ナイト・ウォッチ
NIGHTWATCH (96・米)
ゆあん〜♪
(監・原・脚)オーレ・ボールネダル (脚)スティーヴン・ソダーバーグ
(主)ユアン・マクレガー ニック・ノルティ ジョシュ・ブローリン ローレン・グラハム パトリシア・アークエット
死体安置所の夜警バイトを始めた主人公。丁度その頃、巷では猟奇殺人が続発していた・・・ゆあん♪主演なんだけど、これの劇場予告編見た時は
トビー・マグワイアかと思っていた私って・・( ̄∇ ̄;) しかも脚本がソダーバーグ?!し、知らなかった・・。(いいけどさ・笑)内容はそこそこだけど、
夜警は恐くないと言ってるくせに、実際はかなり恐がってるゆあん♪がすごく笑える!やっぱりゆあん♪っていいねぇ〜!(≧∇≦)【ビデオ】

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀
NIGHT OF THE LIVING DEAD / LA NOTTE DEI MORTI VIVENTI (90・米)
 
(監)トム・サヴィーニ (脚・製作総指揮)ジョージ・A・ロメロ (製作総指揮)メナハム・ゴーラン
(主)トニー・トッド パトリシア・トールマン ビル・モーズリイ ウィリアム・バトラー トム・トウルズ 
   マッキー・アンダーソン ケイティ・フィナーラン ヘザー・メイザー
郊外に墓参りに来た兄妹。・・に、早々に腐った死体が忍び寄る・・。
ジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」のカラー・ステレオ版リメイク。
トントントントン・・  ザワザワザワザワ・・  ドンドンドンドン・・
のらりくらりのらりくらり  きゃーーーーーーーーーー
バーンバーンバーンバーン  びちゃっ・・ぶちゃっ・・ドドドドドドドドドド ドォーーーーーーーン
のらりくらりのらりくらり  あ”ーーーーーーーぁ  ズドーーーーーーーーン
・・ふっ・・
生ける屍の趣。生身の腐臭。ダサ女子がイケ女子になる瞬間。 ごちそうさまでした。 【CS・スターチャンネル】

ナイト・オン・ザ・プラネット
NIGHT ON EARTH (91・米)
(監・脚)ジム・ジャームッシュ
(主)ウィノナ・ライダー ジーナ・ローランズ ロベルト・ベニーニ ベアトリス・ダル イザーク・ド・バンコレ
オムニバス。全部がそれぞれの都市の特徴を捉えてて、ほとんどドライバーと乗客の会話だけで成り立ってる内容だけど、興味深く見れました。
特に面白かったのはNYとパリ。その次はロス。
【ロス】ここでのウィノナの可愛いこと!今まで見た中で一番可愛い。世間に惑わされずに生きてる姿がカッコいい。価値観の違いに爽快感も。
【NY】ヘルメット&ヨーヨーのカケアイと気持ちの触れ合いがとても楽しく気持ち良かった!でも、あんなんで運転されちゃ恐いねー。(笑)
【パリ】フランス独特の”感覚”に触れた気がしたり、さり気ない差別の中でも堂々としてるベアトリスがまたカッコ良かった!
【ローマ】よく喋るオッサンやな〜と思ったらベニーニ;下ネタでもベニーニだからまあ許せるかな。これヴァチカンに捧げる・・って感じ?;;
【ヘルシンキ】いい話とは思うけど、少々説教臭かった。もっと違う方法だと感動したかもしれないけど・・。でも雰囲気は良かった。【ビデオ】

ナイトクローラー
NIGHTCRAWLER (14・米)
 
 
(監・脚)ダン・ギルロイ (製作)ジェニファー・フォックス トニー・ギルロイ ミシェル・リトヴァク ジェイク・ギレンホール
(主)ジェイク・ギレンホール レネ・ルッソ リズ・アーメッド ビル・パクストン アン・キューザック ケヴィン・ラーム 
   エリック・ラング ジョニー・コイン マイケル・ハイアット マイケル・パパジョン
 
定職につかずシケた日々を送るルイス。が、ある日偶然居合わせた事故現場で夢中でビデオ撮影するカメラマンを目の当たりにし・・
彼らはニュース映像専門のパパラッチ、通称ナイトクローラー。
事件をいち早く独自の視点で報道するのは全然問題ないと思うし、
そこから何か事件に関しての発見があるかもしれないから悪くはないとは思うんだけど、ヤラセは問題外。
度を越した報道にも多々疑問があるけど、その「度」が一体どこなのかは人々の常識や節度に頼るしかなく、
情報の先を、そのまた先を求める人々がいる限りはとどまる事はないんだろう。
例えば、個人的には、誰であれ人のプライバシーを根掘り葉掘り知りたいとも思わないし、事件の悲惨さをこれでもかと必要以上に煽られるのも嫌。
独自の視点はOKと言ったくせに?そしてホラー映画とか好きなくせに?
・・って思われるかもしれないけど(汗)そこに個人的な常識の線引きはある訳で、
でもそう言う感覚は誰もが皆同じではないのかもしれないし・・難しいね。
刺激的な映像はホラー映画の中だけでいいよ。その為のホラー映画な気もするし( ̄∇ ̄;
でも、何から何まで晒し上げる現実は、時にホラー映画よりたちが悪くない?
人々の生活を全てコントロールしてる態のTVには実際毎日ムカついてるし(爆)
無責任な噂話や悪意あるでっち上げが蔓延する媒体に辟易する事も。嫌なご時世だなぁ。
あ〜なんかメディアへの文句がさく裂して話がズレまくりそうなのでこの辺にしとく〜(笑)
冒頭から何考えてんだか解らない不気味さを小出しにする主人公ルイス。
仕事には熱心だったから、そのうち良心の目覚めでもあるかな?と思ってたけど、そんなのハナから関係なかったみたい。
・・ああそうだ、常識や節度と言うより、ただ良心の問題なのかもしれないね・・。
話術巧みにのし上がる彼には隙の無い恐ろしさを感じた・・けど、一方で、
そこまでの徹底したシゴトぶりには恐れ入ったと言うか。(結局恐れてるか・・汗)
そんな精神的にヤバいルイス(腕時計付き)をジェイクが気味悪く演じててハマってたわ。
怪演とも言えるかもだけど、元々ジェイクってこう言うタイプは十八番な気もする。(笑)
レネ・ルッソは意外なキャスティングだったかな。セレブ香感じるタイプだから抜擢されたんかな?と思ったら、監督の妻だった!(^^;
メディアの在り方〜発信側と受信側の問題点は勿論だったけど、主人公の天職!?との出会いの瞬間も見逃せない!興味深い作品でした。
狙った所へまっしぐら!なカーアクションも面白かった。   【ユナイテッドシネマ・キャナルシティ】

ナイト ミュージアム
NIGHT AT THE MUSEUM (06・米)
(監)ショーン・レヴィ (脚)ロバート・ベン・ガラント (原作)ミラン・トレンク
(主)ベン・スティラー ロビン・ウィリアムズ カーラ・グギーノ ディック・ヴァン・ダイク ミッキー・ルーニー ビル・コッブス 
   パトリック・ギャラガー スティーヴ・クーガン
主人公がベン・スティラー♪・・で、なんか「ジュマンジ」みたいなノリの予告編に思わず目が留まり、
でも一番見たかったのは、あの
走り回る骨のザウルス〜〜♪・・で、子連れ鑑賞しました。
思ったよりも骨ザウルスの出番は少なかった(様に感じた)けど、まるで子犬の様な仕草が微笑ましかったわ〜(^^)
後は、アメリカの歴史においてとっても重要な人物が色々出てた(らしい・爆)けど、実は全部が全部は知らなくて(恥)
特にサカジャヴィアなんて初めて・・(;^_^A いやはや・・せいぜいポカホンタスなら聞いた事あるけど〜くらいのヘボ知識で
(って関係ないけど)なんか、子供と一緒に楽しんだ・・と言うよりお勉強した感じで爆笑のヒマがあんまりなかった・・(^^;
それにね〜、今回のベン・スティラー、なんかいつもとちょっと感じ違っててさ・・なんか妙に瞳が悲しげで・・って、
単にそう言う役なだけなんでしょうが、それが気になって気になって・・。自分の瞳フェチに気分をそらされるハメになるとは
初めての経験でした。(なんのことやら) ・・とは言え、チビっちゃい二人組がほにゃららしたり、フン族の王様のトラウマとか
猿にムキになる主人公には思わずクスクス・・。^m^)「ホントに人間て猿の子孫だわね〜」・・って、しっかり納得させられる
キャスティングのスティラーって・・・・・(*≧┏∇┓≦*)  これ、再見したら、今回学習出来た分もっとノレるかな〜? 【劇場】

ナイト ミュージアム2
NIGHT AT THE MUSEUM: BATTLE OF THE SMITHSONIAN (09・米)
 
(監・製作)ショーン・レヴィ (脚)ロバート・ベン・ガラント トーマス・レノン (製作)クリス・コロンバス
(主)ベン・スティラー エイミー・アダムス ロビン・ウィリアムズ オーウェン・ウィルソン リッキー・ジャーヴェイス クリストファー・ゲスト 
   ハンク・アザリア アラン・シャバ ビル・ヘイダー スティーヴン・クーガン ジョン・バーンサル ミズオ・ペック パトリック・ギャラガー
スミソニアン博物館に移つされる事になった展示物達・・から始まる物語。
1のが良かったって声を沢山聞くけど、私はこっちのが楽しめた気がする。割と現代に近い、身近かに感じる偉人が多かったからかな?
アメリアって、あんな感じ?イメージ違うな・・いや、いいけど、可愛いならいいけど、とか。(笑)
小さなボケがぬかりなくあったのも楽しかった。ホント、楽しい事しましょう!って感じで。アインシュタインの扱いって・・(≧∇≦) 【TV】

ナイトメア・アリー
NIGHTMARE ALLEY (21・米)
 
 
(監・脚)ギレルモ・デル・トロ (脚)キム・モーガン (原作)ウィリアム・リンゼイ・グレシャム
(主)ブラッドリー・クーパー ケイト・ブランシェット トニ・コレット ウィレム・デフォー リチャード・ジェンキンス
   ルーニー・マーラ ロン・パールマン メアリー・スティーンバージェン デヴィッド・ストラザーン
 
39年のアメリカ。 故郷を後にしたスタンはあるカーニバルの一座と遭遇しそのままそこで働き始めるが・・
ギレルモの新作だと聞いて鑑賞。 
・・な割にはお客さん少なくて・・最初、もしや貸し切り?って思ったら後で2〜3人来たけど、まだ新コロの影響続いてるのかな?
それはともかく!
カーニバル一座が繰り広げる世界って、人生が詰まってる様な世界ね。
ワクワクする様な、でも時に怪しげで恐怖を感じる・・ けどつい覗いてみたくなったりも・・
多種多様な人や事柄、善いモノも悪しきモノも・・ そしてただただ誠実さ、信じる事だけが頼みの綱・・?
時を越えて今も人々の一生をゆっくりと回し続けている様な、夜景に浮かぶ観覧車がとても印象に残った。
そんなカーニバル一座での生活を抜け出し、都会での生活に流れて行ったスタンだけど、そこでのシゴト(詐欺)はどうにもお粗末で・・。
時代が時代でももうちょっとレベルの高い詐欺は出来んかったものか、・・て、別に詐欺推奨してる訳じゃないけど(汗)モリーまで使ってさ・・なんとも・・。
リリスはなんとなく最初からその立ち位置の信頼性が疑わしかったけど、
モリーに好感持ってたので(彼女目線で)スタンだけはずっと信じたいと思ってただけに、あの結末は悲惨だったなあ・・。
因果応報とは言え、こんだけスッポリとソコ(底?)にハマってしまうとは。
彼にも善い所はあったはずなのにね、何故非道な感情にばかり動かされたんだろう?
ふと、何故か「復讐するは我にあり」を思い出したりもしたわ。
主演やギレルモ映画でお馴染みの俳優さん達はみんな良かった。
クーパーは粗野で頑丈そうでも時にふと気弱そうな眼差しを見せたりで、
危険なのか誠実なのかその曖昧な雰囲気が、見通せない未来を感じさせて良かったし、
ルーニーは安定の控えめお嬢だったし、コレットはその逆だったし(笑)
ブランシェットはちょっとゴージャス過ぎな気はしたけど、絶対に食われない、食われる前に食ってやる精神=本気の読心!洗脳術!?
・・で突っ走ってて安心感〜。(違)
ただ、ギレルモ作品としては、個人的にはそれほど彼っぽさは感じなかったんだけど、その原因がどこなのかイマイチ自分でもハッキリしないと言う・・
後半の詐欺商法?の辺りが特に・・?かなぁ? 俳優さん良かったけど主演は美男美女ばっかりだったからかなぁ?(コラコラ)
これ、過去に一度映画化されてるらしいので、このギレルモ版とどんな違いがあるか見てみたいし、それ見たら本作のギレルモ味がもっと理解出来るかも?
【追記】 調べてみたら、1947年の「悪魔の往く町」(原題:NIGHTMARE ALLEY)で一応DVDもあるみたい?
あと、wowowで放映された事もあるらしい。     【ユナイテッドシネマ福岡ももち】
 

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
THE NIGHTMARE BEFORE CHIRISTMAS (93・米)
(監)ヘンリー・セレック (脚)キャロライン・トンプソン (製・原案)ティム・バートン
(声)ダニー・エルフマン クリス・サランドン キャサリン・オハラ
クリスマスに憧れてしまうハロウィンの国のジャック・・内容はほどほどだけど、この細部までこだわった人形アニメはすごいね。
目がまわってしまうくらいの動きで、熱意を感じるわ。主人公のジャックが一番地味だった気はするけど・・( ̄∇ ̄;)
サリーのちぎれた手や足が良いね。【DVD】

ナイブス・アウト シリーズ (公開順)
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
KNIVES OUT (19・米)
 
 
(監・脚・製)ライアン・ジョンソン (製作)ラム・バーグマン
(主)ダニエル・グレイグ クリス・エヴァンス アナ・デ・アルマス ジェイミー・リー・カーティス マイケル・シャノン ドン・ジョンソン 
   トニ・コレット レイキース・スタンフィールド キャサリン・ラングフォード フランク・オズ クリストファー・プラマー
 
ミステリー作家スロンビーさん(85)自宅での誕生パーティ翌日に遺体で発見。自殺か?
そこへ現れたのは・・な、なんと、あの007・・ ではなくて名探偵ブノワ・ブラン!
との事で、いやぁ〜・・クレイグさんの名探偵、良かったよ! 
なんかこう、キレてるのかそうでもないのか、ツッコんでいいのかそっとしといた方がいいのか、よくわからん個性が私の感覚とマッチ!
(注:キレてるとは頭がいい方の意味ね、小力の方じゃないよ。(←昭和ネタ?平成ネタ?もうどっちもどっち?)
そしてまた看護師の女の子が、見た目も可愛いけど性格がとっても可愛くてさ、
自分に嘘がつけない、嘘ついちゃうととんでもない反応が!イマドキそんな設定、ギャグ漫画でもなくね?
・・とも言われそうなのをものともしないその素直さ純粋さに、恋に落ちちゃいそうだったわ。(オヤヂか)
そんな二人のキャラの素敵さで引っ張られたので、他の登場人物が、見た目濃いくせに活躍がイマイチ薄かった気はしたけど、
やたら分厚いセーターを着た某氏においては、あんたそんな風貌だっけ?あんたそのセーター穴あいとらん?と、
どーでもいい・・いや独特の謎を残してくれたのでヨシとした。
バッグにちょいと入れておきたくなる様な推理小説、とでも言った感じのまとまり感で鑑賞後もすっきり。
これ2ないのかな〜?もしシリーズ化したら常連になるかも。(^^        【ユナイテッドシネマ福岡ももち】 
 

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン
GLASS ONION: A KNIVES OUT MYSTERY (22・米)
 
 
(監・脚)ライアン・ジョンソン
(主)ダニエル・クレイグ エドワード・ノートン ジャネール・モネイ キャスリーン・ハーン レスリー・オドム・Jr 
   ジェシカ・ヘンウィック マデリン・クライン ケイト・ハドソン デイヴ・バウティスタ
 
新コロのパンデミックによるロックダウンで暇を持て余していたブノワ。
そこへ届いたある物により、彼は億万長者マイルズのパーティーへと赴く事となる。

ブノワ再び!(^O^)
お話としては前回のが面白かったし雰囲気も好みだったけど、今回のはゴージャスなエンタメっぽさで楽しめたかな。
小ネタや色んな有名人がチラ出してたのもあって、
ヒュ〜坊ちゃんがブノワの・・?!とか(笑) 他にも気付かない所でも色んなジャンルの人のネタがあった模様。
受付の人はちょっと気になったんだけど、あれイーサンだったのね?全然気づいてなかった!(←こんな感じで)
名前だけ出て来たのでは、ジェレミー・レナーの”レナー激辛”に笑った。
あと、ジャレット・レトのコンブチャとはなんぞや?昆布茶じゃないよね?(爆)とか思ってネットで調べたら、
紅茶キノコみたいなお茶が出て来たんだけど、それで正解?
犯人当てに関しては・・それがメインって感じではなかったかな。
久々とは言えあのクセ者役者が出てるとなればねぇ・・。と言うか、相変わらずのクセ者ぶりで安心しました。
ケイト・ハドソンも久々だったな。(自分が遭遇してなかっただけかな)すっかり大御所な雰囲気醸し出してて年月感じたわ。(笑)
あと、ちょっと思ったんだけど、今回のは映像があんまり映画っぽくなかったような・・?うまく言えないけど・・照明のせいかな?
舞台はガラリと変わったのに前作の映像イメージが残り過ぎてただけ?単にネット(TV)で見たせい?( ̄∇ ̄;
そもそも映画っぽいって何?だけど、画の陰影とか・・自然光とか・・あ、やっぱ照明のせいなのかなあ?(多分気のせいです・・笑)
3も是非〜。    【Netflix】 

ナイルの娘
尼羅河女兒/DAUGHTER OF THE NILE (87・台湾)
(監)ホウ・シャオシエン (脚)チュウ・ティエンウェン
(主)ヤン・リン カオ・ジエ シン・シューフェン リー・ティエンルー ウー・ニエンジェン
80年代にタイムスリップ・・明菜ちゃんの音楽とかかかってるし、主人公の兄のレストランなんてピンクハウス・・(爆)
日本じゃなくっても、当時のハヤリを組み込みながら、未来に不安を持つ若者の姿を見せられると少々胸の痛い思い。
そろそろ翳りが見え始める時代を肌で感じ取りながら、それでも架空の人物(あの漫画は「王家の紋章」?未読ですが;)に
自分を照らし合わせながら、現代を生きなくてはならない主人公の少女が気にかかる・・。お話としてもう少し面白い展開は欲しかったけれど。【BS】

ナイロビの蜂
THE CONSTANT GARDENER (05・英)
(監)フェルナンド・メイレレス (脚)ジェフリー・ケイン (原作)ジョン・ル・カレ
(主)レイフ・ファインズ レイチェル・ワイズ ユベール・クンデ ダニー・ヒューストン ビル・ナイ ピート・ポスルスウェイト
03年のつるデミー・作品賞も獲得した(笑)あの『シティ・オブ・ゴッド』のメイレレス監督の第二作!・・と言うので、
絶対にベタなラブストーリーである訳がない!と期待して鑑賞。・・結果・・うぅ〜良かったです〜。(TT▽TT)
なんと言うか・・前作がひたすら熱かった(暑いじゃないよ)中に、恐ろしい程の鋭さ・冷ややかさを秘めてたのに対して、
今回のは、やはり熱い!(地理的にじゃないよ)けど、同時に悲しい程の静けさ・穏やかさがあって、アフリカの様子
(この辺はまるでドキュメンタリー。種類は違ってもこう言う実情はあると思うし、目を背けられない問題が沢山あるよね)に
悲痛な感情がわき上がりながらも、映像・物語共にコントラストの効いた力強いタッチに
また魅了されてしまいました。
世界の人々の平和を願う活動家のテッサ(ワイズ)・・猪突猛進な彼女に惹かれたジャスティン(ファインズ)の気持ちは、
私は男じゃないけど解る様な気がするし、同時に、穏やかで優しい彼に惹かれたテッサの気持ちもすごく解る。
最初は早すぎる関係に驚いたけど、しかもテッサには(¬¬)モクロミあるな?とか思ったけど(笑)このあたりも他色々も後の展開で全て氷解!
彼女の軌跡を追いながら、少しずつ、でも確実に
互いの魂が融合していく様子は素晴らしかった!
ワイズはこの役でアカデミー助演女優賞を獲りましたね。それも納得!な好演でした。個人的にもキャラに共感する部分が沢山あったし。
でも、受賞は逃がしたけれど、夫役のファインズもとても良かった!『オアシス』や『モンスター』の時も感じたんだけど、対の場合は、
こう言う目立つ役を支える演技の方が案外難しいんじゃ?特に今回は、ファインズonlyの後半で、テッサと言う人物が生きるか死ぬか(肉体的にじゃないよ)
が決まったと思うから。タイトルの意味する”蜂”は何を意味しているのかな?とりあえずは”スリー・ビーズ”でもあるんだろうけど・・例えば、
一生懸命生きてても、いい様に利用されさっさと蜜をかっさらわれるアフリカの人たち・・?或いは逆に、アフリカと言う純粋な蜜に群がる自分本位な
他国の政府や人々・・?更に或いは、大事な物の為にはとことん突き進み、死ぬとわかっていながらも刺さずにはいられないテッサ(後にジャスティン)
にも見えたけれど・・。とても満足した作品だったけど、いきなり・・な、ラストの○○シーン(ファインズが某所に佇むシーンではないよ)に、
性急過ぎる印象を受けたのがちと残念。もっと長くても全然平気だったのに。それほど浸っとりましたがな〜。(^^ゞ
何にしてもこの作品はとても気に入ったので、DVDが出たら是非買いたいです。  【ユナイテッド・シネマ】
【追記】DVD買いました。友達から本も貸してもらって読みました。サンディ部分がコメディタッチで意外でした。( ̄∇ ̄;) 面白かったです。

NINE
NINE (09・米)
(監・製作・振付)ロブ・マーシャル (脚)アンソニー・ミンゲラ マイケル・トルキン(原作)アーサー・コピット 
(製作)マーク・ブラット ハーヴェイ・ワインスタイン (振付・製作)ジョン・デルーカ (音楽)モーリー・イェストン アンドレア・グエラ
(主)ダニエル・デイ=ルイス マリオン・コティヤール ペネロペ・クルス ジュディ・デンチ ケイト・ハドソン ニコール・キッドマン 
   ソフィア・ローレン ファーギー リッキー・トニャッツィ エリオ・ジェルマーノ アンドレア・ディ・ステファノ
フェリーニの「8 1/2」を基にしたミュージカルですが・・気が付けば、アカデミー賞の時には話題にものぼらず・・
あれっ?うそ?!豪華女優陣共演なのに何故?私、キラキラの前売券買ってるのに!前売券、ハンパなくゴージャスなのに!?
・・と混乱し、くら〜い気分になってしまって、貴重な時間を費やして観に行くのが段々おっくうになって来たりして・・
でもま、あの、ひとまわり大きくて財布にも入らん無駄にゴージャスな前売券をフイにする訳にもいかないので・・行きましたよ・・(笑)
オリジナルは夢の様な作品だったけど(文字通りの意味)こちらは歌がある分・・かどうなのかは判らないけど、
随分とっつき易かったです。まぁ、特別フェリーニLOVEでもないので、オリジナルと比べるのはその程度で。
簡単に言えば、男性が夢見る&求める女性がタイプ別に総出演?!なので、主人公が見境なく其々を求めれば、
その分自分に跳ね返って来たりして・・
何だか子供みたいなグイドにどんな感想を持つかで
自分は女優の誰々タイプだな?とか自己診断も出来そう!?
でも、そもそも女性って、彼女達全ての顔を持ってるもんだよね?
1人の女性にそれを見つけられない男性って、やっぱり子供みたいな感じがするわ。
それはそうと女優陣・・巷では一番ペネロペが話題になってたけど、確かに一番エロティックですごいなぁ〜とは思ったけど、
私が一番印象に残ったのは、意外にもケイト・ハドソンでした。だって、体型が・・・・・あんなにふくよかだったっけ?
・・いや、それはおいといても(笑)キャラとしての出番はちょこっとしかないのに、なぜか歌が一番良かったりして。
楽曲自体良かったのもあるけど、ケイトもあそこまで歌って踊れるとは思わなかったのでびっくりしたし、収穫でした。
他には、デンチやファーギーとか、皆其々に良かったけど、楽曲自体がさほど印象に残らなかったと言うか。
ニコールはキャラがおとなしい分、かなり損してる感じがした。・・
とは言え、想像してたよりは楽しめたのでヨカッタわ。
パンフレットもキラキラで無駄にデカくてバッグに入らんかったけどね〜! 
【ユナイテッド・シネマ】

ナインス・ゲート
THE NINTH GATE (99・スペイン=仏)
(監・脚・製作)ロマン・ポランスキー (脚)アンリック・ユルビズー ジョン・ブラウンジョン (原)アルトゥーロ・ペレス・レベルテ
(主)ジョニー・デップ フランク・ランジェラ レナ・オリン エマニュエル・セイナー
絶対面白くなる!って思った前半!なのになのに、なんで??なんで、どんどん訳わからなくなっていっちゃうの〜?
せっかくのジョニーのキャラが・・(TT▽TT)ダァー・・って、田代○○○?ナンデヤネン!( −_−)ノ ビシ*)゚O゚) アゥ 不満残りまくり。 【ユナイテッド・シネマ】

長い散歩
 (06・日本)
 
 
(監・企画・原案)奥田瑛二 (脚)桃山さくら<安藤和津・安藤桃子・安藤サクラ> 山室有紀子
(主)緒形拳 高岡早紀 杉浦花菜 松田翔太 大橋智和 原田貴和子 木内みどり 山田昌 津川雅彦 奥田瑛二
 
これは松太郎の贖罪の旅なのかな?でなければ、誘拐の疑いかけられてるのに旅を続行出来ないよね?
見ていて相当辛い内容でした。一体、何がそもそもの原因なのか・・虐待は連鎖?そして何が一番の罪なのか。
サチちゃんが自分の事を「ガキ」って言ったのはすごいショックだった。
ここで、無理やり、これは子役の演技なんだから、と自分に言い聞かせたくなるくらい・・リアルでね。 【BS】

眺めのいい部屋
A ROOM WITH A VIEW (86・英)
(監・製作)ジェームズ・アイヴォリー (脚)ルース・プラヴァー・ジャブヴァーラ
(主)ヘレナ・ボナム・カーター ジュリアン・サンズ ダニエル・デイ・ルイス マギー・スミス ジュディ・デンチ ルパート・グレイヴス
この時のヘレナって、ちょっとぽっちゃりして初々しくて可愛いよね。この映画見た時は、なんだかドキドキしたなぁ〜・・・
また観たら、そんなドキドキ復活するかなぁ〜?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ【ビデオ】

渚にて
ON THE BEACH (59・米)
 
 
(監・製作)スタンリー・クレイマー (脚)ジョン・パクストン ジェームズ・リー・バレット
(主)グレゴリー・ペック エヴァ・ガードナー フレッド・アステア アンソニー・パーキンス ドナ・アンダーソン ジョン・テイト ガイ・ドールマン
 
この時代でこう言う内容のお話とは、もしかしたら当時はさほど深刻感はなかったかもしれないけど、
イマ見てみると、絵空事ではない緊迫感があるわ。何かとドッカーンと派手な最近のSF大作などより、この静けさのが恐い。
しかし、どうしてこんな事になってしまったのか、もう、ここまで来ると、後悔や反省なんて何の役にも立たないよね。
そんな事態に陥ってしまうほど、実際の人間は愚かではない事を祈るばかり。
最期の時をどう迎えるのか・・登場人物1人1人が其々に自分の納得の行く方法を選ぼうとするけれど、
自分に素直にばかりなれない立場の人もいて・・。いつも傾いた絵をきちんと元に戻す、ホテルの支配人(?)や、
ワイン・オタクのオヤジさん達、上司に忠実に仕えるOL・・と、中心でない人たちでもどこか味わい深く、心に残った。
ただ・・グレゴリー・ペックの情熱的なキスシーンはあんまり見たくなかったなぁ・・。
嫌いなんじゃなくて、彼とキスがイコールで結びつかない私・・(^^;彼と背広はいつもイコールで結びつくけれど。(笑)
でも、相手がエヴァ・ガードナーだったから、まぁ、いいや。強いけどもろい・・そんなモイラ役のエヴァ、素敵でした。
あと、パーキンスの鼻の下が長い事を発見。 (._+ )☆\(-.-メ) ドウデモエエ 【BS−NHK】

渚の白い家
 (78・日本)
 
 
(監・脚・原作・製)斎藤耕一 (脚)千野皓司 (製)野村芳樹
(主)浅丘ルリ子 木村功 大信田礼子 名高達郎 かまやつひろし 
 
日米企業のハワイ工場責任者の倉橋は美しい妻・夏子とメイドとの三人で渚の白い家に住んでいた。
しかし夫婦はすれ違いが多く、ほどなく夏子は海辺に若い男の幻影を見る様になる。

たまたまCS無料の時に鑑賞。 昔の映画(しかも邦画)って今見るとなんか新鮮〜?!
と言うか、浅丘ルリ子ってこんな感じだったのね〜。この時何歳だったんだろ?とか。(^^ゞ
物語は、あの幻影が本当に幻影なのか?・・が一番気になる所で、他は特に・・。(オイ)
配役で(ルリ子はヒロインなので置いとくとして)夫と親友がねぇ・・自分としてはピンと来なくて。
夫は、派手目ルリ子が愛するにしてはどんと構えた品格がなかったし、親友は、派手目ルリ子が信頼するにしては大信田礼子だし(オイ)
なんか、絶対この二人何かやらかすやろ?って思わない方がおかしいと思うんだよね?(偏見?笑)
名高達郎もさあ、幻影にしてはガタイ良くて日焼けし過ぎ。幻影にはもっと儚げであって欲しい。(幻影に対しての偏見?笑)
いや、派手目ルリ子の願望体(?)なんなら仕方ないけど。と言うか、しっかりハワイ在住のハワイ臭あふれる男でしたけども!
この時代って、日米共同企業とか増えてる真っ只中だったのかな?
そう言う社会的背景を見るのも、何十年か後に見る昔の映画の面白さかも? かまやつひろしも出てたし。(←社会的背景?)
あと、派手目ルリ子、濡れ場より死体の役のが上手過ぎ問題・・!?(笑)    【CS】
 

なくもんか
 (09・日本)
 
 
(監)水田伸生 (脚)宮藤官九郎
(主)阿部サダヲ 瑛太 竹内結子 塚本高史 皆川猿時 片桐はいり カンニング竹山 高橋ジョージ いしだあゆみ 
   伊原剛志 藤村俊二 小倉一郎 光石研 陣内孝則
 
幼い頃に生き別れた兄弟。兄のユウタは下町のハムカツ屋で可愛がられて成長しやがて店を継ぐ。
弟のユウスケは苦労の末、他人だが兄貴分のダイスケとコンビを組み芸人として人気者になる。

最初の小さなギャグの積み重ねがウケた〜(≧∇≦) 特に、楳図先生・・(爆) それと、デブ待ち・・;; うすらサムいて・・;;
前半は思ってた以上に楽しめたので、どんどん期待が上昇したけど、後半、特に沖縄あたりとか勝手に進んでいく感じで置いてけぼり。
楽しい気持ちもどんどん下降気味に。テツコさん、女装して暴言吐くオッサンを見て、動揺しないの?
後半は好みじゃなかったけど、ビックリしたのが伊原剛志。あんな伊原さん、初めて見た!それだけでもすごい収穫。(笑) 【TV】

嘆きのピエタ
PIETA (12・韓国)
 
(監・脚)キム・ギドク
(主)チョ・ミンス イ・ジョンジン ウ・ギホン カン・ウンジン クォン・セイン チョ・ジェリョン
生後まもなく親に捨てられ孤児となったガンドは冷酷な取り立て屋として生きて来た。そんな彼の前に突然母親だと名乗る女が現れる。
えっと・・これ言っておいた方が良さそうなので先に言いますが、私、今、アチラの国が大嫌いなんですよ。かなり重症かも。
まあ、流行ってたアチラ系ドラマに関しては最初からアンチ公表はしてたけど・・それでも偏見や食わず嫌いは良くないだろうと、
オススメされれば極力受け入れる努力はしてきたし、感覚の違いも、時にはお笑いの一種として面白く受け入れても来ました・・
が、ここ数年のアチラの寄生虫みたいな陰湿な反日活動ぶりに怒り心頭、知れば知るほど嫌いになる国とはよく言ったもんだと心底実感しちゃってさ。
友好を信じて努力していた自分のおめでたさ加減に多々ウンザリもし、ある意味リバウンドを起こして今日に至っている、って感じです。
それまで、映画に関しては好きな俳優も監督もいるし、作品を鑑賞している時にはその世界に入り込んでいるので
たとえアチラの国の実態が反日のク○国家でも、それはそれ、これはこれと一種線引きをしていたんだけど、
もうそれも薄くなっても仕方ないかもな・・と、本作を観ながら感じていたわ。
自分の感覚として、一応はフィクションであるはずの物語が、アチラの感覚では現実〜日常茶飯事=普通感覚と言っても過言ではないモノであり
それを受け入れる事にそろそろ無理が出てきたかも?と言うこと。
例えばもしホラー映画好きであっても、現実には人を切り刻んで喜んだりはしない、
それが普通の感覚であり、当たり前だと自分は思っているので。
そもそも、ギドク監督ファンな自分にそんな思いがよぎる事になったキッカケは、他の作品に決まりかけてた賞を
ドタンバで規定が変わり本作がかっさらった(監督賞?)と言う、どこぞの映画祭での出来事から始まった様にも思う。
何の世界でも、少なからず国同士の利益が絡むのは仕方ないとしても、
それまでギドク監督のギの字も認めず軽くあしらってきたアノ国が、ついに海外での評価に旨味を見出し、
掌を返したかの様に絡み出して来た?・・などと。真相は知りません。誰かそうじゃないなら、ないと言ってくれ。(笑)
元々愛国心が強いのに蔑ろにされてた彼は、国からかまって貰える事に戸惑いつつも自分の居場所がある事に喜び・・
な〜んてのが部分的に本作の主人公と母親にカブっちゃってさ〜。
目的の為には手段を選ばず、愛と言う名のもとに正当化されるあれやこれや。
恨の精神を簡単に覆す愛と言う予想外の力に呑み込まれる母親と息子。
結局はそんな精神でしか生きられない人間への皮肉や悲哀もある訳で、そこんとこ、監督自身の葛藤でもあるんだろうけど(勝手な想像ですよ)
それにしても、博母性愛(造語・笑)に目覚めた母(仮)はともかく、息子(仮)がさあ・・母(と名乗る女)にあんな事までしておいて、なのに
一旦、母と認めるスイッチが入ったら入ったで、ああも簡単に、いや、ああも遠慮なく息子である事のゴリ押しするなんて・・・・逆に恐いわ!
・・って、あのセーターの件さ〜。身ぐるみはいでまで着るのかよ!
「着ては貰えぬセーターを寒さこらえて編んでます」的な方がまだ健康的だよ!押し付けがましいけどな!(笑)
まあ、そんな理解を越えたプッツン(死語)加減がアノ国の映画の面白さでもあるんだけど、その感覚が現実社会でも同じ、ってのが気持ちの悪い所。
ところで、主演の男優さん、長身でスタイル良かったね。遠目で見るとカッコ良かったわ。なのに近くで見ると(以下自粛)
主演女優さんもムードのある美人さん。ちょっと小川真由美になった岸本加代子かと思ったよ。(意味不明ですが無害です)
母ちゃんが美人でラッキー!って絶対チラッと彼は思ったはず!でなきゃ、とっととDNA鑑定に行ってると思う!(笑)
そんなこんなで、今回のギドク映画は面白くなくはなかったけど、何だか急激な甘ったるさが鼻について、あまり好みではなかったわ。
ずっと孤独を勲章にして生きてきた男がそこで腑抜けになってどうする!
そのスタイルの良さは飾りかよ!飾りでなきゃセーターなんぞ脱いで裸で生きろや!
・・って、究極の母子愛?を前にして怒りすら感じた自分は一番の鬼畜ですか?恨の精神はありませんが。(汗)
と言うか、アノ国嫌いがひどくなってるので、そんな気持ちは監督に向けての気持ちも含んでたのかもしれないな・・。
ギドク監督に関しては今は個人レベルな感覚のが強いので、以前と同じ様に好きな事に変わりはないんだけどね。勿論、何かあれば別だけど。
俳優に関しては、やっぱゴリ押しドラマ系(とK-Poop)の人達のが胡散臭いの多いんだろうね〜。
彼らは呆れるほどの二枚舌だらけなんで、新聞のTV欄の韓流ドラマの羅列やK-Poopのコンサート宣伝見るとムカつくわ!
映画系の人達のがまだ世界発信するせいか、発言や行動には細心の注意はらってる感じ?
まあ、作品として面白い物は普通にあるので、これからも興味がわいた物は観るだろうけど(映画は自分にとって鏡[時に鑑]なので。)
生理的に無理!な場面での精神力はどんどん必要になって来るんだろうなぁ・・。  【KBCシネマ】

ナショナル・トレジャー
NATIONAL TREASURE (04・米)
 
 
(監・製作)ジョン・タートルトーブ (脚)コーマック・ウィバリー マリアンヌ・ウィーバリー (脚・原案)ジム・カウフ
(原案)オーレン・アヴィヴ チャールズ・シーガーズ (製作)ジェリー・ブラッカイマー
(主)ニコラス・ケイジ ダイアン・クルーガー ハーヴェイ・カイテル ジョン・ヴォイト ショーン・ビーン ジャスティン・バーサ クリストファー・プラマー
 
秘宝を求めてあれやこれや・・なお話ってどれも結構面白いよね〜。これも楽しめたわ。
けど、見るまでは内容がドレだったか思い出せないと言う・・これも?(汗)またそのうち再見します・・TVであればね! 【TV】

映画 謎解きはディナーのあとで
 (13・日本)
 
 
(監)土方政人 (脚)黒岩勉
(主)櫻井翔 北川景子 椎名桔平 中村雅俊 桜庭ななみ 要潤 生瀬勝久 竹中直人 
   黒谷友香 甲本雅裕 大倉孝二 児嶋一哉 鹿賀丈史 宮沢りえ 伊東四朗 
 
早々にネタバレあるかも。一瞬、TVのスペシャル版かと思った。映画でもあんまり雰囲気変わらないのね。
で、犯人はすぐわかるけど「執事」とは思わなかったな。と言うか彼女も「お嬢様」っぽく無さすぎて。
それに、最後なぜ彼にじゃなく笑顔でれいこさんに挨拶するの?不自然。
二人組のコソ泥はわかりやすくて楽しい。ベタさもここまで開き直るといい味ね。(笑)
宮沢りえ、いつの間にか別格ね。女優のオーラをしっかり感じる。 
今気付いたけど、これタイトル「映画」がいるの?もう「な」の所に入れたよ。ま、いいか・・。  【TV】 

ナタリー
LA DELICATESSE (11・仏)
 (^^
(監・脚・原作)ダヴィド・フェンキノス (監)ステファン・フェンキノス
(主)オドレィ・トトゥ フランソワ・ダミアン ブリュノ・トデスキーニ メラニー・ベルニエ ジョゼフィーヌ・ドゥ・モー ビオ・マルマイ 
   モニーク・ショーメット アリアンヌ・アスカリッド クリストフ・マラヴォワ アレクサンドル・パブロフ マルク・シッティ
最愛の夫を亡くしたナタリーは悲しみを乗り越えようと仕事に没頭する日々を送っていた。
が、ある時つい自分でもわからないままに同僚の男性にキスをしてしまい・・

「サプライズ」って作品あったけど、こっちもびっくり〜サプライズ〜!( ̄□ ̄
最初のカフェでの事も普通に騙されたけど(笑)その流れで、普通に新婚生活送って(ここも違った・・涙)
でも、それ乗り越えて又普通に新しいイケメンが現れて、普通に新しくオシャレに人生送る話かと。
いやでも、普通っちゃー普通なのかな?この方が現実的で。
いや、あの社長は普通じゃないな?いや、社長は今はどうでもよろし(笑)
問題は、あのゲリラkiss!と、その被害者(?)よ〜。
いやぁ・・ 完全にノーマークだったわ。( ̄∇ ̄; だってあの風貌だとどう見ても、
新しい恋の予感〜♪ じゃなくて、明日にでもリストラの予感・・ だと思うんだけど( ̄∇ ̄;
それが、あれっ?あんたまだ出番あったんだ?えっ・・社長より出番ある感じ?ほわっ・・ハゲちらかしはトレンヂィ〜?
・・てな風に変わって行っちゃってさ。
花束の一件は、君らは中学生か!なノリだったけど(笑) で、後で毛皮でも宝石でもなく、あんなモノ出されちゃあねぇ〜・・
君らは小学生か!・・いや、そうじゃなくて〜;; それは反則だろ!過去をくすぐるのは反則!
でも正直、ぺ○○の事やらもうすっかり忘れてたんで、なのに彼がちゃんと覚えてくれてた所に・・胸キュン。(え)
懐の深い優しいラストにもホワ〜ンとなったわ。ナタリーの堂々たる仕事放棄は気になったけど( ̄‥ ̄)
でもさ、なんだかんだついツッコんじゃうけど;;結局は誠実で心の優しい人がいいよね・・。
見た目はテキトーでいいんじゃないの?(笑) 心に負った傷は、心でしか手当て出来ないよ。
それに、 彼ってよく見るとすごく可愛いの♪ちょっとジェイクに似てるの♪ ・・って本気で思ってしまった私ですが何か( ̄∇ ̄;
ジェイクに似てる人が相手なら、社長の出番のが少ないのは当然ね。(笑)
ナタリーの怒りの激しさにはちょっと驚いたけど、彼女のそれまでの止まった時間も
ビックリして動かざるを得なくなった感じ?(自家ショック療法?)
オドレィ、痩せたね。役作りならいいけど・・でもこれ以上痩せないで〜。普段はもう少しふっくらしてた方が可愛いよ。
(この間ジェニファーにも同じ事言ったな)これ11年のだけど・・今はどうかな?
でも、笑顔はやっぱりとってもキュート。アシンメトリーな模様の服がとても似合ってて印象的だった。
・・で、あのカレシは他にどんな作品に出てるんですかね? 気になる・・・( ̄∇ ̄;  【TV】

ナタリーの朝
ME, NATALIE (69・米)
(監)フレッド・コウ (脚)A・マーティン・ツウェイバック
(主)パティ・デューク ジェームズ・ファレンティーノ マーティン・バルサム アル・パチーノ
幼い頃からブサイクな容姿にコンプレックスを抱いていたナタリー。
日々がうまく行かないのは全て自分の容姿のせいだと卑屈になるばかりだったが、
1人暮らしをはじめ、ある男性に出会った事から、彼女の内面にも変化が現れる・・。
(粗筋最初の一行に共感込めまくり;;)
女性の精神的自立・・と言う意味では(今となっては)さほど新しい話でもないけど、ブサイク女のカナシさ、あるいは傲慢さ(笑)が
リアルに感じられる演技のパティ・デュークにしきりと共感込め込め・・クラブ・・(寒)でも、そんな彼女でも、あるシーンではハッ!とする程
魅力的だったりするんだよね。まるでジェーン・バーキンみたいな感じで。コンプレックス克服は難しいけど、
今更ながら「世の中の尺度なんて○でもないわ!」位の心意気で生きて行かなくては・・と思わされる(ブサイクには特に?)好感の持てる作品でした。
でもね、これ、な〜んか、過去に一度(チラ見でも)見てる様な気がするんだよね・・??
アパートの荷物上げ下げするエレベータに乗る、とか、な〜んか記憶のどこかにある様な??それとも、この作品はリメイクとかあるのかな??
そのアパートのインテリアや(バスタブのソファー素敵!)ファッションなど、60年代ポップ&キッチュ!・・も一見の価値アリ♪
まだ無名時代のアル・パチーノが、ちょい役で出とりました〜。 【ビデオ】

ナチュラル・ボーン・キラーズ
NATURAL BORN KILLERS (94・米)
(監・脚)オリヴァー・ストーン (脚)デヴィッド・ヴェロズ リチャード・ルトウスキー (原案)クエンティン・タランティーノ
(主)ウディ・ハレルソン ジュリエット・ルイス ロバート・ダウニー・Jr トミー・リー・ジョーンズ トム・サイズモア ロドニー・デンジャーフィールド
「あなた、こう言うの好きそう〜!」・・って知人にオススメされた本作は、運命的な出会いをしたマロリーとミッキーが次々と無差別殺人を繰り広げる物語・・。
えーっ・・もしかして、ミソもクソもへったくれもなく殺しまくるのが好きだなんて思われてるのかなぁ〜( ̄∇ ̄;)誤解だ〜。
・・でもこの2人は結構魅力的。ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ  特にジュリエット・ルイスが素晴らしい〜。(と言うか、ハレルソンはよく知らんで殆ど初?!)
実は今まで、ジュリエット・ルイスのファンって結構居るよね〜ってのがちょっと不思議だったんだけど、この彼女を見て、その理由がよーく解りました。
私もファンになりましたもん!(笑) 特に冒頭の暴れ具合、シットコム場面、そしてウェディングベールが飛ぶところなんて・・素敵でした。
あ、シットコム場面が素敵なんて言うのはヘンかもしれないけど、あのシーンはこの作品の中で一番良かったです。
と言うか、すべてがあそこに集約されてるみたいな気がする・・。明るい家庭と言う嘘を押し付けられた檻の中で、心からの叫びが届く場所はない。
外の奴らなど生きていようが死んでいようが同じこと・・どうせ元から肝心な事は何も聞いてない連中なんだからさ、
ほらほら、私達が英雄なら、次、誰が殺されて欲しいわけ?ほらほら、言ってご覧なさいよ、愛する人の名を・・なーんてさあ。(ここで笑いが入る)
2人の熱演ぶりは大変気に入ったけど、変わりすぎる背景はちょっとうるさすぎたし、TV中継する前あたりからダレてきちゃってね〜。(ため息入る)
ダウニー・Jr扮するなんとか・・油断し過ぎやろ、それにあーた、2人の間に入れる訳ないじゃん・・それ甘すぎるやろ・・何様だよ・・
こう言う人種ってなんか嫌だ〜・・ムカつくんだよね〜・・なんて、2人より危ない気分になっちゃった私はそれでも平和主義者。(拍手入れて・・)  【DVD】
NOTHING<ナッシング>
NOTHING (03・カナダ=日本)
(監)ヴィンチェンゾ・ナタリ (製作総指揮・脚)アンドリュー・ミラー アンドリュー・ロワリー
(主)デヴィッド・ヒューレット アンドリュー・ミラー アンドリュー・ロワリー マリー・ジョゼ・クローズ
幼馴染のヒッキー男と自己中男。お互い何故か気が合って同居していたが、やっかいな事件に巻き込まれ、外の世界の全てがなくなる事を願う・・と・・。
『NOTHING<ナッシング>』。「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督の長編第3作。
コラージュ風の映像などが凝ってて、最初は視覚的には面白いが、後はひたすら白い画面が続くし、登場人物も二人きり(&1匹?)なので、
二人の会話の面白さがない部分などは(肉体的グロ部分以外は←こう言うのは個人的に好みだ・笑)間延びして少々退屈な所も。
でも・・イヤな物は簡単に消せても、それが二度と戻らない・・となると・・考えちゃうよね〜。
特に人間関係はねえ・・昨日の敵は今日の友かもしれんし・・。キライキライも好きのうちかもしれんし・・?!
自己中全開で自分の気にいらないモノをその度にいちいち消して行くより、とっとと自分が消えた方が早い気も・・ゞ( ̄∇ ̄;)
エンドロールの最後に1ショットあるのでお見逃しなく。
デヴィッド・ヒューレットって、「CUBE」の時よりカッコ良くなった様な?(笑)ちょっとコリン・ファースに似てない? 【DVD】

ナッシング・パーソナル 報復の無差別爆破
NOTHING PERSONAL (95・アイルランド=英)
(監)サディウス・オサリバン (脚・原)ダニエル・モーニン
(主)イアン・ハート ジェームズ・フレイン ジョン・リンチ ジェニ・コートニー マイケル・ガンボン
【取り合えず少しお勉強】北アイルランド紛争:北アイルランドにおける独立抗争。70年代が最も過激。
プロテスタント系住民=英国政府、王室派。北アイルランドはイギリスの一部であるべきと主張。(ロイヤリスト・オレンジ党員・アルスター義勇軍)

カトリック系住民=北アイルランドの6州は、南にあるアイルランド共和国と統合するべきと主張。 (ユニオニスト・過激なナショナリスト
・IRA(Irish Republican Army)・シン・フェイン党)この作品は、プロテスタント側の腐敗を描いた珍しい1本らしい。しかし、これが日常茶飯事とはなんとも
やりきれない。居住地も分けられ、ヘタに名乗る事すら危険であると言う・・たとえ幼なじみであっても・・そう思うと、コートニーちゃんが夜の街を一人、
父親を探しに出かけるなんて、とんでもなく恐ろしい。一人の人間としてなら、心の触れ合いも可能な筈なのに、どうしてこんな事になるんだろう・・
殺人暴走するジンジャー(イアン)を止める理性や情が自滅に繋がるのもやりきれない。
実際の停戦中に本作は作られ、しかし、日本公開時(’95)にはそれは破られていたそう。特に社会派じゃない私;でもOKだったのは、ああ言う紛争で
歪んだり歪まされたりする人達(幹部だけでなく、子供や宗教に熱心でない人たちも)が、とても興味深く観れたからです。役者も良かったですよ。
一種の戦争物はとかく偏った見方になってしまう危険性があるので感想は難しいけど、この作品は一歩退いた視野で描いてる風に見えて入りやすかったです。
タイトルも好きで・・”無差別爆破”の方じゃないですよ。^_^;【ビデオ】

夏の庭/The Friends
(監)相米慎二 (原)湯本香樹実
(主)三国連太郎 坂田直樹 王泰貴 牧野憲一 戸田菜穂
原作がとても良かったんですよね、これ・・周囲にプチ・ブームを巻き起こした程。映画では、お爺さんのイメージがちょっと違うとか、河辺君の丸眼鏡が
『イマドキないぞ〜』(笑)とか、原作とのギャップは少しあったけれど、少年たちが、彼の元で一生懸命色々やってる姿はやっぱりキラキラしていて、
とっても清々しく良かったと思う。辛い人生を背負って来たお爺さんにとっても、彼らとの出会いは眩しい物であったに違いない。
原作では、クライマックスで大泣きしちゃってさ〜( ̄∇ ̄;)映画だと大丈夫かな、と思ったけど、やっぱりちょっとはウルウル来てしまった。
”デブの山下”君にはほのぼのしたけどね。( ̄m ̄〃)(ビデオをダビングしてくれた某Mさん・・どうも有難う!) 【TV】

夏休みのレモネード
STOLEN SUMMER (01・米)
(監・脚)ピート・ジョーンズ
(主)アイダン・クイン ボニー・ハント ケヴィン・ポラック ブライアン・デネヒー エディ・ケイ・トーマス アディ・スタイン
想像してたのとはちょっと違うテイストでしたがなぁ〜。(砂糖菓子を口に入れたら、お酒入りでした〜・・みたいな・・お酒入りレモネードか)
タイトルや画像から、しっかり子供向けのほのぼの涙映画だと思ってましたが・・なんのなんの・・
固定観念でガチガチなオトナにこそ見て欲しい!・・って思ってしまう様な内容でした。
子供の友情でお話が進むけど、底辺には人種や宗教による差別や偏見(アイリッシュ&ユダヤ)あるいは人生のチョイスについて
考えさせられて、なかなかシビア・・まあ、宗教にウトい日本人(自分;)には、かえって「それアタリマエなんじゃ?」って思える感覚な場所も
なきにしもあらずだけど・・。でも、人に対して、とても真面目に接する姿勢を感じさせてくれる作品でした。
これは、M・デイモン&B・アフレックが製作(脚本コンテスト審査員?)してるらしいけど、こう言う真摯な姿勢な作品を選ぶとは、
一時期の(「グッド・ウィル・・」時代)を思い出して微笑ましかったし、これからの映画界がちょっと頼もしく感じたりも。【DVD】

夏をゆく人々
LE MERAVIGLIE / THE WONDERS (14・伊=独=スイス)
 
 
(監・脚)アリーチェ・ロルヴァケル
(主)マリア・アレクサンドラ・ルング サム・ルーウィック アルバ・ロルヴァケル ザビーネ・ティモテオ 
   アンドレ・M・ヘンニック マルガレーテ・ティーゼル モニカ・ベルッチ
 
トスカーナで養蜂を営む一家。四人姉妹の長女・12歳のジェルソミーナは父の助手として毎日真面目に働いていた。
そんなある日、一家はTV番組のロケに遭遇。ジェルソミーナは女性司会者の華やかさに心を奪われる。

田舎で倹しく暮らす一家の現実と夢、そして時間の織りなす人生への愛おしさが感じられる素敵な作品でした。
少女ジェルソミーナ(この名前は速攻「道」を連想させるね)の何気ない行動に(特に現実とは程遠い夢の様な世界への憧れとか・・まんま少女の夢)
何故だか幼い頃の自分の感覚が思い起こされ、ノスタルジックな気持ちに。
工場や少年の問題は社会的にも家庭的にもシビアな問題で不安にもなるけど、
夢が現実に侵食され変化しても、別の新しい夢が生まれる兆しもあったりと、苦労して作ったはちみつに最後は癒される様な感覚にも。
子供達が病院へ行った時、はちみつOK?(ガス・電気・戸締りOK?の並びで)ってすぐ思ったもんだから、あの溢れようには思わずアチャ〜;;
誤魔化しようもないし(ケガもしたし)子供達が不憫になったよ。そう言えば、プレゼントがラクダってのが(笑)このエピソードだけでも多くを語るね。
登場人物が田舎(と言うよりトスカーナと言った方が印象レベルが上がる?)にみんな溶け込んでいてとても良かった。
モニカ・ベルッチが女性司会者役で出てて、でもこの出で立ちって!?(笑)
いや、司会者と言っても多分スターなんだろうね?小林幸子が司会してる様な。(←ちょっと違うか)楠田枝里子が司会・・(←しつこい)
でも派手なのにしっとりとした美しさで作品にも馴染んでいたのはとても良かったし、
今この立場の彼女が過ごしてきた少女時代はどうだったんだろ?ジェルソミーナと重なるのかな?とかふと思いを巡らされたりも。

派手モニカさえ地味に馴染んでいた!・・ってコトで、これ地味映画で紹介しよう。(≧∇≦)    【ユナイテッドシネマ】 

NANA
 (05・日本)
(監;脚)大谷健太郎 (脚)浅野妙子 (原作)矢沢あい
(主)宮崎あおい 中島美嘉 松田龍平 成宮寛貴 丸山智己 平岡佑太 サエコ 松山ケンイチ 玉山鉄二 伊藤由奈
例によって原作漫画は読んでません。が、絵柄は知ってたし、何となく予告編の雰囲気に惹かれて鑑賞。
ナナ役の中島美嘉は原作の絵に似てるね〜!あの風貌、雰囲気・・もう、漫画から抜け出て来たみたい。
・・シャドウの濃さが、たまに淡谷の○子を思い出させましたが、 (._+ )☆\(-.-メ) ォィォィ
思わず、「
お願い!彼女にセリフをしゃべらせるな〜!」←どう言う意味!(≧▽≦) と思う程、ヴィジュアルが印象的。
そして、ハチ役の宮崎あおい・・が、とても良かった。容姿は特に似てないのにちゃんとキャラが出来てる。
ヘタするとナナの引き立て役で終わってしまう恐れもありそうなウザさのある役なのに、ずっとハチ独得のテンションを保ち、
そのウザさも優しさに変換する・・
1人の魅力的な女の子をしっかり演じたあおいちゃんって、やっぱ女優ね!
他は(映画だけでの印象だけど)レンはちょっと・・どうも松田龍平って、キョトン顔が苦手でね。(^^:
1人だけ落ち着いたオトナな雰囲気は良かったので、ひたすらアップを避けて観ていたと言うか・・(すまん);;
ノブ役の成宮君も、あのワニ口と輪郭にへばりついた髪型がもうずっと前からうっとーしくて苦手・・しかもうるさいキャラ・・
と思ってた前半だったけど(^^;後半はそのウザさがやっぱり自然と優しさに感じられて・・なかなか良かったです。
章司は、ひたすらクネクネしながら喋る&ああ言う性格が、めちゃキモくて・・(ーー;)何度、蹴飛ばしたい衝動にかられた事か。
でもこんな男、そこいらにいっぱいいそうだな〜・・って、章司1人だけ、妙に肉ジャガみたいなリアリティのあるキャラだ
ったわ〜。
だいたいこいつお笑い系じゃないの〜?どう見てもカッコ良くない;;どう頑張っても”なんちゃってイケメン”だって!
ヤスにいたっては、あんたはヤ*ザですかいっ〜!しかも一体、何歳よ?!(≧▽≦)って、その”構え”に静かにウケたよ。
で、そんな主要目立ちキャラに混じって、1人だけ馴染んでない(笑)シンが・・な、なんと思いがけず、密かに応援している松山ケンちゃんだったのだ!
(≧▽≦)きゃ〜出てるなんて知らんかった〜らっき〜!かわい〜!でもジミぃ〜!(T▽T)ノ彡☆
あの、いつもムカついてる様な挑戦的な眼差しが瞳フェチ(裏・瞳フェチ?)にはたまらないのです。
髪型も顔に張り付いてなくて、ピンピンしてて似合ってる〜でも顔に色々ジャラジャラつけてるくせに・・やっぱりジミぃ〜!(T▽T)ノ彡☆
原作知らないので、単純にもう出演してるだけで嬉しい・・と言う(* ̄∇ ̄*)ヘヘ こんな楽しみ方出来るのってハッピー。
えー・・ケンちゃんに到達したので、キャラの話はこのくらいにして・・(ケンちゃんが本題やったんかいっ)
お話はと言うと、全然キャラの違う2人のナナの関係がステキでした。男との話よりも女の友情が泣かせる。(笑)
あの落ち込んでたハチへの、ナナからのサプライズ!・・のシーンは好きだったな。それと、ナナとレンの事を知って、ハチがこそ〜っ・・と
トラネスのポスターをはずそうとする所とか・・。性格は違っても、お互いに
相手を否定する事なく、自然体で尊重し合ってる、そんな関係が
とてもキラキラしてて素敵だなぁ〜って思っちゃったよ。自分は(内面的に)どちらかと言うとナナに近いタイプだと思ったので、
ハチみたいな天真爛漫な友達がとても必要かもしれないな・・それに、ハチみたいな友達になら、こんな性格でも、何か刺激与えたり役に立てる事が
あるのかもしれない・・と思う反面、(外面は)ハチに近い所もあったので、その逆も考えてしまったり。どこかに自分を感じる2人に共感。(^^ゞ
全体が、ハチの過去形のモノローグで進んでるし、終わり方もちょっといきなり・・な感じだったので、もしかしたら「2」があるのかな?
モノローグほどの深刻な話までは、今回は行ってない感じもしたし、夢もこれから・・だし、原作はまだずっと続いてるらしいしね・・?←なにやら
ドロドロになってると言う噂も??(爆)もし「2」があるなら、今度は、ナナやレンの部屋の様子とか見たいな・・男との話よりも。ゞ( ̄∇ ̄;)
あ、音楽の感想全然書いてない・・まあいいか。(^^;
ところで、昨年度の赤ちゃん名付けランキング(男の子)で、「レン」が一位だったのは、もしかしてこの漫画の影響だったの?
なんで「レン」?まさか大杉漣が、隠れブレイク?!( ̄_| な〜んて思ってたけど、違ったのか・・!_(T▽T)ノ彡☆ 【劇場】

7つの贈り物
SEVEN POUNDS (08・米)
 
 
(監)ガウリエレ・ムッチーノ (脚)グラント・ニーポート (製)トッド・ブラック ジェームズ・ラシター ジェイソン・ブルメンタル スティーヴ・ティッシュ ウィル・スミス
(主)ウィル・スミス ロザリオ・ドーソン マイケル・イーリー バリー・ペッパー ウディ・ハレルソン 
   エルピディア・カリーロ ロビン・リー ジョー・ヌネズ ビル・スミトロヴィッチ ティム・ケルハー
 
辛い過去を背負い日々を暮らすベン。そんな彼は、7人の名前のリストを前にある計画を実行しようとしていた。
一見いい話に見えるけど・・なんかモヤモヤ・・。良くも悪くもアメリカ的って印象も。
【以下ネタに触れてます。未見の方はご注意】
主人公、色々やってたけど・・それが自分なりの方法だと信じてたけど・・でもさ、本人が一番命を大切にしてなくない?
そりゃ臓器提供なんて余程の覚悟がないと出来ないよ、償いもそうだし、愛しはじめた人のためになりたいのも解るよ・・。
けど、そう言う人達、弟もふくめて、今生きてる彼を愛してる人達の気持ちは無視なの?
提供した人達に手紙残すのもなんだかな〜。自殺だよ?事故じゃなくて。
そんなの、臓器貰っても複雑じゃない?それで手紙貰ってももっと複雑じゃない?
それに臓器あげる人を決めるのにあんな風に試して、自分の尺度だけで、その一時の事だけで、人を〇か×か決めるとか傲慢では?
その人の人生の何をあんたは知ってるんだ?って話。
目の見えない人にあれだけの酷い事言って、後で謝れば済むと思ってる根性からして気に入らん。何様だよ。
そりゃあんたの臓器だけどさ〜・・;; どうも自己満足っぽくも見えてしまって;;
・・と吠えまくる自分は速攻×だろな・・( ̄∇ ̄;
でもまあ、命について色々と考えさせられはしたかな。モヤっても怒っても、そう言う時間が持てたのは良かったと思う。
ヒロインのエミリー(ドーソン)はカレシ欲しくてたまらない感が最初からダダ漏れ。
一瞬を無駄にしたくない気持ちは充分に伝わって来たけど、最後、エズラにもまたグイグイ行きそうで・・( ̄∇ ̄;
ドーソンらしい魅力を感じるヒロインでした。(笑)   【TV】
 

何かいいことないか子猫チャン
WHAT'S NEW,PUSSYCAT (65・米)
(監)クライブ・ドナー (脚)ウディ・アレン
(主)ピーター・オトゥール ピーター・セラーズ ロミー・シュナイダー ウディ・アレン アーシュラ・アンドレス キャピュシーヌ
 
異常に女好きな精神分析医の所に診察に訪れた、これまた異常に女好きな”角度によってはイケメン”な男の、女性トラブルを巡るハチャメチャ・コメディ。
大昔にタイトル(と音楽)だけ知っててずっと気になってた作品だけど、ホントに昔のドタバタ・コメディ!って感じで、
最初から最後まで結局お話には特に進展もなく、妙な疲労感(あきらめ?笑)だけ残る・・(^^;
とは言え、イカれた精神分析医のピーター・セラーズは強烈だし(時折ダスティン・ホフマンに見えたり。)脇役だけど独得の個性を発揮してるウディ・アレン
(昔からこんなんだったのね。)そして、これがコメディ初主演らしい(?)ピーター・オトゥールの吉田栄作ぶりは笑える。(意味不明か?)いるよね〜こんな男・・。
ヒロインは、これも若かりし頃のロミー・シュナイダー。彼女はもうちょっとトシいってからのが魅力的だわ・・とは思ったけど、
こんなコメディでの彼女なんて初めて見たから、それはそれで興味深かったです。最初と最後のアニメーションが可愛い♪ 【ビデオ】

何がジェーンに起こったか
WHAT EVER HAPPENED TO BABY JANE? (62・米)
(監)ロバート・アルドリッチ (脚)ルーカス・ヘラー (原)ヘンリー・ファレル
(主)ベティ・ディヴィス ジョーン・クロフォード ヴィクター・ブルーノ アンナ・リー メイディー・ノーマン
ベティ・デイヴィス・・・大昔・・見たの・・( ̄∇ ̄;)美人スター姉妹のお話なんですが・・なんかずっと家の中だったような・・。
・・とにかく恐くて面白かったって言うのを覚えている・・・・・・ビデオ、あるのかな?←DVDも出ていたのを発見!_(T▽T)ノ彡☆ばんばん【TV】

ナビィの恋
(監)中江裕司
(主)西田尚美 平良とみ 登川誠仁
おおらかでのんびりした島の雰囲気と、ナビィの独特の話し方に心が癒される。何かと言うと「家が滅びる」なんて言われて離れ離れになってしまったナビィ・・
どうかしたら、情熱はバカと見なされそうな気配だっただけに、あの結末は嬉しかった。情熱なくして、愛なくして、生きてはいけんよ?
残されたお爺は可哀相な気がしないでもなかったが、彼には彼にふさわしい、同類な島の仲間がいる。
今までお爺の世界にいたナビィを、おおらかな自然の愛の中に返してやってもいいはず・・!【TV】

なまいきシャルロット
L'EFFRONTEE (85・仏=スイス)
(監・脚)クロード・ミレール
(主)シャルロット・ゲンズブール ベルナデット・ラフォン ジャン・クロード・ブリアリ
タイトルから、こ憎らしい少女の話かと思いきや・・同じ年の天才ピアニストに憧れを抱く、コンプレックスだらけの少女・・でした。
反抗的でも、とてもいじらしくて可愛かった。メイドや友達とのやり取りも面白い。【ビデオ】

涙女
哭泣的女人 (02・カナダ=仏=韓国)
(監)リュウ・ビンジェン (脚)リュウ・ビンジェン ダン・イエ
(主)リャオ・チン ウェイ・シンクン リ・ロンジュン ウェン・ジン チョウ・イフイ
先の事は考えず、何かあっても、ただひたすら毎日を一生懸命生きてると・・突然プツンと張り詰めていた気持ちが切れる事ってあるよね。
いい加減に見える主人公グイも、よくよく見ると、なんとかかんとか言いつつも、とっても一生懸命に日々生きていた様に思う。
元カレとついヨリを戻してしまったのも、いい加減だなぁ〜と思っていたけど、女1人でやっていく不安がどこかにあったんだろうね。
ウソでなく、心から泣ける・・事って大事だよね。一生に一度は(生まれた時以外;;)誰でもこんな時ってきっとあるよね・・。
それにしても、こんな商売、と言うかシキタリって一体何の意味があるんだろう?ウソ泣きで場を盛り上げて貰ったって故人は嬉しくないんじゃ?
この商売のキッカケとなったグイのウソ泣きは可笑しかった・・( ̄∇ ̄;) 後半、歌になってるやん・・そりゃスカウトされるわな。(笑)
ちょっとした表情の彼女が、松○聖子に似ていたのも、なんとも・・!_(T▽T)ノ彡☆ 【DVD】

ナミヤ雑貨店の奇蹟
 (17・日本)
 
(^^ 
(監)廣木隆一 (脚)斉藤ひろし (原作)東野圭吾
(主)山田涼介 西田敏行 村上虹郎 寛一郎 林遣都 尾野真千子 成海璃子 門脇麦 鈴木梨央 
   山下リオ 手塚とおる PANTA 根岸季衣 小林薫 萩原聖人 吉行和子
 
珍しく原作読んでて、割とイメージに近かったけど、雑貨店の前の広場だけは違ったかな。原作もそんな描写だったっけ?(^^;
エピソード其々、原作を思い出しながら見てたわ。
悩みを聞くのはその人の人生を一緒に背負ってしまう事だよね。二人で背負って少しでも軽くなれば何よりだけど。
一生懸命やった事がどこかで誰かの支えになれてたとしたら・・人生最大の幸せかも。  【Amazon】
  

南極日誌
ANTARCTIC JOURNAL (05・韓国)
(監・脚)イム・ピルソン (脚)ポン・ジュノ イ・ヘジュン
(主)ソン・ガンホ ユ・ジテ パク・スヒン キム・ギョンイク ユン・ジェムン チェ・ドクムン カン・ヘジョン
あぃや〜・・そりゃあね、私は恐いの好きですよ、どんなタイプでも結構それなりに楽しんで観てしまう・・けどね〜・・
これ、なんか、あちこち中途半端に方向間違っていませんか?単に
期待が大き過ぎただけ・・ではないと思う。
だって、ソン・ガンホですよ〜!で、アイカタにユ・ジテ。こんなイイ役者を2人もキャスティングしておきながら、こう言う料理法で来るとは・・。
ちょっと「ドリーム・キャッチャー」以来のトマドイだったわ。( ̄∇ ̄;)
ガンホはいいね。見ていてオモシロイ。ガンホの前ではジテがとても好青年でさ。今回はハンペンじゃなかったし〜。(爆)
で、私って、雪山とかそう言うの結構好きでさ、延々行進が続くのは全然タイクツもせず面白かったです・・って
「皇帝ペンギン」と混同してないですよ決して。自然シーンは良かったです。CGになると興ざめしたけどさ。( ̄∇ ̄;)
あ〜・・もしかしたら、ガンホだったから、途中アリャリャ?って思っても、ずっと惹きつけられて観ていられたのかな?
【と言う訳で、とっととネタバレあり!未見の方は気になっても読まないでね】
私が最もむむむ・・(ーー;)と来たのは、ビデオ越しに隊長に向かって伸びていたアレ!・・(⊃_⊂)・・!
そりゃずっとそう言う方面でせめてくれたなら、まだ受け入れられたよ・・でもさ、隊長の心理(葛藤)からの超現象・・にしても、
山の何か得体の知れない魔物がそうさせた・・にしても、このテーマでああ言う映像は何かチガウと思うんだけどなぁ〜。
あの隊長(ガンホ)の( ̄ー ̄)ニヤリ・・だけで、もう充分恐い!・・んだからさぁ・・
変な小細工なんていらないよ
そんな物よりも、もっともっと隊長のココロを探る手がかりになる心理面の謎を散りばめて欲しかったし、隊員達の彼への思い・・などを
知りたかった。お話(ちょっと「プレッジ」思い出した)は好みのタイプだっただけに残念。
それに、クライマックスはいいけど、ラストの隊長はなんだかなぁ〜・・ジテ君、困るよね・・あんな事言われても。( ̄∇ ̄;)
隊長、いっそ独りで皇帝ペンギンのお宅にでもホームステイすりゃ良かったのに・・!?
そうそう、日誌・・一たん盗まれた後、取り返すシーンありましたか?どうやって取り戻したんだろう?見落としたかな?(寝てません・笑) 【劇場】
 (09・日本)
(監・脚)沖田修一 (原作)西村淳
(主)堺雅人 生瀬勝久 きたろう 高良健吾 豊原功補 古舘寛治 小浜正寛 黒田大輔 西田尚美 小野花梨
   小出早織 宇梶剛士 嶋田久作
南極観測隊の調理担当として、実際にドームふじ基地での生活を経験した西村淳のエッセイ『面白南極料理人』の映画化。
ドームふじのみなさん・・
西村淳(調理担当=堺雅人)、本さん(雪氷学者=生瀬さん)、タイチョー(気象学者=きたろう)、兄やん(雪氷サポート=高良さん)、
ドクター(医療担当=豊原さん)、主任(車両担当=古舘さん)、平さん(大気学者=小浜さん)、盆(通信担当=黒田さん) ・・の8名。
 
マイナス57℃の地の単調な研究生活に、せめて食事だけは豊かに・・と、限られた食材を使いながら奮闘する西村さん。
決して自分から望んで来た訳ではないのに、こんな風に周囲に気遣いながら、日々に潤いを与えようと努力する姿にカンシン!
ちょっと主婦目線だと、悔しい様な、頭下がる様な感じもするけど(汗)堺雅人の柔らかい雰囲気で、キャラが全然嫌味に感じず良かったです。
ちょっとしたハプニングでも、「困った!楽しい!」って、子供の様にはしゃぐ隊員たちも微笑ましかったし、
ラーメンときたろうの固い結びつきにも感動!?・・と言うか、きたろう年々面白くなってきてるし〜(笑)
それに、西村さん、ホント愛情込めてお料理するんだもん〜えらいなあ。(とっくに悔しさなどなく、ひたすらカンシン)
でさ、それが逆の立場になった時のあの西村さん・・カニとか伊勢海老なんて、めっちゃ豪勢じゃん〜って思うけど、
あの唐揚げが・・やっぱり一番だったよね。
うんうん・・料理下手な妻でもいい、ブサイク極まりないオヤジな娘でもいい、
愛しい思いをしっかりと噛みしめて・・
こちらにも、そんな気持ちがひしひしと伝わって来たよ。
場内、始終クスクス笑いが絶えなかったけど、正直、私はそれほどツボにハマった笑いはなかったんだけど( ̄∇ ̄;
「ペンギンや可愛い動物はいないけど、○○○○○がいます」には思わず吹きだした〜。充分可愛かったし素敵でしたよ。 【ソラリアシネマ】

ナンバー23
THE NUMBER 23 (07・米)
 
(監)ジョエル・シューマカー (脚)ファーンリー・フィリップス
(主)ジム・キャリー ヴァージニア・マドセン ローガン・ラーマン ダニー・ヒューストン リン・コリンズ ローナ・ミトラ ミシェル・アーサー
ふと手にしたミステリー小説の内容が自分の事ではないかと気にするウォルター。そしてその中の数字「23」の謎に取りつかれ・・
小説の中の世界も、現実の世界も、隔たりや時間を感じさせない異空間の様。
重くざらついた映像はとっても好みでした。
「23」に執着する彼・・へ〜そうなんだ〜って思える程度から、急速に、ヤバくないかコイツ?状態に。
でも、そんな、どんどん関わりたくない状態;;になっても、放り出す事なく受け止めていた某の頑張りが心に残った。
と言っても、それがわかる迄は、結構、私も色々疑ってたけどね。
考えてみれば、ウォルターが行動する所とか、もう、彼の目線でしか世界が動いてなかったな。
時間を遡った世界だけがやけに明るく眩しかったのも印象的。
・・これ、巷の評判最悪だったので、どこまでヒドいのか気になって見たけど(笑)
そんな集中攻撃する程ヒドくもなかった様な。誠実であろうとするのが感じられる物語だったので
あんなオチでも全然殺意もわかず(笑)思ってたよりも興味深く見られました。
映像が好みだったのが一番大きかったかな。
おちゃらけてない地味で暗いキャリーとか、絶対ウラがあるぞ的なヒューストンとか、
肝っ玉聖母の如くなマドセンとか、俳優陣も其々に良かったです。
「23」については、殆どこじつけでしかない(笑)けど、鑑賞後につい、身の回りの「23」を探してしまい・・・・・
その瞬間、本作は勝利した・・! ・・気がした。( ̄∇ ̄;  【BS】


    

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