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永遠と一日
MIA EONIOTITA KE MIA MERA (98・ギリシャ=仏=伊)
(監・脚・製作)テオ・アンゲロプロス (音楽)エレニ・カラインドルー
(主)ブルーノ・ガンツ イザベル・ルノー アキレアス・スケヴィス デスピナ・デデベリ
死期の迫る詩人アレキサンドレの、入院する前の最後の一日を綴っている。
過去と現在、自分と愛する者、そして残り少ない人生とそれでも続く未来が、ゆっくりと交錯しひと時の夢の様な時間を作り出している。
巷では眠くなる映画との評判だったけど(笑)そんな事は全くなくて大変堪能させて頂きました。と言うか、かなり好みな世界。映像も音楽も内容も。
とにかく感性に訴える印象的なシーンが多いので、どこがどう・・と書いてるとキリない感じもする。妻との海辺、少年とのバス、ラスト・・他他・・。
特に、とかくテキトーに流しがちな静かに背景をなぞるシーンなどにハッと何かを感じる。時を重ねてもなお未熟な人間には到達できない世界、
その隙間を埋める為に、自分の軌跡から人生を完成させるに満足なヒントを拾い直せる物ならば、悲しむ事なく明日に旅立てるんだろうか。
同じ様に、”知っている者”にはもっと解るであろうヒントが沢山散りばめられているんじゃないかと思われるこの作品、”知らない”自分には
それが半分も見つけられてないんじゃ?と嘆きたくもなる。私にはただ、現在の自分の心で感じる物が全て。その未熟さに涙;;
数年後にまた見たいなぁ・・と素直にしみじみ思える作品だった。出来たらスクリーンで。サントラも欲しいなぁ。 【BS】
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北ギリシャの港町に住む詩人アレクサンドレには死期が迫っていたが、街で出会ったアルバニアの難民の少年と出会い、ひと時の”旅”に出かける・・。
ずっとスクリーンで観たかった作品が観れて嬉しい〜!もう〜すっごく良くて・・涙!・・と言うか、最初のテーマ曲聴いただけでウルウル・・してどーする!
ってくらい感激〜!やはり二度目となると前よりも(自分なりに)理解出来る部分も増え、よりいっそうこの作品に愛を感じたわ〜。
崖からの眺めや表情の違う海、食事よ・・と呼ぶ母親、割り込んだ結婚式(笑)とかもうどこを取っても素晴らしいシーンの連続過ぎて、
そんなんいちいち書いても仕方ないんだけど(笑)やはりあのバス・・眠る赤旗や楽しげに時を謳歌する人達と一緒に微笑んでいる2人の姿は印象的で、
前の何倍も引き込まれてしまった!よ。言葉を沢山集めても、この溢れる感情を正確に伝えられる術もなく・・友達の弔いにただ大事な名前を
繰り返すだけの少年の様に、空白の中にぽつんと漂う命を振り返る。応えてくれる誰かが確かに居た事を記憶の片隅に頼りなく残しながら、
小さな人間のたった1つの人生が永遠に輝く海に包まれていく・・そんな余韻にいつまでも浸ってしまいました。
今ちょっと、一度目に見た時の自分の感想読んでみたら、なんかやはり似た様な事書いてたわ・・(^^;
でも今回は過去や妻への想いと言う外面的?な物だけでなく、自身の中で相反する何かの存在を強烈に感じたんだよね。
それが何か・・と言うのもまた言葉にするのは難しいのだけれど、自分自身も一生心に抱えていく物なんだろうな・・。
主演の
ブルーノ・ガンツ・・!瞳が、笑顔が、めっちゃ可愛いオヤヂよね!あの悲しい微笑みにヤラレテしまった〜!
今まで、鼻の形でせん○みつ○を連想していた私を許して! 「ベルリン・・」や「ヒトラー・・」ももう一回見るかな。(笑)
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結局、今回上映の10作品のうち、4本しか観れなかったけど、この特集、すごく良かったし楽しかったです!
行ける時間の都合上、有名なのは(長時間なのは?笑)「アレクサンダー大王」しか観れなかったけれど、それでも大満足。
未見の残り5本(注:「エレニの旅」は封切時に鑑賞済み)も、ゆっくりと順にビデオで鑑賞していきたいと思います。
【テオ・アンゲロプロス監督映画祭:図書館・映像ホールにて】
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その後、あまりの感動に、DVD・BOXまで買ってしまって、これまた堪能いたしました〜。(^^ゞ 【DVD】

永遠に僕のもの
EL ANGEL / THE ANGEL (18・アルゼンチン=スペイン)
 
( 一一) 
(監・脚)ルイス・オルテガ (脚)ロドルフォ・パラシオス セルヒオ・オルギン
(主)ロレンソ・フェロ チノ・ダリン ダニエル・ファネゴ メルセデス・モラーン ルイス・ニェッコ ピーター・ランサーニ セシリア・ロス
 
71年、ブエノスアイレス。何不自由なく暮らしながらも犯罪を重ねていく17歳の少年カルリートス。
やがて学校で出会ったラモンと意気投合し・・

ポスターがなかなか魅力的で、アルゼンチンが舞台だと言うので楽しみにしてたけど、
う〜ん・・なんかもう、期待が大きすぎたのかハズしちゃった感しかない。(アルモドバルは絶賛してたような??)
おしゃれな雰囲気の映像は良かったんだけど、そこと、”実話である事”だけに頼り過ぎた印象。
そもそもポスターで素敵っぽく見えてた主人公が全然で・・むしろキモくて、騙された感。(爆)
何が天使よ・・(←コピーが天使どうこうだった。原題もそうみたいね?)
腹出とるし・・(←あ、天使は腹出とるんかな?笑)
あのお母さんにとってはいつまでも可愛い天使ちゃんなのかもしれないけど、或いは、実際の本人の見た目が可愛いかったのかもしれないけど、
一応いっちょまえのイケメンきどるなら、ぷよぷよ腹はNGなのよ!
踊るなよ、イケメンきどってぷよ腹で踊るなよ!世の中ナメた態度が全部腹に表れとるわ!
でもそれ以上にだらしない口元がもうね・・生理的に無理。世の中ナメた態度がぬらぬら唇にも表れとるわ!
あ、腹も唇も演出的にはグッジョブ?(爆)  ま「生理的に」だからきっとここに「生理的に萌える」人もいるだろうな。(笑)
そんな主人公だったので、もう自分にとっては、精神状態を考察する気もわかないただの犯罪者でしかなく・・どうでもええわ状態。( 一一)
主人公に少しでも魅力を感じるか感じないかだけがイコール映画の好き嫌いになりそう。(笑)
自分勝手な犯罪に甘い香りなどない、な現実を改めて思い出させてくれたのだけが収穫かな。   【KBCシネマ】 

永遠のこどもたち
EL ORFANATO / THE ORPHANAGE (07・スペイン=メキシコ)
(監)J・A・バヨナ (製作総指揮)ギレルモ・デル・トロ (脚)セルヒオ・G・サンチェス
(主)ベレン・ルエダ フェルナンド・カヨ ロジェール・プリンセプ ジェラルディン・チャップリン マベル・リベラ モンセラート・カルーヤ
      アンドレス・ヘルトルディクス エドガール・ビバル
ギレルモが製作・・と言うので鑑賞しましたが・・良かったです〜!好みの作品でした♪
ギレルモの「デビルズ・・」と同じ様に孤児が主人公であったり、物語が「パンズ・・」と似通ったとらえ方であったり、
所々狙いすぎや余計な部分が無きにしも非ずだったけど、それを差し引いても、
これが長編デビュー作とは思えない位、ドラマとホラーのバランスが良くて、とても気に入りました。
キャラ設定にも説得力があったので、主人公ラウラと一体化して・・ラストでは涙涙・・またホラーで泣いてしまった;;
だってさ・・ラウラの息子のシモン君、めちゃくちゃ可愛いくてね〜!
もう、こんな可愛い子が行方不明になるんだから・・そんなん絶対許されんよ・・絶対見つけないと!(涙)
時折現れる正体不明の子供・・が、仮面(正確には袋?)を被っているのが又不気味でいい味。
”ジェイソン”であれ、”トモダチ”であれ、顔を見せないのって恐怖を煽るよね。
だけど、ここにも可哀相な秘密があってねぇ・・・・・あれっ・・この男の子も”トモダチ”ですかね?(爆)
親にとって子って何なんだろう?親って、子に何をしてあげられるんだろう?
子供が求めてるものを、ちゃんと解ってあげられてるんだろうか?
冒頭、孤児院で遊ぶ子供達の影が郷愁を誘い・・で、その遊びがスペイン版「だるまさんころんだ」!
さすがに「だるまさん」とは言ってなかったけど(笑)こう言う遊びって万国共通なのね?
子供の遊びを通じて、行った事もない外国に益々親近感が生まれるのは嬉しいし、
このシーンが後に重要なシーンとなって再現されるんだよね・・そこがもの凄くゾクゾクしてイイの!素晴らしい!!
ここ、また見たいから、DVD欲しいなぁ〜(笑)
ラウラを演じた女優さんはどっかで見たと思ったら「海を飛ぶ夢」の方でした。
派手ではないけど、あ、この人は・・、って記憶のどこかに印象を残すいい女優さんですね。
今回も出ずっぱりなのに全然クドくなく、必死なのに押し付けがましくなく、とても良かったです。
霊媒師役にジェラルディン・チャップリンと言うのは意外な登場でちょっと驚き&得したキブン。
だけど・・ベニグナって・・「4分間のピアニスト」のピアノ教師かと思ったよ!Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネン
【以下、ネタバレあり!未見の方は読まないでね】
最初は、どうしてトーマスは、意地悪した友達と一緒に?・・とかちょっと思ったけど、
子供時代の意地悪は、悪意があっての事じゃなかったんだろうね?
普通じゃない様子のトーマスに、単純な気持ちで接しただけ、それが子供の無邪気な恐さではあるけど、それをもってしても、
トーマスには、彼らと友達になりたい、一緒に遊びたいって気持ちがあっただろうし、
母親が我が子を恥じたり可哀相に思う程には、或いは彼らを憎む程には、感じていなかったのかも?
・・と言うか、親子であっても、2人の彼らへの想いの方向は全然違っていたのかも・・。
難しいね・・子供の気持ちを理解し汲み取るのは。親だって以前は子供だったはずなのに。 【KBCシネマ】

永遠のマリア・カラス
CALLAS FOREVER (02・伊=仏=英=ルーマニア=スペイン)
(監・脚)フランコ・ゼフィレッリ (脚)マーティン・シャーマン
(主)ファニー・アルダン ジェレミー・アイアンズ ジョーン・プローライト ジェイ・ローダン ガブリエル・ガルコ
私は、カラス全盛時代の人間でも、(彼女の音楽は多少は知ってても)特別なファンと言う訳でもないんだけど
主演が大好きなファニー姐御だと言うので見に行って来ました。すみません。ただのミーハーです。
この作品は、伝記ではないんだね・・最後にそれが出て、ちょっと慌てたりもしたんだけど( ̄∇ ̄;) でも、監督さんや周囲の人たちの目に
写ってた彼女はこんなイメージだったのね。声の衰えに苦悩するカラス、偽りを許せなかったカラス、今の自分を受け入れようとしたカラス・・
どんな彼女であっても、きっと彼らには、燃え尽きる事のない、永遠のマリアであり続ける・・そんな愛情や思い入れを感じた作品でした。
本当の彼女の苦しみがどうであったかは分からないけれど、全身全霊で歌い続けた彼女の人生に手抜きや誤魔化しはなかった・・
そんなピュアな人間に少しでも触れられる幸せを与えて貰った事に感謝したい。
ファニー姐御は素敵でした!こんなにシャネルがイキに見えるのも、姐御の迫力があってこそ。(* ̄∇ ̄*)
劇中劇の「カルメン」もとても良くて、(肌に合う歌・笑)断片的にしかないのが勿体無かったな。【シネサロン・パヴェリア】

映画 暗殺教室
 (15・日本)
 
┐(´д`)┌ 
(監)羽住英一郎 (脚)金沢達也 (原作)松井優征
(主)山田涼介 椎名桔平 菅田将暉 高嶋政伸 加藤清史郎 山本舞香 竹富聖花 優希美青 上原実? 橋本環奈 知英 桐谷美玲
(声)二宮和也
 
う〜ん・・超絶つまらなかった。( ̄∇ ̄; ブログにあげてたら「るつボツ」だよ。
謎の侵略者と落ちこぼれ生徒との触れ合いを不思議な形で描いているけど、
結局はギャグだし!って原作漫画知らなくてもそう感じるし、原作だと突き抜けてて面白い所いっぱいあるんじゃないかと想像出来るからこそ
コレを実写化した意味が解らないし必要性を感じなかった。せいぜいアニメ化までなら良かったんじゃ?
殺センセーの見た目は宣伝から知ってたのでまあそんなモンなんだろな、とは思ってたけど
いかにも東洋人と言うか韓流集団アイドルみたいな見た目の、エセ西洋女性スナイパー?が出て来た時点でダメだこりゃ感。
(後でキャスト調べたらこの人KARAのジヨンだったのね。ビンゴ。けどこんな安っぽいガイジンスナイパーよりKARAでの方が絶対可愛いでしょ)
だいたい世界の滅亡かかってんのにみんな呑気過ぎて。これイマの日本人に対する皮肉なのかな?(爆)
なんでヤツは先生やってんの?の答えみたいなのもチラッとあったけど「は?」な感じ。
いや、だからギャグなんだから、そりゃ別に「は?」でもいいんだけど、その「は?」につい笑いがこみあげてくる様な雰囲気でもないし;;
全体的に見せ方(魅せ方)に工夫も感じられず・・全然惹きつけられなくて退屈だった。
ニノ君も好きなんだけどね〜・・あのネチこい声ずっと聞かされるのはねぇ・・ニノ君はきっと楽しんでやってたんだろうけど、ごめんよ〜;;
唯一まあ良かったかなと思ったのは、意外にも加藤清史郎君キャラの見た目。まあ好みの問題かもだけど。(笑)   【TV】
 

映画は映画だ
MOVIE IS MOVIE (08・韓)
(監・脚)チャン・フン (原案・製作)キム・ギドク
(主)ソ・ジソプ カン・ジファン ホン・スヒョン コ・チャンソク ソン・ヨンテ チャン・ヒジン
我儘な映画スターと、俳優を夢見ていたヤクザ、対照的な二人の男が、ある事をきっかけに映画で共演する事になる。
製作、原案がギドクだと言うのでちょっと気になってたけど、特に予定には入れてませんでした〜・・が、
たまたま平日に時間が取れ、しかも劇場が何周年記念とかで1000円だったもんで観て来ました。(^^ゞ
主人公の男二人は、我儘なスターの方は、ダイエットに成功してついでに筋トレにも成功した「渡○徹」って雰囲気、
アブないヤクザの方は、髪の毛を黒くして頭のトンガリを封印した「は○わ」って雰囲気。
しっかり、外見のイメージは白と黒なんだけど、意外と、スターのが鼻持ちならず、ヤクザのが純粋な印象。
そこに小顔のヒロインが加わって・・○○○の方に好意を寄せたりもするんだけど、
ああ言う事やられて、そこから愛が深まり・・なんて言うちょっと不可解な流れはギドクっぽいけど、この場合はダメでしょう・・
女をなんだと思ってやがる。(笑)あれ〜?ほんまもんのギドクだと大抵すんなり納得なのに・・何故〜?やっぱどっか違う〜。
ギドク流と言えば、多分一番の見所であろうクライマックスのむつごろうシーン(何)よりもラストのが好みだったのもそんな香りから。(笑)
しかし、そんな主人公二人よりも、ダイエットに失敗してリバウンドしてしまったけど全然気にしてない「三谷○喜」みたいな監督さんのが
味があって面白かったわぁ〜。(と、ミもフタもない感想を) 【シネリーブル博多駅】

映画 ホタルノヒカリ
 (12・日本)
 
(-_-;)
(監)吉野洋 (脚)水橋文美江 (原作)ひうらさとる
(主)綾瀬はるか 藤木直人 松雪泰子 手越祐也 安田顕 板谷由夏 ジョンテ・モーニング 
 
辛口です。(笑) TVドラマはまあまあだったけど、映画はヒドいね。キャラは今更だけど、物語にもなんの新鮮味もないしイージー過ぎて退屈。
まあ、綾瀬の干物キャラも映画だと意味不明な一本調子がクドくてイライラするしTVドラマの枠がギリギリ場を持たせられる範囲だったって事かな。
干物女でもせっかく海外までハネムーン行ったんだから相手にそれなりの思いやりくらい持てよ。
豚に真珠、干物女に海外旅行。こんなん、町内旅行で充分。  【TV】
 

eiko [エイコ]
 (03・日本)
(監)加門幾生
(主)麻生久美子 沢田研二 阿部サダヲ 袴田吉彦 宇梶剛士 南果歩 大杉漣
はれぇ〜、沢田研二が「おじいさん」なんて呼ばれてるよ〜( ̄∇ ̄;) まいったなぁ〜。そりゃあもう、お目目カメレオンにしてパラシュート背負うのは
無理かもしれないけど、YMCAくらいは唄えるんじゃ?・・って、それは秀樹か;・・何にしても「おじいさん」だって・・しかも「ボケ老人」。(爆)
あのピチピチと可愛いらしかった南果歩にしても、怪しげなキャッチセールスおばさんがハマっててさぁ。( ̄∇ ̄;)
それにこの作品、「日本のアメリ」なんて触れ込みだけど、全然違うジャン。( ̄∇ ̄;) どこがアメリ?アメリの本質解ってないな?(笑)
いや、これはただ宣伝の為だけ?だったら、ちょっとアザとくないか?
でも、eikoの様な女の子は憎めないよね。あんなに純(過ぎる)性格・・私にもあったかも・・( - -)トオイメ
人を疑りたくないし、愛し愛されたい気持ちはよく解るよ・・それで借金重ねちゃ〜自爆一直線だけどさ。^_^;
幸せはお金では買えない・・よね。目に見えないしさわれないし規格ナシだからやっかいな代物よね。
甘いだけの言葉と、本当に優しさのある言葉とを見極めるのもまた難しい事なんだけどさ。
エンディング曲はメロディだけのが良かったな。作品のイメージを限定する様な歌詞は逆効果だと思う。 【シネサロン・パヴェリア】

英国王のスピーチ
THE KING'S SPEECH (10・英=オーストラリア)
 
 
(監)トム・フーパー (脚)デヴィッド・サイドラー
(主)コリン・ファース ジェフリー・ラッシュ ヘレナ・ボナム=カーター ガイ・ピアース ティモシー・スポール 
   デレク・ジャコビ マイケル・ガンボン ジェニファー・イーリー
 
英国王ジョージ5世の次男として生まれたジョージ6世は、幼い頃からの吃音の為、人前で話す事が苦手で内向的な人生を送っていた・・。
シンプルな物語だと言う噂は聞いていたけど、それに加えて、と〜っても解りやすくスンナリ頭に入っていく内容でした。
これだったら、老若男女、誰にでも受け入れられそうだし、TV放映だってゴールデンに堂々と流せそうだ。
ちょっとばかりp音fワードもあったけど、それもクレヨンしんちゃんより無邪気なので問題なし。
で、全体的にイメージとしては、自分には、ドラマと言うよりミュージカルって感じだった。
物語の中で歌う部分があるからって意味じゃなくて、アプローチの印象として。
なので、多少お疲れでボーッとしてても、筋を追う分には全く支障ないと思うし(寝てません)
とにかく、歌にあたる物を楽しめばいい感じ。歌=コリンとラッシュの共演の競演の饗宴を!
ただね、物語運びが余りにも解りやす過ぎて、なんだか気が抜けちゃった所も無きにしも非ず。
いや、私にとってはこれはミュージカルなので(笑)それも楽な具合で抜けてる分には全然いいんだけど、
実は、この作品観る前に、あの「白いリボン」を観てしまってたんだよね・・直前に。
あちゃ〜っ・・またやってしまった・・って感じです。いつかの二の舞?
そのせいなのか、いい物語だったので普通に観てればもっと感動したのかもしれないけど、
すっかりハネケ頭になってた私にはちょっと食い足りなかったなぁ〜〜(笑)
それと・・あ、これは【結末に触れています】の所にて。
でも、こうやってスンナリ頭に入る物語だからこそ、王室が身近かに感じたり、
その歴史に興味がわいたり、どんな所でも信頼こそは力なのね・・って素直に感じられたのは良かったです。
喋りたくない王と喋りたくてたまらん医者(なのか?)のカケアイ(治療とも言う)は面白かったね!
ほとんど漫才みたいにも見えたので、この絶妙な息の合い方はコンビ芸人にも必見です。
でもさ、王の、辞められないオシゴトだからこその苦悩はそれなりに伝わってきたけど、
私、ライオネルに関して・・の方のが興味わいて来ちゃってねぇ・・。
だって王ってさ、やっぱり自分の事だけで精一杯じゃん?患者だからそれで当たり前なんだろうけど、
ほら、物語がシンプルだから、その結末は目に見えてるし(汗)なので、関心がもう別に移っちゃってさ(ダブル汗)
で、王に接するライオネル見てるとね、もう彼が気になって気になって仕方ないのよ。(笑)
いつも自分の事でいっぱいいっぱいの王より、ライオネルの懐の深さのがどんどん身に沁みてきたりして。
主演のコリンは良かったですね。アカデミー賞も納得の演技です。
と言うか、そもそもこの人の実力からしたら、普通に順番回って来たね、って感じ。
私が苦手なこの人の声も今回は全然気にならなかったのも良かったな。つっかえる所が多かったからかなぁ?(爆)
内助の功を発揮するヘレナも好演。最近人間離れした役が多かっただけに、人間界お帰りなさい、だね。(笑)
しばらくぶりに普通の顔見たら、ちょっとふっくらおっとりして大竹しのぶっぽく見えたわ。
ガイ様♪も出てたけど、印象薄かったなあ。まあ、役が役なのでヨシとしよう。髪形もヨシと・・・・・できるかいっ!!
さり気なくスポールも出てたけど、さり気なくても強い印象を残すあなたはサスガです。
そして、今回、私が最もスゴイ!と思ったのが、ジェフリー・ラッシュ。
彼ももう巧いのは重々承知、なんだけど、このライオネル役は絶品でした!素晴らしかったです。
何も語らずとも、その一瞬の表情でライオネルと言う人物の内面を知らしめてくれる驚くべき演技。
いやぁ〜いいダシ出てますね〜。全身の毛穴から出まくりです。(←もっと素敵な表現誰か教えて!)
【以下、結末に触れています。未見の方は読まないでね】
で、私が気になったのが、初めて成功したスピーチが開戦を告げる物であった事を、これまたどうとらえるか?
・・って所で、誠実なスピーチが国民の胸を打ち、皆の不安を和らげ一丸としたのはすごくよく解るけど、
絶対に不本意であろうスピーチ内容・・その大きすぎる皮肉を前にすると、手離しでは感動出来ない自分が居る事も確か。
天邪鬼感覚で言うと、スピーチの成功によってその内容が王室を越えたもっと重大な権力によって煙に巻かれてる、或いは利用されてる
・・正当化とか洗脳とか・・それに対して王はどーなの?王の個人的なコンプレックスなど関係ない国民はどーなの?・・みたいな気分にも。
このあたりは、この物語のテーマではきっとないから気にする必要もないんだろうし、あえてそう言うハードな部分を
ちょっと匂わす程度で前面に出さなかったのがまた、この作品が成功した理由でもあるのかもしれないけれど。 【天神東宝】
 

エイジ・オブ・イノセンス
THE AGE OF INNOCENCE (93・米)
(監・脚)マーティン・スコセッシ (脚)ジェイ・コックス (原)イーディス・ウォートン
(主)ダニエル・デイ・ルイス ミシェル・ファイファー ウィノナ・ライダー ジェラルディン・チャップリン リチャード・E・グラント ヴィンセント・ギャロ
社交界とか舞踏会とか、一種憧れの世界だけど、フタを開けてみればただのメンドい親戚の集まりと同じなのね〜?(笑)
世間体だけの世界で、誰かのスキャンダルを今か今かと待ち構える奴らなんかとはお付き合いしたくないよねー。と言うか、興味ないわ、そんな世界。
主人公も又、そんな世界がイヤだと思いながらもそれを変える力に欠けていて・・男と女の愛の捉え方、表現のズレもそれに拍車をかけてるみたいで・・
仕方ないと言えばそれ迄なんだろうけど、見ていて辛すぎて、頭痛はしてくるわ、血の気は引いてくるわ、で・・うーん・・世間のシガラミを
繊細に描写した良い作品だけど、苦し過ぎるから2回目見るには時間が必要かも。←感情移入し過ぎ?
愛する人に贈る花は、やっぱりバラよねー?でも、黄バラの花言葉ってどうなの?確か、嫉妬とか愛情の薄らぎとかそう言うマイナスなイメージが
あったと思うけど・・この時点で、彼は自分の愛にブレーキをかけようとしてたのかな?
ダニエル・デイ・ルイスって素敵ね。「かっちょい〜」とかじゃなくて「素敵」。静かな雰囲気のある男性にはヨワいのだ。(笑)
ファイファー、キレイでした。ウィノナは若くて清楚な美しさがあったけど、ファイファーのこなれた美しさのが魅力的でした。(まあ、そう言う設定では
あるんだけどさ)バラVS鈴蘭だね、まさに。(笑)
( ̄◇ ̄;)エッ 又、ヴィンセント・ギャロが出てるって?どこどこ?全然気付かなかった〜。これで何回目?
>ファイファーが綺麗ですから、でもヘアースタイルがあまり似合ってなかったような気もしました
・・あのヘアスタイル、ちょっとフロントがうるさかったかな。ああ言うのが当時のハヤリだったのかな?でも、ウィノナはオデコ全開ですっきりしてたね。
海を見つめるシーンはとても綺麗でしたね。振り向け振り向け〜って心の中で思いましたが(笑)後で、「振り向いたら声をかけよう・・って思ってた」
って彼が言うと「気付いてたから振り向かなかった」って答えた彼女が又せつなくて。(T_T)
男は悲しみを忘れる為に、日常の近場で手をうつけど、女はその逆で、あくまでも孤独と闘っていく物なのかな?とも。(人によるんでしょうが)
>ウィノナ・ライダーは、清楚だけど、心はしたたかでしたね
・・そうそう〜!もう、たまらんほど。(笑)正直、あんな女って恐い。( ̄∇ ̄;)
彼が新たな人生を踏み出そうとした時、彼女が取った行動・・もうサイアク〜!って思いましたよ。勿論、彼女の気持ちも解らないではないけど・・;;
あ〜、なんだか鳥肌たってきたわ〜(笑)なんかこの作品、恐いです。シガラミ描写が凄過ぎて、繊細な神経にはこたえます。 【DVD】

H[エイチ]
H (02・韓国)
(監)イ・ジョンヒョク (脚)イ・ジョンヒョク キム・ヒジェ オ・スンウク
(主)チ・ジニ ヨム・ジョンア チョ・スンウ ソン・ジル キム・ソンギョン キム・ブソン イ・オル キム・イングォン キム・レハ クォン・ヒョップン
興味深い猟奇殺人事件で(と言うのも変だけど)どんどん引っ張っていってくれるけれど、ちょっと先が読めてしまうのと、
役者の大仰な演技(女性刑事は逆にいつも同じ演技)のせいか、完全には乗れなかったなぁ・・。
【以下ネタバレあり!
↑に興味深い・・と書いたのは、自分が胎児である時に、堕胎しようとした母への恨みの記憶・・と言うのが、なんか頷けるというか面白いと
(またこう言う言い方するのも変だけど)思って。そうだよなぁ・・って胎児に同情しちゃうよ。^_^;いや、犯人にはしてないけどね;;
なので、それが殺人の動機ってのが興味深かったんだけど、後は催眠で・・と言うのは何だかなぁ・・いや、ワカランでもないけど、
自分としては、離れてる所からの殺人への誘導をこう言う手段でされるのは、夢オチに近いくらい、よほどの内容でない限り歓迎しないんだよね・・。
だってどうにでも作れる様な気がするもの。動機や展開〜雰囲気が良かっただけに、ちと残念な気持ち。【DVD】

88ミニッツ
88 MINUTES (07・米)
 
 
(監・製作・脚)ジョン・アヴネット (脚)ゲイリー・スコット・トンプソン (製作)アヴィ・ラーナー ランドール・エメット ボアズ・デヴィッドソン
(主)アル・パチーノ アリシア・ウィット エイミー・ブレネマン リーリー・ソビエスキー ウィリアム・フォーサイス デボラ・カーラ・アンガー
 
アリシア・ウィット目当てで見ました。と言うか、たまたまTVでやってたんだけど、この映画全然知らなかった。
パチーノは存在感あるものの、あんまり共感も出来ないキャラで、初めて真面目キャラだったアリシアのが印象に残った。(笑)
犯人はもうあの人しかいないんじゃ?と思ったらやっぱりその通りで・・。カノジョ、とんがったキャラだったけど
顔は丸くなったね。(余計なお世話)そして最後は体力勝負?! 【TV】

8 Mile
8 MILE (02・米)
(監・製作)カーティス・ハンソン (脚)スコット・シルヴァー
(主)エミネム キム・ベイシンガー ブリタニー・マーフィ メキー・ファイファー
自分の夢を叶えたいけど臆病になってしまう主人公の置かれた状況が、とっても厳しくリアルだった。
最後のラップ・バトルは、不満の吐露を通り越した罵倒合戦・・;;韻を踏ませる即興はすごいと思ったが、周囲に比べて普段がいい子過ぎに見える
主人公の爆発としては、さほどなカッコ良さは感じなかった。正直、こんな荒んだバトルの中に未来があるのか?とも思った。でも、
貧困や人種差別の激しい中、彼らはあれを通じて、精一杯、自分のプライドだけは守ろうとしていたのかな?
かなり自分好みな内容な筈なのに、ラップの言葉のやみくもな攻撃性に少々ついて行けない物があった。
自分は、露骨な言葉に対して神経質過ぎるのかもしれないが、時には見える暴力よりも危険だと思うし、不満の矛先を、社会でなく個人に向けた場面のが
クローズアップされてた様に見えたのが(字幕のせい?)ちょっと入り込めない理由だったと思う。でも、その状態に続くあのラストは好きでした。曲もね。
そこで溺れず、先に進め!って印象で、ここでやっと脱皮し(8マイル越えて)物語が始まる・・んだろうね?
このポスターはめっちゃイイね!構図といい色合いといい雰囲気といい、好きだなぁ。
でも作品は人を選ぶかも?好きな人はハマるかも。【ユナイテッド・シネマ】

エイプリルの七面鳥
PIECES OF APRIL (03・米)
(監・脚)ピーター・ヘッジズ
(主)ケイティ・ホルムズ パトリシア・クラークソン デレク・ルーク オリバー・プラット アリソン・ピル ジョン・ギャラガー・ジュニア アリス・ドルモンド
「ケイティ」のケイティ主演ですから〜。決してブリトニー・スピアーズ(←苦手)じゃないですよ!
ケイティ・ホルムズ(←隠れファン)ですから〜。そこんとこヨロシクー。(笑)
いやぁ、寒くなりつつあるこの季節に、じんわりあったかい気持ちになれる、ステキな作品でした。
お母さん、意固地でしたね〜(笑)でも、なんだか解る・・あの、トイレでよその母娘を見た時なんて、私も彼女と同化しちゃって、もうウルウルよ・・。
なんだかんだ言っても、自分の娘・・なんだよねぇ・・。エイプリルって、さほどな悪そでもない感じしたけど、その辺は母親や家族の尺度なんだろうね。
多少は(多々か?)ルーズで大雑把だけど、あんなに素敵なカレシが惚れるくらいだから、本当はとってもいい娘なんじゃないのかな?
とか思っちゃったよ。(カレシ、すごく思いやりある人だもの〜)多分ね、タイミングだったんだろうな、って思う。過去のちょっとしたタイミングが、
母娘で合わなかった、それが誤解を生み、どんどん亀裂を生じて来た様に思える。修復するよりも、下の子に親の期待をかけた方が、
母親には手っ取り早かったのかもね。子供はそれぞれみんな違う個性があるのにね。
それに人間って、ひどい仕打ちをされた事は覚えてても、した事は忘れたりするしね、きっと、母娘で売り言葉に買い言葉な所もあったんじゃ
ないかと思う。これは肉親ならではのDNAの衝突ですわな。(笑)だけど、自分も子を持つ親・・いつどんな風にこじれたりするかワカランのが
他人事ではない。何はともあれ、この世に生まれて来て、愛する誰かと一緒にその日一日を感謝して過ごせる事の有難さ・・
さり気ない思いやりや優しさは、明日への気力になる・・よね?お母さん・・。(涙) 【シネリーブル博多駅】

エイプリルフールズ
 (15・日本)
 
 
(監)石川淳一 (脚)古沢良太
(主)戸田恵梨香 松坂桃李 寺島進 浜辺美波 小澤征悦 菜々緒 ユースケ・サンタマリア 戸次重幸 宍戸美和公 大和田伸也 高橋努 山口紗弥加 千葉真一 
   高嶋政伸 りりィ 岡田将生 生瀬勝久 小池栄子 窪田正孝 矢野聖人 千葉雅子 古田新太 滝藤賢一 富司純子 里見浩太朗 浅見れいな 木南晴夏 
 
実の父親(寺島進)が浜辺美波ちゃんを誘拐するエピソードが印象的。
親友にふざけてゲイ告白する男には笑った。 相手は窪田正孝だし。そしてその道へw
ちょい出の将生(救急隊員)、ちょい出の小池栄子は何だったの?何か見落としたかな?
それとも戸田恵梨香が巨乳だと嘘ついたやつの前ふり?占いりりぃと刑事(高嶋政伸・・以前もこんな刑事役見た様な?)とか豪華。(笑)
なぜ戸田恵梨香がピストル持ってるのかと思いきや・・美波ちゃんの仕業だったのね。
皇族のふりして豪遊する夫婦とその運転手(美波ちゃんの義父)・・美波ちゃんとこの夫婦のエピソードはちょっとホロリ。
色んな所がうまく繋がってる所は楽しかった。運転手が結構好きだったかも・・美波ちゃん可愛いかったし。
松坂桃李はちょっとキモかったなぁ・・あ、役が、ね。(^^;    【TV】
 

エイリアン・シリーズ
エイリアン
ALIEN (79・米)
(監)リドリー・スコット (脚・原作)ダン・オバノン
(主)シガニー・ウィーヴァー トム・スケリット ベロニカ・カートライト ジョン・ハート
一昨日から連続でBSでやってまーす。
公開時に劇場で観た時には、今までに見た事のない異星物体の姿、斬新な襲い方などに興奮しまくりました!
女性が1人で最後まで戦い抜くなんてシチュエーションも当時は珍しく、そう言う意味でもすごく感動して、
ゆで卵をじっと見つめる程にハマりました。 自分には「エイリアン」別タイトル「マザー」って感じです。【劇場】【TV】【BS】

エイリアン2
ALIENS (86・米)
(監・脚・原作)ジェームズ・キャメロン
(主)シガニー・ウィーヴァー マイケル・ビーン ランス・ヘンリクセン ビル・パクストン
「2」は、今までずっといい加減に民放TVで見ただけだったので、さほど思い入れはないんだけど、きちんと見たら結構面白かったです。
今見ると、シガニー、まだ少しふっくらしてて可愛いね。ビル・パクストンが出てた。やっぱり凡人顔なので今まで気付かなかったわ。(笑)
「2」は、大作はまかしとき〜なキャメロンの、「エイリアン・王道アクション編」って感じかな。【TV】【BS】

エイリアンз
ALIENз (92・米)
(監)デヴィッド・フィンチャー (脚)デヴィッド・ガイラー ウォルター・ヒル ラリー・ファーガソン (原作)ヴィンセント・ウォード
(主)シガニー・ウィーヴァー チャールズ・ダンス チャールズ・S・ダットン ランス・ヘンリクセン ポール・マクガン
「3」は、今までずっと「2」より面白いと思ってたけど、今回見ると、囚人ばっかりなのにちょっとおとなしい感じも。
でも、極悪な怪物に挑むのが、これまた人間界の極悪非道な囚人達って設定はとても面白いと思う。
カメラワークも、パニック映画に付き物のゴチャつきが少なく、ダークなのにすっきりとスマートで・・フィンチャーのこんなトコが好み。
「3」は、ちょっと静かな不気味さが漂う「エイリアン・スタイリッシュ・サスペンス編」って感じかな。【TV】【BS】

エイリアン4
ALIEN RESURRECTION (97・米)
(監)ジャン・ピエール・ジュネ (脚)ジョス・ウェドン
(主)シガニー・ウィーヴァー ウィノナ・ライダー ロン・パールマン ダン・ヘダヤ ドミニク・ピノン
今回、BSで「3」まで放送されたのに、何故か「4」は放送されませんでした。
仕方ないので、ダイエーで500円で買った自分のビデオで見ました。_(T▽T)ノ彡☆
「4」は自分が劇場鑑賞に復帰して間もない頃に観に行ったんだよね。でも、その時はジュネだなんて全然知らなくて。
見直すと、しっかりジュネ映画常連さん出てるし・・( ̄∇ ̄;) ウィノナも今見ると、つぶらな瞳から涙流しちゃって・・可愛いねえ。
周りがむさくるしいから余計に可憐さが光ってるね。って、シガニーもむさくるしいんかいっ。(笑)
それにしても、こんな顛末になるとは、当のリプリー(シガニー)も「1」の時には思いもよらなかったでしょうね。
でもさ・・どんな子でも子は子だよね・・なんかちょっとウルウルきちゃったのよ、実は;;
「4」は、リプリー登場場面からして、妖しげなジュネの雰囲気漂って・・「エイリアン・ダーク・ファンタジー編」って感じかな。【劇場】【ビデオ】

エイリアンVS. プレデター
ALIEN VS. PREDATOR (04・米)
(監・脚・原案)ポール・W・S・アンダーソン (原案)ダン・オバノン ロナルド・シャセット
(主)サナ・レイサン ラウル・ボヴァ ランス・ヘンリクセン ユエン・ブレムナー コリン・サーモン アガト・ドゥ・ラ・ブライユ トミー・フラナガン

南極大陸地下の謎の熱源データをキャッチしたウェイランド社社長は、各分野の専門家を集め調査に向かうが・・
巷での評判はイマイチだったみたいだけど、思っていたよりも面白かったです。
・・楽しませてもらった最初の原因(理由)は、ユエン〜。(*≧┏∇┓≦*)
ユエンを画面で見つけてからは、もう彼の行く末が心配で心配で。危うくなっても、間一髪で切り抜け続けたユエン・・
そうそう、その調子よ!頑張るのよ!そうしてあんただけは生き残るのよ!(←えこひいき)
・・って応援してたけど、一人だけ、ミョ〜に美形の黒人系女性が居てさあ、なんか・・なんかだよね〜・・なんかイヤな予感だよね〜・・
・・カノジョ、もしかしてヒロイン?・・なら、なんかアレだよね〜・・最後、生き残る・・とか??まさか??1人だけ??
・・って想像してたら、ああ〜っ!!ユ、ユエンがぁ〜〜!あんなに頑張ってたユエンがぁ〜(T▽T)
そして、物語は、エイリアンとプレデターに関して、一言も感想を書かないうちにクライマックスへ突入!(爆)
プレデターとヒロインの、爆破からの脱出ラブラブ・ランデブ〜には爆笑!あんた達、何げなく青春してるやん!!(≧▽≦)
もう、このシーンが印象強すぎて、他は爆弾と共に全部吹っ飛んだ!(笑)
元々の「エイリアン」も「プレデター」も、結構好き、どちらかと言うと、
劇場の大スクリーンでリアルタイムで鑑賞したエイリアンの方が親近感あるんだけど、
今回は、どちらもま〜ったくベツモノと意識して鑑賞したのも良かったのかも。
だって、どちらの肩を持つ事もなく公平に見られたし。と言うか、ユエンしか応援してなかったし。(爆)
何はともあれ、皆様、成人式お疲れ様。次回はさ、ユエンみたいな虚弱体質そうなインテリじゃなくて、
某国の成人式で他人の迷惑省みずに暴れまくる新成人を、エイちゃん&プレちゃまんとこに連れていってお祝いしたらどう〜?
きっと盛り上がると思うよ! 【TV】

エヴァとステファンとすてきな家族
TILLSAMMANS (00・スウェーデン)
(ーー;)
(監・脚)ルーカス・ムーディソン
(主)リーサ・リンドグレン ミカエル・ニュークヴィスト グスタフ・ハンマシュテーン エンマ・サミュエルソン サム・ケッセル
70年代の政治&男女のあり方について、日本より”進んでる”とも見えたスウェーデン・・でもそれって進んでると言えたのかな?
それにそんなに素敵な事?・・なんて思ってしまったのは、多分自分が既にそう言う固定観念からは最初からズレた感覚だからかもしれないし、
むしろそうでない普通の事に何か納得出来る物を見つけたいと言うささやかな願いがあるからかもしれない。だいたい、こう言う寄せ集めな
集団には安堵感を覚えるのが私には普通だったのに、どうしてこんなに不快になるのか最初は不思議でたまらなかった。
考えてみると、この小さなコミュニティが全て世界そのものと感じてしまって、なのに心の在り方をテキトーに流してる感じがしたせいかもしれない。
この辺は紙一重な感覚だろうけど、(きっとあるだろう所の)彼らの個性の素晴らしさがテンデ感じられなかったんだよね。一方的なだけで。
彼女に物分りいい顔ばかり見せてた男が突然キレるのにも爽快さを感じなくて、逆に、どうしてそんな風に彼女を切り捨てるのか
嫌な気分になってしまったし、もちろん小さな男の子にまで言い寄る彼女にはそれ以上に不快な気持ちにさせられたけど、そこに心からの
コミュニケーションを期待しても、バチはあたらんだろ〜・・なんて。^_^; 孤独を癒し、幸せになりたいのは誰でも同じなんだから。
ラストへの繋ぎ方は良かったけどね。と言うか、これがなかったらどうもこうもならんかったよ。(笑)
いきなりググーッと寄るカメラも、うちのボロビデオカメラと変わらんやん、と少々苛立ちが。 【シネテリエ天神】

エヴァの告白
THE IMMIGRANT (13・米=仏)
 
(監・脚・製作)ジェームズ・グレイ (脚)リチャード・メネロ (製作)グレッグ・シャピロ クリストファー・ウッドロウ アンソニー・カタガス
(主)マリオン・コティヤール ホアキン・フェニックス ジェレミー・レナー ダグマーラ・ドミンスク アンジェラ・サラフィアン 
   グレン・フレシュラー イリア・ヴォロック アントニー・コローネ
1921年、叔母を頼り、妹と二人でポーランドからアメリカへとやって来たエヴァ。
しかし入国審査で妹は病気とされ病院へ隔離、エヴァも何かと難癖をつけられ強制送還させられそうになり・・

新しい人生を手に入れようとする女性に、必ずと言っていいほど持ちかけられるギブアンドテイク。
よくあると言えばよくあるシンプルな物語〜流れではあるけれど、敬虔なカトリック信者であるエヴァの素直な心に寄り添い、
かつ、ラストには甘さに頼る事のない力強さを見せられ、好感の持てる物語でした。
エヴァを支配するブルーノが、何ともイヤな暴力野郎でありながら、
放っておけない雰囲気を醸し出してたりして・・それを演じるホアキンが絶妙。
エヴァがほのかに思いを寄せる紫のバラの人・・違った(笑)赤いバラの人も、
ブルーノとはまた違った軽く危うい雰囲気で、そっちはレナーが好演。
なんか、2人の男性、どっちを選んだとしても人生破滅しそう。(オイオイ)
エヴァ演じるマリオンも、身を持ち崩しても品位はなくさない、芯の強い女性がよく似合ってて良かったです。
告解って・・たまに物語によっては、「告白で全てが許されると思ってんじゃね〜よ」
・・な〜んて感じる場合もあるけど(何の物語だよ・・笑)ここでは、こんな境遇の中でもそれを受け入れ、
自分をしっかり保とうとする気持ちが感じられたし、告白で赦しを得るって、
自分を大事にして更に強く先に進んでいく為の祈りなのかな、とも素直に感じられた。
そんな女性を前にして、誰が彼女を支配出来るって言うの?!(いきなり叫ぶ)
誰もが来た道を戻る事は出来ないし、心を早々に入れ替える事も出来ないだろうけど、
誰かの真心にふれた瞬間を感じ取れるうちは、まだ先に少しは光があるかもよ?
誰かとの出会いが、最良であろうと最悪であろうと、それを変化させるのもまた自分次第なんだろうな、と改めて感じたりも。
エヴァが舞台で自由の女神に扮装させられてたのがとても印象的だった。
女性達の生活は、お風呂とかキャッチセールス(謎)とかちょっと不思議な印象。
かと思えば、元々アメリカに暮らしてる叔母夫妻の生活の裕福な落ち着きよう・・。
旦那に歯向かえない妻に、どんな暮らしをしてても女性としての立場の弱さが見えて悔しく感じた。
そう言えば、久々のホアキンは随分貫録が出てて、声がトム・ハンクス(みたい)だったわ。(笑)
こんな声だったっけ〜?けど、やっぱ上手いわ〜。でもこのキャラ、半分は地かも?(^^; 【天神TOHOシネマズ】

エヴォリューション
EVOLUTION (15・仏=スペイン=ベルギー)
 
 
(監・脚)ルシール・アザリロヴィック (脚)アランテ・カヴァイテ (撮影)マニュエル・ダコッセ
(主)マックス・ブレバン ロクサーヌ・デュラン ジュリー=マリー・パルマンティエ
 
10歳の二コラが母と二人で暮らす島には彼と同じ年頃の少年と女性しかいなかった。
ある日、いつもの様に泳ぎに出た彼は海中で死体の様なものを目にするが・・

なんだか懐かしい匂いが・・と思ったらやっぱりそうだった。
監督が、あの強烈な〇〇オヤヂをこの世に送り出したG・ノエの相方、ルシール・アザリロヴィック。
まずは、ダークながら時折きらめくその映像が美しく、印象的。
前作「エコール」をなんとなく思い出してしまう・・前作の少年版みたいな感じ。
でも主人公が少年だったせいか「エコール」よりは未知なる部分に興味わいたし、好きかな。
観終わった帰りがけに、他の観客(若い女性二人組)が
「すごく想像力豊かな人が頭の中だけで完成させた様な世界だったね」って言ってた。ちょっと解る。(笑)
映像等の雰囲気が良かったり(少年も可愛いし)独特の世界観はあるけど、物語の広がりがもっとあればもっとハマれたかも?
【以下ネタに触れています。未見の方は読まないでね】
前の脱少女と同じく、今回は脱少年ってイメージ。
脱少年=その多くを性的な意味合いが占めてる気はするけれど、
少年の身体に身ごもらせる衝撃にも、さほど怪しい18禁っぽさはなく(笑)
「きれいなかんごしさん」との交流などでファンタジックに包んでたのは良かった。
物語の捉え方は人それぞれ勝手に・・な所で、海を越える二コラ見ながら、
もうすぐ普通の遺伝子ニコラくんがそちらに向かいますよ〜卵子さんも普通ですか〜?とか思ってしまったり。(何・・笑)
【本編の前に同監督の短編が上映されました。→「ネクター」】
蜂の営みと現代(近未来?)の人間の営みとがオーバーラップ。
蜜蜂の舞う野原の美しさと女主人に仕える(マッサージとか)者達の変わらない動きが印象的。あ、女主人の白く長いまつ毛も。
それにしても、アザ監督(略す・笑)の世界っていつもどこか世界の境界線を意識してる感じ。   【中州大洋】
 

A.I
A.I ARTIFICIAL INTELLIGENCE (01・米)
(ーー;)
(監・脚・製作)スティーヴン・スピルバーグ
(主)ハーレイ・ジョエル・オスメント ジュード・ロウ フランシス・オコナー ブレンダン・グリーソン ウィリアム・ハート
捨てられても、なおかつ愛を求めるA.Iの少年・・人類が滅亡しようとずっと変わらない彼に涙するより
求めるだけの愛でいいの?そんな愛しか残らなかったの?と言う疑問だけが湧いた作品だった。
更に言ってしまえば、少年のその愛すらただのプログラムでしかない。人類への警告はあってもそこから突っ込んだ物を感じられず、
おまけに私の嫌いな表現(未来の生物)をしていて、白けてしまった。
キューブリックならどんな切り口でテーマを浮き彫りにしたかな?【ユナイテッド・シネマ】

エージェント・ウルトラ
AMERICAN ULTRA (15・米)
 
 
(監)ニマ・ヌリザデ (脚)マックス・ランディス
(主)ジェシー・アイゼンバーグ クリステン・スチュワート トファー・グレイス コニー・ブリットン ウォルトン・ゴギンズ 
   ジョン・レグイザモ ビル・プルマン トニー・ヘイル スチュアート・グリアー 
同棲中の恋人フィービーの事を気にかけつつも田舎町のコンビニでバイトするだけの冴えない日々を送るマイク。
そんなある日、店に現れた見知らぬ女が突然彼に向かって謎の言葉を語りかけ・・

えっ?ジェシーが豹変?あのジェシーがイケてるエージェントに変わる?!
・・てな多分一番のウリより、単にクリステンとのカップル再び!に惹かれて観ました。(≧∇≦)
でもそれ当たってたみたい?自分にはアクションと言うよりラブストーリーでしたわ〜。
んで、やっぱりジェシーとクリステンのカップルっていいな〜って不思議な安心感が。
でも最初から、こんな超頼りないマイクに全然怒りもしないフィービー(クリステン)って、
デキた女の子やなぁ〜(もしかしてダメ男好き?)って思ってたの。それがね・・まあ、ああ言うコトだったので納得。
ハッ・・ダメ男好きは自分か?( ̄□ ̄;違う!ジェシーは好きだけど・・ジェシーはダメ男じゃない・・ジェシーはイケてる!(←相当無理が・・)
話フィービーに戻って;; で、彼女が彼とずっと一緒にいたい気持ちがとっても伝わって来てじんわり温かい気持ちに。
あの樹と車の話、最初は「ロマが唐突過ぎるだろージェシーのくせに!」( ̄□ ̄だったけど(笑)それに応えるクリステンは素敵だった。
アクションも見せ方のテンポ良かったし、色々と映像も凝ってて最後まで楽しく観られた。
困難な愛も1本から。1本のスプーンは永遠の愛に通ず。(←何の諺をパクってるのやら)
ただ、一人消すのに何だかオオゴトになっちゃって、スケールが大きいのか小さいのか、その辺に多少の違和感。(爆)
でもそう言うのって最近の他のアクション系には多くなってる気がしないでもない。
コミックの影響なのかなあ?これの原作がそうかそうでないかは別としても。
久々のレグイザモにはちょっとテンション上がったけど、もっとブイブイ言わせてください。
それにしてもジェシーにはコンビニとかスーパーとか異常に似合うなあ。いよっ、新世代のスーパーマン!(←コンビニマンでは・・)
ついでに≪悲報≫。やっぱりキリッとした短髪は似合わないジェシー・・生きろジェシー明日もたくましく!( ̄∇ ̄;
あと何回クリステンとカップル出来るかな〜?  【ユナイテッドシネマ】

エーミールと探偵たち
EMIL UND DIE DETEKTIVE (01・独)
(監・脚)フランツィスカ・ブッフ (原作)エーリヒ・ケストナー
(主)トビアス・レツラフ アンニャ・ゾマヴィラ ユーゲン・フォーゲル マリア・シュラーダー カイ・ヴィージンガー
子供時代に劇場で観てすごく面白かった作品がまた映画になってる〜♪・・と思ったらエーミール?前はエミールだったけどな?
それはともかく(笑)今度のはBSで鑑賞。父親のケガの為知人に預けられた少年が、ベルリンに向かう列車の中でお金を盗まれる・・が、
新しい友達軍団(少年探偵団)の協力を得てそれを取り返しに向かう・・と言う内容だけど、この泥棒が、子供の頃はめっちゃ悪人に見えて
(いや、実際しっかり悪人だけど)んなヤツが子供にやられるのが、子供の目にはもう痛快でたまんなかったよ!
今回の悪人は前より若く感じたけど(あ、私が年イっただけか!)やっぱりしっかり悪人で、しっかり子供達に感情移入。(^^ゞ
みんな行動的で可愛くて、特に女の子(最初はお笑いの虻川ちゃんに見えたけど・笑)はカッコ良かったな〜(≧▽≦)
悪人のホテルの部屋に忍び込む場面はヒヤヒヤもん。知人(女性牧師さん)の子供(PCオタク?)もいい味出してました。     【BS】
【追記】前の作品も探してみたら・・64年のがあった。やはり「エミールと探偵たち」で、エミールがよそに行く目的は今回のとは
違っていた模様。それにこれ、日本劇場未公開作品になってるんですケド?あれ〜?私は絶対劇場で観たはずだけどなぁ・・!?
でもそう言えば、マーティン・シーンとリンダ・ブレアの「ふたりだけの森」だって(TVムービーだとしても)劇場で観てるし、
でもそれもきちんと(公式には)日本劇場公開作品として扱われてない気がする。・・田舎の劇場でも劇場は劇場なのに〜。(爆)

エキゾチカ
EXOTICA (94・カナダ)
(監)アトム・エゴヤン
(主)ブルース・グリーンウッド ミア・カーシュナー ドン・マッケラー アルシネ・カーンジャン  エリアス・コーティアス サラ・ポーリー
望んではいなくても、生きて行く為にはどうしようもなく他人を傷つけてしまう事がある。
そして、傷つけられた人の痛みとは違う痛みを抱えてしまう。渇いた心を何かで満たしたくて、でもそれは大抵一方通行で。
人はこの世界に産声をあげる前まで、母体の中いる時だけしか誰かと繋がっていられる事はないのだろうか。
作り物のストリップ・クラブとは対照的な、緑溢れる草原で会話をかわす二人。しかしその爽やかな風の中で見つける物、探していた物の残酷さ。
それを思い知る前の自分が存在していた事など嘘の様でも、まだ心開ける何か誰かを求めずにはいられない。
生きて行く限り、それは当り前の事なのかもしれないけれど。
・・何が言いたいのやらと、世間では不評な本作ですが、私には面白かったです。^_^;
いつもの事ながら、完成度云々でなくなんかキモチを感じるし、人についての説明が不足してても、そこは勝手に想像力を働かせられるとして。(笑)
サラ・ポーリーが若かった。ちょっと「大草原の小さな家」のネリーに似てたな。(笑) 【ビデオ】

エクスクロス 魔境伝説
 (07・日本)
 
(監)深作健太 (脚)大石哲也 (原作)上甲宣之
(主)松下奈緒 鈴木亜美 中川翔子 小沢真珠 池内博之 岩根あゆこ 岩尾望
原作は全然知りませんが、本作はB級ホラー&アクションって感じ一直線で、結構楽しめました。トイレこわ〜。
主演2人があんまり個性的でない分、キ○ガイ女の役の小沢真珠のインパクト大。
だけど、いつもこんなんだし、怪演と言うより、集大成?(笑)
ここに、山田奈緒子でも居れば、早くにまるっと事件解決しちゃったかも、なのにね〜?
とりあえずは、見知らぬ土地へ旅する時には、相手を選びましょう。 【BS】

エクステ
 (07・日本)
 
(監・脚)園子温 (脚)安達正軌 真田真
(主)栗山千明 大杉漣 佐藤めぐみ つぐみ 町本絵里 佐藤未来
港に到着したコンテナから発見された大量の髪の毛と少女の遺体。
美しい黒髪に異常な執着をみせる死体安置所の管理人・山崎は、こっそり遺体を盗み、少女の髪の毛でエクステを作っていく。
園子温ホラーなので気になりつつも、つい見るのを忘れていた作品をやっと見ました。
オススメしてくれたMみこさん、Pルカさんありがとう。 え?全然してない?そんなつもりじゃなかった?(≧∇≦)
それはともかく!(笑) ホラーと言ってもコメディ要素多め。不気味と思ったのは、冒頭くらいかな。
でもあのコンテナいっぱいの髪の毛は、開けたとたんに、ぎゅうぎゅうに突っ込んでたフトンが襲ってくる〜
・・みたいな我が家の押入れを連想。
その後も、夜に一人で見ても全然大丈夫、な感じ。ヒロイン登場の所なんて、爽やか青春ドラマだし。
登場人物のポジション紹介、全部本人達担当。(笑)  後で思ったけど、DVDのメニュー画面が一番怖かったわ( ̄∇ ̄;
で、噂に聞いてた髪フェチの大杉さん・・ 確かに怪しいキケン人物だったけど、
ユーモラスでアメリカかぶれのノッポさんって感じ。このユルい可愛さ、どうしたもんやら。
「キル・ビル」の栗山千明なら、速攻で息の根止められそうな気もしたけど。(笑)
ヒロインの姉の虐待は現実的な恐さよね。
家に入れて貰おうとして猫なで声出す様は、「オオカミと七匹の子ヤギ」みたいだった。
閉じ込められた押入れ?の裂き目を通しての惨事の図は印象的・・ だったけど、なんとなくデジャヴ。何か他にあったっけ?
ここも「オオカミと七匹の子ヤギ」っぽくもあるけど・・ あ、そうだ、楳図先生作品だ;; 
大杉さんの部屋に横たわって髪を伸ばし続ける少女の図も、大昔の楳図先生作品に似た様なのあったな〜。 
その時の大杉さんのファッションもしかり?全ての恐怖は師匠に通ず?(笑)
大量の剛毛が襲ってくる所は見どころだけど、
薄毛の悩みって一体何なの? ・・とさえ思ってしまう怒涛の毛生えが一番面白かった。
特に、眼から一本だけスーーーッと・・が、新鮮。
眼、って結構な弱点だと思うし、他も、本来生えるはずのない部分から生えるのがいいよね。(いいのか?)
とは言え、痛テテテ〜とか、気持ち悪う〜とは思っても、さほどな恐さを感じなかったのは、
昔あった、腕にくっつけた毛を引っ張るCMのせいかしら?
ひどい母親とか意地悪な同僚とかが餌食になるのはわかるけど、関係ない美容院の子や、友達が襲われるのは嫌だったな〜。
結局、あの少女の恨みがどこに向かってるのかが、よくわからなかった;;のでちょっとモヤモヤ。
見境なく暴走するからやっかいなのかな、怨霊は。  【DVD】

エクス・マキナ
EX MACHINA (15・英)
 
 
(監・脚)アレックス・ガーランド
(主)ドーナル・グリーソン アリシア・ヴィカンダー オスカー・アイザック ソノヤ・ミズノ
 
大手の検索エンジン会社で働くケイレブは社内試験に受かり社長の山荘に招待される。が、そこは人口知能の研究施設だった。
ケイレブのカードキー、免許証よりヒドい写真w
それはともかく!(笑)
だからさ〜・・ AIには必要以上に頼ったり、必要以上に信用しちゃダメだって。
人間にとって便利な様に、利用出来る様に作ってるだけの機械なんだからさ。
そんなんオスメントの頃からわかっとるやん〜。
検索エンジンもなんだか不気味だし、AIに人間性とかいらんよ。
どこまで可能かやってみたい気持ちは解らんでもないけど
人に近づけようとすればするほど、悪知恵だってつくんでしょ?
神様だって自分に似せてヒト作っちゃって、えらい目にあってるしさ〜(ちょと違うか)
それになまじ可愛い娘ちゃんの見た目にするから、色々と面倒な事が起きるよね。
だいたい可愛い娘ちゃんにする理由ってほぼ下心のせいだろうし(笑)
そう言うの、人間の人間らしい所なんだろうけど、一番の弱さ、特に相手側?からすると
一番攻撃しやすいポイントでもある訳で。 普通の人間関係以外では余計な感情を刺激されたくないよ。
オスメント時代から私は人型AIには冷たいです。(爆) 見た目なんかペッパーくんで上等よ。
エバの所々透明な機械の身体は面白かったし魅力的。普通っぽい身体になると案外平凡になったりしてね。
それはそうと、しゃっちょさん!キョーコには言葉も教えず、飯炊きとほにゃららだけかい〜。えらく軽く見られたもんだ。
エバもいいんだろうけど、私はキョーコのが好みだったもんで、んであのダンスが異様に良かったもんで(笑)
つい文句も言いたくなってさ。あれ?今私、美人型AIに余計な感情を刺激されまくり?(爆)
そう言えば、エバ役の女優さん、どっかで見た事あるような?と思ったら、マッツ映画でおバカ国王の幼な妻演じた女優さんだった。
どちらも言わばコスチュームプレイ?ギャップがすごい。
ケイレブ役の俳優さんは最近よく見るし個性的だからすっかり覚えたけど・・
あの最後・・・・そしてどうなる?・・ケイレブどーなる?グリーソンだけに!(またかい)
この煽りを言える様に次からもラスト頑張って下さい。( ̄∇ ̄;     【Amazon】
 

エクソシスト (DC版)
THE EXORCIST (00・米)(オリジナル・カット版は73・米)
(監)ウィリアム・フリードキン (脚・原・製作)ウィリアム・ピーター・ブラッティ
(主)エレン・バースティン リンダ・ブレア マックス・フォン・シドー
日本初公開時には観れなかったし、TVでもいい加減に見てたので、今回、ディレクターズ・カット版を気合い入れて見てきました。
これは、オリジナル版に入れられなかったスパイダー・ウォークや悪霊の顔、原作者・ブラッティ自身の思い入れのあるシーン等を追加してるらしい。
年月経った為、70年代ファッション等がやけに面白かった。
内容は、ホラーと言うより愛の物語。思ってたよりも軽くない内容に満足しました。【ユナイテッド・シネマ】

エコール
INNOCENCE (04・ベルギー=仏)
(監・脚)ルシール・アザリロヴィック (原作)フランク・ヴェデキント
(主)ゾエ・オークレール ベランジェール・オーブルージュ リア・ブライダロリ マリオン・コティヤール エレーヌ・ドゥ・フジュロール
人里離れた森の中の静かな学校。そこでは13歳に満たない少女達が日々ダンスや勉強に励んでいた・・。
この世界・・少女が大人になる前のつかの間の世界って、割合、誰でもフツ〜にこう言う想像(発想)しちゃうのね、
・・って思った・・程度に、フツ〜だった・・・・のが、自分としては残念。一言で言えば、自分のフツ〜な想像を越えた何かが欲しかった。
映像も、意識し過ぎな部分が見えて、そのせいで、逆に美しさを感じない・・と言うか、
もはや、この程度で美しいとは感じない自分がそこに居た?・・と言うか、そう言う自分は、
もう一生、彼女らの舞台を拝む事なんて無理なのかもなぁ・・それは哀れな事?
いや、もしかしたら、自分も一応”女性”になる前に、そんな、”少女のフツ〜”を歩んで来た一人だから、今更感があったの・・かも?
つかの間を知らずして逃げ出す少女の自滅は痛かった。ビアンカの目に映った噴水も眩しすぎて目に痛かったけど、
こちらは心地よい様な、むずがゆい様な、奇妙な痛さで印象に残った。少女ではないコティヤールが一番美しかった(^^; 【DVD】

es (エス)
DAS EXPERIMENT (01・独)
(監)オリバー・ヒルツェヴィゲル (脚・原)マリオ・ジョルダーノ
(主)モーリツ・ブライプトロイ クリスティアン・ベッケル オリバー・ストコフスキー ユストゥス・フォン・ドーナニー ティモ・ディールケス
いやぁー恐いですねー!この実験の事は知っていましたし、この作品の事実な部分は少ないとは言え、人間が環境(設定された状況)によって、
こんなにもたやすく動かされてしまうとは・・。「何故、撃つんだ?」「・・わからない・・そんなつもりじゃなかった」あぁ〜・・脳が壊れてくぅ〜!
すぐにナチ政権を思い出しましたが(あ、これドイツ映画ですね)そこ迄考えなくても、実社会でもこう言うのってありますよね〜・・良く作用されれば、
”制服”で背筋も伸びるんでしょうが。(子供の写真を自慢する所や、ただの知人と友達の区別等、肯けたなぁ〜・・感性が近いのか?・笑)
作品としては、彼らの社会生活の部分や、彼女の存在など、イマイチ中途半端な感じもしましたがそれを差し引いても、
(特にクライマックスに続く監房場面は)緊迫感がもの凄く、面白かったです!
これを見て、自分なら「看守」か「囚人」のどっちならOKだろう?って、つい考えてしまった;;;
ところで、あのメガネは名探偵コナン君のと同じ物でしょうか?(笑)
・・・・・後にDVDで見たら、やけに暗いしよくわからんトコもあったりでかなりガッカリ。(T_T)
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
映画感想のつづき:(ーー;).。oO(想像編)
【もし自分が「囚人役」だったら】
基本的性格として⇒看守をからかう⇒看守の怒りをかってリンチ⇒銃殺される
意識して過ごしたら⇒何も考えない様に努力⇒思考力低下⇒
乱闘に巻き込まれても身を守れない⇒刺殺される
【もし「看守役」だったら・・】
基本的性格として⇒義務を果たさず囚人と遊ぶ⇒看守の怒りをかってリンチ⇒撲殺される
意識して過ごしたら⇒ひたすら仕事に専念⇒暴言・問題発言⇒
囚人の怨みをかってリンチ⇒絞殺される
・・・・・だめだ・・どの道でも命が・・ゞ( ̄∇ ̄;)  【シネテリエ天神】【DVD】

SF巨大生物の島
MYSTERIOUS ISLAND (61・英)
(監)サイ・エンドフィールド (原作)ジュール・ヴェルヌ
(主)マイケル・クレイグ ジョージ・グリーンウッド ハーバード・ロム
ドクターモローの島・・ってのもあった様な?昔TVで見た関連作がどれもいっしょくたになってますが・・( ̄∇ ̄;)
(これもモロー博士の作り出した、食糧危機に備えてのモノだったんだけど)まあ、子供時代を思い出す様な、懐かしい思いばかりで、
あのレイ・ハリーハウゼンの特殊撮影は、やっぱり夢があるよね〜(笑)とか思って、イジワルに突っ込むのもやめにしようと思う。
とは言え、背中にしょった巻貝は・・うーん・・とある生き物を連想して、ちょっと気持ち悪い。笑えるけど。( ̄∇ ̄;) 【BS】

SF/ボディ・スナッチャー
INVASION OF THE BODY SNAYCHERS (78・米)
(監)フィリップ・カウフマン (脚)W・D・リヒター (原作)ジャック・フィニー
(主)ドナルド・サザーランド ブルック・アダムス レナード・ニモイ ジェフ・ゴールドブラム ベロニカ・カートライト ロバート・デュヴァル
「ボディ・スナッチャー・恐怖の街」(未見)の78年のリメイク版。(93年のリメイク版「ボディ・スナッチャーズ」もある。)
キーファーの父・ドナルド・サザーランドや、懐かしの可愛い子ちゃん女優・ブルック・アダムス、
「スタートレック」の耳がとんがった人(名前忘れた;)のレナード・ニモイ、「エイリアン」で頑張ったベロニカ・カートライト、
若い時から大きくて場所取ってそうなジェフ・ゴールドブラム、そしてロバート・デュヴァル(説明ないんかい)等、
お馴染みの顔がこんなに出てるとは知らなかった。
ただ、公開時から、あの『人面犬』が気になってて気になってて・・(笑)
20年以上経った今頃、やっと「それ」を見ることが出来ました!(≧▽≦)ウレシ〜・・ほんの一瞬!・・だったけどね;;
どんどん身近な人たちが、ホンモノでなくなっていく様が異様で恐かったな・・こんななったら、とっとと変身(?)した方が
シアワセなんだろうか・・愛する人が先に異質なモノになったらショックでどうかなるかもしれんし・・汗;; 【ビデオ】

エスケイプ・フロム・トゥモロー
ESCAPE FROM TOMORROW (13・米)
 
 
(監・脚)ランディ・ムーア
(主)ロイ・エイブラムソン エレナ・シューバー カテリン・ロドリゲス ジャック・ダルトン アリソン・リーズ=テイラー
 
一家でディズニー・ワールド滞在中に突然会社からクビを言い渡されたランディ。
彼はそれを妻に隠したまま、この世界最大の夢の国で過ごす事に・・。

ディズニーに無許可でゲリラ撮影した事で話題となった・・と言うのは全然知らずに、
たまたま見た画像(頭が白いボールみたいなの)で興味がわいて鑑賞。
夢の国ディズニー・ワールドで楽しんで、さあ明日も元気いっぱい健全に生きて行きましょう〜♪
の真逆を行く、居れば居るだけネガティブになりそうなネズミー・ワールド。(笑)
邪悪なイッツアスモールワールド人形や、さまようプーさん♪にテンション上がったけど、
禁断の国?体験はオヤヂ目線でエロもっさり(造語)展開していったので、イマイチ、ノレるまでには至らなかった。
トホホな不思議体験には面白い物も、最後まで意味不明な物もあって、
ティンカーベルみたいな女の子や猫インフルinネズミー・ワールドには興味そそられたけど、
魔法使いのオバサンとかは、なんかテンポも悪いし小道具もわざとらしいし、つまらなかった。
で、一番「?」だったのは、まさしくあの頭が白いボールみたいな所で・・実際のドーム=頭=妄想世界なんだろな?
でも、博士?とのやりとりがよくワカラン。と言うか、このあたりちょっと退屈して眠くなって・・あんまり覚えてないけど。( ̄∇ ̄;
突然クビになった一家の大黒柱には、皆が明るく楽しむ素敵世界こそかえってヂゴク、って感じですかね?
ゲリラ撮影に関しては、ディズニーからは訴えられてはいないみたい。
まあ、子供向けの作品じゃないし、ディズニー程のレベルのファミリー楽園を元にしなければ生ぬるくなるテーマでもあるし、
意外と、なかなかやるな、って思われてたりして? (そう言ってる間に訴えられたらどうしよう・・笑)  【天神TOHO・ソラリア館】

エスケープ・ルーム
ESCAPE ROOM (17・米)
 
 
(監)ウィル・ワーニック
(主)エヴァン・ウィリアムズ アナベル・スティーヴンソン エリザベス・ハワー ダン・J・ジョンソン
   ジョン・レラルディ ケリー・デルソン ダレル・チャーニー キャシー・ダイアン・トムリン
 
レストランで仲間に誕生日を祝って貰うタイラー。恋人クリステンはプレゼントとしてあるイベントへの参加を持ちかける。
いつの頃からか、このテのホラーは掃いて捨てる程になったよね〜。
とは思えど、なぞなぞみたいなのから始まったから、ちょっとは違うテイストかと期待したんだけど・・
殺人鬼 VS 一休さん の期待、思いっきり空振り。(笑)
謎解きは割とスイスイ解いちゃうし、じゃあ友達装いながらその旦那誘惑する気満々な女とかいたし、
なにやらワケアリな関係がドラマ化するのかしら?と待ってても全然そうでもなかったし、
危なそうな器具とかもたいした事なかったし、せいぜい見せ場はドロドロとスパァーンくらいだったかな。
あの、手の所こそ何か使える道具探せば良かったのに。
登場人物も、タイラーは出だしからイヤな感じだったし、仲間達も特に自己紹介等なくて感情移入も出来ずで、
誰に対しても「助かって」ともさほど思えなかったので、あんまりドキドキハラハラもしなくて。
何故かヒロイン?が全裸と言うのも、自分にとってはサービスでもなんでもないし、
それよかあの男の某所につけた器具もっとハッチャけろよとか(爆)
何だか自分の”ご意見ご要望”には沿わない展開だったかな。
最初、主人公カップルのどちらかが仕組んでるな?って思ったけど、そうでもなかったのね???
タイラーに嫌気がさしたけど別れて貰えないクリステンの復讐かとも思ったんだけど。(ありきたりな想像・・笑)
で、ラストもイマイチ”ちょっと何言ってんだかわかんない” byサンド ・・状態。
皆とのおかしな関係を清算したかったんだろお前は、だから手助けしてやったのさ!・・ってコト?
清算と言うより凄惨だったけど。って言う、寒いダジャレのがまだマシな気が。(爆)
ところで、もしこんなイベントに誘われても、自分は絶〜っ対、参加しませんよ〜。こう見えても腰抜けなんでね!( ー`дー´)キリッ
で、あの一人だけ参加しなかった東洋系の女性は?彼女が怪しい?(もうどうでもええわー・・笑)    【DVD】
 

「エスター」シリーズ (←シリーズって言う程続くのか知らんし、もう無い様な気もするけど)
ORPHAN (09・米)
(監)ハウメ・コジェ=セラ (脚)デイヴィッド・レスリー・ジョンソン (原案)アレックス・メイス
(主)ベラ・ファーミガ ピーター・サースガード イザベル・フォアマン ジミー・ベネット アリアーナ・エンジニア CCH・パウンダー
初めてこの映画の宣伝画像を見た時、「この女の子の顔、インパクトあるなぁ〜」( ̄∇ ̄;)
・・と、公開を密かに楽しみにしていました。ちょっとアメリっぽい様な、イモトっぽい様な。(笑)
でも、本当は、彼女が一番似ていたのは・・・・・ああ〜ダメ!言っちゃダメ!ネタバレになるので言えないっっっ!でも言いたい〜っ!
その似ているヒトの画像もブログに貼りたい〜!でも貼れない〜ネタバレになるので貼れない〜っっっ!
ああ・・く、苦しいっ・・言いたい事を我慢するのがこんなに苦しいなんて・・
早く、【ネタバレあり】書きたいっ〜〜〜……(o_ _)o パタッ←先に書けばいいものを(爆)
・・と言う訳で、先にそっち、書いてきました。( ̄∇ ̄;)
何はともあれ、なかなか楽しめるホラー(なのかな?)作品でしたよ。
2人も子供がいる夫婦が、3人目を持てなかったからと言って、どうしてそんなにその愛情を他の人に注がないと気がすまないのかは
よく解らなかったけど(今居る2人に注げばいいのに〜って思ったもので)
夫婦仲のあれやこれやとか、エスターと子供達とのあれやこれやとか、男性・・もとい、子供への接し方のあれやこれやとか
思っていたよりもしっかりと描かれていたので、見終わった後には、ホラーじゃなくて、家族ドラマを観た様なキブンでした。
あの、青い眼がとてもキレイなファーミガがお母さん役だったのでちょっと驚いたけど・・いつの間にかもうそんな年齢になってたのね。(^^;
お父さんはサースガードだった〜出てるの知らなかったので得した〜。(←さり気なくファン)
そんな演技派な2人が夫婦役だった、って言うのも、この作品を、家族ドラマっぽく感じた原因かも?
そして、演技派と言えば・・やはり、主役のエスター!良かったです〜。また1つ、不思議な才能を発見?!(笑)
だいたいこの子って・・・・・・あっ・・いかんいかん、またネタバレ言いそうになった・・お口はミッフィーちゃん!!( ̄× ̄;)
エスターの絵画は面白かった!色んな面で色々うずまいてるよね・・(なんなんだ)
それと、口のきけないマックス・・とっても恐い目にあって・・その怯える表情は可哀相だったけど、反面、
迫真の演技ですごいなぁ〜・・とか感心しちゃった。( ̄∇ ̄;) お兄ちゃんは○○をチョメチョメされそうで怯えてたけど。(なんなんだ)
【以下、ネタバレあり!未見の方は絶対に読まないでね】
エスターの正体(?)が分かった時に、真っ先に連想したのは(似ていると思ったのは)
実は、たまみちゃんなのでした!!!ねぇ、似てるよね?!あ、顔って事じゃなくて、境遇が、って事よ!
あぁ〜、やっと言えた〜〜!あぁ〜〜すっきりぃ〜〜(* ̄∇ ̄*)
でも、「誰それ・・」とか言われたりして(爆)・・最近では、コナン君とか言った方が解り易いのかな?
恐ろしいエスターだったけど、でも実は、たまみちゃんと同じく、とっても辛い境遇だったのよね・・。
ちょっとでもそれを思うと、あのラスト、手放しで喜べない・・。(T_T)・・また、ホラーで泣く女・・・・・ 【ユナイテッド・シネマ−キャナル】

エスター ファースト・キル
ORPHAN: FIRST KILL (22・米)
 
 
(監)ウィリアム・ブレント・ベル (脚)デヴィッド・コッゲシャル (原案)デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
(原案・キャラクター創造)アレックス・メイス
(主)イザベル・ファーマン ジュリア・スタイルズ ロッシフ・サザーランド マシュー・アーロン・フィンラン ヒロ・カナガワ
 
エストニアの精神病院で殺人事件が起きた。
その後、アメリカのオルブライト一家は、4年前から行方不明になっている娘エスターが無事発見されたと言う連絡を受けるが・・

本作は「エスター」の14年ぶりの続編らしい。 え〜っ!「エスター」ってそんな前だった?!ほんの4〜5年前くらいじゃなかった〜?(@_@)
エスター役のイザベルちゃんは、やはりだいぶ大人びた顔立ちになってたけど、ぎりセーフって感じだったし、
とてもじゃないけど14年も経ってたとは思えなかったよ。(子供見えの為に今回は映像技術を取り入れていたとは言っても)
で、物語は・・エスターがフツーに成りすまして殺しまくるだけかと思ってたら(オイ) 
フツーそうな他の某キャラが思いがけず気合入ってて、想像のちょっと斜め向こうに引っ張ってくれたのが良かった。
と言うか、あの再会時の家族の態度はどう見ても変だったしね、おとなし過ぎて、何か隠してる?とは思ったけどね、
だってアメリカ人だよ? アメリカ人って喜怒哀楽バァーーーーン!じゃないの?それがアメリカ人でしょ?(注:勝手な印象です・・笑)
ただ、もう1人の誰かさんを守る為にああ言う事に・・と言うのには、もし自分が同じ立場だったらどうする?とか、ちょっと考えさせられもしたわ。
ホラーで考えさせられる女・・(´-ω-`) ←「1」ではホラーで泣いてた模様・・(´-ω-`)ふ
いや、でもさ、この子は娘じゃない!って突っぱねなかったのは何故?
ホラーで余計な事考えたくないので今更聞いてみるけど(笑)そう出来なかった理由ってあったっけ?
は言え、その某キャラの気合が、エスターとどっこいどっこいだったから面白く見られたとは思う〜。
似た者同士やんね、本当の親子以上に似た者親子!もうこの二人で世の中渡っていってもいいと思う。
”某キャラ”と伏せてたのについ”親子”と言ってしまった・・(´-ω-`)
久々のジュリア・スタイルズ、チョ〜お元気で何より。(笑)
刑事さんももっと活躍して欲しかったけど、出て来た瞬間に犠牲フラグが立ったよね〜。( ̄∇ ̄;
エスターのファッションはもうすっかり確立された感。個性的で可愛いよね。
あと、あのスムージーは見ただけで吐きそうやったわ。(バリウム?)   【Amazon】

エスター・カーン/めざめの時
ESTHER KAHN (00・仏=英)
(監・脚)アルノー・デプレシャン (原)アーサー・シモンズ
(主)サマー・フェニックス イアン・ホルム ファブリス・デブレシャン ラースロー・サボー エマニュエル・ドゥヴォス
常に人生を傍観していた彼女が思いがけない恋に苦悩しながら進んで行く様は、女性なら少なからず共感をおぼえるのではないだろうか?
でも、もう少し年齢的に早い時期に観ていたら、もっと感動したかな?
エスターは、あ○竹城(似)の彼女に嫉妬してたけど、エスターのが全く魅力的。
恋って一筋縄ではいかないね〜。恐くもある・・。それにしてもフェニックス兄妹って皆似てないですね〜・・【シネサロン・パヴェリア】

エステサロン/ヴィーナス・ビューティ
VENUS BEAUTE(INSTITUT) (99・仏)
(監・脚)トニー・マーシャル
(主)ナタリー・バイ サミュエル・ル・ビアン ビュル・オジェ ジャック・ボナフェ オドレィ・トトゥ
パリの街角のエステサロンで働くアンジェルは、過去の苦い恋愛経験から愛を信じられず、一夜限りの男を求めるだけの虚しい日々を送っていた。
ところがそんな彼女に一目ぼれしたと言う若い男が現れて・・

もっと脳天気なハッピー・ラブコメかと思ってたら、意外と大人なドロドロ感もあって、やっぱりフランス映画ね。(笑)
「ミスターグッドバーを探して」を思い出す・・と言っても、未見で粗筋しか知らんけど。
主人公アンジェルの気持ちとかよく解る部分が多くて共感もしたけど、ラストがちょっと・・。
てか、若い男(「愛してる、愛してない」のロイックだ。「ジェヴォーダンの獣」の主人公でもあったな。もうしっかり顔覚えたよ)の
元カノがあんな調子じゃ、喜ぶに喜べない・・。アンジェルの元カレの態度は、あれは冷たさなのか温かさなのか・・うーん、疑問だ。
でも考えても脱力するだけだからもうどうでもエエ存在って事か。(笑)
同僚の若い女の子マリーの交際を心配して覗き見してるアンジェルと若いカレのてん末には苦笑い。オイオイッ!(笑)
アンジェル役のナタリー・バイって有名だと思うんだけど、私にはちょっとミウミウとカブるんだよね。
マリー役はオドレィ・トトゥ。すっごく可愛いかった♪
最初のおさげ髪から、年配男と親密になるにつれてどんどん外見が女っぽく変わって行く様子が面白かった。
例の笑顔と、少ないセリフのその一言がさり気なく小悪魔。(笑) 【ビデオ】

エターナル・サンシャイン
ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND (04・米)
(監)ミシェル・ゴンドリー (脚)チャーリー・カウフマン (原案)チャーリー・カウフマン ミシェル・ゴンドリー ピエール・ビスマス
(主)ジム・キャリー ケイト・ウィンスレット キルスティン・ダンスト マーク・ラファロ イライジャ・ウッド トム・ウィルキンソン
カウフマン脚本、しかも面白かったのにラストでムカついたあの「ヒューマン・ネイチュア」のゴンドリー監督作・・
と言う事で、かなり構えて観たんだけど、
とってもシンプルで好感の持てる内容でした。あれっ・・いいの?これで?
ひねくれた(?)カウフマンがお好きな方には物足りないって言われるかもよー?ププッ ( ̄m ̄*)
ひねくれたは置いておいても(笑)本当の所は、私ももうちょっと深く入り組んだ展開を期待してた部分はあったし、
もっともっと心を掘り下げて欲しかったんだけど、でもこんなに率直でロマで・・な〜んか肌に合ったからOKよ!(笑)
ラストも簡単に言えば「平凡」なんだけど、見方を変えれば結構「
シニカル」で、これ以上の物はないと思う。
氷の上に寝そべるシーンが大好き!今まで「顔クドい」と言って苦手だったジムがえらくカッコ良く見えて( ̄∇ ̄;)
なんで〜?あんたホントにジム?目と目の間に肉がついて距離が出来たろ?小汚い所も素敵すぎ〜!( ̄∇ ̄;)
ケイトも、せっかちで一直線な所が他人とは思えず(爆)ハタからみたらきっとヤな女なんだろうな〜とか思いながらも
愛情いっぱいに見守ってしまいました。コロコロ変わる髪の色やファッションもとっても可愛いかった!
(カーテンがエスニック調のパッチに見えたけど、どうだったかな?・・人物に目がいってしっかり見れなかった;)
ある人に関して忘れたい事は沢山あっても、そんな事を全部抱えてこそ自分ってもんがあるんだしね・・悲しくてもアッタマ来ても、
年とればボケて忘れるだろうし・・じゃなくて〜・・( ̄∇ ̄;) そんなのを積み重ねていかなくては、いつまでたっても
フリダシから先に進めないよね。苦しまなければ脱皮も出来ないし、その後の爽快感もないと思う。
そして、それをかけがえのないモノだとちょっとでも思うなら、寛容な気持ちを持つ努力もいるんだろうね・・うーむ。
いくらどうこうされたってお互いに惹かれるモノだけはどうにもできない・・やっぱり恋ってそんなもんだよね。
いや、生物学的に言うと、DNA配列がお互いにかけ離れてる程惹かれ易い(より良い遺伝子を残そうとする為)って
データが出てるらしいけど、科学的に探り当てれない所にも絶対もっと神秘的な何かがあるかもしれないよね?
星の巡りとか生まれかわりとか・・細○数子の予言とかさぁ〜・・Σ\( ̄ー ̄;)チガウダロ
イライジャがなんともコスい役で・・しかもモミアゲがキモくて印象的だった。( ̄∇ ̄;)
沢山のポテトヘッドが出てきたので、ついにはマーク・ラファロまでもがポテトヘッドに見えてしまった。( ̄∇ ̄;) 【ユナイテッド・シネマ】
【追記:BBSでの某様へのレス】-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
ジム!_(T▽T)ノ彡☆なんかいい感じでしたよね。ケイトの髪&ファッションも見ていて面白かったし、性格よく表してたよね。
キキちゃん、あのシーン、不謹慎ながらもすごく楽しそうだったよね〜(爆)
キキちゃん、スレンダーでキレイだったしね♪一緒にいたのがポテトヘッド・・もとい、マーク・ラファロだったので
余計にスレンダーに見えたのかしらん?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
それからそれから、フロドフロド〜!(≧▽≦)もう彼には爆笑でしたよ〜。もう、世界を救ったお方から一転、**泥棒なんだもの〜(笑)
もみあげ・・キモかった・・しみじみ・・_(T▽T)ノ彡☆
でも、そんな彼らのキャラも面白くて実は気に入ってたりも(笑)これも嫌い嫌いも好き予備軍?(爆)
>嫌なことも楽しいことも、全部ひっくるめて
・・・・・そうだよね〜・・完璧な人なんていないしねぇ。嫌な事あっても、その倍くらい嫌な事し返してるかもしれないし・・って私だけか、これは。(汗)
顔のカップ!(≧▽≦)うんうん、あれも笑ったよ〜!良かったね〜。
あんなベタなもん、イマドキ作らないだろ〜!と思う反面、そんな『ベタ恋』でもさめる時が来るのね〜・・とか、
さめてもいいから『ベタ恋』経験してみたかったなぁ〜・・とか(笑)あのカップ一個で、私の脳内にも色んな想いが駆け巡りました。( ̄∇ ̄;)

EX〈エックス〉
EXTREME OPS (02・米)
(監)クリスチャン・デュゲイ (脚)マイケル・ゼイダン
(主)ジャナ・パラスキー デヴォン・サワ ジョー・アブソロム ルーファス・シーウェル ブリジット・ウィルソン・サンプラス
迫力ある滑降シーンをCMに取り入れる為にアルプスに入った製作クルー。しかしそこには武装テロリスト集団が潜んでいた・・。
雪山での迫力ある滑りが見所!・・なハズなんだけど、いつもカメラ持ってる人たちなので、それを見てる自分にも安心感があって、
ちょっとハラハラ感が少なかったな〜。雪山の危険シーンは「バーティカル・・」でも見たような映像だし;;でも、こう言うのはスクリーンだと
もっと面白かっただろうな。テロリストもさほど強くなかったし(^^;そう言う面ではちょっと物足りない部分もあったけど、クルー達は(脳天気だったけど)
それなりに好感の持てるヤツらでした。(ヤツら、って感じなの・笑)
べたつかない、青春っぽい恋愛関係&女の友情も良かったけど、女性同士でキスさせる・・これって何か意味あるのかな?結構クドかったぞ?
【以下ネタばれかも】
しかし、命かけてる場面で、「無事に生きて帰れたら交際してくれる?」とか聞かれるのってどうよ?なんとも思ってないヤツだったら困るんじゃ?( ̄∇ ̄;)
嫌いなヤツでも、命の問題だしなぁ〜・・とか。競技用で鍛えてきただけのいわゆるスポーツとしてのスキーと、大自然の中で自由に伸ばしてきた滑りとの
ギャップは面白かったです。思いやりある終わり方も良かった。ルーファスが出てたのもラッキーでした。(〃∇〃) 【DVD】

X エックス
X (22・米)
 
 
(監・脚・製)タイ・ウェスト (製作)ジェイコブ・ジャフケ ケヴィン・チューレン
(主)ミア・ゴス ジェナ・オルテガ マーティン・ヘンダーソン ブリタニー・スノウ オーウェン・キャンベル スティーヴン・ユール スコット・メスカディ
 
79年のテキサス。スターを夢見る女優マキシーンは学生監督達とポルノ映画の撮影の為にある農場を訪れる。
そこにはハワードとパールと言う老夫婦が暮らしていた。

まるで「悪魔のいけにえ」みたいな映像。妙なざらつきや明るさに引き込まれる。舞台が多分その頃だし、オマージュ?
とか思ってたら、他にもちらほら(がっつり?)他の映画のオマージュもあったわ。
で、内容はと言うと・・なんか老いた女性パールの哀れさがベッタリまとわりつくとでも言うか・・
いや、自分もそんな年代かもしれないってのもあって(そこまでトシ?!)でも彼女と同じに思われてもなぁ・・みたいな。(何歳だよ!)
撮影隊の作る映画がああ言う系ってのも、あの老女の気持ち(若い頃も)とリンクしてるんだろうし、
真面目な女性スタッフが段々その気になったりとかも女性の性への両極端な複雑な感情なんかが表れてて、この世界観としては伝わって来るんだけど、
撮影での頻繁な絡みシーンなんて見ててもそんなに面白くはないし、とにかく年老いた女の欲求不満が起こした惨劇・・みたいな所がなんかね。
いきなりズドン!とかはビックリしたけど、一番恐かったのはやっぱりアレね、アナベル人形みたいにしれっとおふとぅんに・・隣に・・の所。( ̄∇ ̄;
ノーモア!誰かさん! inおふとぅんっ!!! おふとぅん内は安心出来る所であって欲しいの・・( ;∀;)
主演のミア・ゴスはあのウナギ美女の女優さんね。最近グイグイ来てる?
で、後で知ったけど、老女の役も彼女だったらしい。物語内の写真なんかではそんな感じだったけど、実際演じてるのもそうだったとは。
(ドラマの「その女ジルバ」の池脇ちいちゃんみたいな感じで)
エンドロール終わる直前に帰る体勢になったら、すぐに何やらまた始まって慌てて椅子に座り直したけど、「2」の予告編だったわ。
老女パールの若かりし日!みたいな。てか早々に「2」まで・・やる気満々。ウナギ美女、やっぱグイグイ来とるな!?
【追記】 コレ「2」どころか「3」まであるらしい。パール婆ちゃん、令和のホラーアイコンとなりますかどうか?!(≧▽≦)    【中洲大洋】

XXY〜性の意思〜
XXY (07・アルゼンチン=スペイン)
 
(監・脚)ルシア・プエンソ
(主)リカルド・ダリン バレリア・ベルトゥチェッリ ヘルマン・パラシオス カロリーナ・ベレリッティ マルティン・ピロヤンスキー イネス・エフロン 
海洋学者の父と母と共にウルグアイへと引っ越してきた15歳の娘アレックス。
そこへ訪れた整形外科医一家の息子はアレックス一家が何か問題を抱えている事を感じ取る。
旧作はネタバレあり!未見の方は読まないでね!
・・って注意書きしてるんでハッキリ書いてしまうけど、
アレックスは両性具有だったの・・。
昔トヨエツが出てた星屑がなんちゃらってタイトルの作品にもそんな登場人物が居た様な?(記憶曖昧)
でも、本作は、それにしっかり切り込んだ問題作。
最初は普通に、女の子、として登場したアレックス。でも、同世代の子と関わるうちに、さり気なく、本当の自分はこうなんだ、と主張し始める。
女の子だったはずなのに・・男の子としての目覚めを迎え某と・・・・・そのシーンはかなり衝撃的。
アレックスの事だけならまだしも、某にとっても思いがけず望む方向に行ってしまって
それはそれで、ある意味ラッキー!(え) だったかもしれないけど;;
それを目撃したのが・・ねぇ・・ いやぁ・・もう、この上なく気まずいでしょう・・
いや、気まずいどころじゃない、混乱! ・・するよね・・。
でも、もはや、そう言うシーン見られて(あるいは見て)恥ずかしいとか言ってるレベルではない。
真面目に動揺するし、真面目に混乱するし、本当に心配し、愛する者の為に最良の道を考え込んでしまう。
性別ってもんが支配するこれからの人生を考え込んでしまう。
アレックスと某・・ 一緒に並んで座ってた光景は、何の違和感もなくとても自然に見えたわ。
これからは某も悩みながら生きていくのかな、と思うと、先の人生のラッキーも願わずにはいられない。
勿論、アレックスも・・。良い選択だったと思える様に。
親が生物学者なのは救いだったかも。いのち〜性・・を多方面からとらえる事が出来ると思うし。
・・でも、普通に生きてる人達でも、もしかしたら、自分が選んだ訳でもない性に縛られながら生きているのかもしれないね?
父親は「瞳の奥の秘密」のベンハミン役の俳優さんだったわ。「あっ、あの人!名前忘れたけどあの人!瞳の・・の人!」(笑)
・・ってすぐに判る個性的なお顔立ち。俳優ってそれ結構大事よね?記憶力ない観客には特に。(^^;  【BS】
 

X−ファイル ザ・ムービー
THE X-FILES:THE MOVIE (98・米)
 
(監)ロブ・ボウマン (脚)クリス・カーター
(主)デヴィッド・ドゥカヴニー ジリアン・アンダーソン ジョン・ネヴィル ウィリアム・B・デイヴィス ミッチ・ビレッジ
 
このTVのシリーズ、殆ど知らなくて・・もっとトンデモない方向に行くかと思ったら、割と普通のサスペンスっぽかった。
物語よりも、ビルでのドキドキとか広い畑でのドキドキとか・・部分的に、のが印象強かったな。【TV】 

X-ファイル:真実を求めて
THE X-FILES: I WANT TO BELIEVE (08・米)
 
 
(監・脚・製作)クリス・カーター (脚・製作)フランク・スポトニッツ
(主)デヴィッド・ドゥカヴニー ジリアン・アンダーソン アマンダ・ピート ビリー・コノリー アルフィン・”イグジビット”・ジョイナー ミッチ・ビレッジ
 
FBIをやめて医師としての使命を果たそうとする女医の方に感情移入〜。もはや、ドゥカブニーは・・あんまり用事ない?(笑)
不安な時って、何かにすがりたくはなるよね?それが怪しげな事ってわかっててもさ。
でも、不思議な事とか奇跡とか信じるのも悪い事じゃないよね。それで自分が自信もって前へ進めるなら。 【TV】 

X−MEN2
X-MEN2 (03・米)
(監・製作総指揮)ブライアン・シンガー (脚)ダン・ハリス マイケル・ドアティ
(主)パトリック・スチュワート ヒュー・ジャックマン イアン・マッケラン ファムケ・ヤンセン ハル・ベリー アンナ・パキン
 
「アンナ・パキンちゃんが出てる、ラッキー」なんて思ったら、「1」でも出てたわ・・( ̄∇ ̄;) ←メメ脳
と言う訳で「1」と比較は出来ませんが、ミュータントの心の人間的な部分がクローズアップされてた感じでした。
そもそもヒーローであるローガンが片思いってのもなかなか。あのミスティークでさえそんな感じでね。^_^;
ローガンとユリコの格闘シーンは面白かった。この東洋的な女優さんのキレは好きだなぁって思ったら、「スコーピオン・キング」にも出てて、
その時も同じ感想を持ってました。これからも注目したい女優さんですね。と言うか、ユリコよ、あんたはフレディかいっっ!
全体的に、女性が活躍してるなぁ〜!って印象も。 【ユナイテッド・シネマ】

XYZマーダーズ
CRIMEWAVE (85・米)
(監・脚)サム・ライミ (脚)ジョエル・コーエン イーサン・コーエン
(主)リード・バーニー シェリー・J・ウィルソン ブルース・キャンベル
コテコテのアメリカン・ジョーク満載?笑いのツボがそれ程合わず、フツーな顔して見てた様な。
唯一笑えたのは、すっかり忘れてた奥さんの箱詰め!これはエンドロール終わってからなのよね。
ちゃんと最後まで見た人だけへのオマケかな?しかし脚本がコーエン兄弟だったとは!( ̄∇ ̄;) 【ビデオ】

エッセンシャル・キリング
ESSENTIAL KILLING (10・ポーランド=ノルウェー=アイルランド=ハンガリー)
 
 
(監・脚・製作)イエジー・スコリモフスキ (脚・製作)エヴァ・ピャスコフスカ
(主)ヴィンセント・ギャロ エマニュエル・セニエ ザック・コーエン イフタック・オフィア ニコライ・クレーヴェ・ブロック 
   スティッグ・フローデ・ヘンリクセン
 
アフガニスタンで米兵を攻撃し彼らに拘束された1人の男。が、護送車の事故の混乱に紛れ、彼は雪深い森の中へと逃走する。
「この愛のために撃て」では、逃げる、撃つ、逃げる、撃つ・・とか歌いながら言ってましたが、
今度は、リズム取るヒマもなく、ひたすら逃げる、逃げる、逃げる、○う、逃げる、逃げる・・でしたね〜。(○う?)
最初は、敵対する国同士の殺し合い・・だったのが、ただひたすら逃げてる主人公をただひたすら見せられたら、
一体、なんで逃げてるのか、なんで追ってるのか、すら、漠然としてしまったよ。
ただ生きる為に己が食らってる虫と、生きているって次元に関してはなんら変わりない人間・・ただそれだけを見せられてる感じがしてね。
○う・・の所は、ちょっと、あんた、まさかそう言う事考えてないよね?やめてよね、しないよね?
・・ああーっ・・やっぱしたかー・・しちゃいましたかーー!・・なシーンでしたが、命の源をダイレクトに感じさせられる印象的なシーンでした。
まあ、フツーに考えると超キモいけどねー・・いくらギャロでも・・(ギャロだから?)
そんなこんなで・・あの家を出てからも、もう彼は一体どこに行くつもりなんだろう?
彼の目指す所は?いや、あの懐かしい風景でさえ既に夢・・?もはや目的などなく、ただそうやって前に進むしかないのかもしれない?
・・なんて、彼の状況が、人の一生と重なってみえたりもしたわ。
壮大な大自然の中で、ただ全身で前進(シャレでなく;爆)、そして言葉なく見つめるその先は一体何?・・なギャロ好演。
セリフない方がカッコいいのは、トヨ○ツと同じ?(なんて事を!)  【KBCシネマ】
 

悦楽共犯者
SPIKLENCI SLASTI/CONSPIRATORS OF PLEASURE (96・チェコ=英=スイス)
_(T▽T)ノ彡☆
(監・脚・製作・美術)ヤン・シュヴァンクマイエル
(主)ペトル・メイセル ガブリエラ・ヴィルヘルモア バルボラ・フルザノヴァ
( ̄∇ ̄;) こ、これはっ・・!最初から最後まで、いやぁ〜頑張ってますねー!と思わず声をかけたくなる様な、しかし決して声をかけてはいけない、
変・・もとい研究熱心な人々の真面目な快楽追究映画?!( ̄m ̄〃) エ○シーンもヤン先生独特のコミカルな演出が冴えていて笑える。
悦楽に浸る6人が微妙に絡み合ってる所もオカしい。誰でも自分だけの、他人の理解を超えた愉しみがあるんだろうな。( ̄∇ ̄;)
多分、多くの人が眉を しかめるであろうこの作品に、人間へのいとおしさを感じてしまった私って・・( ̄∇ ̄;) 【ビデオ】

悦楽晩餐会・または誰と寝るかという重要な問題
ROSSINI ODER DIE MORDERISCHE FRAGE,WER MIT WEM SCHLIEF (96・独)
(監・脚・製作)ヘルムート・ディトール (脚)パトリック・ジュースキント
(主)ゲッツ・ゲオルゲ マリオ・アドルフ ハイナー・ラウターバッハ グートルン・ラントグレーベ ヴェロニカ・ファレス ヨアヒム・クロール
   ハンネローレ・ホーガー アルミン・ローデ
高級イタリアン料理店「ロッシーニ」を舞台に、映画スタッフや原作者などが愛と欲望を絡ませあう群像コメディ(?)。
タイトルだけで何故かイタリア映画だと思っていた私・・しっかりドイツ映画で、お馴染みの顔(ヨアヒムさんとか)も出てたせいか、
安心してすんなりこの世界に溶け込めました。(^^ゞドイツが誇るベストセラー「ローレライ」・・ってコテコテ。(笑)
リアル世界では生きられない原作者に代表される様に、皆一生懸命なのにどこか夢の中の様に全てが儚く感じられる。
レストランの照明に文句つけたヴァレリーの言葉・・「お肌が死人みたい」は皮肉ね。全くその通りで・・美女でも
崖っぷち感じる年令って悲しいね(^^;群像劇は其々のキャラの個性も見所。殆どみんな面白かったけど、
”白雪姫”には金髪以外あまり魅力感じなかったのがちと残念。 【BS】

エディット・ピアフ〜愛の賛歌
LA MOME / THE PASSIONATE LIFE OF EDITH PIAF / LA VIE EN ROSE (07・仏=英=チェコ)
(監・脚本)オリヴィエ・ダアン
(主)マリオン・コティヤール シルヴィ・テステュー エマニュエル・セリエ パスカル・グレゴリー ジェラール・ドパルデュー 
   ジャン=ポール・ルーヴ ジャン=ピエール・マルタンス マルク・バルベ クロチルド・クロー カトリーヌ・アレグレ
実は私、その昔に映画化された『愛の賛歌』を劇場で観ているんです・・えっ?音楽に疎いくせにナゼ?
実は私、それを観る前(ローティーン時代)ちょっとだけシャンソンにハマってて、周囲のみんながジャニーズの誰やらに夢中な頃、
1人だけ密かに、パタン〜パダン〜♪なんて口ずさんでたりもして・・;;いや、一番お気に入りは、ジローの桜林檎だったけど。(^^;
まぁそう言う訳で今回またピアフの映画が出来たと言うのを聞き、えらく懐かしい感じがして、それに主演がマリオン!だと言うので、
思わず劇場まで足を運んでしまいました。だってさ、その実、昔の『愛の賛歌』は全然覚えてなくってさ←やっぱりそんな事かい!
でも、覚えてない割には、なんだかココロに迫った作品だったらしく、上映が済んでから、そこの映画館に頼み込んで、
ポスターを譲って貰ったんですよ。それはハッキリ覚えてます!(今だったらそんなん絶対譲ってなんかくれないよね?
そんな時代、良かったな・・笑)そんなこんなで、今回の映画の内容にもとても興味を持った次第。
前置き長くなったけど(^^; 今回の内容はピアフの一直線の歌人生を、所々立ち止まったり振り返ったりして描いていました。
・・って、大抵の偉人モノはそうなんだろうけど、なんか前観たのとちょっと感じが違う気がして、後で昔の『愛の賛歌』のパンフを
引っ張り出して確認してみたら、ちょっと違うも何も、全然違ってた!だって前のは、今回最後の方でだけ、しかもほんの一言程度
しか語られなかった、有名になる前の極めて私的な生活!こそがメインな物語だったんですから〜。道理で私の記憶の映像が
舞台でなく石畳!なハズだわ・・(^^;なので
今回はリメイクではなく、また新たなピアフの人生物語を観る事が出来たと言う印象
その力強い歌声に新たに魅せられました。なんで普段はあんな声なのに歌になると変わるの?アンタは浜崎あ○みかいっ!
いやいや、そのダミ声からして、
おフランスの美空ひ○り?!とかも思ってしまいましたが。(笑)
しかし、歌以外の所ではその声に、正直ちょっと疲れたりも・・。それに、やたらと時間が交差するので、最初のうちはちょっと
まとまりに欠けてて気分が乗れなかったな。けれど、実際、彼女はあのテンションの高さから周囲を疲れさせていた・・なんて
言われてるし、そう言う意味ではとってもリアル?!(^^; 演じたマリオンも、えっ?ホントにマリオン?って位の変身ぶりで、
歌声はもちろん吹き替えなんだろうけど、全く違和感のない体当たり演技で目を見張ってしまいました。
プライベートでは有り得ない位の悲惨な経験をし、若くして既に老人の様になってしまったピアフ・・だけど、
曲の中の魂は本当に
時代を越えていき続けているよね・・特に「水に流して」など、その力強さに励まされる思い。
それにしても、心から愛した**と**の名前が同じって言うのは・・なんか本当に劇的・・。どんなに悲惨な出来事に遭遇しても
神への感謝を忘れず前を向いて突っ走れた陰にはいつも、幼い日に愛を注いでくれたティティーヌが居たのかもしれないね?
ああ、もう少し彼女に時間があればなぁ・・と、ファンとしてと言うより、1女性として思わずにはいられなかったわ・・。
【追記】そう言えば、ココロの映画、『白い家の少女』のポスターも、上映終了後に劇場にお願いしてタダで貰った記憶が・・( ̄∇ ̄;)
  変ね〜・・こんなにシャイでおとなしい自分なのに、そんな事2度もするなんて・・。”感動”は人を行動に走らせるのね! 【ユナイテッド・シネマ】

エデンより彼方に
FAR FROM HEAVEN (02・米)
(監・脚)トッド・ヘインズ (撮影)エドワード・ラックマン (美術)マーク・フリードバーグ
(主)ジュリアン・ムーア デニス・クエイド デニス・ヘイスバード パトリシア・クラークソン
今、みんなは幸せなのかな?・・自分は幸せなのかな?・・幸せは掴むもの、とは言うけれど・・。
誰もが羨む、いいとこの奥様、しかも美人で賢くて・・愛する夫と可愛い子供・・そしてそして・・
「誰もが羨む」って書いたけど、本当に羨ましい?こう言うイメージって。私には「そして」の後が続かない・・。
ただ感じたのは、その根底にある物を見極めないと、そんな形&イメージに乗っかるだけじゃ、いつかそこから振り落とされてしまう、と言う事だけ。
潔く振り落とされ、自分のプライドを懸けて生きていく自信はあるか・・?
ジュリアン演じるキャシーの一生懸命さが、全然胡散臭くなく、素直で自然で、とても品があって良かった。心を許し合える誰かと出会えるって幸せよね。
でもそれが、理不尽な常識に壊されるしかないなんて・・。人生の実り豊かな季節を満面の笑顔で過ごした彼女に訪れた冬は、あまりに冷たすぎたと思う。
けれど、歩み始めたら必ず暖かい春がやってくる・・そんな優しさを最後に見せてくれたラストが心に残る。
カラーインクで描いた様な鮮やかな紅葉が素晴らしく綺麗だった。奥様方のファッションも負けじ劣らじ、だが、背景に溶け込むその色合いは
あくまでも曖昧で・・キャシーの張り詰めた表情が、より際立つ印象を受けた。【シネテリエ天神】

エド・ウッド
ED WOOD (94・米)
(監)ティム・バートン (脚)スコット・アレクサンダー ラリー・カラゼウスキー
(主)ジョニー・デップ マーティン・ランドー サラ・ジェシカ・パーカー パトリシア・アークエット ジェフリー・ジョーンズ ビル・マーレイ
最初、エド(デップ)の口元見てるだけで引きつりそうになったけど(笑)なんとも温かい作品で面白かったです。映画作りの話だしね〜。
その楽しさや苦労なんかが、ひしひしと伝わって来たし、B級映画独特のオチャメさが雰囲気を明るくしていたよ・・って、実話がベースなのね。
老俳優との友情には涙してしまったし、あの土砂降りでのプロポーズには、結婚は墓場よ!な口をも黙らせる程のロマ・パワーがあってウットリ。(笑)
不気味な妖艶さを漂わせるリサ・マリー・・これで「マーズアタック!」のガム美女が納得出来たわ〜。(笑)
でも「スリーピー・ホロウ」では、イカボットの美しく優しい母親だったよね?( ̄∇ ̄;) ティムらしくていいわ〜。(どう言う意味)【ビデオ】

江戸川乱歩の 陰獣
 (77・日本)
 
 
(監・脚)加藤泰 (脚)仲倉重郎 (原作)江戸川乱歩
(主)あおい輝彦 香山美子 若山富三郎 大友柳太朗 川津祐介 加賀まりこ 倍賞美津子 
   田口久美 中山仁 仲谷昇 野際陽子 尾藤イサオ 藤岡琢也 菅井きん 花柳幻舟
 
香山美子ってこんなエ・・もとい、妖艶な役もしてたのね、全然知らなかった。普通に「きれいなおばさま」と言う印象しかなかったので。
背景もファッションも時代的にか和と洋がミックスされていて不思議な雰囲気。
全て彼女がやった事と言うのはだいたい想像がついたけど、登場人物の顔がイマイチ区別つけにくかったので
話がスムーズに入ってこなかったのがちょっと残念だった。  【CS】

エドtv
EDTV (99・米)
(監・製作)ロン・ハワード (脚)ローウェル・ガンツ ババルー・マンデル
(主)マシュー・マコノヒー ジェナ・エルフマン デニス・ホッパー ウディ・ハレルソン
一般人の生活を24時間テレビ放送する、と言う企画に起用されたエド。彼と、その周りの人たちに起こるハプニングを皮肉を交えて描いている。
元々私は、人のプライバシーにたいして興味がないので、知らない人のこんな番組が高視聴率を取ると言う事自体、ピンとは来ないけど、
それでも、他人が何らかの形で、自分と同じ様な事をしてたり、悩んでたりしてるのが分かったら、急激に興味がわいてくると言うのも事実。
知りたい気持ちと、見せるなよー、もういい加減・・って気持ち、両方かもね。
エドの冴えない彼女、どっかで見たな〜と思ったら「僕たちのアナ・バナナ」の颯爽としたヒロインでした!びっくり。女優やなぁー!全然違うやん!(笑)
それにしても、こんなどこにでもTVカメラがある世の中って嫌ですねー。うつりたい人ばかりじゃないのに・・。
昨日、通りがかりにTVカメラを見つけ、「いきますよー、3.2.1・・」の合図で、思わずダッシュしてその場を離れた私です。【DVD】

エトワール
TOUT PRES DES ETOILES (00・仏)
(監・撮影)ニルス・ダヴェルニエ
(主)エリザベット・プラテル オーレリ・デュポン マリ=アニエス・ジロ ウィルフリード・ロモリ ミテキ・クドー 他
わずかな者のみが到達出来るエトワール(最高位)。その過酷な中で、それぞれのダンサー達が胸に秘めている思いや葛藤・・・
自分としては、かなり興味深かったので、もっと長くても、延々インタビューが続いても飽きないで観れたと思う。いや、もっともっと彼らの思いを
聞きたいと思った。一つの問題に関してもそれぞれの真っ直ぐな思いがヒシヒシと感じられるので、どれ程のドラマが存在する事か。
精神と肉体との反比例、連帯感と孤独、犠牲と自由・・。
モノクロのカット映像が、その短い命を象徴している様にも思える。そしてとても美しい。【シネテリエ天神】

      

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