吹き替え版で・・ヒロイン(サラ)の声が・・も〜全然ダメでした。
聴いた時すぐ、あ、これはもしや女優の○○○○では?
・・と思って後で作品情報を調べたら、やはりそうで、で、その女優さんは別に嫌いでも何でもないんだけど、
とにかく、吹き替えがダメダメだったのでガッカリしちゃって。(メンデスの魅力が伝わらなかった原因の1つかも?笑)
○○○○が、初めて吹き替えに挑戦! ・・な〜んて説明には書いてあったけど、
別に女優さんが吹き替えに挑戦する必要もない様な。
でも、もしこれからも、こう言う、「どうしても吹き替えやりたい!お願い、やらせて!」
・・って思う女優さんがいるのであれば、せめて主演じゃなくて端役から挑戦してくださいねー。
主演には、プロの声優さんでお願いします。  【BS】
 

サイダーハウス・ルール
THE CIDER HOUSE RULES (99・米)
(監)ラッセ・ハルストレム (脚・原)ジョン・アーヴィング
(主)トビー・マグワイア マイケル・ケイン シャーリズ・セロン キャシー・ベイカー デルロイ・リンドー
孤児院を出て初めての世界を体験し、成長していく主人公を演じるトビー・マグワイアがとてもイイ。この孤児院の様子も泣けるくらい良い。だけど
(当り前とは言え)外の世界での出来事が何だかなぁ〜;いくら、ルールは臨機応変に・・とは言え、あのケモノオヤヂのエピソードはかなり複雑な行いだと
思うのであんなにさらりと描かれても困ってしまう。ホーマー(トビー)の成長には欠かせないであろう母性への憧れとロマンスを、美女キャンディーで
描いてるのもいいんだけど、自分ばかりいいこちゃんで楽しようとするキャラをずっと見てるのは嫌だったし、かと言ってあの結末は皮肉キツ過ぎて
たまらなかったよ。(>_<)ある意味純粋培養されて育ってきたホーマーには、何もかもが強烈過ぎる体験だったと思うけど、それでも変に曲がる事なく、
真っ直ぐに歩んでいこうとする人間に育っていた事が、小細工産婦人科医(笑)の彼への愛情の深さの賜物だったと、素直に嬉しさを感じてしまった。
ただ、最後に明らかにされた小細工にも親心を感じる一方、視野の狭さも感じ、『人の役に立てる人間であれ』と言うのを思い返すと、その意味が
あまりにも広すぎる為、全体的に曖昧な印象が残ってしまった。天職と言えば簡単なんだろうけどさ。【ビデオ】【TV】

サイドウェイ
SIDEWAYS (04・米)
(監・脚)アレクサンダー・ペイン (脚)ジム・テイラー (原作)レックス・ピケット
(主)ポール・ジアマッティ トーマス・ヘイデン・チャーチ ヴァージニア・マドセン サンドラ・オー メリールイス・バーグ ジェシカ・ヘクト
想像していたよりも堅苦しくなくて、それどころかかなりオバカな所もあったりして、ワインの知識がなくてもOKでした。(^^ゞ
でも知ってた方がもっと楽しめるでしょうね。人生も・・。トシいってる方が沁みる物があるかもしれない。( ̄∇ ̄;)
人生の祭りの日を夢見て生きてはいても、ふと気付くと、そんな日は一体どこに〜?!・・状態で・・( ̄∇ ̄;)
主人公が1人、ファーストフード店でこっそり記念のワインをあおってたのがものすごく悲しかった・・。なんだかホント
ワインごとでも他人ごとでもないっつーの。でも、ピークを過ぎても、それはそれで又違った味わいがある・・って
世の中にそんな風に考えてくれる人がいると知れば、世界は全然変わってくるんだよね・・。
自分が今まで飲んだワインの中で一番美味しくて感激!したのは、大昔のドイツ観光にて・・ライン川沿いの街、
リューデスハイム(だったかな?)にて、仲間と一緒に飲んだ白ワイン・・もうフルーティでサイコー!の美味しさでした。
でも、これは真昼間だったし、きっと地元の皆さんが水代わりに飲む程度の気軽なワインだったと思うので、
・・なにしろいいお天気の下、気の合う仲間と語り合い笑い合いながら飲んだからこそ・・だったのかもしれないな。
いくらワインの知識があっても、やっぱりそれを一緒に楽しめる人がいなくちゃ、ココロもうまく熟成できないと思うもの・・。
それにしても、ハービー・ピーカーが主人公だったとはね〜!Σ\( ̄ー ̄;)チガウダロ(ポール・ジアマッティです・笑)
なんだか又しても暗くて冴えない主人公・・しかも超後ろ向きで、かと思えば派手にキレやすいワイン・オタク。
対照的に友達(トーマス・ヘイデン・チャーチ)は、単細胞でどこでもエ○まっしぐらなオンナ好キー男。( ̄∇ ̄;)
彼の後の展開(**で逃走)には笑った〜!あんたずっとその格好でイイじゃん〜どうせどこでもそんなんだし。(笑)
落ち込んだ主人公の「無名すぎて自殺も出来ない・・!」にも爆笑!こんな
苦い日も熟成途中だと割り切りたい;;
人生の再出発と男同士の(極秘の?)友情物語がうまい具合に溶け合ってて、実は爆笑しながらホロリとしたりも。(笑)
しかし、面白いコンビだけど、冷静になって考えてみると、どっちもあんまり関わりたくないタイプだなぁ〜・・_(T▽T)ノ彡☆
【以下、ちょっとラストに触れています。未見の方は読まないでね】
一部かなり男性本位で女性には気持ちの良くないエピソードもあったしね・・ステファニー(サンドラ・オー)の事だって
どうなの〜?彼女への仕打ちは余りにもヒドい。彼女のキレっぷりは凄かったし(爆)あれでチャラと思ってるのかも
知れないけど、私にしたらあんなの全然生ぬるいよ!んで、結局は婚約者が命・・だなんてアホにもほどがあるって。(怒)
マヤ(ヴァージニア・マドセン)は自然体でいい感じだったけど、少々ステレオ・タイプなヒロインで物足りない感じがした。
そもそもどうして(周囲はワイン通いっぱいいるのに)最初から主人公にえらく親しげだったのか分からないし、
(特別な、自分に合ったワイン=パートナーをかぎ分ける能力があると言えばそれまでだが・笑) 喧嘩の後も
話し合いもなく小説一本で彼を理解出来たとしたら、ワインよりも小説のがパワーあるじゃん〜とか思ってしまったり。(笑)
その辺、女性が都合良過ぎ〜に見えたんだけど;;ラストがとても良くて、結局は「
ちょっといい気分」になってしまって。
ナンだカンだあったけど、シラけも泥酔する事もなく、ほどよい加減の幸に酔えてたのかもしれないな?(^^ゞ
SIDEWAYS(
寄り道)ってたまにはいいよね。実は、rambling roseにも似た様なニュアンスがあるのですぞ〜(^^ゞ 【KBCシネマ】

サイドウォーク・オブ・ニューヨーク
SIDEWALKS OF NEWYORK (01・米)
(監・脚・製作)エドワード・バーンズ (製作)キャシー・シュルマン リック・ヨーン マゴット・ブリッジャー
(主)エドワード・バーンズ ロザリオ・ドーソン スタンリー・トゥッチ ヘザー・グラハム ブリタニー・マーフィ デヴィッド・クラムホルツ
N.Yの恋愛事情・・まいるなぁ・・(@_@)誰もが露骨で・・特に男って、女と**事しか考えてないじゃん;ずっとこんな調子の話を聞くのはツライかも〜?
・・と思ったけど、関連する6人の様子が仲々面白かった。
今ある男女の関係に悶々としながら、新しい恋に向かって行く・・いや、向かって行ってる・・つもり!?
男と女の、恋愛の考え方の違い、思い違い、すれ違い・・う〜ん、N.Yでなくても難しいもんだけどねぇ。
欲望でしか女を見れない男・・いっそカルポくらいに極めればアッパレかもしれないけど(?)あの歯科医、最悪。しかも、こう言うタイプのヤツに限って、
理想的な夫(時に父親)と言うポジションに固執するんだよねー。結局は”お金で買える関係”にしか縁がなくなるのは当り前だよ。アンタ、もうそれでヨシとしな。
・・とっても重大なコトを女性だけの手に握らせて終わる様子も、イマな世の中の恋愛模様なのでしょうか。女性の方が、どこかタフで魅力的に見えたワ。
仕事中に、つい泣いてしまう彼氏は印象的。 ブリタニー・マーフィ・・そんなに好きでもなかったけど、とってもケナゲで可愛いかった・・!
ヘザー・グラハム・・いつもと違った堅い役だったけど、街に映えるキレイ色のファッションでキメキメ。(笑)
ロザリオ・ドーソン・・初めて知ったけど、A・ジョリーとジェニロペを足して2で割った様なエキゾチックな風貌。
目の離せないキャラの動きに、最初の戸惑いはすっかり消えて、しかも都会の活力まで貰った感じ!(^^)
巧いね、バーンズ・・!イヤミな程スマートだもんね。(笑) 相変わらずの地味犬顔でしたが・・( ̄∇ ̄;) 【劇場】

サイド・エフェクト
SIDE EFFECTS (13・米)
 
(監)スティーヴン・ソダーバーグ (脚・製)スコット・Z・バーンズ
(主)ジュード・ロウ ルーニー・マーラ キャサリン・ゼタ=ジョーンズ チャニング・テイタム アン・ダウド 
   ヴィネッサ・ショウ カルメン・ベラエス マリン・アイルランド ポリー・ドレイバー
インサイダー取引の罪により服役する夫を心配する妻エミリーは鬱病に苦しめられ、ついに自殺未遂を起こし入院してしまう。
そんな彼女の担当医になったバンクスは、彼女に新薬を処方するが・・

自分とは相性が今一つなソダーバーグだったけど、前半はやたら面白かったな〜。
後半はちょっと意外な部分もあったけど、どっちかと言うとそっち転びじゃなく(どっち?笑)
もっと新薬について掘り下げて貰った方が自分の好みではあったわ。
夫の逮捕理由が後の展開にどう関わってくるのかも気になってたけど、やんわりと間接的な程度で。んで、あの結末って・・気の毒〜。
判断(診断)が難しい心の病に関わるのはタイへンだよね〜。 日本でも心療内科に行ってるとか言うと(今はだいぶ緩和されたとは言え)
やっぱり周囲から一線引かれてしまうのは欧州でもそうなのね。割と普通に扱ってるアメリカはそれだけ蝕まれてるって事なのかな。
何かやっかいなコトが起こると、自己責任そっちのけで他のせいにする事の多さからして
要注意、なんではあるんだろうけど、まさにそんな体質?が起こした事件って感じ。
ルーニー、か弱そうでいてどこかに狂気を孕んだ風情がとても良かった。
終盤、施設でチラッとジュードを見たのがなんか意味ありげと同時に素な感じがして印象に残った。
ジュードは奥様相手にしてる時にちょっと戸惑う姿に素が見えた感じだったし(笑)
しかしそれを言うと、ジュードをいきなりボコったゼダ姐なんか、「あんたいつもそうやって手当り次第に男をボコってるやろ!」
・・としか見えなかったのがなんとも!(≧∇≦) 登場した時から、眉毛三角で上から目線のばりばりのフェミ女史だったよね〜。
でもそれが、最後は・・ええ〜っ・・ちょーマヌケ〜〜でさぁ〜ヾ( ̄∇ ̄; それにしても本当に、精神面については、
目に見えないし判断し辛いよね。ジュードの髪の毛の減り具合のがまだ判りやすい・・ヾ( ̄∇ ̄; 【TOHOシネマズ・ソラリア館】

サイレントヒル
SILENT HILL (06・米=日本=カナダ=仏)
(監)クリストフ・ガンズ (脚)ロジャー・エイヴァリー
(主)ラダ・ミッチェル ジョデル・フェルランド ショーン・ビーン ローリー・ホールデン デボラ・カーラ・アンガー アリス・クリーグ キム・コーツ
例によって、原作・・と言うかゲームは全く知りません。(^^; 恐いゲームは面白そうだけど、自分(プレーヤー)が追いかけられたりするのはまだしも
(この原作がどうなのかは知らないけど)自分から殺したり周囲で殺しがある様なゲームはシュミではないのだ・・。RPG系もかったるいので興味ナシ。
過去にした恐い系は『Dの食卓』のみ。(古っ)そんな私ですが・・この作品は、
ホラーとしての恐い度はかなり低いです。全然恐くない・・!(≧▽≦)
せいぜい、三角鉄帽子(?笑)のモンスター(?)が、巨大○○で、マジック・イリュージョン(?)をやってくれる所と、
とある人を、ぶりん!とほにゃららする所くらいがド迫力!でちょっと恐いけど。エロモンスター!・・とも一瞬思ったり。(なんのこっちゃ・笑)
最初はね、ファンタジックで美しいの、サイレントヒルって。小雪が舞っててさ・・と思ったら、雪じゃなくて○だった!(^^;
けど、そんな街づくりの雰囲気が良くてね。そこいらの
ごちゃついた街が嫌いな人は引っ越すといいよ〜オススメって思うくらい。(笑)
いきなりな不明物体登場〜に
は、ああ、こんな系列?・・ってちょっと驚いたけど、実際には、そんな目に見えるモノよりももっとおぞましい人間心理
・・と言うか、悪意が
描かれていて、終わり方も好みで良かったです。(えっ)
キーポイントは”子供にとって母親は神と同じ・・”です。うーむ、なんてイケズ・・いやいや、感動的な・・!(ニヤリ)
目を見張るCGビジュアル全開!!なのも
見所の1つ。・・けど、CGで描いてる部分って妙に”軽い”んだよね。
今回この作品を鑑賞して初めて気付いたんだけど、この軽さが、しかも何でもアリと言う技術が、恐さを減らしてる原因にも思えたよ。
どうしたって、重みのある人間や実際の背景とのギャップはうめられないからねえ。
クライマックスはやりすぎ感あって、そこは一番好みではないけど、全体的には
グロいのに美しい・・印象でした。
得体の知れないナース軍団には笑った・・( ̄∇ ̄;) そのまんま、「スリラー」でも踊り出すかと思ったよ!
これ、いかにもゲームにありそうなキャラね。(ない?)メット脱いだらブロンドなナイスバディ警官も・・ね。
この辺は、ゲーム・オタクなオヤヂには、きっとたまらなく嬉しいシーンでしょう。
主演のラダは頑張ってはいたけど、アレッサの母に初めて会った時とか全然驚いた風に見えなかったし・・そんなちょっとした所の演技が気になって;;
だって誰もいないはずのゴーストタウンでいきなりなのに・・心臓強すぎ。
ショーン・ビーン様はとっても印象薄くって・・どこどこ〜?(おっと・・!スレスレですね・・後はネタバレにて。)
アレッサの母役はデボラだったけど、ぼさぼさ頭で最初気付かなかった。でも今までで一番美しく見えたし(なぜ)
街の住人の某なんかは、まるで『キャリー』の母親に見えたり。でもやっぱり一番印象的だったのは娘ね。
【以下、ネタバレあり!未見の方は読まないでね】
一部、意味のよく解らない所があったんだけど・・トイレにあった死体の口からローズが取り出した物・・次に進むべき場所のヒントだったとは思うけど、
それを取り出した動機って?ただ目についたから?なんか伏線あったっけ?(;^_^A
しかし、最後、母親に手をひかれて家に戻ってきた時の彼女の表情はなんとも言えなかったなぁ〜・・。
これがシャロンなのかアレッサなのか疑いがあったので、私はローズではなく娘の顔ばかりずっと見てたんだけど、
あの顔つきや仕草・・もうまるまるアレッサじゃん・・とか思ってさ。( ̄∇ ̄;)
結局、ローズはアレッサの悪意に利用されたって訳だよね?しかも本当の世界に戻れてない事にも気付いてないし・・;;
善意の象徴であったシャロン自体は、あの娘の中でどうなってしまったんだろうね?
人の心の中で増殖する悪意のシブとさ・・そして悪をもってしか悪を制裁出来ないのって・・情けないし悲しい話よね。
もしかしたら、このラストが一番恐い所かもしれないな。あの娘・・と言うかアレッサのしたたかな笑みがね。
そうそう、ショーン様は・・どこどこ〜?印象薄くても、きっとそこに居るのね〜?きっと私のおそばにも〜〜〜〜_(T▽T)ノ彡☆
・・な、この世界、ナンとか言いながらも結構不思議でそそられたわ。これから、サイレン鳴ったらドキッとするかも?(笑)
【追記】娘役のジョデル、どこかで見た気がしてたら、TVシリーズの『キングダム・ホスピタル』だった。ああ、そうか!
    清楚でとても可愛らしいし、なにより瞳が美しいから、こう言うホラーにはピッタリでした。今後も期待大。 【ユナイテッド・シネマ】

サイン
SIGNS (02・米)
_(T▽T)ノ彡☆
(監・脚)M.ナイト・シャマラン
(主)メル・ギブソン ホアキン・フェニックス ローリー・カルキン アビゲイル・ブレスリン チェリー・ジョーンズ
『あなたは自分に起きた現実を、何か良い運命に繋がる物として受け入れられますか?』・・ 私はある程度、そうやって今まで来たと思う。
誰に教えられた訳でもないが、それが辛い事柄であればある程、そうであった様に思う。でないと辛さに押し潰されてしまうかもしれないし。
ただの自己防衛かもしれないけど、誰でもそんなモンじゃないの?占いだってイイ事しか信じないしね。
所でこれ、恐れていたシャマラ〜ンさんの3作目・・しかしなんと、前2作よりも楽しめたわ。
・・いや、かなりツメ甘いなぁ〜浅いなぁ〜ってトコは変わらないけど。 
例によって・・人の感情なんてそんなすぐに変わらんて〜宇宙人、軟弱過ぎ。だいたい出るなよ、シャマラン!・・とかさ。(笑)
テーマを大仰なオブラートで包み過ぎなのは又同じなんだけど、でも、今回はやたら可笑しかった!
宇宙人を初めてとらえた映像・・モジモジ君かと思った!(T▽T)ノ彡☆それと、叔父役のホアキンがスゴイ!もう大笑い!
彼、やっぱりイイね〜!なんで「クイルズ」の神父から、こんな天然ボケになるかなぁー!キスチョコにもなってるし〜!
もうそんな彼だけで満足〜!(≧∇≦)でもこの家族、好きだなぁ。女の子めっちゃ可愛かった!
「シックス・・」の好きな方にはガッカリかもしれないけど、そうでない方には意外と楽しめるかも。
シャマランさん・・最初からコメディだと言ってくれれば良かったのに・・Σ\( ̄ー ̄;) 【ユナイテッド・シネマ】

サイン・オブ・デス
PARS VITE ET REVIENS TARD / HAVE MERCY ON US ALL / SEEDS OF DEATH (07・仏)
 
(監・脚)レジス・ヴァルニエ (脚)ジュリアン・ラプノー アリアン・フェート アリアーヌ・マラン ローレンス・ショア
(主)ジョゼ・ガルシア マリー・ジラン リュカ・ベルヴォー オリヴィエ・グルメ ニコラス・カザール 
   リン・ダン・ファン ミシェル・セロー ナディーヌ・アラリ ソフィー・オーブリー
 
玄関ドアに突然書かれた謎のマーク、そして広場で読み上げられた謎の詩。
不可解な状況の中、黒い斑点を帯びた全裸死体が次々に発見される。

劇場未公開だけど、意外と面白かったです。まずは、普通だけどどこか暗さを感じるパリ・・など、雰囲気がいいね。
あのドアのマークなんて、自分ちにあったらびっくりする〜どこの暴走族が因縁つけて来たかと・・(ちがうか)
しかし、警視のロマンスは蛇足じゃん?いや、最初からいらんし。唐突だし、別に素敵にも見えんし。(汗)
犯人を、指輪だけで決め付けるのにも無理があるし、勘が鋭い警視です、の一言で済まされても・・困るよ・・
・・とか思ってたら、どうもコレ、原作ではシリーズもので、彼女の事とか、勘が鋭い事とかも、色々と、かくかくしかじかあるらしい?
でも、映画は映画なんだから、そういうのは、ここの土俵だけできちんと進めて貰いたいわ。(相撲ですかい)
とは言え、結構飽きることなく最後まで引っ張られるし、ちょっとした社会問題なども含まれてて、最後、真犯人にも、納得。
・・と言うか、そうじゃなきゃ、あれ?あのキャスティングなんで?役不足じゃ?なんて思っただろうし〜・・ネタバレしてたらゴメン(^^;【BS】

ザ・インターネット
THE NET (95・米)
 
 
(監・製作)アーウィン・ウィンクラー (脚)ジョン・ブランカトー マイケル・フェリス (製作)ロブ・コーワン
(主)サンドラ・ブロック ジェレミー・ノーザム デニス・ミラー ダイアン・ベイカー ウェンディ・ガゼル ケン・ハワード
 
吹き替えの声がのんびりし過ぎで緊迫感がなかった。
個人情報を盗まれてもそれほど困らないよ・・とか思ってたのは大間違いで、勝手に書き換えられるのってすごく恐いね。
誰もがコンピューターの管理システムを信用し過ぎてるから。自分こそ緊迫感なかったわ。(汗)
サスペンスにはつきものなんだろうけど、巻き添えで殺される人を見るのは嫌だなぁ。 【TV】

サヴァイヴ 殺戮の森
SEVERANCE (06・英=独)
 
 
(監・脚)クリストファー・スミス (脚・原案)ジェームズ・モラン
(主)ダニー・ダイア ローラ・ハリス ティム・マキナニー トビー・スティーヴンス クローディー・ブレイクリー アンディ・ナイマン
 
研修の為に森へとやって来た武器メーカーの社員達。だが道に迷った事から、次々と謎の殺戮の餌食となっていく。
冒頭、見るからに男性向けサービスな巨乳のオネエちゃんが、切羽詰まって、脱ぐとか脱がないとか言ってたので、
なんだこれ、そっち方面のホラーですか?・・ってちょっとシマッタ感があったけど
最後まで見ると、小さなブラックユーモアが散りばめられたコメディホラーで、まずまずでした。
ギロチンで首がはねられた後も意識はあるんだ、って言う説を唱えた男が、それを実証出来るハメになって悦に入る様子はなかなか。
この話、言うの3回目くらいかもしれないけど、あれって絶対、自分じゃ「頭が離れた」じゃなくて「胴体が離れた」って感じるよね?
あと、チャラ男が珍しく真面目な事を言おうとしてる時に、「あ、冷蔵庫に足を忘れた」・・とか言われたり・・その間が絶妙。
で、結局助かったのが・・・・・と言うのも、ちょっと意外で笑えた。研修旅行に行く際には、念のため某サービスを頼んでおきましょう
・・と言う教訓ですかね?(←ホラーに教訓を求めたがる健全世代。) 【DVD】

ザ・ウォーク
THE WALK (15・米)
 
 
(監・脚・製)ロバート・ゼメキス (脚)クリストファー・ブラウン (原作)フィリップ・プティ (製作)スティーヴ・スターキー ジャック・ラプケ
(主)ジョセフ・ゴードン=レヴィット ベン・キングズレー シャルロット・ル・ボン ジェームズ・バッジ・デール ベン・シュワルツ 
   クレマン・シボニー マーク・カマチョ スティーヴ・ヴァレンタイン
 
綱渡りに魅せられフランスのあらゆる高所でその技術を披露して来た青年フィリップ・プティ。
ある日、新たな舞台を探していた彼の目に留まったのはNYツインタワー建設の記事だった。

いきなりレヴィット君のほにゃっってしたアップで気が抜ける。(笑)
けど、やってる事は真反対。見てるだけでビビってしまうくらいの危なさで緊張;;
なんでそこまで?と初めは思ったけど、見てるうちにその思いを少しは理解出来る気がした。
それにしても、当たり前なんだろうけど、準備も大変なのね;;
と言うか、そこに至るまでが意外とサスペンス! だったり、主人公の内心も意外とドラマ! だったりで、
勝手に想像してた渡る時メインの冒険エンタメとはだいぶ違ったけど、 予想外の視点が意外と見応えあり!
で、見終わって緊張解けるとどっと重い満足感が。ほにゃっっとしたレヴィット君の見た目は中和剤?
後で思い出したけど、これが日本公開された同じ位の時期にミニ系で綱渡り映画の予告編を見た事があったわ。
「マン・オン・ワイヤー」。 それがドキュメンタリーなのは知ってたけど、何故かこれがその同じ人の伝記モノだとは思ってもなかった。
似た様な題材の完全フィクション・エンタメかと。ハリウッド・メジャー系だったもんでついヾ( ̄∇ ̄;
いやぁ〜でもよくあんな危険な事やったよね。すごいよね・・成功して良かった。
・・ってずっと本人が思い出しながら語ってるから、そうなんだろうとは思ってはいたけど;;
それでも見てるだけで足ガクガクしそうだったし、これスクリーン3Dだとどうだったんだろ?
それにツインタワー眺めてると、何かやろうと思ったらその時がチャンスとは言うけど、
むしろ、その時しかチャンスはない、みたいに思えたし、それをやってのけた彼(とその仲間)にジーンと来てしまった。
私があの場で見上げててもきっと拍手しただろうな。 ・・まあ、違法なんだけど。(爆)
大道芸をするパリの街角・雨の街角・・が素敵。アメリカの大都会とのギャップも面白かったし、
カノジョが次は自分の夢を・・の終わり方も、夢の成功がまた新しい夢を繋いでるみたいで良かった。
彼には大ショックだったかもだけど。(笑)    【スターチャンネル】 

サウスポー
SOUTHPAW (15・米=香港)
 
 
(監・製)アントワーン・フークア (脚)カート・サッター 
(製作)トッド・ブラック ジェイソン・ブルメンタル スティーヴ・ティッシュ ピーター・リッシュ アラン・リッシュ
(主)ジェイク・ギレンホール フォレスト・ウィテカー レイチェル・マクアダムス ナオミ・ハリス 
   カーティス・50Cent・ジャクソン ウーナ・ローレンス ヴィクター・オルティス ミゲル・ゴメス ボー・ナップ
 
独自の戦法で絶大な人気を誇るボクシング世界ライトヘビー級王者のホープ。
しかしあるパーティの席でライバル選手の過激な挑発にのってしまい・・

ジェイク×ボクシング=即、鑑賞決定!
だったけど、正直ここまで王道な物語だとは思ってなかったので、そう言う点ではちょっと物足りなかったかな。
けどまあそれはそれで、その路線上を素直にしっかり描いていて好感の持てる作品ではあった。
時代が時代なら、もっと大々的に売り出したりして話題になったかも?! 子供も可愛いかったしね。(←ここ大事)
自分の前情報は「ジェイク×ボクシング+レイチェルがヒロイン?」程度だったので、
控室でお色気振りまいてた愛妻モーリーン(レイチェル)があんな事になったのが意外で・・あ、ホッピーも・・これもね〜・・
なんかホープの子供とダブって見えたりして・・随分と辛いもんがあったわ・・。結構これは引きずったかな。
大筋は、いつもの試合〜お色気愛妻〜ガーンと現実へ〜良いコーチ〜子供パワー・・そして復活へ!
ああ、改めて王道一直線・・ホープが孤児院出身ってのも。でも一方で、ツボ逃さないな〜って感じ。もう応援するしかないっしょ。( ̄∇ ̄;
で、ずっとなんでこんなタイトルなのか疑問に思ってたら、最後に・・。
と言うか、タイトル・オチですか!いいんですかそれで!?( ̄∇ ̄;(いつかの草原のなんとかに引き続き・・笑)
この辺は、もうちょっと伏線あったらもっと納得して良かったな。取ってつけたタイトル(オチ)な気もしたので。(笑)
で、ちょっと思ったんだけど、ホープ見てたら、彼の様に孤独な立場になりやすい人とそうでもない人って、一生ずっと変わらない気もして;;
その人の性格がそうさせるのか、それともそう言う運命なのか、それがいいとか悪いとかじゃなくて・・そして一時の賑わいとか抜きにして・・
なんか漠然とそう感じちゃって、どん底から這い上がるホープ(と子供)に、そこが孤独との最遠距離なのを忘れないで〜とか思ったり。
と言いつつ、自分には、そんな孤独に陥りやすいホープっぽい人に惹かれる傾向が〜(* ̄∇ ̄*)(←既にモーリーン化・・お色気はない!笑)
ジェイク始め、主演はみんな良かった。よくある話(オイオイ)でも文句三昧にならなかったのは俳優陣の巧さあってこそだったかも?
お色気妻のレイチェルも、お色気お色気言ったけど、案外爽やかなお色気だったし(笑)
何より、心から夫の事を心配して支えてる感じが伝わって来て良かったし、
久々のウィテカーも、ちょっぴり地味になっちゃった気はしたけど、いつもの様に、にじみ出る様な人柄(キャラ柄)が感じられて良かった。
そして主演のジェイク・・!肉体改造、凄いね〜さすがね。CGじゃないよね?(爆)
ここまで鍛え上げた肉体・・これ一本だけじゃ勿体ないよ。この勢いでもう2〜3本筋肉系映画撮らないかな?(ё_ё)v  【TOHOシネマズ・ソラリア館】

THE 有頂天ホテル
 (05・日本)
 
 
(監・脚)三谷幸喜
(主)役所広司 松たか子 佐藤浩市 香取慎吾 篠原涼子 戸田恵子 生瀬勝久 麻生久美子 YOU オダギリジョー 角野卓造 寺島進 近藤芳正 
   原田美枝子 唐沢寿明 津川雅彦 伊東四朗 西田敏行
(声)山寺宏一
 
う〜ん・・ソコソコ。なんだかわざとらしさが前面に出過ぎちゃった感。三谷さんの次回作に期待。感想薄っ・・。  【TV】 

サウルの息子
SAUL FIA / SON OF SAUL (15・ハンガリー)
 
(監・脚)ネメシュ・ラースロー (脚)クララ・ロワイエ
(主)ルーリグ・ゲーザ モルナール・レヴェンテ ユルス・レチン トッド・シャルモン ジョーテール・シャーンドル
 
アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所にて処刑や死体処理を手伝うゾンダーコマンドとして働くユダヤ人サウル。
ある日彼はガス室でまだ息のある少年を見つけ・・

最近では珍しい小さいサイズのスクリーン。(何サイズって言うんだっけ;;)
そして、主人公を常に中心に置き(殆ど背後か彼目線)、周りの様子はぼかしが多かったせいか、
中盤まではさほど気持ちが入らず、淡々と起こる事をただ見ていた感じ。
けど、終盤からラストに向けて・・ぐっと心掴まれてしまって、それまでおとなしくしてた自分の感情が涙となってあふれ出てしまった;;
エンドロール短かったよ・・涙止まるまで待って・・状態。何にそんなに?と聞かれてもうまく説明出来ないけれど・・
こんな種類の感情にさせてくれる作品は久々な気が。
思えば、あの狭苦しくてぼけてる周囲の様子はまさしくサウルの感覚だったよね?
見たくない光景・・何もハッキリとは見えないし感じない、いや、見たくないし感じたくもない事を淡々と機械的にこなすだけの世界。
その先に待つものも暗闇(死)でしかないのが解ってる自分を保つギリギリの感覚と言うか。
逆に、観てる方には、ぼかしてても残虐な様子はすごく伝わって来たり(想像が逆に恐怖を増したりも)
襟元を伸ばして口を覆ってる姿などにも、視覚以外の感覚まで過敏にさせられたり。
あの少年は彼の本当の息子ではなかったね。(ついでにあのラビも?)
彼が頑なにこだわった「息子」と「埋葬」には、ユダヤ教の教えに基づく物もあるんだろうけど、
1つの宗教視点だけでなくても、彼がそれまで生きて来た普通の世界、少なくとも人が人を支配するのではない世界・・を尊ぶ気持ちや
そこから繋がる未来への光(希望)の様な物が込められていた様に感じた。
最後、あの子供に彼は何を見たのか、一人で、森で、捕まらず、駈けて行く。
ユダヤ人じゃない子供?何人(なにじん)でもない子供?彼にだけ見えた子供?
終わりを受け入れる覚悟?それともささやかな希望? 微笑みの余韻が今もまだ残っている気がする・・。   【KBCシネマ】
 

サウンド・オブ・サイレンス
DON'T SAY A WORD (01・米)
(監)ゲイリー・フレダー (脚)アンソニー・ベッカム パトリック・スミス・ケリー (原)アンドリュー・クラヴァン
(主)マイケル・ダグラス ブリタニー・マーフィ ファムケ・ヤンセン ショーン・ビーン
君たちいつの間に?と、突っ込みを入れる暇も与えてくれない程、物語は安易に進んで行きました。^_^;
なんだかあれもこれもテンコ盛って印象で、おろおろしてしまったよー。犯人ももっと冷静になれよー!患者のエピソードに少し興味があったけど、
数字の謎以外はテキトーにされてる彼女の描き方にも不満が残る。あ、いけない、ちょっと言い過ぎました?Don't say a word. 【ユナイテッド・シネマ】

さがす
 (21・日本)
 
(監・脚)片山慎三
(主)佐藤二朗 伊藤蒼 清水尋也 森田望智 石井正太朗 松岡依都美 成嶋瞳子 品川徹
 
「岬の兄妹」の監督さんだと聞いて鑑賞。
早々に父親が失踪するんだけど、てっきり娘の方がいなくなる話かと勘違いしてた。
謎が明らかになるにつれ、世間での認識と事実とのギャップに驚き、ねじれた時間のまま終わるかと思ったら最後に・・。
父を心配しながら自分の不安もどんどん大きくなる娘の様子にはリアリティを感じたし、
死にたい人を殺す事は人助けと言い切る犯人をヘタに正当化させずに単に個人的性癖での犯行だと匂わせる所にも肯けた。
いや、見ながら、自分は安楽死はアリでしょ・・とは思ったけど・・そもそも安楽死じゃない・・いや、精神的安楽死?なのか??
最初から最後まで全く飽きる事なく引っ張られて良かったけど、
ただ一つ、娘の父親が妻の殺害を依頼した事に関しては、周囲から全く疑問に思われてなかったのかが気になった。
いや、だからこそ"その後"がある訳だけど、体が動かない人があんな風な自殺が出来るもんなのか?と。
その前にカーテンの所で自分から、ってのはあったけど、あれだって軽くにしかできなかった訳だし、
きっちりやる、しかも自分1人では行けないであろうあの場所で、って無理なんでは?
それから、過去の介護の様子に全く娘が出てこなかったのは、完全に彼の視点、彼と妻との世界だけを浮き彫りにさせたかったからかもしれないし、
娘にはそれなりな説明をしたから彼女があの首つりを想像したのかも?と初めは思ったけど、
もしかしたらあれは娘自身のイマから逃れたい願望でもあったのかも?とも思えた。
蛍光灯を消すヒモが見るからに首つりの輪っかっぽかったので、それを切って1人、父親を探そうとする彼女には胸つまされた。
それと、父親と車いすの女性とのトイレのシーンもね・・。
「岬の兄妹」みたいに物語全部を通してのキツさはなかったとは言え、生きていく事に対しての様々な感情が伝わって来てたまらなかった・・。
ところでラスト・・あの卓球ラリーは・・さすがにリアルにはやってないとは思うんだけどどうなんでしょ?でもとても印象的で良かった。 【Amazon】 

魚と寝る女
THE ISLE (00・韓)
(監・脚・美術)キム・ギドク
(主)ソ・ジョン キム・ヨソク バク・ソンヒ チョ・ジェヒョン ジャン・ハンソン
ひっそりと水に浮かぶ小屋・・繰り広げられる孤独な営み・・。
物言わぬ彼女だからこそ、その行動に、溢れるほどの恐ろしいほどの情念が絡みつく・・これはホラーか?!(笑)
特に、あのトイレから、想いを寄せる男と売春婦の行為を覗き見するシーンはスゴイね。
いや、魚を半身にして(あたかも生かしてやってる風に)また水に投げ入れたりする行為にも驚いたし、
サツから逃れる為に自殺未遂やっちゃう男の、そのやり方にも驚いたけれど、(後に女も似たようなコトするし;)
彼への介抱の一環として(?)当然の様にほにゃららする女の姿にも・・もう、ミソもクソも一緒な恍惚感?( ̄∇ ̄;) え
それはラストにも繋がってて、ここの映像はやや平凡な印象だったけど(何しろそれまで色々やってくれてたので)
あの男は女の**と言う水の中で生き続けているんだろうか?ねっとりと生々しい人間の命、生と性の行き場はどこに・・?
主演の女、ソ・ジョン(ちょっと洞口依子似?)の、冷えた、それでいて絡みついたら離さない様な眼差しが良かった。 【ビデオ】

魚のスープ
ZUPPA DI PESCE (92・伊=仏)
(監・脚・原案)フィオレラ・インファシエリ (脚)パトリツィア・ピスタニェージ
(主)フィリップ・ノワレ マーシャ・メリル キアラ・カゼッリ フランチェスカ・マルターナ アンドレア・プロダン
連れ合いでも籍は入れてなかったり、娘なのに戸籍上は妹だったり、ちょっと普通とは違う「魚のスープ」の様な、ごった煮・家族劇。
最初は、父親が末娘に対して厳しすぎる感じがしてイヤだったけど・・似ている親子って、どっかそんなトコあるのかもね。でも、娘は反抗しながらも、
やがては父親と同じ映画関係の道を歩むあたりが、はっきり見えずとも親子ってさり気なく理解して行ける物なのかな、とか思った。
映画がコケて、一文無しになった時に開かねばならなかった(上の娘の)結婚披露宴の仕度のエピソードがとても良かった。小道具大道具大活躍。(笑)
映画製作者である父親が、TV放映された映画を見てのガッカリした一言、『ジョン・ウェインが観客よりも小さい!』は、肯けたワ〜。(笑)【ビデオ】

ザ・キーパー [監禁]
THE KEEPER (03・カナダ=英)
 
 
(監)ポール・リンチ (脚)ジェラルド・サンフォード
(主)デニス・ホッパー アーシア・アルジェント ヘレン・シェイヴァー ロックリン・マンロー
 
『全米上映禁止!狂気のエロチック・スリラー、ついに解禁!囚われなければ、愛せない』・・なんてコピーでしたが・・
・・これ、チガウやろ。そもそも、別に全然エロチックじゃないです。
この程度がエロチックなら、マリサ・トメイの映画なんてどーする?(どの映画)
レンタル屋でもエロサ(エロチック・サスペンス)の所にあったけど、私なら、普通のサスペンス(あればサイコ)の棚に並べるなあ。
それとも、もっとスゴいヴァージョンがあって、全米ではそれが上映されたのかな?
でも、どこをスゴく?ホッパーが森でアーシアに覆いかぶさる所?いや、それより、某女がホッパーに・・・・・の所かな?(笑)
”囚われなければ愛せない”・・ってのもウソです。
一生懸命、地道にポイントカードの点数を貯める健気な独身女性の物語。
いやいや、主人公(ホッパー)の少年時代のトラウマに巻き込まれる勝気な女性の物語・・って感じかな。
でもさ、社会的にチカラのある人が、そう言う(タイトルの様な事)をするのって、恐いよね。チカラと言うより、社会的信用・・かな。
あ、上映禁止になったのは、そんな信用ある職業のヒトがそう言うコト仕出かすのがヨロシクない、と、
社会的影響も考えての事だったのかな?恋に目がくらんだ社会的チカラのある女も出てたしねー。
じゃ、やっぱり 某女がホッパーに・・・・・、のトコだな、きっと!!(笑)
世の中乱れきってるのは確かかもしれんけど、この保安官、相手自身を見るよりも、差別や偏見に囚われ過ぎてる感じもしたなぁ。
あ、彼の方が・・”囚われなければ、愛せない”だったの?・・なるほど!??次々に謎が解けるなあ。Σ\( ̄ー ̄;
それから、たまたまだろうけど、この間見た「接吻」と似たようなシーンがラストに・・!(バースデーケーキも手前に出てたな)
その意味は果たして・・?!←最後の謎。(笑)
アーシア・アルジェントって、どことなくユマ・サーマンに似てたわ。
お父上のホラー映画にも出てるの?エロサ専門?(違うか) 【DVD】

ザ・ギフト
THE GIFT (15・米)
 
 
(監・脚・製)ジョエル・エドガートン (製作)ジェイソン・ブラム レベッカ・イェルダム 
(製作総指揮)ジャネット・ヴォルトゥルノ=ブリル クーパー・サミュエルソン リュック・エチエンヌ ドナルド・タン 
  デニス・ワン ジェームズ・ワン ロバート・シモンズ アダム・フォーゲルソン オーレン・アヴィヴ
(主)ジョエル・エドガートン レベッカ・ホール ジェイソン・ベイトマン アリソン・トルマン ティム・グリフィン ビジー・フィリップス 
  アダム・ラザール=ホワイト ボー・ナップ ウェンデル・ピアース ミラー・フォークス ナッシュ・エドガートン デヴィッド・デンマン
 
夫の故郷に引っ越して来た若い夫婦サイモンとロビン。
ある日サイモンは立ち寄った店で彼の高校時代の同級生ゴードに声をかけられるが・・

ブログのクイズの答え:
1)ファニーゲーム  2)運命のボタン  3)嘆きのピエタ(など。他にもありそう)
これまで(映画の中で)色んなキ○○○を見て来たせいか、ゴードがそれほど悪いヤツには見えなくてねぇ・・。
でもきっとこれが豹変して凶暴になるんだよね?とも最初は思ったけど、それほど劇的な豹変もなく・・
そりゃ、案外、普通の暴力よりも贈り物攻撃のが不気味だし邸宅の件なんかも計画的で恐いなぁとは思ったけど、
どっちかと言うと、旦那のがなんか嫌いなタイプだなぁ・・あの悪ふざけの仕方とか気持ち悪いしヒクわ〜・・とか思っちゃったもんだから・・
ありゃりゃりゃりゃ?この勘、当たっちゃったんじゃない?私すごくない? 川 ̄ー ̄)ロンゲニヤリ・・って、鼻高々〜〜(笑)
でも結局はその高い鼻はラストに豚鼻にさせられちゃったけどね〜;;鼻ぺっちゃんこ〜゚(゚´(00)`゚)゚。ぶひぃーん。
ラストは某映画を思い出したりしてね・・とか、あんまり言うとネタバレしてしまいそうね;;
でも子供の頃の友達って・・本当に友達だったのか、単に家が近所とかで付き合ってただけなのか、
何かの事情でシブシブ付き合ってただけなのか、友達以上?の感情があったのか(え)、
一方が普通に友達と思ってても相手はどうだったのか、充分な大人になってから振り返ってみると、
果たして本当の友達って何人いたのか、んで、過去に自分も友達に対して何か仕出かしてないか、とか考えてしまうわ。(汗)
過去はもう消せないからね・・。でも今を過去と同じにしてはいけないよね・・。
物語の展開は、じわ〜んと忍び寄るゴードと似た様なテンポで進みながらも、
最後はしっかり「地獄の黙示録」の曲とシンクロでド〜ンと来て、残したい様な残したくない様な余韻が残って、予想以上に面白かった。
最後がアレでも、やっぱり自分はゴードをそれほど嫌いにはなれなかったし、むしろサイモンのが最後まで嫌いだったので(爆)
ちょっとばかし小気味良い感じもして・・すんません悪魔で;;って感じ。まあその言い訳は【ネタバレ】で語るけど。(汗)
昔の事にしろ今の事にしろ、コトの真相は上辺だけではわからないし、そこに閉じ込められた者の苦悩も傍からはわからない、
それが人に簡単に言える様な問題じゃないとなると余計に悲惨よね・・。
後で知ったんだけど、監督はゴード役の俳優=ジョエル・エドガートンだったわ。
彼の事殆ど知らないけど、これが監督デビュー作(脚本も)とは素晴らしいね。
次回監督作も気になるし、俳優としての他の作品も見てみたいわ。
【ラストに触れています。未見の方は読まないでね!】
サイモンさえちゃんと反省〜謝罪すればコトは収まったと思うんだけどねえ・・?
そりゃ多少の彼への嫉妬とか執着はなくならないかもしれないけど、ロビンまで巻き添えにされる事はなかったんじゃ?(願望)
某映画って言うのは「スリーピング・タイト」。酷いラストがちょっと重なった。
ただ、多分ゴードはロビンに手はだしてないんじゃないかと・・。そう思わせただけで。それで充分だし。
そこが「スリーピング・・」の変態とは違って、自分としてはゴードを嫌いになれない(なりたくない)所だと思う(思いたい)し、
この作品の最後の希望でもあるんじゃないかと。    【ユナイテッドシネマ・キャナルシティ】
 

THE CLASH ザ・クラッシュ
STUCK (07・カナダ=米=英=独)
 
(監・原案)スチュアート・ゴードン (脚)ジョン・ストライシク
(主)ミーナ・スヴァーリ スティーヴン・レイ ラッセル・ホーンズビー ルキヤ・バーナード キャロリン・バーディ=ゴードン
   ライオネル・マーク・スミス ウェイン・ロブソン R・D・レイド パトリック・マッケンナ
 
介護士のブランディーはクラブで遊び、仕事のストレスを発散。しかし、車でのその帰り道に不注意から人をはねてしまう。
お酒飲んで、クスリやって、しかもケイタイ操作しながら運転して・・そんなんで、事故起こさん方がおかしいやろ!?
ただでさえ、自分の名前、ブランデーなんだからさ、シラフでもヤバいって!
・・え?名前はブランディー・・ですと?(-.-)
と、とにかく、そんな乱暴な運転をしておきながら、最後まで「自分は悪くない!」・・って言い張る彼女って・・
一体どう言う神経してるの〜?!ヒド過ぎる〜!・・と叫びながらもちょっと混乱。
・・と言うのも彼女、冒頭では真面目に介護のお仕事してたんだよ、しかも、とても頼もしく信頼出来そうな印象で。
なのに、それが・・これ・・だもの。そんな人間でも、これ・・なんだから。
「えっ?あんないい人が?まさか、あの人に限ってそんな事は・・」・・な世界。
でもね・・・・・そう言えば、彼女のあのネイル・・あんなに長い爪、いくら手袋するって言っても介護には不適切、
その辺、介護士としてどうなの〜?それに、カレシもいい加減さが目に見えるふざけた奴だったし(たまにウケて笑ったけど・汗)
仕事以外では、案外不真面目な女だったのかも?
・・なーんて、身なりや交友関係が明らかになると、それによって元からの悪人みたいに、どんどん彼女の株は落ちちゃって。
でも、全てが褒められる事ではないにしても、唯一、はねた男を”助けて”やれば、まだ救いはあったはずなのにねえ。
気が動転していた・・だけじゃ、もはや済まされない自分勝手さに唖然。
介護施設でのウ○○まみれのお爺ちゃんには優しかったのに、目の前の血まみれの男には、あのヒドい仕打ち・・!
ウ○○まみれと血まみれ、あんた、どっちが深刻だと思ってんのよ!
深刻と言えば・・とんでもない交通事故の背景に、労働問題や移民問題などがさり気なく描かれていたわ。
一見、普通に生活してる人達でも、みんなギリギリの所で精神的にも不安定な生活してるのが、他人事でなく身につまされもして・・。
・・と言うか、これ、実話ベースの物語らしいよ?
悲惨だけど、これのが”フィリップ・モリス”よりは信じられるわ〜。(←まだ疑ってる?笑)
それにしても、大量出血してる割には、時間経過と共にどんどん気力体力が上向きになってくる男、スティーヴン・レイ・・!
凄いぞ、スティーヴン!くたびれたオヤヂでも、ここまで頑張れるとは!
泣けたよ、スティーヴン!・・「お前はゾンビか!」とか、チラリと思ってごめん!
・・と言う訳で・・シンプルなサスペンスだったけど、思いがけず面白くて拾い物でした。私限定だろうけど。(爆)
そう言えば、最近、ツボる作品って、ミョ〜なのばっかだなぁ。
いや〜ね・・疲れがたまってるのかしらん〜・・(* ̄Oノ ̄*)
付録・・他人のそら豆コーナー。
ミーナ・スヴァーリって・・中澤裕子に似てたよ!いやホント。意外にも。プロティン・ダイエットも必要そうだった。Σ\( ̄ー ̄; 【DVD】
 

ザ・クラフト
THE CRAFT (96・米)
(監・脚)アンドリュー・フレミング (脚・原)ピーター・フィラルディ
(主)ロビン・タニー ファイルザ・バルク ネーヴ・キャンベル レイチェル・トゥルー
題材が黒魔術なので、どうなる事やらと思いましたが、なかなか面白かった。
多分、乙女の悩みがよく解ったから・・同じオトメとして・・( ̄m ̄〃)ぷぷ
なので、乙女心を傷つけた奴らがやられる所は、見てる方も快感だったりして・・(←悪魔)
しかし、人を呪わば穴ふたつ、ですし〜作品中では3×3で返って来るとか?
クライマックスの**や****がウジャウジャ出て来る所は凄かった。少女の一人の迫力も凄い。
この彼女、自分がひどい目にあった彼の事、好きだったんだろね?好きな人からあんな事言われちゃアレるよなぁ〜;
それと、呪われた金髪の子の髪の毛が抜けていく所はゾッとしたわ。
なんかリアル・・思わず、私も誰かに呪われてるんじゃないかと・・(え)・・人の心を読めたり、読まれたりって恐いね。 【ビデオ】

ザ・クラフト:レガシー
THE CRAFT: LEGACY (20・米)
 
 
(監・脚)ゾーイ・リスター=ジョーンズ
(主)ケイリー・スピーニー ギデオン・アドロン ラヴィー・シモーン ゾーイ・ルナ ニコラス・ガリツィン 
   フェアルーザ・バーク ミシェル・モナハン デヴィッド・ドゥカヴニー
 
前のが割と好きだったけど、近年にこんな続編が作られてたとは・・今頃?何故?って感じ。
いじめっこの男の子がいい子になって惹かれて・・で某に自殺にみせかけて殺された事は意外だったけど、後は・・さほど・・。
あの娘は前のどの子の娘だったのかな?今回の他の三人の親は普通なん?  【Netflix】
 

さくらん
 (07・日本)
(監)蜷川実花 (脚)タナダユキ
(主)土屋アンナ 安藤政信 菅野美穂 木村佳乃 市川左團次 石橋蓮司 夏木マリ 椎名桔平 成宮寛貴 永瀬正敏
蜷川実花さんの写真ファン&椎名林檎のオマケDVDにつられて、前売券購入鑑賞〜。(^^ゞ
百花繚乱・・鮮やかな色彩がキレイでした。特に、赤とブルーのピンクハウス世界が印象に残ったわ〜・・と言うか、殆ど菅野美穂の艶やかさですが。
彼女の白い肌を包むブルーの衣裳と周囲のコントラストが一番好みな美しさだったもんで、後に登場する花魁がアンナちゃん以外
全然キレイに見えなくて〜・・はっきり言えば木村佳乃ですが。 (._+ )☆\(-.-メ) 言うな
彼女と夏木マリが吉原妖怪の怪の部分、菅野美穂は妖の部分だったカンジですかね。私的美的感覚で言えばね。
でアンナちゃんはと言うと・・すごいハネッカエリでしょっちゅう折檻されたりしてさ、そこで、
「顔はやめな、ボディにしな!」ってセリフが
いつ出て来るのかと待ってましたが・・。それに、「下妻・・」のイチゴちゃんと似た様なキャラだったので新鮮味がなく(きっと素もあのまんま?)
乱暴な態度と上目使いが、たまに摩邪っぽかったですが、あのハーフ顔にはやはり華がありんすネ。美しかったです。
ポジションは妖と怪の中間くらいですかね?
似てたと言えば成宮・・ずっと玉木だと思って観ていた・・未だ、二人の見分けがつかない自分が情けない。(-_-;)
一瞬の役で大森南朋とかゴリとか、ちょい役で永瀬正敏元妻が出てたり・・と、脇キャスティングもさり気なくゴージャス。
しかし、お話は・・最初から最後まで予想の範囲内。退屈する程ではないけど、意外な展開が全然なかったのが残念。
原作はどうなのか知らないけど、例えば、きよ葉が日暮になる過程においても、あまり内面の成長ぶりが感じられないし、
何か1つでも「これぞ!」と言うスペシァ〜ルな”残るエピソード”があったら良かったな。
あえて挙げるとすれば、日暮(アンナちゃん)の傍でほにゃららしたジイさんが印象的だったくらいかな〜。
あの時、彼の脳裏には何がよぎったんだろう?彼女達と関わってきた自分の一生をどう思っていたんだろう?
・・なーんて、花魁ときどきジイさん目線。と言うか、他の男どもの印象薄いし、まあ、あのジイさんが代表ってコトで。
女郎達を表してる金魚を堂々と大門の上に泳がせてるのは面白かった。ここでも金魚の赤と空のブルーが綺麗だったな。
実花さんのブルーがかったヴィヴィッドな色彩見てると、なぜか(いや、当然ながら?)お母様・宏子さんのキルトを思い出してしまうんだけど、
宏子さんの作品も思いっきりヴィヴィッドなので、実花さんの色彩感覚はもしかしてお母様譲り?
でも、もし同じ赤を使っても、お母様ならそれに白を、実花さんなら黒を合わせるんじゃないかな?とも思う。
それにしても、桜、金魚、しゃぼん玉・・と、日本的なアイテムって、どこか儚げな物が多いなぁ・・って思うのは気のせい? 【ユナイテッド・シネマ】

ザ・グリード
DEEP RISING (98・米)
(監・脚)スティーヴン・ソマーズ (音楽)ジェリー・ゴールドスミス
(主)トリート・ウィリアムズ ファムケ・ヤンセン ケヴィン・J・オコナー ウナ・デーモン アンソニー・ヒールド ジェイソン・フレミング ジャイモン・フンスー
・・・・・死体だらけって・・つまりは、○まみれトイレってことやん。
この作品の宣伝コピー・・「90分で3,000人-喰って、喰って、喰いまくれ!(中略)…いま、絶望の悲鳴が--食欲をそそる!」
・・_(T▽T)ノ彡☆
で、結果、糞まみれト○レ、ってコトで。(爆)・・面白かった〜再放送されたら又見そう・・( ̄∇ ̄;) 【TV】

ザ・クリーナー 消された殺人
CLEANER (07・米)
 
 
(監)レニー・ハーリン (脚)マシュー・オルドリッチ
(主)サミュエル・L・ジャクソン エド・ハリス エヴァ・メンデス ルイス・ガスマン キキ・パーマー
 
愛する娘と二人で暮らす元警官のトムは今は事故や犯罪後の現場の清掃を行う仕事をしていた。
そんなある日、無人の大邸宅の清掃を頼まれ・・

主人公のお仕事は・・・サンシャイン・クリーニング・・・みたいな。(懐かしい)
何の予備知識もなく、しかも軽い気持ちで食事しながら見たもんで、最初の方はその生々しさにちょっとウッ・・((+_+))となったりも。
でもま、実際は臭い付きでもあるだろうし、感触もアレだろうし(語彙力) 大変なお仕事だよね・・。
主人公、男親一人で子供(娘)の面倒みるのは大変かもしれんけど、それにしても娘の気持ちをもうちっと考えてやってよ〜。
強がっててもあれは相当なトラウマだよ・・。自分と同じ様に思ってたらだめだよ〜。
それにしても、政治陰謀絡みの犯罪?大物釣れるか?あっち?こっち?
とか思ってたら・・
うん、そりゃすぐ犯人誰かとか見当はつくけど(爆) あっちでもこっちでもなく、そっち方面(?)のトラブルだったとは拍子抜けしちゃったよ。
アメリカ国民さん、銃軽く扱いすぎ・・。
んで、また娘がぁ〜〜〜(>_<) こう言う展開はイヤだなぁ・・。
ヤバくなりそうな話は家庭持ち込み禁止だよ〜。そんな空気感じたらとっととお外へお願いしますよ〜。
そもそも、いつどっから銃が出てくるか気が気じゃないって。
そこんとこの空気の読み方は学校で習うんですか?おしえてアメリカ国民さん・・。  【CS】
 

ザ・クリミナル
THE CRIMINAL (99・英)
(監・脚)ジュリアン・シンプソン
(主)スティーヴン・マッキントッシュ エディ・イザート ナターシャ・リトル
ジャケットの画像に惹かれて借りたけど・・こう言うシーンはなかった様な?(*。*) ?
いい雰囲気で始まり、面白く区切った演出で引き込まれるが、ちょっと力強さに欠ける。主人公が地味で頼りない上にあんな結末だもんね〜・・
似たような地味ゴミ人間にはツラいわなぁー(爆) 【DVD】

THE GAME ザ・ゲーム
ESCAPE ROOM (17・米)
 
 
(監・脚)ピーター・デュークス
(主)スキート・ウールリッチ ショーン・ヤング クリスティーン・ドンロン ランディ・ウェイン マット・マクヴェイ アシュリー・ガイエゴス
 
脱出ゲームのアトラクションを経営するブライスは最近の人気低迷に頭を抱えていた。そんな時、骨とう品屋で怪しげな箱を見つけ・・
冒頭の箱にまつわる過去の映像や雰囲気は良かったんだけど、現代(米国)になったら何かとチープに。
骨とう品屋のオバチャン、箱をさも盗んで下さいねと言わんばかりのタイミングで電話に出るとか。
向こうからかかってきたとは言え、そんな危険な物から目を離すなよ、それ以前に、何故店に飾る?(笑)
あのゲームの部屋も「え、ここ?・・・・だけ?」みたいな。
と言うか、もっと広範囲で全体を見せてくれないと、悪魔との距離感が掴めないので雰囲気にも入り込めない。
仲間で励ましあってる時も、距離感が不明だから危険なのかそうじゃないのかわからな過ぎて集中出来ないし、
襲われるのも予想通りであまり緊迫感もなかった。
そもそもパズル自体(器具とか)も地味だったし、これじゃお客が減ってもしかたないわ。(バッサリ)
仲間が全員殺られて自分一人が残ったらそりゃ恐怖はハンパないと思うけど、そこでパズルの謎が解けるかと言ったら、
いざと言う時に強い人と、パニクってダメになる人とはっきり分かれそう。
あの一番この部屋に興味のなかった女が最後に残ってたらどうなっただろ?
案外、速攻パズル解いて脱出してたりして?どうせ誰か脱出するなら、そっちのが面白かったんじゃ?
で、某がめでたくギリで脱出したけど、悪魔がパチパチパチって・・・え、なんでオマエ拍手してんだよ!w
最後、施設の二人は何か驚いた様な感じで・・?んん?悪魔が乗り換えた??
従業員が骨とう品屋に箱を返しに行った時にそこのオバチャンが、悪魔はあなたを見たからどうのこうのって・・?
結局あのオバチャンはそれで満足?(オバチャン、実は悪魔の手下疑惑)
従業員が律儀に後始末してる時にオーナーはどこへ?新たな悪魔となって次の獲物を探しに?・・ではないよね?箱は〆たし?違うの?
何にしても借金から逃れる為のトンズラにしか見えないと言う・・( ̄∇ ̄;  【Amazon】

ザ・ゲスト
THE GUEST (14・米)
 
(監・編)アダム・ウィンガード (脚・製作総指揮)サイモン・バレット
(主)ダン・スティーヴンス マイカ・モンロー リーランド・オーサー シーラ・ケリー ブレンダン・マイヤー 
   チェイス・ウィリアムソン ランス・レディック ジョエル・デヴィッド・ムーア
 
最初から笑顔が胡散臭い気がしてたし、んで、弱ってる人につけこむのはけしからんと思ったけど、
善意からってのもあったのはあったみたいなのがミソ。
後半、いきなり状況も雰囲気もガラッと変わったのには戸惑ったけど、どちらも同じ世界で起きてる事には変わりなく・・
感情や行動を制御出来なくして攻撃的にする実験なんて実際にありそうでちょっと恐い。
娘役の女優さん、クロエ・セヴィニーっぽくていい感じだったけど、前に「ホット・サマー・ナイツ」とか何度か見てたわ。
今回が一番良かった気がする。  【Hulu】


 (06・日本)
(監・脚)黒沢清
(主)役所広司 小西真奈美 葉月里緒菜 伊原剛志 オダギリジョー 加瀬亮 平山広行 奥貫薫 中村育二 野村宏伸
連続殺人事件の捜査に当たる刑事・吉岡は、殺人現場で犯人が残したとみられるある物を発見するが、
それが自分の持ち物と似ている事に気付く・・

なぜそれだけの事でとりつく?・・って、理不尽な気がしたけど、日本の幽霊って、大抵が理不尽だよね〜。
過去の色々な過ちに関して、思い出しなさい!って言う気持ちもわからんではないけど、
たまたま、の相手に集中攻撃するのって、どうよ?
・・と、最初は思っていたんだけど、もしかしたら、コレ、逆なのかもなぁ?
幽霊が呪いに来たんじゃなくて、自分(主人公)が幽霊を呼んだのかも?
・・って、今はちょっと思う。・・と言うのも・・≪ここは、重要なネタに触れるので、【以下、ネタ・・】にて・・≫
でも、そう言うの、この世に渦巻いてそうな気も・・。
普段、見えないだけで(避けてるだけで)耳をすませば、死者の叫びは案外簡単に聞こえてきそうな感じも・・・・・?
葉月里緒菜、久々見たわ〜。「パラサイト・イヴ」以来かも?あまり変わってない印象。
それはそうと、洗面器・・すごいな〜・・もう顔洗えんやん・・(苦笑)
三谷幸喜の、「赤い洗面器をかぶった男」の話なら、その先楽しそうで知りたいけれどね。(関係なし)
【以下、ネタに触れています。未見の方は読まないでね】
あの、春江(コニたん)の存在・・。元気のないコニたん、絶対何かある!・・って思ってたよ。
そしたら・・**されてたなんてね・・。なんで吉岡(役所)が春江をそんな風にしたのかはわからないけど、
全然彼を怨まない春江へのやりきれない気持ちが、昔の、ちょっと袖ふりあった”怨念”里緒菜を呼び寄せたのかな?・・とか。
自分の罪を全く責められないのも、ある意味拷問なのかも? 【BS】

叫びとささやき
VISKNINGAR OCH ROP / CRIES AND WHISPERS (72・スウェーデン)
(監・脚)イングマール・ベルイマン
(主)イングリット・チューリン ハリエット・アンデルセン リヴ・ウルマン カリ・シルヴァン
19世紀末のとある上流家庭。病魔におかされたアングネスの見舞いに姉カーリンと妹マリアがやって来るが・・
とてつもなく強烈で意味深な赤と白・・の画から早くも圧倒され、この感覚・・どこか非現実的で不安を煽られる様な、
それでいてすごく懐かしくそこに居場所が見つけられた様な・・そんな感覚が呼び起こされた事にまず驚く・・。
何故?まるで一種、デジャヴの様。(映画は勿論初見)
自分の事しか訴えない女と男。みんな一体何を思ってるの?・・ただただリアル・・夢の様なのにリアル・・な矛盾にずっと圧倒されっぱなし。
考えてる事も肉体も、何もかもやがては無に返るのか。
この世のモノに触れる事を段々と拒絶してしまうくせになお、この世に執着し続ける傲慢な性(サガ)。
生々しい紅い血を覆い隠せるのは、ただただ白く濃い静かな孤独の霧だけなのか。
我儘な女や男達の中で、1人まるで聖母の様なメイドのアンナ・・。だけど、彼女もまた望まぬ道で孤独な悲鳴をあげているのだろう。
この作品は、今の所自分が見て来た中では、
ダイレクトで潔い、大好きなベルイマン初期作品と、
考えても考えてもただぐるぐると迷い、そのうちへとへとになってしまいそう〜で素直に好きとは言い難い後期作品(笑)
・・との中間に位置している様にも思えたけど、今までのどれよりも強烈に私の感覚を刺激してくれました。
自分には、ある意味これはホラー・・・・・・これぞホラー!?(真面目なベルイマン信奉者に怒られるかな・笑)
何はともあれ、いつかまた見たい・・心身共にコンディションいい時にね・・見たら悪くなるか?ゞ( ̄∇ ̄; 【BS】

さざなみ
45 YEARS (15・英)
 
 
(監・脚)アンドリュー・ヘイ (原作)デヴィッド・コンスタンティン
(主)シャーロット・ランプリング トム・コートネイ ジェラルディン・ジェームズ ドリー・ウェルズ デヴィッド・シブリー 
   サム・アレクサンダー リチャード・カニンガム ハンナ・チャーマーズ ルーファス・ライト
 
田舎で穏やかに暮らす老夫婦ジェフとケイトは5日後に結婚45周年のパーティを控えていた。
そこへ警察から届いた1通の手紙・・それはジェフのかつての恋人カチャに関するものだった。

男と女の違いについて痛感させられる作品でした。 考え方=頭脳の働きの違いもだけど、感性もその延長線上なんだろうね。
長年連れ添っても、そう言うの根本的には変わらないんだろうなぁ。
今となってはもうそう言うのよく解ってるし、だからムダな幻想(期待)なんか抱かないし、
ただ余生を嫌な想いしないで生きていきたいだけ・・好きな言葉は「平穏」です・・なんて自分は思うけれど、
だからこそケイトのショックや想いは痛い程解ると言うか。自分よりもっと上のトシでの出来事でもあるし・・。
それにこれ、普通に浮気した夫よりも始末が悪い気もするよね。相手は若くてキレイなままずーっと夫の心に住み続けてた事を知らされた訳だし。
じゃあこの45年間の自分は一体何だったの?彼女の代わり?愛人みたいなもん?はあ?・・って思っても仕方ないんじゃ?(汗)
いや、でも夫の気持ちも解らんでもないのよ。
つい同じ女性として妻の方に共感はしてしまうけど、彼なりに心の奥底に大事に仕舞っていた思い出・・しかも
相手の死と言う重過ぎる思い出として・・なんだろうし。それを自分からでなく、言うなれば天からほじくり出された(?)形だもんね、
そりゃあ昔の彼女への気持ちが溢れたり気になっても仕方ない、いや、それも当たり前なんじゃないかな・・とも思う。
でもさ、もうちょっと巧くやってよ。( ̄∇ ̄;  誤魔化すにしても、バカ正直に話すにしても、
独身の時の恋愛と、結婚相手を繋ぐ様な発言はアウトっ!妻を一番大事に想ってるならなおさらでしょう。
まあ、夫婦のお互いへの心情なんてハタからはわかんないけれどね;;
ただ、それにしてもやっぱり夫は多々鈍い人だなぁとは思った。 別に変人でもなんでもなく普通に穏やかな人なんだろうけど、
なんでここまで鈍感なんだろね?長年連れ添って来た安心感がそうさせたの?
もしやボケが始まったのかなぁ?それだったら許さんと仕方ないか?(オイオイ)
いや、許す許さないの話じゃないね。理屈じゃない感性の問題だもの。(ボケの話でもない・・)
ケイトが言いたい事をぐっと飲み込んでしまったり、ぎりぎりまで我慢してしまう所もよく解る。
多くの女性はそうなんじゃないかとも思うけど・・男性は? プレゼントを用意し、感動的なスピーチを発表(笑)すればオールOKと?
このトウヘンボクがぁ!(ついにキレた!笑)と言うか、これは、あんな事の後ではケイトでなくてもシラけるって。
夫にとってはコレはコレ、アレはアレなんだろうけど、妻にとってはコレはコレでもアレの中のコレなんじゃないの?(何・・笑)
最後のケイトの態度、そしてあの視線・・( ̄∇ ̄; !!!
近所の人への「嫌な女ね、無視すればいいのに」も( ̄∇ ̄;コエ〜だったけど(爆)
可愛さ余って憎さ百倍となると・・夫よ、覚悟は出来てる?(恐すぎて想像出来ません〜笑)
そんな彼女の恐さは・・もとい、辛さは本当にヒリヒリと心に痛かった。
けど、夫へのマイナス感情はもうその位にして、気持ち切り替えられるといいなあとも思った。
そんな事で自分のココロを壊さないで・・と結局は心配になってしまってさ。
それでなくても二人きりでこれまでやって来たんだろうし、これからもそうだろうし・・。
でももしかしたら、これからは逆に、二人きりと言う意識を少しゆるめるのも、幸せに生きて行く1つの方法かも?ともちょっと思った;;
シャーロット様はさすがの存在感。ちょっと神経質なケイトにハマってたし、その表情には常に何か感じるものがあった。
夫の方は見た目穏やか。でもあのまま過去にこだわってたら早くボケる様な気がしたわ。(まだ言うか・・笑)
しっとりとした緑に包まれた田舎の風景は穏やかで素敵だったな〜・・しみじみ・・。    【KBCシネマ】
 

ザ・シューター/極大射程
SHOOTER (07・米)
 
 
(監)アントワーン・フークア (脚)ジョナサン・レムキン (原作)スティーヴン・ハンター
(主)マーク・ウォルバーグ マイケル・ペーニャ ダニー・グローヴァー ケイト・マーラ イライアス・コティーズ ローナ・ミトラ ネッド・ビーティ
 
射撃名人って・・単に狙いがいいだけじゃなくて、色んな事計算してるのね。すごいね。
FBIのニコラスの第一印象が良かったので、その後の物語にもずっと関わって出てきて良かった。
主人公がハメられた時のシーンには、一瞬何が起こったか解らなくて、ちょっとおろおろしたけれど。(^^;
グローヴァーがねぇ・・いい人顔だから、翻弄されるよねぇ。で、彼の部下のあの人・・よく見る・・なんて名前だっけ?
結構お気に入り・・(笑)なので、指吹っ飛んだ時には・・笑った・・(オイオイ)その直後、もっと吹っ飛んだ時には、さすがに不憫になりましたが。【TV】
 

THE JUON/呪怨
THE GRUDGE (04・米)
(監)清水崇 (脚)スティーヴン・サスコ (製作)サム・ライミ ロブ・タパート 一瀬隆重
(主)サラ・ミシェル・ゲラー ビル・プルマン ウィリアム・マポーザー クレア・デュヴァル グレイス・ザブリスキー 石橋凌 藤貴子 尾関優哉
言わずと知れた「呪怨」のハリウッド・リメイク版。内容は殆ど日本版と同じだけど、ちょっとだけ「1」以外のエピソードを入れたり、
余計な部分は削除したりと、
とても分かり易いスッキリとした仕上がりになってました。余計な部分ってのは、ガン黒(白?)女子高生三人組とかさぁ〜
・・いや、これ好きな方には残念でしたが。(笑)前のをちゃんと覚えてる日本人の方々には(先が分かるので)全然怖くないと思うので、
その分
俳優さんで楽しむのが正解かもしれません。だってさ、私はビル・プルマンが出てるなんて知らなくてさ、それがいきなり・・**だもんね;;
それにクレア・デュヴァルだって出てるの知らなくてさ、スーパーでカップラーメンあんなことしちゃったり( ̄∇ ̄;)
「イン・ザ・ベッドルーム」等に出た変顔・・もとい個性的な男優と共にすぐに**しちゃうし、主演のサラはたどたどしい日本語が何だか
近所のお姉さんぽくてナイスだし、加椰子とトシオ君(ジュオン君)なんてオリジナルとおんなじなんだもん!ハリウッド・デビューじゃん!(≧▽≦)
【以下、ちょっとだけ内容に触れていますが、たいしたネタバレではないと思います・笑】
ピーター(ビル)がここでは例の「小林君」で、ピーターピーターピーター!好きよ、ピーター!・・なノートには爆笑!
加椰子、あんたいつから外人専に?とか(笑)いや、でもあのストーカー写真はやっぱり気色悪かったし( ̄∇ ̄;)
クライマックスの盛り上がりなんて、分かっちゃいるけどやっぱりドキドキして良かったけど、「トイレと熊」だけは「非常階段と何やらよく分からんストラップ」
に変わってて、しかも妹の部屋がやたらとセレブなマンションだったので全然雰囲気なくて残念でした。
皆さん、やり手な外人さんなのにねえ・・日本に来たばっかりに・・ゞ( ̄∇ ̄;)展開知ってる日本人以外・・初めて観る外国の方々には
こう言う恐怖映画ってどう映ったんだろうね?日本人が、アメリカ行くなら銃犯罪に巻き込まれないように気をつけないと〜・・って思うのと同じ様に、
日本行くならストーカーの呪いがかからない様に気をつけて〜・・とか思ったりしてね。(^-人-^)なむなむ 【ユナイテッド・シネマ】

ザ・スイッチ
FREAKY (20・米)
 
 
(監・脚)クリストファー・ランドン (脚)マイケル・ケネディ
(主)ヴィンス・ヴォーン キャスリン・ニュートン ケイティ・フィナーラン セレスト・オコナー アラン・ラック 
   ミシャ・オシェロヴィッチ ユリア・シェルトン デイナ・ドゥロリ メリッサ・コラーゾ
 
地味で冴えない女子高生ミリーはある夜殺人鬼・ブッチャーに襲われてしまう。
なんとか逃げ帰ったものの、翌朝自分の体に異変が起きている事に気付く。

まずはホラー愛を感じる始まり方。(^^
最初のヤングたち(死語?)の中の1人がヒロインかと思いきや、そこで重要だったのは人ではなくモノだったね。
ヒロインのミリーは地味で冴えないハズなのに、モトが可愛いから変身?してからもサマになってたな。(あのわざわざイヤミ言いに来る女より断然可愛い)
ミリーの親友二人が非白人とゲイの子ってのも絶妙だったし、2人が思ってた以上に頑張ってくれて、
いやぁ〜友情ってイイね、友情万歳!やっぱ青春は恋愛より友情、友情あっての青春だよ!
って、青春に恋愛がイマイチ絡んでくれなかった自分には響いたわ。( ̄‥ ̄)
母親と(殺人鬼の姿の)ミリーとのドア越しの会話もちょっといい話・・だったね。
こう言う所は「ハッピー・デス・デイ」の監督さんらしいのかも?
少し前のドラマ「天国と地獄」は警察官と容疑者の入れ替わりで、入れ替わった時のそれぞれのが意外と魅力的だったけど
今回もちょっとそんな雰囲気はあったな。なんでだろ。( ̄∇ ̄;
殺人鬼の姿のミリーなんて、一見ふつ〜のおっさんオネエみたいで可愛らしいんだよね。
ミリーの姿になった殺人鬼は(何もしなけりゃ)イケてる女子高生だし。
なぜ人は他人と入れ替わると魅力的になるのか?自分はこんなもん、って言う潜在意識に縛られないから?
その謎を探るべく、Amazonの奥地へ・・じゃなくて〜 今度はスケバンとオタクの入れ替わりなんてどう?(発想がふつ〜)
あと、原題は「FREAKY」なんだけど、ジョディの母との入れ替わりコメディ「フリーキー・フライデー」を思い出したわ。(^^
時代変わっても入れ替わりモノって不滅ね。「転校生」もお忘れなく?
で、殺人鬼の活躍?ですが(やっと触れられたブッチャーさん)もっとやたらめったらかと思ったら、一応、人や機会は選んでた模様?
あの先生は嫌いだったけど、あの殺され方はヒド過ぎてちと気の毒に・・(汗)
まあ殺人鬼ですしね〜・・ソフトにばかりはやってられんのでしょうが。
殺人鬼役のヴィンス・ヴォーンって見た事ないなぁと思ったら、リメイク「サイコ」の主演(ベイツ役)だったよ・・見た事あったし。( ̄∇ ̄;
で、「主人公のベイツは平凡な風貌だったなあ。オリジナルの彼(アンソニー・パーキンス)は見るからに神経質そうだったけど、
こんな、一見ふつ〜に見える人でも気をつけな、って教訓かしら。」とか書いとったし。( ̄∇ ̄;
今回は殺人鬼でも結局はふつ〜のおっさんオネエやったし、彼が真正面からブイブイ言わす時は来るのか?(チェーンソーを)
でも可愛かったからヨシとしよう!(結論・・)
ところで余談だけど、私も時間に遅れるのが嫌なので今までずっと腕時計は5分進めてたわ。
ついでに家の掛け時計も5分進めてたら、少しずつ勝手に進みだして、今では15分進んでしまい、他の置き時計は更に進んでて20分・・。
「もはや時計として役に立ってない!」・・と家族に文句を言われた事も。( ̄∇ ̄;
その後、腕時計は例のapple watchを使い出したので、今は正確な時間を見て過ごしています。家の時計はそのままだけど・・。(≧▽≦)   【Amazon】
 

ザスーラ
ZATHURA / ZATHURA: A SPACE ADVENTURE (05・米)
 
(監)ジョン・ファヴロー (脚)デヴィッド・コープ ジョン・カンプス (原作)クリス・ヴァン・オールズバーグ
(主)ジョシュ・ハッチャーソン ジョナ・ボボ ダックス・シェパード クリステン・スチュワート ティム・ロビンス ジョン・アレクサンダー フランク・オズ
 
兄ウォルターとケンカし閉じ込められた地下室で古いボードゲームを見つけた弟ダニー。
誰にも遊んで貰えない彼は早速そのゲームを始めてしまう。

そろそろ夏休みも終わり・・ 今頃、全国の小中高校生は夏休みの宿題に追われているのでは?
・・では いかにも全国の小中高校生が見そうな映画を、今回は、君たちの代わりに、オトナの私が見てしんぜよう!
なので、よい子の皆さんは、安心して、宿題の最後の追い込みに頑張ってくれたまえ!
・・と、大きな態度で余裕たっぷりに鑑賞・・したつもりでしたが・・
・・そう言えば私も、感想書きかけが結構たまってたわ・・。そう言えば昔も、8月終わり頃には毎年焦ってたわ・・。
いや〜ね・・・・・トシいっても、やってる事は変わってないわね〜(汗)
・・と言う訳で、よい子向けの作品を、ちょっと落ち着きなく見ました。( ̄∇ ̄;
粗筋は・・「ジュマンジ」と似てる〜。・・と思ったら、同じ作家、で「ジュマンジ」の続編なんだそう。
前回からちょっとパワーアップして、今度はお家が宇宙へ・・!
・・と、一見スケールが大きくなった・・んだけど、何故か、展開スケールは前のが大きかった様な印象。
宇宙があまりに壮大きすぎて、お家から出る事なく、ひきこもり状態になっちゃったからかしらん?
最後にはちょっと兄弟愛にウルウル・・な所もあったけど、後で思うと、何だったんだ?全く、世にも奇妙な物語。
(それの第一回放送「楊貴妃の双六」もこんな話だったね。懐かしい。・・と「ジュマンジ」の所でも書いたなあ・・しつこい;;)
ウルウルの後にナンだけど、クリスティンがやる気なさそ〜な姉の役で出てたわ。
余りのやる気なさで最初は凍り付いてましたが(文字通り・笑)
とある男性が登場してからは、生き生きと弟たちに加わり自らをアピール!そしてフォーリンラブ!
クリスティンってさ、実際もこんな風に恋に落ちるタイプなのかもね?
瞳フェチにはちょっとワカル気もするけど・・彼女の今後は、双六ではどう出るかしら?
先にわかれば、対処法考えるヒマも5秒くらいはあるかもよ〜。
ザスーラ恋愛版・・しかし血で血を洗うオンナの闘い!ヴァンパイヤだけにね!
おっと、いけない・・感想がよい子向けじゃなくなりそうなのでこの位で。
クリスティンの恋に幸あれ。(←もはや感想じゃないし)  【TV】

ザ・スカルズ/髑髏の誓い
THE SKULLS (00・米)
(監)ロブ・コーエン (脚)ジョン・ボーグ
(主)ジョシュア・ジャクソン ポール・ウォーカー ヒル・ハーパー レスリー・ビブ クリストファー・マクドナルド スティーヴ・ハリス
普通の大学生だったルークは、その明晰な頭脳ゆえ、ある秘密結社から入社テストを受けさせられるが・・
どこかあり得なさそうな設定で、どこまで大風呂敷広げるのかな(笑)とか思ってたけど、
普通に暮らしてる自分が知らないだけで、似た様な秘密組織って実際にいくつもあるらしいね?
有名な某*******なんてのも、ただの伝説みたいなイメージしかないけど、実際はどうだったんだろう?過去形でもない?
・・で、物語は、妙なアクション物でなく、友情モノに寄ってたのが自分には良かったし、面白く見れました。(^^ゞ 【TV】

ザ・スクエア 思いやりの聖域
THE SQUARE (17・スウェ=独=仏=デンマーク)
 
(((uдu*)ウンウン 
(監・脚・編集)リューベン・オストルンド (編集)ヤコブ・セカー・シュールシンガー
(主)クレス・バング エリザベス・モス ドミニク・ウェスト テリー・ノタリー
 
思いやりをテーマにした作品”ザ・スクエア”を発表した美術館キュレーターのクリスティアン。
そんな折、街角で思いがけず財布とケイタイをスラれた彼はある方法で取り返そうとするのだが・・

とても興味深いテーマで、諸所の皮肉な切り口についニヤリとしてしまう。これはイマの時代、必見の一作!かも。
ただ、其々のエピソード自体は期待したほどには面白くなくて(え) モノによってはクド過ぎて飽きてしまう所も。
例えば、あのゴリラ男(?)の所とかね、気弱になって目を離すとアブナイとかも実社会でのまんまだったり、含みは沢山あるんだけど、
とにかく恐くてキモい上にしつこいからたまらん。( ̄∇ ̄;
主人公と女性レポーターとの関係にしても、特に男性にとってはドキッとしてしまう所かもしれない?(笑)し、
時折オブジェと思われる椅子が崩れた?とか、細かい所の煽りも面白いけど、
ただ、ああ言う内容を延々話すシチュエーションが個人的にあまり好きじゃないので、
聞いていて、もうええやん〜男女の事はそのくらいで・・とか思っちゃって。( ̄∇ ̄;
スリの犯人探しも、なんでそんな手段を?小学生か! と、ちょっと普通では考えられないのであんまりノレなかったかな。
謝れと迫る少年のが正当に感じて同情したけど、それも入り過ぎな気合いにちょっと圧倒されて気持ちが脇に追いやられた感じ。( ̄∇ ̄;
ただ、最初に言ったけど、思いやりやコミュニケーションに関しての斬り口は鋭くて、
其々に、ありがちなトラブルの原点やイマの風潮をダイレクトに皮肉ってるのは天邪鬼にはとても興味深かった。
職場に乳飲み子、職人と客の温度差、その場のノリと現実、などなど・・。
特に、わかりやすかったのは、発表会でお客がNGワードさく裂させる所とかさ、
病気なら病気で仕方ないと思うけど、だからってそれかばって叫ばせ放題って何?
周囲の迷惑はどうでもいいの?声大きいもん勝ちか?だし、物乞いに親切にしたら付け上がる所も然り。
”ザ・スクエア”の宣伝動画には引いた。考えるまでもなくやり過ぎなのは明白。
これも、何かにおいて本末転倒になりがちなイマを強烈に皮肉ってる風に見えた。
観終わった後、さて、自分の”ザ・スクエア”=思いやりの聖域は
果たしてどのくらいのサイズなのか?とちょっと考え・・・・・せまっ・・と独り言・・。( ̄∇ ̄;    【KBCシネマ】
 

サスペクト・ゼロ
SUSPECT ZERO (04・米)
(監・製作)E・エリアス・マーヒッジ (脚)ザック・ペン ビリー・レイ
(主)アーロン・エッカート ベン・キングスレー キャリー=アン・モス
「サスペクト・ゼロ」とは、犯行の一定の痕跡を残さずに連続殺人を犯す事で(直訳:容疑者ゼロ)
単独の殺人事件が同一犯である可能性を表しているんだけど、そう言われればそう言う考え方も出来るよね・・って、
盲点つかれた様な、でもどっちみち同じでもある様な(爆)とにかく早いトコしょっぴけよ!・・なモヤモヤ感。

猟奇殺人犯とそれを追う刑事・・と、今ではよくある展開だけを想像していると、そう言う単純な先読みは途中から半分は切り捨てられます。(^^;
実はこれは人間ドラマだった!・・いや、
オカルト人間ドラマ??
主演は、ゴツいけど優しそうなエッカート。けど、犯人役の
キングスレーがもう強烈なインパクト放出しぱなしで・・!
だって彼、シルエット映るだけで宇宙人みたいで怖いんだもん!(笑)イアン・ハートにも見えたけど。ゞ( ̄∇ ̄;)
【以下、内容に触れています!未見の方はご注意下さい】
でも、その冷ややかな犯人の”実は・・”な部分がじょじょに明かされていく所が普通の殺人モノとは違っていて、キングスレーのオーラの世界・・。
世の中の残虐な事件が常にまとわりつく恐さ、悲しさ・・の地獄!見たくないモノを見ずにはいられず、哀しみに狂い牙をむく・・それはある意味、
どんな人間にも潜む残虐性と言う共通したサスピションであるのかもしれないな?・・なんて自分なりな解釈をしてしまうと、ちょっと身震いも・・;;
そんな彼のココロの旅?を写し出すイラストも力強く、本作に大きなインパクトを与えていてとても良かった。
けれど、たまに唐突過ぎる映像・・例えば最初いきなり車の後ろにいたり・・に、「あんた、遠隔透視だけじゃなくて瞬間移動も出来るでしょ!」
なーんてツッコミが入りそうになってしまったり(笑)。突発的な脅かしで違う方向に引っ張っていく狙いがあったのかもしれないけど、
そんな所にもう少し配慮があれば、後々の展開にもっと真面目に素直に感情がついて行けたんじゃないかとも思った。テーマがツボだっただけにね。
でも、繰り返し見ると、案外少しずつ気に入ってくる作品かもしれないな。
サスペンスとして見るとかなりな地味系です。(≧▽≦) 【天神東宝】

サスペクト-薄氷の狂気-
NIGHT HUNTER / NOMIS (18・加)
 
 
(監・脚)デヴィッド・レイモンド
(主)ヘンリー・カヴィル ベン・キングズレー ブレンダン・フレッチャー アレクサンドラ・ダダリオ スタンリー・トゥッチ ミンカ・ケリー ネイサン・フィリオン
 
拉致から逃れる途中で死に至ってしまったと思われる女性の遺体が発見された。警察はその後の捜査で犯人を突き止め逮捕はしたものの・・
2019年11月より開催の<のむコレ3>にて上映との事。 ああ〜のむコレ、前にもあったねこれ。え〜っと・・どんなんだっけ?(記憶・・)
娘にしっかり現実を教えようとする刑事のカヴィルとか、月に代わっておしおきよ!的なキングズレーが
キャラ的に気になって中盤までは結構面白く見てたけど、それぞれの訳アリな人達に関してさほど詳しく描かれてなかったせいか、
誰にもあんまり気持ちがいかなくて、で、トドメがあのオチ(?)で。
俳優さんはみんな熱演で良かった(特にサイモン役のフレッチャーと、ちょい役かと思ってたダダリオとか)だけに、かな〜り残念。
氷の上でのアレコレ(シューティングとか;;)は緊迫感漂ってて良かったけどね。
【以下ネタバレしっかりしてます!未見の方はご注意ください】
いや、普通に発達障害なだけかと思ってたサイモンが、
簡単に多重人格って断定されたかと思うと、最後らへんで急にもう一人同じ顔の人(双子)が出て来るし・・ え?って感じ。
多重人格どころか、物理的に多重人格でした〜みたいな。(混乱)
こりゃ、キングズレーとトゥッチの双子疑惑も浮上するやろ・・!Σ( ̄ロ ̄lll)   【CS】

サスペリア
SUSPIRIA (77・伊)
(監・脚)ダリオ・アルジェント
(主)ジェシカ・ハーパー アリダ・ヴァリ ジョーン・ベネット
お話は在り来たりの魔女モノ・・次々と惨殺される様はたいして面白くもないのだが、この作品が記憶に残るのはやはりその映像(色彩)と恐怖を
掻き立てる音楽のせいでしょう。それと可愛いジェシカ!(笑)推理作家アヤツジ氏の一押しホラー映画としても知られている?!( ̄∇ ̄;) 【劇場】【TV】

サスペリア PART2
ROFONDO ROSSO (75・伊)
(監・脚)ダリオ・アルジェント
(主)デヴィッド・ヘミングス ダリア・ニコルディ ガブリエル・ラビア
その後の魔女の近況報告などどこにもない、前作とは全く関係ない猟奇殺人ホラー。( ̄∇ ̄;)
(「サスペリア」より前の同監督作品だけど、後に公開されたと言うだけでこう言う安直なタイトルがつけられたらしい・・)
「サスペリア」程のインパクトには欠ける物の、ドッキリ度はこちらのが強いかも?あの人形がね。 【劇場】

サスペリア
SUSPIRIA (18・伊=米)
 
 
(監・製)ルカ・グァダニーノ (脚)デヴィッド・カイガニック (オリジナル脚本)ダリオ・アルジェント ダリア・ニコロディ
(監)ダコタ・ジョンソン ティルダ・スウィントン ミア・ゴス アンゲラ・ヴィンクラー イングリット・カーフェン エレナ・フォキーナ 
   シルヴィー・テステュー ジェシカ・ハーパー クロエ・グレース・モレッツ
 
「サスペリア」のリメイクって聞いてたけど、これもう全くの別物と言ってもいんじゃ?
同じなのは、舞台が踊りの学校&そこには悪魔が・・くらいで。歴史も加えられてて、前のよりストーリー性があって内容は濃いんじゃ?
で、今回はバレエじゃなくてコンテンポラリーダンス。しかもソレに結構力はいっててさ、お披露目のダンスがとても良かったわ。あみあみの衣装も個性的。
あ、魔力でダンスっぽく身体操られるシーンにも力入ってたかな。結構長くて・・じわじわ、しかしボコボコに殺される感じがイヤね〜。
先生方(?)に捕まってた警官がされてたのは・・なんだ?(爆)
ヒロイン、最初からかなり強気で・・ と思ったら、そっか〜・・そう言う事だったのね・・。全然、そんなこと考えもしなかったわ。
でも、と言う事は、これって魔女の権力争い?でも最後ドクターの記憶を消したのは優しい気持ちからかも?だったら神?
エンドロールの最後の彼女のしぐさは?魔女は時代の変化にも乗っかってこれからも生き続けるのね?
ヒロインの隣の部屋のサラ役の女優さん、どっかで見たと思ったらミア・ゴスだった。あの、"獲り放題ウナギの美女添え"の女優さん!(笑)
あと、ジェシカ・ハーパーがドクターの生き別れの妻で少しだけ、クロレッツは可愛さ封印で最初だけしっかり出てた。
テステューはどこに居たのか・・わからん。( ̄∇ ̄;   【CS】 

さすらいの二人
PROFESSIONE : PEPORTER (75・伊=仏=スペイン)
(監・脚)ミケランジェロ・アントニオーニ (脚・原案)マーク・ペプロー (脚)ペーター・ワレン
(主)ジャック・ニコルソン マリア・シュナイダー ジェニー・ラナクレ
なんだか悲しいね・・人生って、いったん乗ってしまったトコから他に変わるなんて絶対に出来ないのかな。そこで培って来た自分に疑問がわいて来たら
もう何もかもが乾いた世界でしかなくなるもんね・・カメラ長まわしの後のラストは、ただそれ迄の世界の妻が彼を認めたくなかっただけか、それとも、あれで
やっと彼自身が望み通りの自分になれたのか・・何とも言えない不思議な感触が残った。盲目の男の話も悲し過ぎて・・この作品は、またもう少し
年月経ってから見ると、他にも何か感じる物が出て来るかもしれない。もし、私に第二、第三の目があったなら・・だけどね。【ビデオ】

さすらう女 (劇場公開時:「冬の旅」)
SANS TOIT NI LOI (85・仏)
(監・脚)アニエス・ヴァルダ
(主)サンドリーヌ・ボネール マーシャ・メリル ヨランド・モロー ステファーヌ・フレス
それは自由?それともただ自堕落なだけ?彼女がたった一人で求め続けていた物は何だったのか?寒い冬の日に行き倒れ、凍え死んでしまったモナ。
彼女を語る行きずりの人々の心に芽生えた物は何?そして私の中で叫ぶ何か・・共感?羨望?陶酔?そして胸騒ぎ・・うまく言えない程心が震えた。
自由の代償はとてつもなく厳しい・・でも彼女にはそんな事は解っていた気がする。のたれ死んでもそれが何だと言うのだ?・・と、そんな声が
聞えて来る気もする・・「彼女に声を掛ければ良かったかな」とつぶやく見知らぬ人・・何故か印象的だった。 【ビデオ】

ザ・セル
THE CELL (00・米)
(監)ターセム (脚)マーク・プロトセヴィッチ
(主)ジェニファー・ロペス ヴィンス・ヴォーン ヴィンセント・ドノフリオ ジェイク・ウェバー
思ってた程グロクなく、優しさを感じるお話でした。相手の心を開くには、無理に入り込むよりも、まず、自分の心に相手を招くべきなんですかね。
犯罪者って、幼い時の虐待が原因って多いですよね。でも、救いがありました。主人公が優しい。
彼の犬をひきとる、って言い出すあたりも。 彼女に会えて良かったですね、あの人。【ビデオ】

誘う女
TO DIE FOR (95・米)
(監)ガス・ヴァン・サント (脚)バック・ヘンリー (原)ジョイス・メイナード
(主)ニコール・キッドマン マット・ディロン ホアキン・フェニックス アリスン・フォランド デヴィッド・クローネンバーグ ケイシー・アフレック
実話が元・・そうだろうね。ありそうな話だよね;;残忍だけど、この主人公スザーン(ニコール)のしゃかりきぶり(死語)は結構面白いよね。
スザーンと少女の繋がりも興味深かったし、旦那のお姉さんが楽しそうに、ある氷の上を舞うラストシーンはとても印象的でした。
でも実は、主人公がどうこうよりも、女性は結婚すれば旦那や家庭の為に夢など捨てても当然・・って言う一般的な考え方が
すごく気になってしまって。私には”結婚とは何ぞや映画”だったかも。(笑)それから、あのホアキン・・昔から上手いのね〜。( ̄∇ ̄;) 【TV】

ザ・ダーク
THE DARK (05・米)
 
 
監)ジョン・フォーセット (脚)スティーヴン・マシコッテ (原作)サイモン・マギン
(主)マリア・ベロ ショーン・ビーン ソフィー・スタッキー アビゲイル・ストーン モーリス・ローヴ リチャード・エルフィン グウェニス・ペティ
 
NYで一人娘サラと暮らすアデルは、別れた夫の住むウェールズを訪れる。が、海辺を散歩中のサラが行方不明になってしまう。
ショーン様〜〜ショーン・ビーン様〜どこどこ〜?どこの田舎に引っこんじゃったの〜?
あ〜いたいた〜!良かった〜!しかも、普通に暮らしてたらほんとカッコいいし!(あ、いつでもカッコいいか!?笑)
・・そんなショーン様の事はおいといて・・(おいとくんかい)
ショーン様を探すよりも、サラを探せ、な物語でしたが・・日本劇場未公開ながら、結構見応えのある内容でした。
いや、物語はそれほど珍しいタイプでもなかったけど、子を想う母親の気持ちがねぇ・・苦しい程伝わって来てさ・・。
崖から集団で飛び降りるシーンもインパクトあったな〜。(自殺サークル、ウェールズ支部?)
主演のマリア・ベロがとても良かった。見終わった後に残ったのは、やっぱり彼女の必死さ・・。ああ、恐くて悲しい。
ショーン様も(当然)良かったけど・・そう言えば彼・・
【以下、ラストに触れています。未見の方はご注意ください】
某ゲーム系ホラー映画でも似たようなラストを迎えた気が・・気のせいか?
ラスト・・特典映像に、もう一つのラストってのがあったんだけど、私は、そっちのが良かったなぁ。
箱を捨てるシーンはいらないけど。だってあれだとサラが何もかも知り過ぎって感じがして不自然だから。
なので、そこだけカットして、あとはその別ラストで、どう?だって、そうじゃなきゃ、少女しか幸せじゃないし、やりきれなくない?
それに、本編ラストの通りだと、別に最初からサラの身体貰って現世に来りゃいいじゃん、て思うんだけど??何か違う?
別ラストだと、アデルだけは犠牲になるけど、それでも少女の母として生きていられるし、
少女も父親から母親(の代わりのアデル)の所に行けて、少しは幸せだと思うんだけれど?何にしてもやりきれんかな。【DVD】 

ザ・タウン
THE TOWN (10・米)
 
 
(監・脚)ベン・アフレック (脚)ピーター・クレイグ アーロン・ストッカード(原作)チャック・ホーガン
(主)ベン・アフレック ジェレミー・レナー レベッカ・ホール ジョン・ハム ブレイク・ライヴリー 
   タイタス・ウェリヴァー ピート・ポスルスウェイト クリス・クーパー
強盗事件多発地帯として有名なボストンのチャールズタウン。
その街に生まれ育ったダグは、いつしか将来を諦め、幼馴染達と強盗を繰り返していた。
住み慣れた土地で数々の犯罪を犯し、腐った人生を歩みながらも、いつか抜け出したいと切望する男たち・・

・・と言う、物語としてはさほど珍しい訳でもない、しかも、所どころ、周囲に対してその構えは甘すぎるやろ!(主人公にしろ、ヒロインにしろ)
・・と、シロウトの私でさえツッコミを入れたくなる程スキのある描写が気になったけど、
キレのいいアクションやキャラの味で最後まで面白く鑑賞出来ました。
あの狭い路地のカーチェイス・・大勢いるFBIの車がなかなか彼らを追い詰められないのは、
やはりそこが自分たちのニワかそうでないかの違いなのかな?
クライマックス・・の「よく晴れた日だから・・」が泣かせるね。
けど、盗んだお金を最後にあんな風に・・ってのはどうなの?汚い金ならともかく、あれをどうしろと?(^^;
ベン・アフレック、スクリーンで観るのは久々。相変わらず、なんか人良さそう・・って感じなので、
最初から強盗ってガラじゃなくも見えたけど、そこは安心して見れるからそれでいいのかなぁ?
いつの間にかオリラジ中田にも似てきてるし。(←関係なし)
レベッカ・ホールは、「・・バルセロナ」ではイマイチだな〜って思ったけど、今回はなぜかやけに瞳きらきらで可愛いかったわ。
やっぱ、隣にいるのがスカヨハとかペネロペじゃなくてベンだったから?(あ、ベン嫌いじゃないよ、いい人そうだし・笑)
それと、「旅するジーンズ・・」のビーのブレイク、ビッチ感が木下優○菜ソックリで笑った!かわいいよね〜(えっ)
FBIの人もなかなかの活躍だったけど、見た目が平凡だったので、もう顔は忘れてしまった・・(ファンの方すみません・爆)
小松の親分さん(誰)は、もっと出るかと思ったらそうでもなかったね。ちょっと立場が中途半端な感じがしたなぁ。
・・で、やはり今回もイイねぇ〜って思ったのはジェレミー・レナー。
この人、こう言うの、もうイタについてるね?全然不自然じゃないもん。あんた普段から裏の顔持ってるやろ?白状しなさい!(笑)
・・と言うか、なんかこう言う人、嫌いになれないんだよなぁ・・それで、それが悪とわかっていながらも
つい強盗の方を応援しちゃったりもしたんだよね〜実は・・これってどーなのよ。(汗)
それから、ポスルスウェイト・・痩せてたね・・もしかしてこれが最後だったのかな?
・・とか思うとちょっと悲しくなったりもしたけど、相変わらずのいい味出してました。今まで有難う・・合掌。
で、結局の所いつも思うんだけど、やはりイザと言う時の為に、普段からそれなりの暗号は作っておかなくちゃいけないよね!?
(↑マジでいつも思っている・・しかしいつがイザ?・・・・・・・・)
後でわかったけど、ここの舞台ってベンの故郷みたい。いい所もダメな所もそれぞれに思い入れがあるんだろうな。
強盗に押し入る直前で目が合う子供・・のきれいな瞳も印象的だった。
そんな小さなショットが胸に響いたりしたのも、彼の、故郷やそこに住む人達への気持ち・・があったからかもしれないね? 【ユナイテッド・シネマ】

貞子vs伽椰子
 (16・日本)
 
 
(監・脚)白石晃士
(主)山本美月 佐津川愛美 玉城ティナ 安藤政信 甲本雅裕 田中美里 松島正芳 堂免一るこ 菊地麻衣 おぞねせいこ 中野英樹 清瀬やえこ
 
前から貞子、後ろから伽椰子、これに、右からジェイソン、左からレザーフェイスだったら完璧?
前半は薄暗い〜映像も雰囲気も良かったんだけど、後半が、と言うか霊能力者が出て来たあたりから雰囲気変わって面白くなくなった。
何なん、あの二人組・・特にあのエラそうなガキんちょは?服装からして謎だし、とにかく物語の雰囲気に全然合わなくてぶち壊し。
ちびっこ推理探検隊じゃないんだからさ〜。(むしろそれ何?・・笑)
とにかく理不尽に呪われて怯える佐津川ちゃんが可哀想だったけど一番良かった。 ところで、ネットにUPしたって話のその後は?  【CS】
 

サタンクロース
SANTA'S SLAY (05・米)
(監・脚)デヴィッド・スタインマン (製作)ブレット・ラトナー
(主)ビル・ゴールドバーグ ダグラス・スミス エミリー・デ・レイヴィン ロバート・カルプ デイヴ・トーマス ソウル・ルビネック 
   ジェームズ・カーン ジミー・ハーマン
今年のクリスマスは、殺人サンタがアナタを恐怖のどん底に叩き落します!??
・・と言うか、何も考えずに楽しめる、明るいホラー・コメディ・・ご家族と一緒に是非!
・・とも言えない、残虐な描写もあったりして・・やっぱりR指定??・・と言う、まことにどっちつかずなホラー。ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
でも間に人形劇を挟んだり、色々と楽しませようとする心意気や、素直な少年とシッカリ者の少女、そしてそのお爺ちゃん・・が、明るくマヌケ・・
いやいや、ほのぼのしてていい雰囲気だったので、やはり、楽しいクリスマス向けの作品・・かも・・・・・・??(ーΩー;) ウゥーン
えらく気合いの入ったサタンクロース、プロレスのチャンピオンベルトみたいなんしてるし〜・・って思ったら、やはりその道のお方みたいで??
しかし、そんなド派手な大男が、地味〜なカーリングで人生の勝負をする所なんてやっぱりほのぼの。(謎)
特典映像で、登場人物のその後があったけど、バイト先のご主人が、ずっとそのまんまにされてたのが可哀相で・・・・笑えた。 (._+ )☆\(-.-メ) ォィ
・・あれっ?今気付いたけど、ジェームズ・カーン出てたの?( ̄∇ ̄;
★DVDを貸して下さった某氏様、どうも有難うございました!(匿名にしても、氏がつくのでバレバレですかね?)
送ってくれた某Mゅうちゃんも、どうも有難うございました!(匿名にしたつもりですが、バレバレですかね?)
ちなみに、同送して下さったもう1本のとても健全そうな作品もちゃんと鑑賞致しましたので。(なんて律儀な!)
・・が、諸事情により、感想は【感想リスト:「へ」行】に直行させて頂きましたのでご了承下さい。_(T▽T)ノ彡☆ 【DVD】

殺人カメラ
LA MACCHINA AMMAZZACATTIVI (48・伊)
(監・脚・製作)ロベルト・ロッセリーニ (脚)セルジオ・アミディ ジャンカルロ・ビゴレッリ
(主)ジェンナロ・ピサロ ウィリアムズ・タブス ジョヴァンニ・アマート
まるで神様が見ている様な設定から始まり、終わりには悪魔が十字をきると言う・・
一度誰かを撮った写真を壁に貼り、再び撮影するとその人が死ぬ・・と言う不思議なカメラを使い、
次々と悪人と思われる人を殺していくのは、善行に見えて本当はいけない事・・なんて、とても真面目なコメディ。
そもそも人間に、誰が悪人かと決め付ける事は出来ない・・もんね、その時々や対する人間の違いで、善にも悪にもなり得るし。
撮った写真の通りの体勢で人が死ぬブラックさが可笑しかった。赤ちゃんの時の写真を使われた人は、指をしゃぶりながら・・とかね。【ビデオ】

殺人鬼を飼う女
 (19・日本)
 
 
(監)中田秀夫 (脚)吉田香織 (原作)大石圭
(主)飛鳥凛 水橋研二 根岸季衣 大島正華 松山愛里 中谷仁美 浜田信也 吉岡睦雄
 
中田秀夫監督作なんだけどさ、早々からボカシの絡みとかあって桃色浪漫系かと・・。
(後で知ったけど、中田監督ってそっち系が先だったらしい?)
それなりに面白い題材だったけど、そっち系を期待してる人を楽しませる為か何か知らんけど、何かと大袈裟にしてるからちょっと白ける。
殺人を犯す人格は更にもう1人の人格なんだよね?人形を落とした幼い子とは関係ないよね?
と言うか、人形を落とした子の本当の人格がその殺人鬼だった方が恐いんじゃないかと。
根岸季衣の毒母っぷりはちょっと笑えた。娘の股間に鼻近づけたりして。(汗)
ドラマ「ガラスの葦」の毒母(多岐川裕美)と似た様な感じだったけど、あっちは笑えない感じだったしね。(最近毒母続くな〜;;)  【CS】 

殺人に関する短いフィルム
KROTKI FILM O ZABIJANIU (87・ポーランド)
(監・脚)クシシュトフ・キェシロフスキ (脚)クシシュトフ・ピエシェヴィッチ (音楽)ズビグニェフ・プレイスネル
(主)ミロスワフ・バカ クシシュトフ・グロビシュ ヤン・テサシ
犯罪抑止に理想を抱く人間の思いとは裏腹に、偶然に唐突に微笑む悪魔。なくした愛の数ほど犯罪は起こる?
くすみ色あせた街、カフェ、人、心、世界・・この殺人が正当化される理由は決してないが、ふと、彼の愛した妹の姿は、残された母の元で
美しく蘇っただろうか?などと思った。過去の偶然に驚き、悩む弁護士・・新たな命の誕生が、彼の救いになるだろうか。
シンプルな内容、影のかぶった映像(世界初だったそう)、音楽等、とても惹きつけられ、考えさせられる物があった。  【シネテリエ天神】

殺人の追憶
MEMORIES OF MURDER (03・韓)
(監・脚)ポン・ジュノ (脚)シム・ソンボ
(主)ソン・ガンホ キム・サンギョン キム・レハ パク・ヘイル ソン・ジェホ コ・ソヒ
中盤に差し掛かるまでは、描写として結構ツライもんがありましたワー。だってこれ、実際の未解決事件をベースにしたフィクションだと言う事だし、
連続レイプ殺人犯なんて、早く言えば”超変態”な訳だしね〜。それに、やっきになってる田舎刑事の尋問が、どうしても単純に暴力に走ってしまって
見ていて不快。でも半分あたりからどんどん引き込まれて来たけどね。(刑事のお馬鹿ぶりは置いといて)
これはやはり、実際に事件を追いかけて来た(いや、現在進行形だね)と言う重みのせいなのかな。
映画が終わっても、なんかド〜ンと鈍い重さを抱え込んでしまったみたいで、暫く席を立てなかったし、普通ならエンドロール中に必ず帰る人がいるけど、
今回は1人もいなかった・・うーん、みんな同じ様な気持ちになったんだろうか?まだ(多分)捕まってない犯人もどこかでこれを見ているんだろうか?
単純刑事のガンホがとてもイイ!真面目なのかコメディちっくなのかよくワカランとこが絶妙。(笑)
対する頭脳派・冷静刑事のサンギョンもなかなか・・クライマックスでの少女への優しさに胸が震えた。
あれほど冷静だった彼が、あんなにも怒り、取り乱して・・バンドエイドが悲しい・・!(涙)
そしてラストシーン・・『その人』が今、同じ空間にいるとしたら・・なんか想像するとゾッとしてしまう。
『普通の人が一番恐い』と言う、忘れかけてた(私の)持論?もひょっこりと顔を覗かせた感じがした。
ガンホの表情と、広々とさわさわと揺れる黄金の稲穂が脳裏に焼きついてしまったよ・・。【ユナイテッド・シネマ】

殺人漫画
KILLER TOON (13・韓)
 
 
(監)キム・ヨンギュン (脚)イ・サンハク
(主)イ・シヨン オム・ギジュン ヒョヌ ムン・カヨン クォン・ヘヒョ
 
怨霊系だけど、意外とちゃんと展開してて面白かった。
最初は同情してたヒロインがねぇ・・なんかアチラ界隈、裏切りはデフォみたいな?
最後、刑事の欲って何?そこはちょっと強引な気が。
漫画はすごくうまいと思ったんだけど、よく考えてみたら、こう言う写実的な絵って今はもうコンピュータでどうにでもなるから逆に簡単なのかも。
デフォルメした絵の方が個性が求められて難しい気がする。    【Amazon】 

ザ・ドア 交差する世界
DIE TUR / THE DOOR (09・独)
 
 
(監)アノ・サオル (脚)ヤン・ベルガー
(主)マッツ・ミケルセン ジェシカ・シュヴァルツ ヴァレリア・アイゼンバルト トマス・ティーマ
 
不倫中に娘を事故で亡くし、妻にも見放されたダビッド。
全てを失ってから五年、精根尽き果てた彼は自殺を試みるが、そこで不思議な扉を発見する。

どこでも時空ドア〜。(ダミ声で)
いきなりだけど、過去の自分がいなくなったら今の自分は消えないの?自分と遭うのも厳禁じゃ?
・・と、ちょっと思ったのは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の影響受けすぎ?
まあそれはそれで! いや、それはともかく!(←やっぱいつものコレで)
事故から五年後って時間経ちすぎ〜と思ったけど、外見変化しないと昔と区別つかなくなるから?(オイ)
子供は何かとすんなり受け入れてたけど、同じ父親でも何か違うと見抜いたのかな?純粋なコドモゴコロで!?
でも、妻が夫の態度ですぐにあの扉の事に結び付けるのは不自然に感じた。
最初に怒鳴ったオッサンは、時間軸がおかしくなった時にすぐわかるように絶対後で出てくるだろうなとは思ったけど、
まさかあんなに重要人物だとは思いもしなかったわ。(笑)
でも確かに、同じ事した人が大勢いてもおかしくないよね。ダビッドがすぐ見つけたくらいだし。人の数ほど後悔もあるだろうし。
未来の妻が現在の自分に子供を渡した所は解るなぁ‥辛いけど・・。
自分であっても自分じゃないってどんなんやろね?人は変わるからね・・いや、人は変わ”れ”るからね。
たとえこんな風に未来や過去に自由に行けて、その時の自分を見るんじゃなくても、
イマ自分の中で、過去の自分を省みる事はやろうと思えばちゃんと出来るのかも?・・と一瞬真面目に反省したわ。(一瞬かい)
あの後、二人は・・二人だけで一緒に生きていくのかな? 友達だけは浮かばれんなあ。(行き来してたりして?)     【Amazon】
 

座頭市
(監)北野武
(主)ビートたけし 浅野忠信 大楠道代 ガダルカナル・タカ 岸部一徳 夏川結衣
うーん・・すごい世界やなぁー・・(^^;
たけしの世界と言う意味じゃなくて、こう言うバタバタ人が死ぬ時代劇の世界のこと。(^^;
慣れないから、始めはどうしてもTVドラマっぽく見えてましたが・・(汗)と言うか、役者があんまり上手くないのかなあ?
大楠姉さんが出てきたらホッとしちゃったよ。(笑)それに、思ってたよりもアッサリしてました。もっとどろどろしたドラマがあるのかと・・。
姉弟の回想シーンくらいだったし。(←ちょっとウルウル・笑)浅野君関係もなんかアッサリで。えっ?・・って感じ。
これは見方を間違ったかな?頭切り替えて見るともっとノレたかもしれないな?別に嫌いな作品ではないので。
たけちゃん、やっぱどっかで何かしないと気が済まないのね〜。(^^;; 【DVD】

佐藤家の朝食、鈴木家の夕食
 (13・日本)
 
TVM 
(監)月川翔 (脚)村上桃子
(主)山崎賢人 ちはる つみきみほ 三浦誠己 小林涼子 池田政典 藤井宏之
 
これ、TVムービーだったみたいだけど、せっかくなんでちょこっと感想。
男女関係ない、とは言っても、生まれながらに持ってる性による役割、みたいなものを否定は出来ないと思う。
そう言う意味では、どちらにも偏り過ぎない展開で良かった。
女性側のカップルの1人、ちょっと菅野美穂っぽかった・・と思ったら、ちはるだった。え〜っ・・そう言われればそうだ・・。( ̄∇ ̄;
つみきみほは演技がイマイチ。男性側のカップルは元モデルの人がちょっとキモかった・・けど主演はとても良かった。  【BS】

ザ・トリップ
I ONDE DAGER / THE TRIP (21・ノルウェー)
 
 
(監・脚)トミー・ウィルコラ (脚)ニック・ポール ジョン・ニヴン
(主)ノオミ・ラパス アクセル・ヘニー アトレ・アントンセン クリスティアン・ルーベク アンドレ・エリクセン ニルス・オル・オフトブロ スティッグ・フローデ・ヘンリクセン 
 
落ち目女優リサと落ち目映画監督ラーシュの夫婦。
多額の借金を抱え愛情も無くした二人は、現状から抜け出す方法としてそれぞれ密かに相手を消そうと考えるが・・
全然知らない作品だったけど、思いがけず面白かった〜。
と言うか、ノオミ・ラパス、あんだけボコボコにされて心配になるレベル。これまでで一番良かった!(え)
凶悪な第三者につかまった事から夫婦でお互い協力して・・って流れや結末は想像がつく範囲内だけど、
想像してたよりもハチャメチャなコメディ要素を抑えてたせいか、ずっとハラハラと緊張感が続いたし、
かと思うと絶妙なタイミングでちょっとした笑いがあったりと、そのバランスが良かった。
お父さん〜〜の現場登場は意外で、しかもちょっと(だいぶ)可哀想だったけど、息子が本物の男になれて思い残す事はなかったかも?!
二人が生き延びたのを映画化するにあたって、夫が自分の一番触れて欲しくないあのシーンの脚本を、
自分がみじめにならない風に書き換えてたね。(笑) まあ、気持ちは解る。( ̄∇ ̄;
次にもし夫婦仲が険悪になった時、そこを妻から暴露されない事を祈る・・?!   【Netflix】


    

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