kaa-kaho
ガーゴイル
TROUBLE EVERY DAY (01・仏=日)
(監・脚)クレール・ドゥニ (脚)ジャン・ポール・ファルジョー
(主)ヴィンセント・ギャロ ベアトリス・ダル トリシア・ヴェッセイ アレックス・デスカス
えっと、かなりです・・エグいです・・R−15程度でいいのかなぁ?と余計な心配してしまった。
愛情と欲望を真っ二つに分けたらこうなってしまうのか、欲望の終着点は地獄?
しかし置いてけぼりの愛の行先も地獄なら共に落ちて行った方がいい様な。
かなり狂気を押し出していて迫力はあるが、その分登場人物の心理描写が稀薄だったのが残念。(と言うか展開がややかったるい)
しかしギャロとダルと言う強烈な個性の共演は、ファンなら必見!(ふたりだけのシーンをもっと作って欲しかった。)
超個性的なこのふたりをもってすれば、血さえファッショナブルな衣装と化す・・!?
こう言う世界は嫌いじゃないので(笑)雰囲気さえ楽しめればヨシとしていいのかな。
視覚的には(ダルが上着を広げたシーン等)好きな所は多かったな。
フツーに人を愛せる(と本人は思ってるであろう)人間だって、訳分らず相手を傷つけまくってる事もあるはず。
人間なんて所詮ガーゴイルなのよ・・?【シネテリエ天神】

カーサ・エスペランサ〜赤ちゃんたちの家
CASA DE LOS BABYS (03・米=メキシコ)
(監・脚)ジョン・セイルズ
(主)マーシャ・ゲイ・ハーデン ダリル・ハンナ マギー・ギレンホール リリ・テイラー スーザン・リンチ メアリー・スティーンバーゲン
   リタ・モレノ ヴァネッサ・マルティネス
子供を欲しがる女性達&産んでも手放さざるを得ない女性達・・のみならず、その背景が網の目の様に入り組み、
理屈ではない心情や簡単にはいかない社会の現実を様々な面から考えさせられる。
赤ちゃんの屈託ない可愛らしさに癒される疲れた女性達が、では、彼らに対して出来る事は何だろう?
求めて授かった赤ちゃんに、これから先は自分の救いや満足だけを求める事は許されない。
アイリーン(S・リンチ)がメイドに(&自分に言い聞かせる様に)子供との夢を語る場面は印象的だった。
・・何の資格も審査もなく授かった自分の子供達に、では、自分も彼らに何が出来るだろう?
登場人物一人々々が、本当にイマ居るかの様な錯覚に陥いる程、女優達の演技は素晴らしかった。
が、だからなのか、ラストがえらく中途半端に感じてしまった。え?もう終わり?あれっ?( ̄∇ ̄;)
いや、もしかしたら又作品の最初から始まるのかもしれないね。・・誕生の繰り返しがある限り。
当たり前だけど、赤ちゃんを貰ったからメデタシ・・では済まないもんね。
親を知らない子供達にも、遠くで想ってくれてる人がきっといるよ・・って・・信じたい。【KBCシネマ】

ガーデン
ZAHRADA (95・スロヴァキア=仏)
(監・脚)マルティン・シュリーク (脚)オンドゥレイ・スライ (音楽)ウラジミール・ゴダール
(主)ロマン・ルクナール マリアン・ラブダ スザナ・スラヨヴァー
ダメ男のヤクブは、父にアイソをつかされ、祖父が残した廃墟同然の田舎の屋敷に移り住むが、そこで不思議な少女と出会う・・。
林檎を沢山落として収穫するシーンや、ラストシーンなど、シュールな映像が印象的。
屋敷の庭や、聖母の様な少女など、父子が迷い込んだのは癒しの空間だったのかな・・。【DVD】

ガーデン
GARDEN OF EVIL (99・米)
(監)エド・ジェームズ・ヒコックス
(主)マルコム・マクダウェル アンジー・エヴァー・ハート オリヴィア・ハッセー
ドラマの「ガーデン」と間違って借りてきた・・ゞ( ̄∇ ̄;) もしや花の栄養に若い女性を使ってる?って内容はさほど新鮮でもないし、
花屋が犯人じゃないかも?って思わせるだけで結末も在り来たり。CGの花の悪夢も何だかなぁ・・;;でも、主人公は割合良かったし、
マルコムの、紳士か?悪魔か?な雰囲気もピッタシ。それにオリヴィアが出てて驚いた。あんまり関係ない叔母役だったけど。 【DVD】

ガープの世界
THE WORLD ACCORDING TO GARP (82・米)
(監・製作)ジョージ・ロイ・ヒル (脚)スティーヴ・テシック (原)ジョン・アーヴィング
(主)ロビン・ウィリアムズ グレン・クローズ メアリー・ベス・ハート ジョン・リスゴー アマンダ・プラマー
ジョン・アーヴィングの自伝的物語・・なんだけど、ガープの母の生き様のが強烈!で、彼自身の生活は至って普通っぽく、彼の周囲の状況
(特に夫婦・子供関係)にはさほどな魅力は感じなかった。面白いのは、やっぱり母との絡みの部分で、女性の駆け込み寺(自宅だけど)や
売春婦とのやり取り、そしてガープへ彼の出生の秘密をサラリと知らせてしまうあたりなどは良かったです。
あんな時代にあんな生き様を見せてくれた母は、まさしく女性の救世主、ネオ、だったのでしょうね?って、何の映画じゃ?!( ̄∇ ̄;)
でも、彼女にも誰にも見せない隠した女心があったんじゃないかな、とも勝手に想像。
この母役のグレン・クローズ、これがスクリーン・デビューだったとは驚きました。てっきり「白と黒のナイフ」あたりかと・・。
女性の心を持つジョン・リスゴーもとても良かったです。「肉欲のかたまり」(←クローズがこの言い方を繰り返すのはオカシかった)な男を越えちゃった
存在が物語に幅を持たせてました。ちょっとだけのアマンダも見逃さなかったわ。(笑)
まあ何はともあれ、この作品を一言で表すと「噛み切れ!人生、食いちぎれー!」かな。これじゃ「ガブリの世界」?***ギャグ・・(( ̄_| 【DVD】

ガール・イン・ザ・ボックス
GIRL IN THE BOX (16・米)
 
(監・脚)スティーヴン・ケンプ
(主)アディソン・ティムリン ゼイン・ホルツ ゼルダ・ウィリアムズ ブリタニー・アレン マット・クック
 
TVムービーだったけど、一応見たし、ちょこっと感想書いとく〜。
実話ベースとの事。
6年?以上、奴隷として監禁されてたとか・・恐い。 箱に監禁されてる時の心情が悲惨で・・本当にこう言うの恐い。
ヒッチハイクとか、しかもあんな辺鄙な場所でとか、信じられないけどもね、そう言うのがハヤリの時代だったし。(日本でもそんな覚えがある)
しかし、家に帰してもらった時の家族の反応、軽過ぎん?(^^; 普通もっと驚いたり泣き出したり言葉がなかったりしそうな気がするが。
夫を愛する妻ジャニスは複雑だったろうな。夫のひどい性癖に付き合わされた被害者であり、付き合った加害者でもあり。
最後、二人に逃げられたキャメロンが号泣してたけど、あれは、おもちゃを取り上げられた子供なだけだろね。極刑で。  【Amazon】

ガール・イン・ザ・ミラー
LOOK AWAY (18・加)
 
 
(監・脚)アサフ・バーンスタイン
(主)インディア・アイズリー ミラ・ソルヴィノ ハリソン・ギルバートソン ペネロープ・ミッチェル ジョン・C・マクドナルド ジェイソン・アイザックス
 
父親には出来損ない扱いされ、学校では陰湿ないじめを受けていたマリアはいつも劣等感に苛まれていた。
そんなある日、ふとした事から自分が元々は双子だった事を知り・・

ビデオスルー作品かと思ったら、カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019 と言う映画祭で上映されたらしい。
何ですかそれは?初めて聞きましたよ?これも都会限定の怪しげ・・もとい、素敵な映画祭ですかね?いいな〜都会。
それはともかく!
劣等感のかたまりのヒロインだけど、他の女の子よりよっぽど可愛いんだけど。
変なコンプレックスに縛られたのは父親のせいなんだろうね。
加えて、整形してやるから有難く思え的なプレゼントて彼女じゃなくても傷つくわ。
アイラムの性格はマリアとは正反対。名前からしてMariaの逆と言う事で、
やっぱり生まれなかった双子と言うより彼女自身かな?双子でなくても誰にでも真逆なモノや黒い部分はあるだろうし。
でも、最後の母親との3ショット・・母親にとってはどんな性格の娘であっても抱きしめたい愛しい我が子だよね。
友達にフィギュアスケートを教わるのなんでかと思ったら、スケート必須のプロムの為だったのね。寒い所の高校ではよくある形式なのかな?
屋外でスケートでお互いマウント取りながら、追っかけっこになって・・の所は、スピードもあってヒヤヒヤして一番印象的だった。
事故により結果的に報復出来る流れは良かったし、父親にも思いっきり・・はまぁ仕方ないし(汗)
だけど、彼氏を部屋に呼んで・・の辺りは、ただのビッチ犯罪っぽかったし結果としても不本意よね。
後で知ったけど、主演女優はオリビア・ハッセーの娘だって。初めて見たかも。(父親は布施明ではないらしい)
見ようによっては趣里ちゃんっぽくて、何か謎めいた雰囲気もあるし、他の作品でもまた見られたらいいな。   【Amazon】
 

ガール・オン・ザ・トレイン
THE GIRL ON THE TRAIN (16・米)
 
 
(監)テイト・テイラー (脚)エリン・クレシダ・ウィルソン (原作)ポーラ・ホーキンズ
(主)エミリー・ブラント レベッカ・ファーガソン ヘイリー・ベネット ジャスティン・セロー 
   ルーク・エヴァンス アリソン・ジャネイ エドガー・ラミレス リサ・クドロー
 
離婚による心の傷が癒えずアルコールが手放せなくなってしまったレイチェル。
唯一の慰めは通勤電車から見える一軒の幸せそうな夫婦の姿だった。だがある日、いつもの車窓からその妻の不倫現場を目撃してしまい・・

最近お気に入りのブラント主演のサスペンス・・と言うので鑑賞。
一応主人公はブラントだけど、同時に近隣の2人の女性も描かれていて、
それぞれに良かったけど、中でもお隣のメガン役のヘイリー・ベネットが一番印象に残った。
レイチェル(ブラント)が彼女達の事を「理想の夫婦」って言ってた時には、
「理想の夫婦」の妻にしてはセクシー過ぎやろ絶対この人アレコレあるやろ(笑)
アメリカ人女性って、アレコレありそうでもこんな女性に素敵さ感じるのかな?
・・とか内心思ってたし、実際アレコレあるメガンだったけど( ̄∇ ̄;
そんな、もしアレコレある女性であっても本心はとてもピュアだったり、良心を失ってもないのよ・・解って・・
・・と言うのが彼女によってヒシヒシと感じられたし、メガン自体も見た目もビッチさと純朴さの両方が見え隠れしててとても魅力的だった。
メガンだけじゃなく、みんなアレコレあるダメダメな女性達なんだけど、
(レイチェル=アルコール依存で離婚? アナ=不倫の末略奪結婚? メガン=誘惑魔?)
もっとダメダメと言うか犯罪レベルなのが実は(ネタバレ厳禁ね;;)と言う内容も面白かった。
結婚や家庭を持つ事に関しての一般的な女性の立場ってモンには同じ様に思い当たる事があったり、
彼女らが色々とダメダメでもやっぱり同じ女性として理解出来たり共感出来る所は多かった。
レイチェルの異常な未練にはちょっと恐さ感じたけど(と言うかあの通りがかりの男の内心も気になる・・笑)
まあ、過去にしがみついてても現在がバラ色になる訳でもないしね、前向きに進むしかないよね;;
電車の座席だって進行方向向いてる方が気持ちいいしね。ヾ( ̄∇ ̄;     【TOHOシネマズ】
 

ガールファイト
GIRLFIGHT (00・米)
(監・脚)カリン・クサマ
(主)ミシェル・ロドリゲス サンティアゴ・ダグラス ジェイミー・ティレリ ポール・カルデロン
男は自分を超えようとする女を愛せるのか?
【以下ネタバレ!早いなぁ・・】
主人公は彼氏と試合をするハメになり、勝ってしまいます。女性から見たら、彼女が「愛してるなら本気で闘って」と言い放つ気持ちがとてもよくわかります。
でも、男性はどうなんだろう?自分が命を賭けてる事を、自分の彼女が超えてしまう・・自分のプライドはズタズタになる・・それでも彼女を愛していける?
昔観た『コンペティション』も、そんな映画でした。こちらはピアノだけど、彼女に負けた彼は、いったんは彼女から去ります。でも、後に何気なく登場。(笑)
あれ?負けを認めた上で、新たに付き合って行くのかな?って思わせるラストでした。
「ガールファイト」でも、そんな感じだし、もちろん彼は彼女を追い越す様に頑張って行くんだろうけど、気持ち的にはどうなんだろうなー?と。
あ、ラブシーンがとっても可愛いよぉ♪(いきなり・笑)【DVD】

ガーンジー島の読書会の秘密
THE GUERNSEY LITERARY AND POTATO PEEL PIE SOCIETY (18・仏=英)
 
 
(監)マイク・ニューウェル (脚)ドン・ルース ケヴィン・フッド トーマス・ベズーチャ
(主)リリー・ジェームズ ミキール・ハースマン グレン・パウエル ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ 
   キャサリン・パーキンソン マシュー・グード トム・コートネイ ペネロープ・ウィルトン
 
46年のロンドン。ガーンジー島読書会のメンバーと名乗る人物から手紙を受け取った作家のジュリエット。
彼女はその読書会の取材を思い立ちさっそく島を訪れるが・・

ガーンジー島なんて全然知らなかったんだけど、大戦中に英国で唯一ドイツに占領されていた島との事。地図で見るとフランスに近いのね。
戦時中の話と言うのも知らなかったので、冒頭の不穏さが意外だったけど、そこでとっさに作り上げたのがその読書会だったと言う・・
で、会の名前がポテトピール・パイって・・ そのネーミング・センスにすぐ惹かれたりして。(笑)
(あ、原題にはちゃんとその名前入ってるのね!今気づいた)
文学に関してもてんで知らない事だらけだけど、アン・ブロンテはギリかな。( ̄∇ ̄;
これって文学得意な方からしたらやっぱりツボなチョイス?確かにエミリーとシャーロットは超有名だけど、この時代もそんな感じ?
時代と言えば、ジュリエットって女性としての最先端を行ってるみたいだったな。
仕事は勿論(男性なりすまし?笑)恋愛でも、束縛のシートベルトなんかはずして自分から飛んでくわ!・・みたいな。
逆プロポーズもだし、女性が意思をもって生きる、そう言う時代の幕開けでもあったのかな?
それにしてもやはり戦争は悲惨でたまらんね。 大切な人を奪われ失う・・やり場のない怒りや悲しみはどうすれば・・。
そこに居ない大切な人・・について、ずっと憶えておきたい・・綴りたい・・語りたい・・とか、色んな想いがあったかもと思うと、
ジュリエットが島に来た事は運命みたいでもあった。
同じ趣味〜読書で共有〜分かち合う時間〜人生・・。
そう言うのって素敵って思うし、本って、時代は変わってもずっと(国だって違っても)
人々の心を繋ぎ、励まし、癒してくれるものなんだろうな? だったらもっと読書しなさい、って言われそうだけど。( ̄∇ ̄;
エンドロールの読書会、キットちゃんがちゃんと読んでる所で終わってて微笑ましかった。
何の本なのか自分にはわからなかったのが惜し・・いや完全に残念過ぎるやろ自分・・(T▽T)
(追記:瞳さんによるとウルフの「灯台へ」だそう。ハハーッ)
主演のリリーは結構好きな女優さんで、今回も溌剌とした自然体で好感が持てたわ。
婚約者はその立ち位置以前に、一目で「あ、こりゃ別れる系ね」と判ってしまう風貌だったけど(笑)まぁそこそこちゃんとした人ではあったね。
あと、読書会も島の様子もいい感じだったので、どちらももっと見たかったな。    【Amazon】
 

カイジ 人生逆転ゲーム
 (09・日本)
 
(監)佐藤東弥 (脚)大森美香 (原作)福本伸行
(主)藤原竜也 香川照之 山本太郎 光石研 松山ケンイチ 松尾スズキ 天海祐希 佐藤慶
 
原作は知りませんが;;うーん・・思っていたよりも面白くなかったかな〜。
クライマックスも絶対的でない二番煎じな方法(あえて伏線とは言わない)で気が抜けた。 【TV】
***-----***-----
TVで二回見たはず・・と思ったら、一度目はちょっとだけ書いてた↑。
一番に思い出されるのは綱渡りシーン。全くクリア出来る気がしない。(爆) 逆に言えば、他のゲームがなんか地味で印象薄い。
連続TVドラマでこんな感じのあったけど(タイトルなんだっけ?ジャニーズか何かの若手が主演だった)
そちらの方が頭脳を使うのもあって面白かったけどな。 あと印象的だったのが、藤原竜也がめっちゃおいしそうにビール飲むシーン。
ファンならココ(彼の嬉しそうな顔!)だけで見る価値あるかも?(笑) そう言えば、山本太郎にはイラッとしたなあ。(-_-)  【TV】
  

カイジ2〜人生奪回ゲーム〜
 (11・日本)
 
 
(監)佐藤東弥 (脚)山崎淳也 大口幸子 (脚・原作)福本伸行
(主)藤原竜也 伊勢谷友介 吉高由里子 生瀬勝久 香川照之 松尾スズキ 柿澤勇人 光石研 嶋田久作 宇梶剛士 
 
パチンコって色々とヤシ(ずる)出来そうだよね〜? あんなマシーン、インチキ設計に決まっとるやん!(笑)
・・と思いつつも、それへの対抗策がまさか建物ごと(おっとネタバレ禁止ね)だとは想像しなかったわ。
吉高ちゃんもいい娘なのか裏切者なのか・・で意外なキーパーソンだったね。
伊勢谷の横柄さには笑ったし、ちいせぇ男の山本太郎には今回もイラッ。(通常になりつつある笑)   【TV】
 

怪談新耳袋・劇場版
 (04・日本)
『夜警の報告書』(監)吉田秋生 (主)竹中直人 林泰文 嶋大輔    『残煙』(監)鈴木浩介 (主)坂井真紀 坂上香織 佐藤康恵
『手袋』(監)佐々木浩久 (主)高岡早紀 大沢樹生   『重いッ!』(監)鈴木浩文 (主)井上晴美 北村一輝
『姿見』(監)三宅隆太 (主)上条誠 内野謙太    『視線』(監)豊島圭介 (主)堀北真希
『約束』(監)雨宮慶太 (主)曽根英樹 小野寺昭    『ヒサオ』(監)平野俊一 (主)烏丸せつこ
何やら怪異蒐集家の木原浩勝&中山市朗と言う方が日本全国から集めた怪談の原作を基にしたTVシリーズの2004年劇場公開版・・らしい。
てっきり稲川淳二が関わってるのかと思ってましたが違ったのね?(笑)全8話。
1『夜警の報告書』・・深夜のビルで夜警達が見た物は??
   ”幽霊?錯覚ですよ〜気にしない気にしない〜”って言う切り口がイイ(笑)面白かったです。
2『残煙』・・煙草の煙の様に消えていくOL達・・
   ・・で?何だったの?暗いので誰が誰だったのかすらわからん!(爆)
3『手袋』・・夜な夜な私の首をしめる白い手・・
   そっか・・と解ってしまえば何てこともない。いや、やはり幽霊よりも○が一番恐いのか。(笑)
4『重いッ!』・・何かの重みで目覚めた私は・・
   タイトルが恐い!でも、乗っかってるのがイケメンなら嬉しい悲鳴をあげるご婦人もいらっしゃるのでは??
   やはり画面が暗過ぎて、イマイチよくわからんかったけれど。

5『姿見』・・高校卒業を控えた二人は、記念に体育館倉庫の禁断の姿見を見ようとするが・・
   キャーーーーーーッ!!!!!恐いっ〜〜〜〜!!(TT▽TT)ダァー
   このテはダメなんだってば〜〜〜!もう見たくない〜〜っ!!(TT▽TT)ダァー
6『視線』・・何かが映っていたビデオを文化祭で公開する事になった私は・・
   オーソドックスな展開。自分にはちと物足りなかったな。何しろ、一個前の話でビビりまくってしまいましたから!!(^^;
7『約束』・・叔父のマンションの留守を頼まれた私に、彼は1つだけ約束を言い渡す・・
   カズノリさん!!・・が忘れられないよ〜。
   娘曰く「私、カズノリって名前じゃなくて良かった!」・・って、あんた女やん! 面白かったです。(笑)
8『ヒサオ』・・イジメにあった息子に話しかける母親・・
   ネタはわかってるものの、悲しくて涙・・またもホラーで泣く女!・・それにしても、烏丸せつこってすっごい久々。
『夜警の報告書』『姿見』『約束』『ヒサオ』が好みでした。
興味のある方はどうぞ。特に『姿見』はオススメ・・私は二度と見ませんが!_(T▽T)ノ彡☆ 【DVD】

害虫
(監)塩田明彦
(主)宮崎あおい 沢木哲 蒼井優 りょう 田辺誠一 石川浩司
観終った後、随分色々な事を考えてしまった・・・
サチ子は心を開いていない?いや、開きかける時もある。でもうまくいかない。迷路の様な工事現場?をウロウロしたり隔離されたベタを静かに眺める。
どうせ人は自分のことで手一杯だしね、そんな人に心開いて何になる?自分は自分。何が起ころうとたいした事じゃない・・・いや、
そう彼女が思ったかどうかは分からない。でもそう思う事で平静を保ち、生きていってる様な気がした。
唯一の支えであっただろう先生をも卒業?して、走り出したラストは苦しい。見た目にはたくましく写るかもしれないが、
ちょっとずつズレていってる見えない日々が、彼女の人生をアリ地獄の様に呑み込んで行くかも知れない。
救いはあるのか?いや、彼女は救いを求めているのか?ただ自分で決めた道を行くだけ、と言うかも知れない。
人生はまだまだ続く・・いつか彼女にも大声をあげて泣ける日が来たらいい・・と、ふと思った。【シネ・リーブル博多駅】

怪物はささやく
A MONSTER CALLS (16・米=スペイン)
 
 
(監)J・A・バヨナ (脚・原作・製作総指揮)パトリック・ネス
(主)ルイス・マクドゥーガル シガーニー・ウィーヴァー フェリシティ・ジョーンズ トビー・ケベル ジェニファー・リム ジェラルディン・チャップリン
(声)リーアム・ニーソン
 
不治の病で余命わずかな母親と二人で暮らす少年コナーは毎夜悪夢にうなされていた。そんなある夜、突然恐ろしい大木の怪物が現れ・・
予告編で面白そうだったのと「永遠のこどもたち」のバヨナ監督と言うので観て来ました。
いわゆる良い子とそうじゃない子との狭間・・そんな、少年期のほんの一時期ってのは大好物。
怪物の話もその感覚に沿ったストーリーで、最初、話のオチ(と言うか見方の違い)には
え、そう言う方向に持っていっていいの?ってちょっと戸惑ったけど、そこで私のイケズ魂にも火がついて、面白く聞き入りました。(笑)
物事を一方だけで捉えるのはキケンだし、何でも多面的であることを理解して受け入れ、それをどう処理していくのか、
その理解力と処理能力って生きていく上でとても大事な事だよね。
怪物が実は何なのかは言わずもがな・・と思うと (しかし写真での父親はニーソンに見えたわ・・気のせい?)
まだほんの少年であるコナーがどれだけの不安を抱えていたのか、不憫でたまらなくなった。
色々強がったり大人びた態度をとっても、そもそもあんな怪物が出て来てしまっちゃあねぇ・・
なんかもう母性本能くすぐられちゃって。どんなに荒れても君の素晴らしさは解ってるよ、母は愛してるよ!(何者)
そんな少年の葛藤物語は好みだったんだけど、それ以外のこの世界の広がりがあまり感じられず全体的にも印象が薄かったのは残念。
シガニーが祖母として出てた。もうそんな歳なのか〜。 5番目の話は、おばあちゃんがエイリアンをやっつけるお話ですか?(笑)
ついでに、キーとなる数字が1207。12月7日生まれのリアル少年ジャンプを知ってますが6番目の話で出ますか?Σ\( ̄ー ̄;  【KBCシネマ】
 

回路
(監)黒沢清
(主)加藤晴彦 小雪
(~ ~;)ウーン・・言いたい事が分かる様なワカランような・・ワカランのか・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
何にしても、私は恐いのが見たかった・・恐いの見せてくれぇー!加藤君、小雪ちゃまを呼び捨て・・あ〜た、馴れ馴れしいわよ。(笑)【ビデオ】

カイロの紫のバラ
THE PURPLE ROSE OF CAIRO (85・米)
(監)ウディ・アレン
(主)ミア・ファロー ジェフ・ダニエルズ ダニー・アイエロ エド・ハーマン ダイアン・ウィースト
昔一度見たことあるんだけど、カレがスクリーンから出てきて話し掛ける所以外、殆ど覚えてなくて再見。
なんでかなぁ?と思ってたけど・・これ、かなりシビア・・でしたね。夢見る夢子さん(←昔の私・笑)は、無意識に忘れようとしたのかな?;;
でも、ロマンチックなだけでない現実だと分かっていながら、そちらの人間を選んだ主人公は、きっとこれからはもっと逞しく生きて行くに違いない・・
な〜んて、ちょっとした希望も感じたラストでした。
映像や音楽・・雰囲気がとても良かったです。私の様なあまのじゃくでも、有り得ない事と分かっているのに、すんなりその世界に入れました。(笑)
アレンってやっぱり面白いね。辛口のお酒みたいな映画でした〜。
あ、「シザー・ハンズ」のエイボン・レディの女優さん(ダイアン・ウィースト)が出てた。なんか落ち着く女優さん。【ビデオ】

カウチ・イン・ニューヨーク
A COUCH IN NEW YORK (96・仏=ベルギー=独)
(監・脚)シャンタル・アケルマン (脚)ジャン・ルイ・ブノワ
(主)ジュリエット・ビノシュ ウィリアム・ハート ステファニー・バルト バーバラ・ギャリック
NYの精神分析医ヘンリーは、プライベートでもまとわりつく患者に嫌気がさし、新聞に期間限定でパリとのアパート交換希望広告を出す。
それにのったダンサーのベアトリス・・2人はお互いの顔を知らないままアパートを交換する・・。

軽やかなラブコメ。
ヘンリーのアパートが豪邸!(アパートじゃないね、これ)なのに対して、ベアトリスのアパートがオンボロなのが笑える。
でも、どこか整いすぎて冷たいヘンリーの部屋よりも、ボロでも生き生きした生活感溢れたベアトリスの部屋の方が「住みたいっ」って思ってしまう。
それはそのまんま2人の性格・・やっぱり部屋って人を現しちゃうのねぇ?片付けしないと;;
特に好きと言う訳でもないビノシュなんだけど、この作品ではほんわか優しくて、英語が一生懸命な感じして可愛いかったです。
特に、恋した事を自覚するシーン・・しょ〜もない恋愛映画にも感動してしまう乙女心がとっても可愛い♪もう私が無くした感覚かも。(汗)
セラピーでなくても、人の話を聞いてあげられる人ってステキだと思うけど、もし吐き出す場所がないならすごく可哀想・・。
自分の事しか話さないクレイジーな人のが多い世の中、本当はマトモな人であればあるほどセラピーが必要かもしれない、とつくづく思う。
まあ、2人の心の奥に潜む意識をあまり深く追究してないのは、ラブコメだからいいんだけど(追究し過ぎると暗くなるからこんな話はナシね・笑)
クライマックスはなんとなく間延びしてあっけない感じだった。
ワンちゃんが「おいおーい!僕を忘れたら困りまんがな〜そっちに連れてっておくんなまし〜」って、
フキダシ付きのセリフで言ってる様に感じた。(笑)このワンちゃん、可愛いかったな〜。 【ビデオ】

ガウディアフタヌーン
GAUDI AFTERNOON (00・米=スペイン)
(監・製作総指揮)スーザン・シーデルマン (脚)ジェームズ・マイヤー (原)バーバラ・ウィルソン
(主)ジュディ・デイヴィス マーシャ・ゲイ・ハーデン リリ・テイラー ジュリエット・ルイス
一体どんな事が起きるのだろう?と、興味津々になる出だしだったけど、案外フツーな内容でした。^_^;
しかも、内輪でごちゃごちゃモメてるだけなので、ちと退屈。^_^;女の子がカサンドラに「あなたみたいになりたい」と話すシーンも良いけど、そこに至る迄に
あまり重みがないので、説得力にも欠け、ちと残念。でも、親子に限らず、誰か大切にしたいと思える人がいると、心の泉も満たされるのかな・・言葉の
泉も溢れて来るのかな。 スペイン・・前から一度は訪れて(住んで)みたいと思ってたけど、益々その個性的で鮮やかな街並みに魅せられてしまいました。
そして、その風景にも劣らない個性溢れるキャスト!個性的過ぎてまとまりはなかったけど。(゜O゜)\(--;
主人公のカサンドラ・・優しくなくてブサイクで好奇心だけは強そうで・・自分かと思ったよ。(爆)
厚化粧のマーシャ・ゲイ・ハーデンは、マイケル・ジャクソンみたいだった。( ̄∇ ̄;) 【ビデオ】

顔のない眼
LES YEUX SANS VISAGE (59・仏=伊)
(監)ジョルジュ・フランジュ (脚)ピエール・ボワロー トマ・ナルスジャック (原作)ジャン・ルドン
(主)ピエール・フラッスール アリダ・ヴァリ エディット・スコブ
顔に火傷を負った娘の為に、若い女性を誘拐して皮膚移植を試みる外科医の父親・・。
皮膚はがしのシーンが面白い;;まるで楳図漫画みたい。( ̄∇ ̄;)
顔にしるしつけてねぇ・・メス入れて、カンシでぐいぐいっ・・と・・ゞ( ̄∇ ̄;)
前科美女を威してオトリにする警察はどうかと思うし(爆)お話自体はよくある感じだけど、
独特の閉鎖感&浮遊感漂ってて、ラストはファンタジーみたいだった。
火傷した娘がかぶってる仮面・・これ多分、八代○紀級の(笑)分厚いメイクで仮面っぽくしてるみたいなんだけど
自分が子供の時代に、デパートにズラズラと並んでいたマネキン人形の顔そっくりでね、懐かしい異様さを感じたよ。
マネキンってちょっと怖いイメージあるし。
わが娘可愛さに眼がくらむ父親・・でもそれって結局自分可愛さに繋がってる印象も。【ビデオ】

輝ける青春
LA MEGLIO GIOVENTU (03・伊)
(監)マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ (脚)サンドロ・ペトラリア ステファノ・ルッリ
(主)ルイジ・ロ・カーショ アレッシオ・ボーニ ジャスミン・トリンカ マヤ・サンサ アンドレア・ティドーナ アドリアーナ・アスティ ソニア・ベルガマスコ
イタリアの1家族の世代を追った物語だと聞いていたので、最初は弟視点で語られるのかと思っていたら兄ニコラの方がメインでしたね。
でも、終わってみると、きっと添え物程度だろうと予測してた妻達・・女性達もしっかり描かれていて、彼女達のが心に残ってしまいました。
特に好きだったのがジョルジア・・彼女に関するエピソードが途中なくなってしまったので心配してたけど、ちゃんと後で出てきてホッとしたわ。
ジュリアの髪の色が、金髪から黒、最後はグレーになったのも気になった。元々黒かったの?とか(笑)いや、単に白髪が混じったのに加えて、
「弟には白と黒しかなかった」って言ってたニコラの言葉が、彼女の髪の色と重なってしまってね。グレーな世の中をお互いうまく理解出来てやっと
ハッピーエンドを迎えられそうな感じもして。弟の写真と同じポーズをするニコラとか、「こだわりすぎると憎むようになる」等のセリフなど、
心に残る所は色々あったけど、一番涙を誘われたのは、母とニコラが一緒に船に乗っているシーン・・いつの間にか母視点で見ていたのかしら・・。
兄弟っていいね・・兄弟が兄弟でいられる間は、ずっと青春も続いているみたいな気もする。お互いの中でずっと。
唯一のギモン・・写真家のカノジョ、あれからずっと恋人もナシで暮らしてたの?あんなに美人な押せ押せギャルだったのに?_(T▽T)ノ彡☆【DVD】

鍵泥棒のメソッド
 (12・日本)
(監・脚)内田けんじ
(主)堺雅人 香川照之 広末涼子 荒川良々 森口瑤子 小野山サユリ 木野花 小野武彦
人生どん詰まりの売れない役者・桜井は、たまたま出かけた銭湯で
羽振りのよい男の転倒現場に居合わせ、とっさにロッカーの鍵をすり替えてしまう。

むふふ〜・・と、不気味な笑みをついこぼしてしまいそうになるくらい面白かった!( ̄m ̄〃 
いやぁ・・内田監督、いいね! 最初から最後まで、ホントに、何度ププッ・・と笑わされた事か。
前回の作品は、さほど面白いとまでは思わなかっただけに;;今回はその分も込みで?嬉しくて次回もまた観るぞ〜!って思ったよ。
とにかく、あちこちに散らされてた物語の伏線が、お掃除したみたいにキレ〜イに回収されたのがとても気持ちが良かったし、
(あ、コンドウのお掃除〜お片付け〜几帳面さも素晴らしかったね・笑)彼等のこの先も見てみたいな、って思える余韻もあって。
こんな風に感じられたのは、物語もだけど、キャラの”人柄の良さ”もあるんだろうな。
もう、みんなステキなのよ、イイカゲンなヤツでも犯罪すれすれなヤツでも頑ななヤツでも、どこかステキで可愛い。
脇の人達、香苗の両親とかもさり気なく・・あのヨシヨシでさえ・・ス・テ・キ!(ほんまかいな)
あ、奥さんはちょっとアレだったけど・・(^^;それもご愛嬌。と言うか、彼女にもプチ共感が無きにしも非ず?!(爆)
・・で、終わってみれば、しっかりラブ・ストーリーだった!それもピュアッピュアな!
いやぁ・・こんなん見せられると・・私だって胸キュン再び!いいわよね?!・・とか思っちゃいそうよ。( ̄∇ ̄;え
それはともかく;; 私、車の****の中がずっと気になっててね〜・・だって、臭いは?とか思うじゃん?
でもそれは後でちゃんと判ったし、またそれとは違う臭いで状況変化、なんて所でも、作り手の作品への思い入れが感じられたわ。
それと、最初のコンドウのレインコートにしても、返り血が滴ってあちこち血痕つけるからダメなんじゃ?こう言う時は、
表面は吸水性があって裏面にビニール貼ったコートにした方がいいよ〜とか大きなお世話的に思ったりもしたけど、
それも後で、いらん心配だったとわかったし(笑)奥さんの家に2つあった***も何だか場違いな感じで、絶対コレ怪しい!
・・って思ってたけど、まさかもっと広い範囲で・・とまでは全然気がまわらなかったし(トホホ)ああ、だからあの職業なんだ〜って納得。
最初から、まんま見える所だけ見てて、見えない所には殆ど気づかずに翻弄されてたんだな〜と思うと・・・・・快感。(←M化)
桜井の元カノが写真をあんな所から・・とか、香苗が却下した男性の写真は・・とか
淡々とした中にヒョイと本音が出ちゃう所はツボだった〜。他にも色々あるけど。(≧∇≦)
あ、そう言えば、演劇の舞台の面々、もしやこのノリは?と思ったら、やっぱりヨーロッパ企画だったのね?
なによ〜こんなのもツボじゃないの〜(笑)単独でムロさんも居たなぁ(^^;
キャラ絶賛なので、勿論、配役も絶賛。
堺雅人、もうこの人、観る度にどんどん良くなってる気がする。・・って、何も出演作そんなに見てる訳じゃないけど;;
初期のイメージからすごく幅が出たと言うか。変人度バリエが増えたと言うか。(笑)
途中、出番があまりない時は、個性の強い香川さんに持っていかれそうではあったけど、
この桜井と言うちょっと行き当たりばったりでふがいない、けど善人ってキャラがすごく自然で良かったです。
香川さん〜ふふふ・・桜井の洋服着た時の、「お腹まわりとかサイズに違和感ないのかよっ!」
・・な〜んてツッコミを全部しっかり受け止めてくれるが如くの着こなしがステキ過ぎる!
そして、香苗との待ち合わせのワンショットの初々しさと言ったら!_(T▽T)ノ彡☆
他にも、香苗と初対面の車の中での「ちょっと老けてますかね」みたいな一言とか、お札クッキーも可愛らしいし・・
あ、ウケた所書いてたらキリないからもう書かないけど(笑)思いがけないピュアなキャラにハートがくすぐられたわ。
広末涼子も、いつもの甘ったるい喋りではないこのキャラはとても良かった。
元々涼しげな(名は体を表すだね)女優さんなので、甘ったるさにどっぷり浸かるキャラよりも、少し引いた目線のキャラがハマる気がする。
まあ、女優としてどんな役でもこなせればそれに越した事はないけど、甘さに頼ったキャラの時には
どうもコビた感じが鼻について好きになれなかっただけに、今回は見直した、って感じ。(そう言うのも自分にとっては嬉しい)
ヨシヨシは・・・・・変わらんなあ〜。(それだけかよ!笑)
・・と、せっかく良い気分になっていた所なんだけど・・ちょっとガッカリした所が1つ。
桜井とコンドウが綴る文字(字体)も、どちらも俳優さん自身の文字なんだろうか?って、実はすごく気になってて。
桜井のは丸っこくて可愛い文字、コンドウのは几帳面でしっかりした文字だったので、
これが堺さんと香川さんの文字なら益々ステキ!とか内心思いながら見ていたの。
そしたら・・パンフに、コンドウの書いた文字は韓国人書道家によるもの、だと記載されてて・・
本人の字じゃない事にもちょっとはがっかりしたけど、問題は、それよりも、なんで日本人書道家じゃなくて韓国人書道家なの?・・って事。
(不快感の理由は書いてたら長くなったので消したけど・・漢字を使う中国人書道家ならまだ受け入れられたかも)
どう言う経緯なのかは知らないけど、何にしても日本人書道家はいなかったんですかね?だって、日本語だよ?・・ってのが純粋な思い。
しかし、イマドキの日本人は、PCばかり使って、自筆で手紙も書かなくなってるのかもしれない?
・・なんてフト考えると、私も思い当たるフシがあるだけに、反省したよ。
せめて、メモ程度につけてる日記くらいは、文字1つ1つを丁寧に大切に書いていきたいと思ったよ。
ちなみに・・桜井の方は堺さん自身の文字だそうで。可愛い過ぎるやろ!日本人女子高生やろ!(笑)    【ユナイテッド・シネマ】

隠された記憶
CACHE / HIDDEN (05・仏=オーストリア=独=伊)
(監・脚)ミヒャエル・ハネケ
(主)ダニエル・オートゥイユ ジュリエット・ビノシュ モーリス・ベニシュー アニー・ジラルド ベルナール・ル・コック ワリッド・アフキ
   レスター・マクドンスキ ダニエル・デュヴァル ナタリー・リシャール
”ラストカットに世界が震撼!”との予告編に大変興味が出て観に行きましたが・・いや、予告編観てなくても、久々のハネケ作品なので絶対観に行く!
って思ってましたが・・で、あのラスト・・
あれっ?もう終わり?えっ?・・_(T▽T)ノ彡☆
一瞬キツネにつままれた様な感覚でした。なんかこれはちょっと大袈裟じゃ?そりゃ取り様によっては震えるかもしれんけど
少なくとも、エンドロール流れてる間中、あの〜・・もしも〜し・・と、心の中でハネケに呼びかけてましたがな。( ̄∇ ̄;)
とは言っても、じゃあつまらなかったのか?と言われると、実は全然そうではなくて、それまでがもうグイグイもん!でね(笑)
ファーストシーンからもうドキドキドキドキ・・私に言わせれば、
”ファーストカットから心拍激震!”状態。
普通ないですよ、こんなになーーーーんもないシーンから心拍数上がるなんて事は。(≧▽≦)
普通の風景と思っていたものが、実はビデオ・・何か別のモノの視点だった・・と言う、所々使われてる手法がとても面白かったし、
ビデオによってどんどん精神的に追い詰められていく主人公(オートゥイユ)の変化がすごくリアルで、ずっと心拍数は落ちる事もなく・・で、あのラスト。(笑)
これはどう解釈すればいいのかな?と思ったけど、自分なりな物は【ネタバレ】で書くとして・・でもそんな風に、精神世界の想像を広げてくれる展開は
非常に興味深かったし、オートゥイユも素晴らしかったです。
2箇所ほど、びっくりするシーンがあるんだけど、隣に座ってたオバサマがどちらにも悲鳴あげちゃって・・!(≧▽≦)
その1つ目は、悲鳴の後には笑えるんだけど、もちろんオバサマ、ゲラゲラ大笑い!私も一緒に大笑い!
2つ目は、多分かなりショッキングなシーンなんだろうけど、私はあっ・・って思う位でさほど驚きはしなかった。
ハネケならきっと何かある・・って無意識に心の準備が出来てたのかな?これハネケなら普通じゃん・・とか。ゞ( ̄∇ ̄;)
それにあの、子供が描いたみたいな絵は、恐いと言うより、何だかやけに可愛くて・・( ̄∇ ̄;)気に入ってしまった;;
【以下、ネタバレあり!それに、自分の勝手な想像あり!未見の方は読まないでね】
問題のラストカットなんだけど、いつも運動会などで群集の中の我が子を見つける訓練が功を奏したのか、ピエロはすぐに見つけたんだけど
(似た様なシーンが先にもあったのでそれも練習になってた・笑)話してた相手がどうも、あの息子に見えたんだよね・・??しかも、ちょっと親しげに・・??
・・と言うのが本当にそうであれば、2人の関係は何??ビデオの差出人が最後まで明かされなかった事を考えると、彼らの共犯って見方も出来るけど、
そんな普通でいいの?;;でも、こうなると犯人探しはもうどうでもよくて(オイオイ)いや、そもそもこのビデオ自体が普通の物体である必要もなくて
例えば『ドッグヴィル』のセットみたいな役割にも思えてね。それこそ勝手にむくむくと目を覚ました記憶の象徴・・なんて、また突飛な考え方だけど。(^^;
(何かの本によると、記憶って本当は全部頭のフォルダに入ってるけど、日々増えるので、それを自分で的確に整理〜開封出来ないでいるだけらしいよ。
で、たまに中身をバラけさせて混乱したり・・ね。)なので、そこから崩壊していく、社会的に立派に見える人達の傲慢さや脆さが、この作品で感じられれば
それでいいのかな・・と。勝ち組が踏みつけにしてきた過去精神のツケが来た・・みたいに、人生って、必ず精神的な物が加わった行動で決定し
肉体と精神のバランス保ちながら積み重なっていると思うから。・・とは言え、完全にはあのラストほっとけないか・・(笑)
私は、あれはピエロと例の息子の出会いだったんじゃないかと思って。そして、あの復讐は終わりなく続くのでは?と。ああ〜めっちゃイケズな考え方?!
いやいや、それか、この2人だけはお互い仲良く成長していって欲しい・・って言う、主人公の願望映像だったのかも?とも。
・・もしかしたらもう目覚める事のない主人公の最後の願いだったのかも?・・って、結局イケズ?(汗)
ありゃりゃ??って思わされたラストカット終わった後でも、こんなに興奮しながら色々と考えさせられるなんて・・やっぱりハネケは面白い。
妖怪の友の様な監督さんだわ。(ラースちゃま♪はまんま妖怪みたいだけど・笑) 【シネテリエ天神】

かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜
 (19・日本)
 
 
(監)河合勇人 (脚)徳永友一 (原作)赤坂アカ
(主)橋本環奈 平野紫耀 佐野勇斗 池間夏海 浅川梨奈 ゆうたろう 堀田真由 高嶋政宏 佐藤二朗 伊藤修子
 
タイトルで内容全部判る感じだけど、さほど頭脳戦って感じでもないかな。天才ならでは、ってのはないような?(爆)
学園内ラブコメディ、しかも現実ではありえない様な学園なので「とんで埼玉」とかそう言うのに近いかも?
主人公二人の恋愛駆け引きはファンの人には嬉しいかも?   【TV】
 

崖っぷちの男
MAN ON A LEDGE (11・米)
 
 
(監)アスガー・レス (脚)パブロ・F・フェニベス
(主)サム・ワーシントン エリザベス・バンクス ジェイミー・ベル アンソニー・マッキー エド・バーンズ
   タイタス・ウェリヴァー ジェネシス・ロドリゲス キーラ・セジウィック エド・ハリス
 
マンハッタンの高級ホテルの21階。その外壁の縁に立ち今にも飛び降りようとする男ニック。彼は仮出所中に脱走した元警察官だった。
以前見た飛び降りるぞ映画→「ザ・レッジ」のリメイク?と疑りながら鑑賞したけど全然違いました。(そりゃそうだ!)
こちらは多少大がかりな(?)展開。 弟達には、その行動にヒヤヒヤさせられたけど、
ニックには、ただ立ってるだけでヒヤヒヤさせられると言う・・。(笑)
彼ってずっといい人オーラを漂わせていたので、もし自分が交渉人だったら最初からホイホイ信用してるかも。
弟達のオシゴトは手馴れ過ぎててビックリよ。
平日は仕事で電気工事、休みの日にはロッククライミング行ってます・・みたいな?
でも弟の恋人があそこまでやるのがなんか納得いかない。ホントはお兄ちゃんラブ?とでも疑りたくなるわ。
主人公はホイホイ信用するくせに、他の部分では疑り深さ全開・・。
そう言えば、めっちゃ久々のバーンズが!相変わらずの犬顔が懐かしい。
でも名前がいつの間にかエドに・・略されてる(*_*) で、エドと言えば・・
【以下プチバレあり!未見の方は読まないでね】
最初から何もかも計画的だったけど、いつそこまで練りこむ暇と隙があったんだろ?とか、ちらっと・・(笑)
それでも、悪事が暴かれるのは見ていてスッキリするね。
で、エドと言えば・・悪事のミナモトはエド様だったわ。( ̄∇ ̄; 連日エド様・・祭りキブン。
今回はなんだか見た目SFちっく。(既に人間離れ?) ただ、怪しさと共に年々節々の痛みも増してるはずなので
どうぞあんまり乱暴はしないであげてね。レッドカーペットへ誘う様に逮捕してあげてね。( ̄∇ ̄;    【BS・スターチャンネル】
 

PONYO (08・日本)
(監・脚・原作)宮崎駿
(声)奈良柚莉愛 土井洋輝 山口智子 長嶋一茂 所ジョージ 天海祐希 柊瑠美 矢野顕子 吉行和子 奈良岡朋子 左時枝
動く絵本。・・を、意識してる様な手描き背景のみならず、
まさに、物語自体も子供と一緒に(色んな解釈の仕方で)楽しみたい絵本の様な映画。
子供の想像力を刺激する動きのある映像はとても良かったです。
特に、うねる波・・ホラー話の老婆の如く全力疾走するポニョ、すご過ぎ!(笑)
けど、逆に言えば、全体的にかなりな説明不足・・きっと監督の頭の中では出来上がっているんだろうけど、
見ている方には、その説明不足についていけないところもあって、見る側の想像力に頼りすぎな印象も。
物語自体がもっと面白ければそれもイイとは思うけど、そこまではなかったし。(^^;
あのお父さんと美○明宏みたいなお母さんとのあれこれ・・想像つきません・・(笑)
社会問題提起もなんだかなぁ・・まぁ、そう言う現実こそを、ポニョを通じて教えて欲しいのかもしれないけど、
ストレート過ぎるのはいただけない。子供と一緒に見るなら必要でも、大人ひとりでの鑑賞でとなると、
やはり全体的に上っ面だけで物足りない、って言うのが正直な感想。
キャラも、お魚のポニョはめっちゃ可愛い♪(誰かが、ほっしゃん似とか言ってたなぁ・笑)のに、
人間になると、トトロのメイちゃんにカブりまくり、いや、あれよりせからしくてウンザリするし(注:メイちゃんは好き♪)
お年寄りやポニョのお父さん、ハウルから出てきたみたいな見飽きたキャラだし、
お母さん二人共、全然面白くないし(爆)ソースケ、ガキのくせに出来すぎ・・(笑)
いや、でも、ソースケだけは、出来すぎでも、あれで良かったと思う。
だってね、ああ言う男の子じゃないと、実際、人間に希望持てないじゃない?
ポニョ目線から言うと、大人だと大きすぎて実感わかないだろうし、お魚だと人間じゃないから問題外だし、
ああ言う、自分に近い年齢で、頼れるお兄ちゃん・・って、かなり子供心には効く、んじゃないの?
世の中、大丈夫、人って、頼って大丈夫、信じて大丈夫、だから、安心して生まれて大丈夫!大きくなって大丈夫!
・・ってさ。 ソースケ、ナイス・ジョブ!
 ガキの上のソースケ!(謎)  【TV】

かげろう
LES EGARES /STRAYED (03・仏=英)
(監・脚)アンドレ・テシネ (脚)ジル・トーラン (原作)ジル・ペロー
(主)エマニュエル・ベアール ギャスパー・ウリエル グレゴワール・ルプランス・ランゲ クレメンス・メイエ
戦争中と言う、普通でない事態でしか普通に過ごせなかった青年、そしてその生活・・。
ほんとうにかげろうの様なはかないひと時だったなぁ・・ただ緑が眩しくて、彼の若さも眩しくて・・。(T_T)
気丈にふるまうオディールの喪失感は、一人ぼっちの人間にしかきっと解らなかっただろうな。
本当なら真正面から青年を抱き締めたかった、抱き締めてやりたかったと思ったかも?などとも。^_^;
見た目、お人形さんの様なベアールなので、母役はどうかな?と、少々心配してましたが、なんのなんの
堂々と開き直った所と繊細な神経が同居してる彼女ならでは・・で、とても良かったです!
新星ウリエル君も、性急で純粋な雰囲気がとても合っていました。劇場で貰った写真飾ろうかな。( ̄m ̄〃)ぷぷ 【シネサロン・パヴェリア】

過去のない男
MIES VAILLA MENNEISYYTTA (02・フィンランド)
(監・脚・製作)アキ・カウリスマキ
(主)マルック・ペルトラ カティ・オウティネン ユハニ・ニエメラ カイヤ・パカリネン
設定はさほど新鮮でも何でもないんだけど、やっぱりこう言うテーマって、誰もが何かを感じる物かも?
淡々とそっけない、ある場面ではマジに台詞棒読みみたいに感じる絡み(笑)に、さり気ない言葉一つ一つにしても
自分の過去を作り上げて行く物なんだろうなぁ・・などと漠然と思っていた。
過去なんて、殆どはシュレッターにでもかけてとっとと捨ててしまいたい物だけど、中には絶対に忘れたくないかけがえのない物もあるんだよね・・って、
そんな往生際の悪さに追い討ちかけるエンディングテーマに苦笑。
過去のない主人公には何の保証もないけど、過去を積み上げてきたあの強盗でも結局は・・(ノДT)アゥゥ
某アイデンティティーみたいな派手な展開はないが(笑)ただ主人公の新しい生活ぶりが心地良かった
【シネテリエ天神】

籠の中の乙女
DOGTOOTH (09・ギリシャ)
 
 
(監・脚)ヨルゴス・ランティモス
(主)クリストス・ステルギオグル ミシェル・ヴァレイ アンゲリキ・バプーリャ マリー・ツォニ クリストス・パサリス アナ・カレジドゥ
 
郊外の豪邸に暮らす一家。
3人の子供達は厳しい父親の方針で生まれてから一度も外の世界へ出して貰えず、家の敷地内だけで育っていた。

子供達を汚れた世の中から守る為・・な〜んて聞こえのいい言い訳なんかも最初から無い感じ。(笑)
奥さんも子供もペットみたいなオヤヂ帝国。
どっかを無理に閉ざせばどっかが歪んでしまって、それを又どうにかしようとして又どっかが歪んで、更にそれをどうにかしようと・・
・・オヤヂも色々工作するの疲れるだろうにね〜。 と言うか、究極のマイホーム・パパ? Σ\( ̄ー ̄;
子供達は家と教え込まれた事しか「当たり前」として知らないから、色々とおかしな事やってても彼らには自然なんだろうね。
結婚記念日のお祝いの姉妹のダンスは最大の見どころ(笑)だけど、幼児が感情の赴くままにふざけて身体動かしてるみたいで
それを大人がやるから何だかえらく奇妙で気味悪かった。会話とかゲームもそんな感じ。
飛行機が落ちたら貰う、って、どゆこと?って思ってたら、そゆこと、か。そこはちょっと可笑しかった。 かなり、だよね。( ̄∇ ̄;
ビデオ、何の映画かと思ったら「ロッキー」と「ジョーズ」。メジャー過ぎる映画と孤立した一家庭とのギャップ;;
完全無菌状態では生きていけないとはよく言われるけど、これは無菌状態ではないね?オヤヂ菌で培養観察中。(笑)
洗脳か否かの境界線も時にとても難しいけれど、これは完全にアウト過ぎて、もう笑うしかない感じも。( ̄∇ ̄;
実は、オヤヂ、途中でぽっくり逝くかとも想像してたんだけど、そんな気配なかったね〜。
オヤヂ無しの子供達が見てみたかった気もしたので。
【以下、ラストに触れてます。未見の方はご注意ください】
ラスト、姉がいなくなった時すら、奥さんと子供は境界線で吠えるのみだったから、ホントにオヤヂがいなくなったらどうなるんだろね?
姉も、せっかく自分の意思で外界に出たのに、あの車のトランクから果たして出ることが出来るのか?
そんな終わり方や独特な世界観は興味深くはあったけど、全体的にエピソードの描き方が好みではなかった。
オヤヂには嫌悪感しかなかったし。 息子に女性をあてがって、男のコトは先回り?してるのに
奥さんは娘に性的用語を他の意味で教えるのって意味あるの?どこからどこまでが許容範囲なのかもワカラン〜。 【DVD】 

かごの中の瞳
ALL I SEE IS YOU (16・米)
 
 
(監・脚・製)マーク・フォースター (脚)ショーン・コンウェイ
(主)ブレイク・ライブリー ジェイソン・クラーク ダニー・ヒューストン ウェス・チャサム アナ・オライリー 
   ミケル・フェルナンデス イヴォンヌ・ストラホフスキー
 
子供の頃の交通事故によって視力を失っていたジーナは、それでも優しい夫に支えられ幸せに暮らしていた。
そんなある日、彼女は角膜移植手術を受けられる事になり・・
世の中の事の殆どは目からの情報によって得られる、と聞いた事あるけど、
やっぱり視覚的なモノって大きいよね・・それは否定しがたい事実だと思う。
ただ、どこぞの王子様曰くの、大切なモノは目に見えない、のも事実だと思う。
視力を得た妻が夫の容姿にガッカリするの、誤魔化してもヒシヒシ伝わって来たし( ̄∇ ̄;
そこからどんどん目覚めて(ほぼお色気方面)いく姿は、見ていてあまり気持ちのいいものではなかった。
でも、だからと言って、一方的に妻を責める気持ちにもなれなかった。
だって見える様になってやっと、子供時代で止まってただろう大人への憧れ(ほぼ色恋沙汰)がスタートしたんだから。
遅れてやってきた思春期みたいに、有頂天になっても仕方ない気もする。
そりゃダサいオジサンより若いイケメンのがいいよね・・だって気持ちは少女なんだもん。アイドル追っかけてても仕方ない位の少女なんだもん。
ただ、これまで夫に支えられて生きて来た事を彼女はどの程度に捉えてるのか、
なんであそこまで不誠実になれるのか、いや、悪さするならとことんそうであった方がむしろ潔いのに、
変に隠して良妻な態度とったりな中途半端なイイトコ取りが見ていて不快だったし残念だった。
見えなかった事である意味断捨離出来てた人生から、わざわざ不要なモノを溜め込み出した人生に変わった、って感じも。
夫にしても、彼女の幸せを願っての手術だったはずなのに、「美人過ぎる妻」だったせいで・・ねぇ。
でも彼の小細工はヒド過ぎる・・返って自分が惨めにならないの?
一体、二人を繋いでいたモノは何だったんだろうね?愛と思っていたモノは同情や自己満足だったの?
お互いを騙しながらどこまで生きていけるのか?・・もはや、目が見える見えないは関係ない感じも。
ああそうだ、実際盲目でなくても、夫婦にはそう言う局面があるのかもしれない。
誰だってずっと同じ思考や感覚(外見も)である訳がない、人は変わるもの、良い意味でもその逆でも自分はそう思う。
勿論、根底にあるものは普遍かもしれない、けど、トシを重ねるとはそう言う事だと思ってる。
お互い変わってしまって、それをお互い受け入れられるのかどうか・・どんな夫婦にでも降りかかる問題かも。
ジーナの弾き語り・・見えても見えてなくても関係のなかった”音楽”に包まれて彼女は何を思う・・?   【KBCシネマ】
 

累 -かさね-
 (18・日本)
 
 
(監)佐藤祐市 (脚)黒岩勉 (原作)松浦だるま
(主)土屋太鳳 芳根京子 浅野忠信 檀れい 横山裕 筒井真理子 生田智子 村井國夫
 
今は亡き伝説の女優の娘として生まれた累。彼女もまた女優になる事を夢見るが、自分の容姿に劣等感を抱き苦しんでいた。
そんな時、母の知人と言う男から美しい新人女優を紹介され・・

母の遺した不思議な口紅で、キスした相手と顔が入れ替わってしまう!
・・と言う、リアルSNOW的おしゃれアイテムを駆使して、顔だけきれいな三流ビッチ女優と、アタシがアイツでアイツがアタシ!
・・なんだけど、 元に戻れなくなるんじゃ?って速攻思ってしまった私。(心配性)後に、一定時間だけ、と聞いて安心したけども。
きれいな顔になって、元々持ってる演技力で配役ゲットだぜーー!な累だったけど、帰ろうとしてる累を追っかけて来て
延々自分語りする演出家には吹いたわ。(笑) しかも公私混同。そのままLOVEで協力とかしちゃう?と思ったのに、その後すぐ別れとるし。
でもそう言うの、内心踏み台だったのかな?女優としての執念が加速してたし、恋愛にうつつ抜かしてる場合でもないし。
あ、素朴な疑問なんですけど、演出家とKISSして、顔は入れ替わらないの?( ̄∇ ̄;
他の誰かと入れ替わってるうちはならない? なったら面白かったのに〜・・って、それまた違う物語になるか。(笑)
ヒロイン二人だと、絶対対照的と思うけど、おとなしくオドオドしてる累に対して、ニナが予想外に暴言暴力ビッチで最初かなりヒイたわ。
あれはやりすぎでしょ。まるでヤ〇〇。 で、驚きの病(!)から目覚めたとたんにしおらしくなっちゃうし。
てか、母親、気付けよ。 てか、母親、あんだけの大病抱えた娘をほったらかしにしとるんかい。( ̄∇ ̄;
でも、ニナが累になった時は、マスクで顔を隠すことなく堂々としてるのは気持ち良かった。
まあ、自分の顔じゃないし〜・・な気もちがあるから出来た事だろうし、そう思った自分だって、自分の顔じゃないし〜・・な気持ちがあるからだろうけど、
卑屈になって暗くなるより、開き直った方が人生進展する様な気はするもんで。
伝説の女優である母親が実は・・ ってのは、ちょっとスッキリしなかった。
累は口紅の事は貰うまで知らなかったんだよね?累の演技力が母譲りと言う事は、顔がよろしくない方の娘って事よね?
だから累の容姿もイマイチだったんだよね?容姿コンプレックスは事故の傷のせいかと思ってたけど(そもそも芳根京子が美人・・笑)
元々イマイチの上に事故の傷が重なってのダブルパンチって事だったのかな? 顔がいい方の娘なら大根だろうし。
って事は、累は母の本当の顔を知らないの?あれ?でも親戚とは一応付き合いあるよね?母の事は周囲にはばれてないの?
ばれないって意味では顔のいい方の娘だった方がすんなりいく気はするんだけど?なんか勘違いしてる?(混乱)
あと、羽生田の母親への執着っぷりは、「エリザベス∞・・」の博士な感じなのかなあ?
主人公の名前や一定時刻に解ける魔法、臨む演目、を運命に重ねてたのには興味ひかれて、思いがけず土屋太鳳の踊りが良くて見入ってしまった。
普通にフツーのアイドル女優かと思ってたけど(普通×2)これからはちょっと見方が変わりそう。
芳根京子もあんな暗い役だったけど、主演二人は頑張ってて好感が持てた。
「顔だけ借りて行きます」の書き置きには笑ったわ。後にも先にも、こんな書き置き絶対ないでしょ。(笑)    【CS】
 

カサブランカ
CASABLANCA (42・米)
(監)マイケル・カーティス (脚)ジュリアス・J・エプスタイン フィリップ・G・エプスタイン ハワード・コッチ (原作)ムーレイ・バーネット ジョアン・アリスン
(主)ハンフリー・ボガート イングリット・バーグマン ポール・ヘンリード クロード・レインズ
「君の瞳に乾杯!」や”時の過ぎ行くままに”がやけに有名だし、バーグマンとのLOVEがロマな気がしてたけど、
今一度見てみると、なんだか昔とは印象も変わって来るものですね〜。バーグマンとのワケ有りなLOVEなんぞよりも、
ラスト、某よ、あんたリック(ボギー)に惚れたな?(¬¬)・・とか、ぷんぷん感じる”男気”も、こうなるとナルなギャグで(≧▽≦)
それはそれで、まあこんな風に、男が男らしさをアピールする努力が可愛らしい時代って結構いいかも・・とか思うのですよ。(笑)
実際、最初はフツ〜のオジサン(笑)に見えてたボギーが、いつの間にか・・ラストではめっちゃシブカッコいいんだもの・・!(≧▽≦)
けど、キャラだけでなく内容もしっかりと惹きつける物があり、やはりいい作品だなあと改めて思うわ。 【TV】【BS−NHK】

花実のない森
 (65・日本)
 
 
(監)富本壮吉 (脚)舟橋和郎 (原作)松本清張
(主)若尾文子 園井啓介 田村高廣 船越英二 江波杏子 角梨枝子 川畑愛光 仲村隆 浜村純 吉葉千郎
 
山道を運転中の梅木は車のトラブルで困っていた女性二人に声をかけられる。
彼女らを無事にホテルまで送り届けた梅木だったが、その内の一人の女性に強く惹かれてしまい・・

運転中に女性二人に声をかけられ・・ ってので、読書会にでも連れていかれるかと思ったわ。
いや、梅木ならホイホイついて行って、速攻ジ・エンドになりそうな感じ!(笑)
それはともかく!
ビヨ〜ンって鳴る不気味な音(ノコギリ演奏みたいな)で始まって、いかにも恐い恐い怪談モノが始まるみたいだったけど、
実際は、美女をめぐるストーカーサスペンス!でした。(怪談より恐っ)
冒頭から主人公の独白炸裂・・! ナルシストの棒読みがシミる・・!w 
てか、ストーカーのくせにカッコつけすぎw 美女の私生活探る為に自分のカノジョにまで指図して何様w
その美女ヒロインは若尾文子・・だったのね。 名前だけ知ってる程度であまり馴染みのない女優さんだったけど、
主人公たちが粘着するのも解からんでもないくらいの美貌。
ただこの時代はヘアメイクがかなりしっかりめな為、正直この方の個性はよくわからなかった。
アフターラブ(?)の時なんてヘア爆発してなかった?( ̄∇ ̄;
その兄はまるで古舘伊知郎(似)・・だったけど田村高広だったわ。後でキャスト調べるまで全然わかってなかった。( ̄∇ ̄;
皆が「楠尾」と呼んでるのがどうしてもクズ男に聞こえて困ったw
そして・・クライマックスに・・・な、なんと、船越英二が・・・ガ、崖にぃ〜〜〜!
その場所は息子(英一郎)の専売特許ではないの? ハッ・・ もしかして父から子へと受け継がれし場所だった?Σ( ̄ロ ̄
何かと面白い発見があったりツッコミしたりとかで、思ってたよりも楽しめました。(≧▽≦)  【CS】

華氏451
FAHRENHEIT 451 (66・英=仏)
(監・脚)フランソワ・トリュフォー (脚)ジャン・ルイ・リシャール(原作)レイ・ブラッドベリ
(主)オスカー・ウェルナー ジュリー・クリスティ シリル・キューザック アントン・ディフリング
人々の思想を管理する為、読書を禁じた近未来国家。
本を焼却する仕事に携っている主人公は、ふとした事から妻にそっくりな女性と知り合い、彼女と通して本の魅力を知ってしまうのだが・・

ずっと気になってた作品をやっと見ました・・面白かったです。耐熱家のせいで火消しが(本の)放火屋になってるなんて〜。
妻の意味不明行動はまるでアンドロイド・・自身の思想・思考を失ったら、こんな風になってしまうのかな。
ただ物質的に存在するだけでは人としての意味はないよね?
炎に包まれたオバサマのシーンと、本を暗記する人々の雪のシーンが対照的でとても印象に残った。
板垣死すとも自由は死せず!??Σ\( ̄ー ̄;)ナンヤネン チョイ役でまだほんの子供の頃のマーク・レスターが出てたわ。(笑)【ビデオ】

ガス燈
GASLIGHT (44・米)
(監)ジョージ・キューカー (脚)ジョン・ヴァン・ドルーテン ウォルター・ライシュ ジョン・L・ボルダーストン (原作)パトリック・ハミルトン
(主)イングリット・バーグマン シャルル・ボワイエ ジョセフ・コットン メイ・ウィッティ アンジェラ・ランズベリー テリー・ムーア
恋に目がくらんだままの結婚は一生を地獄にする・・・・と言う内容。ナンデヤネン!(。-ω-)_θ☆(ノ・凵E)ノ
ずっとオーソドックスなラブストーリーかと思ってましたが、しっかりサスペンス・スリラー映画だったんですね〜。
そうと知ってれば、もっと早くに見れば良かった。(相変わらずの勘違い女)
あの時代ならではのガス燈の灯りの変化が、常に不安にさらされている主人公の朦朧とした心理状態と重なって効果絶大。
手袋にもニヤリ・・ちょっと忘れかけてた小道具に伏線あったりすると嬉しくなるのよ・・(笑)
【ネタに触れています!未見の方はご注意下さい】
でもさ、シャルル・ボワイエが登場ぉ〜〜!した瞬間に、「あ、こいつヤバイぞ!」・・ってバレバレよね〜(笑)
でもそこが、主人公のポーラ(バーグマン)は恋に目がくらんでるから全然見抜けないワケで。
んで、その勢いでどんどん色んな事が見えなくなっていく静かな恐怖・・は充分見応えがありました。
いちいち妻をそうさせる夫って、なんて心ないヤツ・・こんなヤツの根性は、本当に、普通の精神状態だったらすぐに見抜けるモノを・・
恋ってコワいわ〜〜〜いやぁね〜〜〜どんだけ〜〜〜(既に古い?)・・と言うか、身寄りのない彼女だったので、もう私がすぐ行って、
「心配しないで、あーたは正常よ!オカシイのはダンナの眉・・いやいや、ダンナの方よ!」
・・って教えてあげたくてたまらなかったわ〜。(完全この世界に入り込んでます)
ところで、バーグマンって結構ガッシリ体型だったのね。
顔が小さいからだろうけど、案外首も太くて、堂々としてるので肝っ玉母さんタイプ?でも、やはりとっても品と存在感があって素敵でした。
ただ、怯えてる所からクライマックスに夫に恨み吐く場面は、その豹変ぶりがちょっと大袈裟に感じたりも・・(汗)
欧米人だから感情の起伏が激しいだけ?関係ないけど、いつも持ってたバッグが、ちょいとパッチのポーチっぽくて可愛いかったわ。
刑事が出てきた時、あ、カッコいい人・・って思ったら、ジョセフ・コットンだった。
その昔、母だか伯母だかが、好きな俳優はジョセフ・コットンって言ってたなあ・・。やっぱり、こう言う好みも、親子親戚って似るのね・・?;;
ハスッパなメイドが、若い頃のアンジェラ・ランズベリーだったのにはビックリ。ちょっとトクした気分。(笑) 【BS−NHK】

火星のカノン
(監)風間志織
(主)久野真紀子 小日向文世 中村麻美  KEE
例えば、街行く人たちの群れの一角を切り取ればこんなドラマに遭遇するかもしれない。それは決して陽の光を浴びる事の出来ない関係、
純粋であればある程、罪でしかないと言う悲しく虚しい愛・・でもこの星に「愛」なんて存在するのかな?と、まるで「甘い嘘」の様に疑問を持つ私も。
インチキだと言われる(所謂)不倫から抜け出た絹子が次に浸かってしまった**愛・・これを皮肉と 取るのは、一般社会の単純な愛に毒されてる
傲慢な人と同じと言う事かもしれないな?でも、やっぱりあのラストは痛過ぎませんか?『一番幸せな時』が夢の中にしか存在しないとは・・(T-T)
だいたいあのオヤヂ何だよ〜!(ついに押さえていた怒りが!小日向さん大好きだけど・・)
聖ちゃんに放った一言で、コイツの絹子への「想い」のイヤラシサがひしひしと伝わって来たわ〜!
解るわよ、こんなサイテーなヤツでもイイトコ沢山あって、嫌いになれない、好きでいたい、って言う気持ちも・・
だって、好きになるってそう言う事だもんね。でもね、でもね(興奮気味)コイツの名前・・!『公平』だよ、こうへい〜!
誰にでも愛を公平に、ってか?!いい加減にしろー!(▼皿▼メ)【シネサロン・パヴェリア】

風が吹くとき
WHEN THE WIND BLOWS (86・英)
(監)ジミー・T・ムラカミ (脚・原)レイモンド・ブリックス (音楽)ロジャー・ウォーターズ
悲しくて恐かったねえ・・・絵が可愛らしいだけによけいにね。
核戦争・・もし起こったら、何もかもあっと言う間・・・あ、サントラ(コピーだけど)持ってます。(^^ゞ 
【TV】

家族のかたち
ONCE UPON A TIME IN THE MIDLANDS (02・英)
(監・脚)シェーン・メドウス
(主)ロバート・カーライル リス・エヴァンス シャーリー・ヘンダーソン フィン・アトキンス キャシー・バーク リッキー・トムリンソン
 
毎回どんな風にキレてくれるのかが楽しみな(笑)ロバート・カーライルの最新作・・だけど、一応メインはリス・エヴァンスみたいな感じ・・だし、
2人の間で揺れ動くヒロインがシャーリーだなんて、なんだか自分にとって不思議なキャスト・・と言うか、英国臭むんむん〜で、エエ配役でした♪
リス演じるデックがね、とても愛情溢れる男でね、でもすごく不器用な”デックの棒”でさ(オイオイ)こんな優しい男なんているんかい〜?!
とか思いながらも、何回もホロリとさせられて(T_T) そもそもリスって、ずっと”野放しな獣”のイメージしかなかったもんだから( ̄∇ ̄;)
新たな魅力発見!でしたよ。カーライルも相変わらずダメ男がハマると言うか(笑)でも嫌いになれない・・って気持ちにさせてくれる、
そんな彼ならではの魅力に溢れてて、どっちつかずなシャーリーの気持ちもすごく理解出来てしまった。(爆)
「あなたの”家族”はいつも”自分”だけよ」と言い放ったシャーリーの言葉がすごく印象的だった。
”家族”と言う言葉を隠れ蓑や言い訳にして、自分の事しか考えない家族なんてただの集団だよね・・。
過去や血縁は疎かには出来ないけれど、本当に大事なのはそれぞれの気持ちや愛情だもの・・。
なので、たとえ血の繋がりがなくても、デックを信頼するシャーリーの娘がすごくカワイく感じたなぁ。
(現実には連れ子折檻死なんて痛ましい事件多いし;)みんな、家宝の時計でいい時共有して欲しいな。【シネサロン・パヴェリア】

家族の気分
UN AIR DE FAMILLE (96・仏)
(監・脚)セドリック・クラピッシュ (脚・原作)アニエス・ジャウィ 
(主)ジャン・ピエール・バクリ ジャン・ピエール・ダルッサン カトリーヌ・フロ アニエス・ジャウイ
金曜恒例、家族食事会。今回の話題の中心はフィリップのTV出演と彼の妻ヨヨの誕生日祝い・・なんだけど・・
母親・長男アンリ・次男フィリップ・長女ベティ・次男の妻ヨヨ・バーテンのドニの、6人だけで繰り広げられる家族・会話劇。
94年にパリで初演された戯曲が原作。
限られた舞台で限られた人だけ・・だけど、ユーモアとアイロニーがピリリと効いていて飽きることなく面白く見れました。
本音と建前って、一歩離れて見ると可笑しいね〜。いい年した大人って頭固まってるしね・・私もきっと。( ̄∇ ̄;)
自分の事ばっかり主張しないで、「ちょっとした優しさ」=「マイ・優しさ&心遣い」をいつも懐に入れておきたいものです。( ̄∇ ̄;)
なんとなんと、これ、私にとってはオールスター・キャストでしたよ〜!
アンリ→ジャン・ピエール・バクリ「ムッシュ・カステラの恋」(カステラさん);ベティ→アニエス・ジャウィ「ムッシュ・カステラの恋」
ヨヨ→カトリーヌ・フロ「女はみんな生きている」他、何の作品で見たか覚えてないけどみんな見たことある人達で。(笑)
特に、ヨヨ役のカトリーヌ・フロは、天然ボケなチャーミングさが光ってました。ププッ ( ̄m ̄*)
この辺の俳優さん達って、ハリウッド俳優みたいな派手さはないけど味があって素敵です。
ボケ・突っ込み・突っ込み・突っ込みのバランスが絶妙です。(ほとんど突っ込みかいっ)
(おお〜!これ、アニエスの原作だったのね!すごい!なんて才能〜。益々ファンになったわ〜。)【ビデオ】

家族の肖像
GRUPPO DI FAMIGLIA IN UN INTERNO (74・伊=仏)
(監・脚)ルキノ・ヴィスコンティ (脚)スーゾ・チェッキ・ダミーゴ エンリコ・メディオーリ
(主)バート・ランカスター シルヴァーナ・マンガーノ ヘルムート・バーガー ドミニク・サンダ クラウディア・カルディナーレ
家族を失い、人との関わりに無関心になってしまった教授に圧し掛かる他人の一家。
世間的なレールから弾き出されてしまった人間と、好き勝手にやりながらも、そんな物に乗ってないと生きていけない人間。
主人公とエキセントリックな青年との間にチラチラと見え隠れする物に、新しい家族の形式を期待した私はどこか変なのだろうか?(いつもか?)
日々考え悩んだりしている物が映画の中で取り上げられていてもそこに答えが書かれている訳ではない。
が、同じ様に感じる人がいるのだと知るだけでも心が安らいだりする。凡人の恐怖の克服とはその程度かもと思うと笑えたりもする。
↑の青年はヘルムート・バーガー!懐かしい・・。さほど作品を知ってる訳ではないけど、あのクールで熱い目ヂカラは一度見たら忘れられなくて。【TV】

ガタカ
GATTACA (97・米)
(監・脚)アンドリュー・ニコル (製作)ダニー・デヴィート マイケル・シャンバーグ ステイシー・シェア (音楽)マイケル・ナイマン
(主)イーサン・ホーク ユマ・サーマン アラン・アーキン ジュード・ロウ ローレン・ディーン ゴア・ヴィダル
SFと聞いていたので、普通に宇宙に行ってなにやら起こる話かと思ってた〜。
しかも、主人公はジュード・ロウかと思ってたらイーサンだった!全然違うやん〜(笑)
事件に関して・・とかちょっと物足りない所もあったけど、全体的にはとても面白かったです。
映像も、従来のSFのイメージとは違って、懐かしさやロマンチックな温かみがあったりと素敵でした。
でも本当に、今のまんまでいくと、未来にはこんな風な価値観しか残らなくなってるかもね?
ダメな部分ばかり指摘して、いい部分を見ようともしない・・人の顔すら見ようとしない世界。
優秀な遺伝子で何でも出来て当たり前とか、そうでなければ人並みに扱って貰えないとか・・毎日が恨めしそう。
差別を受けながらも(正当な手段でないとは言え)自らの努力であそこまでやり遂げたヴィンセントってスゴイ・・
って思っただけに、最後のあの抜き打ち検査にはハラハラした〜。
きっと、彼はもう逃げも隠れもしないんだろうな、とは思ったけど、
それでも、あんなに頑張ったんだから宇宙に行かせてやりたい・・って願うばかりで・・
そしたら、そしたら・・ああ言う事になって・・思わず涙よぉ〜・・!
あんな所で働いてはいても、ああ言う人もいるのね・・って、
人間の心、思いやりとか優しさとか、数値で計れないものの素晴らしさをつくづく感じたわ。
そもそも、人の優劣ってなんなの?って感じ。機械に近づく事がそんなにエライのか?(爆)
でもさ〜・・毎日、髪の毛1本にすらもずっと気を配って過ごしていかないといけないなんて
もう、見てるだけで神経ピリピリ。私には絶対無理。だいたい見えん。(←ド近眼)
尿検査もどんだけすりゃ気が済むん〜?バケツ持って来い、バケツを!Σ\( ̄ー ̄;) 【BS】

勝手にふるえてろ
 (17・日本)
 
 
(監・脚)大九明子 (脚本協力)樋口七海 (原作)綿矢りさ
(主)松岡茉優 渡辺大知 石橋杏奈 北村匠海 趣里 古館寛治 片桐はいり
 
絶滅動物オタクの24歳のOLヨシカ。脳内では中学の同級生への片思いを育んでいた彼女だったが、ある日会社の同僚から突然告白されてしまう。
ヒロインのヨシカがかなりのこじらせ女子で、内気少女あるあるな色々を見て、共感出来る所もあったけど、
あまりにも我儘なメンヘラっぷりに嫌になる所もあった。
ただ、演じる松岡茉優がとても良かったので(完全にノーマークだったわ。前の土屋太鳳みたいな感じかも)
そんな所があっても次第に自然に忘れさせてくれるような感覚もあった。
嫌だったのは、人を一とか二とか言ってるくせに、自分の名前を覚えられてなかった、と落ち込んで荒れたりする所とかね、
なんか内にこもってるからか変なプライドばかり高くなって全てが自分中心でさ、
あの最初はキモかった二の言う通りだよ・・と、キモさこらえて二に賛同したわ。(笑)
と言うか、二はそう言う寛容さのおかげか、最後らへんはやたらカッコ良く?救世主の如く、だったよね。(笑)
いつも声を掛け合ったり励ましてくれる人達が、実は話した事もない全然見ず知らずの人だった、のは最初からそうだろうと解ってたけど、
その後ヨシカから声をかけたりと、世界が少しずつ動いていく流れは良かった。
ああ言う、周りがみんな仲間っぽいのってイイなぁ〜・・ってある意味憧れでもあるし、自分も。
それから、ちょっとキャラ設定に関して思ったんだけど、昔、没頭してた趣味(漫画)がある人(ヒロイン)だけど、
そう言うのやめたとしても(多分一がいなくなったからやめたんだろうけど)そう言うの好きな(何かを形にしたいと思う)本質は、
状況が変わっても、完全には消失しないと思うんだよね、趣味が絶滅動物に向かったとしても、
そこからでも他からでも、何か創造する方にも向かう気がして。それが、その後はただ想像力(妄想力)だけ、ってのは残念・・
と言うか、ある意味残酷な気もした。そんなキャラとして出発させられてさ、そらメンヘラしか道ないわ、と。( ̄∇ ̄;
どうでもいいけど、
ラブホ街で"お願いしてる・されてる"カップルが気になった。(笑)      【CS】 

カット/オフ
ABGESCHNITTEN / CUT OFF (18・独)
 
 
(監・脚)クリスティアン・アルヴァルト
(主)モーリッツ・ブライブトロイ ヤスナ・フリッツィ・バウアー ラース・アイディンガー ファーリ・ヤルディム 
   エンノ・ヘッセ クリスチャン・クーヘンブッフ ウルス・ユッカー バーバラ・プラコペンカ
 
嵐の中、何かに怯えて一人逃げ惑う女性。
同じ頃、検視官ポールの元に中年女性の変死体が運ばれ、彼はその頭部に異物が埋め込まれている事に気付く。

マニが検視官として頑張る話 
・・と言うか(いつまでたってもマニなブライブトロイ)どっちかと言うと素人の女性(言い方が変?)が
マニ(違うて)の指示で解剖を頑張る話。
最初はその女性の行動は何なんだ?と、ちょこっと置いてけぼりになったけど(画面が暗いとすぐ置いてけぼりにされる自分)
検視官ポールが出て来てからはスムーズに面白く見られた。
と言うか、その女性リンダ、すぐ敵?に殺されるか何かかと思っていたら、
ポールの片腕(いや両腕、強制的にナイフ付き)として活躍して立派にヒロインを勤め上げました!(拍手)
そう言えば、2人の出会いのきっかけ(言い方が変?)の、海岸で見つかった謎の男だけど、なんでTシャツに名前が?
まるでFスケ男子B・ジュベールの「名乗るスパイ007」!正体わざわざ自己申告してどうする?!
・・みたいでやたらウケちゃったけど、そこにも一応軽いトリックがあってちょっぴり安心。(笑)
いや、そもそもたまたま男がエリックTを着てただけで、それがエリックとは限らんでしょ、って話で。
Fスケ男子だって他にも北海道Tの選手とかおったけどさ、別に名前は北海道じゃないし。北海道君て呼ばれてたけど。(呼ばれてたんかい)
それはともかく!(名前入りTシャツに食いつき過ぎ・・笑)
あのキモい犯人が殺されただのそうじゃないだの言う前から、監禁されて首つりしそうな娘は絶対ハンナじゃなくて前の娘よ!
・・と確信していたけど、同時に、新米のドライバー(違)検視官も絶対怪しい!・・って最後まで疑いまくってた事実は隠蔽したいつる畑任子。(爆)
監禁した娘をケニアの娘みたいに切ってやるとか(酷)検視官じゃない女性に死体を切らせるとか色々あったけど、
最後は、切る事をためらうなぁ!!!Σ( ̄ロ ̄ ・・と、それこそ思い切りの良さ(!)を見せてくれたのは気持ち良かった。  【Amazon】
 

カティンの森
KATYN (07・ポーランド)
 
 
(監・脚)アンジェイ・ワイダ (脚)ヴワディスワフ・パシコフスキ ブジェミスワフ・ノヴァコフスキ (原作)アンジェイ・ムラルチク
(主)マヤ・オスタシェフスカ アルトゥル・ジミイェフスキ マヤ・コモロフスカ ヴワディスワフ・コヴァルスキ アンジェイ・ヒラ 
   ダヌタ・ステンカ ヤン・エングレルト アグニェシュカ・グリンスカ マグダレナ・チェレツカ パヴェヴ・マワシンスキ 
   アグヒェシュカ・カヴョルスカ アントニ・パヴリツキ クリスティナ・ザフファトヴィチ
 
第二次大戦下。ポーランドはナチス・ドイツとソ連によって分割占領され、ソ連側では多くの将校が捕虜となった。
その一人であるアンジェイの無事を、妻アンナはひたすら信じ・・
「残像」が良かったので他のワイダ監督作も見てみたいと思ってたら、たまたま以前録画してたのがあったので鑑賞。
衝撃だった・・。 暫く呆然としてしまった・・。
捕らわれた将校達の運命がどうなるのか、
見ている方は今はもうわかっている中で、将校の家族や周囲の人達の日々が淡々と描かれる。
ポーランド人としての生活を一方的に抑圧され、どこに出向いても厳しい監視下であったり、
命失くしてさえも偽りで塗り固められそうになったり、日常に正当なものとして迫ってくる非道さが恐ろしい。
最初は将校達のどれが誰とか判別が難しかったり;; 
帰還を待つ家族や関係者たちの繋がりがすぐに把握できなかったりと、なかなかトロくさい自分で。(汗) 
でも、本作は初見のハズなんだけど、若い男女が再会を約束する場面にはなんとなく見覚えが・・
そこだけチラ見した事があったのかもしれないけど、一抹の懐かしさも感じながら、
物語が進んでいくにつれて、それまでの色々な場面がすんなりと入って来た。
そして襲い掛かって来たあの映像・・・・・。
カティンの森事件については歴史の一つとして文字程度で知ってるだけだったけど、
こうやって容赦なくその実態を突きつけられると、それがもうどれほどのものなのかどれほどの重さなのか・・
全身が震える程だった。
後で知ったけど、実際にワイダ監督ご自身も、このカティンの森事件でお父様をなくされたそうで、
製作にあたっては相当な思い入れや葛藤があっただろうと思った。
でもそれがこうやって、文字でしか知らなかった自分の様な者にも伝わって来た。
いや、ちゃんと全部を受け止められたかどうか、きっとまだ全然足りないだろうとは思うけれど、
それは自分の問題であって、後はそれをこの先どこへどう向かわせていくか、なんだろうな。
自国の誇りを決して失わなかったポーランドの人達、人としての尊厳を問い、
一生を懸けてそれらをフィルムに焼き付けてくれた今は亡きワイダ監督に改めて敬意を表したい。      【BS−NHK】 

哀しき獣
THE YELLOW SEA / 黄海 (10・韓)
 
 
(監・脚)ナ・ホンジン
(主)ハ・ジョンウ キム・ユンソク チョ・ソンハ チョン・マンシク
 
中国領・延辺朝鮮族自治州で暮らす韓国系中国人グナム。苦しい生活の為、子供を親に預け、妻を韓国に出稼ぎにやっていた彼は、
なんとか借金だけでも返済したいと賭け麻雀に手を出すが大負け。そんな時、ある儲け話を持ち掛けられ・・

最初これ、全然気にとめてなかったんだけど、あの、素晴らしく恐過ぎる猟奇部屋に衝撃を受けた「チェイサー」の監督作だと知って、
評判イマイチのジェシーのピザ屋はDVDにまわす事にして(ジェシーごめん!笑)終了間際に駆け込みで観て来ました。
始まってすぐ、あっ・・あの丸顔のむさくるしいオッサンはまさしく「チェイサー」の・・( ̄∇ ̄;と、ユンソク発見。
いやぁ・・このオッサンとは二度と会わないだろうなと思っていたのに(なぜ・・笑)今回もご出演されていたのですね〜。
で、今度はしっかり悪役・・けど、どこかユーモラスな表情に、前よりも親しみが持てたわ。
前の正義な役の時にはうっと〜しくて、今回の悪の親玉には親しみを持ってしまう私って・・(汗)
いや、でも本当に、今回のが生き生きしていて、キャラも板についていてとても良かったです。
これなら、また次の作品でお会いしてあげても良くってよ!(* ̄Oノ ̄*)(←なぜ上から目線?)
そして、主人公の大鶴義丹・・じゃなくてハ・ジョンウ、彼も良かったわ〜。
あれっ?「チェイサー」では、あの犯人役でしたっけ?え?そうだったっけ?
私、あの部屋に圧倒されて、犯人に関してはただキモい印象しかなかったんで、顔は忘れてたわ。(爆)
(今、「チェイサー」感想見てみたら、彼に関してはビジュアル的に無理、とか書いてた・・笑・・ごめんね〜・・)
いやでも、彼、本当に良かったです。なんか見直しちゃったなぁ。なんか急にイケメンに見えてきたりして・・(オイオイ)
特に、終盤のカーチェイスでボコボコになりながらも、シレッ・・と逃れて、ただただもうシレッ・・としか運転していない、
いや、もう感情など全部捨ててしまったかの様に見える所が、すごく哀しくて・・心つかまれたわ。
・・と、なんだか俳優の話が先になったけど、物語も面白かったです。
中国の朝鮮族自治州って全然知らなかったので、最初からすごく興味ひかれて、
でも韓国の人達って、同じ人種として北だけじゃなくてこう言う所にも問題を抱えてて、
なんだか気の毒な気もしたわ。貧困に伴う不自由さや差別、どうにか改善出来ないのかな。
そんな状況なので、主人公グナムがどんどん追い詰められていく様がとてもリアルに感じられ、始終ハラハラドキドキしぱなし。
と言っても、派手なカーチェイス自体にはさほどドキドキはしなくて(こんな観客ですみません)
グナムにミョンのむさくるしい丸顔が肉薄する場面、フェイス・トゥー・フェイス(笑)なんかが一番緊張感があったわ。
そう言えば、最初の殺人シーンも印象的だったな・・後は、斧ね・・某映画のオッサンみたいで。(このオッサンってミンシクの事ね・笑)
で、ハラハラ・・の最後には・・グナムの最期が・・これもたまらんかったわ〜。
もう可哀想過ぎる・・と言うか、この無情さって何なの・・!?こんなんでいい訳ないやん・・とか・・。この場面、忘れられないなぁ・・。
そんなこんなで、ずっと目の離せない物語だったけど、コトの真相がついに明らかに・・
・・の所だけは、うーん・・ちょっとガッカリ。これが納得いけばかなり好きな作品だったのにな。
グナムの妻にしろ教授の妻にしろヨソの女にしろ、時々それとなく匂わせてはいたけど、
え、それで殺人ですか?!そんな下世話な話で?!・・みたいな・・。最後でガクッと来ちゃったよ。
銀行の某が一番取ってつけたみたいな感じで、ここだけ昼ドラみたいだったわ。
あ、昼ドラで思い出したけど!
これ鑑賞した時、私のだいぶ前方にオバチャン二人組が座ってたんだけど、
予告編始まった頃に(席は指定だけど空いてたので)私のななめ後ろに移動してきてさ、
なんか嫌な予感・・と思ったら、すぐにペチャクチャ途切れないお喋り開始。
さすがに本編が始まると黙ったけど、な、なんと、物語が(一応)終わってエンドロールが始まるや否や
始めよりもテンションUP、普通の音量(声量)で機関銃の如くベラベラ喋り出してビックリ!
ねぇねぇ、あの銀行の人誰やった?私ゃわからんかったよ〜!何がどうなったん〜?
・・とか、そう言うの、喋りたい気持ちはわかるけど、まだエンドロール中だから・・まだ終わってないから・・
とか思ってたら、案の定、列車のシーンがあってさ、ほらっ!終わってないよ!あんたら喋ってたら又ワカランくなるよ!
・・って、心の中で叫んでたら、この2人、そのシーンでも、だれだれ?これ誰?わからんよねぇ!
・・って・・むぅ〜・・そんくらい今まで観てたらわかるだろ〜余韻もへったくれもあったもんじゃないっっっ。
あんたら、もう帰って大福喰いながら韓流昼ドラでも見てな!てか、今、大福で口ふさいだろか!(あ、持ってなかった・・爆)
・・と言う状況下での鑑賞で・・それを、昼ドラで思い出した、って話でした。(長くてすみません・笑)
いやぁ・・劇場での映画鑑賞って、こう言う、映画とは関係ない思い出も出来るよね〜。面白いよね〜。フクザツよね〜。(笑) 【Tジョイ博多】
 

哀しみのトリスターナ
TRISTANA (70・伊=仏=スペイン)
(監・脚)ルイス・ブニュエル (脚)ジュリオ・アレジャントロノ (原)ベニト・ペレス・ガルドス
(主)カトリーヌ・ドヌーヴ フェルナンド・レイ フランコ・ネロ
色々な愛の形、憎しみの形が渦巻いていて圧巻でした・・。
ロペの思う様な姿になってしまってからのトリスターナの心の変貌ぶりは痛切。特に、口のきけない少年に自分をさらけ出す所、
黙々と松葉杖で廊下を行ったり来たり・・の所では涙と同時に寒気さえも。作品の素晴らしさ同様、改めてドヌーヴの凄さを実感。【TV】

悲しみのミルク
LA TETA ASUSTADA / THE MILK OF SORROW (08・ペルー)
 
(監・脚・製)クラウディア・リョサ (製作)アントニオ・チャバリアス ホセ・マリア・モラレス
(主)マガリ・ソリエル スシ・サンチェス エフライン・ソリス マリノ・バリョン
 
ペルーの貧しい村。死の床である歌を口ずさむ老女。やがて彼女は一人娘のファウスタを残し息を引き取るが・・
その歌が衝撃的過ぎて・・!(@_@) 
そこまで生々しくダイレクトに歌っていいのか、ここはどこだ?スペイン語みたいだけど?あ、ペルーなんだ・・
と、あまりの衝撃歌詞に早々にうろたえて、状況把握に慌てたわ;;
その後、娘ファウスタのやってる事にも、一瞬「はいっ?!!!」(意味不明)だったけれど、
少しずつその意味が解って来ると、何とも言えない気持ちにさせられた。
いやもう、あんな歌毎日聞かされて育ったら、ファウスタの行動になんの疑問もわかないって。(汗)
普通でも母親の影響って大きいものだろうに、こんなにも深く重い母親の傷を生まれてからずっと背負わされて来たとは。
母乳から子へ伝わるとされる母の苦しみ・・。だけど愛情なくしては与える事もないだろう母乳・・。
頑なに男性との交流を避けるファウスタの周りでは普通に他の娘さんの結婚のアレコレが行われてたりしてね、
妊婦さんとか赤ちゃんとかも居て和気あいあいな雰囲気。でもファウスタはなんとなく居心地悪そうで・・いや戸惑いかな・・
そんな彼女が踏みしめる屋外の白く長く続く階段の広々とした光景はとても印象的だった。(妊婦には危なそう)
後に彼女が雇われるお屋敷の塀(扉)もだけど、先に続く世界や広い世界を隔ててる彼女と重なった気もした。
庭師との交流は良かったね。真珠の件はもうちょっと何かあるかと思ったり音楽家の奥様には期待してたけど・・。
終わり方がとても良くてずっと心に残ってる。
最初とてつもなく生々しい衝撃から始まったけれど、
その後はずっと生活を描きながらもどこか寓話的だったのでこの終わり方は自然ですんなり心に入って来た。
それまで、 いやどう見てもそんなモノだめでしょう〜腐るでしょ〜蝕むでしょ〜死ぬし!
・・と散々な扱いだった例のモノ。(何) 最後にそれが・・ねえ。
きっと彼女も新しい世界で命の花を咲かせるだろうね。静かに美しく。
この作品は地味映画推進委員会の瞳さんからオススメ頂きました。瞳さん、どうもありがとう〜とても良かったです! 【DVD】
 

彼女が消えた浜辺
DARBAREYE ELLY / ABOUT ELLY (09・イラン)
(監・脚)アスガー・ファルハディ
(主)ゴルシフテ・ファラハニ タラネ・アリシュスティ シャハブ・ホセイニ メリッラ・ザレイ
 
イラン人女性セピデーはある思いから海辺のバカンスにエリと言う女性を誘う。
・・が、参加に乗り気でなかったエリは翌日海岸で忽然と姿を消してしまい・・

物語の核心に迫るはるか始めから、例えば、冒頭の車の中からの浮かれた叫びから始まって、
ずっとこの作品には驚かされてしまいました。エリのヴィトンとか、みなしごハッチだけでなく(笑)
この作品=イラン人女性・・について、自分のイメージとは違う発見が沢山あったものだから。
命のままに自然に生きる事は当たり前、よその国の影響を受けながら少しずつ変化していくのも
どこの国の女性だって同じ、・・って思いながらも、
それでも、イスラム独自の伝統や文化、風習などは、人々の中に根強くある・・事も思い知らされる。
自由に空を舞う様に見えて、その実、糸から離れればどこか知らない地に消えてしまうしかない凧が印象的。
セピデー、美形だったね〜。エリも美人だったけど、彼女よりトシくっててもより美形なセピデー・・
宿泊の手配がイイカゲンだった時みんながさほど怒らなかったのも、彼女が美形のせいに違いない!
やだねー脇役のくせに無駄にキレイな女はー・・ブサイクだとそうもいかんよねー・・とか思ってたけど(笑)
物語の中心は彼女でしたね。無駄に美形な訳じゃなかった・・ただの世話焼きオバサンじゃなかった・・(爆)
それにしても、人の心の中って複雑だし深い海の底の様。そしてそれを他人が理解する事の難しさよ・・。
誰に対しても正直で素晴らしい人なんている訳はないとは思うけど、だからこそ、お互いに信頼出来る人間関係の素晴らしさを改めて感じる。
舞台は決して大きくなく、いや、こじんまりとした海辺だし、登場人物も限られていたけど、
イランと言う国を背景に繰り広げられる物語は、見事な心理ドラマを展開してくれ、それ系好きの私には拾い物の作品でした。
【以下、ネタバレあり!未見の方は読まないでね】
きっとエリは・・って、思った通りだったけど、それにしたって、それが事故かどうかはわからないよね?
最後のセピデーの嘘・・最初は「え?」って思ったけど、本当の事をもし言っても彼が傷つくのには変わりないか・・
でもあれが正しい選択だったのかな・・自己保身でもなく?けど、彼女が抱える心の重さは余計重くならない?
・・とか、終わった後も、ついつい逆の”もしも”を、ずーっとああでもないこうでもないと考え込んでしまったよ・・。 【シネリーブル博多駅】 

彼女だけが知っている
 (60・日本)
(監)高橋治 (脚)田村孟 高橋治
(主)小山明子 渡辺文雄 笠 智衆 水戸光子 千之赫子 松本克平 諸角啓二郎 永井達郎 三井弘次 
連続婦女暴行殺人魔を追う刑事の恋人に魔の手が・・。
うーん・・どうコメントしたらいいのか・・。恋人に同情はするものの、一本調子な人々には、どうも本心を感じず共感し難い。
演技云々と言うよりも、これが普通だったんだろうなと、この時代の雰囲気に不思議さを感じるばかりで・・(^^; 
昔の邦画はどうもどっぷりと浸れない何かがあるんだよね・・理屈ではなく・・。 【BS−NHK】

彼女たちの時間
LA REPETITION (01・仏)
(監・脚)カトリーヌ・コルシニ (脚)マルク・シリガス (撮影)アニエス・ゴダール
(主)エマニュエル・ベアール パスカル・ブシェール ダニ・レヴィ ジャン=ピエール・カルフォン
これはキツい映画だった〜!女同士の友情を描いた作品は多々あると思うけど、みんなどこかしら最後は解り合ったりうまくいったりと、安堵の感動に
包まれる物が多いと思う・・けど、これは違うのよね・・。言うなれば、大人になりきれてない未熟な女ふたりの、限りなく不健康な友情(愛情)物語。
だけどこれって、一応女の私にはすごくよく解る世界。確かにこう言うドロ沼が女同士では多々存在するのよね。凄まじいまでの独占欲や羨望、甘え、その他
モロモロがドロドロと溶け合った関係・・体調壊しても当り前やがな;あのクライマックスも凄いよね・・ルイーズにとっては、あれは至福のひと時であった?
・・そんなイヤ〜な世界の繰り返しが綴られてるんだけど、ラストシーンはすごく良かった!(T_T)
一人ぼっちのナタリー・・彼女はいつも周囲の頂点の存在・・でも彼女はきっとずっとそれに気付かないだろう。
大人な女には孤独がよく似合う?孤独と付き合えない女は、永遠にこのドロ沼から這い出せないのかも?
ルイーズ役のブシェールも好演だったけど、やはりナタリー役のベアールが個人的にかなり好みだった!
化粧けのない顔にちらばるソバカスが可愛いし、なんたって瞳が澄んでるのよねぇー!(出た!瞳フェチ) 【シネ・リーブル博多駅】

彼女の恋からわかること
TEN TINY LOVE STORIES (00・米)
(監・脚)ロドリゴ・ガルシア
(主)ラダ・ミッチェル アリシア・ウイット リサ・ゲイ・ハミルトン レベッカ・ティルニー キンバリー・ウィリアムズ
   デビ・マツァー デボラ・アンガー スーザン・トレーラー エリザベス・ペーニャ キャシー・ベイカー
「彼女を見ればわかること」のR・ガルシアの長編2作目。
と言っても、据えられたカメラに向かって、一人の女が淡々と自分の恋体験他を語っていく数分のお話・・が10本。
最初にそのシチュエーション見た時、まさかこれで10人もやるつもり?と一瞬ヒイたけど( ̄∇ ̄;) 2人めがごひいきの
アリシア・ウィットだったので(出てるの知らんかった)がぜん見る気になって、最後まで寝ずに(笑)きちんと楽しみました。
人間が100人いれば100人の物語がある訳だし、この1話1話が1つの映画のアイディアの部分だけ、と言う感じがしなくもないし、
カットなしで語り尽くさねばならないので、女優達には挑戦しがいのある作品だっただろうし、そう言う意味では
観客よりも作り手の方に満足感を残しそう、と言う印象も受けた。
けれど、それぞれの話に少なからず共感する部分もあったり、羨ましい部分もあったり、教えられる部分もあったりして、
元々淡々と話を聞くのは嫌いじゃないので(魅力的な人ならね)面白かったし、何かの折りにふとどれかの話を思い出すかも・・ね。
「恋の詩」を集めた映画、って感じかな。でも甘くない恋ね。(笑)
心に残った話は、やっぱり一番がアリシア・ウイットの話。なんか切なかったな。次にキャシー・ベイカー。こっちもね。
「日本の男との結婚は悲惨」(笑)と話してた女性(女優名がワカラン)のその他の話も共感したくないけどしちゃったし(苦笑)
「君は僕と別れる」の話にも笑ってしまった。アホやでこの男〜!とか、まるで彼女に同化。( ̄∇ ̄;)
しかし、「男は一生に1人の女しか愛せない」ってのはどーなんですかー?もしもーし?さりげなく男の抵抗を見せたの?ガルシアさん。(笑)
それに彼は「臭いフェチ」と見た!_(T▽T)ノ彡☆
最後に一言・・体験話作品なので、当然「過去」しか語れない訳だけど、未来に絶望してる女でない限りは、過去の男に未練たらたら
持ってる女なんて少ないと思うし、搾り出した昔話を美化はすれど、語ったハシから忘れてしまうのが女なんじゃ?とも思う。(笑) 【DVD】

彼女を見ればわかること
THINGS YOU CAN TELL JUST BY LOOKING AT HER (99・米)
(監・脚)ロドリゴ・ガルシア (美術)ジェリー・フレミング
(主)グレン・クローズ ホリー・ハンター キャシー・ベイカー キャリスタ・フロックハート キャメロン・ディアス エイミー・ブレナマン
誰もがみんな形は違えど孤独を感じてるんだなぁ・・と。当たり前かもしれないけど。^_^;
で、一番痛かったのはホリー・ハンターの話。彼女が一番孤独から抜け出せそうに見えて、一番抜け出せない人じゃないかと思ったので。
路上で号泣してしまう彼女の姿は印象的だったが、もし私だったら人前では泣かないだろうな。いや、それをも越える気持ちかな?^_^;
それぞれの主人公達は、時折接する他人によって、ズバッと心中をえぐられたりしてるけど、人って、他人のコトは見えても自分のコトは見えない物よね。
盲目な彼女以上に何も見えてないし見つけられないのかもしれない。あの死体の彼女の事だってね・・(>_<)
結婚指輪やカナリアなどの小道具使い?の上手さはもちろん、個人的に気に入ったのは、全体的な色彩トーンと背景小物?のシンプルさ。
余計な物を削ぎ落とした簡素な背景だからこそ、それぞれが唯一求める”何か”が、より鮮明に心に響く様な気がした。
なんか書き足りない気もするなぁ・・心のどっかに何かひっかかってる様な気もする。【DVD】

カノン
SEUL CONTRE TOUS (98・仏)
(監・脚・製作・撮影)ギャスパー・ノエ (製作)ルシール・アザリロヴィック
(主)フィリップ・ナオン ブランディーヌ・ルノワール フランキー・パン マルティーヌ・オドラン
「カルネ」のオヤジさん再び!しかも更にパワーアップして!( ̄∇ ̄;)どひゃ
物語の最初に「カルネ」の粗筋があります。と言うかオヤジの過去。特に聞きたいとも思わんが。(笑)
それから先は、とにかくほとんどがオヤジの暴力的なモノローグ(戯言)でぐいぐい引っ張って行ってくれます。ゞ( ̄∇ ̄;)
世の中に敵意を持った、やや被害妄想的なオヤジ・・!・・・『モラルとは何か?』
オヤジの一方的な行動の行き着く先に【危険!映画館を出るなら30秒の内に】の警告&カウントダウン!しかし
「ここで出る人はいないだろ?危険たってどうせオヤジが**か****をしでかすって事だろ?」と簡単に推測。 
そして、その通りの展開ではありました・・ が!・・( ̄Д ̄;)そうか・・そうだったのか?!警告の真の意味はそこではなかったのでは?!もしかしたら・・
と、そこで『モラルとは何か?』に戻る・・^_^; 自分だけのモラル・・それは誰もが「幸せ」を求める為に維持している物かもしれない。
ヤツに残された一方的な生き方・・****なんて、ヘドが出そうだけどそれで二人に明日が約束されるのなら・・と思ってしまう恐るべき演出・・
それこそが警告!?あ〜・・なんかやられた、って感じ。ヒドイね、まいったな。この作品は、フツーの幸せに浸ってる良い人達にはオススメは出来ませんが
私の様な邪悪な人間にはとても良い薬になりました。毒をもって毒を制す?とにかく、エ○グ○の世界かもしれませんので(断定はしない)
「ファニー・ゲーム」同様、ハガネの神経の方にのみオススメします。(笑) 次は「ミミ」か?(▼∀▼)ノ彡☆ 【ビデオ】

カフェ・オ・レ
METISSE / CAFE AU LAIT (93・仏)
(監・脚)マチュー・カソヴィッツ
(主)マチュー・カソヴィッツ ジュリー・モデュエシュ ユベール・クンデ ヴァンサン・カッセル
恋人ローラの家で鉢合わせした白人のフェリックスと黒人のジャマル。戸惑う2人に、ローラは、どちらかの子供を妊娠していると告白する。
タイトルからもわかる様に人種問題を全面に出してるけれど、あくまでも軽快なタッチで描いているので
(どっちつかずなローラってどうよ、とか思いながらも・笑)敵対する男同士の絆?が深まっていく所など、むしろ爽やかな余韻が残って面白かったです。
この作品で監督デビューしたM・カソヴィッツが、白人(ユダヤ人)のフェリックスを演じてるんだけど、その優柔不断な優男ぶりがピッタシで、
金持ちの子息のジャマルの行動力あふれる男っぽさに押されながらも傷だらけになりながら(?)意地で食いついていく(?)姿が笑える;;
けど、ブのいいジャマルも、男っぽいが故に何でも自分勝手に物事を決めていくオレ様態度が鼻についたりしてね・・。
どっちもどっちだけど、でもどっちもネはいい人でさ。←ローラに文句言いながらも、ゆれるその気持ちもワカル・・感じ。ゞ( ̄∇ ̄;)
人種にこだわるなんて年寄りのタワゴト・・みたいに、優しく見守ってくれる家族がいるっていいね。
どんな境遇でも、白かろうが黒かろうが守ってくれる人が普通よりも1人多いって事は嬉しい事じゃないか、赤ちゃん〜(笑)
これ見てると、カフェ・オ・レをたっぷり飲みたくなった。(←単純)なんか好きだわ、こう言う作品。
カソヴィッツには「ゴシカ」みたいなのよりこんなタイプの又撮って欲しいな。カッセルとは何度でもコンビ組んで。(笑) 【BS−NHK】

カプリコン・1
CAPRICORN ONE (77・米)
(監・脚)ピーター・ハイアムズ
(主)エリオット・グールド ジェームズ・ブローリン サム・ウォーターストン O・J・シンプソン ハル・ホルブルック ブレンダ・ヴァッカロ 
   カレン・ブラック テリー・サヴァラス デヴィッド・ハドルストン デニース・ニコラス アラン・ファッジ デヴィッド・ドイル
 
個人的に懐かしい映画を再見するコーナー。(笑)
人類初の有人火星探査船カプリコン1の打ち上げ直前にトラブルが発生するが、NASAはそのまま無人で打ち上げてしまう。
世間には成功したと見せかける為、3人の飛行士には、地上スタジオでの芝居を強制する・・。 
これは大好きな作品です!いやぁ〜面白かった!・・当時かなりハマりました! 
まずは、国家の陰謀に巻き込まれた宇宙飛行士3人・・がほにゃららに追われる所にハラハラ・・
サソリだの蛇だのが、そして、何より、あのペケペケが空に上がるヒュ〜〜〜〜〜ッって言う音が、
まだキレイで柔らかかった私の頭の中にコダマして、何とも言えない気分になった事を覚えています。
再見したら、サソリだの蛇はほんのちょっとしか出てなかったけどね〜。きっと、記憶再生する度に、そのシーンが大きくなっちゃってたんだろうね〜?(^^; 
・・とは言え、サソリや蛇と同種の生き物みたいなヘリと農薬散布機のおっかけっこは(やっぱりビデオだとスクリーン程の迫力はなくなってしまう物の)
今見ても、やっぱりコーフン!飛行機と一緒に体がナナメに傾いてしまうし(笑)あの角度は随分快感!
この作品鑑賞を機に私のジェットコースター好きが始まったのかも?・・と今になって思ったりも。 
今になって思う・・と言えば、そもそもがこの物語の設定がねぇ〜。
アポロ疑惑が取りざたされる随分前の作品だし、当時はそんな事は誰も疑ってなかっただろうし(多分)
それを思うと、この作品ってすごく危うい・・と言うか、よく発想にOK出たね?とか、
いや、こんな話は映画だけの作り事さ、なーんて開き直りで真実を煙にまいてやしない?とか、
改めて、この作品の存在に色々感じる物があったりしてね。 
3人の宇宙飛行士の1人・・ジェームズ・ブローリンは、『ノーカントリー』のジョシュ・ブローリンの父親・・って言った方が今はもう分かりやすいのかな?
久々見る彼は、アタリマエだけどあのまんまで、懐かしさに涙ちょちょ切れそうだったよ。
なんだか、親子共々、荒野だの砂漠だのが似合ってそうな風貌よね。(笑) 
宇宙飛行士2人目は、あのO・J・シンプソン!
いやはや・・当時はカッコ良かったよね〜!ファンだったもん・・(爆)でもまさかあんな事件を起こして世間を騒がせてしまうとは。
宇宙飛行士3人目は、サム・ウォーターストン。
かなり地味目なので、その後の活躍は全く知りませんが、この時の気弱そうな顔だけはよく覚えています。(それだけかいっ) 
陰謀調査に乗り出す記者のエリオット・グールドは、当時この中では一番有名だったと思われる。
作品の中では、銃を向けられて慌てても、ひょうひょうとした雰囲気のまま両手を挙げる・・ポーズが一番のお気に入り。
そして、テリー・サヴァラス・・コジャック〜(笑)とか、カレン・ブラック、ブレンダ・ヴァッカロも70年代米映画にはよく出てましたよね〜。
カレンなんて当時はカラスみたいなおねいさんにしか見えてませんでしたが(意味不明)今見ると結構チャーミングだったりして。
ブレンダは最近何かの作品で見た様な気もしますが・・さらに丸々されてた様な気もしますが・・(←大きなお世話)
昔馴染みの俳優さんを再見するのは面白いし、最近の映画の中で見つけるとちょっと嬉しかったりするよね。 
それから・・私、この作品で初めて”ヨセミテ”って所を知ったんですよ〜・・と言うのも懐かしい思い出。 【劇場】【ビデオ】

壁男
 (07・日本)
 
 
(監・脚)早川渉 (原作)諸星大二郎
(主)小野真弓 堺雅人 山崎大昇 渡辺香奈子 宮崎総士 西村麻衣子 水戸ひねき
 
カメラマンの仁科が壁男に惹かれとりつかれる様はなかなか。
時折のざらついた映像は壁男の視点なのかな?壁に守られて生きているとも言えるけれど。
壁男が答えられるように貼った文字の数々は、わかりやすい様に普通に五十音順に貼りゃあいいものを。
んで、日本なのに他国の文字も。これでもしアチラさんの言葉で喋られたら恐いわ。壁男=単なるスパイ決定やん。(爆)
無責任に噂を流すメディアに翻弄されるのはいつも素直な()一国民だったり?    【
gyao 

壁の中に誰かがいる
THE PEOPLE UNDER THE STAIRS (91・米)
(−−;
(監・脚・製作総指揮)ウェス・クレイヴン
(主)ブランドン・アダムス エヴェレット・マックギル ウェンディ・ロビー A.J.ランガー ヴィング・レイムス
部屋を追い立てられたスラムの黒人少年は、家主の家に忍び込んでウワサの金貨を盗もうとするが、逆に彼らに閉じ込められてしまう。
うーーー・・・期待ハズレ。(-_-;) 昔読んだ、地面の下から声がする・・みたいな(作者忘れた・他には乙一短編みたいな)静かなホラータッチを
想像(期待)してたもんで、こんな笑える系ホラーとは・・と言っても、ドタバタ・ギャグ・ホラーにしてもイマイチでたいして笑えはしませんでしたが。
家主のキャラは完全イカれててそれなりに良かったけど(この女性、どっかで見た様な?)肝心の”壁の中”がよくワカラン・・と言うか魅力不足。
閉じ込められてた人なんてほとんどゾンビなんで助かろうがどうしようが、もうどーでもいいような・・ゞ( ̄∇ ̄;)
ホラーはアタリ・ハズレが大きくて借りる時は賭けです。あ、クレイヴンて・・「エルム街・・」の監督さんだったのね。あれは良かったんだけど!【DVD】

カポーティ
CAPOTE (05・米)
(監)ベネット・ミラー (脚)ダン・ファターマン (原作)ジェラルド・クラーク
(主)フィリップ・シーモア・ホフマン キャスリン・キーナー クリス・クーパー クリフトン・コリンズJr. ブルース・グリーンウッド
   ボブ・バラバン マーク・ペレグリーノ
言わずと知れた作家・トルーマン・カポーティが「冷血」を完成させるまで・・の物語。だけど、犯人とコンタクト取って、プロット組み立てて、
推敲して、なんて言う動作の話・・ではなく、自身の心理追究ドラマ・・として、大変興味深かったです。
ただ、カポーティが犯人の1人・ペリーと初めて顔を合わせてからすぐに惹かれていく気持ちは、私は今回は珍しく予習(「冷血」読書)していたので
割合すんなり理解出来たけど、そうでなければ、どうしてあんなに急激に?しかもなぜ彼にだけ入れ込む?ディックはシカトかいっ!( ̄∇ ̄;)
なーんて、ちょっと解り辛い部分はあったかも?(ないですか・笑)
カポーティを演じたホフマンは勿論、皆が皆、其々の役をしっかり把握した手堅い演技で作品に深みを与えていたし、
特に
ネル(キーナー)のカポーティに対する鋭いツッコミ!には笑いの金メダルを差し上げたかった!(≧▽≦)
幼馴染の彼女には、さすがの”三瓶でぇ〜す”・・もとい・・カポーティも太刀打ち出来ない様で・・(笑)
けど、後に仲たがいしてそれっきりになっちゃったらしいですね・・すっごくいいコンビネーションだったのにね〜残念。
それにしても、
”悪魔に魂を売る”とはよく言ったモンだ。どこぞのVは”作家は嘘で真実を語る”とも言ってたけどさ、やはり客観的に物事を
表現〜完成させるには、ある意味神の様な公平な視点、言い換えれば悪魔の様な冷徹さが絶対!だもの。
独得の喋り方と、かすかなオネエ仕草を交えた大振りなジェスチャーでトークの中心となるパタリロ・・もとい・・カポーティ・・。
しかし、その弱みを見せることを異常に恐れる虚栄心だらけな成功者の内面で、売ったはずの魂がうめき声をあげ始め、
とことん悪魔に成りきれなかった彼の作家としての終りに、私は悲しみと安堵が入り混じった涙を止められなかったよ・・。
人間以上の何者かに衝き動かされた心の行き着く先は、彼もペリーも結局は同じだったのかもしれない。
人は誰だって恐くて恐くてたまらないよねぇ・・?1人っきりになる事が。
ただの人間として裸のままで見捨てられてしまう事が。
・・そんな彼をとても他人には思えず、私の中では今、密かに
カポーティ祭りが始まっているのであった〜〜・・!( ̄∇ ̄;)
本作、彼のピン芸のない場面でも、「一緒に育ったが、彼は裏口から出て行き、自分は表玄関から出て行った」
「誤解されて生きるのは辛い・・外見だけで普通じゃないと決め付ける」「愛と利用は両立しない」等、どこを切っても思わず唸ってしまう名言だらけ。
来年の準備は”おカポちゃん名言カレンダー”でキマリ!でしょう。トイレに貼りたい!(あれば・・ですが)
ベッドルームのホワイトキルト、あれは既製品なのかな?キルティングがとっても密でブティみたいな感じも・・? 【KBCシネマ】


    

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