hua-huno
ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!
FIRST POSITION (11・米)
 
(^^ 
(監・製・編集)ベス・カーグマン (製作総指揮)ローズ・カイオラ
(主)アラン・ベル ミコ・フォーガティ ジュールズ・ジャーヴィス・フォーガティ ミケーラ・デ・プリンス 
   レベッカ・ハウスネット ジョアン・セバスチャン・ザモーラ ガヤ・ボマー・イェミニ
 
この「ユース・アメリカ・グランプリ」と言うのは、9歳〜19歳のダンサーが対象で、そこでスカウトされたり奨学金が貰えたりするとの事。
何人かのダンサーにスポットをあててのドキュメンタリーだったけど、それぞれに国が違ったり境遇も様々で、見てたらみんなを応援したくなった。
特に印象に残ったのは同じ日本人(と言ってもアメリカ育ちのハーフ)のミコちゃん、それとジョアン君、ミケーラ、アラン君。
みんなケガを乗り越えたりして頑張ってて素晴らしいんだけど、親もすごいなあと思う。
なんだかんだ言って、色々とで家族総出でサポートしないとやっていけない面も。レベッカの一言、「努力は採点されない」はシビア。
ミコちゃんの弟のジュールス君は勉強頑張ってるんだろうか?(笑) 皆のその後の活躍も見てみたい。  【BS・スターチャンネル】 

ファーストラヴ
 (21・日本)
 
 
(監)堤幸彦 (脚)浅野妙子 (原作)島本理生
(主)北川景子 芳根京子 中村倫也 木村佳乃 窪塚洋介 板尾創路 石田法嗣 清原翔 高岡早紀
 
父親殺害の容疑で逮捕された聖山環菜。心理師の真壁由紀は動機を語らない環菜の取材を始めるが、
彼女の弁護人が自分の夫の弟であり過去に付き合った事のある庵野だと知り驚く。

環菜の過去に自分を重ね、対峙する由紀。
わかりやすい演出で前半はテンポよく見られたけど、その後似た様な繰り返しが増えてちょっと中だるみ。
いくつか、えっ・・と思う所もあって、目覚ましか?と。(寝てません笑)
由紀の母親・・ あんなん子供にダイレクトに言わんでも・・(汗)
もう大人だから、って言っても、子供にとっては父親はずっと父親なんだし。
母親は他に吐き出せなかったからかもしれんけど、親の諦め感覚と子供の感覚とでは全然違うよね。
子供の心は柔らかく繊細で傷つきやすいもの・・そこは親は本当に気を付けないといけない所だし、自分も反省してる。
・・ありゃ、突然ヒロインに重ねて過去の自分と対峙?( ̄∇ ̄;
あ、別に似た様な事があった訳じゃないよ、親の愚痴を簡単に子供に吐くな、って事ですぅ。
親子の関係って普段思ってる以上に繊細なのかも?と思ったし、
タイトルのファーストラブって、親の子への愛情(その逆も)、からの、人生で一番最初の無償の愛の事でもあるのかな?とも。
ベッドでユキが突然庵野を非難したのはビックリしたなあ。 内容も内容だし、突然そこでそんな事言う?と。
うまくいかなかったから自己防衛的発言した彼に対しての、これまた自己防衛的な攻撃発言だとは思うけど、
それにしても豹変し過ぎで・・恐かったです!(笑)
それから、ついに決心した由紀・・ てっきり旦那の弟と交際してた事を告白するのかと思ったら、自分のトラウマの事だったので、
そっちかーい!Σ\( ̄▽ ̄; ・・と思わずツッコんでしまった。
まあその後に弟の事も告白したけど、優先順位とか温度差とかベッドで豹変とか豹変とか豹・・
この人、真面目で好感持てるけど、ノリとかは合わない方かもしれんなぁ、と。(笑)
ショートヘアの北川景子は美人度が増して羨ましい程。 ただ、環菜役の芳根京子の方が、全身で向かって来る様な演技で印象的だった。
木村佳乃はこう言うのは通常運転になりつつある?(笑)
あと、気付いてなかったけど、旦那役は窪塚洋介だったのね。昔に比べて落ち着きが出たと言うか、ちょっとARATAっぽい雰囲気。
そして・・お客様・・じゃなくて、旦那様は神様でした。
善人の皮かぶってるかも?とずっと疑ってた私は、穴があったらそっと入りたいと思います・・。  【Amazon】

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ
THE FINAL GIRLS (15・米)
 
 
(監)トッド・ストラウス=シュルソン (脚)M・A・フォーティン ジョシュア・ジョン・ミラー
(主)タイッサ・ファーミガ マリン・アッカーマン アダム・ディヴィアン トーマス・ミドルディッチ アリア・ショウカット アレクサンダー・ルドウィグ ニーナ・ドブレフ
 
女優の母を事故で失ったマックス。その3年後、母がかつて出演したカルト的人気ホラー映画の鑑賞会が開かれる事になり・・
”映画”の中へようこそ! なのは映画ファンにはヨダレもの?!
あのホラーマニアの兄ちゃんが他人に思えん。 でも「まみれ博士」って・・。(笑)
「ファイナルガール」ってそう言う意味だったのね。だったら絶対一人しか・・と思ったけど、男(ボーイ)だといいのね?
判別不明な人がいてヤツを翻弄したら良かったのに〜(笑)
ヤツは、女の子が脱いだらそれに反応して出て来るのは何故?しかも処女がどーたら、どう関係あるの?ホラーの定番だから?
抗うつ剤?みたいなののんでる娘、イヤな娘かと思ったら、めっちゃいい娘やん〜!可愛いし応援しちゃったよ。
マックスの親友にはやけに安心感あったけど、単に山村紅葉に似ていたからかしら?
ああ、やっとヤツとのバトル(?)が終わった・・と思いきや・・ だよね〜・・そうなるよね〜・・いまや続編もホラーの定番だしね〜・・(全員涙目?)
でもこれ、”映画”だったからまだマシだったかも?”TVドラマシリーズ”だとシーズンいくつまで・・( ̄∇ ̄;
”映画”は昔の雰囲気が確かにそんな感じ〜だったし、回想部分もしっかり映画な工夫があって面白かったけど、
”映画”の中のメンズのチョイスは謎。てか、こいつキモ過ぎて〜;;(ブログに画像アリ)
母よ・・なんでこいつと一緒に夏を過ごそうと思ったのか・・(爆)
まあ、”映画”の方はガールズのメンツも謎だったけどね。
突き抜けガールのエサ役はまあいいけど(放置・・笑)予定のガールは見せ場ナシ・・。
母親ガール役の女優さんは、偶然にも昨日見た「殺しのナンバー」の人で、個人的には苦手なタイプ。
でも、捨てキャラから脱却しようとする所や、娘マックスとのひと時にはホロッとさせられたわ。
主演はファーミガちゃん。清純で品行方正っぽい、いかにも99%最後まで生き残れそうなタイプ、
まさにファイナルガールにふさわしいキャスティング・・?! あ、妹の方ね。(当たり前か)   【スターチャンネル】
 

【ファイナル・デスティネーション シリーズ】
ファイナル・デスティネーション
FINAL DESTINATION (00・米)
(監・脚)ジェームズ・ウォン (脚)ジェフリー・レディック
(主)デヴォン・サワ ショーン・ウィリアム・スコット チャット・E・ドネーラ アリ・ラーター カー・スミス アマンダ・デトマー
飛行機事故を免れた若者達。ほっとしたのもつかの間、「死神」がジワジワと彼らを追い詰めてくる・・。
テキが、ゾンビでも貞子でもない、見えない「運命」、と言うのが恐い!このテーマには心惹かれる物がありました。
飛行機嫌いの私なので、冒頭のシーンは印象的でしたし、ラストも・・ねえ〜・・( ̄∇ ̄;)こえ〜
監督は「X−ファイル」(ほとんど見たことないけど)の脚本家だそうです。【ビデオ】

 (「デッド・コースター」→「で」)
ファイナル・デッドコースター
FINAL DESTINATION 3 (06・米)
 
(監・脚・製作)ジェームズ・ウォン (脚・製作)グレン・モーガン (製作)グレイグ・ペリー ウォーレン・ザイド
(主)メアリー・エリザベス・ウィンステッド ライアン・メリマン クリスタル・ロウ シャーラン・シモンズ クリス・レムシュ サム・イーストン 
   アレックズ・ジョンソン アマンダ・クルー テキサス・バトル アンドリュー・フランシス ジーナ・ホールデン ジョディ・ラシコット
ジェットコースターに乗りこんだ高校生のウェンディは直前に壮絶な事故の予知夢に襲われる。
パニックになった彼女は数人の仲間と共に降ろされるが、その後、本当に事故が起きてしまう。

・・と言う訳で(?)コレを見ました。「ファイナル・デスティネーション」の3つめ。
製作が06年・・そんなに昔だったっけ?見たいと思いつつ見逃し続けてそんな月日が・・トオイメ。。。
邦題は、1と2をくっつけただけです。(笑) で、邦題通りに、始まりはジェットコースター。
高校生達が脳天気に戯れながらINしまーす。 けど!
約一名が悲惨な予知夢を・・。そして、ワケ解らずも事故回避した皆々様・・。
(あ、ここまでは粗筋に書いてたわ(^^ゞ) けど!
死は狙った獲物は放さない。そして次々と・・・・・の例のパターン。
恐い〜;;けど、懐かしい〜親近感〜!?
今回も、色んな方法で殺されてたけど;;「もし自分だったらこんな殺され方はイヤだ〜1等賞」は
やっぱり日焼けサロンかなぁ・・(>_<) 数ある残酷な殺され方の中でも、火関係はどーも苦手だ。
あの完全密室状態でジワジワと・・はキツいわ〜。
・・と言うか、日焼けサロンにわざわざ行く感覚からしてワカランけどね。
焼きたいなら普通に太陽で焼けばいいものを、お金払ってまでわざわざ・・(←単なるケチ?)
でも、最近はもう肌は焼かない派のが多いんじゃ?やっぱ06年?(海外ではそうでもないのかな?)
しかし・・ 他の殺されシーン見てると、何だか、余りにも普段から危険な物が身近かにあり過ぎたり、
いや、それは仕方ない部分があるにしても、それらの扱いがぞんざい過ぎて・・
(これはマジで思った。扱いがガサツと言うか荒っぽ過ぎ)
もうちょっと振る舞いに気を付けたり、ルールやマナーを守ったり、物を丁寧に扱う習慣を身につけておけば、
死へのカウントダウンも何日も何年も延ばせたかも?・・な印象が今回は強かったな。ファイナルでマナー教室。
しかし・・ 仕方ないとは言え、身の危険感じてる時のDIYショップ行きはツライね。
360度、どこからでもかかってらっしゃい状態で、後頭部からグサグサ来るし。
面と向かってブスブス言われるのとどっちがマシか、って話ですよ。
それから、ジムに剣の額を掛けたヤツは手を挙げて!(笑)
そしてラスト・・ ああ〜・・やっぱりそうなのね〜・・死神の掌で踊らされてた感いっぱいの虚しいラスト。
「あんた、なんでここに居るのよー!(泣)」・・って、死神でなく、友達にアタってしまうかも。(^^;
で、ここで又、例の予知夢が・・ けど!
もうここまで来たら何の役にも立たないじゃん〜!1秒、1ミリの希望だってないじゃん〜!
・・って思い知らされるだけで、(今までソレで逃げ延びてただけに)意地悪過ぎだし、めちゃくちゃ無駄に(笑)感じたわ。
それはそうと、巻き添え食った他の皆様にも、それまでに何らかの予兆があってたのかな〜?気づいてないだけで・・(>_<) 【BS・スターチャンネル】

ファイナル・デッドサーキット
THE FINAL DESTINATION (09・米)
 
(監)デヴィッド・R・エリス (脚)エリック・ブレス
(主)ボビー・カンポ シャンテル・ヴァンサンテン ミケルティ・ウィリアムソン ニック・ザーノ ヘイリー・ウェブ クリスタ・アレン 
   アンドリュー・フィセラ ジャスティン・ウェルボーン ララ・グライス
 
恋人ローリ達とカーレース観戦を楽しもうとサーキット場を訪れた大学生のニック。だが、突然恐ろしいクラッシュ事故の予知夢を見てしまう。
「ファイナルデ・・」シリーズの第4弾。
はい、祭りやってます。丁度、BS無料視聴で祭りやってたんで乗っかりました。(^^ゞ
で、今回は、コトの起こりがサーキットなんで、邦題は自動的に「サーキット」となります。
でも、1の原題が「FINAL DESTINATION」、今回の原題は「THE FINAL DESTINATION」。
「THE」がついただけの違いって・・いいの〜?それで(;¬_¬)
で、本作ですが〜  ・・見せ方が、どんどんグロくなってるなあ。
最初のレントゲン写真の時は、割とソフトね〜骨キレイね〜とか思ってたけど、一連の残酷シーンは、肉体ぐちゃぐちゃし過ぎ・・。
特に、ローリがエスカレーターの機械?に・・の所はかなり・・。
つぶすだけでなく、すりつぶす、だもんねぇ・・。あっと言う間に人間がただのぐちゃ物体に・・ヒエー。
でも(サーキット以外は)見せ方はグロいのに何故か地味な印象。
無駄なエ○シーンがあったり(一服タイム?)主人公カップルとその親友以外には
あんまり目立った子がいなかったせいもあってか、3ほど物語に入っていけなかったわ。
今回は、レントゲン写真が一番印象的だったかな。(←サーキットより?笑)
ラストもレントゲン写真でソフトね〜キレイね〜だったので、グロさが緩和されて気持ちよくは終われたかな。
【追記】これ、劇場では3D上映だったのね。サーキットの派手惨劇は、まさにソレ仕様って感じ。
劇場で観てたら、迫力あって、のけぞったかも?それと、あのシネコンのシーンは恐かったかも?  【BS・スターチャンネル】

ファイナル・デッドブリッジ
FINAL DESTINATION 5 (11・米)
 
(監)スティーヴン・クエイル (脚)エリック・ハイセラー
(主)ニコラス・ダゴスト エマ・ベル マイルズ・フィッシャー アーレン・エスカーペタ デヴィッド・ケックナー トニー・トッド エレン・ロー 
   ジャクリーン・マッキネス・ウッド P・J・バーン コートニー・B・ヴァンス
サムと会社の同僚を乗せたバスは一部工事中の吊り橋にさしかかる。が、その時突然サムは吊り橋が崩壊する予知夢を見てしまう。
シリーズ第5弾。 始まりが橋なので、こんな邦題。
しかし原題は(またかい)1の原題に5を付けただけ。
まとめ。
FINAL DESTINATION  「ファイナル・デスティネーション」
FINAL DESTINATION 2 「デッドコースター」
FINAL DESTINATION 3 「ファイナル・デッドコースター」
THE FINAL DESTINATION「ファイナル・デッドサーキット」
FINAL DESTINATION 5 「フィアナル・デッドブリッジ」
なんだ、4が特別扱いだっただけなのね。3Dだから? 【追記】 本作5も3Dだったらしい;;
死の連鎖より、タイトルの連鎖が気になる私。そんな、気になる「ファイナルデ」祭りの最後、です。
で、コトの起こりのその橋・・結構すごい橋でした。マディソン郡の橋レベルじゃない大きな橋。(笑)
その立派な橋が、工事のちょっとした亀裂から、あっと言う間にバリバリバリ〜〜ッ!
と、いとも簡単にド迫力で裂けまくり!割れまくり!そのうち、バリバリからホロホロに・・
ほえ〜っ・・見た目スゴイのにこんなにモロい橋だったなんて〜素材は何なの〜?!南関あげ〜?(←マイナー食材)
そんな感じで、例の如くツカミの派手さはクリア。(笑)
その後の展開も大筋同じだけど、今回は、ちょっと人間ドラマが入ってましたね。
カノジョを先に亡くしてしまったカレシ、ピーターの苦悩・・。
他の人は(どの回でも)事態がピンと来てないせいか、はたまた単に脳天気なだけなのか、
怯えてはいるものの割とアッサリな感じだっただけに、今回のこのピーターの重い想い(?)が
物語の印象をだいぶ変えていた様に思う。
それがさ、このピーターが主人公よりもカッコ良くってさ、
なので、「なんでこっちが主人公じゃないんだろう?」・・とか漠然と思ってたけど(笑)人間ドラマ担当に納得。
カノジョの方は、可愛いけど平凡な印象だったので、
「どうしてカノジョ?」(コラコラ)とかも思ってたけど、それも、体操キャスティングって事で納得。
一連の惨事では、今回は体操の選手権が一番ハラハラしたかな。
平均台のアレ・・小さいながらもスゴイ存在感・・!まさに、バタフライ効果!?
それはそうと、終盤ちょっとわからなかった所が〜。
「誰かを犠牲にしたら自分が助かるのかも」・・は、結局、ただの思い込みだったんだよね?
あの工場のうるさい人も実際は抱えてた病気がたまたま・・だっただけでそれとは無関係だったんだよね?
だから、あの黒人青年は生きてたけど、本当はまだ危ない、って事よね??(違う?)
でもね、予知夢では助かってたモリーが結局最後ああなるのは・・あれれ?予知夢関係なし?
それか、黒人青年の代わり?あれれ?(何か勘違いしてますかね、やっぱり?) ・・祭り疲れかしら・・・(-_-;)
ヒロインのモリー役の女優さんは、この間見た「フローズン」に出てた方でした。
凍ごえてない所を改めて見ると、口元ミルキーちゃんはご愛嬌〜な、
ちょっとオセロ白(解散した?)似な美人さんでした。これから他でも見る機会があるかもね?
・・と言う訳で、シリーズはこれで終わりらしい。
・・ホントに最後?
・・って、「SAW」みたいに疑ったけど(笑)見終わって、ああ、ホントに最後なんだ〜・・と。
だって今までの名場面(?)をしっかり振り返ってたしね・・ヒエーーー
これだけ、過去の残酷シーンを引っ張り出しちゃあ、そらもう、グランドフィナーレって言うしかないよね?
ラストシーンも、懐かしい飛行機の・・だったし・・・・・・
・・感慨深かったです。(笑)
今回は、3〜5迄イッキに見たけど、放送されてた1と2も再見すれば良かったな。
(ちなみに、1と2はずっと前に見たのでブログにはありません)
なんだかんだ言って、好きなシリーズでした。(笑) で・・・・・レーシック、軽くやっとく?   【BS・スターチャンネル】

ファイナル・レベル エスケイプ・フロム・ランカラ
THE FINAL LEVEL: ESCAPING RANCALA (19・米)
 
(監・脚)キャニオン・プリンス
(主)ジェシカ・チャンセラー エミリー・スウィート ティアナ・タートル ブランドン・ルート テイラー・ベアレンズ バイ・リン
 
行方不明の兄が好きだった昔のゲームの世界に入っちゃった女性三人。
昔のゲームなので、格闘シーンもそんな動きだったり迫力はイマイチだけど、ゲームのファンには嬉しいのかも?
大量のサメが飛んでくる所や、事故で命落としてもライフあるうちはOKとかちょっと面白い所はあったけど、物語は普通かな。
東洋系の女性ななんか唐突〜。兄が昔のまんまの子供で、妹がセクシー美女になってるのってこれからの人生、気まずそう・・(爆)  【BS?】 

ファインディング・ニモ
FINDING NEMO (03・米)
(監・脚)アンドリュー・スタントン (脚)ボブ・ピーターソン デヴィッド・レイノルズ
(声)アルバート・ブルックス エレン・デジェレネス アレクサンダー・グールド ウィレム・デフォー ジェフリー・ラッシュ
こう言う定番な家族愛物語にはたいして書く事もないんだけど(オイオイ)つい過保護になってしまう親にはいい薬になったかも。
私も気をつけなくちゃ。 海は勿論キレイだったけど、もっと目をみはったのは、魚達の本物みたいな動き方かな。
ドリーのけたたましさには最初ちょっとヒイたけど;;子供にはウケてたし(笑)あの前向き精神は良かったね・・って、
ただ過去忘れてるだけかいっ!_(T▽T)ノ彡☆
一番楽しかったのは、ペリカンと(どう見てもアホ〜鳥の)カモメのバード・チェイス!
袋に入ったままの魚たちにも笑ってしまった。(ハリセンボン使って脱出したのかな?)お父さんに「大好き」って言ってスリスリする
下ぶくれニモはカワイかった〜♪親が心配する(子の)ハンディも、子供は自力で”幸運”に変えるんだと信じたい。
その日の夕食は手巻き寿司。「ニモ〜」と叫びながら、イクラをたらふく食べました・・( ̄∇ ̄;)  【劇場】

ファインド・アウト
GONE / DISPARUE (12・米)
 
(監)エイトール・ダリア (脚)アリソン・バーネット
(主)アマンダ・セイフライド ジェニファー・カーペンター ダニエル・サンジャタ セバスチャン・スタン 
  ウェス・ベントリー キャサリン・メーニッヒ マイケル・パレ
突然いなくなった妹の捜索を訴えるジル。しかし、過去にジル自身が被害を訴えた拉致事件の証拠もない事から
全ては彼女の妄想だとして警察は取り合おうとせず・・

個性派美女のアマンダちゃんが出ずっぱりで頑張る犯罪サスペンス。
なので、ファンにとっては画面から目を離せない嬉しい1本。
・・なんだけど、物語自体にはあまり個性を感じられず・・と言うか、平凡。TVドラマの2時間枠でも良い様な雰囲気。
そして、「?」と思ったのが、ウェス・ベントリーの役割。 話を引っ張るためだけに借りてきました〜な印象で
キャラ其々の個性を楽しむのが大好きな自分には、なんとも納得のいかない、それだけでかなりマイナス・・でした。
そんな感じだったので、やはりこの作品の見どころは、後にも先にもアマンダちゃん、なんだろうな。
窮地に立たされたジル(アマンダちゃん)が、その都度、機転をきかせて妹救出に向かっていく!
・・と言う所にだけ全力集中して鑑賞するのが良いかも。  結論・・出ずっぱりで頑張る者は救われる、ただし美女限定。
これの前売り券のおまけのアマンダ・メモが可愛いかった。深刻な表情のアマンダちゃんにつけられたフキダシの言葉が、
「今夜もカレーよ」。 「も」に共感。(笑)  結論・・カレーはえらい。  【ユナイテッド・シネマ】

ファウスト
FAUST (94・チェコ)
(監・脚)ヤン・シュヴァンクマイエル
(主)ピーター・セペック (声)アンドリュー・サックス
ゲーテなど多くの文学者に書かれたファウスト伝説を、独自の解釈で実写&アニメで構成した長編。
怪しげなビラを配る出だしや、足をかかえた老人など、うなる程良い雰囲気なのだが、悪魔話になじみが薄いせいかちょっと退屈してしまう。
人形アニメはやっぱりスゴイなとは思うけど・・。ヤン先生は短編の方が良いのかなぁ〜? 【ビデオ】

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ
THE FOUNDER (16・米)
 
 
(監)ジョン・リー・ハンコック (脚)ロバート・シーゲル (製)アーロン・ライダー ドン・ハンドフィールド ジェレミー・レナー
(主)マイケル・キートン ニック・オファーマン ジョン・キャロル・リンチ ローラ・ダーン リンダ・カーデリーニ パトリック・ウィルソン B・J・ノヴァク
 
1954年のアメリカ。レイ・クロックはミキサーを売り歩く52歳の営業マン。しかし思う様には売れず・・
そんな時、一度に8台の注文が入り、驚いた彼は早速その店を訪ねてみる事にする。

そろそろ終わりかけな時になぜか急に気になって観に行ったけど、勘に従って良かった!
キャッチコピー「英雄か。怪物か。」通りの主人公レイがまさにアメリカ・・な本作、
常にマクドナルド兄弟側とレイ側の視点をスムーズに行き来して(たまに妻視点も)最後まで全く飽きる事がなくとても面白く観る事が出来た。
レイに関しては、兄弟の店を乗っ取った形なので、どうしたって人間的にはあんまりいい印象は持てない・・とは言え、
片田舎のバーガー屋を世界規模にまでのし上げた手腕、起業家としての先見の明や信念、労をいとわない行動力には感服せざるを得なかった。
兄弟側としては、確かに店が大きくなったのはレイのお陰だけど、最初の二人の夢の店からどんどんかけ離れていく様は見ていて辛かった。
インスタミックスパウダーの件は、それやっちゃお終いだろ〜物件で;;二人とレイとの関係と食の未来へのボーダーラインだったね。
二人がずっと大切にして来たものや目指すものとレイのそれとの違いも明確になって。
一時期流行った(?)マックの肉の謎伝説(?)とか、レイはどう思ってたのかな?(爆)
元々ファストフード店と言うアイディアは兄弟が生み出したもの(あのテニスコートの動線図面は面白かった)なので、
そこを乗っ取られたのが自分としては一番悔しい所ではあったけど、二人にとっては名前と夢(虹)の方がもっとダメージ大きかったかも?
ただ、レイ側としてはどんないいアイディアもちんまり収まってては意味がない、みたいな感覚だったんだろうし、それもとても解るんだよね。
アイディアだけだったら誰でも浮かぶし、それを形にしてこそ意味がある、と言うのは普通の考え方だし、
いや兄弟はちゃんと形にはしていたけど、多分レイにとってはそれはまだまだ未完成だったんだろうな、と。
拡大を進める時に不動産から入るやり方に変更したけど、そこにどうしてマックの使用権をのっける事が出来たの?とか
その辺の仕組みがきちんとは解らなかったけど、契約にすり抜けられる小さな穴があったって事かな?
(紳士協定の)時代すらうまく利用して・・今だと有り得ないよね。
そう言うのや、生き馬の目を抜く様なやり方(レイだけでなく)の積み重ねが今の行き過ぎた契約&訴訟社会に繋がってる感じも。
不満はあっても夫を信じて協力もする奥様は不憫だったな。 
後日談で、レイはジョアンと結婚したとの事だけど、と言う事は略奪婚か;;
苦楽を共にしたはずの奥様より、ノッてる時に出会った相棒的存在のが彼には合っていたと言うわけか・・P・ウィルソン、なんか言ってやって。(爆)
本物のレイはマイケル・キートンほどには見た目ギラギラしてなかった。( ̄∇ ̄; 
けど、だからこそ兄弟が信じて任せてしまった所もあったかもね?
それから、強く印象に残ったのは、彼が「マクドナルド」にこだわった理由。
このスタンスから既に「英雄か。怪物か。」だったんだ・・と、ちょっと寒気がしたわ。
後で知ったけど、レイが聴いてたあの自己啓発レコードの言葉は、トランプ氏が唯一尊敬する牧師(神父?)さんのものらしい。
「人は考える自分になる」等のポジティブなそれらの言葉はとても興味深く、資本主義国で働いていく中で役に立ちそう。
反面、そこにかまけ過ぎて人の情とかに鈍感になり過ぎてもな・・とも。ビジネスの成功を目指す時、そのバランスは非常に難しいのだろうけれど。
これからマック利用する度にレイのドヤ顔と兄弟のしんみり顔を思い出してしまいそう。
でも、レイがいなければ、日本にもマックはなかった訳で・・。
こちらではマックの他はモスくらいしかバーガー屋さんはないし (〇ッテリアは問題外。一生利用しないとソチ五輪前に誓ったので・・笑)
きっとこれからも時々利用するとは思う。・・タノムヨ!色々と!( ̄∇ ̄;    【KBCシネマ】
 

FOUND ファウンド
FOUND (12・加)
 
 
(監・脚)スコット・シャーマー (脚・原作)トッド・リグニー
(主)ギャヴィン・ブラウン イーサン・フィルベック フィリス・マンロー ルーイー・ローレス アレックス・コギン シェーン・ビーズリー
 
学校でイジメを受けているマーティは家ではこっそり家族の秘密を探るのを楽しんでいた。
そんな時、兄がクローゼットに人間の生首を隠しているのを見つけてしまう。

結構な残酷シーンがあるのでビデオスルーかと思ったら、「未体験ゾーンの映画たち2017」で上映されたのね。
最近ネットで見るホラーってそれ多い感じ。未体験ゾーン、こんなキワどいのまでやってるのね。知ってたけど。( ̄∇ ̄;
まずは、生首をまんまバッグに入れてたけど異臭しないん?・・と、何故か臭いがやけに気になった私。
丁度今、マンションの大規模工事中で部屋の換気が出来なくて困ってるもんだからさ。
いや、そんな事はまあいいんだけど、生首見つけてもたいして驚いてないっぽいマーティは大丈夫か?
ホラー映画には慣れてるし、実際のイジメのが現実的な大問題で、感覚がマヒしとるんかなあ?
そこに追い打ちかける様にあの兄のビデオが・・残酷な上に変態過ぎてヤバい。( ̄∇ ̄;
多分、最後の虐殺が一番の見せ場なんだろうけど、それよりもこっちのが強烈だったわ。
目玉食って白い汁がぁ〜・・とかさ。実際、目玉(白目)から白い汁が出るのかは知らんけど。(白目)
家族の秘密をこっそり覗くマーティだったけど、彼は逆に、自分が虐められてる事を見つけて欲しかったんじゃないかな。
あのファーザーが彼に言い聞かせる所はなんか不愉快だったな。あれが正しい・・んだろうけど、なんか白々しい正義ぶりっこにしか見えなくて。(汗)
黒人差別を平気でしてる父親だってどうよ?だったし。なんかモヤるなあ・・現実って米ホラー映画みたいにスパッとドヤッといかないもんなぁ。
と思ってた所に、最後にスパっとドヤッと・・になるのかなぁ?あれは? と言うか、兄ちゃん何がしたかったのかワカランのですが。
現実の理不尽さを考えさせられながらも、ここまでの残酷系ホラー映画に小さい子が出てる事にはちょっと心配になったりも。
最後にマーティ本人もそんな事も言ってたし?(汗) でも、製作過程を経るから、意外と映画と現実の区別は普通の子よりはついてるのかな?  【Amazon】
 

ファストフード・ファストウーマン
FAST FOOD FAST WOMAN (00・米=仏=英=独)
(監・脚)アモス・コレック
(主)アンナ・トムソン ジェイミー・ハリス ルイーズ・ラッサー ロバート・モディカ
他の国でも、こう言うお見合いじみた事するのね〜?ってちょっと不思議だったが、
内気で気を遣うが為にちょっぴりすれ違ってしまう主人公と彼氏が、微笑ましく思えた。
好感の持てるお話だったが主人公がチト苦手な親戚の叔母様に似ていて、なんだかなぁー・・でした。( ̄∇ ̄;) 【ビデオ】

ファニーゲーム
FUNNY GAMES (97・オーストリア)
(監)ミヒャエル・ハネケ
(主)スザンネ・ローター ウルリヒ・ミューエ フランク・ギーリング アルノ・フリッシュ
人の嫌悪感をワザとあおる様な作品、と聞いていたが、まさにその通り!悲惨な展開は、安易なホラーなど比べ物にならない恐さ・・!
一本通った演出がスゴイ。そして、そんな暴力的なモノを見ている観客への(いわば)挨拶も忘れないハネケ監督!
・・この作品は、【ハガネの神経】の方にのみオススメ致します。そうでない方はやめて置いた方がいいかも。〜( ̄△ ̄〜)(〜 ̄△ ̄)〜【ビデオ】

ファニーゲームU.S.A.
FUNNY GAMES US (07・米=英=仏=オーストリア=独)
(監・脚)ミヒャエル・ハネケ
(主)ナオミ・ワッツ ティム・ロス マイケル・ピット ブラディ・コーベット デヴォン・ギアハート ボイド・ゲインズ シオバン・ファロン・ホーガン
   ロバート・ルポーネ スザンヌ・ハネケ リンダ・モラン
 
2009年のはじまりがこの作品・・( ̄∇ ̄;) タマゴを割るのと変わらない感覚で簡単にヒトを・・・・・と言う、あの↑ハネケ作品のアメリカ版セルフリメイク。
話もショット等も殆ど前のと同じらしい・・ので、最初ほどの衝撃はないものの、今回は、これでもか〜い?!ま〜だだか〜い?・・って
もっと遊ばれてるみたいな、暴力のねっちこさが体中にまとわりつくような恐さ・・を感じたわ〜。
前の鬼畜野郎は凍りつく様な冷静さが恐かったけど、今回のマイケル・ピットは、その愛らしい(?笑)風貌が逆に
何を仕出かすかワカラン雰囲気をかもし出していて不気味。アイカタが(前の人は覚えてないんだけど;)ちとマヌケな感じだったのも絶妙。
ナオミがねぇ〜もう恐怖と涙鼻水でぐちゃぐちゃになっちゃって・・壮絶・・。でも眼の腫れ具合は前の奥様のが凄かったなあ・・(汗)
それにしても、闘えなくなった男(旦那)って・・可哀相だけど、それ以上にどーしようもなく情けなくって・・お気の毒。
男には、やはりどこかで、肉体的な力に頼ってる部分があるんだろうな〜とか思う。それなくしたら女よりも精神的にダメージ受ける様な?
でも、それでも頑張り続けた奥様の最後が・・これも前と同じ・・。もう、「あっ」と声だす暇もないくらいあっさりしてて、そこからまた次へ・・
と言う終わりのなさも恐い。ああ〜隣の人が卵借りに来たらどうしよう〜〜お醤油ならいいけど〜〜!!!?
コロコロころげてくるゴルフボールも忘れられない〜〜恐いよ〜〜・・そこんとこどうよ〜〜?(←石○選手に問いかけてるらしい) 【劇場】

ファミリー・ゲーム/双子の天使
THE PARENT TRAP (98・米)
 
 
(監・脚)ナンシー・マイヤーズ (脚)デヴィッド・スウィフト チャールズ・シャイア (原作)エーリッヒ・ケストナー
(主)リンゼイ・ローハン デニス・クエイド ナターシャ・リチャードソン エレイン・ヘンドリックス リサ・アン・ウォルター サイモン・クンツ
昔、原作の「ふたりのロッテ」を途中まで読んでいたので愛着があって鑑賞。なぜ途中まで・・か?英語だったから。(爆)
この作品では、とにかくリンゼイがとってもキュートで可愛い。そんな可愛い子が双子なんだからね〜(^^)
大人には大人の事情があるけれど、子供を悲しませたくないのも本音。
で、リンゼイちゃん本人は・・今は色々とお騒がせに成り下がってすごく残念。
自分が出演した物語でも見直して、もっと自分を大事にしてほしいなあ。  【BS】

ファミリー・ツリー
THE DESCENDANTS (11・米)
 
 
(監・脚・製作)アレクサンダー・ペイン (脚)ナット・ファクソン ジム・ラッシュ (原作)カウイ・ハート・ヘミングス
(主)ジョージ・クルーニー シェイリーン・ウッドリー アマラ・ミラー ニック・クラウス ボー・ブリッジス ロバート・フォスター 
   ジュディ・グリア マシュー・リラード メアリー・バートソング ロブ・ヒューベル パトリシア・ヘイスティ
 
オアフ島で暮らす弁護士のマットは先祖から受け継いだ広大な土地の売却問題で頭を悩ませていた。
そんな折、妻が事故で昏睡状態に陥ってしまう・・

ハワイで狂兄がジタバタする話だと聞いて鑑賞。・・いや、ホントはペイン監督の新作だと聞いて鑑賞。
・・で、やっぱり狂兄がハワイでジタバタしていたのは面白かった。(笑)
けど、全体的な物語としては・・うーん、結構普通だったな。
もうちょっと毒があっても良かったな。だってペインだし(痛み?)主演だって狂兄なんだからさ、
もっとこう・・とことんやって欲しかったと言うか。(ただ狂兄をイジメたいだけ・・と言う噂も・・笑)
それはともかくも(笑)当たり前だと思っていた自分の居場所の不確かさといったら・・。
普段忙しく生活してたら、基本な事って何でも当たり前と思っちゃうよね、場所がどこであれ。
そんな、あって当たり前平和ボケした主人公が食らわされる妻の事故・・と浮気。
それ知って、一目散に走って(競歩で?)行く狂兄にはつい笑いが・・( ̄∇ ̄;
いつも態度デカいのに、妻の浮気相手が絡むととたんにコソコソ小さくなるのが可笑しい。
でもさ、その後、騒動があんな風に落ち着いたのってさ、妻の浮気の真相(彼女の立場)を知ったからであって、
もしあれがそうじゃなかったら・・マットは自分の中でそれをちゃんと受け入れて整理出来たかなあ?
自分としては、あそこで彼が”ああ言う立場”になれたから精神的に立ち直れて、
コトがうまく運んだ気もするだけに、もしそうじゃなかったら・・の方にとても興味がわいた訳で。
つまり、自分がとことん蔑ろにされた、にも関わらず、それでもイマある家族を守れるか?
誰に恨みを抱くでもなく自分に誇りを持ち、前向きに生きていけるか?・・って事なんだよね。
なので、そこに毒が足りない・・予定調和で物足りない、と感じたと言うか。(恒例・妖怪発言・・)
長女役の子、可愛いかったな。ちょっとスケートの佳菜ちゃん似。妹役は貫禄有り過ぎ。(笑)
何かとくっついて来る、アホなんだか天才なんだかよくワカラン多分アホなんだろうな、な男の子もなかなか。
家族・・ったってさ、人ひとりひとりを考えると、結局はみんな彼みたいなオジャマ虫的な人間の集まりみたいだよね。
だからこそ、あのラストシーンは心に残った。普通に仲良しな家族の普段の1コマ、なこのラストは良かった。 【天神TOHOシネマズ】

ファミリー・プロット
FAMILY PLOT (76・米)
(監・製作)アルフレッド・ヒッチコック (脚)アーネスト・レーマン (原)ヴィクター・カニング
(主)ブルース・ダーン バーバラ・ハリス カレン・ブラック ウィリアム・デベイン
公開時タイトルは「ヒッチコックのファミリー・プロット」で、彼の監督第53作にして遺作。
ムダのない盛り上げ方と、勘違いな人達が多かったり、悪者でもどことなくコメディタッチで憎めない所はまさにヒッチコック。
安心して見れるよね。(笑)でも、あのお婆ちゃん、心配してた相続人があんな人で・・なんだかちょっと可哀想。
B・ダーンとB・ハリスのカップルぶりや、カレン・ブラックがやたらといい女に見えるのも何だか可笑しい。【DVD】

ファム・ファタール
FEMME FATALE (02・米)
(監・脚)ブライアン・デ・パルマ
(主)レベッカ・ローミン=ステイモス アントニオ・バンデラス ピーター・コヨーテ エリック・エブアニー
(*。*) オヨ?・・これって**年前のデ・パルマ映画のリバイバルかと・・いや、新作なんだけど。テーマは悪女願望?(笑)
主人公の女優さん、見覚えが?と思ったら、「Xメン」のミスティークだった。オールバックのブロンドがとても素敵でした。
でも、あの蛇のブラ(ビスチエ?)って一体・・**見えてるし・・(汗)それを盗み出すシーンの盛り上げようは、まさしくデ・パルマ節。
だけど少々のんびりし過ぎでダレたなぁ。だいたい、女性同士のほにゃららなんてあんまり見たいと思わないし、誘惑シーンにしてもクライマックスにしても
やっぱり完全デ・パルマ音頭だけど、これを初めて観るならともかく、過去に少しでも彼にハマった事がある人には、もう知り尽くした手法。
全く新しさを感じないんだよね。あのオチにしても、またかい、って感じ。一体、デ・パルマは何をもってこの作品を作る事になったんだろう?
「イースト/ウエスト」の宣伝か?(笑) 確かに、「アンタッチャブル」等で超メジャーになる前のサスペンスは彼の真骨頂だと思うし私も好きだったけど、
イマまたそれを再現するとは・・ヒッチコックでなく自作品への、あの時代へのオマージュなのかな?だとしたら、本当に期待出来るのは次回作から?
これも悪くはないけど、私は新しいヒネリの作品のが観たい。音楽がとてもインパクト強くて、観終わった後もずっと頭の中で鳴っていました。
そうそう、あの迷彩柄の服は、可愛いかったけど取引には目立ち過ぎだよね〜?だって、上から下まで全部迷彩柄だよ〜。
モデルの間ではハヤリとか?それに、ああ言う職業の人が7年も前の服、持ってるぅ〜?私なら貧乏性なので軽く10年は持ってますが。【劇場】
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TVでやってたので、パッチしながら再見。吹き替え版はこう言う時は便利ね。(^^ゞ
もうオチが分かってるので、気楽に見たら、1回目よりも面白かったです。_(T▽T)ノ彡☆ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
テーマは”悪女願望”と言うよりも、”情けはヒト(他人)の為ならず・・”ですね!(ほんまかいな・笑)
どこを切ってもやっぱりデ・パルマ音頭だったので(音楽、効果音だってそうよ〜)やっぱり特別な新鮮味はないけど、
ファン(私よ)にとっては心地よいカメラワークだったりするのは確か・・。「ブラック・ダリア」よりもこっちのが好きっちゃー好きかな。(笑)【TV】

不安
LA PAURA / ANGST / NON CREDO PIV' ALL' AMORE / FEAR (54・伊=西独)
(監)ロベルト・ロッセリーニ (脚)セルジオ・アミディ フランツ・トリュベルク (原作)ステファン・ツヴァイク
(主)イングリッド・バーグマン マシアス・ヴィーマン レナンテ・マンハーツ クルト・クリューガー エリゼ・オーリンガー
不倫してしまった主人公には、自業自得なんで自分で処理しなさい!としか思えないし、そのカラクリもすぐに予想がつくので驚く程はないんだけど
普段真面目な人間やってればやってる程、ゆすられたりするよりも、自分自身が信じられなくなる事に混乱しちゃって不安に陥っちゃうんじゃ〜?
・・なーんて(まるであくまでも他人事として・笑)最後までドキドキと鑑賞。やっぱねえ、子ですかね、なんだかんだあっても子、ですかね。(なんなんだ)
ラストが少し違うヴァージョンもあるそうな? 【ビデオ】

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM (16・米=英)
 
 
(監)デヴィッド・イェーツ (脚・製)J・K・ローリング (製作)デヴィッド・ハイマン スティーヴ・クローヴス ライオネル・ウィグラム
(主)エディ・レッドメイン キャサリン・ウォーターストン ダン・フォグラー アリソン・スドル エズラ・ミラー サマンサ・モートン ジョン・ヴォイト 
   カーメン・イジョゴ コリン・ファレル ロン・パールマン ジョニー・デップ
 
魔法じゃなくても美女見て石になるおっさんジェイコブが可愛いけど、まあ端役だし・・と思ってたら
最後までちゃーんと出てて嬉しかった。(笑)正直、主人公のあれこれよりジェイコブの恋のが気になってたかも。
あたりをひっちゃかめっちゃかにする動物たちが色々出て来たけど、意外と地味なカマキリみたいな錠破り植物?が活躍。
最初のカモノハシっぽいのがしれっと宝石掛け?になってたのには笑ったけど。
主人公のエディは、あの容姿にあんなファッション・・と、見た目が好み♪だけど、ずっと何考えてるんだかワカランで・・一種のオタクみも・・。(笑)
ティナ役の女優さんは普通だと悪くはないんだろうけど、ヒロインとしてはちょっと華に欠けたな。
妹が艶っぽかったから余計。主人公との間柄にも、それっぽい終わり方はすれどあんまりロマンス感じなかったし・・あ、単に友情ですかね?(汗)
髪形がアレな(笑)エズラは絶対怪しいはずなので、展開としては意外性なかったし、最後のあれこれは長かったな。
自分はどちらかと言うと街でのちょっとした魔法とか、そう言う、ストーリーとは直接関係ない所のが楽しかったかな。
ごめん、ハリポタも途中挫折してるくらいなんで。どこからどこまでに魔法が使えるのか、その辺がいつも気になるしね。
コリン・ファレルが変わった?のがデップ?なのは個人的にはあんまりよろしくないかと。いや、なんとなく。どちらもいい俳優さんなだけに。 【スターチャンネル】
 

ファントム・オブ・パラダイス
PHANTOM OF THE PARADISE (74・米)
(監・脚)ブライアン・デ・パルマ (音楽)ポール・ウィリアムズ
(主)ウィリアム・フィンリー ポール・ウィリアムズ ジェシカ・ハーパー
(≧▽≦)ブハハ!これ大好き〜!って公言したら友達2〜3人はなくす? 既に「ファニーゲーム」でなくしてるか!(TT▽TT)ダァー
でも好き〜大好き!( ̄∇ ̄;) デ・パルマ作品の中で一番好き。あ「フューリー」も好きだけど。
悪魔に魂を売り渡したロック界の黒幕にことごとく利用される主人公・・淡い恋心が踏みにじられる所はかなり切ない・・
しかし、全編マッタナシのテンポと映像で魅せてくれます。悪魔話にあまりのめり込めない私なのに、なぜかこれにはハマりまくり!
音楽はもちろん、あのレコード会社の鳥のデザインもすごく印象的。  【TV】【ビデオ】【DVD】

ファントム・スレッド
PHANTOM THREAD (17・米)
 
 
(監・脚・製)ポール・トーマス・アンダーソン (製作)ジョアン・セラー ミーガン・エリソン ダニエル・ルピ
(主)ダニエル・デイ=ルイス レスリー・マンヴィル ヴィッキー・クリープス カミーラ・ラザフォード ジーナ・マッキー ブライアン・グリーソン 
   ハリエット・サンソム・ハリス ジュリア・デイヴィス フィリス・マクマーン サイラス・カーソン リチャード・グレアム
 
50年代のロンドン。一切の妥協を許さない匠の技で高級婦人ファッション界に君臨するレイノルズ。
ある日ウェイトレスのアルマに出会った彼は創作意欲をかき立てられ・・

主人公が、自分が勝手に持ってるデイ=ルイス本人のイメージとちょっと重なったわ。
職人気質なんじゃないかと思ってる所がなんとなく。いい意味でも変態な意味でも。(どちらも褒め言葉・・笑)
あの、ニヤニヤ顔でデートに誘ったり、食事の席のあの雰囲気・・・やばいよこれホラーモード・・てかデイ=ルイスじゃなきゃ通報レベル。(笑)
で、レイノルズ・・究極の職人技を維持=並々ならぬ集中力の維持、ちょっとの事が気になってしょーがない・・のも解るぅ。
さほど興味ない事に時間使いたくない、時間が勿体ないのも解るぅ。
自己中だと自覚してるから故の独身貴族だった訳で、と言うか、母の幻に支配されてるから今の自分もあるしあえて結婚もしてなかったんだろうし、
そう言うのも仕方ないっちゃー仕方ないのかも?とも理解出来るぅ。
で、アルマ・・生活を変え彼と共に歩む覚悟があるにも関わらず、ずっとあんな仕打ちされてちゃ、そりゃねえ・・寂しいし悲しいよね・・それも解るぅ。
二人の言い合いとかが、普段の庶民(誰)と同じで奥深い臨場感。(笑)
最初のカノジョ?との言い合いも、彼のキャラや状況などがすぐ判り、その後の展開を示唆するに充分な興味深い始まり方だった。
大みそかに一人でパーティに行ったアルマのドレスを、いつ彼が引っ剥がすかとヒヤヒヤしたわ。考え過ぎか・・(汗)
そんな風に、すごく解るぅ〜な物語だったけど、そのせいなのか?・・やたら疲れた。
我ながら「ぅ」がウザいなとは思ったけど、そんな風にわざと気分上げないと(上がるのか?)ウツるわ。( ̄∇ ̄;
その道の匠との付き合いは、たまに、のが気楽なのかもね?(←ド凡人の素直な感想)
しかし!そんな風に言いつつ、女性であるアルマに同情しながらも、自分はどちらかと言うとアルマじゃない方の側かもしれないなぁ・・とも思った。( ̄∇ ̄;
それは勿論、天才云々でなく、なんと言うか・・道を究めようとする者の行動のが断然興味深いし、
自分の理想とする何かが隠れてる様な気もして(←ドSゴコロ?)共感する部分も多く・・気持ち的にも脇にはおけない(同化)とでも言うか。
それはそうと、二人とも代理ミュンヒハウゼンみたいな(ちょい違うだろうけど)雰囲気だったね。
あのキノコ料理の不穏なひと時はなんとも言えず良かったけど(え)男の側も、それで身体は壊しても心が満たされるから望むところ、みたいになったし?
いや、多かれ少なかれ愛し愛されってそんなモンなんですかね?
愛は格闘だ!愛はカウンターだ!愛は刺し違えだ!愛は共食いだ!・・と、優雅なファッション界の中心で叫んでみる・・(笑)
彼が作業場でドレスを作る場面は、生地の質感や作業の音など、その空間がとても心地良かった。
でも、素敵なドレス沢山だったけど、あのウェディングドレスのデザインだけは好みじゃなかった。(爆)
で、あんなゴージャスなドレスを沢山作っておきながら、急だったとは言えウェディングドレス無しでの結婚式だったアルマ・・
そんな所にも何か本当に求めるモノが隠されてる感じも。
お姉さんはずっとアルマと敵対するかと思ってたけど、心の中では彼女の一途さをちゃんと認めてたね。
自分達とは違う感覚を持った彼女への驚きや憧れがあったのかな?彼女視点でもドラマが出来そう。  【KBCシネマ】
 

不安の種
 (13・日本)
 
 
(監・脚)長江俊和 (原作)中山昌亮
(主)石橋杏奈 須賀健太 浅香航大 津田寛治 岩井志麻子 栗原瞳 小山颯 森くれあ 川村亮介
 
富沼市内をバイク便で配達途中の巧の耳に届いた「助けて」と言う声。辺りを見ると、生垣にはまって抜け出せなくなった青年がいた。
最初の、富沼市に引っ越して来る家族が車の中で歌ってる歌がやたらと不気味で、終わってからもずっと耳にこびりついてた。
あんな歌、家族でニコニコ歌うって既に最高・・もとい、サイコな一家じゃ?(^^;
まぁ、あの目玉おやじ集団殺戮(?笑)からして普通じゃないヘンテコ世界の始まりで、顔が藁の女なんてのもヘンテコ過ぎてかなり恐い。
これって、全て見ないふりして生活しましょ、って事なのかしら?知らんけど。
街全体が何かただならぬ気配に包まれてる所や、ちょっとした事で運命が変わる地味だけどめちゃ恐いシール・・や、
藁女のシュールさ等は良かったけど、バイク便のお兄ちゃんと生垣男(汗)との絡みやヨウコの立ち位置がよくわからんかった。
生垣男と結婚した後のアレは一体・・?歴史は繰り返される?もしくは時空超えてる?全てはオチョナンさん(だっけ?)の手の中に?(謎)
ヨウコの豹変も一種の呪い?(これが一番の謎・・笑)
後で知ったけど、ゴミ置き場のゾンビ女(?)は岩井志麻子だったのね。適役・・でも言われんとわからん。(笑)    【Amazon】
 

FEAR X フィアー・エックス
FEAR X (03・デンマーク=加=英=ブラジル)
 
 【未体験ゾーン】
(監・脚)ニコラス・ウィンディング・レフン (脚)ヒューバート・セルビー・Jr
(主)ジョン・タトゥーロ デボラ・カーラ・アンガー スティーヴン・マッキンタイア ウィリアム・アレン・ヤング 
   ユージーン・M・デイヴィス マーク・ホフトン ジャクリーン・ラメル ジェームズ・レマー
 
愛する妻を何者かに殺されたハリーは犯人を見つける為に膨大な数の防犯ビデオを入手、毎日入念に調べるのだが・・
本作は、以前「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル2013」と言うフェスで公開されたそう。なので、2015劇場鑑賞だけど、新作には入れません。
レフン監督のだいぶ前の作品だけど、その後のヒット作を予感させるエッセンスがあちこちに。
冒頭の雪降りしきるシーンや広いショッピングセンターなど、夢の様に美しいかと思えば、とても現実的だったり、
あの赤い何か(?)で表さずとも、充分に映像で魅せて貰えた。でも赤い何か(?笑)もレフンらしいけど。
防犯カメラの映像も、当時は斬新な使い方だったかも?エンドロールに長いままのを使ってたのも印象的。
物語の方は、結局妻が何故殺されてしまったのかも判るし、どうして真相が公にならなかったのかも判るんだけど、
妻殺しの犯人への恨みをはらすためではなくただ真相が知りたいだけ・・と言いはってたハリーの気持ちが
ずっと閉ざされたままの様で、やるせない思いばかりが残ってしまった。
防犯ビデオを調べるのが日課となっていた彼だけど、これからの人生、区切りをつけて前に進めるのかな。
しかし防犯ビデオを入念に調べてる時のハリーって・・なんか紙の切り方とかめちゃくちゃ丁寧(過ぎ)で
その作業、必要なん?とかつい思ってしまったけど(汗)気持ちを紛らわせていたのかもね?ごめんちゃい;;
あと、空き家でネガみつけるのはちょっと都合良すぎな気が。(爆)
【以下ネタバレあり!未見の方は読まないでね】
いくら故意でなかった、巻き添えだった、とは言え、警官の隠ぺいはひどい。ハリーの気持ち以前の問題じゃ?
と言うか、その後は全てハリー次第みたいに責任転嫁されてる感じでドンヨリした。   【ユナイテッドシネマ】

フィアー・ドット・コム
FEARDOTCOM (02・米)
(監)ウィリアム・マローン (脚)ジョセフィーン・コイル
(主)スティーヴン・ドーフ ナターシャ・マケルホーン スティーヴン・レイ ウド・キアー
「リング」や「呪怨」へのオマージュとか何とか言われてたので、似たり寄ったりの設定は特に気にはならなかった。恐怖サイトへアクセスしたが為に、
自分の一番恐い物の幻覚に襲われる、と言うのは面白いと思うし(だって、恐怖なんて人それぞれな部分もあるし)映像も凝ってて見入ってしまう所も。
でも・・予想通り、全然恐くないんだよねー。( ̄∇ ̄;) 一つは、このテンポ。早過ぎ。せっかく面白い映像もあるのに、ゆっくり見れる所がない。
恐さに浸るヒマがない。(笑)んで、テンポで誤魔化されてるけど(笑)ストーリーにも突っ込み所が沢山。( ̄∇ ̄;)
元々、洋画のホラーなんて邦画に比べたら恐くないのは分かってるけど、それでも(例えば「セッション9」みたいな)ジンワリ来るホラー(サスペンスかな)
くらいは期待してしまうしね。それと、恐怖サイトと殺人鬼サイト、途中まで、同じサイトかと勘違いしてたよ。分かりづらい。ゞ( ̄∇ ̄;)
画面が暗くてよく見えない所も・・この映画で一番恐怖を感じたのは、残酷ライブ・サイトを人目に曝し、それを喜んで見ている人間なんぞがいる事。
私も恐い物見たさはあるけど^_^;ライブとなると話は違う。ゾッとするよー・・ネットと言う匿名空間が恐ろしい場所でもある事を見せ付けられた感じ。
その方面は、あながち絵空事とも言えないかも。 【DVD】

フィアレス
FEARLESS (93・米)
(監)ピーター・ウィアー
(主)ジェフ・ブリッジス イザベラ・ロッセリーニ ロージー・ペレス トム・ハルス ジョン・タトゥーロ ベニチオ・デル・トロ
まず驚いたのが、恥ずかしながら私も夢で似たような事故体験をした事があった・・夢と言うのが現実とは同じでないのは当り前だけど
(夢って陳腐よね・笑)でもその時は、自分は現実にいると錯覚して恐怖におののき凍りついたのは確か。で、その先に感じたもの・・それが
この主人公と全く同じだったという・・!実際にこう言う事故体験をして、やはり同じ感覚に陥った人は沢山いるのだろうか?
と言う訳で、主人公の気持ちがなんだかとても身近に感じたり、彼によって癒されていく女性の気持ちも解る様な気がした。ラスト近くの彼の一言と、
事故の回想シーンが物語を見事に包み込み、不思議な感動を与えられた。
たまたま見つけたビデオなんだけど、そう言う場合は(私はあまり粗筋を知らないで見たいタイプなので)ビデオの説明の最初の2〜3行しか見ないんですよー。
出演も、主演がジェフ・ブリッジスと言う事しか知らなかったので、イザベラ・ロッセリーニが出てきただけで「あ、得したかも?」って思ってたら、
なんとタトゥーロは出るわ、トム・ハルスは出るわ(最初誰か分からんかったけど・笑)あんまり目の下にクマのないベニチオは出るわ・・(笑)で、
なんか一粒で4度美味しかったかも?と、満足。(笑) 【ビデオ】

フィオナが恋していた頃
THIS IS MY FATHER (98・米)
(監・脚)ポール・クイン (撮影)デクラン・クイン
(主)アイダン・クインモイヤ・ファレリー ジェームズ・カーン スティーヴン・レイ ジョン・キューザック ジェイコブ・ティアニー コルム・ミーニー ドナル・ドネリー
 
爽やか青春ドラマかと思ってたら・・;;
「金魚すくい」の金魚に混じって泳いでる錦鯉・・!みたいな映画だったわ〜!
そのココロは?・・救いようがない ・・って、サムい回答失礼しました。
今までの私の「救いようがない映画」1位は「日蔭のふたり」でしたが(でもこれ大好き・笑)これも2位くらいには入りそうな内容でした。
これって、ある意味、集団暴力ですよね〜?!
”アイルランド悲話”を元に作ってるそうで・・この時代のこんな状況に疑いを持たないで過ごす人達が理解出来ないなあ。
キアランの最後の行為は、可哀想と思うよりも、こんな所に未練残さず、とっとと****に行けよ〜!とか、
こんな馬鹿げた世界から離れられるなら**も妥当な選択かもね、まあいいジャン・・な〜んて思ってしまった私って・・(汗)
(思いがけない)キューザック登場シーンだけが、爽やか青春系として心に残ったわ。(笑)人間にもツバサがあればいいのにねえ。
「他人のルーツになど誰も興味は持たない」・・って生徒にも無関心だった先生の最後のシーンは、彼がほんの少し精神的に変わった事を
意味していたのかな・・なんて、なんとなく忘れられない内容ではあるけど、思い出話の間はずっと聞くだけ・・だったのが、
ジェームズ・カーンには役不足で勿体無い感じもした。主役の2人にも、もう少し、キラリとする魅力が欲しかったな。
てっきり金髪の女の子とラブラブになるかと思ってた甥っ子の自由な恋愛も先はワカランよね。
実の所、時代や場所が変わっても、恋愛の行方だけは誰にも予測不可能って事かな。(笑) 【BS】

フィオナの海
THE SECRET OF ROAN INISH (94・米)
(監・脚)ジョン・セイルズ
(主)ジェニ・コートニー アイリーン・コルガン ミック・ラリー リチャード・シェリダン ジョン・リンチ
ケルト民族の神話をモチーフにしたロザリー・K・フライの同名小説の、舞台をアイルランドに変えての映画化。ローン・イニッシュ島に伝わる
アザラシ伝説や、ゆりかごごと波にさらわれ行方不明になってしまった弟の生を信じる、フィオナの純真な瞳が印象的。【劇場】【TV】

フィギュアスケートガールズ
Ice Girls (16・加)
 
 
(監・脚)ダミアン・リー (脚)ララ・ダーンズ
(主)ミケラ・デュ・トイ エルビス・ストイコ テイラー・ハンスリー テッサ・バーチュ ララ・ダーンズ シーラ・マッカーシー ナターシャ・ヘンストリッジ
 
15歳のマティはフィギュアスケートのチャンピオンを目指し日々練習に励んでいた。 しかしケガと家庭の事情でスケートを諦めざるを得ない状況になり・・
ストイコとテッサが出てると聞いて鑑賞。 
ストイコはリンク経営者としてしっかりストーリーに関わり、、テッサは本人〜有名選手としてちょこっと出てたわ。
ヒロインもその友達(ライバル)もとても上手に滑ってて、吹き替え(動作のでもそう言うのかな?代役ね)も無しに見えたので
よくこんなにスケートの上手な女優さんを見つけてきたね〜・・って思ったら、ヒロインは実際の選手、
南アフリカ共和国代表のミケラ・デュ・トイ選手との事で、調べてみたら、世界Jrや四大陸、そしてオータムにも出てたわ。
そこでの順位は高くはなかったけど、演技として滑る分には充分な滑りだったし、明るく頑張るヒロインとしても可愛くてとても良かったと思う。
友達(ライバル)の方は調べてみたけどわからなくて残念。彼女も何かの試合に出てるかもしれないし、気になるなあ。
物語は、スポーツを頑張り、友情を大切にする話で、王道中の王道でさほど何か特別なことがある訳でもないんだけど( ̄∇ ̄;
たとえば少女達の負の感情なんかも闇にどっぷりじゃなくポジティブに巻き返したりで爽やかだったので、ファミリーで安心して見られる作品だと思う。
友達(ライバル)の母親は、いかにも〜・・って感じだったなぁ。(笑)   【Amazon】

フィッシャー・キング
THE FISHER KING (91・米)
(監)テリー・ギリアム (脚)リチャード・ラグラヴェニーズ
(主)ジェフ・ブリッジス ロビン・ウィリアムズ アマンダ・プラマー マーセデス・ルール
随分昔に某Miさんに教えて貰って一度見てたんだけど、BSであったので録画して再見。
前も面白いなと思ったけど、今回、より身近かになった感じがして前より泣けてしまった。(トシのせいだけか?^_^;)
前は知らなかったんだけど、リディアはアマンダ・プラマーだったのね。(笑)
見た目の内気さが「ギター弾きの恋」のハッティや「カイロの紫のバラ」の主人公ともちょっと似てませんか?
ビデオ屋等のドタバタなギャグはちょっとワザとらしくて好みではない部分もあったけど、パリーがリディアを駅の人ごみで見つけて、
そしたらそこでみんながダンスを・・ってシーンはすごく好きだし、クズ針金をちょちょいと可愛いオブジェにしてしまう所なんかもサイコーな瞬間。
しかし、リディア・・お箸が苦手なのに、そこまで中華が好きなのか!そこまでして中華を食べたいのか!(笑)
あ、オカマの歌手の方は「グリーンマイル」のMr.ジングルズのお父さん(?)ですかね?似てたけど、あの声は??ププッ ( ̄m ̄*)
主人公はじめ、皆の心の救済を(最初はかなりシリアスな雰囲気だったけど)意外なコメディタッチで描いていて、やっぱり好きな作品です。
ラストの公園での二人の姿には思わず笑ってしまった。ほほえましくて。( ̄m ̄*)【ビデオ】【TV】

15ミニッツ
FIFTEEN MINUTES (01・米)
(監・脚・製作)ジョン・ハーツフエルド (製作)ニック・ウェクスラー キース・アディス デヴィッド・ブロッカー
(主)ロバート・デ・ニーロ エドワード・バーンズ ケルシー・グラマー エイヴリー・ブルックス メリーナ・カナカレデス シャーリズ・セロン
 
自己顕示欲渦巻く腐った社会?魅力的なN.Yだけど・・。かなりハラハラドキドキして面白かった。
エドワード・バーンズ、カッコ良過ぎ〜!(*/∇\*) 【ユナイテッド・シネマ】

50/50 フィフティ・フィフティ
50/50 (11・米)
 
(監)ジョナサン・レヴィン (脚)ウィル・ライザー (製作)エヴァン・ゴールドバーグ セス・ローゲン ベン・カーリン
(主)ジョセフ・ゴードン=レヴィット セス・ローゲン アナ・ケンドリック ブライス・ダラス・ハワード アンジェリカ・ヒューストン 
   マット・フルーワー フィリップ・ベイカー・ホール サージ・ホード アンドリュー・エアリー ドナ・ヤマモト 
酒も煙草もやらない27歳の青年アダムを突然襲った病魔ガン。その5年後の生存率は50%と宣告され・・。
突然の現実を前にキツネにつままれたかの如くどこか他人事でもある様な主人公・・と、
それにどう対処していいのか戸惑う周囲の人達のちぐはぐな感覚が時折笑いを誘ったりして、
とても深刻な問題であるにも関らず、変に落ち込む事もなく、前向きに爽やかに見られて、とても良かったです。
最初は下ネタばかりでどうなることやらと思ったけど;;親友のカイルもきっと相当ダメージ受けて、
でも気丈に頑張ってたんだろうなと(あの本のシーンなどでも)解るだけに
その、押しつけがましくない、いつもの普通の態度にちょっと泣けたわ。あ、下ネタに泣けたんじゃなくて(爆)
大切な友達を想うその気持ちにね・・。そして、アダムがそれに気づけた事にも。
親友の事だけじゃなく、母親に対しても、カノジョに対しても、多分、頭では色々と相手に対して理解はしてるつもりだったと思うけど、
頭で処理する・・のではなく、心がどう動くのか、心でどう相手に接するのか、
自分の状況が変わって初めてソレに気づき、心から受け入れ行動出来たと言うのがね・・私の心にもしみました・・。
なので、彼がやっと(と言うのも変だけど)自分の不安や恐怖に叫ぶ所もたまらなかったなあ・・。
実際こんな目に遭うと、きっと人ってもっともっと我儘になってしまうんじゃないかと思うし
元々とっても好感度高かったアダムなので、もっと叫んでいいんだよ・・泣いていいんだよ・・って思うしかなかったよ。
ある程度トシいっちゃってるなら、それなりな覚悟や違う想い(既に先に逝ってしまった人を思ったり)もあって
それなりに心穏やかにもしかしたら出来るかもしれないけど(カウンセリングってどうなんだろ?その点多々疑問)
まだ若いアダムには、相当酷な運命だったとも思うしね。後は、手術の成功と、その後・・を本当に祈る様な気もちだけだったわ。
主演のレヴィット君、とても良かったです。毎回イイけど。
今回も地味な草食系で、しっかり肉食系のカノジョに押されてましたが(見た目からして派手なブライスに食われそうだった・笑)
几帳面な性格とかも、日本人だと割とそれ普通じゃん?な程度で(ほんまかいな)全然嫌味じゃないし
下ネタも、殆どセス・ローゲンに言わされてる感じだったしね。(そういう事にしとこう・笑)
セラピスト役のアナは、新米加減がちょっと「マイレージ・・」とカブったけど、彼女もいい感じでした。
アダムに必要以上の好感もってるのが、突然あけた胸元でバレバレなのはどーかと思ったけど、
で、それに安易の乗っからないアダムにも好感度また上がったりして(笑)そんな2人の関係も、見ていて微笑ましかったわ。
2人の未来が明るく輝きますように。お母ちゃんの苦労も報われます様に。
カイルの下ネタが上ネタとまではいかないまでも中ネタくらいにはなります様に。(寿司?)
【追記】これ、脚本家の方が実際に経験した事を元に作られたんですね。
セス達も関わっていたそうで・・心に響いたのはそんな所の想いから・・もあったのかな。病魔を克服出来て本当に良かった・・! 【天神東宝】

フィラデルフィア
PHILADELPHIA (93・米)
(監・製作)ジョナサン・デミ (製作)エドワード・サクソン (脚)ロン・ナイスワーナー (音楽)ハワード・ショア
(主)トム・ハンクス デンゼル・ワシントン ジェイソン・ロバーズ メアリー・スティーンバーゲン アントニオ・バンデラス ジョアン・ウッドワード
エイズ差別から、同性愛差別へ・・と掘り下げていきながら色々な人達の心の内を丁寧に見せてくれる。
ハンクスの、差別に耐える表情や、マリア・カラスのオペラで溢れ出す感情などに心打たれた。
ただ、パートナーがいながらも、ついマがさしてしまった行為に対する、本人たち2人の気持ちはどうだったのか、
差別裁判がメインとは言え、家族の様子を描いている部分も多くあるのだから、このあたりももうちょっと描いてくれれば、
より主人公の気持ちが理解出来たと思うし、大事な人を想う気持ちは同性であろうがなかろうが関係ないと、
見ている人達にも共感出来たんじゃないかな、と思う。私は想像しただけでツラいですけどね・・。【ビデオ】【BS】

フィリップ、きみを愛してる!
I LOVE YOU PHILLIP MORRIS (09・仏)
 
 
(監・脚)グレン・フィカーラ ジョン・レクア (原作)スティーヴ・マクヴィカー
(主)ジム・キャリー ユアン・マクレガー レスリー・マン ロドリゴ・サントロ アントニー・コローネ ブレナン・ブラウン
 
結婚して普通に幸せな日々を送っていたスティーヴン。
だが、交通事故に遭ったのをきっかけに、自分に正直に・・つまりはゲイとしてこれからを生きる!事を決意する。

なんで、ゆあん♪とジム・キャリーなんだろう?ゆあん♪の相手として、何でジム・キャリーなんだろう?
・・って、このキャスティングを聞いてからずーっと不思議に思ってたんだけど、なんだ〜ぁ!ジムのが主役だったんじゃん!
頭の中で先にしっかりゆあん♪をひいきしてたもんだから、てっきり、ゆあん♪が主役かと思ってたよ。ごめんね〜ジム。
・・で、何で相手がジム?・・Σ\( ̄ー ̄;オイオイ
・・と思って見てたら、いやはや・・ジム・・やっぱこのテンションか!
でも、このテンションの主人公なら・・ジムやね!ジムしかいないっしょ!(ようやく納得)
・・と言うか、今までならうるさいジムは苦手で絶対途中で飽きてたんだけど、今回は、
あ〜!いつものジムだぁ〜!;;とか思いながらも何故か全然イヤじゃなく(笑)とても良かったし面白かったです!
スティーヴン(ジム)のいきなり!な生々しいベッドシーン(汗)以外は、ホンワカと可愛い場面も多く、
暴走してるのに、なぜかBGMはのほほ〜〜んとしてて・・そんな雰囲気も好みでした。
3兄弟の中で、自分だけ捨てられた・・ってのもすごいエピソードだよね。( ̄□ ̄;
そりゃ心にダメージ受けるわ・・自分って何?って思うわ・・。
ゲイになったのはそれとは何の関係もないんだろうけど;;
好きって感情に一直線、とことん自分に正直に、とことん相手に嘘ばっかり(愛と言う名のもとに・・)
・・なのには少なからず関係してる?でも、そんな彼なんだけど、これがまた全然憎めなくってねぇ〜。
そんな、とにかく朝から晩まで相手に尽くしたい一心なスティーヴン・・の詐欺人生は、
ちょっとプリ男の「キャッチ・ミー・・」を思い出させる。(←ゲイじゃないけど)どちらも、その騙しテクニックの鮮やかさは半端じゃないもんね。
でも、周囲もあんなに簡単に騙されるなんて・・世の中、上辺で成り立ってるんだなぁ〜?!
で、これも実話を元にしています、なんて書いてあったけど・・ホントなのかなあ?
だって、ゆあん♪の名前・・”フィリップ・モリス”だったよ?おや?どっかで聞いた様な名前・・って、さすがの私でも思ったもん!
だとしたら、この作品公開こそが一番メインの詐欺なのかもよー??
・・なんて、めちゃくちゃ疑ってかかったけど、後で調べてみたら、やっぱり実話らしいね?(汗)
ジムも本人に逢って役作りしたらしいし、登場人物の名前がたまたまどっかで聞いた様な名前とカブってた、ってだけの話なのね?
例えば、隣に住んでる人が、たまたま松本清って名前の人だった、・・みたいなだけの話なのね?
はぁ〜い、なんとなく納得しましたぁ〜疑ってすみませんでした〜〜。(>▽<;;
・・でもさ、だとしたら、スティーヴン・・今もin the musho?(横文字に特に意味なし)
そうなんだ〜・・なんだかちょっと可哀想・・。塀の中でもあのテンションなのかなあ?(ジムじゃないか)
ところで、フィリップ・モリスのゆあん♪ですが・・可愛いかった〜!こんな役の彼は初めて見たかも?意外と違和感なかったね。
いや、見終わった後には、ゆあん♪て元々あんな感じだよね〜?なんて気にもなってたりして。(笑)
レモン色の囚人服も似合ってたわ。(←褒めドコロ?)
そう言えば、スティーヴンの昔の恋人・・おおっ、うるんだ眼のイケメンだっっ!
・・って思ったら、ロドリゴ・サントロだったわ!懐かしいなあ。ちょっと感じは変わった気がしたけど(死にかけてますし)
イケメンに変わりなし・・出番は少なかったけど、ド・アップに耐えられる顔を有効利用してて印象的でした。
3人とも、グッジョブ!生々しいベッドシーンのオッサンは敢闘賞!( ̄□ ̄;  【DVD】 

FILM MEMOIRE【 フィルム メモワール】
 (06・日本)
 
 
【第一話】「パス」 (監・脚)児山隆 (主)片山享 長島源
【第二話】「鳥は鳴いているか?」 (監・脚)菱沼康介 (主)増田壮太 清水梨乃 酒井翠 武井壮 村本天志 村上淳
【第三話】「Ice Milk」 (監)野村俊介 (脚)水谷征詞 (主)水谷征詞 朝倉みず希 速水今日子 ボブ鈴木 高東楓
ネッ友Hさんにお借りしたDVD。ありがとうございました。 【DVD】

プーと大人になった僕
CHRISTOPHER ROBIN (18・米)
 
 
(監)マーク・フォースター (脚)アレックス・ロス・ペリー トム・マッカーシー アリソン・シュローダー 
(原案)グレッグ・ブルッカー マーク・スティーヴン・ジョンソン (キャラクター創造)A・A・ミルン E・H・シェパード
(主)ユアン・マクレガー ヘイリー・アトウェル ブロンテ・カーマイケル マーク・ゲイティス
(声)ジム・カミングス ニック・モハメッド ブラッド・ギャレット ソフィー・オコネドー ピーター・キャパルディ トビー・ジョーンズ
 
プーやその仲間達と楽しい日々を送っていた少年クリストファー・ロビンはやがてロンドンの寄宿学校へ転校することに。そして時は流れ・・
実写版プーですよ、と言う予告で見た時の第一印象は「プーさん、硬そっ!」だったし(←ディズニーのイメージが強くて)
監督がフォースターだったので(これまで相性イマイチだったのもあり)主演ゆあん♪と聞いてもすぐには観に行く気がしなかったんだけど、
たまたま「かごの中の瞳」も観た事だし、イーヨーもなかなかイイヨ〜と言う噂も聞いて、
あの地味なイーヨーが日の目を浴びてるならプーがダメダメな訳もないかな?・・と思い直して観に行きました。(説明長い)
結果・・いやぁ〜・・良かった〜。と言うか、なんかもう、始まってすぐから涙が溢れてしまって困ったわ;;
その後、プー達が出て来る度に涙腺が・・(´;ω;`)
物語は至ってシンプル。
すごい変化とかビックリする様な事は何もない、なんてこともない物語・・
なんだけど、その、何もない所に、驚かされる程の涙が待っていたと言うか、なんにもしない物語、が、心に沢山の潤いを与えてくれた。
「忙しすぎるお父さんに寂しい思いを抱く家族の図」ってのは、正直、掃いて捨てる程ある定番話なんだけど(そこまで言う・・笑)
そこにプー世界が絡んで来るとね・・そんなオトナの定番事情すらもヒョイと乗り越えさせてくれると言うか、
人の顔色ばかり窺ったり損得しかない人間関係とか忖度まみれのモヤモヤ世界を蜂蜜で潤してくれたと言うか。(ベタベタなだけ?笑)
クリストファーを見守る親目線であったり、それでも自分もまた幼い頃に自分のプー(にあたる誰か、何か)がいたなぁとか懐かしく感じたり、
どんなに大人になろうと、自分が自分であることに変わりないよ、って、そんな当たり前な事も思い出させてくれたプーとその仲間達。
誰かに会いたくなったら・・みたいな所も、ものすごく自然体で、そこに信頼があるからこその関係がものすごく素敵で。
役に立つとか立たないの次元じゃない幸せを、”自分と言う幸せ”を日々感じていけたら・・と。
ゆあん♪は嫌味がなくてクリストファーにぴったりだった。
イライラしても、家族への態度は結構優しかったし、プーに対しても、もっと優しかったし、それだけでも泣けたわ。(え)
それに妻と娘も、不満がありつつもクリストファーの事を理解しようと努めてていい家族だった。
それにしてもプー・・行動する度に大惨事・・!頼むからじっとしといて。(≧∇≦)
でもクリストファーはプーに蜂蜜で部屋ベタベタにされても棚壊されてもキレたりはしない・・。(泣ける・・笑)
プーが仲間の家を訪ねた時の「クマですけど」にはウケたわ。( ̄∇ ̄;
そして、やっぱり見た目は硬そうだった(笑)けど、見てるとすっかり慣れて全然OKになったし、
昔はこんな”1つ1つ丁寧に作られたぬいぐるみ”を子供達はずっと大切にしながら大人になっていったんだろうなあ・・と
逆に感慨深い思いにも。(あ、ぬいぐるみじゃない!プーはプー!ですかね・・笑)
ピグレットの表情もすごく可愛いくてこっそりうちに連れて帰りたい程だった。
イーヨーのしっぽを最後にちゃんとつけてあげられたのは良かったね。あれ、いつもはずれる度に心配するもんね。( ̄m ̄   【中州大洋】

フード・ラック!食運
  (20・日本)
 
 
(監・原作)寺門ジモン (脚)本山久美子 (原作協力)高橋れい子
(主)EXILE NAOTO 土屋太鳳 りょう 石黒賢 松尾諭 寺脇康文 白竜 東ちづる 矢柴俊博 
   筧美和子 大泉洋 大和田伸也 竜雷太 MEGUMI 肥後克広 上島竜兵
 
ぱっとしないフリーライターの良人に何故か新しいグルメ情報サイトの立ち上げが任された。
テーマに沿い、編集者の竹中と共に焼肉店に取材に行く良人だったが・・
あれ?邦画?おかしいな?これ洋画じゃなかった?え?エグザイル?土屋太鳳チャン?監督・・寺門ジモン?!え?(笑)
・・どうも思ってたのと全然違うのを録画していた模様??( ̄∇ ̄; けど、まぁいいや、これもご縁ねきっと。・・と思って鑑賞。
冒頭から肉のアップ多し! しかし肉には普段ご縁があまりない自分なので(カナシー)
ミスジ表三秒〜裏三秒(焼き方)なるほど〜・・て、主人公、五秒以上焼いとるやないかーい、
と言うか、主人公、覇気なさすぎて肉の迫力に負けとるやないかーい!
とか軽いツッコミも入れながら、最初の方はただ人の肉を見てた、って感じ。(言い方変?)
焼肉屋の職人技と言うか、その店その店の肉に対する愛情やこだわりにはなるほど〜と思うと同時に
でも肉にあんまご縁ないしなぁ〜・・とかしつこく思いがちだったけど、毎日きちんと続けるからこそわかることや、手をかけることの大切さなど、
その仕事に誇りを持ってその仕事を後に伝えようとする職人としての矜持には、自分の肉経験(またしても言い方)関係なく素晴らしいなと思えたわ。
主人公も、ライターとして(も)刺さったかもね?(現実での酷いライターにも聞かせたいよ)
焼肉屋への取材あれこれのベースには母と息子の物語があって、終盤はそれが意外と心に響いた。(意外とw)
この先の息子のご飯が全ておいしくなりますように・・って言う母のお祈り・・。
いつもごはんがおいしくなる=いつも元気でいて欲しい、って思うと、母にとってはそれが全てだろうな・・って。(涙)
実は、ある焼肉屋が、客に合わせて料理の調味料等を勝手に変更するって言ってた時には、
それを望んでない人もいるんじゃないの?大きなお世話の時もあるんじゃないの?・・なんて、天邪鬼なもんでちょっと思ったりもしたんだけど、
母が息子の為にそうしてたのには、素直に、愛情ゆえなんだろうなと思ったし。どこが違うんだよ?って言われそうだけど。( ̄∇ ̄;
キムチじゃなくてぬか漬け!・・ってのもいいね。
なんか焼肉と言うとK国みたいな雰囲気なのはどうかと思うし、いや、自分も国産キムチならOKだけど(国産限定!)
世間(マスコミ等の誘導とか)の流れに安易に乗らずに昔からの日本の味を守ってるのはいいなと思って。
ただ、あのお皿を逆さにする浅漬けはどうなん?味はともかくお行儀として。(汗)
あと、カレー屋の兄ちゃん(大泉洋)は嫉妬し過ぎ。(笑)
ところで、私が勘違いしてた映画は結局何だった?・・近いうちに確認して鑑賞出来たらと思います。( ̄∇ ̄;   【CS】
 

胡同(フートン)の理髪師
剃頭匠 / THE OLD BARBER (06・中国)
(監)ハスチョロー (脚)ラン・ピン
(主)チン・クイ チャン・ヤオシン ワン・ホンタオ ワン・シャン
北京オリンピックを控え、地区再開発の波にのまれようとしているフートン。
そこに暮らす93歳の現役理髪師・チンお爺さんの日常をドキュメンタリー・タッチで綴る。
どこの場所でも時代が変われば人も町並みも変わる・・。

チンお爺さんも立ち退きを迫られるけれど、ジタバタせずに逆にツッコミを入れたりして応じる姿に
かえって、それまでその地にしっかりと生きてきた自信や誇りを感じてとても好感が持てたわ。それにとってもイキ!(^^)v
身分証の20年有効・・には笑ったけど、自分が今生きてる家、時代、国、そして隣人達・・自分なりによく味わえる人生、
時代を丸呑みにせずゆっくりゆっくり咀嚼する・・
みたいな・・そんな生き方って、幸せの基本なのかもねえ・・たとえ入れ歯になってもね〜(笑)
住んでる人達の人柄がそのまま感じられるフートンの穏やかさには癒され、街中の目まぐるしさには私も息苦しさを感じたわ。
国にとってもチンお爺さんにとっても1つの区切りとなる北京五輪、その後の彼はどんな生活をしているんだろう?
そう言えばチンお爺さん・・「あっ・・生きとった、良かった・・(笑)」な所が2度ほどあったわ・・(^-^;
本作は、地味映画として、推進委員会会員のポルカさんよりオススメ頂きました。ポルカさん、有難う!(^^) 【図書館映像ホール】

ブーベの恋人
LA RAGAZZA DI BUBE (63・伊=仏)
(監・脚)ルイジ・コメンチーニ (原作)カルロ・カッソーラ
(主)クラウディア・カルディナーレ ジョージ・チャキリス マルク・ミシェル
第二次大戦末期の北イタリアの村。若く美しいマーラはパルチザンの青年ブーベと知り合い恋に落ち婚約する。
が、ブーベは憲兵の息子を射殺してしまい、国外へ逃亡してしまう。

あまりにも有名なタイトルと音楽だけは知ってたけど、見るのは初めて。この音楽、最初から出ずっぱりですね。(笑)
この作品はとにかくマーラ役のC・カルディナーレが素敵。
一見、自由奔放な娘に見えるけど、すごく芯が真面目で、それ故ああ言う道を選んでしまう・・。
恋に夢中な頃の子供っぽいばかりのマーラが少しずつ大人に変わっていく変化が最大の見所・・かも?
ブーベに対して、対等な大人を通り越して「母」になってしまった感じもあって、せつなかったけどね。・・ブーベって魅力ない・・ゞ( ̄∇ ̄;)
「愛」と「信頼」どっちを選ぶ?って問われたみたいな感じも。でも愛がなくちゃ信頼もないよね。でも愛は儚いのよね。(爆)
白っぽくとんだ感じの映像の中、マーラの強い眼差しがすごく印象に残りました。ストーリー忘れてもマーラは忘れないかも?(笑)【BS】

ブーリン家の姉妹
THE OTHER BOLEYN GIRL (08・英=米)
(監)ジャスティン・チャドウィック (脚)ピーター・モーガン (原作)フィリッパ・グレゴリー
(主)ナタリー・ポートマン スカーレット・ヨハンソン エリック・バナ デヴィッド・モリッシー クリスティン・スコット・トーマス マーク・ライランス
   ジム・スタージェス ベネディクト・カンバーバッチ オリヴァー・コールマン アナ・トレント エディ・レッドメイン ジュノー・テンプル トム・コックス
英王室の歴史に特別興味はなかったつもりだけど(つもり、て)あのエリザベス1世の母、アン・ブーリン姉妹の物語と言うので
ちょっと気になって鑑賞。・・なんだけど、相関図とかやけに面白〜い!あれっ・・充分興味あったのかしら、自分。ゞ( ̄∇ ̄;)自覚ないのか
でもね、前半、ブーリン・パパ(ムーミン・パパかよ・・トマス・ブーリン卿の事よん)の企み通りに一応姉妹が行動する部分は特別どうと言う事もなくってね(笑)
それが、いったん島流し・・いやいやおフランス流しになってしまったアンが戻ってからが俄然面白くなってきましてね〜。
観る前は、イケイケ風スカーレットがアンで、上品で清楚なナタリーがメアリーのイメージだよなぁ・・とか思ってたけど、なかなかどうして、
ナタリーの渾身の演技には、思わず涙・・!それまで割と、権力に縛られてる世界をシレっと観てる部分があっただけに、そんな、イメージと逆な役でも
これだけ説得力ある演技を見せてくれたナタリーにも感動しちゃってさ、イッキにアン・ブーリン興味もピークに・・他のコレ関係映画も見たい!(←やっと自覚)
彼女と正反対なキャラに描かれているメアリー役のスカーレットも、豊満な胸を和服の帯の様な身頃のドレスに封じ込め、品位を持った1人の女性を
きちんと演じていて好感が持てました。しかし、今回の彼女は誰かに似てる・・?・・と、後で・・「あーっ!フランシス・マクドーマンドだ!」と。(笑)
しかし、彼女達って・・正反対に見えても、実際は紙一重なだけの立場だったよなぁ・・。何が幸せなのかゆっくり考える暇もなく追い立てられて・・。
誰もかれもが権力の奪い合いに燃える中で、ブーリン・ママだけが、まるで観客の気持ちを代弁するかの様な・・熱冷まシートな役回りなのも、
変にあの時代の人達に対して誤解が生まれず良かったんだけど、それでも彼女がもっと娘達と話し合える時間はなかったのかなあ・・とも。
・・って思ってたら、どーも、実際は母親さえもヘンリー8世の手にかかっていたとかいなかったとか?(汗)
そのヘンリー8世役のエリック・バナは、いつでもどこでもラグビーOK!な衣裳がまるで動物の威嚇体勢みたいで面白かったけど、全体的にカッコ良過ぎ?!
まあ、これくらいでないと若く美しい姉妹のやる気も起きないんだろうけど(笑)実際の彼はねぇ・・バナ見た後じゃオーマイ・ガー!(笑)
王様じゃなきゃどーにもこーにも問題外と言うか・・政治に尽力してるだけならまだ許せるのに・・って感じ〜。
しかし、アンの思い(執念?)は、後に娘によって半分は実を結ぶ事になりましたね。女を子供を産む道具(誰かさんの言葉借りました・爆)みたいに
扱ってた時代には、まさに、やったぜベイビー(死語)。そして、女王を敬う事と同時に王室スキャンダル迄もが現代に受け継がれているのも興味深い。(笑)
物語では、とても理不尽な扱いを受け、それでも最後まで威厳を失わなかったキャサリン妃が思いがけず結構印象に残った。
後で気付いたけど、これ、アナ・トレントだったのね・・うは〜・・いつぞやのサスペンス以来だけど・・年月の重さを感じたわ〜色んな意味で〜。
理不尽な扱いと言えば・・あっ、一番は姉妹の弟だったかも?!スピンオフ「ブーリン家の弟」がなきゃ浮かばれない・・?〜( ̄△ ̄〜)(〜 ̄△ ̄)〜 【劇場】

フールズ・オブ・フォーチュン
FOOLS OF FORTUNE (90・英)
 
(監)パット・オコナー (脚)マイケル・ハースト (原作)ウィリアム・トレヴァー
(主)イエイン・グレン メアリー・エリザベス・マストラントニオ ジュリー・クリスティ マイケル・キッチン キャサリン・マクファデン
 
W・トレヴァーの同名小説の映画化。20世紀初頭のアイルランド独立戦争で家族を失った青年の復讐。
アイルランドと英国・・IRA・・飛び飛びで進む・・神父が神の意志に目をつぶってまでウィリーに戻れと言うのには感動したが・・
・・と、思いつくままに書き留めただけ・・;;IRA関係にしてはなぜか漠然とした印象。 【BS】

フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石
FOOL'S GOLD (08・米)
 
 
(監・脚)アンディ・テナント (脚・原案)ジョン・クラフリン ダニエル・ゼルマン
(主)マシュー・マコノヒー ケイト・ハドソン ドナルド・サザーランド ユエン・ブレンナー アレクシス・ジーナ
   ケヴィン・ハート レイ・ウィンストン ブライアン・フィックス  
 
暑い毎日なので少しでも涼しくなれるかと思って見ましたが・・なんかイマイチでした。
お宝さがしよりも、海上でのチェイスのが迫力あったし、涼しげで(笑)良かったかな。
・・と言うか、お宝さがしに行くまで時間かかってるし、さほど探してない感じ;;
マコノヒーは、ありきたりなキャラだなあ。ケイト・ハドソンには好感持てたけどね。同じ女性として、あの頑張る姿は気持ちが良かった。
甘やかされた馬鹿なお嬢様ジェマって、一応パパラッチされてるし・・例えばパリ○・ヒ○トンみたいな感じ? 【BS−NHK】

フェアリーテイル
FAIRYTALE-A TRUE STORY (97・英)
(監)チャールズ・スターリッジ
(主)フロレンス・ハース エリザベス・アール ピーター・オトゥール ハーヴェイ・カイテル
1917年、イギリスで話題になった「コティングリー妖精事件」を元にしたファンタジー。
エルシーとフランシス、いとこ同士の二人の女の子が森で妖精の写真を撮った事から、作家のコナン・ドイルの手を経て、世間の話題となる。
そして押しかける野次馬や記者達・・・ 実は私は、宇宙人など謎のままの物を目に見えるように作った映像って、ちょっとヒイてしまうんです。
この作品でも、謎である妖精がそのまんまの形で現れるので、最初は、あ〜どうしよう・・って感じ( ̄∇ ̄;)
ところが、お話が展開して行くうちにどんどん引き込まれていって、結局とても面白かった!です。
マジシャン(ハーヴェイ・カイテル。すごくイイ!)と女の子の会話が心にじーんと響きました。
解明したり証明したり出来るかもしれない謎(妖精に限らず)・・でも、それをそのまま大切に心にしまっておくのも素敵な事だよね?
とても美しい森や小川で遊ぶ純粋な少女たちの姿は、まるで妖精みたいに可愛かった!
悪魔な心がちょっぴり洗われた様な一編でした。ゞ( ̄∇ ̄;)最後に出てきたのはM・ギ○○ンだったのね〜!全然気がつかなかったよー!^_^; 【DVD】

フェイシズ
FACES IN THE CROWD (11・米=仏=加)
 
(監・脚)ジュリアン・マニャ
(主)ミラ・ジョヴォヴィッチ ジュリアン・マクマホン サラ・ウェイン・キャリーズ マイケル・シャンクス 
   セバスチャン・ロバーツ デヴィッド・アトラッキ マリアンヌ・フェイスフル
恋人と平穏な日々を送っていた教師のアンナ。
が、ある日たまたま殺人現場を目撃し犯人に襲われてしまう。何とか一命は取り留めたアンナだったが重大な後遺症が・・
何の予備知識もなく、ただミラちゃまが出てると言うだけで鑑賞。
(いつも似たような動機です!キリッ)
アンナの眼から見ると、誰もが同じ顔だったり、見直すたびに違っていたりして、
見てる方も、「あれ?この人元々どんな顔だったっけ?」なんて思ってしまい・・面白かったです。
と言っても、旦那なんかは元から薄くて覚えきらん顔だったので、コロリと変わってイケメンになってくれた方が
(以下略・・ほとんどアンナの悪友と一緒じゃん・・汗)
アンナ本人は、それでなくても 目撃してしまった連続殺人犯から絶惨狙われ中!
なんだから、そこに思いがけない病気(相貌失認と言うらしい)が加わった事で、不安〜恐怖が倍増しちゃってすごく気の毒なんだけど。
しかし・・ そんな不安な状況のまま、がっつりサスペンス・スリラー行っとく?
・・かと思ってたら、まさかのLOVE投下!
え〜っ・・あ、あんた・・ホントに?・・で、いつから?
最初はあんなに(アンナに)怒鳴ってたのに?
いつ、 どこで、 なにが、 どうして、 そう芽生えた?
もしかして、好きな女の子にはイジワルしたくなっちゃうタイプ?
・・小学生か!(笑)
働くおじさん・・もとい、シビアに働く彼と、アンナにラブ視線♪な彼をイコールで結びつけるのにチト時間かかったり
クライマックスの死闘が少々間延びした感じもあったけど、
彼の存在はアンナに新しく生きる場所をプレゼントしてくれたよね・・。
それが判るまで、「ヒゲだけの男かよ!」・・とか思っててごめんね!
アンナに、病気とうまく付き合う方法を教えてくれた医師はどっかで見た気が?・・と思ったらフェイスフルだった。
あの口元だけで強烈な印象。(笑) その医師の石(シャレでなく)の説明はわかりやすかった。
そう言えば、私はすごい近視なので、「遠くの人は服の色や雰囲気で誰かを判断する事もある」
って知人に言ったら、 「あんたそれ犬と同じやん」 って言われた事があるわ。
そっかー犬ってそうなんだーーー・・・・・(-_-;)   【BS・スターチャンネル】

フェイス
FACE (97・英)
(監)アントニア・バード (脚)ローナン・ベネット
(主)ロバート・カーライル レイ・ウィンストン スティーヴン・ウォディントン
テレビを見ながらつぶやく主人公の言葉「悪人のアップは映さない」・・。社会的な問題を背景に描く彼ら強盗団の犯行、人間模様。
素顔の彼らの生活の様子がフツーで面白く、一人一人の個性がよく描かれている。「母さんを失望させたね」「失望したのはあなた自身でしょう」等、
キツイ言葉や仕草の中に、溢れる程の愛情を感じられるのはバード監督ならではかな。
彼の行く末は見当もつかないが、愛する女性、大事な友、それだけあれば始められる・・かもしれない。【DVD】

Facebookで大逆転
FRIENDED TO DEATH (14・米)
【未体験ゾーン】 
(監・脚)サラ・スミック (脚)イアン・マイケルズ
(主)ライアン・ハンセン ジェームズ・インメカス ザック・マッゴーワン サラ・スミック イアン・マイケルズ
 
交通課勤務をいいことに毎日容赦なく駐禁キップをきりまくり、困った人たちの様子を嬉々としてfacebookにUPしまくるマイケル。
今日も一人悦に入ってfacebookを楽しんでいた彼だったが、親友ジョエルが自分に内緒でパーティを開いていた事を知りショックを受ける。
シネコンで始まった「未体験ゾーンの映画たち」祭。
都会では2〜3年前からやってたらしいけど、自分の住む地方での開催は今回が初めて。
ラインナップ・・何やらホラーやB級の匂いがぷんぷんと〜(笑)と言う訳で、ホイホイ引き寄せられて観に行ってる所です。(現在継続中)
★以降、右上に【未体験ゾーン】表記。 ★日本劇場初公開作品は新作としてUP。
がっつりドタバタコメディ。
主人公の全然テンション落ちないパワーがウザ・・いや、良かった。これ、普通に公開してもいいレベルでは?
でも、ちょっと普通の公開でははばかられそうなピー音ナシの言い回しも、
こんな場(祭り)なんで、まぁ許してネ☆的なのが微妙に快感。一般公開だと制限されるかな?( ̄∇ ̄;
字幕が多々ネット言葉にしてあったのも可笑しかったw←
それにしても、この主人公、マジウザ。こんなの、自分だってハブりたいわw なので、親友の揺れる(?)気持ち解る。
親友の別の友達がバッサバッサ本心を口に出すのはちょっと爽快でもあった。
いや、普通なら、それ言い過ぎじゃない?って心配するけど、とにかく主人公マイケルがとんでもなくウザくてイヤなヤツなんで
一人くらい本当の事言ってやらんと目が覚めんよ、とか思って。そしたら、自ら「目が覚めなくなった」騒動を起こしてしまいましたけど〜(爆)
ここまで人を騙しておいて、最後どうなってしまうんだろ?って、マイケル本人の心配でなく展開の心配をしてたら、
意外と最後はしんみりといい話になっちゃって・・!
あれだけウザくてイヤなヤツだったマイケルの表情まで(少しだけど)マトモになって・・ほっとしたわ。
「いいね!」欲しけりゃ、まず自分から。SNSより前に、リア「いいね!」をまず自分の方から探せればいいね。
違う一歩から始まったfacebook(性懲りもなく再開した、とも言う)も、今度はいい場所になるといいね。
親友とも、またいつか笑顔で再会出来る日が来るといいね。 あれ?なんか、人の幸せ願う気持ちが「いいね」なのかもしれんね?
ところで・・元お手伝いさん、せっかく某の母だったんだから、もっと活躍しても良かったのにな。
自称・被害者の女性の怒った顔はやたら恐かった(^^;    【ユナイテッドシネマ】 

フェーンチャン ぼくの恋人
FAN CHAN / MY GIRL (03・タイ)
 
(監・脚)コムグリット・ドゥリーウィモン ウィッタヤー・トーンユーン ソンヨット・スックマークアナン ニティワット・タラートーン 
     アディソーン・ドゥリーシリカセーム ウイッチャヤー・ゴージウ (脚)アマラポーン・ペンディントーン
(主)チャーリム・タライラット フォーカス・ジラクン チャルーモポン・ティカマポーンティラウォン
 
友達の結婚式の手伝いに忙しい青年ジアップ。そこへ突然届いた報せ・・それは幼馴染ノイナーの結婚の報せだった。
幼い頃に思いを馳せ・・過去の淡い記憶に浸る・・。
簡単に言えば、そんなよくある物語なんだけど、で、半分以上は、そんなよくある子供時代の生活描写で、
特別な感情ってもんも、さほどわかなかったんだけど・・終盤にはもうなんと言うか・・しっかり心掴まれてた;;
良かったです。素敵な物語だったわ〜可愛くて爽やかで。
ヒロインの名前、ダテじゃないね!しっかり、空気清浄しちゃってくれて。え?ナノイーじゃない?ノイナー?
青年はリアップかと・・ダテに散髪屋の息子じゃないね!・・ってさ。(はいはい)
思い出の舞台は80年代?小学校に落第があるのに驚いた。
でも、あの、すくった金魚入れるみたいなビニールに入ってた色水は何だろう?ジュース??
こんな感じは、日本の感覚から言うと、もっと昔の時代にも見える。
子供時代のジアップは、とても良かったけど、無駄にイケメンで笑った。( ̄∇ ̄;
だって、デカいガキ大将はしっかりアップに耐えられないジャイアン風でさ、その仲間も漫画チックなデフォルメキャラなのに、
ジアップだけお目目キラキラの可愛い美少年なんだもの。まあ、彼の思い出につき、美化割増し!なのかもしれんけど。(笑)
ノイナーは、ジアップよりも大人っぽくて、何でも出来る子供にありがちな我儘さをちょこっと見せながらも
でも充分に清楚な魅力があって、彼女もとても良かったです。
色んなエピソードは、ものによっては定番だったり、バラや引っ越しの所なんてちょっと強引過ぎる気もしたけど、
でも、子供の世界のあの男女の壁ってのはすごくリアルでよく解るし、強引な部分なんかも、それが全部許せてしまうくらい、
クライマックス〜ラストが良くて・・。2人の想いにぐっと来たよ。
ノイナーのサッカー・・を、ジアップはどう思ったの?彼女の気持ち、ちゃんと解ってるのかな?・・なーんて、思ってたら・・
彼は彼なりに、彼女の事をずっと思ってて・・それが解った時には、
うりゃあ、なんてこったい、一番何も気づいてなかったのは私だった!( ̄Д ̄;
・・って、自分の鈍感さに呆れながらも、涙・・・(爆) 
・・と言うか、彼女のお父さんがジアップのお父さんに散髪して貰ってる所から
もうウルウルモードだったので、追い打ちかけられたわ。
ラストの、現在の付き合いに忙しいはずの彼が選んだ行動も素敵だったし、
いや、それって、とっても何でもない事なんだろうけど、そう言う気持ちに心が温かくさせられて・・いい余韻。
初恋・・だったのかな?多分そう?(日本語タイトルはそんな感じだね)
でも、そんな言葉よりも、友情・・の方が似合う、気がした。ひとりよがりでない、変わらない絆、な気がしたから。
もしくは、”ハヤリの手垢つきまくりな安売り初恋”ではない、本当の初恋・・これが定番なら素敵ね・・なーんて気がした。
それはそうと! え?監督(&脚本)さんこんなに居るの?
それでなくても、タイの方の名前って長くて難しいのに・・いっぱい居すぎてびっくりしたよ。(笑) 【BS−NHK】 

フェティッシュ
CORDLED (96・米)
(監・脚)レブ・ブラドック (脚・製作)ジョン・マース (製作総指揮)クェンティン・タランティーノ
(主)アンジェラ ・ジョーンズ ウィリアム・ボールドウィン ブルース・ラムジー ロイス・チルズ
手作りっぽいクロスに浮き出る血・・・冒頭からいいですねー!(笑)ジャンルはコメディーなんでしょうか?でもブラックですよね。
人は、首を切断された時、『あ、首が離れた!』ではなくて『あ、体が離れた!』って思うんじゃないかな?などとふと考えたりして。
・・切断後は、30秒程度は反応があるらしいです。^_^;
この映画って、自分なりに他のストーリィもつい考えてしまう・・想像力を刺激する映画ですね。あのダンスシーンも良かったです。【ビデオ】

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
BUENA VISTA SOCIAL CLUB (99・独=米=仏=キューバ)
(監)ヴィム・ヴェンダース
(主)ライ・クーダー ルベーン・ゴンサレス コンパイ・セグンド エリアデス・オチョア ヨアキム・クーダー イブライム・フェレール オマーラ・ポルトゥオンド
一回目見た時は、あ、いいよね〜、程度だったけど、二回目見ると、なんだかジ〜ンと感動しちゃって・・。
音楽にはウトいので、彼らの音楽がどうこうと言うコメントは恐れ多くて書けないけど、ただ感動した・・それだけでもいい?
生きてる実感、それが人生。【ビデオ】【TV】
ブエノスアイレス
春光乍洩/HAPPY TOGETHER (97・香港)
(監・脚・製作)ウォン・カーウァイ (撮影)クリストファー・ドイル (音楽)ダニー・チョン
(主)トニー・レオン レスリー・チャン チャン・チェン
愛してるとは言え、ついなあなあに行き止まってしまう関係って苦しいよねぇ・・男同士でなくても;;
”やり直そう”って口に出す人は、自分が変わらないと堂々巡りだよね。
ウィン(トニー)がテープに気持ちを録音する所は切なかった・・溢れる気持ちって・・言葉にならないよ。
ホント、言葉の響きはウソをつけないからねぇ・・。
チャンとの別れにお互いガシッと肩を抱くシーンが好きだったな。
たとえ1人でも歩き出さないとしゃあないよ・・天は自ら助くる者をなんとやらだもん。
で、あのイグアスの滝にたたずむシーン・・良かったなぁ〜。
全体的に見ると、やや長尺に感じる所もあったけれど、好きなタイプの作品でした。( ̄∇ ̄;)
最後の歌”happy together”がやけに脳天気でそれも又ヨシで・・って、これ英タイトルじゃないの!(笑)
ビデオ終わった後にトニーのインタビューがあって(若い!)撮影でブエノスアイレスに到着する迄、本当の内容は知らされてなかったそう。
で、自分が同性愛者を演じるのだと知って、かなりショックを受けたそう。(笑)演技は、やはり本人の感性に任される部分が多いみたいで
(テープのシーンも。)でもそう言う方法だからこそカーウァイ作品に出たいと思える、らしい。ほんまもんの俳優ですね〜。【ビデオ】

ブエノスアイレスの夜
VIDAS PRIVADAS (01・アルゼンチン=スペイン)
(監・脚)フィト・パエス (脚)アラン・パウルス
(主)セシリア・ロス ガエル・ガルシア・ベルナル ルイス・シエンブロウスキー ドロレス・フォンシ カローラ・レイナ エクトル・アルテリオ
興味深い題材・・あ〜いやいや、トラウマって意味でね(^^;だったけど、そのあたりの背景描写(軍事クーデター)がきちんと描けていたとは
思えず・・妹の存在とか、そのあたりも何だか不必要にも感じたり、官能的なシーンばかりが目立っててイマイチ入り込めなかったなぁ・・。
いや、そう言う方がメインならそれでいいんだけど(笑)題材は面白いのに、なんだかしまりのない印象でした。
ただ、最後の主人公の一言・・にはちょっとぐっときた。そんなに悪い結末じゃない・・そんな風に開き直って生きていかなきゃいけない所まで
自分も追い詰められてる感じがしてね。あ〜いやいや、ああ言う恋愛の事じゃないけどね。(^^;
またまたガエルはヒモの様な怪しげダメ男〜なのに、母性本能くすぐってくれました。(笑) 【DVD】

フェノミナ
PHENOMENA (84・伊)
(監・脚・製作)ダリオ・アルジェント
(主)ジェニファー・コネリー ドナルド・プレゼンス ダリア・ニコロディ
ジェニファーがどんな目に遭ったのか気になって、見ました。ずっと見損ねてた事もあって。
・・予測通りの目にあってました〜!うげげ・・ 口の中とか入らなかったのかなぁ? あ〜・・炊飯器についたご飯粒が**に見える・・;;
細い穴に這いつくばった姿は、まるで楳図かずおの「へび少女」でした。ラスト、安心した所でああ来るとは!・・ダルジェント!なんですかねー?( ̄∇ ̄;)
まだホッペの赤さの残るジェニファー、ホンマモンの美少女でした。お猿の彼も頑張ってましたね♪【ビデオ】

笛吹きの恋
吹鼓吹 (88・台湾)
(ーー;)
(監)リー・ダウミン
(主)リン・シウリン フー・フォンシャン
とても情緒たっぷりの映像。その生活ぶりには、こんな世界もあるのね〜・・と大昔にちょっとだけ訪れ、カルチャーショックを受けた事のある
中国本土の田舎を思い出したりして。(ここは台湾だろうけど)周囲の企みで結婚させられた、発育不良のチャルメラ吹きの男と美少女・・
2人の微妙な気持ちのゆらぎも興味深かったけど、周囲の信じられない様な心ない人達のが強烈だったし(子供も・・;)
結局はそんな中で洗濯・・いや、選択するしかない人生なのか、体の関係持ってメデタシはないだろ・・と、どこかハッピーエンドを受け入れられず、
うすら寒い気持ちになってしまったのは私だけ?男が、近所の中学生に恐ろしく似ていたので、少々戸惑った所もあったかも。
【アジア・ファンタスティック・ムービー・フェス:図書館映像ホールにて】

フェリーニの8 1/2
OTTO E MEZZO (63・伊)
(監・脚・原作)フェデリコ・フェリーニ (脚)トゥリオ・ピネリ ブルネロ・ロンディ エンニオ・フライアーノ
(主)マルチェロ・マストロヤンニ アヌーク・エーメ クラウディア・カルディナーレ
仕事にも人生にも行き詰まった映画監督グイドの、現実と幻覚の間でのあがきが多くの印象的なショットで綴られている。
色々思う事がわいてきたけれど、完全にこの世界に引き込まれたとは言えないかな・・多分それは自分がまだ現実にあがいている最中
だからかも。もっと早い時期ならプラスな感動、後ならば共感も出来たかもしれないな。なんと中途半端な自分よ・・でも一生そうかも。【ビデオ】

フェリシア (劇場公開時:「フェリシアの旅」)
FELICIA'S JOURNEY (99・英=カナダ)
(監・脚)アトム・エゴヤン (原)ウィリアム・トレヴァー
(主)ボブ・ホスキンズ エレーン・キャシディ アルシネ・カーンジャン セリア・レイド
なんだかね〜「スパイダー/少年は・・」の時みたいな気分になってしまった・・ってネタバレかな?ヒルディッチが毎日作るディナー、最初は
ほのぼの可笑しく見えたけど、状況が解ってきたあたりから不気味でね。見るからに田舎娘っぽいフェリシア・・彼を疑う事を知らずに、
本気で心配したり他の人にその事を話したり・・彼の母親や(子供時代のヒルディッチと母親の関係がなんとも・・!)エセ宗教団体の
押し付けがましくてわざとらしい愛とは反対に、あぶなっかしい程に純朴。(実際危ないが)
愛を求めながら、愛がどんな物かわからない・・信じる者は救われる?・・信じる者は他者をも救う事が出来る・・?
フェリシアも良かったが、実際の主人公だと思えるヒルディッチのキャラが、不思議な雰囲気を醸し出してて面白かった。つかみ所のないこのキャラ・・そして、
ありがちな内容を斜め斬りしたみたいな、あまのじゃくには嬉しい展開・・「スウィート・ヒアアフター」の監督さんの作品だと後で分かって、納得。(笑)【ビデオ】

フェリスはある朝突然に
FERRIS BUELLER'S DAY OFF (86・米)
 
 
(監・脚・製)ジョン・ヒューズ
(主)マシュー・ブロデリック アラン・ラック ミア・サラ ジェニファー・グレイ ジェフリー・ジョーンズ ヴァージニア・ケイパーズ 
   クリスティン・スワンソン リチャード・エドソン チャーリー・シーン マックス・パーリック
 
フェリスはある朝突然にではなくいつもの様に仮病で学校をズル休み。
更に、本当に病欠している友達キャメロンや、出席しているガールフレンドまでも誘い出そうとする。

なんかムカつくな〜この主人公。ブロデリックだけど。(≧∇≦)
見た目は、まあまあ可愛いらしいけど、なーんか自信満々過ぎてイラッと来る。(笑)
大人の言いなりな毎日は捨てて、青春タイムテーブルは自分で作るのさっ☆
みたいなのは解るけどさ〜。と言うか、大人になるともっとしみじみ感じるだけに(汗)
少々のはっちゃけは可愛いもんだし、祭りでのライブは思い切り良くてカッコ良かったし、
あの裏工作も、ちまちま頑張ってんな〜とか妙に感心もしたけど、なんか全然気持ちが付いていかなくて。
トシのせい?(*´Д`)なのかな〜? コケにされる校長のが好きなタイプだったからかも〜(え)
でも、生徒の方でも、親に溺愛されて調子に乗ってるアイドル系フェリスよりも、
地味で病弱で見た目も冴えないキャメロン(←散々な言われよう)のが興味深かったかな。
結局、キャメロンが強くなれたのはフェリスのお陰! てな事になってるけど、え〜・・それも微妙にイラッと来るんだけどーー(笑)
と言うか、自分の筋書だと、フェリスのカノジョがこの一件でキャメロンの方に気持ち持ってかれて
フェリスは初めて人生における大きな敗北を味わい、そこから一つオトナになってメデタシメデタシ♪
・・なハズだったんだけどなあ〜。全然そうならなかった〜兆候すらなかった〜
フェリスとカノジョますますラブラブじゃ〜ん(# ̄З ̄) チッ
妹も、兄のフェリスみたいに色々と巧くやれないのはフェリスが悪いんじゃなくて自分の方に問題アリ、
人よりまず自分が変わる事から始めまショ☆ みたいな、違った視点から考える事を教わって
それまでの被害者意識を捨てて心を自由に解き放つ事が出来るんだけど(説明長い)
それを教えてくれるのがチャーリー・シーンて・・なんだ、この思い切ったキャスティングは。( ̄∇ ̄;
先見の明があるんだかないんだか。(笑)
エンドロール済んでからも、またフェリスが出て来てイラッとしたわ。こっち意識してないで、はよ臓器移植してもらいな。(笑)
でもさ、散々、先生をコケにして青春を謳歌したブロデリックが、○年後には自分が先生になって、
逆に女子高生(優等生)にコケにされまくるとは、一体誰が予測出来たやろね?!( ̄□ ̄
・・ブロデリックに幸あれ。(≧∇≦)    【BS・スターチャンネル】
 

フェリックスとローラ
FELIX ET LOLA (00・仏)
(監・脚)パトリス・ルコント (脚)クロード・クロッツ
(主)シャルロット・ゲンズブール フィリップ・トレトン アラン・バシュング
おフランス映画ってさ、セリフが面白いよね。イキというかクサイというか(笑)平凡な日本の生活をしてる私には、こんなの聞いてるだけでかなり楽しい。
「一緒に暮らしたいの?」「君はもう僕の心に住んでるよ」・・(*/∇\*)キャゞ( ̄∇ ̄;)アノー
この作品は、”人が求めてしまう愛”と言う物をギュッと凝縮させて表してる気がした。余計な物は無視して。
なので、この言うなれば”濃縮果汁”を”還元”出来る人には、美味しいお話だけど、そうでない人にはマズいお話だと思う。
ただの馬鹿女が純な男を振り回してるだけの話、って思う人も多いかもしれない。(笑)
でも彼女は、男を振り回し、試しつつ、本当はいつも自問してたんだと思うし、そもそもこの作品の作り方!・・振り回し、試してるよね?
いやぁ、そう来たか!って感じ。これにムッときた人もいたりして。(笑)
でもこのラスト・・ここは誰でも肯けるかも?私はジーンと来ました・・涙ちょちょ切れました。(笑ってんだか泣いてんだか^_^;)これ理想かもしれない・・!【ビデオ】

フォー・ウェディング
FOUR WEDDINGS AND A FUNERAL (94・英)
(ーー;)
(監)マイク・ニューウェル (脚・製作総指揮)リチャード・カーティス
(主)ヒュー・グラント アンディ・マクダウェル クリスティン・スコット・トーマス サイモン・カロウ ジョン・ハンナ
グラントって、すっきりした輪郭で少女漫画の主人公風なハンサムだったんですね〜・・と、マジマジ見て改めて思ったよ。
「アバウト・ア・ボーイ」で見る迄はただのタレ目のお兄さんってイメージしかなかったから、こんなに整った顔立ちとは気付いてなかった。(笑)
でも、このお話、私には面白くなかったです。<( ̄∇ ̄)ゞゴメリンコ〜♪
あの結論にはすごく共感するのに、それを導く経過・理由に納得出来ない。
これでは、ただ”成長しない主人公”を延々見せられただけ、と言う印象しか残らない。
あるいは、なるよ〜になるさ・・とか。まあ、それはそうなんだけどさ。(笑)
>あの30人?でしたっけ・・あの話・・あれがちょっと・・・。
・・・・・ヒロインも今ひとつでしたよね。すぐ結婚をほのめかしたり、こう言う話を平気でする神経が理解不能。
外見的にも、どちらかと言うとアメリカ娘と言うよりもヨーロッパな雰囲気がありませんでしたか?
お葬式・・そうですね。なんだかんだしてても時間は過ぎていくんですよね〜。
結婚しててもしなくても、一緒にいれる時間があればイイじゃん、って思いましたけどね。
グラントの妹役の小柄な女優さんが、ちょっとレオノール・ワトリングに似ててキュートで可愛いらしかった。【BS】

フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白
FOREVER YOUNG (92・米)
(監)スティーヴ・マイナー (脚・製作総指揮)ジェフリー・エイブラムス
(主)メル・ギブソン ジェイミー・リー・カーティス イライジャ・ウッド イザベル・グラッサー
あの昔のカフェがよかったな〜。ずっとそのまんまあるって言うのもなんか胸きゅん。って、主人公にはそんな悠長にしてる時間はなかったですが・・;
すれ違いの恋愛でも、せめてこの世を去る前には一目でいいから一番愛する人に会えたらいいよね〜。それはともかく、一番驚いたのはイライジャ・ウッド!
今は、クドい顔が苦手なんだけど、小さい頃ってめっちゃ可愛いかったのね〜。( ̄∇ ̄;) 【TV】

フォーカス
FORCUS (01・米)
(監)ニール・スレイヴィン (原作)アーサー・ミラー
(主)ウィリアム・H・メイシー ローラ・ダーン ミート・ローフ
ユダヤ人と勘違いされて差別を受けてしまう・・のを心外だと思っている主人公とその妻に、でもその気持ちも人種差別だよね、って
思わせる最初の視点から、それを越えた偏見等、見直さなければいけない事など、色々考えを巡らされた。
先が簡単にはいかないだろうなとは思いながらも、それでもあのラストはやはり気持ちが良かったな。
ウィリアム・H・メイシーが相変わらずの独特な個性=頑固者を発揮していてとても良かった。【ビデオ】

フォーチュン・クッキー
FREAKY FRIDAY (03・米)
(監)マーク・ウォーターズ (脚)ヘザー・ハッチ (原作)メアリー・ロジャース
(主)ジェイミー・リー・カーティス リンゼイ・ローハン マーク・ハーモン ハロルド・グールド チャド・マイケル・マーレイ
うんうん、解るわ〜!そうだよねー、まさしくその通り!そうなんだよー!そうそう〜!さすがー!なーんて、心の中で叫びながら、笑いながら、
とっても楽しませて貰いました〜。(≧▽≦)意味不明っ。いや、もう母親にも娘にも感情移入しまくって(娘にも、だよ・笑)肯きっぱなし。(笑)
ジョディ主演のオリジナルにあった様な、ルパン三世顔負けな「ありえね〜!」なカーチェイスはなかったし、体育会系あねご肌娘が、
少々おっちょこちょいなロック小娘に変わってたけど、これがまた今風だったし、オリジナルよりも心の中を細やかに描いてあってとっても良かった。
母親の職業なんて、精神科医なんだよ〜。ダイジョブかぁ〜?( ̄m ̄〃)ぷぷ
リンゼイちゃんのぽちゃり具合もファッションもめっちゃ可愛いかったし、歌もうまくてキマってたわ〜。
母役のジェイミーも、もうすごく可笑しくて、笑いっぱなし。なのに、彼女が街中でべそをかいて、アンナ(中身は母のテス)にすがる所や、
クライマックスなんてウルウルしちゃってさ〜。( ̄∇ ̄;)笑い所と泣き所がうまくミックスされてて忙しかったわ〜。
なんかあっと言う間に終わってしまって、これ、もうちょっと長くても良かったなぁ〜。ステイシーのその後とかも気になったし。(笑)
弟やおじいちゃんとの関係もほのぼのしてて、ホントに気持ちのあったかくなるゴキゲンな作品でした。
(オリジナルが、どうして日本では劇場公開されなかったのかは未だ疑問〜!)
しかし、もし自分が娘と入れ替わったらどうなるだろう?学校に行くのはかったるいけど(誰も知らんし)この重い無駄肉がなくなり身軽に、
そして脳みそも生き生きするなら嬉しいよねー。けど、顔でかオババになった娘はショック死するかも!?うーん、やっぱり遠慮しよう。(^^;
オリジナルもこれもしっかり娘と一緒に見たもんだから、お互い反省もしたかな?ちょっとだけ。(^^; 【劇場】【DVD】

フォー・ルームス
FOUR ROOMS (95・米)
(主)ティム・ロス マリサ・トメイ マーク・ローレンス 
第1話(監・脚)アリソン・アンダース (主)ヴァレリア・ゴリノ マドンナ リリ・テイラー サミ・デイヴィス アリシア・ウィット アイオン・スカイ
第2話(監・脚)アレクサンダー・ロックウェル (主)ジェニファー・ビールス デヴィッド・ブローヴァル
第3話(監・脚)ロバート・ロドリゲス (主)アントニオ・バンデラス タムリン・トミタ ラナ・マキサック ダニー・ヴェルデュスコ サルマ・ハエック
第4話(監・脚)クエンティン・タランティーノ ブルース・ウィリス ジェニファー・ビールス ポール・カルデロン
第1話『ROOM 321 お客様は魔女』・・ホテルを訪れた美女がみんな魔女で・・は面白いけど、魔法の材料の為にベルボーイ(ティム)から**を・・と
    言って迫る・・なんてイマドキお色気漫画にもならんネタな気もする。だから何?としか言いようがないが、もしかして、これは男の普遍願望?
第2話『ROOM 404 間違えられた男』・・だから何?その2。いつのまにやら妖艶な美女になっていたジェニファー・ビールス・・以上。
第3話『ROOM 309 かわいい無法者』・・これは割合面白かった。なんと言っても、ソニー何やらか杉○哲太みたいなバンデラスのキャラがイイ!(笑)
    お子ちゃまは、もっときかん坊かと思ったけど、さほどでもなかった。男の子が可愛い。サルマの役って・・。(爆)
第4話『ペントハウス ハリウッドから来た男』・・だから何?その3。はっきり言って、オチに行くまでが超つまらなかった。もう話忘れたけど。_(T▽T)ノ彡☆
 全部の話に巻き込まれるベルボーイを、ティム・ロスは面白く演じていたけど、落ち着かないその仕草と性格にかなりイラついた。
・・お前はアンガ・田中かよ!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ(注:ティムも田中も嫌いではない・笑)出演者に惹かれて見たけど、正直、第3話以外は期待はずれ。
製作総指揮にタラが絡んでるらしいけど、彼に期待するキレの良さなどが感じられず、(第3話以外は)
下品で幼稚で独りよがりで暴力的と言う(そこまで言うか)NGな部分ばかりが強調されてしまった様に思う。ま、好き好きなんでしょうが。 【ビデオ】

フォーン・ブース
PHONE BOOTH (03・米)
(監)ジョエル・シューマカー (脚)ラリー・コーエン
(主)コリン・ファレル フォレスト・ウィティカー ケイティ・ホルムズ ラダ・ミッチェル キーファー・サザーランド
電話はすごいよね〜。相手が遠く離れていても手が届きそうに思えるもんね。
自分のよそ見は見られないし、相手が嫌な顔してても自分には分からないし、でも一番すごいのは、
相手お構いなしでジャンジャン鳴っちゃうトコだよね〜。エエ加減にせーよ!(←勧誘電話多い・笑)
そんな、ありとあらゆる知り合いに繋がってはいるのに、とっても一人ぼっちになっちゃう(?)男を、コリンが熱演。
「なんで俺が?」と、少し不条理に思える所が恐い。彼を追い詰める犯人の落ち着いた声が素敵。(オイオイ)
だけど、ちょっと突っ込みが足りなかった感じも。だってアレコレ悪事を暴かれてはいても、結局目に見える懺悔を要求されてるのは
不倫についてだし、仕事関係者の影が薄い・・。これじゃ、水面下で犯人を操ってるのはもしや奥さん?とかヘンな妄想ばかりが広がって、
コリンの懺悔どころじゃない。(笑)ラストに行くに従って、ど〜も私の苦手な「おりこうさん路線に納めよう」と言う空気もバシバシで困った。
って、私が一番の悪党かぃ?!^_^; とは言え、こんな限られたシチュエーションでこれだけ引っ張れたのは○。敢闘賞あげたいくらい。(笑)
後までずっと記憶に残ってたのはピザ屋のお兄ちゃんでしたが・・( * ̄)m 〔十〕ア〜メン 【劇場】

フォックスキャッチャー
FOXCATCHER (14・米)
 
(監・製)ベネット・ミラー (脚)E・マックス・フライ ダン・ファターマン (製作)ミーガン・エリソン ジョン・キリク アンソニー・ブレグマン
(主)スティーヴ・カレル チャニング・テイタム マーク・ラファロ ヴァネッサ・レッドグレーヴ シエナ・ミラー 
   アンソニー・マイケル・ホール ガイ・ボイド ブレット・ライス
ロス五輪レスリング金メダリストのマークは次の五輪への出場も目指していた。
が、生活が苦しい上に、頼りにしていた兄で同じく金メダリストのデイヴとの練習もままならなくなっていた。
そんな時、大財閥の御曹司ジョン・デュポンから、彼の結成したチームへの誘いを受ける。
予告編を見てから、数々のアカデミー賞候補と言われてた中でも一番楽しみにしていたので
公開されて真っ先に観に行ったわ!一番近い劇場だったってのもあったけど。(^^ゞ
んで、アカデミーでは散々だったよね〜。まぁ、それには後で触れるとして・・
想像していたよりもずっと心理ドラマ!で最後まで興味深く観られたし、面白かったです。
ジョンの闇加減が、あんたホントにアメリカ人なん?(元はフランスかな)ってくらい暗くて(アメリカ人のイメージって)
演じるカレルも、あんたホントにカレルなん?ってくらいアブナくて(カレルのイメージって40歳の以下略)
なんと言うか、機嫌がいいのか悪いのかも判らんし、いきなり何を仕出かすかも判らん・・て言う恐さが
ちょっと近寄って来ただけでドド〜ンと重苦しく伝わって来たわ〜。
彼のトラウマが母親である事は、解りやす過ぎるくらい判り易く展開してて、そのあたりの描き方が多少単純に思える部分もあったけど、
それでも、この掴みどころのないジョンに最後まで余計な感情移入を許さない描き方は良かったと思う。
掴みどころない上に、ツッコミドコロもないわ・・と言うか、実話が元だし実際の人物の名前を出してるから、安易にツッコメんわ!
・・と、作品を見終わった直後には思ってたんだよね。 ところが・・
たまたまツイで見かけた情報(最近ツイの活用率高い)によると、
設定やキャラなど、実際とは違う部分が沢山あり過ぎてかなり問題になってたとの事。
安易にツッコメんどころか、実はツッコミドコロ満載やないかい!・・だったらしい。(爆)
アカデミーも、そんな騒動があったから早々にハズされたのかな?と勝手に推測。
実際のマーク兄弟とかもこの作品で予想外の迷惑をこうむって気の毒な所もあるんだろうけど、
作品としては良い出来だったし面白かったし好きだし、俳優もみんな素晴らしかった!
ので、こんな風に問題になった事は残念としか言いようがない。
監督さん、なぜ「実話ベースの完全フィクション」にしなかった?!
でも、そんな方向で描くのはこの監督さんの映画作りの信条ではないんだったら仕方ない事だったのかもしれないけど
何にしても、事前にもっとしっかりとした話し合いが出来てたら良かったのにね。面白い作品だけにホント残念・・。
話は内容に戻って・・  そんな訳で、主要3人のキャラもとても興味深くて物語にすんなり入れたし
財閥の孤独には寒々としたし(親友が頼まれ友達だったのってショック過ぎる・・)
母親が子供に与える影響力の大きさにも考えさせられたし、アスリートの未来やセカンドキャリアって物にも色々と思う事があったし、
最後のUSA!にはなんとも言えず・・ジーンと来たわ・・。(USAのイメージって・・)
まあ一言で言うと、五輪金コェェェェ・・ですかね。Σ\( ̄ー ̄;ナンデヤネン
カレルも良かったけど、チャニングもらふぁろも良かったな。みんなレスリング選手と言われても違和感なかったよ。素人目だけど。(^^ゞ
そうそう、これネタバレかも?だけど、殺害されるのは、予告編見た時点では、てっきりマークだと思ってたんだけど、本編で、
デイヴ(らふぁろ)も金メダリストって知ったとたんに、あ、こりゃらふぁろやな;;ってピンと来たわ。(らふぁろのイメージって・・爆) 【ユナイテッドシネマ】
 

フォロウィング
FOLLOWING (98・英)
(監・脚・製作・撮影)クリストファー ・ノーラン (製作)ジェレミー・セオボルド エマ・トーマス
(主)ジェレミー・セオボルド アレックス・ハウ ルーシー・ラッセル ジョン・ノーラン ディック・ブラッドセル
「メメント」のノーラン監督のデビュー作。約1時間10分のモノクロ映画。
ちょっとした好奇心から巻き込まれる事件・・罠・・「メメント」の様に、時間の交錯の中でストーリーが進行していきます。
・・これは面白かった・・・!いや、これも、と言うべきか!時間軸での混乱は、「メメント」で既に訓練していたので(笑)さほど振り回されなかったし、
この映画ではそれほど重要とも思えなかったが?キッチリしたストーリーを、モノクロ映像と、いい音楽で、ムード満点な深みのある作品に仕上げていると思う。
個人的には、こう言う時間的に短くても、無駄なく広がりを感じさせてくれる作品は大好きです。
で、見終った後、なんだかゾッとしたりして・・・!( ̄∇ ̄;)
「メメント」に引き続いて(こっちのが先で「メメント」の原点だけど)何だか、誰を信じたらいいのやら〜、って感じです。^_^;
いやぁ〜、ノーラン監督って、抜け目の無い恐いヤツかもしれない・・・(笑)
ところで、この作品を見た後、無性に『部屋の片付け』がしたくなった私・・・自己防衛本能?( ̄∇ ̄;)片付け嫌いの人にもオススメ!な一本・・?(笑)【DVD】

#フォロー・ミー
FOLLOW ME / NO ESCAPE  (20・米)
 
 
(監・脚)ウィル・ワーニック
(主)キーガン・アレン ホランド・ローデン デンゼル・ウィッテカー キンバリー・クイン ローネン・ルービンシュタイン
 
過激な動画配信で人気のコールと仲間たち。ロシアでの「究極のリアル脱出ゲーム」に招待された彼らは元監獄だと言う廃墟へと案内される。
2020年10月より開催の<のむコレ2020>にて上映されたとの事。
・・のむコレ?? なんじゃそれは? また新たな映画祭(?)を見つけてしまいましたよ〜。(笑)
それはともかく!
いきなりだけどあのオチ・・ なんよ・・。
【あ、ネタに触れてますよ〜。未見の方はご注意ください・・自己責任でネ☆】
あのオチ・・ 何十年前の映画よ?って感じ。 単なる悪ふざけで気分悪いわ。 
じゃああの死体は何だったの?見てる側には死体かも?と思わせといても主人公にはそうじゃないってわかってたって事?
じゃああの眼に刺さりそうになったやつとか、溺れさせられそうになってたカノジョは何だったの?
眼だってカノジョだってギリギリだったよ?主人公がうまくやらなくてもギリで止まってたって事?
特にカノジョなんてあんな危険な目にあった(はず)なのに、後であの態度って・・・頭おかしい?
あ、もはや頭おかしくないとここまでの事はやれん?!主人公以上に仲間がおかしかったって事か・・!(納得?)
にしても、信頼してたはずの仲間にこんな目に合わされた主人公なんて、もう全方位人間不信になるやろ。
殺された人も気の毒・・(自業自得?)
もしかして、配信(或いは映画など)なんて全部信じちゃだめよ〜 ・・みたいな事だったのかなあ?
・・て、んなもん大抵の視聴者はわかっとるわ!(爆)
わかってないのはリアル犯罪者の報道で「犯人はホラーやアニメ好きでしたぁ」なんて嬉々とレッテル貼るヤツらくらいやろ?(話ズレた?w)
とは言え、見知らぬ国・・赤い国・・の不気味さはよく伝わって来た。
そんな所だけはスンナリ信じちゃうなぁ〜(@_@)\( ̄∇ ̄;オイ  【Amazon】
 

不可思議物語
FANTASTIC COLLECTION (88・日本)
「すいか」(監)今関あきよし (脚)藤田一朗 (原作)ベン・ワイアット  「都死生活カタログ」(監・脚)中田信一郎
「優しくって少しばか」(監)伊島薫 (脚・原作)原田宗典  「ワン・ステップ・ビヨンド」(監・脚)山川直人  「TV」(監)今関あきよし (脚)藤田一朗
「家庭」(監・脚)中田信一郎  「波に消える」(監)伊島薫 (脚・原作)原田宗典  「猫はよく朝方帰ってくる」(監・脚)山川直人 (原作)大友克洋
(主)「すいか」森尾由美 神田裕司  「都死生活カタログ」柴田義之 坂本史 岩城千鶴 今井忠彦  「優しくって少しばか」武見龍磨 椎名明代
   「ワン・ステップ・ビヨンド」OTO 山口晃次 室井滋  「TV」土屋里織 高野真実 林家しん平  「家庭」新藤栄作 上原昇子
   「波に消える」佐藤ゆきお 速川明子  「猫はよく朝方帰ってくる」三上博史 室井滋 新白石 神戸浩
全8話から成る幻想短編集。「世にも奇妙な・・」みたいな感じだけど、今見るとやけにレトロ感溢れてて雰囲気は良かった。
好みだったのは、一見何の変哲のない日常にバタバタと起こる”死”の連鎖をブラックユーモアたっぷりに描いた「都死生活カタログ」。
身近な事件なのに全く他人事としてエロな恍惚感に浸る主婦もコワイと言うか気持ち悪いと言うか・・(^^;
ご近所さんの群像劇になってる所も面白かったけど、この残酷なアクの強さは、誰にもお薦め出来ないなぁ〜(汗)
同じ監督さんの「家庭」もすごく好みな世界(笑)だったけど、ネタはすぐ割れるんだから、もうちょっと見せ方(ドッキリさせ方)を工夫して欲しかったな。
「優しくって・・」は、最初退屈だったけど、彼氏の”隣のドーナツ屋でバイトする女の子がオシャレをする”話・・はすごく心に残って良かった・・!
同じ監督さんの「波に消える」もいい雰囲気。この2作は原田宗典さんの原作だったんですね〜。ちょっと懐かしい。
懐かしいと言えば今関あきよし・・「すいか」の様な世界も好きだし・・と言うか、森尾由美若い・・(^^;「TV」はまあそんなもんかな・・な気楽な世界。
「ワン・・」は、ずっと走りながらの会話。長まわしがすごいな〜と思ったけど、話してる内容は面白くなかった。ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
同じ監督さんの「猫・・」も、なんだかイマイチ何が言いたいんだかピンと来なかったが、三上博史も若かった。(笑)今のがカッコいいかな。 【TV】

ブギーナイツ
BOOGIE NIGHTS (97・米)
(監・脚・製作)ポール・トーマス・アンダーソン (製作)ロイド・レビン ジョン・ライアンズ ジョアン・セラー
(主)マーク・ウォールバーグ バート・レイノルズ ジュリアン・ムーア ジョン・C・ライリー ヘザー・グラハム フィリップ・シーモア・ホフマン
舞台は、70〜80年代のポルノ映画界・・キワどいシーンにヒク所もあったけど、面白かった。
自分のトリエを活かす・・って、ああ言う事なんだけど( ̄∇ ̄;)でも、脳天気に(見える)仕事してる人達の心の奥に潜む物を、ある時はサラリと、ある時は
シッカリと見せながら、社会の差別等にも問い掛け、ただのエロドラマに終わらなかったどころか、軽快な演出の光る、面白い人間ドラマになっていたと思う。
其々の人達の悲しみ、特にダーク(マーク)に愛を告白した男が「自分はなんてバカなんだ・・」と呟く所や、子供に会わせて貰えないアンバー(ムーア)とか、
思わずウルウルしちゃう所が結構あったりしてね。 ただ、ダークの親はあれからどう思ってたんだろう?と気になったけどね。それと、ラストは・・爆;;
そう言えば、男の人って、どうしてそう言う事気にしたり変に自慢したりするのかな?ほとんどの女性ってそんな事、気にもしないと思うんだけどね。
なんかそう言う所が、チグハグで滑稽だよね。よく見ると、この作品、すごい俳優陣でした。ウィリアム・H・メイシーも印象的だったな。【ビデオ】

復讐者に憐れみを
SIMPATHY FOR MR.VENGEANCE (02・韓国)
(監)パク・チャヌク (脚)イ・ジョンヨン パク・リダメ
(主)ソン・ガンホ シン・ハギュン ペ・ドゥナ イム・ジウン イ・テヨン チ・デハン
何でも、これと「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」で復讐三部作なんだそう。
しかしやっぱり今回も、「それあんまりな描写じゃ?」って、辟易した部分が多くて・・子供の解剖や火葬シーンね・・なにもあそこまでやる必要ないよ。
子供を殺される・・それだけで親には充分怒りと悲しみはわくものだと思うから。そう言う意味で、やっぱりこの監督さんってどっかチガウ・・好感持てなくて。
後半の主人公の行動もよく理解出来なかったです・・。あんたいつまでも何やってんの?って。
「オールド・・」も話自体は好きじゃないけど、これのがぐいぐい引き付けていくパワーや演出の面白さはあったし、ミンシクやユ・ジテのキャラもタッてたわ。
今回の主人公のカレなんて、ずっと”なすび”(お笑いの・・)に見えちゃって・・( ̄∇ ̄;)それになんで緑色の髪?
でも、ガンホやドゥナが見れたのは良かったです。ガンホの一途な行動には圧倒されたし・・あの拷問装置・・ヤだね〜・・でもダテに電気屋してないね!
とかさ(爆)あっけらかんとしたドゥナの犯罪の正当化には興味深いものがありました。ヌードには何の意味も感じなかったけれど。(笑)【DVD】

復讐するは我にあり
 (79・日本)
 
 
(監)今村昌平 (脚)馬場当 (原作)佐木隆三
(主)緒形拳 三國連太郎 ミヤコ蝶々 倍賞美津子 小川真由美 清川虹子 殿山泰司 垂水悟郎 絵沢萌子
   白川和子 フランキー堺 北村和夫 火野正平 根岸とし江 佐木隆三 河原崎長一郎
 
モノクロの重い映像の中で、止まらぬ事のない恐ろしい連続犯罪・・で見応えがあった。
これリアルタイムよりもしかしたら年月経った今の方がズッシリ感じたかも?とすら思える、イマ(現代)との背景の変化にも興味をそそられた。
本当に殺したい人・・は、違う人だったんじゃ?と、そこはかとなく感じたエディプスコンプレックス・・。   【Amazon】
 

複製された男
ENEMY (13・カナダ=スペイン)
 
 
(監)ドゥニ・ヴィルヌーヴ (脚)ハビエル・グヨン (原作)ジョゼ・サラマーゴ
(主)ジェイク・ギレンホール メラニー・ロラン サラ・ガドン イザベラ・ロッセリーニ ジョシュア・ピース ティム・ポスト ケダー・ブラウン ダリル・デイン
ある映画の端役の中に自分とそっくりな人物を発見した大学講師のアダム。
驚いた彼は、取り憑かれた様にその俳優について調べ始めるが・・

ヴィルヌーヴ監督作、今年2作目の鑑賞。
でも「プリズナーズ」とは雰囲気違って、どちらかと言うと「渦」っぽい。視覚的にも、ああ言うのがああやって出現するあたりも。(笑)
・・って、それに関してはネタバレなのかそうでもないのかも微妙だけど、とりあえずは、最初に出て来たし、街の電線やガラスの亀裂などで
作品のメタファーになってる事には早々に気付かされるからネタバレでもないのかな。
でも、さすがに最後のあれにはちょっとびっくりした。 最後の最後にド真ん中来るか〜〜ジェイク、おわた・・みたいな。( ̄∇ ̄;
でもま、それについても、きっと感じ方・捉え方は人其々だろうし、
何が言いたいかと言うと、解釈によって面白さに違いも出そうな作品なので、
「プリズナーズ」よりも人を選ぶ(好みが分かれる)だろうな〜と。そう言う意味でも、「渦」っぽい。(笑)
で、謎解き好きな自分としては充分に楽しめたわ〜。
ジェイク、前の作品に続いていい感じ〜。二役の動作の違いはそれだけでも面白い。
それと、ガドンも良かった。正直、今まで見てきた役は、美女のごり押しっぽくてあまり好きではなかったけど、
今回の平凡な妻役は親しみやすそうな雰囲気で、まるで新米ママ雑誌の読者モデルレベル・・だったのが意外と好印象。(笑)
ロランちゃんは相変わらずステキで、歩く姿だけでも絵になってた。けど、少々役不足な感じ。ガドンに比べると出番少ないし。
音楽の使い方がな〜んか好みだった。特に、ラストからエンドロールにかかる所は、現実なのか夢の中なのか、
楽しいのか空々しいのか、何とも言えない不思議な感覚が呼び起されてとても印象に残った。
【以下、勝手な推理による感想だけど、もしかしたらネタバレかも?】
単純な双子説などを排除したら(いや、最初からこれはないなと思ってたけど・笑)もう内面的(心理的)に疑うしかない訳で、
そう言うのが大好物な自分には、目の前の物事が全部、この世界を理解するヒントに思えて、最初からテンションあがってたわ。
一番に目をつけたのはアダムの指輪の跡で・・あれ?時系列が前後してた?;;
などと、全部がぴったりはまってスッキリした〜とはとても言えないけど、自分の解釈としては、
男どもよ、自身の中の2人の自分を都合よく操作して、うまくやってるつもりでも、
おんな(あえて平仮名で)の情念から逃れられるなんて、チラッとでも思わない方がよろしくてよ?(*^-^)ニッコリ
・・て感じですかね?最後にアンソニーの母親が絡んできたのもなんとも言えなかったな〜。  【ユナイテッド・シネマ・キャナルシティ】

福耳
LUCKY EARS (03・日本)
(監)瀧川治水 (脚)冨川元文
(主)宮藤官九郎 田中邦衛 高野志穂 司葉子 坂上二郎 谷啓 千石規子 宝田明 多々良純 横山通乃
タイトルに惹かれて見ましたが(笑)あれっ、このジョイマンみたいな主人公、もしや、くどうかんくろー?!
・・って、びっくり。主演だったんだ・・( ̄∇ ̄;) この世に未練を残した老人に取りつかれた彼はちょっと笑えたけど、
なにしろ舞台が高齢者専用高級マンション・・お年寄り達に対して、例えば、幼い頃に親に教えて貰った俳優さんとか・・
司葉子さんとか・・も出てたので、
懐かしい様な、経った年月が恨めしい様な・・色々と思う事があったな。
意外と温かいお話だったので、妙な下ネタだけがいらんかった。福耳と言うと、耳たぶが大きい事を言うんだと思ってたけど・・
このお話からすると、それだけでもないのね?だって彼の場合は、福ほくろだもんね。 【BS】

ふくろう
 (03・日本)
(監・脚・原作)新藤兼人
(主)大竹しのぶ 伊藤歩 柄本明 田口トモロヲ 原田大二郎 池内万作 蟹江一平
(「白いカラス」を観た次に鑑賞。)・・カラスの次はふくろうかいっ・・って、どうでもいいけど、偶然にも鳥の名前のこの二つの作品、
男と女の、生き方?人生でのポジション?アイデンティティーの確立の仕方?なんかそんな物の違いをどちらでも見せられた気がしたよ。
いや、テーマは全然違うし、こちらはブラックコメディなんだけど。
でも、生きる為に(一度死んだつもりで)男を誘惑した後、毒入り焼酎を飲ませて殺す・・そんな突拍子もないお仕事の基に、とっても深刻な社会問題を
抱えてたりして・・彼女等は半分復讐のつもりだったのかな?肩書きをまとった男達が、いとも簡単に二人の誘惑に乗って絶命してしまう様子は、
彼女等をここまで追い詰めた無情な社会と重なって、獣の鳴き声での悶絶が自然に感じたよ。(笑)しかも、その直前に必ず言う一言(「油断大敵」とか)に
ユミエ(大竹)がまたご丁寧に「詩人だね」とか「運命だわね」とか言ってやるのが可笑しくて。だいたい、男にいい思いをさせてやってから殺す、
ってのは優しいよね。(笑)私だったら、捕まえたら即殺っちゃうね。気、短いし。ハンサムいなかったし。ヾ(ーー )ォィ
それにしてもこの作品は、なんと言っても大竹しのぶ!彼女ナシでは成り立たなかったんじゃ?って位の怪演ぶりが実に爽快!(≧▽≦)
シワだの大口だの***ずり下がりだの、んなもん既に超えてる。( ̄∇ ̄;)
冒頭での、いかにもメイクじゃん〜なやつれ具合も、唐突な人間関係も、ややダレた後半も、全てはセクシーな(笑)葬儀幕ドレスの大竹しのぶで
カバーされてた様に思う。水色の時よ、いずこ・・トオイメ。あ、どうでもいいけど、田口トモロヲが出てた。デイ・アフター・田口・・ヾ(ーー )クドイ 【劇場】

ふしぎの国のアリス
ALICE IN WONDERLAND (51・米)
(監)クライド・ジェロニミ ハミルトン・ラスケ ウィルフレッド・ジャクソン (脚)ウィンストン・ヒブラー ジョー・リナルディ ビル・コットレル (原)ルイス・キャロル
ディズニー・アニメ。言わずと知れたルイス・キャロルのベストセラー童話の映画化。
アリス(水色のドレス!)を始めとするキャラがとても可愛く、はちゃめちゃな展開がとってもワクワクする楽しい作品。
世界で唯一、夢オチが許されてる物ではないだろうか?←皆知ってるからいいよね?【ビデオ】

武士の献立
 (13・日本)
 
 
(監・脚)朝原雄三 (脚)柏田道夫 山室有紀子
(主)上戸彩 高良健吾 余貴美子 成海璃子 柄本佑 浜野謙太 夏川結衣 ふせえり 宮川一朗太 緒形直人 
   鹿賀丈史 西田敏行 海老瀬はな 大森絢音 綾田俊樹 加藤満 掛田誠
 
時代ものにも料理にも疎いので、ただ素直に鑑賞。(笑) 妻(上戸彩)の普段の着物が清楚でとても可愛い。
料理侍に不満があれど、妻のアドバイスで与えられた仕事をちゃんとこなそうとする姿は見てて気持ち良かった。
エンドロール、この時代とはミスマッチな曲(チャラの曲)で、わざとそう言うチョイスするのって一時期流行ってた気はするけど、
自分としてはやはり物語に合う曲(落ち着いた曲)のが良かった気がした。  【BS】
 

ふたりの5つの分かれ路
5×2 (04・仏)
(監・脚)フランソワ・オゾン (脚)エマニュエル・ベルンエイム
(主)ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ ステファン・フレイス ジェラルディン・ペラス フランソワーズ・ファビアン ミシェル・ロンダール アントワーヌ・シャビー
今まさに離婚ほやほや(さめさめ?)のカップル。彼らのそこに至るまでの結婚生活〜出会いを順に遡ってみると、
1つ1つの2人の時代=日常ストーリーに、見過ごしていた(目をつぶっていた)小さなひび割れを発見する。
特にドラマチックでもない(ゲイ話を除けば?・笑)エピソードだが、どれもが非常に核心をついていて、
まさに一見しただけではわからないけど、はじいてみてその音で初めて
ひび割れを理解し処分する食器の様な感じ。
デリカシーのない男、さらりと流せない女?欲望のままの男、欲望に責められる女?
大人になれない男、大人を強いられる女?・・その他モロモロな男女の根本的なすれ違い、くい違いがとてももどかしく悲しい。
彼らのストーリーに平行して、両親と言うカップルの話も語られているが、離れない夫婦って、相手の欠点以上に自分の欠点を知り尽くしてるから、
もう行き場をなくしてしまった結果にも見える。そんな、シアワセの中に潜むオゾン毒は今回は薄めな気もしたけど、調合はやはり的確で、
後からじわじわと効いてきます。特に、心身ともに人生にお疲れの・・もとい、人生経験豊かな方には効くんじゃないかなぁ?
(^^;
でもご安心を・・オゾン毒はとっても苦しいけど、その後には必ずハッピーが待ってる・・と言う気にさせてくれる毒ですから。
きっとハッピー、未来はハッピー、絶対ハッピー・・と陽気にカンチガイして人生楽しめると言うのが一番の効能。(笑)
いやはや、やっぱりいいね、オゾンって。親しみ感じちゃうなぁ〜(
≧▽≦)
ところで、主演の2人・・テデスキはあんまり好きなタイプじゃないんだけど、大胆さと繊細さのさじ加減がとても良かったな。
ちょっと目元がサニエちゃんに似てませんか?金髪だし、オゾンの好みなのかしらん?
フレイスは・・男って、時間経っても、女ほど肉体的にも精神的にも劇的な変化って少ないよね?・・って
彼の数年間を観て改めて実感させられたわ。それもまた見所ではあったかな。(笑)
【以下ネタに触れています。未見の方はご注意ください。】
「やり直そう」と言う男の言葉を振り切る女・・。どうしてやり直せない?過去を忘れて未来を見る男、過去を忘れる為に未来を見る女?
「やり直す」・・そんな言葉は、女と見ればお誘いしなくちゃ失礼だろ?・・って言う感覚と変わりないからよ。
お誘いされてるから愛がある・・って訳でない事を、女は痛い程知っているからよ。多分・・?ホント・・?どうなんだろ・・?(笑)
危険だよ・・と警告されても、2人一緒なら・・と、一見穏やかでキラキラした海へと入って行くラスト・・とても良かったです。【劇場】

ふたりのトスカーナ
IL CIELO CADE (00・伊)
(監・脚)アンドレア&アントニオ・フラッツイ (脚)スーゾ・チェッキ・ダミーコ (原作)ロレンツァ・マッツェッツティ
(主)イザベラ・ロッセリーニ ヴェロニカ・ニッコライ イェルーン・クラッペ エレナ・サフォノヴァ ラーラ・カンポリ
悲しい思い出を持ちながらも、新しい生活に馴染んでいこうとするけなげさ、そして友達と一緒の時には本当に無邪気で好奇心旺盛な
子供らしい生き生きした姿を見せてくれる姉妹に目を細めてしまった。やっと慣れてきた美しい新生活を残虐に奪ってしまった戦争・・
どうして自分達だけが?と計り知れないショックを受けたに違いない二人を思うとたまらないが、プライドを失わず凛とした姿勢でいた叔父や叔母の姿は、
彼女達の心にいつまでも残っている事でしょうね・・。ロッセリーニ、久々。すごく母(I・バーグマン)に似てきたね。【劇場】

ふたりの人魚
蘇州河 (00・中国=独=日)
(監・脚)ロウ・イエ
(主)ジョウ・シュン ナイ・アン ジア・ホンシュン ヤオ・アンリェン
「私がいなくなったら死ぬまで捜してくれる?」「うん」「うそつき」・・。
同じ言葉でも、冒頭とラストでは全然重みが違う。悲しいなぁ・・この語り部の男・・。彼は一生この繰り返し?・・なんて。
女ってさ、例えそれが作り話であったとしても信じていたい所があると思うんだよね。例えウソだと分かっていても。
メイメイは、”それ”が自分じゃない・・って分かっていても、心のどこかでは”誰か”に求められてる女になりたかったんだろうね。
ほんのひと時でも、そう言う愛の存在を信じてたかったのでは?御伽噺を絵空事としか受け止められない男にはきっと解らないんだろうな?
見える物、撮影出来る物が全てではない。そこにいなくても、大切な人は存在する。彼はそれを求めなくて何を求めるつもりなんだろう?
いくら美しくても、思い出の記録なんて”お話を終わらせた”のなら何の意味もないと思う。懐かしむ物でも、コレクションでもないと思うから。
求め続ける事は辛いけど、それが生きてる事では?とも思うから。余談だけど、ちょっと楳図先生の「イアラ」を思い出した。 【ビデオ】

ふたりのベロニカ
LA DOUBLE VIE DE VERONIQUE (91・仏=ポーランド)
(監・脚)クシシュトフ・キェシロフスキ (脚)クシシュトフ・ピエシェヴィッチ (音楽)ズビグニェフ・プレイスネル
(主)イレーヌ・ジャコブ イエジ・グッデイコ ハリナ・グリグラシェフスカ フィリップ・ボルテール
昔、ビデオで鑑賞したのに、殆ど覚えてなかったので再見。
壊れやすい人形と同じに、もう一人の自分がどこかに?今ある生が、失われたもう一人の自分からも授けられてるとしたら・・
そして、なくした命が見知らぬ誰かの支えになってるとしたら・・色んな想いが交錯する作品だった。
美しい音楽、透明な光や落ち葉を触る手、荷物を持つお年寄り等のショットが印象的。【ビデオ】

二人日和
 (04・日本)
(監)野村恵一
(主)藤村志保 栗塚旭 賀集利樹 山内明日 池坊美佳 市田ひろみ きたやまおさむ
招待券を頂いたので観てきましたが、邦画だし健全そうだし・・で、本来ならとっても私からは遠い位置にある作品だったかも。(^^;
案の定、とてもお行儀のいい内容で
良作と言えるのでしょうが、やっぱりちょっとモゾモゾ・・(笑)
長年連れ添ってきた妻が不治の病になり、やっと彼女について(結婚当時以来)再び見つめてやれる様になった夫・・。
子供を持てなかったり仕事がうまくいかなかったりと、思う様にならない人生だったかもしれないけど、ここで観る限りもう、これ以上幸せな夫婦って
いないんじゃない?って思えるくらい、自分には理想のカップルに
見えてしまって。(^^;
妻の為に、特別なコーヒーを煎れたり、青年のマジックに触れさせてやったり・・と寡黙でも夫の愛情はヒシヒシと伝わってきたし、マジック同様、
妻のミラクルを願わずにいられなかっただろう彼の気持ちには同情してしまった。ただ過ぎ行く日々は消え去り、でも重ねる日々は胸に残る・・たぶん・・とか
少々感傷的になってしまったりも。(^^;主人公二人の世代とは、一見向き合い方が全然違うのかもしれない若い世代の恋愛も、でも実際根本は
変わらないんじゃないかな、などとも・・。マジックやちょっとした何かに、女学生の様にはしゃぐ千恵(藤村志保)はとても可愛いらしく、
年をとってもこんな感覚でいられる事はすなわち、なんだかんだ言ってても夫の愛情を充分に解っていたからだよ・・とも思った。
・・いくつになっても、こんな女性でいられたらいいね。 ・・既に無理か!(-.-)ふ
普通あまり知られていないであろう装束職人と言う仕事には興味津々でした。糊なんて使うんだね〜面白いなぁ。【劇場】

淵に立つ
HARMONIUM (16・日本=仏)
 
 
(監・脚)深田晃司
(主)筒井真理子 浅野忠信 古館寛治 太賀 真広佳奈 篠川桃音 三浦貴大
 
小さな工場を営む鈴岡は妻と10歳の娘と一緒に平穏に暮らしていた。
そんなある日、鈴岡の工場に古い友人の八坂が現れ・・

たまたま目にした画像の浅野氏が印象的だったので鑑賞。
そのシーン・・やっぱり本編でもすごくインパクトがあったわ。
と言うか、そんな1シーンでそこまでのインパクトを与える浅野氏やっぱすごいわ、俳優だわ。(爆)
でもその浅野氏に負けないくらい、妻役の筒井さんも良くて、(若奥様ピーク時代から中年時代の月日経過も見た目一瞬で判るし)
なんか俳優の話が先になっちゃったけど、やっぱ映画の俳優はすごいわ、と。(意味深ですかね笑)
他の方々もみんな良かったけどね・・太賀君はノブナリに見えてしょうがなかったケドね。(笑)
で、物語・・。 八坂はど〜せ奥さんとほにゃららになっちゃうんでしょ?(-_-)ふ〜ん
てな感じで見てたんだけど(笑)まさか蛍ちゃんがあんな事になるとは・・絶句。
その原因に関してははっきりとは描かれていないので、見てる方もずっと心の中にもやもやを抱えていく事になるのだけど、
そもそもやっぱり八坂は最初から復讐のつもりで鈴岡に近づいたのかな?
最初はそこまでは考えてなくて、でも鈴岡の幸せぶりに嫉妬がわいて自然とそっちに気持ちがいってしまったのか?
でも子供までどうこうするとは考えたくないし・・。(自分の気持ち的に)
掴み処のない彼は、突然襲ってくる来る魔物みたいでもあったけど、
でもそれも結局は自分たちの歩んできた道=過去が作り上げて来たモノの様な気もして、誰にでも起こり得る恐怖にも感じられた。
浅野氏の例のシーンと言うのは、あのシーツの所ね。
洗っても洗っても洗い流せない過去・・夢なら覚めてと願わずにおられない所に彼が・・いつでも・・。
そのだいぶ前に、彼が被害者の母親のビンタの話した時は、その母親はどうして自分をビンタしたんだろう?と思ったんだけど、
鈴岡の妻がそうした時には少しは解った様な気がして・・辛かった・・。
白と赤の色々は(普通なら紅白でおめでたい?爆)ここでは(自分なりの)正義の上に流される血(制裁)に見えたりも。
後に八坂を探す所は、なんだかものすごく臨場感・・と言うのも変だけど、自分もそこに加わってるみたいな不思議な感覚に陥ってしまった。
八坂の子供も不憫。でもどうしてあんな風にふるまえるんだろう?
最後の、河原での写真の再現もじっとりと心に居座る・・。自分にも過去写真からの未来へのサインがあるかも・・とかも考えたり。(恐)
けど、あの後、全ては鈴岡が引き受ける事になるんだろうね?今迄ずっと、ある意味知らん顔して来た鈴岡が。
水の中での蛍ちゃんの一瞬の反応も知らずに、それでも生きたいと思うんじゃないかと。
逆に、生きていく他に何が?とも思う。その先には小さな幸せが待っていて欲しい。ささやかで最大な願望・・。  【KBCシネマ】
 

ブッチャー・ボーイ
(監)ニール・ジョーダン
(主)イーモン・オーウェンズ スティーヴン・レイ フィオナ・ショウ ショーン・マッキンレイ
見るからに悪ガキのフランシーであったが、始めは戯れに過ぎない様な、誰でも通る悪そぶり。しかし、自分の大切な人を失って行くに従って、
どんどん精神的に追い詰められ壊れて行く・・フランシーはかなり乱暴ですが、心の底はとてもデリケートで、本当は優しさを秘めている事が解るだけに、
見ていてとても痛々しく辛かったです。誰でも何か一つは歯止めを持って生きていると思う。しかしそれが全部なくなってしまったら・・?
この作品は劇場未公開だそうで、なんとも勿体無い!(時期が悪かったらしい?)確かに暴力的で残酷ではありますが、そこに通じるまでの問題は大きく、
考えされられます。また、思わず笑ってしまうユーモアも効いていて、一気に見せてくれるとても良い作品でした。
ニール・ジョーダン作品は、まだ4作しか知りませんが、今の所全部好きですねー♪【ビデオ】

フッテージ
SINISTER (12・米)
(監・脚・製作総指揮)スコット・デリクソン (脚)C・ロバート・カーギル (製作総指揮)チャールズ・レイトン
(主)イーサン・ホーク ジュリエット・ライランス フレッド・ダルトン・トンプソン ジェームズ・ランソン 
   クレア・フォーリー マイケル・ホール・ダダリオ ヴィンセント・ドノフリオ 
妻子と共にある一軒家に引っ越してきたノンフィクション作家エリソン。
実はその家ではかつて惨劇が起きていたのだが、スランプに陥っていたエリソンはそれを題材に起死回生を狙っていたのだった。

なんだこの几帳面な悪魔・・(笑) あっ・・いえ、何でもありません!決してアナタ様を茶化した訳では・・キャァーーーッ!
・・てな感じで・・。最近続けてホラー観たけど、コレが一番怖かった・・!(;´д`)だって、もうどうしようもないじゃん!(泣)
悪魔の質がまんま欧米系だと多分ここまで恐くもないんだろうけど、そこはかとなく日系入ってたと言うか(笑)
【以下、さりげなくネタバレしてるかも?未見の方はご注意ください
ちょっと「呪怨」っぽい”ワケありお家ホラー”なんだけど、逃げようのない連鎖恐怖は「リング」の類。
・・と言っても、それが判るのが終盤なので、もう取り返しがつかない・・と言うか、冒頭で既にアウト!・・なんだろうけどね・・知らぬが花?
でも、知りたい書きたい儲けたい(笑)な主人公は、作家のサガに加えて
おしりに火がついてるもんで暴走しちゃうんだよね・・解らんでもない始まりなだけに脱力・・。
で、知ってしまえば、で、ジタバタすれば、はい、それまでよ、で、そこからカウントダウン!・・なんて・・じゃあどうすりゃいいのよ〜(泣)
まさしく「飛んで火にいる夏の虫」の映像化。もう邦題はそれでいいんじゃ?
または「フッテージ・几帳面な悪魔」・・あ、すみません・・じゃなくて、「フッテージ・単身赴任のススメ」でヨロシク!(←ある意味ヒトデナシ)
主演のイーサンがとても良かった。軽いB級ホラーのノリで見始めたけど、彼のさすがの演技力で作品の格が上がった感じ。
監督は「エミリー・ローズ」の方だったのね。そう言えば、あれも似たようなノリで見始めたけど真面目でいい作品だったわ。 【ユナイテッド・シネマ】

フッテージ デス・スパイラル
SINISTER 2 (15・米=英)
 
 
(監)キアラン・フォイ (脚)スコット・デリクソン C・ロバート・カーギル
(主)ジェームズ・ランソン シャニン・ソサモン ジュリエット・ライランス ロバート・ダニエル・スローン 
   ダルタニアン・スローン リー・ココ テイト・エリントン ジョン・ビーズリー
 
フィルムは相変わらず不気味でいいんだけど、正直、かなり期待外れだった。 (フィギュア・ペアの技の名前だし期待したんだけどな。笑)
子供達がウエに言われてやってる、ってのがよくワカランし、あんまり恐くもないし、
なんかどうしてこんな物語になったのか、もうちょっとやりようがあったんじゃ?と思ったりも。 単なる前の補足でしかない様な。
あの元保安官、1に居たっけ?地味過ぎて覚えとらんわw   【Amazon】 

舞踏会の手帖
UN CARNET DE BAL (37・仏)
 
(監)ジュリアン・デュヴィヴィエ (脚)アンリ・ジャンソン
(主)マリー・ベル フランソワーズ・ロゼー アリ・ボール フェルナンデル ルイ・ジューヴェ ピエール・リシャール=ウィルム 
   ガブリエル・フォンタン シルヴィー ピエール・ブランシャール レイミュ
 
若くして未亡人になってしまったクリスティーヌ。
20年前に社交界デビューした時の手帖を見つけた彼女は、その時のダンスのお相手達を訪ねてみようと思いつく。

1937年の白黒映画。
映像技術的に(今より)限界があっても、光や影などでこんなに世界(雰囲気)を描き分け出来るんだと思わされるし、その手作り感がとてもいい。
物語も、ある意味オムニバスだけど、一つ一つが丁寧に描かれていて好感が持てた。
ヒロインは、社交界デビューのあの日を懐かしみ、当時知り合った男性達を訪ねていく・・んだけど、
幸せを一番感じた時をもう一度思い出し、気持ちを新たにしたい、って思ったのかな?
でも、あれだけの恵まれた生活があっての事だったし、正直、最初は、自分をちやほやしてくれる誰かを求めてただけにしか見えなかった。
後には、自分が誰かに依存するだけではない、自分である証明が欲しかったのかな?・・と言う感じもあったけれどどうなんだろう?
あの日を境にしてそれぞれの男達が歩んでいる人生(20年を経て引きずっているものも忘れ去られたものも)、
その中のいくつかの残酷な運命に自分が関わっていたとわかってもさほど精神的変化(ダメージ)はなかった様にも見えて、
ヒロインにはあまり感情移入は出来なかったかな。
あ、当時の自分と同じ年頃の若い娘と遭遇した時にはさすがにダメージ受けてたみたいだけど、それって自分のコトだけだし。( ̄∇ ̄;
ただ、そんなヒロインの感情を抜きにしても、出てくるそれぞれの男達の人生がそれぞれに興味深く、考えさせられるものもあり面白かった。
それぞれの男達・・
一人目からモロじゃないの・・母親が気の毒過ぎる。
二人目は、なるべく罪が軽くなる様に仕向けるってのにちょっと笑った。
ファーザーになった人は・・気の毒な部分もあったけど・・
若い娘が好きだったのね。(オイ) と言うか、曲を作るだけで想いが通じるんだったら世話ないしなあ。
山男・・うん、ガンバレ。かまってちゃん女より山。それでいい。気を付けて。
声のデカい人・・傍目に成功しててもその実、大変だなぁ。奥さんのおおらかさは彼の救いになるのかも。
医師・・悲惨・・罪は罪としても、助けられないものか。
美容師・・明るい人もいてちょっとホッとした。
他にもいたっけ?あ、最後の人? ヒロインの心情がよくつかめなかったのであんまりピンと来なかったんだけど、
その息子のお世話に第二の人生捧げるって事なのかな?声のデカい人の顛末知ってたっけ?それ知ってこそ?
まあ何にしても、男達はみんなそれぞれにヒロインの何倍も苦労してるの見てしまうと、
ヒロインの覚悟以上に、全ての男達のこれからに幸あれ・・と願わずにいられない。
これ現代版でリメイクしても面白そうな気がする。(既にしてたりして?知らないけど)     【BS-NHK】
 

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
 (07・日本)
 
(監・脚)吉田大八 (原作)本谷由希子
(主)佐藤江梨子 佐津川愛美 山本浩司 土佐信道 上田耕一 永瀬正敏 永作博美
 
誰もが自意識過剰なのはイマドキにはフツー・・?とも思えるキャラ達。
ハタから見てる分には面白可笑しいけど・・家族をエサに人生をおくる人達って・・なんか、狭いね。
マチコさんが、狭いコインロッカーから、ガランとだだっ広い田舎の一軒家にひとりきりになったのが一番印象的だった。
このタイトル、よく解らないけど、もしかしたらマチコさんが吐き捨てたセリフとか?(笑)
お姉ちゃんはバカでも憎めなかったけど、妹はちょっと気味悪かったな。ホラー漫画は上手だったけれど。 【BS】
 

不能犯
 (17・日本)
 
 
(監・脚)白石晃士 (脚)山岡潤平 (原作)宮月新 神崎裕也
(主)松坂桃李 沢尻エリカ 新田真剣佑 間宮祥太朗 小林稔侍 安田顕 芦名星 忍成修吾 
   矢田亜希子 テット・ワダ 菅谷哲也 岡崎紗絵 真野恵里菜
 
連続して発見された不可解な死体。 やがて刑事の耳に殺人を請け負う男の噂が流れて来るが、どこにもその証拠は見つけられなかった・・。
殺したい気持ちに純粋もへったくれもないわ!
最初、現場には防犯カメラがあったのになんで?・・と思ったらそう言う事か。確かにそう言った犯罪なら有罪には出来ないよねぇ。
そう言ったやり口や、依頼した人達の人間関係には興味をひかれたけど、依頼理由がしょーもないと、なんだかなぁ〜・・な気分になっちゃって。
殺したい気持ちにしょーもないとかあるとかないわ!
と言われるかもしれんけど。( ̄∇ ̄;
爆弾の時、なんであの男は主人公に殴りかかったん?
爆弾処理の為その場を後にした女刑事と男にほったらかしにされた主人公にちょっと笑った。
彼、逮捕願望もあるみたいだし、誰かちゃんとかまってやってよ〜。
主人公の登場の仕方とか音楽とか何かと大げさ。 女刑事は割と自然体で好感持てたけど、飲み過ぎて道端で吐いたり、時折「?」な所も。
トンデモ能力を持った犯罪者&法で裁けない犯罪にどう立ち向かっていくか、
そのあたりに興味があっただけに、キャラの独りよがりが目立つ展開は残念だった。
後輩刑事なんて居ても居なくても・・と言うか、大怪我させられただけの様な。(爆)
始まりと終わりもよくある演出。悪魔だって元は天使・・てのは解る気はしたけれど。     【Amazon】


    

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