2012年 rambling rose映画賞


皆様、いつも当サイトにお越しいただき、どうも有難うございます。
大変遅くなりましたが、恒例のrambling rose映画賞=通称つるデミー賞を発表致します〜〜(^o^)

毎度の事ですが、劇場で鑑賞した新作映画に限ります。
なので、対象作品のハバもあまり広くありませんが、
その中で・・と言う事で・・ヨロシク!!!

あ、そう言えば、某旬報のベストは今回は見ていないけど、きっと今回も殆ど同じモノはないでしょう〜。
某デミー賞ともかけ離れています!(`・ω・´ )シャキーン


※これまでのつるデミー賞はこちら
(09年〜11年の詳細はarchivesからどうぞ。)


【作品賞】(毎年3本・鑑賞順) 
灼熱の魂

(監・脚)ドゥニ・ヴィルヌーヴ (原作戯曲)ワジ・ムアウッド
(主)ルブナ・アザバル メリッサ・デゾルモー=プーラン マキシム・ゴーデッド


★一言・・
魂が震えた・・。
(2011年と2012年をまたいで公開されていましたが
自分は2012年になって鑑賞したので・・。)
 
少年は残酷な弓を射る

(監・脚・製作総指揮)リン・ラムジー (脚)ローリー・スチュワート・キニア 
(原作)ライオネル・シュライバー
(主)ティルダ・スウィントン ジョン・C・ライリー エズラ・ミラー


★二言・・
恐ぇぇぇ。
親になる覚悟オールレディ?
 
チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜

(監・原作)マルジャン・サトラピ (監)ヴァンサン・パロノー
(主)マチュー・アマルリック マリア・デ・メディロス ゴルシフテ・ファラハニ


★三言・・
人生自己中。
人生ごった煮。
人生反則スレスレ。
 


【最終選考まで残った作品】(順不同)


「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
「アニマル・キングダム」
「メランコリア」
「ミッドナイト・イン・パリ」
「鍵泥棒のメソッド」


★なんかどれも良かったですね〜。3本選ぶのに苦労しました。
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は、原作読みたくなったくらいだし、
「アニマル・キングダム」は、目いっぱい好き路線。
「メランコリア」もその世界観がラースそのものでステキだったし(笑)
「ミッドナイト・イン・パリ」は、色んな人にオススメしたい。
「鍵泥棒のメソッド」は良く出来てたに加えて気持ちのいい作品でした。

★特に気に入った作品は、ブログでは「つるツボ」に入れていますが、
「預言者」、「私が、生きる肌」・・など・・
その他にも・・
「アルゴ」、「思秋期」
・・などなど・・面白かったのは沢山ありました〜。

★そして、2012年を語る上で絶対にハズせないのが、
「アーティスト」、「最強のふたり」
「ドラゴン・タトゥーの女」、「ダークナイト ライジング」
「ヒューゴの不思議な発明」、「別離」
・・あたりかな?
「サラの鍵」や「ファミリー・ツリー」などもさり気なく良い作品でしたね。



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【監督賞】 
リン・ラムジー  「少年は残酷な弓を射る」

★久々のラムジー監督作でしたが、期待以上の面白さ、
より一層、監督らしさが凝縮されていて素晴らしかったです。


【次点】
内田けんじ 「鍵泥棒のメソッド」

 
【男優賞】 
 マチュー・アマルリック  「チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜」

★この超自己中な芸術家が目の前を歩いていたら足をひっかけてやるわ!
・・などと、親近感がわいたので。大好きです。(笑)


【次点】
マイケル・ファスベンダー 「SHAME-シェイム-」「プロメテウス」「危険なメソッド」


【女優賞】
 ティルダ・スウィントン  「少年は残酷な弓を射る」

★またしても、あまり好きじゃなかった女優さんが、好きに変わった瞬間。
今年、文句なしのダントツでした。



【次点】
キルステン・ダンスト 「メランコリア」


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★例によって・・恐い系・・★
←可愛い〜♪

今年はがっつりホラーと言うのは観ていないですね。
「ドリーム・ハウス」は恐そうにみせてのあったか切ないドラマだったし、
「ボディ・ハント」はサイコだけど青春&親子モノの印象も強くて。
でも、心理ドラマ系の「少年は残酷な弓を射る」
恋愛系の「パーフェクト・センス」は、よくあるホラーよりもある意味相当恐かった。
あっ、究極は「メランコリア」かも・・究極ラース系・・(^^;


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【各賞】 
【笑った〜で賞】

「鍵泥棒のメソッド」
★些細なことが可笑しくてたまらんかッたー。
笑いのツボ押しされて心地良かったです。


【次点】
「おとなのけんか」
★殆どは、苦笑でしたが。(≧∇≦)
ケイタイとゲ○が忘れられん。
 【泣いた・・で賞】

「チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜」
★クドい様ですが、
反則スレスレに素直に泣いてやりました。(笑)

【次点】
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
★観終ったあと、このタイトルの素晴らしさにも涙・・。
気が付かない所に気付ける人になりたい・・(爆)


【ナイス・ガイで賞】

「ドラゴン・タトゥーの女」のミカエル。
★ボコボコにされるアナタに胸キュン。
クレイグに目覚めさせられた罪作りな作品。

【次点】
「最強のふたり」のドリス。
★性格がクリーンな所が良いね。
顔も、写真で見るより、動いてるの見た方が断然良かった。
見合い向きじゃない。(謎)
 【素敵な女性で賞】

「ドラゴン・タトゥーの女」のリスベット。
★オリジナルとの比較で賛否はありましたが・・
このリスベットは可愛い過ぎて、
女であってもカノジョにしたくなったくらい。

【次点】
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の**。
↑ネタバレかもしれないんで、プチ伏字で(^^;
これはもう、素敵とか通り越して
ただただスゴイなぁ・・と感心するのみ。
気が付かない所に気付ける人になりたい・・
(↑姑?シックス・センス?)

 【ナイス・キャラで賞】

「宇宙人ポール」のポール。
★瞳が美しいので・・。
うざかったら目に指を入れる。と言うか入れてみたい。

【次点】
「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャン。
ポールの後に挙げるのもナンですが;;
彼はもう、不滅のキャラですからね・・
一応ココでも推薦しておかなくては。(*^-^)ニコ
 【誰かコイツを止めてくれ〜!賞】

「私が、生きる肌」の外科医。
★彼女の気持ちを代弁してみました。
自分としては、放し飼いでも良いかと・・
コイツの偉業をもっと他にも見てみたい気もして・・。

【次点】
「SHAME-シェイム-」のブランドン。
★「誰かオレを泊めてくれ〜!」
・・が正しいのかも。

 【チームワーク賞】

「おとなのけんか」の皆さん。
★誰かこいつらを止めてくれ〜?
こいつらこそ、どっかに収容してください。
しかし、みんな芸達者で素晴らしかった!

【次点】
「アニマル・キングダム」の皆さん。
仕切ってる人の顔が恐かったので。
離れたくても離れられないチームなんでしょうが・・。

 【映像に魅入ったで賞】

「メランコリア」
★魅入ってる間に気が付いたら何もかもが・・。
ラース的美意識に惚れ惚れ。

【次点】
「チキンとプラム〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜」
★漫画家である監督らしさが沢山詰まった
凝った映像が楽しかったです。


 【それ、役得だろ!賞】

「昼下がり、ローマの恋」のデ・ニーロ。
★この日の為に、長年、俳優を頑張りまちた!?
その甘い汁を「思秋期」のミュランにも・・どーかひとつ・・!

【次点】
「アルゴ」のベン・アフレック。
★監督として素晴らしいベン。
しかし、主演の味はまた別物・・らしい。
ごめん、ベンって、絶対ツッコミたくなる1人なもんで。(笑)
【Z賞(いわゆる残念賞)】

今年は、特につまらなかった〜って作品はありませんでした。
少々期待外れでも、それなりに楽しめる部分もあって。


ただ、ある映画(1本ではない)については、公開される前に
製作関係者の発言や宣伝等に不信感を与えられ、
せっかく興味を持って楽しみにしていた作品なのに
映画館まで足を運ぶのを躊躇してしまったものがありました。
作り手の主義・思想を全否定するものではありませんし、
映画が興行的な物である以上、仕方のない事もあるんでしょうが・・
なので、今回は、
それらの観なかった作品にZ賞を差し上げます。

(この話はここまでで。)



 

【ファッション賞】

「ドライヴ」の彼。
★背中に大きな蠍、そして小物はくわえ楊枝、
・・と、永遠の意味不明ファッションを
何の迷いもなく自分のモノにしていたのが素晴らしかったので。
最近は、背中だけでなく胸にも蠍が・・?!
↑証拠画像。( ̄□ ̄

【次点】
「ドライヴ」の彼女。
★いや、こちらはシンプルな中にも可愛さのある、
マジ素敵ファッションだったので。
あ、ライアンもマジ素敵よ〜〜(^Д^)ギャハ
【音楽賞】

「セブン・デイズ・イン・ハバナ」のおっさん。
★生活に馴染んだ、気負いない音楽、
名もない・・でなく、タイトルを知らない(汗)音楽に
心つかまれたひと時でした。

【次点】
「レ・ミゼラブル」
★とにかく、俳優の皆さんの歌声がステキだったので。





・・以上、2012年のつるデミー賞でした(^o^)

今回もお付き合い、有難うございました。
引き続き、2013年もどうぞ宜しくお願い致します。

また素敵な作品に沢山出会えます様に!




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